JPH04319488A - 熱昇華プリンテイングのための色素受容体要素 - Google Patents

熱昇華プリンテイングのための色素受容体要素

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JPH04319488A
JPH04319488A JP4046376A JP4637692A JPH04319488A JP H04319488 A JPH04319488 A JP H04319488A JP 4046376 A JP4046376 A JP 4046376A JP 4637692 A JP4637692 A JP 4637692A JP H04319488 A JPH04319488 A JP H04319488A
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JP
Japan
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dye
polyether
polycarbonate
formula
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JP4046376A
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Rolf Wehrmann
ロルフ・ベールマン
Herbert Hugl
ヘルベルト・フクル
Dittmar Nerger
デイトマー・ネルガー
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Agfa Gevaert AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、熱昇華プリンティングのための
色素受容体要素に関する。
【0002】ビデオまたはコンピューターが記録した画
像のプリントアウトは多数の方法により実施することが
でき、それらの方法のうちで熱昇華プリンティングはあ
る種の要件のために他の方法を越えた利点により優れて
いることが証明された。この記録方法において、昇華可
能な色素を含有するシートまたはウェブのドナー物質を
色素受容体層と接触させ、そして画像方法で加熱して色
素を転写する。
【0003】サーモヘッドをコントロールし、そして色
素は記録されたオリジナルに従いドナー物質から受容体
要素に転写される。この方法の詳細な説明は、例えば、
次の文献に記載されている:「昇華転写記録材料による
高い品質の画像の記録(High  Quality 
 Image  Recording  by  Su
blimation  Transfer  Reco
rding  Material)」、エレクトロニッ
ク・フォトグラフィー・アソシエーション・ドキュメン
ツ(Electronic  Photography
  Asscociation  Documents
)27(2)、1988およびその中に引用された文献
。このプリンティング法の1つの特定の利点は、色強度
を微細にグラデーションさせる(graduated)
ことができることである。
【0004】熱昇華プリンティングのための色素受容体
要素は、通常、支持体、例えば、ペーパーまたは透明な
フィルムからなり、この支持体は実際の色素受容体層で
コーティングされている。バインダー層は支持体と受容
体層との間に配置することができる。
【0005】異なるクラスのポリマーを色素受容体層の
ための材料として使用することができる。
【0006】こうして、受容体層のために適当な材料の
次の例は欧州特許出願公開(EP−A)第234  5
63号に述べられている:1、エステル化合物を含有す
る合成樹脂、例えば、ポリエステル、ポリアクリレート
、ポリ酢酸ビニル、スチレン/アクリレート樹脂および
ビニルトルエン/アクリレート樹脂 2、ポリウレタン 3、ポリアミド 4、尿素樹脂 5、他の高度に極性の結合を含有する合成樹脂、例えば
、ポリカプロラクタム、スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマーおよびポリアクリ
ロニトリル。
【0007】ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(スリレン−コ−アクリ
ロニトリル)、ポリカプロラクトンおよびそれらの混合
物は米国特許第4,705,522号に色素受容体層の
ための材料として述べられている。
【0008】欧州特許出願公開(EP−A)第0  2
28  066号は、ポリカプロラクトンまたはポリ(
スリレン−コ−アクリロニトリル)との線状脂肪族ポリ
エステルおよび/またはビスフェノールAポリカーボネ
ートの混合物を含有する、改良された光安定性を有する
色素受容体層を記載している。
【0009】欧州特許出願公開(EP−A)第0  2
27  094号は、ビスフェノールAポリカーボネー
トに基づく色素受容体要素を記載しており、これは、2
5,000より大きいポリカーボネートの分子量につい
て、非常に少ない表面粗さを有する層に加工することが
できる。ポリカーボネートがビスフェノールAおよび非
芳香族ジオールから合成されたポリカーボネート受容体
層は、米国特許第4,927,803号から知られてい
る。
【0010】その中に記載されている生成物は比較的高
い分子量のポリエーテルセグメントを含有しない。さら
に、生成物は商業的に入手可能でなく、そして実験室規
模でのみ実施可能な方法によりはじめて得ることができ
