JPH04355780A - 現像装置へのトナー補給制御方法 - Google Patents

現像装置へのトナー補給制御方法

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JPH04355780A
JPH04355780A JP3131129A JP13112991A JPH04355780A JP H04355780 A JPH04355780 A JP H04355780A JP 3131129 A JP3131129 A JP 3131129A JP 13112991 A JP13112991 A JP 13112991A JP H04355780 A JPH04355780 A JP H04355780A
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toner replenishment
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forming apparatus
control method
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2成分現像剤を使用す
る画像形成装置、特にパーソナルユースの画像形成装置
の現像装置へのトナー補給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルユースの分野における電子写
真複写機やプリンタ等の画像形成装置では、部品の交換
が容易であり、省スペース、低コストが強く要求される
。2成分現像装置では、画像形成に従って現像剤中のト
ナーが消費されるので、常に所定のトナー濃度範囲を保
持するように適切にトナーを補給することが必要である
。パーソナルユース分野の現像装置では、かなり大容量
のトナーホッパ(トナーカートリッジ)を現像器と一体
に備え、これに貯溜されるトナーがなくなれば現像器と
トナーホッパとより成る現像装置を捨てゝ新品と交換す
る使い捨て現像装置(Developer  Tone
r  Magazine:DTM)がよく使用される。
【0003】図35はその1例の全体構成を示す図であ
る。図に於いて1は感光ドラム、2は現像装置である。 現像装置2には現像室3とトナーカートリッジ40とが
一体的に設けられ、現像室3には感光ドラム1と対向配
置された磁石ローラ12と現像スリーブ11を備えた現
像ローラ10と、現像スリーブ11上の現像剤をかきと
り、攪拌ローラ20上に落下させるセパレータ60(セ
パレータ60は支持部材62と弾性部材61とから構成
されている)と、トナーと現像剤を攪拌する攪拌ローラ
20と、現像スリーブ11上の現像剤量を一定量に規制
するドクター30とが配設されている。この現像室3は
本体ケーシング70と上カバー80によって形成されて
いる。
【0004】現像剤の流れを説明すると、トナーカート
リッジ40から補給されたトナーは攪拌ローラ20によ
って現像剤と混合攪拌され現像ローラ10により汲み上
げられ、ドクター30によって一定量の現像剤に規制さ
れた現像ローラ10上の現像剤は感光体ドラム1上の静
電潜像を現像するのに用いられる。現像工程終了後の現
像剤はセパレータ60の弾性部材61によって掻き取ら
れ攪拌ローラ20上に落される。
【0005】一方トナーカートリッジ40内には概ね全
長に亘って図36に示すように先端に弾性部材52(本
例ではブラシ部材を用いているが、ポリエステルフィル
ム等を用いてもよい)とトナーを汲み上げる汲み上げ部
材51とを備えたアジテータ50が設けられている。ま
た、トナーカートリッジ40の円周上には補給位置に複
数の小孔54が長手方向に形成されたポリエステルフィ
ルム53が設けられ、アジテータ50が回転することに
よりその弾性部材52の弾性力によって小孔54からト
ナーが現像室3に補給される。小孔54の形状は円では
なく図37に符号54´で示す如く楕円形状でもよい。
【0006】上記記載のトナー補給機構は部品点数も少
なくコスト的に有利でありスペース的にもコンパクトに
なるが、図38に示すようにトナーカートリッジ40内
トナー量が多いときには狙いのトナー補給量よりも多く
補給され、トナーカートリッジ40内のトナー量が少な
いときには狙いのトナー補給量より少なく補給され、ト
ナーカートリッジ40内トナー量によってトナー補給量
の変動が大きくなってしまう。
【0007】トナー補給量が多くなると現像剤のトナー
濃度が過大となり、トナー飛散、地汚れ等が発生し易く
トナー補給量が少ないと現像剤のトナー濃度が過小とな
り、画像濃度低下になり易い。
【0008】特に現像装置が小型になり現像剤量が少な
くなるとトナー補給量によるトナー濃度変化が大きくな
り上記現象が顕著になる。例えば現像剤量が1000g
の場合トナー補給量1gに対してトナー濃度変化率は0
.1%であるが、現像剤量が100gの場合はトナー補
給量1gに対してトナー濃度変化率は1%になる。
【0009】又、トナーカートリッジ内のトナー量によ
るトナー補給量の変動を補正する目的で、画像形成動作
の回数などによりトナーの減少分を検知することが行な
われているが、互いに異る色の現像剤を内蔵するこの方
式の現像装置を用意しておき例えばカラー現像を行なう
ために、黒色現像装置とカラー現像装置とを交換して使
