JPH0436875B2 - - Google Patents
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- JPH0436875B2 JPH0436875B2 JP59004867A JP486784A JPH0436875B2 JP H0436875 B2 JPH0436875 B2 JP H0436875B2 JP 59004867 A JP59004867 A JP 59004867A JP 486784 A JP486784 A JP 486784A JP H0436875 B2 JPH0436875 B2 JP H0436875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- ribbon
- printing
- track
- pin
- Prior art date
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 21
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/22—Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons
- B41J35/23—Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons with two or more ribbon guides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/04—Ink-ribbon guides
- B41J35/10—Vibrator mechanisms; Driving gear therefor
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印字リボンと消去リボンをカム操作に
より選択的に定位置に変位させる印字機のリボン
リフト装置に関する。
より選択的に定位置に変位させる印字機のリボン
リフト装置に関する。
従来、上記装置としては、特開昭56−161190号
公報に記載のものが知られている。この従来の装
置は、モータにより正転及び逆転される1個の制
御円板(カム体)に、印字リボンに対応する偏心
した第1のカムトラツクと、消去リボンに対応す
る偏心した第2のカムトラツクと、これら第1・
第2のカムトラツクを連続させる共通のカムトラ
ツクとを設けている。第2のカムは第1のカムよ
りも大きく偏心している。また、印字リボン及び
消去リボンを装架した回動するフレーム(リボン
リフトアーム)と制御円板との間に1つのカムフ
オロアーを装着している。
公報に記載のものが知られている。この従来の装
置は、モータにより正転及び逆転される1個の制
御円板(カム体)に、印字リボンに対応する偏心
した第1のカムトラツクと、消去リボンに対応す
る偏心した第2のカムトラツクと、これら第1・
第2のカムトラツクを連続させる共通のカムトラ
ツクとを設けている。第2のカムは第1のカムよ
りも大きく偏心している。また、印字リボン及び
消去リボンを装架した回動するフレーム(リボン
リフトアーム)と制御円板との間に1つのカムフ
オロアーを装着している。
そして、制御円板がモータにより正転されたと
きには、カムフオロアーのピンが第1のカムトラ
ツクと係合してリボンリフトアームが印字リボン
による印字高さまでリフトされ、また制御円板が
モータにより逆転されたときは、カムフオロアー
のピンが第2のカムトラツクと係合してリボンリ
フトアームが印字高さより高い消去リボンによる
消去高さまでリフトされるようにしたものであ
る。
きには、カムフオロアーのピンが第1のカムトラ
ツクと係合してリボンリフトアームが印字リボン
による印字高さまでリフトされ、また制御円板が
モータにより逆転されたときは、カムフオロアー
のピンが第2のカムトラツクと係合してリボンリ
フトアームが印字高さより高い消去リボンによる
消去高さまでリフトされるようにしたものであ
る。
しかし、これによると、印字リボンに対応する
第1のカムトラツクと、消去リボンに対応する第
2のカムトラツクと、これら第1・第2のカムト
ラツクを連続させる共通カムトラツクが同じ1つ
の制御円板に設けられているため、特に、制御板
逆転の際に、カムフオロアーのピンが共通カムト
ラツクから第2のカムトラツクへ入るべきところ
第1のカムトラツクへ入り、印字リボンによる印
字高さから消去リボンによる消去高さへと正確に
切り替わらないという問題があつた。
第1のカムトラツクと、消去リボンに対応する第
2のカムトラツクと、これら第1・第2のカムト
ラツクを連続させる共通カムトラツクが同じ1つ
の制御円板に設けられているため、特に、制御板
逆転の際に、カムフオロアーのピンが共通カムト
