JPH0437781A - 現像装置の現像剤交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電子写真方式の複写機およびプリンター等に
おいて、現像装置内の寿命のきた現像剤を交換する現像
剤交換装置に関する。

〈従来技術〉 従来、電子写真方式の画像形成装置において、現像に用
いられる現像剤は、用紙が数十枚から数十方杖程度現像
されると寿命となり、画質が低下したり、現像剤が飛散
して装置本体内部を汚染しｔ二りする。

その１こめ、寿命のきた現像剤を交換する必要がある。

そこで、寿命のきた現像剤を回収するための現像剤回収
装置として、以下に示す技術が開示されている。

現像剤回収装置の従来例１として、特開昭５４１１１３
５４号公報には、現像槽の循環路中に回収容器を配し、
現像槽の底部に残留した現像剤は磁石で回収する技術が
開示されている。また、実公昭５７−５５６２３号公報
も磁石を移動させて現像剤を回収するものである。

従来例２として、特開昭６０−２３９７７５号公報は、
凹状のキャッチパンを現像槽の下方に設けて、現像剤を
キャッチパンで受けて回収容器に回収するものである。

従来例３として、特開昭６０−１０７０５７号公報は、
現像剤循環部の全長にわたって現像槽の底部のシャッタ
ーを開き、現像剤を現像槽の底部に着脱自在な回収容器
に回収するものである。

〈　発明が解決しようとする課題　〉 上記従来例１において、現像槽の底部に残留した現像剤
を完全に回収することはできない。また、現像剤の回収
作業はサービスマンが行なわなければならず、手間やコ
ストがかかる。

従来例２では、キャッチパンで現像剤を一旦受けるため
、現像剤が飛散する恐れがあり、装置本体内部を汚すこ
とがある。

従来例３では、現像剤を回収するとき、シャッターを手
動で水平方向に開閉しなければならないので、作業が繁
雑になったり、シャッターに付着した現像剤がこぼれ落
ちて、周りを汚すことがある。

本発明は、上記に鑑み、寿命のきた現像剤の回収をユー
ザーが手間をかけることなく、しかも汚れることなく容
易に行なうことができる現像装置の現像剤回収装置の提
供を目的とする。

〈　課題を解決するための手段　〉 本発明による課題解決手段は、第１図〜第５図の如く、
現像槽ｌに、現像ローラ２および攪拌ローラ３が回転自
在に内装され、現像槽１の上部に現像剤補給機構４が設
けられた現像装置において、現像槽ｌの底部に現像剤排
出口５が形成され、該排出口５を開閉自在とする蓋６が
設けられ、光査６に現像剤回収用掻取部７が形成され、
前記蓋６を現像剤交換時の排出口５を開放して前記掻取
部７を現像ローラ２に当接させる現像剤回収姿勢Ａと、
現像動作時に排出口５を閉鎖して前記掻取部７により現
像剤８の流れを規制させる現像剤攪拌姿勢Ｂとに切換制
御する交換制御部９が設けられたものである。

〈作用〉 上記課題解決手段において、現像剤の交換時期に達する
と、第３図の如く、交換制御部９により蓋６が現像剤攪
拌姿勢Ｂから現像剤回収姿勢Ａに切換ねる。

すると、排出口５は開放され、掻取部７か現像ローラ２
に当接した状態となり、現像ローラ２に吸着された現像
剤８は掻取部７に掻き落とされ排出口５から排出される
。

次に、第４図の如く、蓋６を現像剤回収姿勢Ａから現像
剤攪拌姿勢Ｂに切換え、排出口５を閉鎖する。この後、
第５図の如く、現像剤補給機構４により現像剤が現像槽
ｌ内に補給される。

したがって、ユーザーは簡単な動作をするだけで、現像
剤の回収から補給までが自動に行なわれ、ユーザーでも
現像剤の交換をすることができる。

そのため、従来のサービスマンに依頼していた交換の手
間と時間とを簡略化することができる。

また、蓋６に一体形成された掻取部７は、現像動作時に
は、現像剤を攪拌させるため、現像槽ｌの底に溜まる現
像剤を減らすことが可能となり、現像剤の長寿命化を図
ることができる。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明の一実施例を示す現像装置の断面図、第２
図は同じく制御ブロック図、第３図は現像剤回収時の現
像装置の断面図、第４図は現像剤回収後の現像装置の断
面図、第５図は現像剤補給時の現像装置の断面図である
。