用すると、画像形成装置本体のメモリに動作回数を記憶
させた場合、どこ迄カウントしたか判らなくなってしま
うと云う問題が生ずる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記構成の
従来の上に例示したような構成の使い捨て型の現像装置
のトナー補給制御方法の上記の問題点にかんがみ、画像
形成枚数を経過することによりトナーカートリッジ内の
トナー量が減少した場合にも、又環境条件の変動に対し
ても、常に安定したトナー補給を行なうことが可能なト
ナー補給制御方法を提供することを第1の課題とし、画
像再現色モード変更のため、現像装置を交換使用した場
合にも適正なトナー補給を行なうことのできるトナー補
給制御方法を提供することを第2の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するための第1発明のトナー補給制御方法は、外周壁の
円周方向所定の位置に位置するトナー補給位置に長手方
向に複数の小孔が配列された円筒状トナーホッパと、該
トナーホッパの軸心を中心として回動し、先端部に弾性
部材を有し、トナーホッパ内面に弾発的に摺接してホッ
パ内に貯溜されるトナーを円周方向に搬送し、上記トナ
ー補給位置で上記小孔から現像器へトナーを補給するト
ナー補給部材とを有するトナー補給位置と、上記現像器
とより成り、画像形成装置に着脱自在の使い捨て現像装
置の上記トナー補給装置のトナー補給制御方法において
、上記現像装置の使用開始からの上記トナー補給部材の
総回転数に対して、上記トナー補給装置の単位時間当り
トナー補給量が概ね所定の一定値になるようなトナー補
給条件をあらかじめ設定して記憶手段に記憶させ、現像
時、画像形成装置の画像形成動作回数に対応したトナー
補給部材の総回転数をカウントし、カウントされたトナ
ー補給部材の総回転数に応じて、トナー補給条件を上記
の記憶手段に記憶させた総回転数に対応する値に一致さ
せる如く制御することを特徴とする。
【0012】又、上記の第2の課題を解決するための第
2発明のトナー補給制御方法は、外周壁の円周方向所定
の位置に位置するトナー補給位置に長手方向に複数の小
孔が配列された円筒状トナーホッパと、該トナーホッパ
の軸心を中心として回動し、先端部に弾性部材を有し、
トナーホッパ内面に弾発的に摺接してホッパ内に貯溜さ
れるトナーを円周方向に搬送し、上記トナー補給位置で
上記小孔から現像器へトナーを補給するトナー補給部材
とを有するトナー補給位置と、上記現像器とより成り、
画像形成装置本体に対して着脱自在で互いに異なる色の
現像剤を内蔵し、画像再現色モードに応じて交換使用可
能な使い捨て現像装置の上記トナー補給装置のトナー補
給制御方法において、夫々の現像装置毎に、当該現像装
置の画像再現色モード情報、そのモードに応じた該現像
装置の使用開始からの、上記トナー補給部材の総回転数
に対して上記トナー補給装置の単位時間当りトナー補給
量が概ね所定の値になるようにあらかじめ設定されたト
ナー補給条件を該現像装置に設けられた記憶手段に記憶
させ、現像時、トナー補給部材の回転数をカウントし、
その現像装置に設けられたカウンタに累積し、トナー補
給条件を該カウンタに累積されたトナー補給部材の総回
転数に応じて、トナー補給条件を上記の記憶手段に記憶
させた総回転数に対応する値に一致させる如く制御する
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】第1発明の構成によれば、現像時、トナー補給
部材の総回転数をカウントし、カウントされたトナー補
給部材の総回転数に応じて、トナー補給条件を記憶手段
にあらかじめ記憶させた総回転数に対応する値に一致さ
せるように制御するので、単位時間当りのトナー補給量
は常時所定の一定値で常に安定したトナー補給を行なう
ことができる。
【0014】又、第2発明の構成によれば、トナー補給
部材総回転数に対するトナー補給条件は現像色毎に異る
が、各色現像装置に設けられた記憶手段に記憶されてお
り、又、トナー補給部材総回転数のカウント値は、その
現像装置に設けられたカウンタにその現像装置での回転
数のみがカウントされ累計されるので、現像色変更のた
め、現像装置を交換しても誤カウントが起ることはなく
、常に画像再現色モードに応じた適正なトナー補給を行
なうことができる。
【0015】両発明とも、トナー補給条件としては、ト
ナー補給部材の単位時間当りの回転数、トナー補給用小
孔の円周方向の位置、同小孔の合計面積、トナー補給部
材先端の弾性部材のトナー補給位置におけるトナーホッ
パ内面に対する相対位置を採用することができる。
【0016】又、トナー補給条件の数値は、画像形成装
置本体内の温湿度、デジタル画像形成装置の場合は画像
1枚当りの総ドット数、基準濃度パターンに対する感光
体上のトナー像の濃度と感光体地肌濃度をセンサで検知
しその出力比によりトナー補給を行なう方式の場合のこ
のセンサの出力比を考慮して補正することが望ましい。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0018】先ず、第1発明のトナー補給制御方法を図
35により説明したDTMに適用した実施例を説明する
【0019】円筒状トナーホッパ40内に貯溜されたト
ナーを、トナーホッパの軸心を中心として回動するアジ
