JPH0433655Y2 - - Google Patents

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JPH0433655Y2
JPH0433655Y2 JP1983089689U JP8968983U JPH0433655Y2 JP H0433655 Y2 JPH0433655 Y2 JP H0433655Y2 JP 1983089689 U JP1983089689 U JP 1983089689U JP 8968983 U JP8968983 U JP 8968983U JP H0433655 Y2 JPH0433655 Y2 JP H0433655Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は新規な充電式バツテリーに関し、特に
充電済であるか放電され充電の必要性があるかに
ついての判別ができる新規な充電式バツテリーを
提供しようとするものである。
背景技術とその問題点 ポータブルなビデオカメラ付ビデオテープレコ
ーダ等には電源として一般にNi−Cd電池のよう
な充電可能なバツテリーが用いられる。そして、
ユーザーは一般に多数のバツテリーを有し、バツ
テリーを使用し放電状態になつたときは帰宅後バ
ツテリー充電器によつて充電し、ビデオカメラ付
ビデオテープレコーダを持つて撮影録画に出かけ
るときは充電し終えたバツテリーを持参する。と
ころで、そのような充電し終えたバツテリーを持
参しようとする場合どのバツテリーが充電済であ
るかが解らず、誤つて充電前のバツテリーを持つ
て撮影録画に出掛けてしまい。撮影録画ができな
かつたという事態を招く可能性がある。
考案の目的 しかして、本考案は充電済であるか、あるいは
放電され充電の必要性があるかについての表示を
する新規な充電式バツテリーを提供しようとする
ものである。
考案の概要 上記目的を達成する本考案充電式バツテリー
は、充電式バツテリーにバツテリー充電器に装着
すると該充電器に設けられた第1の押し片によつ
て第1の位置に変位され、バツテリーを電源とし
て使用する装置に装着すると該装置に設けられた
第2の押し片によつて第2の位置に変位される充
放電状態表示部材を設け、該充放電状態表示部材
が上記第1の位置にあるか上記第2の位置にある
かを外部から判別できるようにしたことを特徴と
するものであり、従つて、充放電状態表示部材が
第1の位置と第2の位置のいずれの位置にあるか
を観ることによつて充電済であるか否かを簡単に
判別することができる。
実施例 1 以下に、本考案充電式バツテリーを添付図面に
示した実施例に従つて詳細に説明する。
第1図は本考案充電式バツテリーの第1の実施
例を示すものである。1は充電式バツテリー、2
p,2nは該バツテリー1の電極で、一方の主表
面の装入端寄りの位置に互いに適宜離間して配置
されている。3は一対の電極2n,2p間に形成
された切欠部、4は切欠部3は底面3a上の壁面
3b側半部に一体に形成された表示部材支持段部
で、該支持段部4の略中央部はバツテリー1の装
入端まで張り出されている。5はその張出部で、
該張出部5を第1図における上から見てその両側
には充電器内の押し片が進入する空間6及びビデ
オテープレコーダ等の装置内の押し片が進入する
空間7が存在している。8は支持段部4の表面中
央部に形成されたねじ孔、9はく字状に形成され
た表示部材で、その中央部にはねじ挿通孔10が
形成されている。該ねじ挿通孔10はその第1図
における上部が大径にされ、それによつてねじ1
1の頭部がそのねじ挿通孔10内に入り、ねじ1
1の頭部が表示部材9上面から突出しないように
されている。ねじ11はその先端部のみにねじ溝
が形成されている。そして、このねじ11をねじ
挿通孔10に通し、ねじ11の先端部を支持段部
4に形成されたねじ孔8に螺溝することによつて
表示部材9が回動自在に保持される。12は支持
段部4上面の一端部に形成された表示で例えば緑
色の塗料を塗布してなる。13は支持段部4の上