る。したがって、大規模の応用は問題にならない。
【0011】現在入手可能な色素受容体層は、高い色密
度、適切な画像安定性およびすぐれた解像に関してまだ
完全には満足すべきものではない。これに関して、横方
向の拡散を最小にして高い色密度および適切な画像安定
性を達成することはとくに困難である。
【0012】本発明が取り扱う問題は、前述の欠点のい
ずれをももたない熱昇華プリンティングのための色素受
容体要素を提供することであった。この問題は色素受容
体要素の中に特別のポリマーを使用することによって解
決された。
【0013】今回、必要に応じて他の適当な相手と混合
した、ポリエーテルカーボネート(PEC)を色素受容
体層の中に使用する、熱昇華プリンティングのための色
素受容体要素が見出された。
【0014】本発明は、支持体および前記支持体上に配
置されたポリカーボネートから本質的に成る色素受容体
層からなり、前記ポリカーボネートは30〜95重量%
の式I
【0015】
【化3】 [−O−ジフェン−X−]             
   (I)式中、ジフェンは6〜30、好ましくは1
2〜24個の炭素原子を有するジフェノールの残基であ
り、そして  Xは−O−CO−である、に相当する芳
香族カーボネート構造単位、および70〜5重量%の式
II
【0016】
【化4】 [−O−ポリエーテル−X−]           
 (II)式中、ポリエーテルは600〜20,000
、好ましくは4,000〜10,000の分子量Mnを
有する脂肪族ポリエーテルジオールの残基であり、そし
てXは−O−CO−である、に相当する脂肪族ポリエー
テルカーボネートの構造単位を含有し、そして必要に応
じて、式Iの前記ジフェノール成分の約8重量%まで、
好ましくは約4重量%まではC2−15アルカンジオー
ルおよび/またはC5もしくはC6シクロアルカンジオ
ールにより置換されていてもよく、そして必要に応じて
、カーボネート基−O−CO−O−の約20モル%まで
は芳香族および/または(シクロ)脂肪族ジカルボキシ
レート基により置換されていてもよい、熱昇華プリンテ
ィングのために色素受容体要素に関する。
【0017】本発明に従い色素受容体層の中に使用する
ポリマーは、20,000〜350,000の範囲、好
ましくは100,000〜250,000の範囲の分子
量Mw(重量平均)(散乱光のフォトメーターを使用す
る光散乱法により決定して)を有する、セグメント化脂
肪族−芳香族ポリエーテルコポリカーボネートである。
【0018】カーボネート基−O−CO−O−の約20
モル%まで、好ましくは約10モル%までは、必要に応
じて、テレフタレートで置換することができ、および/
またはカーボネート基の約10モル%まで、好ましくは
約5モル%までは、必要に応じて、C2−15アルキレ
ンジカルボキシレート基および/またはC5もしくはC
6シクロアルキレンジカルボキシレート基で置換するこ
とができる。
【0019】セグメント化脂肪族−芳香族ポリエーテル
コポリカーボネートは知られている[例えば、ドイツ国
特許出願公開(DE−A)第2,251,066号、米
国特許第4,160,791号、米国特許第4,075
,108号および米国特許第4,069,151号参照
]。
【0020】それらは既知の方法において、例えば、界
面方法により、ジフェノール
【0021】
【化5】 HO−フェン−OH                
  (III)ポリエーテルジフェノールカーボネート
HO−フェン−O−CO−O−ポリエーテル−O−CO
−O−OHおよびホスゲンから調製することができる。
【0022】ジフェノールHO−フェン−OHの対応す
る部分は、C2−15アルカンジオールまたはC5もし
くはC6シクロアルカンジオールで置換することができ
、そしてそれらのクロロ炭酸エステルの形態で使用する
ことができる。同様に、ホスゲンの対応する部分はテレ
フタル酸クロライド、イソフタル酸ジクロライドおよび
/またはC2−15アルカンジカルボン酸ジクロライド
またはC5もしくはC6シクロアルカンジカルボン酸ジ
クロライドで置換することができる。
【0023】セグメント化脂肪族−芳香族ポリエーテル
コポリカーボネートの分子量の調節するために、モノフ
ェノールまたは芳香族モノカルボン酸クロライドを既知
の方法で通常の量で使用することができる。
【0024】ポリエーテルコポリカーボネートは既知の
方法で、例えば、トリフェノールの組み込みにより、直
鎖状であるかあるいは分枝鎖状であることができる。
【0025】本発明の目的に適当なジフェノール(II
I)は、例えば、ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン
、ビス(ヒドロキシフェニル)シクロアルカンおよびジ
シクロアルカン、ジヒドロキシジフェニル、ビス(ヒド
ロキシフェニル)エーテル、ビス(ヒドロキシフェニル
)スルホン、ビス(ヒドロキシフェニル)サルファイド
、ビス(ヒドロキシフェニル)ケトン、α,α−ビス(
ヒドロキシフェニル)ジイソプロピルベンゼンおよびそ
れらの核アルキル化化合物である。
【0026】好ましいジフェノール(III)は、次の
式IVに相当する:
【0027】
【化6】
【0028】式中、Xは単一結合、メチレン、イソプロ
ピリデン、シクロヘキシリデン、酸素、イオウ、スルホ
ンまたはカルボニルであり、Y1〜Y4は同一であるか
また相異なり、そして水素またはC1−4アルキル、好
ましいHまたはメチルである。
【0029】ジフェノール(III)の例は次の通りで
