JPH04329042A - 通信伝送システム - Google Patents

通信伝送システム

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JPH04329042A
JPH04329042A JP9912991A JP9912991A JPH04329042A JP H04329042 A JPH04329042 A JP H04329042A JP 9912991 A JP9912991 A JP 9912991A JP 9912991 A JP9912991 A JP 9912991A JP H04329042 A JPH04329042 A JP H04329042A
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JP
Japan
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station
transmission
monitoring information
monitoring
frame
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JP9912991A
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Inventor
Hiroyuki Inamura
浩之 稲村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端局中継装置と中間中継
装置とから構成される双方向のディジタルデータ伝送シ
ステムであって、各中継装置の監視情報を親局以外の中
継装置においても収集できるようにした通信伝送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信によるディジタル伝送システムに
おいては、端局間を光ケーブルで結ぶとともに、端局間
に距離があるときは、中間点に中継装置を設けて増幅し
つつ、端局間相互でデータの授受を行うようにしている
。端局はディジタル信号に対してフォ−マット形成、多
重化、分離化等を行うものであり、伝送するデータは主
信号と副情報信号であって、副情報信号は各局に対する
各種制御指令や各局からの状態情報や警報等である。
【0003】システムダウンが許されない重要な通信シ
ステムである場合、一般的には複数系統の回線を用意し
、そのうちの少なくとも一系統を予備用回線とし、他を
現用回線として使用し、送信の上流側局は主信号と副情
報信号とを現用の回線にて下流側に伝送し、下流側各局
は主信号と副情報信号とを分離し、副情報信号に含まれ
る監視情報および制御情報に基づく監視制御を行うとと
もに、自局での監視情報を含め、下流の局に対する与え
るべき監視・制御情報を下流側に伝送するようにし、上
流側での伝送異常が生じると、その下流局の監視装置は
上流側での伝送異常を検出し、予備回線への切替えを指
令すべく制御情報を発生し、その後に自局を現用回線か
ら予備回線に切替えて、この予備回線を監視および制御
情報伝送に使用する現用回線として使用開始すると云っ
た形態をとって、現用回線の故障が生じても予備用回線
を使用して通信を支障なく続行できるようにしている。
【0004】しかしながら、コストダウンの目的でシス
テムの大幅な簡易化を図ったシステムもあり、このよう
な簡易形のシステムでは予備用回線を用意せず、現用回
線のみでシステムを運用すると共に、監視情報は各子局
より親局に送り、親局のみで各局の監視情報を収集して
システムの監視を行うようにしている。この場合、親局
の監視装置が故障を起こすと、この監視装置が復旧する
までは監視を全く行うことが出来なくなる。
【0005】ここで従来の簡易形の通信システムの構成
を説明しておく。図3は従来のこの種の装置を示す一例
である。図中、1は親局となる端局中継装置、2および
3はそれぞれ子局となる中間中継装置、4a,4bは伝
送路である。端局中継装置は通信路の両端にそれぞれ設
けられ、この端局中継装置間でデータ伝送を行うことに
なるが、ここでは片端のみ示し、他端側の端局中継装置
は省略してある。伝送路4aは下りラインであり、伝送
路4bは上りラインである。
【0006】簡易形のシステムでは、一つの端局中継装
置のみが親局となり、他は子局として扱われると共に、
親局のみに監視装置を設けてあり、子局には監視装置は
設置されない。親局となる端局中継装置1は送信装置5
と受信装置6を持ち、また、中間中継装置2および3は
それぞれ送受信装置7および8を有する。
【0007】端局中継装置1の送信装置5は当該端局中
