JPH04336056A - 超音波ドプラ映像装置 - Google Patents

超音波ドプラ映像装置

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JPH04336056A
JPH04336056A JP3105479A JP10547991A JPH04336056A JP H04336056 A JPH04336056 A JP H04336056A JP 3105479 A JP3105479 A JP 3105479A JP 10547991 A JP10547991 A JP 10547991A JP H04336056 A JPH04336056 A JP H04336056A
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subtraction
adder
addition
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JP3105479A
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Inventor
Hiroshi Fukukita
博 福喜多
Takashi Hagiwara
尚 萩原
Morio Nishigaki
西垣 森雄
Yasuhiro Nakamura
恭大 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/50Systems of measurement, based on relative movement of the target
    • G01S15/58Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems
    • G01S15/582Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems using transmission of interrupted pulse-modulated waves and based upon the Doppler effect resulting from movement of targets
    • GPHYSICS
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    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D2200/00Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
    • H03D2200/0041Functional aspects of demodulators
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    • H03D2200/006Signal sampling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体内の血流速度をリア
ルタイムで測定する場合などに使用する超音波ドプラ映
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、超音波パルスドプラ計測法とパル
ス反射法を併用することによって、一つの超音波プロー
ブで血流情報と断層像(Bモード像)情報を得、断層像
に重ねて血流情報をリアルタイムでカラー表示するよう
にした超音波ドプラ映像装置が知られている。
【0003】この超音波ドプラ映像装置は特開昭57−
128138号公報により開示されており、その動作原
理は以下に述べる通りである。
【0004】図5は従来の超音波ドプラ映像装置の基本
原理と構成を示す図である。Y1は血流を示し、a,b
,cは血流Y1に対して超音波パルスを照射する超音波
パルス照射方向を示す。
【0005】また、51は血流Y1に超音波パルスを照
射し、血流Y1から反射される超音波パルスを受波する
プローブ、52はプローブ51で受波された超音波パル
スの出力を受信する受信回路、53は受信回路52の出
力を入力して直交位相検波を行う直交位相検波回路,5
4,55はそれぞれハイパスフィルタ、56はハイパス
フィルタ54,55の出力を入力して周波数分析を行う
周波数分析器、57は周波数分析器56の出力を記憶す
るフレームメモリ、58は表示部である。
【0006】次に上記従来例の動作について説明する。 図5において、被検体である生体内を流れている血流Y
1に対して超音波パルスを送信すると、この超音波パル