ラツクから第2のカムトラツクへ入るべきところ
第1のカムトラツクへ入り、印字リボンによる印
字高さから消去リボンによる消去高さへと正確に
切り替わらないという問題があつた。
本発明の目的は、その切り替えが正確に行われ
るようにすることにある。
るようにすることにある。
本願発明は、上記従来のものを基本構造とする
リボンリフト装置、すなわち、モータにより正転
及び逆転されるカム体に、印字リボンに対応する
偏心した第1のカムトラツクと、消去リボンに対
応し、第1のカムトラツクより大きく偏心した第
2のカムトラツクと、これら第1・第2のカムト
ラツクを連続させる共通のカムトラツクとを設
け、また印字リボン及び消去リボンを装架した回
動するリボンリフトアームと上記カム体との間
に、そのカムトラツクと係合するピンを有するカ
ムフオロアーを装着し、モータによりカム体を正
転させたときには、カムフオロアーのピンが第1
のカムトラツクと係合してリボンリフトアームが
印字リボンによる印字高さまでリフトされ、また
カム体がモータにより逆転されたときは、カムフ
オロアーのピンが第2のカムトラツクと係合して
リボンリフトアームが印字高さより高い消去リボ
ンによる消去高さまでリフトされるリフト装置に
おいて、次のような改良構成を付加したものであ
る。
リボンリフト装置、すなわち、モータにより正転
及び逆転されるカム体に、印字リボンに対応する
偏心した第1のカムトラツクと、消去リボンに対
応し、第1のカムトラツクより大きく偏心した第
2のカムトラツクと、これら第1・第2のカムト
ラツクを連続させる共通のカムトラツクとを設
け、また印字リボン及び消去リボンを装架した回
動するリボンリフトアームと上記カム体との間
に、そのカムトラツクと係合するピンを有するカ
ムフオロアーを装着し、モータによりカム体を正
転させたときには、カムフオロアーのピンが第1
のカムトラツクと係合してリボンリフトアームが
印字リボンによる印字高さまでリフトされ、また
カム体がモータにより逆転されたときは、カムフ
オロアーのピンが第2のカムトラツクと係合して
リボンリフトアームが印字高さより高い消去リボ
ンによる消去高さまでリフトされるリフト装置に
おいて、次のような改良構成を付加したものであ
る。
すなわち、上記カム体に対し、その逆転時には
それと一体に逆転されて上記カムフオロアーのピ
ンを上記第2のカムトラツクへ押動案内する補助
カムを対設させるとともに、該補助カムには、そ
の正転を規制するための規制体を対設させ、また
カム体と補助カムとの対向面に、カム体の正転時
には補助カムを規制体側へ押動して該補助カムを
規制体に係止させる連結カムを設けたものであ
る。
それと一体に逆転されて上記カムフオロアーのピ
ンを上記第2のカムトラツクへ押動案内する補助
カムを対設させるとともに、該補助カムには、そ
の正転を規制するための規制体を対設させ、また
カム体と補助カムとの対向面に、カム体の正転時
には補助カムを規制体側へ押動して該補助カムを
規制体に係止させる連結カムを設けたものであ
る。
従つて、補助カムは、カム体の正転時には規制
体で規制されてカム体と一体に正転することはな
いが、カム体が逆転すると、それと一体に補助カ
ムも逆転してカムフオロアーのピンをカム体の第
2のカムトラツクへ押しながら案内するため、リ
ボンリフトアームは、印字高さより高い消去高さ
まで確実にリフトされる。
体で規制されてカム体と一体に正転することはな
いが、カム体が逆転すると、それと一体に補助カ
ムも逆転してカムフオロアーのピンをカム体の第
2のカムトラツクへ押しながら案内するため、リ
ボンリフトアームは、印字高さより高い消去高さ
まで確実にリフトされる。
以下には図示の実施例について説明する。
1はステツプモータにより回転するデージー型
の活字ホイール2を備えたキヤリアで、前部をガ
イドレール3に、後部をガイドロツド4に支承し
てプラテン5と平行に移動可能に横架している。
の活字ホイール2を備えたキヤリアで、前部をガ
イドレール3に、後部をガイドロツド4に支承し
てプラテン5と平行に移動可能に横架している。
6はキヤリア1に設けたリボンリフトアーム
で、後側を開放した平面略U字形をなし、左、右
側板7(左側板は図示してない)の前部を軸8で
キヤリア1の左、右側板9(左側板は図示してな
い)に回動自在に軸支している。
で、後側を開放した平面略U字形をなし、左、右
側板7(左側板は図示してない)の前部を軸8で
キヤリア1の左、右側板9(左側板は図示してな
い)に回動自在に軸支している。
10は印字リボンカセツトで、リボンリフトア
ーム6に着脱可能に載置してあり、印字リボン1
1は活字ホイール2の上周部の後方至近位置に張
架されている。
ーム6に着脱可能に載置してあり、印字リボン1
1は活字ホイール2の上周部の後方至近位置に張
架されている。
12は消去リボンで、それは、リボンリフトア