継装置1に接続される通信装置からの所定のフォーマッ
トに伝送フレーム化された送信データを受け、これを変
調して伝送路4a(下りライン)へと送出するものであ
り、受信装置6は受信回路と抜取回路とを有し、伝送路
4b(上りライン)より送信されてきた光信号を受信回
路にて受信して電気信号に変換し、当該端局中継装置1
に接続される通信装置に受信信号として与えると共に、
抜取回路にて補助データ・フレームを抜取って補助デー
タ信号多重部13a に与えるものである。端局中継装
置1には更に監視情報転送装置12a があり、この監
視情報転送装置12a は自局の監視を行ってその監視
情報を出力する装置であり、端局中継装置1の補助デー
タ信号多重部13a はこの監視情報転送装置12a 
の出力する監視情報を補助データ・フレームにおける自
局対応のエリアに入れて多重化し、出力する。
【0008】また、端局中継装置1の監視装置11a 
は補助データ信号多重部13a の出力する多重化され
た補助データ・フレームを受けてその情報により、入力
信号断、誤り率劣化、送信出力レベル低下等、各局の状
態を監視し、また、これらの情報を保存する装置である
【0009】中間中継装置2および3における送受信装
置7,8はそれぞれ下りライン(伝送路4a)用、上り
ライン(伝送路4b)用の送受信装置であって、それぞ
れ受信回路、再生回路、送信回路を有している。更にま
た、送受信装置8には抜取回路、挿入回路が設けてある
【0010】これらのうち、前記受信回路は上位側(伝
送路4a,4bの上流側)より伝送されてきた光信号化
された受信信号を電気信号に変換する回路であり、前記
抜取回路はこの受信回路の出力する電気信号を受けて、
これより伝送されて入力された受信伝送フレームの信号
中の、監視情報(入力信号断、誤り率劣化、送信出力レ
ベル低下等の情報)を分離抽出する回路であり、再生回
路は受信伝送フレームの信号を再生する回路であって、
レベル等化や増幅等を行って出力するものである。また
、送信回路は再生回路により再生された伝送フレームの
信号を光変調して下流側の伝送路4a,4bに送信する
回路である。挿入回路は抜取回路を介して与えられた伝
送フレームにおける余剰ビット位置に監視情報の多重化
出力を付加して自局送受信装置8a内の再生回路に与え
る回路である。
【0011】中間中継装置2および3側には更に監視情
報転送装置12b と補助データ信号多重部13b が
ある。これらのうち、監視情報転送装置12b は自局
の監視を行ってその監視情報を出力する装置であり、補
助データ信号多重部13b はこの監視情報転送装置1
2b の出力する自局監視情報を、前記抜取回路の抜き
出した監視情報に多重して出力するものであり、監視情
報は図2の(b) のような構成の補助データ・フレー
ムにて送る構成としてあるので、このフレームの自局対
応のエリアに挿入して多重化し、出力するように構成し
てある。
【0012】このような構成の従来システムでは、親局
(端局中継装置1)に接続された通信装置よりの伝送フ
レーム化されたデータ(主信号)は送信装置5により光
信号に変調され、伝送路4aへと送り出され、下流の子
局(中間中継装置2,3)では送受信装置7により、受
信して電気信号に変換し、等化、増幅を行った後に、再
び光信号に変調して下流側へと送り出す。そして、下流
側の端局中継装置に伝送フレームを伝送し、下流側の端
局中継装置ではこれを受信装置で受信して電気信号に戻
し、自局に接続されている通信装置にこの受信した伝送
フレームを渡す。
【0013】また、下流側の端局中継装置に接続された
通信装置からの伝送フレーム化されたデータ(主信号)
は当該端局中継装置の送信装置により光信号に変調され
、伝送路4bへと送り出され、下流の子局(中間中継装
置2,3)では送受信装置8により、受信して電気信号
に変換し、レベル等化、増幅を行った後に、再び光信号
に変調して下流側へと送り出す。そして、下流側の端局
中継装置に伝送フレームを伝送し、下流側の端局中継装
置ではこれを受信装置で受信して電気信号に戻し、自局
に接続されている通信装置にこの受信した伝送フレーム
を渡す。
【0014】従来システムでは下りラインにおいては、
主信号のみが伝送フレームによって伝送され、各局での
監視情報は上りラインにおいてのみ伝送フレームに付加
されて親局に伝送される。
【0015】すなわち、各局には自局での監視情報を送
出する監視情報転送装置12a または12b と、補
助データ信号多重部13a または13b があるが、
送信元の端局中継装置では自局に接続されている通信装
置より、送信データ(主信号)が伝送フレームの所定エ
リアに挿入されて送信装置の挿入回路へと送り出される