スは流動する血球によって散乱されるため、中心周波数
fcはドプラ偏移を受けて周波数fdだけ変化し、この
受信周波数fはf=fc+fdとなる。このとき、中心
周波数fc,ドプラ偏移周波数fdは次の(1)式のよ
うに示される。
【0007】     fd=2V・COS(θ)・fc/c    
  ・・・(1)ここで、V:血流速度 θ:超音波ビームと血管のなす角度 c:音速 したがって、ドプラ偏移周波数fdを検出することによ
って血流速度Vを得ることができる。
【0008】このようにして得られた血流速度Vの2次
元画像表示は次のように行われる。まず、超音波プロー
ブ51から被検体に対して超音波パルス照射方向a,b
,c…の各方向に順次超音波パルスを送信してセクタス
キャンを行う。
【0009】最初に超音波パルス照射方向aに数回、例
えば10回程度超音波パルスが送信される。被検体内の
血流でドプラ偏移されて反射されたエコー信号は同一プ
ローブ51によって受信され、電気信号に変換されて受
信回路52に送られる。
【0010】次に、直交位相検波回路53によってIチ
ャンネルとQチャンネルのドプラ偏移信号が複数ドプラ
データとして検出される。このドプラ偏移信号は超音波
パルス方向に設けられた例えば256点のサンプル点に
おいてとらえられる。
【0011】同一サンプル点で各送信毎にとらえられた
ドプラ偏移信号、この場合10回の送信で得られた10
個の複素ドプラデータの実部と虚部はそれぞれハイパス
フィルタ54,55で低周波成分を除去した後、周波数
分析器56で周波数分析され、フレームメモリ57に送
られ、表示部58において超音波パルス照射方向aの血
流速度成分が画像として表示される。
【0012】以下、超音波パルス照射方向b,cの各方
向に対しても同様な動作が繰り返されて、各スキャン方
向に対応した血流像(流速分布像)が表示部58に表示
されることになる。この流速分布像はカラー表示され、
断層像は白黒(B/W)表示となるように合成表示され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の超音波ドプラ映像装置では、アナログ式の直交位相検
波回路53で構成されているため、以下に示すような問
題点があった。図6は従来のアナログ式の直交位相検波
回路53の構成を示す図であり、図6において、61は
発振器、62はシフタ、63,64はミキサ、65,6
6はロウパスフィルタであり、これらにより直交位相検
波回路53が構成されている。
【0014】このような直交位相検波回路53のI,Q
出力を複素ドプラデータとして求める場合、I,Q両チ
ャンネルの利得,位相を精度よくバランスさせる必要が
あるが、実際には調整が困難であるという問題があった
。すなわち、I,Q両チャンネルのアンバランスにより
周波数分析の精度が劣化するという問題があった。
【0015】請求項1の発明はこのような従来の問題を
解決するものであり、アナログ式の位相検波回路の誤差
の影響を受けること無く、精度よく周波数分析を行える
すぐれた超音波ドプラ映像装置を提供することを目的と
するものである。
【0016】また、請求項2の発明は上記のような問題
を解決するものであり、少ない演算回数で精度よくドプ
ラ周波数偏移を測定できる優れた超音波ドプラ映像装置
を提供することを目的とするものである。
【0017】さらに、請求項3の発明は上記のような問
題を解決するものであり、少ない演算回数で精度よくド
プラ偏移周波数を測定できる優れた超音波ドプラ映像装
置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は上記目
的を達成するために、受信信号を送信のタイミングに同
期して離散化する手段と、この手段により離散化された
データ列に対して直交加減算を行う演算手段と、この演
算手段のI,Qチャンネルの出力を複素ドプラデータと
して相関演算を行う手段とを設け、離散化手段で受信信
号を同期信号のタイミングで離散化させて得たデータ列
を演算手段に入力して直交加減算を行い、I,Qチャン
ネルのこの演算結果を複素ドプラデータとして周波数分
析をおこなうようにしたものである。
【0019】また、請求項2の発明は上記目的を達成す
るために、直交加減算を行う演算手段が1/2位相離れ
たデータ間の減算を行う減算手段と、この減算手段の減
算結果の和を求める手段とで構成し、離散化されたデー
タ列の1/2位相離れたデータ間の減算を行った後、こ
の減算結果の和を求めてI,Qチャンネルの出力を得る
ようにしたものである。
【0020】さらに、請求項3の発明は、上記目的を達
成するために、直交加減算を行う演算手段はデータの遅
延手段と、この遅延手段の入出力データ間の加減算を行