テータ50の先端に設けられたホッパ内面に摺接するブ
ラシ等の弾性部材51で円周方向に搬送し、ホッパ壁に
軸方向に配列された小孔群54から現像室3内へ補給す
るようにしたトナー補給方式では、図38に示したとお
り、トナーホッパ40内のトナー量とトナー補給量との
間には、トナーホッパ内のトナー量が少なくなる程、ト
ナー補給量が直線的に少くなる関係がある。
【0020】そこで、トナーホッパ40内のトナー残量
にかゝわらず常に定量のトナーを補給するには、ホッパ
内トナー量に応じて単位時間当りトナー補給量が一定に
なるようにトナー補給条件を変えてやることが必要であ
る。トナー補給条件の変更はホッパ内トナー量の変化に
追随して連続的に行なうことも可能であるが、ホッパ内
トナー量をその多少によって複数の領域に別け階段的に
トナー補給条件の変更を行なっても実用上問題はない。 こゝでは、トナーホッパ内トナー量を、図1に示すよう
にA,B,Cの3つの領域に別けて補給制御する例を説
明する。
【0021】狙いのトナー補給量としては、プリンタの
場合の平均的画像面積率であるA4サイズ5%に対応す
る量を採用した。
【0022】図1の制御チャートの上半分に示したトナ
ーホッパ内トナー量(g)に対するトナー補給量(g/
分)のグラフは、図38で説明したグラフに相当する。
【0023】A領域においてはトナー補給量が多過ぎる
のでこの補給量を狙いの補給量にするためにアジテータ
50の回転数を少なめのn1rpmに設定する。アジテ
ータ50の回転数とトナー補給量は図2に示すようにリ
ニアな関係がある。
【0024】また図3に示すように現像装置2にピン1
00を突設させておきDTMセット時本体側のプッシュ
式センサー110のスイッチ111をONさせこの時を
基準として本体CPUにてアジテータ回転総数をカウン
トさせる。そしてスタートからn1rpmの回転数でア
ジテータをN1回転すればW1gトナーが補給されるこ
とがわかっているので、トナーホッパ内トナー量がB領
域に入る。
【0025】B領域においてはアジテータの回転数がn
1rpmであるとトナー補給量が少ないのでn2rpm
に変更しN2回転カウントするまでn2rpmの設定で
行ない、C領域に入ったらアジテータ回転数をn3rp
mに変更しA4サイズ5%面積率に対応するように修正
しN3回転させる。
【0026】上記の数値n1〜n3、N1〜N3はあら
かじめ実験データから算出され、この情報は本体のCP
Uにインプットしておくことにより、信頼性のあるトナ
ー濃度制御を行なうことができる。
【0027】またA領域においてn1rpmでN1回転
すればW1gトナーが補給され、B領域でN2回転すれ
ばW2gのトナーが補給され、C領域でN3回転すれば
W3gのトナーが補給されることが判っており、かつ、
W1+W2+W3+トナーエンド時残量=トナーホッパ
内トナー量になるように設定すれば、N3回転が終了す
ればトナーエンドになるのでトナーエンド検知にも利用
できる。
【0028】図4に上記制御動作のフローをフローチャ
ートにまとめたものを示す。
【0029】上記の第1実施例では、トナー補給量を調
整するトナー補給条件としてアジテータ回転数を使用し
たが、次にトナー補給条件として、トナー補給用小孔5
4の円周方向の位置を使用した第2実施例を説明する。 図5はその制御チャートである。
【0030】基本的には前記第1実施例の説明と同様で
あり細かい説明は省略する。トナー補給量と小孔位置と
の間には図6に示すような関係があり、小孔位置を図8
に示す+方向にシフトすると(位置A)トナー補給量は
少なくなり−方向にシフトすると(位置C)トナー補給
量は多くなる。
【0031】また小孔位置の制御は図7,8に示すよう
にアジテータ総回転によって本体CPUからの信号によ
りモータ160を回転駆動し、モータ160に連がって
いるワイヤ161とバネ167を介して孔明板165を
上下に移動制御させる。
【0032】図9に上記の制御動作をフローチャートに
まとめたものを示す。これを図4のフローチャートと比
較すれば明らかなように、トナー補給条件がアジテータ
回転数から小孔位置に変っただけである。
【0033】次にトナー補給条件として小孔の合計面積
を使用した第3実施例を説明する。
【0034】基本的には第1実施例に対応した説明と同
様であり細かい説明は省略する。図11にトナー補給量
と小孔数、小孔径の関係を示す。小孔数が少なく小孔径
が小さいとトナー補給量は狙いに対して少なく小孔数が
多く小孔径が大きいとトナー補給量は狙いに対して多く
なる。
【0035】また小孔数、小孔径の制御は図12〜14
に示すようにアジテータ総回転数によって本体CPUか
らの指令により駆動されるモーター160につながって
いるワイヤ161及びバネ167を介して小孔面積規制
部材175,180を上下に制御させ小孔数、小孔径を
変化させている。
【0036】図13の例では、小孔面積規制板180に
孔数33個と16個の2列の孔群が穿設されており、そ
のいずれかをトナー補給口170に臨ませて合計面積を
変化させる。図14の例では直径が0.8mmの孔と直
径が0.5mmの孔の2つの列を規制板175に設け、
いずれか一方をトナー補給口170に臨ませることによ
り合計孔面積を変化させる。
【0037】図10は以上の如く変化する小孔の合計面
積によるトナー補給制御のチャートである。この例では