と、自局の監視情報は自局の補助データ信号多重部によ
り、所定の監視データ・フレームの自局対応の領域に挿
入した上で多重化し、これを挿入回路に与える。そして
、ここでこの監視情報フレームを伝送フレームの所定領
域つまり、伝送フレームの余剰ビットを利用して、ここ
に挿入するかたちで多重してから伝送路4b(下りライ
ン)へと送り出す。
【0016】そして、各子局(中間中継装置2,3)で
はこの伝送フレームを自局の送受信装置8で受信して、
自局送受信装置8内の抜取回路で監視データ・フレーム
を抜き取り、自局の補助データ信号多重部13b に与
え、補助データ信号多重部13b は自局の監視情報を
監視情報フレームの自局対応の領域に挿入した上で、多
重化し、自局送受信装置8内の挿入回路に与える。挿入
回路には主データの伝送フレームが与えられているので
、挿入回路はこの伝送フレームにおける前記余剰ビット
位置にこの監視情報フレームの多重化出力を付加し、こ
れを自局送受信装置8内の再生回路にてレベル等化、増
幅してから自局送受信装置8内の送信回路に与え、該送
信回路はこれを光信号に変調して伝送路4bへと出力す
る。
【0017】子局を経て親局に到達した伝送フレームは
受信装置6により受信され、電気信号に変換され、さら
に再生回路にてレベル等化、増幅した後、自局に接続さ
れている通信装置に送る。また、自局受信装置6内の抜
取回路で監視データ・フレームを抜き取り、自局の補助
データ信号多重部13a に与える。補助データ信号多
重部13a は監視情報転送装置12a から与えられ
る自局の監視情報を監視情報フレームの自局対応の領域
に挿入した上で、多重化し、自局の監視装置11a に
送る。そして、監視装置11a ではこの監視データ・
フレームで伝送されてきた各局の監視情報をもとに、各
局における入力信号断、誤り率劣化、送信出力レベル低
下等の監視を行う。
【0018】このように、各子局(中間中継装置2,3
)及び親局(端局中継装置1)の監視情報は上りライン
(伝送路4b)の系統によってのみ、親局側に送られる
ようになっており、監視情報転送装置12a ,12b
 から補助データ信号多重部13a ,13bにおいて
、図2(b) に示すような予め決められたフォ−マッ
トの監視情報フレーム中の各々の局対応のタイムスロッ
トに多重され、図2(a) に示すような主データ伝送
用の伝送フレームの余剰ビットを利用して親局に伝送さ
れる。親局において、受信された監視情報を含む補助デ
ータ・フレームの信号は集中監視装置11に入力され、
これにより伝送路の監視を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、簡易形の
従来システムにおいては、各局の監視情報は親局に対し
てのみ送られ、親局に設けた監視装置により、伝送路に
つながる局全体の状態情報を収集して監視する構成であ
ったため、子局においては他局の状態を知ることができ
ない。そして、親局に設けられる監視装置が障害を来し
た場合、伝送系の状態を全く把握できなくなると云う問
題が生じる。
【0020】このように、簡易形のシステムでは予備用
回線を用意せず、現用回線のみでシステムを運用すると
共に、監視情報は各子局より親局に送り、親局のみで各
局の監視情報を収集してシステムの監視を行うようにし
ている。この場合、親局の監視装置が故障を起こすと、
この監視装置が復旧するまでは監視を全く行うことが出
来なくなる。そして、監視装置が故障しても送受信系が
正常であれば通信は続行できるが、監視ができないと云
うことは、各局での状態を掴めないと云うことであるか
ら、いずれかの局での送受信系に故障が生じてもこれを
知るすべがなく、送受信系に故障が生じた際の復旧に時
間を要することになる。
【0021】そこで、この発明の目的とするところは子
局においても他局の状態を知ることができ、親局の監視
装置の障害時にも子局において監視することができるよ
うにする通信伝送システムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は次のように構成する。すなわち、端局間に往
路用および復路用の伝送路を設け、伝送路には中継装置
を介在させ、1つの端局を親局とすると共に他を子局と
し、端局間で主データを授受するとともに、前記主デー
タを伝送する伝送フレームに各局の監視情報を付加して
、親局に伝送することにより、親局に当該親局を含む各
局の監視情報を送り、収集させて監視を行うことができ
るようにした通信伝送システムにおいて、前記親局には
前記収集した各局の監視情報を保持する保持手段と、こ
の保持された監視情報を伝送フレームに付加して子局に
転送する手段とを設け、子局にはそれぞれ受信される伝
