JPH04331822A - 変速機におけるギアとヨークの連結構造 - Google Patents

変速機におけるギアとヨークの連結構造

Info

Publication number
JPH04331822A
JPH04331822A JP3101649A JP10164991A JPH04331822A JP H04331822 A JPH04331822 A JP H04331822A JP 3101649 A JP3101649 A JP 3101649A JP 10164991 A JP10164991 A JP 10164991A JP H04331822 A JPH04331822 A JP H04331822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
gear
side yoke
yoke
transmission side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3101649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605501B2 (ja
Inventor
Mamoru Tsutaya
守 葛屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP3101649A priority Critical patent/JP2605501B2/ja
Publication of JPH04331822A publication Critical patent/JPH04331822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605501B2 publication Critical patent/JP2605501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジンの動力
を駆動車輪に伝達するための動力伝達装置にかかわり、
詳しくは変速機におけるギアとヨークの連結構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばエンジンの動力によって駆
動する車両に設けられた動力伝達装置は、変速機へのエ
ンジン動力の接断続を行うクラッチ、駆動輪の駆動トル
ク及び回転数を変化させる変速機、エンジンの動力を前
記クラッチ及び変速機を介して駆動輪へ伝達するプロペ
ラシャフト、ディファレンシャルギヤ及びドライビング
アクスル等より構成されている。
【0003】図3に示すように、前記変速機30及びプ
ロペラシャフト31は変速機側ヨーク32及びプロペラ
シャフト31先端に形成されたプロペラシャフト側ヨー
ク33をジャーナル34によって連結されている。即ち
、変速機30及びプロペラシャフト31はユニバーサル
ジョイントによって連結されている。同図に示すように
、前記変速機30のケース35内で回動可能に軸支され
ているギヤ36には前記変速機側ヨーク32がスプライ
ン結合されている。前記変速機側ヨーク32のクラッチ
ケース37側の先端には、ストッパー38を介して2本
のボルト39が締付固定され、前記ギヤ36から変速機
側ヨーク32が抜け外れるのを防止している。
【0004】また、変速機30のケース35に透設され
、前記変速機側ヨーク32が挿入されるヨーク挿入孔4
0の外周には、ケース35内に充填されている潤滑油の
漏れを防止するためのアウトプットシール41が取着さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記変
速機30のヨーク挿入孔40の外周に取着されたアウト
プットシール41が摩耗した場合、潤滑油の漏れが発生
するため、アウトプットシール41の交換作業を行う必
要がある。このアウトプットシール41の交換作業とし
ては、まず、クラッチケース37内部にある変速機30
のカバー42を固定しているカバーボルト43を取り外
し、さらに、ストッパー38を締付固定している2本の
ボルト39を取り外してから、変速機側ヨーク32を長
手方向(同図において左方)へ引き抜く。
【0006】そして、新品のアウトプットシール41と
交換し、再度変速機側ヨーク32を変速機30のケース
35に透設されたヨーク挿入孔40よりケース35内へ
挿入する。そして、ストッパー38を介して2本のボル
ト39で固定し、最後にカバー42を閉めてカバーボル
ト43で固定することによって、アウトプットシール4
1の交換作業が終了される。
【0007】しかしながら、この交換作業は、アウトプ
ットシール41を交換する際、非常に狭い空間にあるア
ウトプットシール41の反対側に位置するクラッチケー
ス37内に配設されたカバー42を取り外し、ボルト3
9を外す必要があるため、作業時間が長くなり、作業性
が悪化するという問題が生じていた。本発明は上記問題
を解消するためになされたものであって、その目的はア
ウトプットシール等の交換性を向上させ、アウトプット
シール等の交換作業に費やす作業時間を短縮することが
できるヨークの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を達成するため
に本発明では、変速機のギアとスプライン結合させると
ともに、自在継手によって推進軸側ヨークに連結された
筒状の変速機側ヨークと、前記筒状の変速機側ヨークに
差し込み固定されたボルトと、前記変速機のギアの内周
壁に形成された係合凹部と、前記係合凹部と対向するよ
うに、前記筒状の変速機側ヨークに透設された収容孔と
、前記収容孔に配設され、突出して前記係合凹部と係合
する係止部材と、前記ボルトに形成され、同ボルトの長
手方向への移動にともない前記係止部材を前記収容孔か
ら前記係合凹部に出没させる制御面とからなる変速機に
おけるギアとヨークの連結構造をその要旨とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、例えばシール部材の交換を行
う際、変速機側ヨークに差し込まれたボルトを緩めると
、同ボルトに形成された制御面を変速機のギア及び変速
機側ヨークとを係合している係止部材が滑り落ちる。 同係止部材がボルトの制御面を滑り落ちることによって
、前記変速機のギアと変速機側ヨークとの係合が解除さ
れる。そして、この状態で前記変速機側ヨークを変速機
のギアから引き抜くことによってシール部材の交換が可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を自動車の変速機に具体化した