面の他端部に形成された表示で、例えば赤色の塗
料を塗布してなる。
しかして、この充電式バツテリー1の表示部材
9はどの方向に回動されるかによつて表示13が
隠れ表示12が見える位置(以後第1の実施例に
おいてのこの位置を「第1の位置」という。)に
なつたり、表示12が隠れ表示13が見える位置
(以後第1の実施例においてのこの位置を「第2
の位置」という。)になつたりする。
第2図において、14はバツテリー充電器、1
5は該バツテリー充電器14のバツテリー装入口
である。又、第3図はビデオカメラを備えたポー
タブルビデオテープレコーダ16を示し、17は
該ビデオテープレコーダ16を持つためのグリツ
プで、その基部にて回動可能にビデオテープレコ
ーダ16に取り付けられており、該グリツプ17
内にバツテリー1が装着されるようになつてい
る。18はグリツプ17のバツテリー装入口、1
9は該バツテリー装入口を開閉する回動蓋であ
る。
第4図はバツテリー充電器14のバツテリー1
が装着された状態を示し、第5図はビデオテープ
レコーダ16のグリツプ17のバツテリー1が装
着された状態を示す。バツテリー充電器14には
押し片20が、又グリツプ17には押し片21が
それぞれバツテリー1の装入端面と対向する面に
突出形成されている。バツテリー充電器14内に
設けられた押し片20は、バツテリー充電器14
内にバツテリー1が装着されたときに切欠3内の
張出部5よりも第4図における上側の空間6内に
進入するところに位置されている。従つて、バツ
テリー1をバツテリー充電器14内に装着した場
合には表示部材9が空間6内に進入した押し片2
0に押されることによつて第4図における時計廻
り方向に回動し、前記第1の位置、即ち、表示部
材9が表示13上を覆う位置になる。従つて、充
電を終えバツテリー充電器14からバツテリー1
を抜き出した場合、バツテリー1は赤い表示13
が表示部材9に隠れ、緑色の表示12が見えるの
で、それによつて表示部材9が第1の位置にあ
り、充電済であることが直ちに判別できる。
又、ビデオテープレコーダ16のグリツプ17
内の押し片21は、グリツプ17内にバツテリー
1が装着されたときに切欠3内の張出部5よりも
第5図における下側の空間、即ち張出部5を挟ん
で空間6と反対側の空間7内に進入する位置に設
けられている。従つて、バツテリー1をそのグリ
ツプ17内に装着した場合には表示部材9はその
空間7に進入した押し片21に押されることによ
つて第5図における反時計廻り方向に回動し、前
記第2の位置、即ち、表示12が表示部材9に隠
れ、赤い表示13が見える状態になるので、放電
され充電が必要であることを直ちに判別すること
ができる。
実施例 2 第6図及び第7図は本考案充電式バツテリーの
第2の実施例1aを示すものである。22はバツ
テリー1aの電極2p,2nが形成された側の主
表面の装入端部中央に形成された切欠である。2
3は該切欠22底面のバツテリー幅方向(第6図
における矢印24に示す方向)における中央部に
形成された台部であり、該台部23の一方の側例
えば第6における左斜上側(第7図における左
側)にはバツテリー充電器側に設けられた押し片
20aが進入する空間25が形成され、台部23
の他方の側、即ち第6図における右側斜下側(第
7図における右側)にはビデオテープレコーダ等
バツテリー1aを電源として使用する装置(以下
単に「装置」)側に設けられた押し片21aが進
入する空間26が形成される。空間25の底面中
央部には充電済であることを示す緑色の表示27
が形成され、空間26の底面中央部には放電され
充電する必要性のあることを示す赤色の表示28
が形成されている。
29は平面形状が台形に形成された板状の表示
部材で、29a,29bはその両端部の傾斜面で
あり、該表示部材29は台部23上に配置されて
いる。該表示部材29は具体的には長辺側の側面
が切欠22の壁面30と接触するような向きでバ
ツテリー幅方向に移動可能な状態で配置されてい
る。31は表示部材29表面の長手方向における
中央部にその長手方向に直角に形成された突条で
