JPH04346364A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04346364A
JPH04346364A JP3118846A JP11884691A JPH04346364A JP H04346364 A JPH04346364 A JP H04346364A JP 3118846 A JP3118846 A JP 3118846A JP 11884691 A JP11884691 A JP 11884691A JP H04346364 A JPH04346364 A JP H04346364A
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image forming
rack gear
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Masakatsu Akashi
正勝 明石
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Junichi Hirobe
広部 潤一
Tsutomu Sugaya
務 菅谷
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機や静電
式プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
形化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、感光体上に形成
された原稿像に対応する静電潜像をトナー像に顕像化し
た後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー像
を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入する
と共に、上記作像部へ供給した後、装置本体から排出す
る用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、および制御回
路その他の電装品等の機能部品を備えている。そして、
これら各機能部品は、樹脂成形品からなる箱型のケーシ
ング内に配置された、一対の側板やこの側板どうしを連
結するステー等からなる金属製の補強フレームに対して
、それぞれ取付けられている。
【0004】また、上記用紙搬送部の上流側には、手差
し給紙を補助するための給紙トレイが設けられており、
この給紙トレイには、用紙の幅方向の位置決めを行う一
対のカーソルと、両カーソルを給紙トレイのセンタを挟
んで互いに逆方向へ連動させる一対のラックギアおよび
各ラックギアに歯合されたピニオンギアとからなる幅ガ
イドが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるためには
、できるだけ小型軽量化を図ると共に、製造コストおよ
び販売価格を安くすることが望ましい。しかし、従来の
画像形成装置は、幅ガイドの部品点数が多いと共に、給
紙トレイに対する組付けも面倒で、製造コストが高く付
くという問題があった。即ち、上記幅ガイドは、給紙ト
レイを挟んで上面側にカーソルを、下面側にラックギア
をそれぞれ配置しているので、カーソルとラックギアと
を別々に形成する必要があり、その分部品点数が多くな
ると共に、両者を、給紙トレイに形成されたカーソルの
移動方向へ延びる長穴を通して、ねじにより連結する作
業が必要であり、給紙トレイに対する組付け作業が面倒
で、製造コストが高く付くという問題があった。
【0006】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、給紙トレイの部品点数を少なくすることがで
きると共に、給紙トレイに対する組付けも容易で、製造
コストを安くすることができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、■感光体に形成さ
れた静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に転写す
る作像部と、■用紙に転写したトナー像を定着する定着
部を含み、用紙を装置本体内に導入すると共に、上記作
像部を通して装置本体から排出する用紙搬送部と、■こ
れらを駆動する駆動系と、■電装品とを少なくとも備え
、これら■乃至■の機能部品を、ケーシング内に配置し
ていると共に、上記用紙搬送部の上流側に、給紙トレイ
を設け、この給紙トレイに、用紙の幅方向の位置決めを
行う一対のカーソルと、両カーソルを給紙トレイのセン
タを挟んで互いに逆方向へ連動させるラックギアおよび
ピニオンギアとからなる幅ガイドを設けている画像形成
装置において、上記幅ガイドの対応するカーソルとラッ
クギアとを、樹脂にて一体成形していると共に、上記給
紙トレイの上面側に、一方のラックギアの移動を案内す
る第1の案内溝と、他方のラックギアの移動を案内する
第2の案内溝と、第1の案内溝に導入されたラックギア
の浮き上がりを防止する第1のラック押さえと、第2の
案内溝に導入されたラックギアの浮き上がりを防止する
第2のラック押さえと、ピニオンギアを回転自在に支持