ある:4,4−ジヒドロキシジフェニル、2,4′−ジ
ヒドロキシジフェニル、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′−5,5′−テトラメチルジフェニル、4,4′−
ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニル、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキ
シ)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(「ビスフェノールA」)、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)オキシド、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフェニル)オキシド、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジエチルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)サルファイドおよびビス(4−ヒドロキシ−3
,5−ジメチルフェニル)サルファイド。
【0030】ポリエーテルジフェノールカーボネートの
製造に適当な脂肪族ポリエーテルジオールは、好ましく
は、ポリエチレングリコール、例えば、600〜20,
000の範囲、好ましくは4,000〜10,000の
範囲の分子量(数平均分子量)を有するユニオン・カー
バイド(Union  Carbide)(Carbo
wax)、ブリティッシ・ペトロール(Britsh 
 Petrol)(breox)、ヘキスト(Hoec
hst)(Polyglycol)およびヒュールス(
Huels)(Polywax)のものである。述べた
ポリエチレングリコールに加えて、他のヒドロキシル官
能性のポリエーテル、例えば、ポリエチレンオキシド/
プロピレンオキシドのコ−およびブロックポリエーテル
をまた使用することができる。
【0031】C2−15アルキレンジオールは、例えば
、エチレングリコール、プロパン−1,2−ジオール、
ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオー
ル、オクタン−1,8−ジオール、ドデカン−1,12
−ジオールおよび1,2−ジヒドロキシドデカンである
。適当なシクロアルキレンジオールは、例えば、1,4
−ジヒドロキシシクロヘキサンである。C2−15アル
カンジカルボン酸ジクロライドは、例えば、サリチル酸
ジクロライド、アジピン酸ジクロライド、アゼライン酸
ジクロライド、セバシン酸およびドデカンジカルボン酸
ジクロライドである。適当なシクロアルカンジカルボン
酸ジクロライドは、例えば、ヘキサヒドロテレフタロイ
ルクロライドおよびヘキサヒドロイソフタロイルクロラ
イドである。
【0032】適当なフェノールの連鎖停止剤は、通常の
フェノール、例えば、フェノールそれ自体、p−t−ブ
チルフェノールおよびp−ジ−t−オクチルフェノール
および1官能性ポリエーテルのいずれかであるが、適当
な芳香族モノカルボン酸クロライドは安息香酸クロライ
ドおよびアルキル安息香酸クロライドである。
【0033】芳香族カーボネート構造単位(I)/脂肪
族ポリエーテルカーボネート構造単位(II)の好まし
い比は、30重量%〜55重量%の(I)/70重量%
〜45重量%の(II)である。なぜなら、この程度の
比を使用すると、水の広がり作用は界面活性剤を添加し
ないでさえ存在するからである。
【0034】本発明に従い使用するポリエーテルコポリ
カーボネートは、1.1〜3.8、好ましくは1.5〜
3.8の相対溶液粘度(100mlの塩化メチレン中の
0.5gの溶液について25℃において測定する)。
【0035】ポリエーテルジオールの分子量Mw(数平
均)は、ゲル化透過クロマトグラフィーおよびヒドロキ
シル価により決定する。例えば、次のポリマーa)〜e
)を、個々にまたは混合物の形態で、色素受容体材料と
してポリエーテルカーボネートと組み合わせて使用する
ことができる: a)エステル結合を含有するポリマー:ポリエステル、
ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル
、ポリビニルプロピオネート、スチレンアクリレート、
メチルスチレンアクリレートなど。
【0036】 b)ウレタン結合を含有するポリマー:ポリウレタン、
ポリエステルポリウレタンなど。
【0037】 c)アミド結合を含有するポリマー:ポリアミド、ポリ
エステルアミドなど。 d)尿素結合を含有するポリマー:ポリ尿素など。
【0038】 e)他の高度に極性の結合を含有するポリマー、例えば
、ポリカプロラクトン、ポリスチレン、ポリビニルアル
コール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリ
エーテル、ポリスルホン、ポリエーテルケトン、ポリヒ
ダントイン、ポリイミド、スチレン/MAコポリマー、
セルロース誘導体など。
【0039】このような樹脂の例は、例えば、欧州特許
出願公開(EP−A)第0  227094号、欧州特
許出願公開(EP−A)第0  228  066号、
欧州特許出願公開(EP−A)第0  133  01
1号、欧州特許出願公開(EP−A)第0  133 
 012号または欧州特許出願公開(EP−A)第0 
 144  247号に見いだすことができる。