ある。32は台部23にこれとの間に表示部材2
9がスライドする空間が形成されるように配置さ
れたガイド体で側面形状がL字状に形成されてい
る。該L字状ガイド体32はその短い方の片部3
3の端面が、台部23のバツテリー装入端部上に
位置され、長い方の片部34の先端部が切欠22
の壁面30中央部に形成されたガイド体取付段部
35上に固定される。具体的には該ガイド体取付
段部35の略中央にねじ穴36が形成され、又、
ガイド体32の片部34のねじ穴36と対応する
位置にはねじ挿通孔37が形成されており、ねじ
38を用いることによつてガイド体32が片部3
4の先端部にてガイド体取付段部35に固定され
ている。該ガイド体32の表示部材29側(第6
図、第7図における下側)の面には突条39が形
成されている。該突条39は表示部材29が矢印
24に示す方向に移動されたとき表示部材29表
面に形成された突条31と強く接触するもので、
その接触により生じる摩擦力が外力によらないで
表示部材29が大きく移動することを防止するよ
うにされている。
このバツテリー1aが装着される図示しないバ
ツテリー充電器側に設けられた押し片20aは、
バツテリー1aが装着されたとき空間25内に進
入するような位置に設けられており、図示しない
装置側に設けられた押し片21aはバツテリー1
aが装着されたとき空間26内に進入するような
位置に設けられている。
しかして、バツテリー1aをバツテリー充電器
に装着すると押し片20aが空間25内に進入
し、押し片20aの先端が表示部材29の空間2
5側の斜めに形成された端面29aを押圧するの
で、表示部材29が第6図における右斜下方向
(第7図における右方向)に移動せしめられる。
尚、その移動途中では突条31がガイド体32の
突条39に強く接触せしめられ、表示部材29の
移動を阻止しようとする力を受けるが、バツテリ
ー1aを装着する力によつて突条31及び39が
弾性変形するので、突条31が突条39の第6図
における左斜上側から右斜下側に変位するような
表示部材29の移動が可能となる。そして、この
状態で充電を行なつた後にバツテリー1aをバツ
テリー充電器から抜き取ると、バツテリー1aは
空間26の底面上に形成された表示28が表示部
材29によつて隠れ、表示27が見える状態にな
つている。しかして、バツテリー1aが充電済で
あることを確認することができる。
又、逆にバツテリー1aを装置に装着すると押
し片21aが空間26内に進入し、該押し片21
aの先端が表示部材29の空間26側の斜めに形
成された端面29bを押圧するので、表示部材2
9が第6図における左斜上方向に移動される。そ
して、バツテリー1aの消耗後それを装置から抜
き取つた場合には、バツテリー1aは空間25の
底面上に形成された表示27が表示部材29によ
つて隠れ、表示28が見える状態にある。そし
て、バツテリー1aが放電され充電の必要性のあ
ることを確認することができる。
実施例 3 第8図は本考案充電式バツテリーの第3の実施
例1bの要部を示すものである。同図において、
40はバツテリー1bの装入端から稍中央部寄り
離間した位置に形成された平面形状が長四角状の
凹部で、バツテリー1b装入端に平行に形成され
ている。41は該凹部40の中央部から装入端へ
延びて開口する押し片進入口である。42は凹部
40内にてスライドせしめられる表示部材で、凹
部40よりも適宜短かくされている。43は表示
部材42の押し片進入口41側の面中央部に形成
された三角形状の切欠である。44は表示部材4
2の切欠43が形成された側と反対側の面の上部
に形成された切欠、45は凹部40中央部から反
装入端側へ延びる押え片取付切欠、46は該切欠
45上に基部をねじ止めされた押え片で、先端が
凹部40内に突出し表示部材42の切欠44上ま
で延びて表示部材42の凹部40からの脱落及び
僅かな力による移動を防止する。47は凹部40
の底面一端部上に形成された表示、48は凹部4
0の底面他端部上に形成された表示である。
