JPH0435428Y2 - - Google Patents

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JPH0435428Y2
JPH0435428Y2 JP1986128271U JP12827186U JPH0435428Y2 JP H0435428 Y2 JPH0435428 Y2 JP H0435428Y2 JP 1986128271 U JP1986128271 U JP 1986128271U JP 12827186 U JP12827186 U JP 12827186U JP H0435428 Y2 JPH0435428 Y2 JP H0435428Y2
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nozzle
auxiliary
plate
reed
auxiliary nozzle
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JP1986128271U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、筬保持体の長手方向に間隔をあけて
補助ノズルを配設し、筬に形成した緯糸案内溝に
向けて空気を噴射させるようにした空気噴射式織
機の補助ノズル装置に関し、特に補助ノズルを最
適の噴射方向に向けることができるようにした補
助ノズル装置に関する。
<従来の技術> 従来この種の装置としては、例えば実開昭53−
90663号公報に開示されているものがある。
これは、第6図に示すように、筬保持体1にそ
の長手方向に間隔をあけてノズルサポート2を取
付け、各ノズルサポート2に補助ノズル3を取付
けたものにおいて、補助ノズル3と一体のノズル
ボデイ4の基準面5に嵌合し得る基準線6aを有
する基準桿6と、ノズルサポート2に係合可能な
角度目盛7aを有する固定用具7とを用意し、こ
れらによつて補助ノズル3をその軸線回りに回動
調整(以下X方向調整という)するようにしたも
のである。また、このものにあつては、補助ノズ
ル3のノズルボデイ4をノズルサポート2に対し
摺動自在とし、補助ノズル3をその軸線方向(上
下方向)にも位置調整(以下Z方向調整という)
できるようになつている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来の装置にあつて
は、X方向調整とZ方向調整とは可能であるもの
の、織前側から見た場合の補助ノズルの軸線の傾
き角の調整(以下Y方向調整という、第1図参
照)を行うことができないので、噴射空気の方向
を緯糸案内溝の所定位置に正確に指向させること
ができないという問題点があつた。
すなわち、補助ノズルのZ方向調整は筬打の邪
魔にならないようにするため調整範囲に限界があ
り、また、噴射方向の上向き角はノズル口の開け
具合によりバラツキがあるため、同一の位置設定
ではノズル口からの噴流が好適に緯糸案内溝に向
かわないものである。
本考案はこのような従来の問題点に鑑み、補助
ノズルを最適の噴射方向に向けることのできる補
助ノズル装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> このため、本考案は補助ノズルをその軸線回り
に回動調整(X方向調整)可能でかつその軸線方
向に位置調整(Z方向調整)可能にノズルサポー
トに取付け、このノズルサポートに補助ノズルに
対し直交するよう突設したノツクピンをプレート
の嵌合穴に嵌合すると共にノズルサポートの平面
とプレートの平面とが面接するようにして補助ノ
ズルの軸線が織前側から見て傾動し得るように傾
動調整(Y方向調整)可能に取付け、このプレー
トを筬保持体の長手方向に設けた係止部に嵌合し
て取付けるようにしたものである。
<作用> これによれば、ノズルサポートをプレートに対
し傾動させることで、織前側から見た補助ノズル
の軸線の傾き角を調整できるので、補助ノズルを
最適の噴射方向に向けることができる。
<実施例> 以下に本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。
筬保持体10には筬11が固定されている。筬
11は筬打点を凹部12aに形成した筬羽12を
列設してなり、その凹部12aの列により緯糸案
内溝13を形成している。そして、筬保持体10
の緯入れ側端部に固定した主ノズル14が緯糸案
内溝13に相対している。
筬保持体10の前面(織前側の面)にはその長
手方向に沿つて断面T字状の溝15が形成され、
この溝15の開口部の両側縁には筬保持体10の
長手方向に沿つて係止部(凹陥部)16が形成さ
れている。
補助ノズル17は、その基部が円筒断面で上部
を扁平形状とし、その扁平部18の先端近傍にノ
ズル口19を形成してある。そして、補助ノズル
17はその基部をノズルボデイ20に嵌入し接着
剤等で固着して一体化してある。ここで、ノズル
ボデイ20の上部側面には基準面21が形成され
るが、扁平部18の面と基準面21とが平行とな
るように一体化してある。
ノズルサポート22は、直方体形状で中央部に
上下方向に孔23を設け、かつこれに連なるすり
割り24を設けてある。そして、この孔23に補