ーム6の左、右側板7の後部に軸支したスプール
13(一方のものは図示してない)間に張架し、
活字ホイール2の上周部の後方で、印字リボン1
1の下方のところに位置している。
ーム6の左、右側板7の後部に軸支したスプール
13(一方のものは図示してない)間に張架し、
活字ホイール2の上周部の後方で、印字リボン1
1の下方のところに位置している。
14はカム体、15は該カム体14と対向する
補助カムで、これらは支軸16によつてキヤリア
1の右側板9の略中央部に軸支している。
補助カムで、これらは支軸16によつてキヤリア
1の右側板9の略中央部に軸支している。
カム体14は合成樹脂製で略楕円形の板状をな
し、前面には中心の軸孔17に対して少しく偏心
した内溝カム(第1のカムトラツク)18と略楕
円形の外溝カム(第2のカムトラツク)19をそ
れらの一部が共通する状態に形成している。
し、前面には中心の軸孔17に対して少しく偏心
した内溝カム(第1のカムトラツク)18と略楕
円形の外溝カム(第2のカムトラツク)19をそ
れらの一部が共通する状態に形成している。
すなわち、外溝カム19は上下部分(第1図)
が内溝カム18と別になつているが、中央部分
(同図)が内溝カム18と共通になつていて、こ
れら内、外溝カム18,19の分岐部分には所要
の段差が設けてある。
が内溝カム18と別になつているが、中央部分
(同図)が内溝カム18と共通になつていて、こ
れら内、外溝カム18,19の分岐部分には所要
の段差が設けてある。
また、上記内溝カム18の内側に形成した環状
の凹部には傾斜面を有する楔状の連結カム20を
突設するとともに、このカム体14の後面にはギ
ヤー21を一体に形成している。
の凹部には傾斜面を有する楔状の連結カム20を
突設するとともに、このカム体14の後面にはギ
ヤー21を一体に形成している。
補助カム15は合成樹脂製で欠円板状をなし、
前面の軸孔22を中心にした対称位置に1対の傾
斜面を有する楔状の規制カム23,23を突設す
るとともに、後面には前記連結カム20に対応す
る楔状の連結カム24を突設している。
前面の軸孔22を中心にした対称位置に1対の傾
斜面を有する楔状の規制カム23,23を突設す
るとともに、後面には前記連結カム20に対応す
る楔状の連結カム24を突設している。
25は補助カム15の回転を規制する円板状の
規制体で、前面中央に筒形のばね受部26を突設
し、中央にこのばね受部26を貫通する六角形の
軸孔27を形成するとともに、後面の軸孔27を
中心にした対称位置に、前記補助カム15の規制
カム23,23に対応する楔状の規制カム28,
28を突設している。
規制体で、前面中央に筒形のばね受部26を突設
し、中央にこのばね受部26を貫通する六角形の
軸孔27を形成するとともに、後面の軸孔27を
中心にした対称位置に、前記補助カム15の規制
カム23,23に対応する楔状の規制カム28,
28を突設している。
前記支軸16は後側部が断面円形を、前側部が
断面六角形をなしていて、この支軸16の後側部
をカム体14及び補助カム15の軸孔17,22
に嵌挿し、前側部を規制体25の軸孔27、コイ
ルばね29、ばね受リング30に嵌挿して、この
ばね受リング30の前側のところとカム体14の
後側のところに係止リング31,31を取り付け
ている。そして、支軸16のねじを形成した後端
部を右側板9に設けた透孔に挿通し、突出端部に
ナツト32を螺合することにより、支軸16を右
側板9の外側に水平に取り付けている。
断面六角形をなしていて、この支軸16の後側部
をカム体14及び補助カム15の軸孔17,22
に嵌挿し、前側部を規制体25の軸孔27、コイ
ルばね29、ばね受リング30に嵌挿して、この
ばね受リング30の前側のところとカム体14の
後側のところに係止リング31,31を取り付け
ている。そして、支軸16のねじを形成した後端
部を右側板9に設けた透孔に挿通し、突出端部に
ナツト32を螺合することにより、支軸16を右
側板9の外側に水平に取り付けている。
これにより、カム体14及び補助カム15は各
別に回転可能で、かつ支軸16の軸線方向に移動
可能に支承され、規制体25は支軸16の軸線方
向に移動可能であるが、回転できない状態に支承
されている。
別に回転可能で、かつ支軸16の軸線方向に移動
可能に支承され、規制体25は支軸16の軸線方
向に移動可能であるが、回転できない状態に支承
されている。
また、規制体25は、そのばね受部26の外周
に遊嵌してばね受リング30との間に支承されて
いるコイルばね29により、補助カム15の方向
に移動すべく常時押圧されている。これにより規
制体25、カム体14及び補助カム15は同方向
に押圧され、互いに隣接する定位置に保持されて
いる。
に遊嵌してばね受リング30との間に支承されて
いるコイルばね29により、補助カム15の方向
に移動すべく常時押圧されている。これにより規