このバツテリー1bが装着されるバツテリー充
電器及び装置に設けられた押し片20b,21b
は共に先端部が表示部材42に形成された三角形
状の切欠43の頂部に嵌合し得るように三角形に
形成されている。そして、押し片20b,21b
のバツテリー1bが装着されたときにおけるバツ
テリー1bに対する位置は20bと21bとでは
互いにバツテリーbの幅方向に適宜ずらされてい
る。従つて、バツテリー1bがバツテリー充電器
に装着されるか装置に装着されるかによつて表示
部材42が第8図における左斜上側に移動された
り右斜下側に移動されたりし、表示48は隠され
表示47が見える状態になつたり、表示47が隠
され表示48が見える状態になつたりする。しか
して、どの状態になつているかによつて充電済か
否かを判断することができる。
実施例 4 第9図は本考案充電式バツテリーの第4の実施
例を1cの要部を示すものである。49はバツテ
リー1cの電極2a,2bが形成された側の主表
面の装入端部に形成された切欠、50は切欠49
底面49a上の壁面49b側半部に一体に形成さ
れた支持段部で、該支持段部50の略中央部はバ
ツテリー1cの装入端まで張り出されている。5
1はその張出部で、該張出部51を上側から見て
その両側には空間52,53が形成される。54
は支持段部49の略中央部に突出形成された断面
形状が円形の保持軸で、該保持軸54によつて支
持部材55が回動自在に保持される。該支持部材
55は中央部にて曲折されて平面形状がく字状に
されている。56は支持部材55の曲折部の外側
面に形成された湾曲状の係合切欠で、該切欠56
に保持軸54を嵌合せしめることによつて支持部
材55が保持軸54によつて回動自在に支持され
た状態にされている。57,58は凹部49の両
側壁面49c,49dに形成された溝で、支持部
材55の両端部を通すためのものである。59は
支持段部50の一端部上に形成された表示、60
は支持段部50の他端部上に形成された表示であ
る。
このバツテリー1cは第1図に示したバツテリ
ー1と同じようなバツテリー充電器に装着された
場合は押し片20cが空間52内に侵入し、該押
し片20cによつて表示部材55が第9図におけ
る時計廻り方向に回動され、装置に装着された場
合には押し片21cが空間53内に進入して第9
図における反時計廻り方向に回動される。そし
て、表示59と60とのうちどれが見えるかによ
つて充電済か否かを識別することができる。
実施例 5 第10図乃至第12図は本考案充電式バツテリ
ーの第5の実施例1dの要部を示すものである。
このバツテリー1dは円盤を扇状に切欠いた形状
の表示部材61を用い、表示部材61に設けられ
た指標62の指す位置によつて充電済か否かを示
すようにしたものであり、表示部材61がバツテ
リー1dに回動自在に支承され、バツテリー1d
がバツテリー充電器あるいは装置に装着されたと
き押し片20dあるいは21dが空間63あるい
は64に進入し、表示部材61がその押し片20
dあるいは21によつて時計廻り方向あるいは反
時計廻り方向に回動されるようにしてなり、その
点では第4の実施例1cと共通している。
尚、表示部材61はフランジ65を有し、該フ
ランジ65がバツテリー1cに設けられた溝66
内を通るようにされ、そのフランジ63と溝64
との係合によつて表示部材61のバツテリー1d
からの脱落を防止するようにされている。
実施例 6 第13図は本考案充電式バツテリーの第6の実
施例1eを示す。67はバツテリー1eの主表面
に一端から他端にわたつてその長手方向に沿つて
形成された表示部材スライド溝で、その両端部6
7a,67bがその間の部分(中間部)よりも幅
広にされている。68は該表示部材スライド溝6
7内にスライド可能に設けられた四角柱状の表示
部材で、該表示部材68の長さは表示部材スライ
ド溝67の幅広にされた1つの端部67aあるい
は67bの長さ分だけバツテリー1eの長さより
も短くされている。
このバツテリー1eが装着されるバツテリー充
電器69には表示部材スライド溝67のバツテリ