する支持ピンとを設け、上記第1のラック押さえと第2
のラック押さえとを、各ラックギアを案内溝に対して上
方から導入可能に、給紙トレイのセンタを挟んだ対向位
置に配置していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、幅ガイド
のカーソルとラックギアとを、樹脂にて一体成形してい
るので、これらを別々に形成する場合よりも、部品点数
を少なくすることができる。また、給紙トレイの上面側
に設けられた各案内溝に対して、その上方からラックギ
アを導入し、この導入したラックギアを、ラック押さえ
側に移動した状態で、ピニオンギアを各ラックギアに歯
合させながら支持ピンに差し込むことにより、給紙トレ
イに対する幅ガイドの組付けを行うことができる。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の斜視図であり、図3はその内部構成を
示す概略断面図である。上記複写機は、透明なガラス板
からなる原稿台1を、図3において左右方向に移動させ
ることにより、当該原稿台1に載置された原稿を照明走
査するいわゆるテーブル移動型のものであり、上記原稿
台1の上方には、載置された原稿を押えるための原稿押
え11が、回動開閉可能に設けられている。上記複写機
は、装置本体2の内部に、原稿台1によって移動される
原稿を照明走査するための光学系3、感光体ドラム42
に形成された静電潜像を現像装置41により顕像化した
後、用紙に転写する作像部4、途中部に用紙に転写され
たトナー像を定着する定着部6を配置し、上記用紙を給
紙口26から装置本体2の内部に導入した後、作像部4
を通して排紙口21から排出する用紙搬送部5、これら
原稿台1、作像部4および用紙搬送部5を駆動するため
の駆動系7(図9参照)、並びにこれらの駆動を制御す
る制御回路等を含む電装品8(図9参照)等の機能部品
を備えている。
【0010】上記光学系3は、原稿を照明するための蛍
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。作像部4としては、感光体ドラム4
2の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写
チャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置し
たものであり、上記帯電チャージャ43によって均一に
帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像さ
せて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置4
1によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44に
よってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ
45によって回収するようにした従来公知の構成である
。この作像部4の構成要素としての現像装置41、感光
体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリーナ4
5は、それぞれ作像フレーム46(図4参照)に対して
組付けられてユニット化されている。また、帯電チャー
ジャ43は、上記光学系3のケース33によって保持さ
れている。上記作像フレーム46は、樹脂成形品からな
るものであり、この作像フレーム46には、クリーナ4
5によって回収されたトナーを収容しておくトナー回収
容器47が一体に成形されている。このトナー回収容器
47は、平面形状が矩形のトレイ状のものであり、用紙
搬送部5の搬送方向下流側の上方に設けられている。
【0011】このトナー回収容器47には、水平な底部
47bに連続させて傾斜状の側面部47cが形成され、
この側面部47cの上端部に連続させて、排紙口21方
向へ延びる鍔部47aが形成されており、上記傾斜状の
側面部47cおよび鍔部47aが、手先挿入ガイドとし
て構成されている。この手先挿入ガイドは、定着部6を
通過した名刺サイズ等の小サイズの用紙の取出しを許容
する位置まで装置本体2内への手先の挿入をガイドする
と共に、主として上記側面部47cによって所定量以上
手先が挿入されるのを規制して、当該手先が定着部6に
接触するのを阻止するものである。なお、上記鍔部47
aは、上記排紙口21の内部に導入された状態で、当該
排紙口21の上縁部に密着されており、用紙が当該上縁
部に引っ掛からないように配慮されている。このように
、トナー回収容器47の一部を手先挿入ガイドとして構
成しているので、別途手先挿入ガイドを配置する必要が
なく、その分、部品点数および組立て工数を削減でき、
製造コストを安くすることができる。
【0012】上記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。上記現像ハウジング41aの下面
には、多数のリブ状の上ガイド41bが、互いに平行に
突設されており、この上ガイド41bによって、搬送さ
れる用紙の上面側をガイドするようにしている。上記上
ガイド41bは、現像ハウジング41aと一体に成形さ