制体25、カム体14及び補助カム15は同方向
に押圧され、互いに隣接する定位置に保持されて
いる。
34は、リボンリフトアーム6の右側板7に取
り付けたカムフオロアーで、その下端の貫通孔に
ピン33を摺動自在に嵌装している。該ピン33
は、前記支軸16の斜め上方にこの支軸16の軸
線と平行に横架して、先端部をカム体14の内溝
カム18に嵌合するとともに、ばね35により内
溝カム18あるいは外溝カム19に嵌合した状態
を保持するように付勢されている。
り付けたカムフオロアーで、その下端の貫通孔に
ピン33を摺動自在に嵌装している。該ピン33
は、前記支軸16の斜め上方にこの支軸16の軸
線と平行に横架して、先端部をカム体14の内溝
カム18に嵌合するとともに、ばね35により内
溝カム18あるいは外溝カム19に嵌合した状態
を保持するように付勢されている。
36はステツプモータで、キヤリア1の右側板
9の前部内側のところに取り付けてあり、その回
転軸37の一側端部を右側板9の外側に突出し、
この突出端部にギヤー38とギヤー39を嵌着す
るとともに、回転軸37の他側端にはロータリー
エンコーダ40を取り付けている。
9の前部内側のところに取り付けてあり、その回
転軸37の一側端部を右側板9の外側に突出し、
この突出端部にギヤー38とギヤー39を嵌着す
るとともに、回転軸37の他側端にはロータリー
エンコーダ40を取り付けている。
41はキヤリア1に取り付けたフオトセンサ
で、ロータリエンコーダ40の作動を検知するも
のである。
で、ロータリエンコーダ40の作動を検知するも
のである。
42は右側板9のギヤー38とギヤー21の間
のところに軸支し、これら両ギヤーに噛合させた
ギヤーで、ステツプモータ36の正逆回転によ
り、これらギヤー38,42,21を介して第1
カム14が正逆回転するようになつている。
のところに軸支し、これら両ギヤーに噛合させた
ギヤーで、ステツプモータ36の正逆回転によ
り、これらギヤー38,42,21を介して第1
カム14が正逆回転するようになつている。
43は印字リボン11の巻込軸で、キヤリア1
の右側板に設立してあり、スプリングクラツチ4
4及び複数のギヤーを備えたフイード機構45を
介して前記ギヤー39に連繋され、ステツプモー
タ36が正回転したときだけ回動して印字リボン
11を巻き込むものである。
の右側板に設立してあり、スプリングクラツチ4
4及び複数のギヤーを備えたフイード機構45を
介して前記ギヤー39に連繋され、ステツプモー
タ36が正回転したときだけ回動して印字リボン
11を巻き込むものである。
しかして、いまピン33が内溝カム18内の待
機位置に、印字リボン11および消去リボン12
がそれぞれの待機位置(第1図)にあり、単印字
操作をするときには、ステツプモータ36が正回
転してカム体14が、120°正回転し(第2図鎖
線)ピン33が内溝カム18の大径部に変位して
上昇し、これにより、リボンリフトアーム6が斜
め後上がりに回動して印字リボン11が印字位置
に変位する(第2図)。
機位置に、印字リボン11および消去リボン12
がそれぞれの待機位置(第1図)にあり、単印字
操作をするときには、ステツプモータ36が正回
転してカム体14が、120°正回転し(第2図鎖
線)ピン33が内溝カム18の大径部に変位して
上昇し、これにより、リボンリフトアーム6が斜
め後上がりに回動して印字リボン11が印字位置
に変位する(第2図)。
そして、印字が終わると、ステツプモータ36
の逆回転によりカム体14が逆回転し、ピン33
が待機位置に復帰し、これにより印字リボン11
も待機位置に復帰する。
の逆回転によりカム体14が逆回転し、ピン33
が待機位置に復帰し、これにより印字リボン11
も待機位置に復帰する。
この場合、カム体14の正逆回転にともなつて
その連結カム20と補助カム15の連結カム24
とが係合せず、かつ規制カム23,28の噛合に
より規制され、これにより補助カム15は回転す
ることなく待機位置(第1,2図)に保持されて
いるとともに、カム体14の正回転により印字リ
ボン11がリボンフイードされる。
その連結カム20と補助カム15の連結カム24
とが係合せず、かつ規制カム23,28の噛合に
より規制され、これにより補助カム15は回転す
ることなく待機位置(第1,2図)に保持されて
いるとともに、カム体14の正回転により印字リ
ボン11がリボンフイードされる。
また、リピート印字操作を行うときには、カム
体14が1印字につき120°正回転し、360°正回転
したとき(第2図実線)にはピン33が待機位置
の外溝カム19内にあり、このカム体14が1正
回転する間印字リボン11は印字位置に保持され
ている。この場合、カム体14が繰り返し正回転
するときには、カム体14の連結カム20と第2
カム15の連結カム24の斜面同士が係合し、第
2カム15は回転することなくコイルばね29の
