JPH04328425A - 液面位置測定方法,装置及び単結晶引上方法,装置 - Google Patents

液面位置測定方法,装置及び単結晶引上方法,装置

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JPH04328425A
JPH04328425A JP12555891A JP12555891A JPH04328425A JP H04328425 A JPH04328425 A JP H04328425A JP 12555891 A JP12555891 A JP 12555891A JP 12555891 A JP12555891 A JP 12555891A JP H04328425 A JPH04328425 A JP H04328425A
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JP
Japan
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dimensional camera
liquid level
mirror image
crucible
liquid
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JP12555891A
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Inventor
Kazuo Hiramoto
平本 一男
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液面位置の測定方法及び
これに使用する装置、並びにこれを利用する単結晶引上
方法及び該方法に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の単結晶引上装置の模式的
縦断面図であり、図中1は石英坩堝である。石英坩堝1
の外周には黒鉛坩堝2が配設されており、その底部中央
には軸3が連結されている。軸3の下端には伝達機構4
が連結されており、伝達機構4の下端には坩堝回転モー
タ5及び坩堝昇降モータ6が連結されている。坩堝回転
モータ5及び坩堝昇降モータ6を駆動させることにより
、黒鉛坩堝2は回転させつつ昇降せしめられるようにな
っている。坩堝昇降モータ6によって黒鉛坩堝2を昇降
させるとき、伝達機構4に取り付けられたエンコーダ7
が坩堝昇降モータ6の回転数を検出し、変換器8がこれ
を坩堝位置に変換し、坩堝位置表示器9において坩堝位
置を表示するようになっている。黒鉛坩堝2の周囲には
ヒータ10が配設されており、石英坩堝1内に例えば多
結晶シリコン等の単結晶原料が充填されたときにこれを
溶融させて融液11を形成せしめるようになっている。
【0003】石英坩堝1の上方には、回転モータ12及
び引上モータ13の駆動力により石英坩堝1に向かって
吊り下げたワイヤ14を引上げる引上機構15が配置さ
れている。引上機構15にはエンコーダ16が取り付け
られており、エンコーダ16は引上モータ13の回転数
を検出し、変換器17がこれを引上げ量に変換し、単結
晶引上げ量表示器18において単結晶引上げ量を表示す
るようになっている。ワイヤ14にて吊り下げたホルダ
20に保持させた種結晶19を融液11に浸し、回転モ
ータ12及び引上モータ13によりこれを回転させつつ
上方に引上げることにより、種結晶19の下端に単結晶
21を成長せしめるようになっている。
【0004】石英坩堝1の斜め上方にはレーザ光源22
が配置されており、レーザ光源22から発されたレーザ
光は融液11の液面を照射し、該液面にて反射した反射
光は光検出器23により受光されるようになっている。 光検出器23は受光した光の位置を電気信号に変換し、
信号処理部24が三角測量法の原理により液面位置を算
出し、制御部25が算出された液面位置が所定の位置に
なるように制御信号を坩堝昇降モータ6に送るようにな
っている。
【0005】図9は特開昭62−87481号公報の発
明に係る単結晶引上装置を示す模式的縦断面図である。 図中、図8と同一符号を付したものは図8と同一部分を
示す。図示しない炉体上端に支持棒26が固定されてお
り、支持棒26の下端部には取付部材27の一端が固定
されている。取付部材27の他端には融液11に向かっ
て垂直方向に延びる石英棒28の上端が固定されている
。以上の如く構成された装置を使用する場合、黒鉛坩堝
2を上昇させるときに、炉体上部の窓から石英棒28の
下端部の色を見て、その色の変化から石英棒28の下端