簡単のため領域は2つに分割されているが3分割以上に
することができることは云う迄もない。図15にその制
御フローのフローチャートを示す。
【0038】次にトナー補給条件としてアジテータ先端
の弾性部材(ブラシ)のトナー補給位置におけるトナー
ホッパ内面に対する相対位置を使用した第4実施例を説
明する。
【0039】基本的には第1実施例に対応した説明と同
様であり細かい説明は省略する。
【0040】図17にトナー補給量と弾性部材(ブラシ
)角度、弾性部材(ブラシ)突き出し量の関係を示す。 ブラシ角度が小さく、ブラシ突き出し量が小さいとトナ
ー補給量は狙いに対して少なくブラシ角度が大きく、ブ
ラシ突き出し量が大きいとトナー補給量は狙いに対して
多くなる。このブラシ角度、ブラシ突出し量の変化を利
用して図16のチャートにしたがってトナー補給制御を
行なう。
【0041】ブラシ突き出し量、ブラシ角度の制御機構
の一例を図18、図19に示す。
【0042】図18において、アジテータ総回転数によ
って本体CPUからソレノイド190に指令がくると、
ソレノイド190が作動しワイヤ195を介しカム20
0が回転しスプリング210を介して弾性部材52の突
き出し量を制御する。
【0043】図19に示す例では、アジテータ総回転数
によって本体CPUからソレノイド230に指令がくる
と、ソレノイド230が作動しワイヤ240を介し弾性
部材としてのブラシ52角度を制御する。
【0044】これらの例においてはソレノイドを使用し
ているため突き出し量または羽根角度は2段階にしか制
御できないがソレノイドの代わりにモータを用いること
によりきめ細かい突き出し量、ブラシ角度の制御が可能
となる。したがって3つ以上の領域に分割して補給制御
を行なうことも可能である。
【0045】図20に上記のトナー補給制御のフローチ
ャートを示す。
【0046】今までの説明においてはトナー補給量は常
温常湿におけるデータを基本としているが、温湿度によ
って補給量が変動することが知られている。すなわち、
図22に示すように高温高湿ではトナーの流動性が悪く
なり補給量が少なくなり低温低湿ではトナーの流動性が
良くなり補給量が増すのでトナー補給制御に当ってはこ
の因子を考慮してトナー補給条件の数値を補正すること
が望ましい。
【0047】図21〜図23により温湿度の因子を加味
したアジテータ(トナー補給部材)の単位時間当たりの
回転数の制御の第5実施例を説明する。
【0048】図21は図1のチャートに示す各領域のア
ジテータの回転数に図22に示す温湿度条件に対する温
湿度係数kiをかけたもので基本的には第1実施例のト
ナー補給制御と同様でありそのフローチャートを図23
に示す。
【0049】また、小孔位置、小孔数、小孔径、弾性部
材角度、弾性部材突き出し量も同様に温湿度によって制
御が可能である。
【0050】こゝ迄に述べたトナー補給制御方法の実施
例では、トナー補給量として、プリンタの場合の平均で
あるA4サイズ5%の画像面積率に対するものを基準と
して説明したが、画像面積率が高い場合はそれだけ余計
にトナーを消費し、同じ画像形成枚数に対して現像剤の
トナー濃度が低下するので、基準的なトナー補給量より
多くトナーを補給しなければならない。逆に画像面積率
が低い場合は現像剤のトナー濃度が高くなりトナー補給
量を少くすることが望ましい。
【0051】したがって、トナー補給制御にあたっては
、画像面積率あるいは現像剤トナー濃度を考慮してトナ
ー補給量を補正することが望ましい。
【0052】ドットにより画像が形成されるデジタル方
式の画像形成装置では、画像1枚当りの総ドット数を検
知することは容量であり、この総ドット数から画像面積
率に換算することも可能である。
【0053】又、アナログ方式、デジタル方式を問わず
、現像装置へのトナー補給制御を目的として、均一に帯
電された感光体に所定の反射率を有する基準パターンの
光像を結像して得られたトナーパターン及び感光体地肌
部の濃度をセンサ(Pセンサと云われる)で検知し、こ
のセンサの出力比(VSG/VSP)に応じて現像装置
内の現像剤のトナー濃度を推定し、トナー補給率を制御
する、いわゆるPセンサ法と呼ばれるトナー補給方法が
知られている。なお、上記のVSGは感光体地肌部に対
するセンサの出力電圧、VSPはトナーパターンに対す
るセンサの出力電圧である。
【0054】そこで、原稿画像面積率の因子を考慮した
トナー補給制御方法を第6実施例として図24〜27に
基づいて説明する。この実施例では、先に述べた温度、
湿度による補給量の補正も併せ行う例を示した。
【0055】図24は、本実施例のトナー補給量制御チ
ャートであり、トナーホッパ内のトナー量による3つの
領域に対するアジテータの単位時間当り回転数の制御に
ついて示すが、基本的には図1の制御チャートと同じ考
え方であり、夫々の領域に対するアジテータ回転数は図
1に示す第1実施例の数値に夫々、ドット総数による補
正係数pj(又はPセンサの出力比(VSG/VSP)
による補正係数qj)と温湿度に対する補正係数kiを
掛け合せたものを掛けたものとなっている。
【0056】ドット総数に対する補正係数pj及びPセ
ンサ制御による補正係数qjの値を図25及び図26に
夫々示す。
【0057】図27は、ドット総数による補正と、温湿
度に対する補正を行うトナー補給制御方法のフローチャ