付勢に抗してカム体14から離隔する方向に変位
し、その係合が外れたのち原位置に復帰する。
体14が1印字につき120°正回転し、360°正回転
したとき(第2図実線)にはピン33が待機位置
の外溝カム19内にあり、このカム体14が1正
回転する間印字リボン11は印字位置に保持され
ている。この場合、カム体14が繰り返し正回転
するときには、カム体14の連結カム20と第2
カム15の連結カム24の斜面同士が係合し、第
2カム15は回転することなくコイルばね29の
付勢に抗してカム体14から離隔する方向に変位
し、その係合が外れたのち原位置に復帰する。
そして、リピート印字操作が終わるとステツプ
モータ36が逆回転してカム体14が原位置に復
帰し、ピン33は内溝カム18の待機位置に復帰
する。
モータ36が逆回転してカム体14が原位置に復
帰し、ピン33は内溝カム18の待機位置に復帰
する。
次に消去操作をするときには、ステツプモータ
36が逆回転してカム体14を逆回転すると、連
結カム20と24が噛合して連結され、これによ
り補助カム15が反時計方向(第1図)に略半回
転してその大径部によりピン33を押し上げて外
溝カム19の大径部に案内し、リボンリフトアー
ム6が印字リボン11による印字高さよりも高い
位置に上昇する(第3図)。
36が逆回転してカム体14を逆回転すると、連
結カム20と24が噛合して連結され、これによ
り補助カム15が反時計方向(第1図)に略半回
転してその大径部によりピン33を押し上げて外
溝カム19の大径部に案内し、リボンリフトアー
ム6が印字リボン11による印字高さよりも高い
位置に上昇する(第3図)。
これにより、リボンリフトアーム6が斜め後上
がりに回動して消去リボン12が消去位置にリフ
トされる。この場合規制カム23と28の傾斜面
同士が係合し、規制体25がコイルばね29に抗
して変位することにより、補助カム15は回転で
きるものである。
がりに回動して消去リボン12が消去位置にリフ
トされる。この場合規制カム23と28の傾斜面
同士が係合し、規制体25がコイルばね29に抗
して変位することにより、補助カム15は回転で
きるものである。
そして、消去操作が終わると補助カム15は同
方向に略半回転して原位置に復帰し、かつピン3
3も内溝カム18の待機位置に復帰することによ
つて消去リボン12も待機位置に復帰する。
方向に略半回転して原位置に復帰し、かつピン3
3も内溝カム18の待機位置に復帰することによ
つて消去リボン12も待機位置に復帰する。
この消去リボン12は待機位置に復帰すると
き、リボンリフトアーム6の回動に連動するフイ
ード機構(図示してない)によつてリボンフイー
ドされる。
き、リボンリフトアーム6の回動に連動するフイ
ード機構(図示してない)によつてリボンフイー
ドされる。
以上述べたところから明らかなように本発明に
よれば、カム体の逆転時にはそれと一体に逆転さ
れるが正転時には規定体により正転を規制される
補助カムを設け、カム体の逆転時に該補助カムで
カムフオロアーのピンをカム体の第2のカムトラ
ツクへ押しながら案内するため、リボンリフトア
ームを、印字高さより高い消去高さまで確実にリ
フトさせ、消字動作を的確に行える。
よれば、カム体の逆転時にはそれと一体に逆転さ
れるが正転時には規定体により正転を規制される
補助カムを設け、カム体の逆転時に該補助カムで
カムフオロアーのピンをカム体の第2のカムトラ
ツクへ押しながら案内するため、リボンリフトア
ームを、印字高さより高い消去高さまで確実にリ
フトさせ、消字動作を的確に行える。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は印字リ
ボン及び消去リボンが待機位置にある状態を示し
た側面図、第2図は印字リボンのリフト状態を示
した側面図、第3図は消去リボンのリフト状態を
示した側面図、第4図はカム体14及び補助カム
15及びステツプモータ等を示した要部の平面
図、第5図はカム体14及び補助カム15、規制
体及びコイルばね等を分離して示した斜視図であ
る。 7……リボンリフトアーム、11……印字リボ
ン、12……消去リボン、14……カム体、15
……補助カム、18……内溝カム、19……外溝
カム、20,24……連結カム、25……規制
体、33……ピン、34……カムフオロアー、3
6……ステツプモータ。
ボン及び消去リボンが待機位置にある状態を示し
た側面図、第2図は印字リボンのリフト状態を示
した側面図、第3図は消去リボンのリフト状態を
示した側面図、第4図はカム体14及び補助カム
15及びステツプモータ等を示した要部の平面
図、第5図はカム体14及び補助カム15、規制
体及びコイルばね等を分離して示した斜視図であ
る。 7……リボンリフトアーム、11……印字リボ
ン、12……消去リボン、14……カム体、15
……補助カム、18……内溝カム、19……外溝