う加減算手段と、この加減算手段の出力に対する累積加
算を行う累積加算手段とにより構成し、離散化されたデ
ータ列を遅延手段で遅延させたデータと遅延させないデ
ータとを加減算手段で加減算し、その加減算結果を累積
加算手段で累積加算を行ってI,Qチャンネルの出力を
得るようにしたものである。
【0021】
【作用】したがって、請求項1の発明によれば、離散化
されたデータ列に対して数値演算によりI,Q出力を求
めることにより、従来のアナログの位相検波方式に比べ
、I,Qチャンネルの利得,位相などのバランスが正確
に保持され、精度よく血流速度を求めることができると
いう効果を有する。
【0022】また、請求項2の発明によれば、離散化さ
れたデータ間の減算と、その減算結果の和より求めるこ
とにより、少ない演算回数で精度よくドプラ偏移周波数
を測定できるという効果を有する。
【0023】さらに、請求項3の発明によれば、離散化
されたデータとその遅延データとの加減算結果を累積加
算することにより、少ない演算回数で精度よくドプラ偏
移周波数を測定できるという効果を有する。
【0024】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、1は超音波プローブ(以下プ
ローブと呼ぶ)、2はこのプローブ1を駆動するための
駆動パルス発生器、3はプローブ1からの反射波を受波
して電気信号に変換された信号を増幅するプリアンプ、
4はバンドパスフィルタ、5は駆動パルス発生器2とミ
キサ6に出力する発振器である。このミキサ6は発振器
5の出力とバンドパスフィルタ4の出力とを混合するも
のである。
【0025】また,7はミキサ6の出力の所定の周波数
帯域成分を抽出するバンドパスフィルタ、8はバンドパ
スフィルタ7のアナログ出力をディジタル化するA/D
変換器、9はA/D変換器8の出力を加減演算して複素
ドプラデータに変換する直交加減算器、10,11はこ
の直交加減算器9の出力を記憶するメモリ、12はメモ
リ10,11にアドレス指定するアドレス発生器、13
,14はメモリ10,11の出力の高域成分を抽出する
ハイパスフィルタ、15はハイパスフィルタ13,14
の出力の周波数分析を行う相関演算器、16はフレーム
メモリ、17はカラーエンコーダ、18はディスプレイ
、19はプリアンプ3の出力を検波してフレームメモリ
に出力する検波器である。
【0026】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。図1において、まず、プローブ1は駆動パルス発
生器2により駆動され、被検体に対して超音波パルス照
射方向a,b,c…の各方向に順次超音波パルスを送信
して、セクタ走査を行う。
【0027】送信される超音波パルスの中心周波数をf
cとし、最初に超音波パルス照射方向aの方向に数回、
例えば10回程度超音波パルスが送信されるものとする
。この超音波パルス照射方向aの方向の第1回目の送,
受信において、被検体内の血流で反射されてドプラ偏移
した信号は同一のプローブ1によって受信され、電気信
号に変換されて受信回路としてのプリアンプ3に送られ
、そこで増幅される。
【0028】このプリアンプ3から出力された信号の一
方は検波器19で検波されてフレームメモリ16へ送ら
れ、他方はバンドパスフィルタ4で所定周波数帯域の周
波数成分を抽出した後ミキサ6で発振器5の出力と混合
することにより、周波数変換される。
【0029】まず、駆動パルス発生器2に同期した発振
器5の出力はミキサ6において、バンドパスフィルタ4
の出力と混合される。発振器5の周波数をfo、ミキサ
6の出力周波数をfi(=|fc−fo|)とした場合
、fi≒1MHz程度になるように周波数foを選んで
もよい。
【0030】ミキサ6の出力に対し、バンドパスフィル
タ7により不要な周波数帯域の信号成分を除去させる。 バンドパスフィルタ7の出力は発振器5に同期したA/
D変換器8により送信のタイミングに同期して、ディジ
タルデータに変換される。A/D変換器8としては、分
解能12ビット、サンプル周波数として、4・fi程度
が用いられる。
【0031】以上のようにして得られたディジタルデー
タは直交加減算器9により、以下のようにI,Qチャン
ネルの複素ドプラデータに変換される。
【0032】この直交加減算器9にA/D変換器8より
データDi(1≦i≦n)が加えられるとする。このと
き、直交加減算器9は連続するK個、例えば4個のデー
タの組について複素ドプラデータを出力する。4個のデ
ータをD1,D2,D3,D4とした場合、この複素ド
プラデータの実部Rと虚部Xは次式で表せる。
【0033】R=D1−D3          ・・