送フレームより監視情報を得る手段を設けて構成する。
【0023】
【作用】このような構成において、各局の監視情報は伝
送フレームに重畳されて親局へと送られてくる。親局で
はこれを収集し、監視に使用すると共に、この収集した
各局の監視情報を保持手段に保持し、子局端局に伝送す
る伝送フレームに乗せて転送し、子局ではこの伝送フレ
ームより該転送監視情報をそれぞれ得る。
【0024】このように、親局の収集した各局の監視情
報を子局に転送するようにしたので、親局が収集した各
局の監視情報を各子局でも収集可能になり、従って、ど
の局においても、親局に収集されていたものと全く同様
の監視情報を受信することができ、親局における監視機
能が異常を来しても、他の局で監視することが可能にな
って、従来のように、親局における監視機能が故障した
際に、それが復旧するまでシステムの監視ができないと
云った不都合を回避できるようになる。
【0025】
【実施例】本発明は、端局中継装置と中間中継装置とか
ら構成される双方向のディジタルデータ伝送システムで
あって、伝送する信号中の余剰ビットによる補助データ
回線を使用して監視情報の伝送を行うと共に、一方の端
局中継装置に親局となる監視装置を設け、その他の装置
には子局となる監視装置を設け、前記親局となる装置に
対して上りラインとなる伝送路を使用して予め決められ
た伝送フレーム中に各子局が順次、各々割り当てられた
伝送フレーム中に監視情報を多重して伝送するシステム
において、前記親局となる装置に監視情報を含む補助デ
ータ信号(補助データ・フレーム)を一時的に蓄積する
バッファを設け、前記子局となる中継装置には補助デー
タ信号から監視情報を収集する手段を設け、前記親局と
なる端局中継装置は上りラインからの補助データ信号を
下りラインを利用して子局に送出すると共に、子局では
この補助データ信号を収集することにより、いずれの局
においても伝送路の監視ができるようにすることを特徴
とするものであって、その詳細を以下、図面を参照して
説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1Aは親局となる端局中継装置
、2Aおよび3Aはそれぞれ子局となる中間中継装置で
ありこれらは伝送路4a,4bで結ばれている。図では
伝送路4aは下りラインであり、伝送路4bは上りライ
ンであって、図示しない対向局側の端局中継装置との間
を中間中継装置2および3を介して当該伝送路4a,4
bで結ばれている。
【0027】端局中継装置1Aは送信装置5a、受信装
置6a、監視装置11a 、監視情報転送装置12a 
、補助データ信号多重部13a 、バッファ14を備え
ており、中間中継装置2Aおよび3Aは送受信装置7a
,8a、監視装置11b 、監視情報転送装置12b 
、補助データ信号多重部13b を備えている。
【0028】端局中継装置1Aの送信装置5aは当該端
局中継装置1Aに接続される通信装置からの所定のフォ
ーマットに伝送フレーム化された送信データを受け、こ
れを変調して伝送路4a(下りライン)へと送出すると
共に、バッファ14を介して送られてきた所定のフォー
マットにフレーム化された監視情報(補助データ・フレ
ーム)を前記伝送フレームに多重化して出力するもので
ある。
【0029】端局中継装置1Aの受信装置6aは受信回
路と抜取回路とを有し、伝送路4b(上りライン)より
送信されてきた光信号を受信回路にて受信して電気信号
に変換し、当該端局中継装置1Aに接続される通信装置
に受信信号として与えると共に、抜取回路にて補助デー
タ・フレームを抜取って補助データ信号多重部13a 
に与えるものである。
【0030】端局中継装置1Aの監視情報転送装置12
a は自局の監視を行ってその監視情報を出力する装置
であり、端局中継装置1Aの補助データ信号多重部13
a はこの監視情報転送装置12a の出力する監視情
報を補助データ・フレームに多重化して出力するもので
あり、バッファ14はこの補助データ信号多重部13a
 の出力する多重化された補助データ・フレームを一時
保持し、送信装置5へと与えるものである。また、端局
中継装置1Aの監視装置11a は補助データ信号多重
部13a の出力する多重化された補助データ・フレー
ムを受けてその情報により、入力信号断、誤り率劣化、
送信出力レベル低下等、各局の状態を監視し、また、こ
れらの情報を保存する装置である。
【0031】中間中継装置2Aおよび3Aにおける送受
信装置7a,8aはそれぞれ下りライン(伝送路4a)
用、上りライン(伝送路4b)用の送受信装置であって
、それぞれ受信回路、抜取回路、挿入回路、再生回路、
送信回路を有している。これらのうち、前記受信回路は
上位(伝送路の上流側)より伝送されてきた光信号化さ