助ノズル17と一体のノズルボデイ20を挿入
し、ボルト25で抱締固定してある。従つて、ボ
ルト25を緩めた状態で補助ノズル17のX方向
調整及びZ方向調整が可能である。
また、ノズルサポート22は背面にノツクピン
26を有し、このノツクピン26をプレート27
の嵌合穴に嵌合した上で、ノズルサポート22を
ボルト28によりプレート27に固定してある。
ここで、ノズルサポート22のボルト28の挿通
孔29はボルト28の軸径よりも大きくして、ノ
ズルサポート22がノツクピン26を中心にわず
かに回動できるようにしてあり、これによりボル
ト28を緩めた状態で補助ノズル17のY方向調
整を可能にしてある。
プレート27は、その上下方向の巾を筬保持体
10の係止部16に嵌合する寸法としてある。こ
のプレート27を筬保持体10に固定する際は、
筬保持体10の溝15にナツト30を納め、係止
部16にプレート27を嵌合し、ボルト31で固
定する。したがつて、プレート27は筬保持体1
0の長手方向に位置調整可能に取付けられる。
かかる構成においては、ボルト25を緩めれ
ば、補助ノズル17をその軸線回り(X方向)に
調整できると共に、その軸線方向(Z方向)に調
製できる。また、ボルト28を緩めれば、ノズル
サポート22をノツクピン26回りに回動して補
助ノズル17の軸線の傾き(Y方向)を調整でき
る。
したがつて、ノズル口19からの噴流を正しく
緯糸案内溝13に向けることができる。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、織前側か
ら見て補助ノズルの軸線の傾き角を調整できるよ
うにしたため、補助ノズルからの噴流を正しく緯
糸案内溝に向けることができるという効果が得ら
れる。
また、ノズルサポートに突設したノツクピンを
プレートの嵌合穴に嵌合したノズルサポートをプ
レートに対し回動可能にし、この回動をノズルサ
ポートとプレートとの平面を面接させつつ行うよ
うにして、前記傾き角を調整するようにしたの
で、その調整は調整方向にのみ動かすことが可能
であり、他の方向に動くことがないので、調整が
極めて容易にできるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の−断面図、第3図は要部の斜視
図、第4図は要部の平面図、第5図は要部の正面
図、第6図は従来例を示す平面図である。 10……筬保持体、11……筬、13……緯糸
案内溝、16……係止部、17……補助ノズル、
19……ノズル口、20……ノズルボデイ、22
……ノズルサポート、26……ノツクピン、27
……プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筬保持体10の長手方向に間隔をあけて補助ノ
    ズル17を配設し、筬11に形成した緯糸案内溝
    13に向けて空気を噴射させるようにした空気噴
    射式織機の補助ノズル装置において、補助ノズル
    17をその軸線回りに回動調整可能でかつその軸
    線方向に位置調整可能にノズルサポート22に取
    付け、このノズルサポート22の補助ノズル17
    に対し直交するよう突設したノツクピン26をプ
    レート27の嵌合穴に嵌合すると共にノズルサポ
    ート22の平面とプレート27の平面とが面接す
    るようにして補助ノズル17の軸線が織前側から
    見て傾動し得るように傾動調整可能に取付け、こ
    のプレート27を筬保持体10の長手方向に設け
    た係止部16に嵌合して取付けことを特徴とする
    空気噴射式織機の補助ノズル装置。
JP1986128271U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0435428Y2 (ja)

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JP1986128271U JPH0435428Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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JPS6334185U JPS6334185U (ja) 1988-03-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215583B2 (ja) * 1976-09-07 1987-04-08 Gen Electric

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248457Y2 (ja) * 1985-07-09 1990-12-19

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JPS6215583B2 (ja) * 1976-09-07 1987-04-08 Gen Electric

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JPS6334185U (ja) 1988-03-04

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