・(2)X=D2−D4          ・・・(
3)A/D変換器8より次々に送られるデータDiに対
して以下に示すように、4個のデータの組が選ばれ、そ
れぞれに対して直交加減算が行われ、複素ドプラデータ
R,Xが求められる。 選ばれたデータ  D2,D3,D4,D5R=−D3
+D5 X=D2−D4 選ばれたデータ  D3,D4,D5,D6R=−D3
+D5 X=−D4+D6 以上の関係を一般的に表すと、選ばれたデータDi,D
i+1,Di+2,Di+3に対して、iが奇数のとき
、 R=Ci・Di+Ci+2・Di+2・・・(4)X=
Ci・Di+1+Ci+2・Di+3・・・(5)但し
、     Ci=(−1)(i/2)         
                     ・・・(
6)i/2:整数演算 と表せる。また、iが偶数の場合も同様な式が得られる
【0034】以上の関係から明らかなようにRとXを求
める(4)式,(5)式では加減算の周期が1個のデー
タだけずれているので、連続する4個のデータを1周期
(360度)とした場合、このシフト量は1/4周期(
90度)に相当するので、上記した加減算を直交加減算
という。
【0035】以上のようにして得られた複素ドプラデー
タR,Xはアナログ式の直交位相検波出力に対応する量
であるが、ディジタル演算で求められている。
【0036】以上のようにして、超音波パルス照射方向
aの各サンプル点、例えば256点について得られた複
素データはそれぞれメモリ10,11に書き込まれる。 メモリ10,11には、超音波パルス照射方向aへの一
連の送信、この場合には、10回の送信で得られた複素
ドプラデータが記憶される。
【0037】次にメモリ10,11に記憶された複素ド
プラデータは同一深さの各サンプル点について、10個
のデータ列としてそれぞれ読み出される。
【0038】以上のようなメモリ10,11の書き込み
、読み出しは、アドレス発生器12により制御される。 読み出されたデータ列はハイパスフィルタ13,14に
より血管壁等からの低周波信号成分が除去され、血流か
らのドプラ偏移信号が抽出される。
【0039】ハイパスフィルタ13,14の出力を用い
て、周波数分析器15により平均周波数、すなわち、ド
プラ偏移周波数fdおよびその符号が計算される。この
ドプラ偏移周波数fdは血流の速度V、その符号は血流
の方向を表す。
【0040】平均周波数の評価方法としては、自己相関
によるものが一般的であるが、離散フーリエ変換を行い
、パワースペクトルを求め、周波数の1次モーメントを
求める方法によるもの等様々な方法が可能である。
【0041】このようにして、超音波パルス照射方向a
の各サンプル点について周波数分析器15で得られたド
プラ偏移周波数fd、あるいは血流速度Vの値はフレー
ムメモリ16へ書き込まれる。
【0042】以下、超音波パルス照射方向b,cの各走
査方向に対しても同様な動作が繰り返されて、各走査方
向に対応した血流像(流速分布像)が作られる。
【0043】フレームメモリ16には、上述したように
、検波器19の出力も書き込まれ、断層像が作られる。 カラーエンコーダ17において、フレームメモリ16の
出力の内、血流像に相当する部分には、色がつけられ、
ディスプレイ18で表示される。
【0044】図2は、図1に示す直交加減算器9の第1
の実施例の構成を示すブロック図である。図2において
、20はA/D変換器8の出力をラッチするデータラッ
チ、21はこのデータラッチ20の出力をラッチするデ
ータラッチ、22はデータラッチ21の出力をラッチす
るデータラッチ、23はデータラッチ20と22の出力
の減算を行う加減算器、24はA/D変換器8の出力と
データラッチ21の出力の減算を行う加減算器である。 また、25は制御器である。
【0045】次に上記直交加減算器9の動作について説
明する。上記実施例において、A/D変換器8からの出
力データ列Diはラッチクロックの時相jに対応してデ
ータラッチ20,21,22に順次ラッチされる。
【0046】この場合、時相jにおいてデータラッチ2
0の入力データがDj+3、出力データDj+2、デー
タラッチ21の出力データがDj+1、データラッチ2
2の出力データがDjとなるようにラッチされる。
【0047】このとき、Iチャンネルに相当する加減算
器23の出力が(4)式の右辺に等しくなり、Qチャン
ネルに相当する加減算器24の出力が(5)式の右辺に
等しくなるように、制御器25より加減算器制御命令S
が加減算器23,24へ送られる。以上のようにして、
直交加減算器9はディジタル演算によりドプラ偏移信号
である複素ドプラデータR,Xを出力する。
【0048】このように、上記直交加減算器9の第1の