れた受信信号を電気信号に変換する回路であり、前記抜
取回路は上位この受信回路の出力する電気信号を受けて
、これより伝送されて入力された受信伝送フレームの信
号中の、監視制御信号を分離抽出する回路であり、送受
信装置7a,8aにおける挿入回路は前記抜取回路を介
して出力された受信伝送フレームに監視情報フレームを
挿入して出力する回路であり、また、送受信装置7a,
8aにおける再生回路は受信伝送フレームの信号を再生
する回路であって、レベル等化や増幅等を行って出力す
るものである。そして、送受信装置7a,8aにおける
送信回路はこの等化、増幅され、監視情報フレームの多
重された受信伝送フレームを光変調して下流側の伝送路
4aまたは4bに送信する回路である。
【0032】中間中継装置2Aおよび3Aの監視情報転
送装置12bは自局の監視を行ってその監視情報を出力
する装置であり、補助データ信号多重部13b はこの
監視情報転送装置12b の出力する監視情報を、送受
信装置8aの抜取回路にて抽出された補助データ・フレ
ームにおける自局対応の領域に挿入し、多重化して出力
するものである。
【0033】本システムにおいては、中間中継装置2A
および3Aにそれぞれ監視装置11b を設置できるよ
うにしてある。この監視装置11b は監視情報をもと
に障害を監視したり、その監視情報を保持する装置であ
り、伝送路(下りライン)4aに接続される送受信回路
7aおける抜取回路によって受信伝送フレームより抽出
された監視情報を受け、これより各局の入力信号断、誤
り率劣化、送信出力レベル低下等を監視するものである
【0034】また、端局中継装置1Aの監視装置11a
 は補助データ信号多重部13a の出力する多重化さ
れた補助データ・フレームを受けてその情報により、入
力信号断、誤り率劣化、送信出力レベル低下等、各局の
状態を監視し、また、これらの情報を保存する装置であ
る。
【0035】このような構成の本システムの作用を次に
説明する。本システムでは伝送路4a,4bのうち、親
局からのデータは下りラインの伝送路4aを使用して、
また、子局の端局からのデータは上りラインの伝送路4
bを使用して親局に伝送される。伝送路(回線)4a,
4bにて伝送される情報はフレーム構成であり、図2(
a) のようなフォーマットの伝送フレームにおけるD
ATA領域に主信号を挿入し、また、その余剰ビットを
利用して図2(b) のようなフォーマットの補助デー
タ・フレームを多重して伝送する。そして、補助データ
・フレームにより各局の監視情報を伝送する。
【0036】子局側の端局中継装置に接続された通信装
置からのデータ(主信号)は伝送フレーム化されて当該
端局中継装置の送信装置に与えられ、この送信装置によ
り光信号に変調されて、下りラインの伝送路4bへと送
り出される。下流の子局(中間中継装置2A,3A)で
は送受信装置8aにおけるその受信回路でこの信号を受
信して電気信号に変換し、再生回路でレベル等化、増幅
を行った後に、送信回路で再び光信号に変調して下流側
へと送り出す。そして、下流側の端局中継装置1Aに伝
送フレームを伝送し、下流側の端局中継装置1Aではこ
れを受信装置6aで受信して電気信号に戻し、自局に接
続されている通信装置にこの受信した伝送フレームを渡
す。
【0037】またこのとき、各局では自局の監視情報を
伝送フレームに付加して伝送する。すなわち、各局には
自局での監視情報を送出する監視情報転送装置12a 
または12b と、補助データ信号多重部13a また
は13b があるが、送信元の子局側端局中継装置では
自局に接続されている通信装置からの送信データ(主信
号)が伝送フレームの所定領域に挿入されて送信装置の
挿入回路へと送り出されると、自局の監視情報は自局の
補助データ信号多重部により、所定の監視データ・フレ
ームの自局対応の領域に挿入した上で、これを挿入回路
に与えるので、挿入回路はこの監視データ・フレームを
伝送フレームの所定領域つまり、伝送フレームの余剰ビ
ットを利用して、ここに挿入するかたちで多重してから
送信回路に与える。そして、当該送信回路にてこの伝送
フレームを光信号に変調し、伝送路4b(下りライン)
へと送り出す。
【0038】そして、各子局(中間中継装置2A,3A
)ではこの伝送フレームを自局の送受信装置8aで受信
し、自局送受信装置8a内の抜取回路で監視データ・フ
レーム部分を抜き取り、自局の補助データ信号多重部1
3b に与え、補助データ信号多重部13bは自局の監
視情報を監視データ・フレームの自局対応の領域に挿入
した上で多重化し、自局送受信装置8a内の挿入回路に
与える。挿入回路には抜取回路を経た主データの伝送フ
レームが与えられているので、当該挿入回路はこの伝送