れており、したがって、別途上ガイドを形成する場合に
比べて、部品点数および組立て工数を削減でき、製造コ
ストを安くすることができる。
【0013】用紙搬送部5は、先端側が給紙トレイ22
によって受け止められた用紙を挟み込んで装置本体2の
内部に導入する搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51
によって搬送された用紙の先端を突き当てて、当該用紙
を一時的に待機させるレジストストッパ52と、前記定
着部6とを備えている。上記搬送ローラ対51のうちの
上ローラ51aは、現像装置41の現像ハウジング41
aに突設された上ガイド41bによって回転自在に支持
されている。即ち、上記上ガイド41bによって、上ロ
ーラ51aの支持部材を兼用している。また、定着部6
は、用紙を挾み込んで搬送しながら用紙に転写されたト
ナー像を定着するものであり、内蔵ヒータにて加熱され
た熱ローラ61と、この熱ローラ61に圧接されて従動
される圧ローラ62とを備えている。上記圧ローラ62
は、図示しないばねによって上方へ付勢された状態で、
上下および左右方向へ遊動可能に設けられており、その
支軸62aを熱ローラ61を支持するステー63の溝部
63aに導入することによって、当該熱ローラ61に対
する相対位置が決められている。さらに、上記レジスト
ストッパ52は、支点52aを中心に回動自在に設けら
れていると共に、通常は図示しないコイルばねによって
、図3において時計回り方向に回動付勢されて、用紙の
搬送経路に進出しており、この進出状態で用紙の先端部
を突き当てて、当該用紙を待機させる。そして、原稿台
1が所定位置に移動した時点で、例えば原稿台1によっ
て作動されるリンク機構を介して上記レジストストッパ
52を反時計回りに回動させて用紙搬送路から退避させ
ることにより、待機させた用紙を作像部4へ供給する。
【0014】装置本体2のケーシングは、互いに分離可
能にビス止めされた上部ケーシング24と下部ケーシン
グ25とにより構成されており、上記した機能部品とし
ての光学系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7、お
よび電装品8が、それぞれ上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25とによって保持されている。図9、図10
および図12も参照してさらに詳述すると、上記光学系
3のケース33は、上部ケーシング24に対してビス止
めされており、これによって光学系3全体が上部ケーシ
ング24に保持されている。また、作像部4の作像フレ
ーム46は、上部ケーシング24に対してビス止めされ
ており、これによって作像部4のうちの現像装置41、
感光体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリー
ナ45が、当該上部ケーシング24に保持されている。 また、作像部4のうちの残る帯電チャージャ43は、上
記光学系3のケース33を介して間接的に上部ケーシン
グ24に保持されている。さらに、用紙搬送部5の搬送
ローラ対51のうちの上ローラ51aは、現像ハウジン
グ41aを介して間接的に上部ケーシング24に保持さ
れており、下部ローラ51bおよびレジストストッパ5
2は、下部ケーシング25に一体成形された後述する下
ガイド25aに保持されており、定着部6の熱ローラ6
1は、ステー63を介して上部ケーシング24に保持さ
れており、圧ローラ62は、下部ケーシング25に保持
されている。
【0015】上記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなるものであり、図5および図10にも示すように、
その内底部には、搬送される用紙の下面側をガイドする
多数のリブ状の下ガイド25aが一体成形されている。 また、下部ケーシング25の底部には、開口部25bが
設けられており、この開口部25bには、支点25cを
中心に回動可能な支持部材25dが導入されている。こ
の支持部材25dは、樹脂成形品からなるものであり、
上面側には、搬送される用紙の下面をガイドするリブ状
の下ガイド25eが一体成形にて多数並設されている。 この支持部材25dを、支点25cを中心に図3におい
て時計回りに回動させることにより、下部ケーシング2
5の底部を開放することができ、これによって、用紙搬
送経路の一部を開放してジャム処理等を容易に行えるよ
うにしている。さらに、上記下部ケーシング25には、
開口部25bの周縁部に沿って、リブ状の起立片25f
が形成されており、この起立片25fと上記下ガイド2
5a等により当該下部ケーシング25をモノコック構造
として、所望の剛性を確保している。なお、上記下部ケ
ーシング25の両側部には、給紙口26および排紙口2
1を形成するための切欠25gが形成されている。
【0016】上部ケーシング24は、樹脂による一体成
形品からなるものであり、図6にも示すように、両側面
に給紙口26および排紙口21を形成するための切欠2
4aが形成されており、この両側面と交差する一側面に
は、前記トナーカートリッジ41cを挿抜するための開
口部24bが形成されている。また、上面には、原稿を