が融液11の液面に接触したか否かを判断する。そして
石英棒28の下端が融液11の液面に接触したときから
黒鉛坩堝2を所定量だけ下降させ、この下降させた位置
を初期液面位置としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した図
8の装置を使用して融液11の液面位置を測定する場合
、液面が鏡面の如く作用し、液面が振動するので反射し
たレーザ光は光検出器23の検出面上で2次元的に振動
するという問題があった。液面から光検出器23までの
距離は略1mと大きいので、液面の振動量は光検出器2
3の検出面で大きくなり、反射光が光検出器23の検出
面から外れる場合が多くなり、測定に有効な反射光を得
ることが困難になる。また、反射光を検出できた場合で
も反射光の振動によって液面位置の測定精度は極めて悪
くなる。
【0007】また、上述した図9の装置を使用する場合
は、石英棒28を融液11に接触させるため、石英棒2
8に付着している不純物が融液11中に混入する虞があ
る。そしてこの装置では引上げ開始前の液面位置測定の
みが可能であり、引上げ中の測定は不可能であるという
問題があった。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みなされたもので
あり、液面に臨ませて不透明な構造体を配置し、構造体
が液面へ投影する鏡像を1次元カメラ又は2次元カメラ
で撮像し、鏡像のエッジ部分のカメラの視野における座
標を算出することにより、液面の振動の影響を受けずに
、非接触で液面位置を高精度で測定し、液面位置を制御
することができる液面位置測定方法及びその実施に使用
する装置、並びにそれを利用した単結晶非方法及びこれ
に使用する装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明の液面位置測定
法は、不透明な構造体を液面に臨ませ、該構造体が前記
液面へ投影する鏡像を1次元カメラ又は2次元カメラで
撮像し、該1次元カメラ又は2次元カメラの出力信号に
基づいて、前記鏡像のエッジ部分の前記1次元カメラ又
は2次元カメラの視野における座標を算出し、所定の変
換係数を用いて前記座標を液面位置に変換し、液面位置
を測定することを特徴とする。
【0010】第2発明の液面測定装置は、測定対象の融
液の液面に臨ませた不透明な構造体と、該構造体が前記
液面へ投影する鏡像を撮像する1次元カメラ又は2次元
カメラと、該1次元カメラ又は2次元カメラの出力信号
に基づいて、前記鏡像のエッジ部分の前記1次元カメラ
又は2次元カメラの視野における座標を算出する画像処
理装置と、所定の変換係数を用いて前記座標を液面位置
に変換する演算装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】第3発明の単結晶引上方法は、チョクラル
スキー法により坩堝内の融液から単結晶を引き上げる単
結晶引上方法において、前記融液の液面に構造体を臨ま
せ、該構造体と該構造体が前記液面へ投影する鏡像とを
1次元カメラ又は2次元カメラで撮像し、該1次元カメ
ラ又は2次元カメラの出力信号に基づいて、前記構造体
のエッジ部分と前記鏡像のエッジ部分との前記1次元カ
メラ又は2次元カメラの視野における座標の差を算出し
、該座標の差が一定の値になるように前記坩堝の位置を
上下に移動させて液面位置を制御することを特徴とする
【0012】第4発明の単結晶引上装置は、チョクラル
スキー法により坩堝内の融液から単結晶を引き上げる単
結晶引上装置において、前記融液の液面に臨ませた不透
明な構造体と、該構造体と該構造体が前記液面へ投影す
る鏡像とを撮像する1次元カメラ又は2次元カメラと、
該1次元カメラ又は2次元カメラの出力信号に基づいて
、前記構造体のエッジ部分と前記鏡像のエッジ部分との
前記1次元カメラ又は2次元カメラの視野における座標
の差を算出する画像処理装置と、前記座標の差が一定の
値になるように前記坩堝の位置を上下に移動させる坩堝
位置制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては構造体が液面に投影する鏡像
は、液面の位置の変化に対応してその位置が変化する。 1次元カメラ又は2次元カメラによりこの鏡像を撮像す
ると、撮像した鏡像は鏡像以外の部分と輝度の差がある
ため、所定のしきい値を用いることで鏡像のエッジ部分
のカメラの視野における座標値を求めることができる。 そしてカメラの光軸と構造体とのなす角度により液面位
置と鏡像位置との間には一定の関係が成り立つので、鏡
像位置を液面位置に変換することができる。また、構造