ートである。
【0058】こゝ迄に説明した温湿度、ドット総数、P
センサ出力比に対する補正を行なうトナー補給制御方法
の各実施例では、制御するトナー補給条件として、アジ
テータの単位時間当り回転数を採用したものについて説
明したが、トナー補給条件としてトナーホッパのトナー
補給用小孔の円周方向位置、小孔の合計面積、アジテー
タの先端に設けられた弾性部材のトナー補給位置におけ
るトナーホッパ内面に対する相対位置である場合も同様
の考え方でトナー補給条件を補正することができる。
【0059】原稿の画像面積率は1枚毎に異なるが、制
御方式として1枚毎に検知を行なってもよいし数枚毎(
5枚、10枚)に検知し制御しても構わない。Pセンサ
制御方式においては基準パターンを作成するので数枚毎
に行なった方がトナー消費量の点からよい。
【0060】次に、第2発明のトナー補給制御方法を図
35により説明したDTMに適用した実施例を説明する
【0061】第2発明の場合、画像形成装置により形成
される色(白黒又はカラー)によって、内蔵する現像剤
の色の異るDTMを交換して使用するので、DTM毎に
そのDTMを使用して行った画像形成に対するアジテー
タ(トナー補給部材)の総回転数をカウントし記憶し、
総回転数に対応するトナー残量に応じたトナー補給条件
でトナー補給制御を行なわねばならない。
【0062】この目的のため、DTMには、図28に示
す如く、DTMケーシング70の上カバー80に、温湿
度センサ90及びカウント手段、記憶手段及び制御装置
を含むマイクロコンピュータ91が設けられている。記
憶手段には、そのDTMが内蔵する現像剤の色情報がイ
ンプットされている。その他の構成は図35と同様であ
る。
【0063】図29に第2発明の第1実施例のトナー補
給制御方法のフローチャートを示す。この制御フローを
フローチャートに沿って説明する。
【0064】DTMを画像形成装置本体にセットすると
、マイクロコンピュータ91内に情報としてインプット
されているこのDTMの種別(黒白用DTMかカラー用
DTMか)が本体により検知され、所望の色のDTMで
あるか否かがチェックされる。
【0065】このDTMが初めて使用される場合は、ア
ジテータ総回転数がDTMに設けられたマイクロコンピ
ュータ91のカウンタにより0からカウントを開始され
る。又、既に使用したDTMである場合は、これ迄に行
なったアジテータの総回転数Npに累積される。
【0066】又、温湿度センサ90により、DTMの環
境温湿度が低温低湿か、常温常湿か、高温高湿かが検知
される。
【0067】DTMの種別と環境温湿度により、予め設
定されマイクロコンピュータ91内に記憶されているト
ナー補給パターンが選定される。例えば、白黒現像で常
温常湿の場合、アジテータ総回転数に対するトナー補給
量の関係が図30に示す如く設定されている。アジテー
タの総回転数Nxにおける補給量aは狙いの補給量(例
えば図30の場合、A4サイズ画像面積率5%に対する
補給量b)に対してずれが生じている。そこで、トナー
補給条件を変えてトナー補給量を変えてやることが必要
である。トナー補給量を変えるためのトナー補給条件と
しては、第1発明の説明で述べたとおり、アジテータの
単位時間当り回転数、トナーホッパのトナー補給用小孔
の円周方向位置、小孔の合計面積、アジテータの先端に
設けられた弾性部材のトナー補給位置におけるトナーホ
ッパ内面に対する相対位置が挙げられる。
【0068】本実施例では、トナー補給条件としてアジ
テータ回転数を採用している。アジテータ回転数とトナ
ー補給量との間には、先に図2に示したような比例関係
があり、アジテータ回転数を変更することにより、トナ
ー補給量を図30のa点からb点にシフトさせることが
できる。
【0069】この実施例では、アジテータ総回転数が増
加する毎にアジテータ回転数nmrpmを連続的に変化
させて常にトナー補給量が定量になるように制御するも
のとしたが、第1発明の各実施例で説明したようにトナ
ーホッパ内トナー量、換言すればアジテータ総回転数に
応じて複数の領域に分割し、領域が変る毎に階段的に制
御することもできることは云う迄もない。
【0070】アジテータ総回転数Nxをトナーエンドに
対応するアジテータ総回転数NEと比較し、Nx≧NE
となれば、トナーエンドとし、DTMを画像形成装置本
体から離脱し、廃棄する。
【0071】次に、ドットにより画像を形成するデジタ
ル方式画像形成装置で画像面積率を考慮してトナー補給
制御を行なう本第2発明の第2実施例の制御フローを図
31に示す。
【0072】この実施例のフローで温湿度検知のステッ
プ迄は図29に示す第1実施例と同様であるが、トナー
補給パターンの選定では、第1実施例ではアジテータ総
回転数に対するトナー補給量の関係が設定されていたが
、本第2実施例では図32に示す如く、画像1枚毎の総
ドット数を累計したドット総数に対するトナー補給量の
関係を設定している。前者の場合はアジテータ総回転数
からトナーホッパ内のトナー残量を推定したものであり
、後者の場合はドット総数からトナーホッパ内のトナー
残量を推定しトナー残量に対するトナー補給部材のトナ
ー補給量を与えるものである。したがってこの場合もア
ジテータの総回転数をベースにしてもよいことは云う迄
もない。
【0073】又、狙いのトナー補給量は第1実施例の定
量補給の場合はプリンタの平均値であるA4サイズ5%