照明走査するためのスリット24cが形成されていると
共に、原稿台1の一端部を移動自在に支持するスライダ
S(図7参照)を取付けるための凹溝24i、および原
稿台1の他端部を支承するための凸条24jがそれぞれ
形成されている。さらに、上部ケーシング24の内部に
は、トナーカートリッジ41cの導入をガイドする一対
の帯板状のガイド部24dが垂下形成されている。この
ガイド部24dは、上部ケーシング24の成形と同時に
一体成形されたものであり、上記トナーカートリッジ4
1cのほぼ全長に沿って形成されている(図9参照)。 また、トナー回収容器47に対応する箇所には、当該ト
ナー回収容器47の上部開口を覆う蓋部24eが形成さ
れている。この蓋部24eは、上部ケーシング24の天
上面と、この天上面から下方へ延びる枠状の垂下片24
fとにより構成されているものであり、上記垂下片24
fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密接させて、
当該トナー回収容器47を閉塞し、これによってトナー
回収容器47に回収されたトナーが飛散するのを防止し
ている。なお、トナー回収容器47と上部ケーシング2
4の蓋部24eとは、図示しないビスによって互いに密
着するように連結されている。このように、上部ケーシ
ング24に蓋部24eを一体成形しているので、トナー
回収容器47に別途蓋を形成する必要がなく、その分部
品点数を少なくすることができると共に、組立て工数を
削減することができる。また、上部ケーシング24の開
口部を通してトナーカートリッジ41cを挿抜すること
ができるので、その交換作業を、装置本体2の内部を開
放することなく容易に行うことができる。しかも、トナ
ーカートリッジ41cの挿抜を案内するガイド部24d
を、上部ケーシング24に一体成形しているので、当該
ガイドを別途形成する必要がなく、その分部品点数およ
び組立て工数を少なくすることができ、コスト低減に役
立つことになる。そして、上記上部ケーシング24は、
上記ガイド24bおよび垂下片24f等によってモノコ
ック構造に構成されており、これによって所望の剛性を
確保している。
【0017】また、上記上部ケーシング24は、下部ケ
ーシング25に対して、それぞれの少なくとも四隅に形
成された連結部24k,25hにおいてビス止めされて
、一体化されている。このように、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して、少なくとも四隅におい
てビス止めしているので、各ケーシング24,25に反
りが生じている場合でも、これを矯正して両者を正確に
位置決めすることができる。即ち、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して回動開閉可能に枢支して
、いわゆるクラムシェルタイプとした場合には、上下の
ケーシング24,25に反りがあると、両者の正確な位
置決めが困難であると共に、枢支部に局部的な応力が生
じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め方式とするこ
とにより、このような問題を回避することができる。
【0018】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための上記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙を
受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対し
て回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞれ
起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿わ
せておくことができる。さらに、上記上部ケーシング2
4と下部ケーシング25との突き合わせ部は、図8に示
すように、あいじゃくり状に組合わせておくのが好まし
い。これは、光が両者の突き合わせ部から装置本体2内
に侵入するのを防止して、当該侵入光によって感光体ド
ラム42が劣化されるのを有効に防止できるからである
【0019】上記給紙トレイ22には、図1および図1
0に示すように、装置本体2内への用紙の挿入をガイド
する幅ガイド9が設けられている。この幅ガイド9は、
用紙の幅方向の位置決めを行う一対のカーソル91a,
91bと、両カーソル91a,91bを給紙トレイ22
のセンタを挟んで互いに逆方向へ連動させる一対のラッ
クギア92a,92bおよびピニオンギア93とを備え
ている。上記カーソル91a,91bおよびラックギア
92a,92bは樹脂製のものであり、一方のカーソル
91aとラックギア92a、および他方のカーソル91
bとラックギア92bは、それぞれ一体成形されている
。上記カーソル91a,91bは、ラックギア92a,
92bの一端部の上方に突設されており、それぞれ用紙
の幅方向の端部を導入するための溝91cを備えている
。また、一方のラックギア92aは、給紙トレイ22の
上面側に形成された第1の案内溝22aに導入されて、
その移動が案内されており、他方のラックギア92bは
、上記第1の案内溝22aに平行に形成された第2の案