体は液面に対し極めて接近させて配置することができる
ので、液面の振動による画像上の鏡像の位置の振動を非
常に小さくし、液面位置を高精度に測定することができ
る。さらに非接触で液面位置を測定するので、融液及び
単結晶への不純物の汚染の問題がない。
【0014】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本発明に係る単結晶引上装
置を示す模式的縦断面図であり、図中1は石英坩堝であ
る。石英坩堝1の外周には黒鉛坩堝2が配設されており
、その底部中央には軸3が連結されている。軸3の下端
には伝達機構4が連結されており、伝達機構4の下端に
は坩堝回転モータ5及び坩堝昇降モータ6が連結されて
いる。坩堝回転モータ5及び坩堝昇降モータ6を駆動さ
せることにより、黒鉛坩堝2は回転させつつ昇降せしめ
られるようになっている。坩堝昇降モータ6によって黒
鉛坩堝2を昇降させるとき、伝達機構4に取り付けられ
たエンコーダ7が坩堝昇降モータ6の回転数を検出し、
変換器8がこれを坩堝位置に変換し、坩堝位置表示器9
において坩堝位置を表示するようになっている。黒鉛坩
堝2の周囲にはヒータ10が配設されており、石英坩堝
1内に例えば多結晶シリコン等の単結晶原料が充填され
たときにこれを溶融させて融液11を形成せしめるよう
になっている。
【0015】石英坩堝1の上方には、石英坩堝1に向か
って吊り下げたワイヤ14を、回転モータ12及び引上
モータ13の駆動力により引上げる引上機構15が配置
されている。引上機構15にはエンコーダ16が取り付
けられており、エンコーダ16は引上モータ13の回転
数を検出し、変換器17がこれを引上げ量に変換し、単
結晶引上げ量表示器18において単結晶引上げ量を表示
するようになっている。ワイヤ14にて吊り下げたホル
ダ20に保持させた種結晶19を融液11に浸し、回転
モータ12及び引上モータ13によりこれを回転させつ
つ上方に引上げることにより、種結晶19の下端に単結
晶21を成長せしめるようになっている。
【0016】融液11の液面より略10mm上方には棒
状の構造体29が設けられている。構造体29は、図示
しない炉体の上面に対し固定されている。構造体29の
材質は融液11に不純物を混入させないようなものでな
くてはならず、液面に対して鮮明な鏡像が投影される必
要があるため、不透明な物体である必要があり、本発明
の実施例では黒鉛を使用している。
【0017】構造体29が融液11の液面に投影した鏡
像30を2次元カメラ31が撮像するようになっている
。2次元カメラ31には減光フィルタ32が取り付けら
れており、鏡像30を撮影可能な角度に2次元カメラ3
1を固定し、高温状態の融液11からの熱放射光を減衰
させるようになっている。2次元カメラ31は画像信号
を画像処理装置33へ出力し、画像処理装置33は鏡像
30のエッジ部分を検出してこれを演算装置34へ出力
し、演算装置34が液面位置に変換し、液面位置表示装
置35において液面位置を表示するようになっている。
【0018】図2は石英坩堝1、単結晶21、鏡像30
、2次元カメラ31の位置関係を示した平面図である。 単結晶21の育成中においても液面位置を測定するため
に、鏡像30と2次元カメラ31とは、2次元カメラ3
1が鏡像30を撮像するときに単結晶21が視野を遮ら
ない位置に設置する。
【0019】以下、鏡像30の画像から液面位置を測定
する方法について説明する。図3は構造体29、鏡像3
0、2次元カメラ31、液面Lを示した縦断面図である
。構造体29は鏡面に近い状態である融液11の液面L
に対し、鏡像30を投影している。液面LがL’の位置
にXmmだけ下降すると、鏡像30は2Xmmだけ下降
する。2次元カメラ31の光学軸と鏡像30の垂直方向
とのなす角度をθとすると、鏡像が30から30’へ位
置変化したとき、光学軸に垂直な面P上においては、鏡
像30の水平面Qと垂直面Rとのエッジ部Aから鏡像3
0’の水平面Q’と垂直面R’とのエッジ部A’までの
長さ2Xの面P上への投影線の長さ2Xsinθだけ位
置変化する。例えば液面が1mmだけ下降すると、θが
45°の場合2次元カメラ31が撮像する面P上では約
1.4mmの変位として測定されることになる。また鏡
像が30から30’へ位置変化したとき、撮像面PはP
’に位置変化するが、このときの変化量2Xcos θ
は、2次元カメラ31の焦点深度を大きく設定すること
で焦点ぼけとして表れない。
【0020】次に前記エッジ部Aとエッジ部A’の検出
方法について説明する。図4は2次元カメラ31が撮像
した画像を示した図である。図4の画像には、構造体2