ー装入端側の端部67b内に進入する押し片20
eが設けられており、このバツテリー1eが装着
される装置、例えばビデオテープレコーダの蓋7
0には表示部材スライド溝67の反バツテリー装
入端側の端部67a内に進入する押し片20eが
設けられている。
しかして、バツテリー1eがバツテリー充電器
69に装着されたときには押し片20eよつて表
示部材68がバツテリー1eに対して相対的に第
13図における左斜下方向に移動され、逆にビデ
オテープレコーダ等の装置に装着され蓋70が閉
めれたときには表示部材68が第13図における
右斜上方向に移動される。従つて、表示部材68
の位置によつてバツテリー1eが充電済か否かを
判断することができる。
実施例 7 第14図乃至第16図は本考案充電式バツテリ
ーの第7の実施例1fの要部を示すものである。
71はバツテリー1fの装入端側の1方の角部に
近い位置において挿入端面72に穿設された表示
部材スライド孔、73はスライド孔71とバツテ
リー1fの側面74との間に形成された爪摺動ス
リツトで、装入端面72からスライド孔71の深
さの約2分の1程度の距離延びており、該スリツ
ト73の端部はスリツト幅が他の部分よりも広く
されて表示部材係止窓75とされている。76は
該表示部材係止窓75から反装入端側へ稍離間し
た位置に形成された表示窓である。
77は表示部材で、略直方体形状を有し、その
一方の主表面の略中央部には解除爪78が一体に
形成されている。該解除爪78は第16図に示す
ように断面形状が直角三角形で、先端側に行くに
従つて先端面79から遠くなるような傾斜面80
を有している。81,18は係止部で、解除爪7
8の第14図及び第15図における上下両側に形
成されている。該表示部材77の先端面79の反
対側の端面にはコイルスプリング82の一端が固
定されている。
表示部材77はスプリング82の一端が固定さ
れた側から解除爪78を爪摺動スリツト73内に
通すようにして表示部材スライド孔71内に挿入
される。尚、スプリング82の他端は適宜な手段
で表示部材スライド孔71の底面83に固定され
ている。該表示部材77の厚みと係止部81,8
1の高さとの和が表示部材スライド孔71の幅よ
りも稍小さくされて、該表示部材77が表示部材
スライド孔71内にてスライドし得るようにされ
ている。
このバツテリー1fが装着されるバツテリー充
電器にはバツテリー1fが装着されたとき表示部
材スライド孔71内に進入して表示部材77を押
す押し片20fが設けられている。そして、該表
示部材77は押し片20fによつて係止部81,
81が表示部材係止窓75と係合し得る位置まで
押されるようにされており、従つて、バツテリー
1fがバツテリー充電器に装着された時には表示
部材77は押し片20fによつてコイルスプリン
グ82の弾性力に抗して反装入端側に移動せしめ
られ、係止部81,81が表示部材係止窓75に
係合し得る状態になる。そして、充電終了後にバ
ツテリー1fがバツテリー充電器から抜かれると
きに係止部81,81が表示部材係止窓75に係
止される。
バツテリー1fが装着される例えばビデオテー
プレコーダ等の装置にはバツテリー1fが装着さ
れるときスリツト73内を通つて表示部材係止窓
75内に進入する押し片21fが設けられてい
る。従つて、充電済のバツテリー1fを装置に装
着すると、スリツト73内を通つて表示部材係止
窓75内に進入した押し片21fによつて表示部
材77の解除片78の係斜面80が押され、その
結果、解除片78は内側へ押圧され、表示部材7
7が全体として内側に変位せしめられて係止部8
1,81と表示部材係止窓75との係合が解除さ
れる。すると、表示部材77はスプリング82の
弾性力によつて装入端72側に移動せしめられ
る。
しかして、バツテリー1fは表示部材77の位
置によつて充電済でるか否かを判断することが可
能である。表示窓76は表示部材77の位置を見
るための覗き窓として機能する。
実施例 8 第17図は本考案充電式バツテリーの第8の実
施例1gの要部を示すものである。この実施例1