フレームにおける前記余剰ビット位置にこの監視情報フ
レームの多重化出力を付加して自局送受信装置8a内の
再生回路に与える。当該再生回路ではこの伝送フレーム
の信号をレベル等化、増幅する。そして、この再生回路
より出力された伝送フレームの信号は自局送受信装置8
a内の送信回路により光信号に変調し、伝送路4bへと
出力する。このようにして、主信号を増幅し、また、自
局での監視制御情報や転送すべき受信監視情報を挿入し
て下流側に中継伝送することができる。
【0039】子局を経て親局に到達した伝送フレームは
受信装置6aにより受信され、電気信号に変換され、さ
らに受信装置6a内の抜取回路で監視データ・フレーム
を抜き取り、受信装置6a内の再生回路にてレベル等化
、増幅して後、自局に接続されている通信装置に送る。 また、受信装置6a内の抜取回路で抜き出された監視デ
ータ・フレームは自局の補助データ信号多重部13a 
に与える。補助データ信号多重部13a は監視情報転
送装置12a から与えられる自局の監視情報を監視デ
ータ・フレームの自局対応の領域に挿入した上で多重化
し、自局のバッファ14および監視装置11a に送る
。そして、監視装置11a ではこの監視データ・フレ
ームで伝送されてきた各局の監視情報をもとに、各局に
おける入力信号断、誤り率劣化、送信出力レベル低下等
の監視を行う。
【0040】このようにして、子局側端局中継装置から
の主データ(主信号)と各局の監視情報は親局側に伝送
され、主データは親局に接続される通信装置に、また、
各局の監視情報は親局の監視装置11a とバッファ1
4に与えられることになる。
【0041】一方、親局の端局中継装置1Aでは自局に
接続されている通信装置より、送信データ(主信号)を
伝送フレームの所定領域に挿入した伝送フレームを受け
ると、この伝送フレームは送信装置5a内の挿入回路へ
と送り出され、挿入回路はバッファ14に保持されてい
る監視情報を伝送フレームの所定領域つまり、伝送フレ
ームの余剰ビットを利用して、ここに挿入し、これを送
信装置5a内の送信回路に送り出す。送信回路はこれを
光変調して下りラインの伝送路4aへと送り出す。
【0042】中間中継装置2A,3Aではその送受信装
置7aにおいて上位(下りラインの伝送路4aの上流側
)より入力された信号(受信された伝送フレーム)を受
け、この信号をまず、受信回路で電気信号に変換し、次
に送受信装置7a内の抜取回路に入力して、この抜取回
路で監視データ・フレームの情報を抜き出すと共に、残
りを送受信装置7a内の挿入回路に送り出す。そして、
この抜取回路で分離された監視データ・フレームの情報
(監視情報)は子局の監視装置11b に入力すると共
に、送受信装置7a内の挿入回路にも送り出す。
【0043】抜取回路で監視データ・フレームの情報が
取り出された残りは主信号成分であり、この主信号成分
を持つ伝送フレームは前記抜取回路で分離された監視デ
ータ・フレームの情報(監視情報)とともに挿入回路に
入力されることで、挿入回路ではこの伝送フレームにお
ける余剰ビットの位置に前記抜取回路で抜き出した監視
データ・フレームの情報を挿入し、もとの伝送フレーム
に戻した後に更にこれを送受信装置7a内の再生回路に
より、レベル等化および増幅する。この増幅後の伝送フ
レームは送信回路に送られ、この送信回路では監視情報
を挿入された伝送フレームを光信号に変調して下流側に
送出する。一方、子局の監視装置11b は抜取回路で
分離された監視データ・フレームの情報(監視情報)を
受けて、監視を行う。
【0044】このような動作が上りラインと下りライン
伝送路4a,4bで行われ、双方向通信が可能になると
同時に、親局に集められた各局の監視情報は上述のよう
に親局からの伝送フレームに重畳されてそっくりそのま
ま、子局側にも転送され、子局側では送受信装置の抜取
回路により監視情報を抽出することから、親局ばかりで
なく、各子局でも親局で収集した監視情報と同一の監視
情報を入手することが可能となる。
【0045】以上、説明したように、親局ばかりでなく
、その他の各局においても、監視情報を収集できるよう
にしたので、親局の監視装置が異常となった時にも他局
において、監視情報に基づき全体を把握することができ
る。
【0046】このように、本システムは端局間に往路用
および復路用の伝送路を設け、伝送路には中継装置を介
在させ、1つの端局を親局とすると共に他を子局とし、
端局間で主データ(主信号)を授受するとともに、前記
主データを伝送する伝送フレームに各局の監視情報を付
加して、親局に伝送することにより、親局に当該親局を
含む各局の監視情報を送り、収集させて監視を行うこと
ができるようにした通信伝送システムにおいて、前記親