一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。なお、本
実施例では変速機側ヨークに連結される推進軸としての
プロペラシャフト及びジャーナルは、前述した従来技術
のプロペラシャフト31及びジャーナル34と同じもの
を使用するため説明の便宜上変速機についてのみ説明す
る。
【0011】図1に示すように、変速機1はギヤ2、同
ギア2と噛合する連結ギア2a及び潤滑油を収納したケ
ース3、さらにクラッチケース4内に収納されたカバー
5とから形成されている。前記ギヤ2は環状に形成され
、その内周にはスプラインが刻設されているとともに、
後述する係止部材としての係止ピンPが係合する係合凹
部としての溝部6が周設されている。
【0012】前記ケース3の長手方向(同図において左
方)には、ヨーク挿入孔7が透設され、同ヨーク挿入孔
7にはケース3内に充填されている潤滑油をシールする
ためのアウトプットシールSを介して変速機側ヨーク8
が挿入されている。同変速機側ヨーク8の筒状に形成さ
れた軸部9外周には、スプラインが刻設され、前記ギヤ
2に刻設されたスプラインと噛合して、ギヤ2との空転
を規制している。また、同軸部9外周には係止部材とし
ての係止ピンPが挿入されている収容孔としての係止孔
10が透設され、同係止孔10には前記係止ピンPが遊
嵌されている。同係止孔10に遊嵌された係止ピンPが
前記ギヤ2に周設された溝部6と係合することによって
、ギヤ2から変速機側ヨーク8が抜け外れないようにな
っている。そして、前記軸部9内周にはピン調整ボルト
11が螺合されている。
【0013】同ピン調整ボルト11は、前記変速機側ヨ
ーク8の軸部9より長く形成されているとともに、その
先端には本体部12よりも外径が細い細部13が形成さ
れている。さらに、前記細部13と本体部12との間に
は同本体部12へ近接するほど大径である制御面として
のテーパ部14が形成され、また、前記細部13にはC
形状のスナップリング15が取着されている。
【0014】そして、前記ピン調整ボルト11を緩めた
場合には、前記ギヤ2の溝部6及び変速機側ヨーク8の
係止孔10に係合していた係止ピンPが、ピン調整ボル
ト11のテーパ部14を滑り落ち、溝部6との係合が解
除されて、変速機側ヨーク8を引き抜くことができるよ
うになっている。さて、続いて上記のように構成した変
速機1のアウトプットシールSの交換作業時の作用につ
いて説明する。
【0015】ケース3と変速機側ヨーク8の間に配設さ
れたアウトプットシールSの摩耗が進み同アウトプット
シールSを新品と交換する際、まず、変速機側ヨーク8
の軸部9と螺合されているピン調整ボルト11を緩める
。ピン調整ボルト11を緩めることによって、同ピン調
整ボルト11が同図において左方へ移動する。ピン調整
ボルト11が左方へ移動すると、ギヤ2の溝部6及び変
速機側ヨーク8の係止孔10に係合していた係止ピンP
が、ピン調整ボルト11のテーパ部14を滑り落ち、溝
部6との係合が解除される(図2参照)。なお、このと
きピン調整ボルト11の細部13にはスナップリング1
5が取着されているため、係止ピンPが変速機側ヨーク
8の係止孔10から外れ落ちることがない。
【0016】前記ギヤ2の溝部6と変速機側ヨーク8の
係止孔10との係合が解除されることによって、ギヤ2
から変速機側ヨーク8を引き抜くことが可能となる。そ
して、変速機側ヨーク8をギヤ2から引き抜いた後、摩
耗したアウトプットシールSをケース3のヨーク挿入孔
7から取り外し、新品のアウトプットシールSと交換す
る。
【0017】新品のアウトプットシールSの取り付けが
完了した後、アウトプットシールSを介して再度ヨーク
挿入孔7から変速機側ヨーク8を挿入し、ピン調整ボル
ト11を締め付ける。ピン調整ボルト11を締め付ける
ことによって同ピン調整ボルト11は、図2において右
方へ移動する。そして、前記係止ピンPはピン調整ボル
ト11のテーパ部14を滑り上がって、ピン調整ボルト
11の本体部12と当接し、図1の状態となる。
【0018】即ち、係止ピンPはギヤ2の溝部6と変速
機側ヨーク8の係止孔10との両方に係合されるため、
ギヤ2から変速機側ヨーク8を引き抜くことが不可能と
なり、アウトプットシールSの交換作業が完了される。 以上詳述したように、本実施例のヨーク取付構造によれ
ば、アウトプットシールSを交換する際、同アウトプッ
トシールSの反対側に位置するクラッチケース4内に配
設されたカバー5を取り外さずに、アウトプットシール
Sの交換が可能であるため、アウトプットシールSの交
換作業に費やす作業時間を短縮することができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、係止部材として係止ピンPが使
用されたが、これを係止ピンPに代えて、ボール等で係
止部材を構成してもよい。 (2)上記実施例では、自動車の動力伝達装置で具体化
したが、これを荷役車両の動力伝達装置や種々のユニバ
ーサルジョイントで連結されている動力伝達装置で構成
してもよい。
【0020】(3)上記実施例では、ギア2の内周には
係合凹部としての溝部6が周設されていたが、これを前
記溝部6が周設されたギア2の同内周上へ複数箇所に係
止ピンPが遊嵌できる孔部を形成し、その孔部の数分係
止ピンPを遊嵌させて構成してもよい。勿論その場合に
は、変速機側ヨーク8に透設する係止孔10の数も前記
ギア2内周に形成する孔部の数に対応させて形成する。
【0021】(4)上記実施例では、制御面としてのテ
ーパ部14はピン調整ボルト11の本体部12先端側に
設けられていたが、このテーパ部14を本体部12中央
側に設けて構成してもよい。勿論、ギア2の溝部6及び
係止孔10もこれに対応させて形成する。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
ウトプットシール等の交換性を向上させ、アウトプット
シール等の交換作業に費やす作業時間を短縮することが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例を示す変速機及び変
速機側ヨークの側断面図である。
【図2】ピン調整ボルトを緩めて同ピン調整ボルトを移
動させたときの係合ピンの状態を示す変速機及び変速機
側ヨークの一部側断面図である。
【図3】従来の変速機及び変速機側ヨークの一部側断面
図である。
【符号の説明】
1…変速機、2…ギア、6…係合凹部としての溝部、8