gは図面に現われない表示部材を移動するところ
のバツテリー充電器側の押し片20gと装置側の
押し片21gは同じ孔88内に進入するようにさ
れており、バツテリー充電器の押し片20gの孔
88内への進入量と装置側の押し片21fの孔8
8内への進入量とが異なるようにされている。そ
して、プツシプツシユ型スイツチと同じように押
し片20gが孔88内に進入したときには表示部
材がある状態(第1の状態)になり、押し片21
gが孔88内に進入したときには上記ある状態と
は別の状態(第2の状態)になるようにされてお
り、その表示部材の位置を表示窓89から覗いて
見ることによつて充電済であるか否かを知ること
できる。
考案の効果 以上に述べたように、本考案充電式バツテリー
は、充電式バツテリーにバツテリー充電器に装着
すると該充電器に設けられた第1の押し片によつ
て第1の位置に変位され、バツテリーを電源とし
て使用する装置に装着すると該装置に設けられた
第2の押し片によつて第2の位置に変位される充
放電状態表示部材を設け、該充放電状態表示部材
が上記第1の位置にあるか上記第2の位置にある
かを外部から判別できるようにしたことを特徴と
するものである。従つて、本願考案によれば充放
電状態表示部材の位置が上記2つの位置のいずれ
であるかによつてバツテリーが充電済であるか否
かを簡単に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案充電式バツテリーの
第1の実施例を説明するためのもので、第1図は
バツテリーの分解斜視図、第2図はバツテリーが
装着されるバツテリー充電器を示す斜視図、第3
図はバツテリーが装着される装置(ビデオカメラ
付ビデオテープレコーダ)を示す斜視図、第4図
はバツテリー充電器のバツテリーが装着された状
態を示す断面図、第5図は装置のバツテリー装着
部(グリツプ)のバツテリーが装着された状態を
示す断面図、第6図及び第7図は本考案充電式バ
ツテリーの第2の実施例を説明するためのもの
で、第6図は要部を示す斜視図、第7図は第6図
の7−7線に沿う断面図、第8図は本考案充電式
バツテリーの第3の実施例の要部を示す斜視図、
第9図は本考案充電式バツテリーの第4の実施例
の要部を示す斜視図第10図乃至第12図は本考
案充電式バツテリーの第5の実施例を説明するた
めのもので、第10図は要部を示す斜視図、第1
1図は第10図の11−11線に沿う断面図、第
12図は要部を示す平面図、第13図は本考案充
電式バツテリーの第6の実施例を示す斜視図、第
14図乃至第16図は本考案充電式バツテリー第
7の実施例を説明するためのもで、第14図は要
部を示す斜視図、第15図は表示部材を示す斜視
図、第16図は第14図の16−16線に沿う断
面図、第17図は本考案充電式バツテリーの第8
の実施例の要部を示す斜視図である。 符号の説明、1,1a〜1g……充電式バツテ
リー、9,29,42,55,61,68,77
……充放電状態表示部材、14……バツテリー充
電器、16……バツテリーを電源として使用する
装置、20,20a〜20g……第1の押し片、
21,21a〜21g……第2の押し片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 充電式バツテリーにバツテリー充電器に装着す
    ると該充電器に設けられた第1の押し片によつて
    第1の位置に変位され、バツテリーを電源として
    使用する装置に装着すると該装置に設けられた第
    2の押し片によつて第2の位置に変位される充放
    電状態表示部材を設け、 該充放電状態表示部材が上記第1の位置にある
    か上記第2の位置にあるかを外部から判別できる
    ようにした ことを特徴とする充電式バツテリー。
JP8968983U 1983-06-11 1983-06-11 充電式バツテリ− Granted JPS59194271U (ja)

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