画像面積率を一率に採用しているが、本第2実施例では
実際の画像サイズ画像面積率に相当するドット数がカウ
ントされるので、種々の原稿画像面積率(図32の例で
はA4,60%、30%、15%及び5%)対応のドッ
ト数に対する狙いのトナー補給量が設定されている。
【0074】そこで、原稿1枚のドット数をカウントし
、A4何%の画像面積率に対応するかを検知し、例えば
A4,5%対応のドット数であったとすればトナー補給
量を、その時点のドット総数Nxに対する補給量aから
A4,5%対応のドット数に対する所要トナー補給量b
にシフトさせる。トナー補給量のシフトはアジテータの
回転数等トナー補給条件を変えることにより行なわれる
【0075】画像ドット総数Nxとトナーエンド時の画
像ドット総数NEとを比較し、Nx≧NEとなればトナ
ーエンドとする。
【0076】最後に、Pセンサを使用して基準濃度パタ
ーンに対するトナーパターンと感光体地肌部との濃度を
検知し、その出力比に応じてトナー補給を行なう画像形
成装置に適用した場合のトナー補給制御方法を第3実施
例として、図33にフローチャートを示す。
【0077】この実施例では、トナー補給パターンは図
34に示す如く第1実施例と同様、アジテータ総回転数
に対してトナー補給量が設定されている。しかし、Pセ
ンサの出力比により現像剤中のトナー濃度ひいては必要
なトナー補給量が判るので、Pセンサの出力比a1,a
2,a3に応じて所要トナー補給量が設定されている。
【0078】そこで、アジテータ総回転数がNxの場合
のトナー補給量aがPセンサの出力比に対して必要とさ
れるトナー補給量、例えばセンサ出力比a3の場合の補
給量bとの間にずれがある場合、トナー補給条件、この
例ではアジテータ回転数を制御してトナー補給量をa点
からb点にシフトする。
【0079】第2実施例の原稿の画像面積率対応ドット
数に対するトナー補給量の標準面積率の場合のトナー補
給量に対する比、及び第3実施例のセンサ出力比に対す
るトナー補給量の標準の出力比の場合のトナー補給量に
対する比は、第1発明に関して図24及び26で説明し
た補正係数pj,qjに他ならない。
【0080】
【発明の効果】以上の如く、本第1発明によれば、従来
収容現像剤量が少なくトナー濃度変動が大きくトナー濃
度制御が困難でトナー飛散地汚れ画像濃度低下などの不
具合があった小型画像形成装置の2成分使い捨て現像装
置の安定したトナー濃度制御が可能となった。
【0081】又、トナー濃度制御とともに安定したトナ
ーエンド検知も兼ねることができる。
【0082】デジタル電子写真装置においてはPセンサ
制御を用いないでドットカウントにより安定したトナー
濃度制御が行なうことが可能となった。
【0083】さらに、温湿度センサを設けることにより
、どんな環境下においても安定したトナー濃度制御が可
能となった。
【0084】又、第2発明によれば、画像形成装置本体
に対して着脱交換自在な現像装置に対するトナー補給に
関する情報を記憶するメモリを現像装置に設けることに
より、現像装置が交換されても使用したトナー量の情報
は記憶され、信頼性の高いトナー補給制御が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1実施例のトナー補給制御方法の
制御チャートである。
【図2】その制御方法が適用される現像装置のトナーホ
ッパ内トナー量により分割した領域毎のアジテータ回転
数に対するトナー補給量の関係を示すグラフである。
【図3】その現像装置のアジテータ回転数カウント開始
手段を示す斜視図である。
【図4】上記第1実施例の制御フローを示すフローチャ
ートである。
【図5】第2実施例の制御フローチャートである。
【図6】トナー補給小孔の円周方向位置とトナー補給量
との関係を示すグラフである。
【図7】上記小孔の位置を変更する機構の一例を示す正
面図である。
【図8】その側面図である。
【図9】第2実施例の制御フローを示すフローチャート
である。
【図10】第3実施例の制御チャートである。
【図11】トナー補給量と小孔径、小孔数との関係を示
すグラフである。
【図12】小孔合計面積を変化させる機構の一例を示す
側面図である。
【図13】その正面図である。
【図14】その変形例の正面図である。
【図15】第3実施例の制御フローを示すフローチャー
トである。
【図16】第4実施例の制御チャートである。
【図17】トナー補給量と弾性部材角度又は弾性部材突
出し量との関係を示すグラフである。
【図18】トナー補給部材の弾性部材突出し量を変化さ
せる機構の一例を示す側面図である。
【図19】トナー補給部材の弾性部材の角度を変化させ
る機構の一例を示す側面図である。
【図20】第4実施例の制御フローを示すフローチャー
トである。
【図21】第5実施例の制御チャートである。
【図22】温湿度とトナー補給量との関係を示すグラフ
である。
【図23】第5実施例のフローチャートである。
【図24】第6実施例の制御チャートである。
【図25】ドット総数によるアジテータ回転数に対する
補正係数を示す表である。
【図26】Pセンサ出力比によるアジテータ回転数に対
する補正係数である。
【図27】第6実施例のフローチャートである。
【図28】第2発明のトナー補給制御方法を実施するの
に適した現像装置の1例の構成を示す断面図である。