実施例によれば、A/D変換器8により変換された受信
信号のデータ列に対して、直交加減算器9によりドプラ
偏移信号である複素ドプラデータR,Xを求める事がで
きるため、I,Qチャンネルの利得、位相を精度よくバ
ランスさせる事が可能であり、ドプラ偏移周波数の高精
度測定が可能になる。
【0049】図3は本発明における直交加減算器9の第
2の実施例の構成を示すブロック図である。この図3に
おいて、30はA/D変換器8の出力をラッチするデー
タラッチ、31はデータラッチ30の出力をラッチする
データラッチ、32はデータラッチ31の出力をラッチ
するデータラッチ、33はデータラッチ31と32の出
力の減算を行う加減算器、34はA/D変換器8の出力
とデータラッチ31の出力の減算を行う加減算器、35
は加減算器33の出力の累積加算を行ってメモリ10に
出力する累積加算器、36は加減算器34の出力の累積
加算を行ってメモリ11に出力する累積加算器、37は
制御命令Sを出力する制御器である。
【0050】次に上記直交加減算器9の第2の実施例の
動作について説明する。上記実施例において、A/D変
換器8からの出力データ列Diはラッチクロックの時相
jに対応してデータラッチ30,31,32に順次ラッ
チされる。
【0051】この場合、時期jにおいて、データラッチ
30の入力データがDj+3,出力データDj+2、デ
ータラッチ31の出力データがDj+1、データラッチ
32の出力データがDjとなるようにラッチされる。
【0052】時相j=1のとき、加減算器33の出力は
A=D1−D3、加減算器34の出力はB=D2−D4
となる。データD1とD5との間隔を1周期とすると、
データD1とD3およびD2とD4との間隔は1/2周
期(=1/2位相)に相当する。また、時相j=5のと
きには加減算器33の出力はA=D5−D7、加減算器
34の出力はB=D6−D8となる。したがって時相j
=1のときの出力Aと時相j=5のときの出力Aに対し
て累積加算器36の出力D1−D3+D5−D7が得ら
れる。
【0053】したがって、データDi(1≦i≦n)に
対してn>4の場合にも複素ドプラデータを求めること
ができる。各時相jにおける累積加算器35,36の演
算内容は制御器37の加減算制御命令Sにより制御され
る。
【0054】このように、直交加減算器9の上記第2の
実施例によれば、A/D変換器8により変換された受信
信号のデータ列に対して1/2位相離れたデータ間の減
算と、前記減算結果の和を求める演算手段である直交加
減算器9により、ドプラ偏移信号である複素ドプラデー
タR,Xを求めることができるため、I,Qチャンネル
の利得、位相を精度よくバランスさせる事が可能である
とともに、少ない加減算の回数でドプラ偏移周波数の高
精度測定が可能になる。
【0055】図4は本発明の直交加減算器9の第3の実
施例の構成を示すブロック図である。図4において、4
0はA/D変換器8の出力をラッチするデータラッチ,
41はデータラッチ40の出力を遅延するデータ遅延器
、42はデータラッチ40の出力とデータ遅延器41の
出力との減算を行う減算器、43,44はそれぞれ減算
器42の出力を累積加減算を行ってメモリ10,11に
それぞれ出力する累積加減算器、45は制御命令Sを出
力する制御器である。
【0056】次に、上記直交加減算器9の第3の実施例
の動作について説明する。上記実施例において、A/D
変換器8からの出力データ列Diはラッチクロックの時
相jに対応してデータラッチ40にラッチされる。デー
タ遅延器41の遅延量がラッチクロックのkクロック分
あるとする。
【0057】この場合、時相j+kにおいて、データ遅
延器の入力データがDj+kである解き、出力データは
Djとなり、減算器42の出力はΔj+k=Dj+k−
Djとなる。一例として、k=4とし、直交加減算器9
の動作を以下に示す。
【0058】ま、初期時相j=0において、データ遅延
器41、累積加減算43,44をクリアする。各時間j
におけるデータ遅延器41の入力I,出力Q、減算器4
2の出力Δ、累積加減算43の出力Aは以下のように表
せる。
【0059】   但し、減算器42の出力Δを累積加減算器43の加
算または減算の選択は制御器45の加減算制御命令Sに
よって行われる。
【0060】以上のようにして、加減算器43の出力を
j≧4以降(4)式に示すRと同様にすることができる
【0061】同様にして、各時相jにおける累積加減算
器44の出力をj≧4以降、(5)式に示すXと同様に
することができる。
【0062】このように上記第3の実施例によれば、A
/D変換器8により変換された受信信号のデータ列に対
してデータ遅延器41,減算器42,累積加減算器43