内溝22bに導入されて、その移動が案内されている。 そして、上記第1の案内溝22aと第2の案内溝22b
の、給紙トレイ22のセンタを挟んで対向する位置には
、それぞれに導入されたラックギア92a,92bの浮
き上がりを防止する第1のラック押さえ22c、第2の
ラック押さえ22dが形成されている。これら、各ラッ
ク押さえ22c,22dは、案内溝22a,22b内に
張り出した状態で、ラックギア92a,92bの上面を
摺動自在に押さえ込んでいるものであり、その全長は、
各ラックギア92a,92bを、対応する案内溝22a
,22bに対して、その上方から導入できる範囲に設定
されている。なお,各案内溝22a,22bの両端は閉
塞されている。そして、各ラックギア92a,92bは
、その歯面を互いに対向させた状態で、各案内溝22a
,22bに導入されており、それぞれ給紙トレイ22の
センタにおいてピニオンギア93に歯合されている。こ
のピニオンギア93は、給紙トレイ22に突設された支
持ピン22eによって支持されている。この支持ピン2
2eは、図11に示すように、上端側が径方向へ収縮可
能に分割されていると共に、最上部にピニオンギア93
の抜脱を阻止する鍔部22fが形成されており、当該上
端側を収縮させながらピニオンギア93を差し込むだけ
で、これを回動自在に支持できるようになっている。
【0020】したがって、各ラックギア92a,92b
を、案内溝22a,22bに対して、ラック押さえ22
c,22dが形成されていない側から導入した後、それ
ぞれラック押さえ22c,22d側へ移動させた状態で
、ピニオンギア93を支持ピン22eに差し込むだけで
、幅ガイド9を給紙トレイ22に簡単に組付けることが
できる。しかも、カーソル91a,91bとラックギア
92a,92bとが一体成形されているので、部品点数
を少なくすることができる。
【0021】なお、上記ピニオンギア93は、スナップ
リング等によって支持ピン22eから抜脱するのを阻止
してもよい。また、上記給紙トレイ22には、多数の補
強リブ22gが形成されており、これによって所望の強
度を確保していると共に、用紙を受け止めるようにして
いる。駆動系7は、図9に示すように、上部ケーシング
24の内側に形成された駆動系配置部24hに固定され
ている。この駆動系7は、感光体ドラム42のほか、現
像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ローラ41
eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上ローラ5
1a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動を行うも
のであり、これら被駆動部はそれぞれギア機構72を介
してモーター71により駆動される。また、これらの駆
動を制御する回路基板等を有する電装品8も、上部ケー
シング24に対して取付けられている。このように駆動
系7および電装品8を上部ケーシング24側に集約して
配置することにより、当該駆動系7に対する配線や電装
品相互間の配線を容易かつ能率的に行うことができる。 即ち、これら駆動系7と電装品8とが、上部ケーシング
24側と下部ケーシング25側とに分配されて配置され
ている場合には、両ケーシング24,25間において渡
り配線を行う必要があると共に、配線作業を集中して行
うことができないので、当該作業に手間がかかるのに対
して、これらを上部ケーシング24側に集約して配置す
れば、両ケーシング24,25間の渡り配線が不要であ
ると共に、配線作業を集中的に行うことができるので、
当該作業を容易かつ能率的に行うことができる。
【0022】上記実施例によれば、機能部品を取付ける
ための補強フレームを廃止したので、その分、部品点数
が少なくなり、小型軽量化を達成することができると共
に、製造コストを安くすることができる。また、補強フ
レームを組付けるための工数も不要となり、一層製造コ
ストを安くすることができる。さらに、従来の補強フレ
ーム付きの複写機では、そのケーシングと補強フレーム
との結合部において、両者の材質的、強度的な違いによ
り、割れや塑性変形等の破損が生じる虞があったが、本
実施例では、その虞がない。
【0023】そして、従来の補強フレーム付きの複写機
において単に補強フレームを廃止した場合には、装置本
体の剛性の低下に起因して、機能部品への外力の影響が
懸念されるが、本実施例では、各機能部品を、モノコッ
ク構造にて剛性を確保したケーシング24,25によっ
て保持しているので、装置本体2に作用した外力による
機能部品への影響を抑制することかできる。特に、作像
部4等の重要な機能部品については、その形態を大きく
変えることなく、ケーシング24,25に取付けている
ので、当該機能部品自体が有する本来の剛性も十分に発
揮させることかできる結果、過大な外力に対しても強固
に耐え得ることができる。したがって、複写機の内部構
造等を熟知せず乱雑な取扱いをしがちな一般ユーザによ
って、かなり乱雑に取扱われたとしても、優れた耐久性
を発揮することができる。以上のように、小型軽量化、
製造コストの低減化、および乱雑な取扱いに対する十分