本実施例の現像装置は、現像槽ｌに、現像ローラ２およ
び攪拌ローラ３が回転自在に内装され、現像Ｉ！ｌの上
部に現像剤補給機構４が設けられている。

そして、現像剤交換装置は、現像槽１の底部に現像剤排
出口５が形成され、該排出口５を開閉自在とする蓋６が
設けられ、光査６に現像剤回収用掻取部７が形成され、
前記Ｍ６を現像剤交換時の排出口５を開放して前記掻取
部７を現像ローラ２に当接させる現像剤回収姿勢Ａと、
現像動作時に排出口５を閉鎖して前記掻取部７により現
像剤８の流れを規制させる現像剤攪拌姿勢Ｂとに切換制
御する交換制御部９が設けられたものである。

前記現像槽ｌは、第１図の如く、感光体りに面した側面
に軸方向に沿って開口ＩＯが形成され、開口１０側に前
記現像ローラ２が配され、その反対側に前記攪拌ローラ
３が配されており、図中矢印で示す方向に回転駆動され
る。そして、攪拌ローラ３の上方にトナー補給槽１１が
装着されている。

また、現像ローラ２と攪拌ローラ３との間の上方に、現
像剤補給口４ａが開口され、該現像剤補給口４ａに前記
現像剤補給機構４か配され、該現像剤補給機構４は、現
像槽ｌに着脱自在に装着された現像剤カートリッジ１２
と、前記現像剤補給口４ａを開閉自在とする現像剤投入
蓋１３とからなる。

前記カートリッジ１２は、下面が開口された箱形状で、
その下面はノール材１４により仕切られており、新しい
現像剤９ａが密閉されている。なお、ノール材１４はカ
ートリッジ１２の現像槽ｌへの装着時に引き抜いておく
。また、前記投入蓋１３は、現像槽１の土壁内面に開閉
軸１５に支持されており、投入蓋１３を下方向に回動さ
せることにより現像剤補給口４ａを開放するよう開閉軸
１５はモータ等により回転駆動される。

前記排出口５は、現像ローラ２と攪拌ローラ３との間で
現像槽ｌの底壁に軸方向に沿って形成されている。そし
て、前記排出口５を覆うように現像槽１の下部に回収容
器１６が着脱自在に装着されている。

該回収容器１６は、空になった前記現像剤カートリッジ
１２を現像剤補給口４ａの位置から排出口５の位置に移
し変えたものである。

前記蓋６は、現像槽ｌの底壁に回動自在に支持された回
転軸１７に取付けられ、前記排出口５の現像槽ｌより外
面側に配されている。そして、蓋６の回転軸１７側に現
像槽ｌの内側に向かって直角に前記掻取部７が突設され
ている。該掻取部７には、軸方向に沿った長孔１８が穿
設されている。

また、掻取部７の高さは、現像剤回収姿勢Ａにおいて現
像ローラ２に当接し、現像剤攪拌姿勢Ｂにおいて現像剤
の流れを上方に変えて攪拌できるだけの高さとされる。

前記交換制御部９は、マイクロコンピュータからなり、
現像剤交換スイッチ１９のオンにより、市Ｊ記回転軸Ｉ
７を駆動して排出口５を閉しろ現像剤攪拌姿勢Ｂから排
出口５を開放する現像剤回収姿勢Ａに蓋６を切換えて、
前記攪拌ローラ３および攪拌ローラ３を一定時間だけ回
転駆動する現像剤回収機能と、現像剤の回収後にＭ６を
現像剤回収姿勢Ａから現像剤攪拌姿勢已に切換えて前記
開閉軸１５を駆動して投入！＋３を開姿勢させると同時
に、前記現像ローラ２および攪拌ローラ３を一定時間だ
け回転駆動する現像剤補給機能とを有している。また、
交換制御部９には、現像転写された用紙の枚数をカウン
トすることにより現像剤の寿命に設定された枚数に達す
ると現像剤の交換時期を表示する機能と、現像剤の回収
から補給までの一連の交換動作が終了したことを表示す
る機能も有せしめられている。

なお、第１図中、２０はドクターである。

上記構成において、現像動作が続けられ、現像剤の交換
時期に達すると表示される。そして、ユーザーが現像剤
交換スイッチ１９をオンすると、第３図の如く、交換制
御部９により回転軸１７が回動され、蓋６を現像剤攪拌
姿勢Ｂから現像剤回収姿勢Ａに切換える。同時に現像ロ
ーラ２および攪拌ローラ３を回転駆動する。