,44より構成される直交加減算器9により、ドプラ偏
移信号である複素ドプラデータR,Xを求めることがで
きるため、I,Qチャンネルの利得、位相を精度よくバ
ランスさせることが可能であるとともに、少ない加減算
の回数でドプラ偏移周波数の高精度測定が可能になる。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明は上記実施例より明らか
なように、被検体内に超音波パルスを送受信し、その受
信データを送信のタイミングにより同期して離散化させ
たデータ列を直交加減算器いよりI,Qチャンネルの複
素ドプラデータを得るようにしたものであり、直交加減
算器がディジタル回路で構成できるため、I,Qチャン
ネルの利得位相を精度よく保つことができ、精度よくド
プラ偏移周波数を測定できるという効果を有する。
【0064】また、請求項2の発明によれば、直交加減
算器を1/2位相離れたデータ間の減算と前記減算結果
の和より求めるように構成したものであり、より少ない
演算回路で精度よくドプラ偏移周波数を測定できるとい
う効果を有する。
【0065】さらに、請求項3の発明によれば、直交囲
う減算器をデータ遅延器と減算器と累積加減算器で構成
するようにしたものであり、より少ない演算回数で精度
よくドプラ偏移周波数を測定できるという効果を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における超音波ドプラ映
像装置の概略ブロック図
【図2】同装置の直交加減算器の第1の実施例の詳細な
構成を示すブロック図
【図3】同装置の直交加減算器の第2の実施例の詳細な
構成を示すブロック図
【図4】同装置の直交加減算器の第3の実施例の詳細な
構成を示すブロック図
【図5】従来の超音波ドプラ映像装置の概略ブロック図
【図6】従来の超音波ドプラ映像装置の直交位相検波回
路の概略ブロック図
【符号の説明】
1  プローブ 2  駆動パルス発生器 3  プリアンプ 4、7  バンドパスフィルタ 5  発振器 6  ミキサ 8  A/D変換器 9  直交加減算器 10、11  メモリ 12  アドレス発生器 13、14  ハイパスフィルタ 15  相関演算器 16  フレームメモリ 17  カラーエンコーダ 18  ディスプレイ 19  検波器 20、21、22  データラッチ 23、24  加減算器 25  制御器 30、31、32  データラッチ 33、34  加減算器 35、36  累積加算器 37  制御器 40  データラッチ 41  データ遅延器 42  減算器 43、44  累積加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検体内に超音波パルスを送,受信す
    る手段と、この手段で受波された上記被検体内からの散
    乱超音波の受信信号を送信のタイミングに同期して離散
    化する手段と、この手段により離散化されたデータ列に
    対して直交加減算を行う演算手段と、この演算手段の出
    力を複素ドプラデータとして相関演算を行う手段とを備
    えた超音波ドプラ映像装置。
  2. 【請求項2】  上記直交加減算を行う演算手段が1/
    2位相離れたデータ間の減算と、この減算結果の和を求
    める演算手段であることを特徴とする請求項1記載の超
    音波ドプラ映像装置。
  3. 【請求項3】  上記直交加減算を行う演算手段が上記
    離散されたデータの遅延を行う遅延手段と、この遅延手
    段の入,出力データ間の加減算を行う加減算手段と、こ
    の減算手段の出力に対する累積加算を行う累積加算手段
    とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の超
    音波ドプラ映像装置。
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DE69212066T DE69212066T2 (de) 1991-05-10 1992-05-07 Ultraschall-Doppler-Abbildungsgerät
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US5311870A (en) 1994-05-17
DE69212066T2 (de) 1997-02-06
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EP0512837A2 (en) 1992-11-11

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