…変速機側ヨーク、10…収容孔としての係止孔、11
…ボルトとしてのピン調整ボルト、14…制御面として
のテーパ部、31…推進軸としてのプロペラシャフト、
32…変速機側ヨーク、33…推進軸側ヨークとしての
プロペラシャフト側ヨーク、P…係止部材としての係止
ピン、S…アウトプットシール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変速機のギアとスプライン結合させるとと
    もに、自在継手によって推進軸側ヨークに連結されたと
    筒状の変速機側ヨークと、前記筒状の変速機側ヨークに
    差し込み固定されたボルトと、前記変速機のギアの内周
    壁に形成された係合凹部と、前記係合凹部と対向するよ
    うに、前記筒状の変速機側ヨークに透設された収容孔と
    、前記収容孔に配設され、突出して前記係合凹部と係合
    する係止部材と、前記ボルトに形成され、同ボルトの長
    手方向への移動にともない前記係止部材を前記収容孔か
    ら前記係合凹部に出没させる制御面とからなることを特
    徴とする変速機におけるギアとヨークの連結構造。
JP3101649A 1991-05-07 1991-05-07 変速機におけるギアとヨークの連結構造 Expired - Lifetime JP2605501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101649A JP2605501B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 変速機におけるギアとヨークの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101649A JP2605501B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 変速機におけるギアとヨークの連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04331822A true JPH04331822A (ja) 1992-11-19
JP2605501B2 JP2605501B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=14306230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3101649A Expired - Lifetime JP2605501B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 変速機におけるギアとヨークの連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605501B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000291781A (ja) * 1999-04-06 2000-10-20 Matsushita Graphic Communication Systems Inc ギア装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62172822U (ja) * 1986-04-23 1987-11-02
JPH0318410A (ja) * 1989-03-31 1991-01-28 Oto Mills Spa 圧延成形機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62172822U (ja) * 1986-04-23 1987-11-02
JPH0318410A (ja) * 1989-03-31 1991-01-28 Oto Mills Spa 圧延成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000291781A (ja) * 1999-04-06 2000-10-20 Matsushita Graphic Communication Systems Inc ギア装置
JP4522508B2 (ja) * 1999-04-06 2010-08-11 パナソニックシステムネットワークス株式会社 ギア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2605501B2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1652718B1 (en) Pinion housing with contaminant deflector
US4498353A (en) Air breather structure for oil seals in an automatic transmission
JPS6227520Y2 (ja)
US4472869A (en) Method of assembling transmission gears
JPS5822369B2 (ja) 従動操縦軸
JPH04331822A (ja) 変速機におけるギアとヨークの連結構造
CN109130703B (zh) 用于车辆的车轮驱动装置
JP3159429B2 (ja) 動力伝達機器の油漏れ防止構造
JPH0449376Y2 (ja)
JPH0776233A (ja) 伝動部の軸支持構造
JPH03292419A (ja) ジョイント構造
US3059453A (en) Vibration dampening coupling
JPS6314135Y2 (ja)
CN218510025U (zh) 一种用于汽车变速箱的联结轴
KR200198200Y1 (ko) 등속조인트용 부트시일의 체결장치
JP6485508B2 (ja) 車両におけるトランスファ装置の組付方法
JPH0236990Y2 (ja)
KR0181449B1 (ko) 변속기용 디프 오일 실
JPH063201Y2 (ja) ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造
JPH0244570Y2 (ja)
KR200141621Y1 (ko) 차량의 리어 액슬 샤프트 탈거용 지그
JPH0328202Y2 (ja)
JPH0792133B2 (ja) 動力伝達装置
KR19990028310U (ko) 자동차의 액슬축 장착구조
JPH0310096Y2 (ja)