な耐久性を達成することができるので、家庭用および個
人用として普及させるのに適した複写機を実現すること
ができる。
【0024】なお、この発明は上記テーブル移動形の複
写機のほか、搬送ローラによって原稿を移動させるタイ
プの複写機についても勿論適用して実施することができ
る。また、複写機に限らず静電式のプリンタ等にも適用
して実施することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の画像形成装置
によれば、幅ガイドのカーソルとラックギアとを、樹脂
にて一体成形しているので、これらを別々に形成する場
合よりも、部品点数を少なくすることができる。また、
給紙トレイの上面側に設けられた各案内溝に対して、そ
の上方からラックギアを導入し、この導入したラックギ
アを、ラック押さえ側に移動した状態で、ピニオンギア
を各ラックギアに歯合させながら支持ピンに差し込むこ
とにより、給紙トレイに対する幅ガイドの組付けを行う
ことができるので、当該組付け作業を容易且つ迅速に行
うことができる。したがって、製造コストを低減するこ
とができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としての複写機の給紙
トレイおよび幅ガイドを示す一部切欠斜視図である。
【図2】上記複写機の斜視図である。
【図3】上記複写機の内部構成を示す概略断面図である
【図4】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す平
面図である。
【図5】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図6】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図7】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断面
図である。
【図8】上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合わ
せ状態を示す拡大断面図である。
【図9】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を示
す底面図である。
【図10】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す平面図である。
【図11】ピニオンギアと支持ピンを示す断面図である
【図12】複写機の分解断面図である。
【符号の説明】
1              原稿台2      
        装置本体3            
  光学系4              作像部5 
             用紙搬送部6      
        定着部7             
 駆動系8              電装品9  
            幅ガイド91a,91b  
カーソル 92a,92b  ラックギア 93            ピニオンギア22   
         給紙トレイ22a        
  第1の案内溝22b          第2の案
内溝22c          第1のラック押さえ2
2d          第2のラック押さえ22e 
         支持ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】■  感光体に形成された静電潜像をトナ
    ー像に顕像化した後、用紙に転写する作像部と、■  
    用紙に転写したトナー像を定着する定着部を含み、用紙
    を装置本体内に導入すると共に、上記作像部を通して装
    置本体から排出する用紙搬送部と、■  これらを駆動
    する駆動系と、■  電装品とを少なくとも備え、これ
    ら■乃至■の機能部品を、ケーシング内に配置している
    と共に、上記用紙搬送部の上流側に、給紙トレイを設け
    、この給紙トレイに、用紙の幅方向の位置決めを行う一
    対のカーソルと、両カーソルを給紙トレイのセンタを挟
    んで互いに逆方向へ連動させる一対のラックギアおよび
    各ラックギアに歯合されたピニオンギアとからなる幅ガ
    イドを設けている画像形成装置において、上記幅ガイド
    の対応するカーソルとラックギアとを、樹脂にて一体成
    形していると共に、上記給紙トレイの上面側に、一方の
    ラックギアの移動を案内する第1の案内溝と、他方のラ
    ックギアの移動を案内する第2の案内溝と、第1の案内
    溝に導入されたラックギアの浮き上がりを防止する第1
    のラック押さえと、第2の案内溝に導入されたラックギ
    アの浮き上がりを防止する第2のラック押さえと、ピニ
    オンギアを回転自在に支持する支持ピンとを設け、上記
    第1のラック押さえと第2のラック押さえとを、各ラッ
    クギアを案内溝に対して上方から導入可能に、給紙トレ
    イのセンタを挟んだ対向位置に配置していることを特徴
    とする画像形成装置。
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