【図29】第2発明の第1実施例のフローチャートであ
る。
【図30】アジテータ総回転数とトナー補給量との関係
を示すグラフである。
【図31】第2発明の第2実施例のフローチャートであ
る。
【図32】ドット総数とトナー補給量との関係及び原稿
画像面積率に対応する1枚当りドット総数に対する所要
トナー補給量の関係を示すグラフである。
【図33】第2発明の第3実施例のフローチャートであ
る。
【図34】アジテータ総回転数とトナー補給量との関係
及びPセンサの出力比に対する所要トナー補給量の関係
を示すグラフである。
【図35】本発明が適用される公知の使い捨て現像装置
の1例の全体概略構成の示す断面図である。
【図36】そのトナー補給機構を説明する一部断面を含
む斜視図である。
【図37】トナー補給用小孔の別の例を示す正面図であ
る。
【図38】トナーホッパ内トナー量とトナー補給量との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1  感光体 2  現像装置 3  現像室 40  トナーホッパ 50  アジテータ(トナー供給部材)52  ブラシ
(弾性部材) 53  小孔を設けたフィルム 54,54´  小孔 70  現像装置ケーシング 80  上カバー 90  温湿度センサ 91  マイクロコンピュータ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外周壁の円周方向所定の位置に位置す
    るトナー補給位置に長手方向に複数の小孔が配列された
    円筒状トナーホッパと、該トナーホッパの軸心を中心と
    して回動し、先端部に弾性部材を有し、トナーホッパ内
    面に弾発的に摺接してホッパ内に貯溜されるトナーを円
    周方向に搬送し、上記トナー補給位置で上記小孔から現
    像器へトナーを補給するトナー補給部材とを有するトナ
    ー補給装置と、上記現像器とより成り、画像形成装置に
    着脱自在の使い捨て現像装置の上記トナー補給装置のト
    ナー補給制御方法において、上記現像装置の使用開始か
    らの上記トナー補給部材の総回転数に対して、上記トナ
    ー補給装置の単位時間当りトナー補給量が概ね所定の一
    定値になるようなトナー補給条件をあらかじめ設定して
    記憶手段に記憶させ、現像時、画像形成装置の画像形成
    動作回数に対応したトナー補給部材の総回転数をカウン
    トし、カウントされたトナー補給部材の総回転数に応じ
    て、トナー補給条件を上記の記憶手段に記憶させた総回
    転数に対応する値に一致させる如く制御することを特徴
    とするトナー補給制御方法。
  2. 【請求項2】  上記のトナー補給条件が、トナー補給
    部材の単位時間当りの回転数であることを特徴とする請
    求項1に記載のトナー補給制御方法。
  3. 【請求項3】  上記のトナー補給条件が、上記小孔の
    円周方向位置であることを特徴とする請求項1に記載の
    トナー補給制御方法。
  4. 【請求項4】  上記のトナー補給条件が、上記小孔の
    合計面積であることを特徴とする請求項1に記載のトナ
    ー補給制御方法。
  5. 【請求項5】  上記のトナー補給条件が、上記トナー
    補給部材先端の弾性部材の上記トナー補給位置における
    トナーホッパ内面に対する相対位置であることを特徴と
    する請求項1に記載のトナー補給制御方法。
  6. 【請求項6】  上記の画像形成装置本体内の温湿度を
    検知し、上記のトナー補給条件が画像形成装置本体内温
    湿度を考慮して補正されることを特徴とする請求項1乃
    至5項のいずれか1項に記載のトナー補給制御方法。
  7. 【請求項7】  上記の画像形成装置がドットにより画
    像が形成されるデジタル方式の画像形成装置であり、該
    画像形成装置で形成される画像1枚当りの総ドット数を
    検知し上記のトナー補給条件は検知された総ドット数を
    考慮して補正されることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項に記載のトナー補給制御方法。
  8. 【請求項8】  上記の画像形成装置がドットにより画
    像が形成されるデジタル方式の画像形成装置であり、該
    画像形成装置で形成される画像1枚当りの総ドット数及
    び画像形成装置本体内の温湿度を検知し、上記のトナー
    補給条件が検知された総ドット数及び温湿度を考慮して
    補正されることを特徴とする請求項1乃至5項のいずれ
    か1項に記載のトナー補給制御方法。
  9. 【請求項9】  上記の画像形成装置が、均一に帯電さ
    れた感光体に所定の反射率を有する基準パターンの光像
    を結像して得られたトナーパターン及び感光体地肌部の
    濃度をセンサで検知し、このセンサの出力比に応じて現
    像装置へのトナー補給率を制御する電子写真装置であり
    、上記のトナー補給条件が上記のセンサの出力比を考慮
    して補正されることを特徴とする請求項1乃至5項のい
    ずれか1項に記載のトナー補給制御方法。
  10. 【請求項10】  上記の画像形成装置が、均一に帯電
    された感光体に所定の反射率を有する基準パターンの光