9、鏡像30の水平面Qと垂直面R、鏡像30’の水平
面Q’と垂直面R’が撮像されている。構造体29、鏡
像30及び鏡像30’に垂直な線lを引き、構造体29
との交点をB、水平面Qとの交点をC及びD、水平面Q
’との交点をC’及びD’とする。また、画像の上端と
の交点をY、下端との交点をY’とする。交点D及びD
’は図3のエッジ部A及びA’と一致する。従って液面
位置の変化に伴い、鏡像のエッジ部DはD’の位置へ2
Xsin θだけ変化することになる。
【0021】図5は、図4の画像上の線lにおける輝度
信号を示したグラフであり、図4と同一符号のものは図
4と同一部分を示す。このグラフでは横軸に輝度、縦軸
に垂直方向の画像位置をとっている。以下に示す信号処
理は図1の画像処理装置33で実施されるものである。 点Yから点Bまでは構造体29からの輝度信号であり、
融液に比べ温度が低いため輝度も低い。点Bから点Cま
では融液液面からの輝度信号であり、温度が高いため輝
度も高い。点Cから点Dまでは鏡像30の水平面Qから
の輝度信号である。水平面Qは融液からの放射熱を受け
て高温になり、輝度信号も高くなるが融液液面の輝度よ
りは低い。点Dから点Y’までは鏡像30の垂直面Rか
らの輝度信号であり、温度が低い構造体29の鏡像であ
るため、その輝度信号も低い。以上の各部分の輝度信号
を高い順番に並べると、点Bから点C、点Cから点D、
点Dから点Y’、点Yから点Bである。
【0022】ここで輝度信号の適当なしきい値Sを設定
することで、構造体29のエッジ部の垂直方向画像位置
に相当する点Fと、鏡像30のエッジ部の垂直方向画像
位置に相当する点Eとの垂直座標を算出することができ
る。液面位置変化に伴う鏡像の位置変化後も、上記と同
様の処理を行うことにより、鏡像30’のエッジ部の垂
直方向画像位置に相当する点E’の垂直座標を算出する
ことができる。なお、画像の撮像は垂直方向の輝度信号
のみを用いるため、2次元カメラ31の代わりに1次元
カメラを用い、図4の線l上を撮像するようにすること
も可能である。また、点Fと点E及び点E’の垂直座標
を求めるためには、構造体29は必ずしも棒状である必
要はなく、板状あるいは円筒状の一部分を利用すること
も可能である。
【0023】上記の方法で算出した点E及び点E’の画
像上の座標位置を液面位置に変換する方法を以下に説明
する。図1に示した坩堝昇降モータ6により坩堝位置を
所定量変化させ、そのときの坩堝位置を坩堝位置表示器
9で読み取る。また同時に画像上の座標位置を画像処理
装置33から読み取る。図6は坩堝位置と画像上の座標
との関係を示したグラフであり、横軸に坩堝位置、縦軸
に画像上の座標をとっている。図6に示したように坩堝
位置の変化に伴い、座標位置が直線的に対応する。液面
位置は坩堝位置に一定の定数を加えることにより表すこ
とができ、適当な変換係数を用いることで座標位置を液
面位置に変換することができる。この変換係数を予め演
算装置34に入力しておき、画像処理装置33から出力
された座標位置を演算装置34で液面位置に変換し、液
面位置表示装置35で液面位置を表示する。
【0024】以上の如くにして求めた液面位置を用いる
ことにより、単結晶引上げ前及び引上げ中において所定
の位置に液面が位置するように、坩堝位置を所定の位置
に制御することが可能になる。
【0025】図7は本発明の他の実施例に係る単結晶引
上装置を示す模式的縦断面図であり、図中、図1と同一
符号を付したものは図1と同一部分を示す。図7に示し
た装置では、図4及び図5に示したように2次元カメラ
31の視野に構造体29と鏡像30との両方を撮像し、
構造体29と鏡像30との距離は点Fと点Eとの座標の
差と一定の関係があるので、上述の変換係数を用いるこ
となく、点Fと点Eとの座標の差が一定になるように坩
堝位置を制御することで液面位置を一定に保持するもの
である。画像処理装置33は、2次元カメラ31の画像
から構造体29と鏡像30のエッジ部の垂直方向画像座
標の差、即ち点Fと点Eとの座標の差に対応した信号を
坩堝位置制御装置36へ出力する。坩堝位置制御装置3
6は、予め入力された所定の値とこの信号とを比較し、
偏差が0になるように坩堝位置を上下に駆動させる信号
を坩堝昇降モータ6へ出力し、液面位置を一定に制御す
る。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明においては、不透明な
構造体を液面に臨ませ、構造体が液面へ投影する鏡像を
1次元カメラ又は2次元カメラで撮像し、鏡像のエッジ
部分のカメラの視野における座標を算出して液面位置を