カム、20,24……連結カム、25……規制
体、33……ピン、34……カムフオロアー、3
6……ステツプモータ。
Claims (1)
- 1 モータ36により正転及び逆転されるカム体
14に、印字リボンに対応する偏心した第1のカ
ムトラツク18と、消去リボンに対応し、第1の
カムトラツク18より大きく偏心した第2のカム
トラツク19と、これら第1・第2のカムトラツ
ク18,19を連続させる共通のカムトラツクと
を設け、また印字リボン及び消去リボンを装架し
た回動するリボンリフトアーム6と上記カム体1
4との間に、そのカムトラツク18,19と係合
するピン33を有するカムフオロアー34を装着
し、モータ36によりカム体14を正転させたと
きには、カムフオロアー34のピン33が第1の
カムトラツク18と係合してリボンリフトアーム
6が印字リボンによる印字高さまでリフトされ、
またカム体14がモータ36により逆転されたと
きは、カムフオロアー34のピン33が第2のカ
ムトラツク19と係合してリボンリフトアーム6
が印字高さより高い消去リボンによる消去高さま
でリフトされる印字機のリフト装置において、上
記カム体14に対し、その逆転時にはそれと一体
に逆転されて上記カムフオロアー34のピン33
を上記第2のカムトラツク19へ押動案内する補
助カム15を対設させるとともに、該補助カム1
5には、その正転を規制するための規制体25を
対設させ、またカム体14と補助カム15との対
向面に、カム体14の正転時には補助カム15を
規制体25側へ押動して該補助カム15を規制体
25に係止させる連結カム20,24を設けたこ
とを特徴とする印字機のリボンリフト装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59004867A JPS60149482A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 印字機のリボンリフト装置 |
DE8585300296T DE3573392D1 (en) | 1984-01-17 | 1985-01-16 | A ribbon lifting device for a printer |
EP85300296A EP0150100B1 (en) | 1984-01-17 | 1985-01-16 | A ribbon lifting device for a printer |
US06/692,244 US4573813A (en) | 1984-01-17 | 1985-01-17 | Ribbon lift device for a printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59004867A JPS60149482A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 印字機のリボンリフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60149482A JPS60149482A (ja) | 1985-08-06 |
JPH0436875B2 true JPH0436875B2 (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=11595620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59004867A Granted JPS60149482A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 印字機のリボンリフト装置 |
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JP (1) | JPS60149482A (ja) |
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- 1985-01-16 EP EP85300296A patent/EP0150100B1/en not_active Expired
- 1985-01-17 US US06/692,244 patent/US4573813A/en not_active Expired - Fee Related
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US4573813A (en) | 1986-03-04 |
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DE3573392D1 (en) | 1989-11-09 |
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