局には前記収集した各局の監視情報を保持する保持手段
と、この保持された監視情報を伝送フレームに付加して
子局に転送する手段とを設け、子局にはそれぞれ受信さ
れる伝送フレームより監視情報を得る手段を設けて構成
したものである。
【0047】そして、親局が収集した各局の監視情報を
、子局端局に伝送する伝送フレームに乗せて転送し、子
局でこの伝送フレームより該転送された監視情報をそれ
ぞれ得るようにしたので、親局が収集した各局の監視情
報を各子局でも収集可能になり、従って、どの局におい
ても、親局に収集されていたものと全く同様の監視情報
を受信することができ、親局における監視機能が異常を
来しても、他の局で監視することが可能になって、従来
のように、親局における監視機能が故障した際に、それ
が復旧するまでシステムの監視ができないと云った不都
合を回避できるようになる。
【0048】なお、本発明は上記し、且つ、図面に示す
実施例に限定することなくその要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得ることはもちろんである。例え
ば、上記実施例では各子局に監視装置を設けるようにし
たが、中間中継装置は無人の施設であることが多く、有
人の施設でないと監視装置は役に立たないケースもある
こと、複数の監視装置がすべてダウンする危険は少ない
ことなどから、システムのコストダウンを考えると、子
局すべてに監視装置を設けることは無駄でもあるから、
子局では子局端局中継装置にのみ監視装置を配置し、他
の子局では必要時にのみ、設置して使用するようにして
良い。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれば
、主データと共に送られて来る各局からの監視情報を親
局より子局側に転送し、各子局でこれを取り込むことが
できるようにしたので、親局ばかりでなく、その他の各
局においても、監視情報を収集できるから、親局の監視
装置が異常となった時にも他局において、監視情報に基
づき全体を把握することができる等の特徴を有する通信
伝送システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
【図2】伝送フレームと監視データ・フレームの構成を
示す図。
【図3】従来システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1A…端局中継装置(親局)、2A,3A…中間中継装
置(子局)、4a,4b…伝送路、5a…送信装置、6
a…受信装置、11a ,11b …監視装置、12a
 ,12b …監視情報転送装置、13a ,13b 
…補助データ信号多重部、14…バッファ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  端局間に往路用および復路用の伝送路
    を設け、伝送路には中継装置を介在させ、1つの端局を
    親局とすると共に他を子局とし、端局間で主データを授
    受するとともに、前記主データを伝送する伝送フレーム
    に各局の監視情報を付加して、親局に伝送することによ
    り、親局に当該親局を含む各局の監視情報を送り、収集
    させて監視を行うことができるようにした通信伝送シス
    テムにおいて、前記親局には前記収集した各局の監視情
    報を保持する保持手段と、この保持された監視情報を伝
    送フレームに付加して子局に転送する手段とを設け、前
    記子局にはそれぞれ受信される伝送フレームより監視情
    報を得る手段を設けて構成したことを特徴とする通信伝
    送システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723017A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Nec Corp 電子装置の監視方式
JP2001267978A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
JP2008160583A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 冗長化光アクセス装置
JP2020194231A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 沖電気工業株式会社 通信装置、通信制御装置、データ配信システム、通信プログラム及び通信制御プログラム

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