    像を結像して得られたトナーパターン及び感光体地肌部
    の濃度をセンサで検知し、このセンサの出力比に応じて
    現像装置へのトナー補給率を制御する電子写真装置であ
    り、かつ画像形成装置本体内の温湿度検知手段を有し、
    上記のトナー補給条件が上記のセンサの出力比及び画像
    形成装置本体内温湿度を考慮して補正されることを特徴
    とする請求項1乃至5項のいずれか1項に記載のトナー
    補給制御方法。
  11. 【請求項11】  外周壁の円周方向所定の位置に位置
    するトナー補給位置に長手方向に複数の小孔が配列され
    た円筒状トナーホッパと、該トナーホッパの軸心を中心
    として回動し、先端部に弾性部材を有し、トナーホッパ
    内面に弾発的に摺接してホッパ内に貯溜されるトナーを
    円周方向に搬送し、上記トナー補給位置で上記小孔から
    現像器へトナーを補給するトナー補給部材とを有するト
    ナー補給装置と上記現像器とより成り、画像形成装置本
    体に対して着脱自在で互いに異る色の現像剤を内蔵し、
    画像再現色モードに応じて交換使用可能な使い捨て現像
    装置の上記トナー補給装置のトナー補給制御方法におい
    て、夫々の現像装置毎に、当該現像装置の画像再現色モ
    ード情報、そのモードに応じた該現像装置の使用開始か
    らの、上記トナー補給部材の総回転数に対して上記トナ
    ー補給装置の単位時間当りトナー補給量が概ね所定の値
    になるようにあらかじめ設定されたトナー補給条件を該
    現像装置に設けられた記憶手段に記憶させ、現像時、ト
    ナー補給部材の回転数をカウントし、その現像装置に設
    けられたカウンタに累積し、トナー補給条件を該カウン
    タに累積されたトナー補給部材の総回転数に応じて、ト
    ナー補給条件を上記の記憶手段に記憶させた総回転数に
    対応する値に一致させる如く制御することを特徴とする
    トナー補給制御方法。
  12. 【請求項12】  上記のトナー補給条件が、トナー補
    給部材の単位時間当りの回転数であることを特徴とする
    請求項11に記載のトナー補給制御方法。
  13. 【請求項13】  上記のトナー補給条件が、上記小孔
    の円周方向位置であることを特徴とする請求項11に記
    載のトナー補給制御方法。
  14. 【請求項14】  上記のトナー補給条件が、上記小孔
    の合計面積であることを特徴とする請求項11に記載の
    トナー補給制御方法。
  15. 【請求項15】  上記のトナー補給条件が、上記トナ
    ー補給部材先端の弾性部材の上記トナー補給位置におけ
    るトナーホッパ内面に対する相対位置であることを特徴
    とする請求項11に記載のトナー補給制御方法。
  16. 【請求項16】  上記の画像形成装置本体内の温湿度
    を検知し、上記のトナー補給条件が画像形成装置本体内
    温湿度を考慮して補正されることを特徴とする請求項1
    1乃至15項のいずれか1項に記載のトナー補給制御方
    法。
  17. 【請求項17】  上記の画像形成装置がドットにより
    画像が形成されるデジタル方式の画像形成装置であり、
    該画像形成装置で形成される画像1枚当りの総ドット数
    を検知し上記のトナー補給条件がトナー補給部材の総回
    転数の代りに検知された総ドット数を累積したドット総
    数に対応して制御されることを特徴とする請求項11乃
    至15のいずれか1項に記載のトナー補給制御方法。
  18. 【請求項18】  上記の画像形成装置がドットにより
    画像が形成されるデジタル方式の画像形成装置であり、
    該画像形成装置で形成される画像1枚当りの総ドット数
    及び画像形成装置本体内の温湿度を検知し、上記のトナ
    ー補給条件が温湿度を考慮して補正されることを特徴と
    する請求項17に記載のトナー補給制御方法。
  19. 【請求項19】  上記の画像形成装置が、均一に帯電
    された感光体に所定の反射率を有する基準パターンの光
    像を結像して得られたトナーパターン及び感光体地肌部
    の濃度をセンサで検知し、このセンサの出力比に応じて
    現像装置へのトナー補給率を制御する電子写真装置であ
    り、上記のトナー補給条件が上記のセンサの出力比を考
    慮して補正されることを特徴とする請求項11乃至15
    項のいずれか1項に記載のトナー補給制御方法。
  20. 【請求項20】  上記の画像形成装置が、均一に帯電
    された感光体に所定の反射率を有する基準パターンの光
    像を結像して得られたトナーパターン及び感光体地肌部
    の濃度をセンサで検知し、このセンサの出力比に応じて
    現像装置へのトナー補給率を制御する電子写真装置であ
    り、かつ画像形成装置本体内の温湿度検知手段を有し、
    上記のトナー補給条件が上記のセンサの出力比及び画像
    形成装置本体内温湿度を考慮して補正されることを特徴
    とする請求項11乃至15項のいずれか1項に記載のト
    ナー補給制御方法。
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