求めるので、液面の振動に対する鏡像の画像位置の振動
を小さくし、高精度に液面位置を測定することができる
。そして非接触で液面位置を測定するので液及び単結晶
を不純物で汚染することがない。従って単結晶引上げに
用いる場合は引上げ前のみでなく、単結晶引上げ中に液
面位置を測定することができる。さらに液面位置の測定
値を用いて坩堝位置を制御することにより、液面位置を
単結晶引上げに最適な位置に制御することが可能になり
、品質が高く、安定した単結晶を製造することが可能に
なる等、本発明は優れた効果を奏するものである。なお
、本発明の液面測定方法及び装置は単結晶引上げに限ら
ず種々の用途に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る単結晶引上装置を示す模式的縦断
面図である。
【図2】石英坩堝、単結晶、鏡像及び2次元カメラの位
置関係を示した平面図である。
【図3】構造体、鏡像、2次元カメラ及び液面を示した
縦断面図である。
【図4】2次元カメラが撮像した画像を示した図である
【図5】図4の画像上の線lにおける輝度信号を示した
グラフである。
【図6】坩堝位置と画像上の座標との関係を示したグラ
フである。
【図7】本発明の他の実施例に係る単結晶引上装置を示
す模式的縦断面図である。
【図8】従来の単結晶引上装置の模式的縦断面図である
【図9】特開昭62−87481号公報の発明に係る単
結晶引上装置を示す模式的縦断面図である。
【符号の説明】
1  石英坩堝 5  坩堝回転モータ 6  坩堝昇降モータ 9  坩堝位置表示器 11  融液 21  単結晶 29  構造体 30  鏡像 31  2次元カメラ 32  減光フィルタ 33  画像処理装置 34  演算装置 35  液面位置表示装置 36  坩堝位置制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  不透明な構造体を液面に臨ませ、該構
    造体が前記液面へ投影する鏡像を1次元カメラ又は2次
    元カメラで撮像し、該1次元カメラ又は2次元カメラの
    出力信号に基づいて、前記鏡像のエッジ部分の前記1次
    元カメラ又は2次元カメラの視野における座標を算出し
    、所定の変換係数を用いて前記座標を液面位置に変換し
    、液面位置を測定することを特徴とする液面位置測定方
    法。
  2. 【請求項2】  測定対象の融液の液面に臨ませた不透
    明な構造体と、該構造体が前記液面へ投影する鏡像を撮
    像する1次元カメラ又は2次元カメラと、該1次元カメ
    ラ又は2次元カメラの出力信号に基づいて、前記鏡像の
    エッジ部分の前記1次元カメラ又は2次元カメラの視野
    における座標を算出する画像処理装置と、所定の変換係
    数を用いて前記座標を液面位置に変換する演算装置とを
    備えたことを特徴とする液面位置測定装置。
  3. 【請求項3】  チョクラルスキー法により坩堝内の融
    液から単結晶を引き上げる単結晶引上方法において、前
    記融液の液面に構造体を臨ませ、該構造体と該構造体が
    前記液面へ投影する鏡像とを1次元カメラ又は2次元カ
    メラで撮像し、該1次元カメラ又は2次元カメラの出力
    信号に基づいて、前記構造体のエッジ部分と前記鏡像の
    エッジ部分との前記1次元カメラ又は2次元カメラの視
    野における座標の差を算出し、該座標の差が一定の値に
    なるように前記坩堝の位置を上下に移動させて液面位置
    を制御することを特徴とする単結晶引上方法。
  4. 【請求項4】  チョクラルスキー法により坩堝内の融
    液から単結晶を引き上げる単結晶引上装置において、前
    記融液の液面に臨ませた不透明な構造体と、該構造体と
    該構造体が前記液面へ投影する鏡像とを撮像する1次元
    カメラ又は2次元カメラと、該1次元カメラ又は2次元
    カメラの出力信号に基づいて、前記構造体のエッジ部分
    と前記鏡像のエッジ部分との前記1次元カメラ又は2次
    元カメラの視野における座標の差を算出する画像処理装
    置と、前記座標の差が一定の値になるように前記坩堝の
    位置を上下に移動させる坩堝位置制御装置とを備えたこ
    とを特徴とする単結晶引上装置。
JP12555891A 1991-04-26 1991-04-26 液面位置測定方法,装置及び単結晶引上方法,装置 Pending JPH04328425A (ja)

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