すると、排出口５は開放され、掻取部７が現像ローラ２
に当接した状態となり、現像ローラ２に吸着された現像
剤８は掻取ｗＩ７に掻き落とされ排出口５から回収容器
１６に落下する。また、攪拌ローラ３により現像ローラ
２側に搬送された現像剤８は、一部は現像ローラ２に吸
着され、残りは掻取部７の長孔１８を通り抜けて排出口
５から回収容器１６に落下する。

以上の動作を現像槽１の古い現像剤８ｂが回収される間
だけ行ない、第４図の如く、回転軸１７を回動してＭ６
を現像剤回収姿勢Ａから現像剤攪拌姿勢已に切換え、排
出口５を開繊する。

この後、第５図の如く、開閉軸１５が回動されて投入蓋
１３により現像剤補給口４ａが開放される。これと同時
に現像ローラ２および攪拌ローラ３を回転駆動する。す
ると、カートリッジ１２から新しい現像剤８ａが現像槽
ｌ内に投入され、現像ローラ２および攪拌ローラ３によ
り現像＋１１１内に均一に分散される。そして、新しい
現像剤８ａを補給し終ると、開閉軸Ｉ５が回動されて投
入蓋１３は現像剤補給口４ａを閉じる。

以上の一連作業が終了すると、交換作業の終了をユーザ
ーに報知する。その後、ユーザーは、古い現像剤８ｂを
回収した回収容器１６を現像装置から取り出し、廃棄用
袋へ入れる。そして、空になった現像剤カートリッジ１
２を現像槽ｌの現像剤補給口４ａ側の位置から排出口５
の側に移し変え、新しい現像剤８ａが入った現像剤カー
トリッジ１２を現像槽１に装着してシール材１４を引き
抜く。次に、現像剤交換時期を検出するための用紙カウ
ンターをリセットしておき、現像剤の自動交換のための
準備をしておく。

したがって、ユーザーは簡単な動作をするだけで、現像
剤の回収から補給までが自動に行なわれ、ユーザーでも
現像剤の交換をすることができる。

そのため、従来のサービスマンに依頼していた交換の手
間と時間とを簡略化することができる。

また、Ｍ６に一体形成された掻取部７は、現像動作時に
は、現像剤を攪拌させるため、現像槽ｌの底に溜まる現
像剤を減らすことが可能となり、現像剤の長寿命化を図
ることができる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

例えば、本実施例では現像槽ｌの排出口５を開閉するた
めの蓋６を回動させているが、蓋６を水平移動させるも
のでよい。このとき、蓋６の排出口５の開位置において
、掻取部７が現像ローラ２に当接するようにしておく。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、現像槽
の上部に現像剤補給機構が設けられ、現像槽の底部に現
像剤排出口が形成され、該排出口を開閉自在とする蓋が
設けられ、鉄蓋に現像剤回収用掻取部が形成され、前記
蓋を現像剤交換時の排出口を開放して前記掻取部を現像
ローラに当接させる現像剤回収姿勢と、現像動作時に排
出口を閉鎖して前記掻取部により現像剤の流れを規制さ
せる現像剤攪拌姿勢とに切換制御することにより、ユー
ザーは簡単な動作をするだけて、現像剤の回収から補給
までが自動に行なわれ、ユーザーてし現像剤の交換をす
ることかできる。そのｆこめ、従来のサービスマンに依
頼していた交換の手間と時間とを簡略化することができ
る。

また、蓋に一体形成された掻取部は、現像動作時には、
現像剤を攪拌させるため、現像槽の底に溜まる現像剤を
減らすことが可能となり、現像剤の長寿命化を図ること
ができるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す現像装置の断面図、第
２図は同じく制御ブロック図、第３図は現像剤回収時の
現像装置の断面図、第４図は現像剤回収後の現像装置の
断面図、第５図は現像剤補給時の現像装置の断面図であ
る。 ４現像剤補給機構、５．現像剤排出口、６基、７　現像
剤回収用掻取部、８現像剤、９　交換制御部、Ａ現像剤
回収姿勢、Ｂ現像剤攪拌姿勢。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像槽に、現像ローラおよび攪拌ローラが回転自在に内
   装され、現像槽の上部に現像剤補給機構が設けられた現
   像装置において、現像槽の底部に現像剤排出口が形成さ
   れ、該排出口を開閉自在とする蓋が設けられ、該蓋に現
   像剤回収用掻取部が形成され、前記蓋を現像剤交換時の
   排出口を開放して前記掻取部を現像ローラに当接させる
   現像剤回収姿勢と、現像動作時に排出口を閉鎖して前記
   掻取部により現像剤の流れを規制させる現像剤攪拌姿勢
   とに切換制御する交換制御部が設けられたことを特徴と
   する現像装置の現像剤交換装置。