【0040】ポリエーテルカーボネートを色素受容体層
として前述の型の他の樹脂と組み合わせて使用する場合
において、全体として混合物中の他の樹脂の含量百分率
は0〜50重量%である。
【0041】高い沸点の溶媒または可塑剤を、また、色
素受容体層に添加し、そして、例えば、転写された色素
の溶解度をよりよくすることができる。これらの化合物
の有用な代表例は、例えば、日本特許出願公開(JP)
第62/174  754号、日本特許出願公開(JP
)第62/245  253号、日本特許出願公開(J
P)第61/209  444号、日本特許出願公開(
JP)第61/200  538号、日本特許出願公開
(JP)第62/136  646号および日本特許出
願公開(JP)第62/30  274号に記載されて
いる。
【0042】顔料またはいくつかの顔料の混合物、例え
ば、二酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、粘土、炭酸カ
ルシウムまたはアエロシル(Aerosil)を色素受
容体層に添加して、例えば、画像の鮮鋭度を増加するか
、あるいは白色度を改良することができる。
【0043】必要に応じて、種々の型の添加剤、例えば
、UV吸収剤、光安定剤または酸化防止剤を添加して、
転写された色素の光安定性をさらに増加することができ
る。本発明による色素受容体層は、主としてドナー要素
と受容体要素との間の、付着性を改良するために滑剤を
含有することができる。例えば、固体のワックス、例え
ば、ポリエチレンワックス、アミドワックスまたはテフ
ロン(Teflon)粉末をこの目的に使用することが
できるが、フッ素を含有する界面活性剤、パラフィン油
、シリコーン油またはフッ素を含有する油またはシリコ
ーンを含有するコポリマー、例えば、ポリシロキサン/
ポリエーテルコポリマーを、また、滑剤として使用する
ことができる。
【0044】述べた滑剤は別のコーティングとして、分
散液の形態でまたは適当な溶媒から、必要に応じてトッ
プコートとして適用することができる。このような層の
厚さは好ましくは0.01〜5μm、より好ましくは0
.05〜2μmである。
【0045】種々の材料を色素受容体層の支持体として
使用することができる。透明なフィルム、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエー
テルスルホン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ
スチレン、セルロースまたはポリビニルアルコールコポ
リマーのフィルムを使用することができる。反射支持体
、例えば、種々の型のペーパー、例えば、ポリオレフィ
ンをコーティングしたペーパーまたは顔料添加した顔料
を、もちろん、また、使用することができる。前述の材
料のラミネートは、また、適当な支持体である。典型的
な組み合わせは、セルロースペーパーおよび合成ペーパ
ーまたはセルロースペーパーおよびポリマーフィルムま
たはポリマーフィルムおよび合成ペーパーまたはなお他
の組み合わせのラミネートである。
【0046】支持体は色素受容体要素の必要な機械的安
定性を提供する。色素受容体層が十分な機械的安定性を
有する場合、追加の支持体は不必要である。
【0047】本発明による色素受容体層は、前述の支持
体を使用する場合、好ましくは、0.3〜50μm、よ
り好ましくは0.5〜10μmの全体の層厚さを有する
か、あるいは−このような支持体の不存在下に−3〜1
20μmである。色素受容体層は単一層から成ることが
できるが、2またはそれ以上の層をまた支持体に適用す
ることができる。透明な支持体を使用する場合、それら
は、例えば、欧州特許出願第90  200  930
.7号に記載されているように、両側をコーティングし
て色強度を増加することができる。
【0048】本発明による色素受容体要素は、また、工
程と色素受容体層との間の種々の中間層を含有すること
ができる。使用する材料の特定の性質に依存して、中間
層は、特定の応用に依存して、弾性層、色素のためのバ
リヤー層またはなおバインダーとして作用することがで
きる。適当な材料は、例えば、ウレタン、アクリレート
またはオレフィン樹脂およびまたブタジエンまたはエポ
キシドである。この中間層の厚さは通常約1〜2と20
μmとの間である。拡散バリヤー層の機能は、転写され
た色素が支持体の中に拡散することを防止することであ
る。この機能を実施する材料は、水または有機溶媒また
は混合物の中に、好ましくは水の中に溶解することがで
きる。適当な材料は、例えば、ゼラチン、ポリアクリル
酸、無水マレイン酸コポリマー、ポリビニルアルコール
または酢酸セルロースである。
【0049】必要に応じて存在する追加の層、例えば、
弾性層、拡散バリヤー層、結合層など、および実際の色
素受容体層は、例えば、シリケート、粘土、ケイ酸アル
ミニウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、二酸化チタンまたは酸化アルミニウム粉末を含有
することができる。
【0050】本発明による画像受容体要素は、また、通
常方法でその前面または背面を静電防止的に処理するこ
とができる。さらに、それは、例えば、支持体の背面上
に、マーキングを有して、プリンティングプロセスの間
に正確な位置決めを達成することができる。
【0051】本発明による色素受容体要素は、熱昇華プ
リンティングにおいて典型的に使用されている色素ドナ
ー要素と組み合わせることができる。
【0052】本発明による色素受容体要素の製造におい
て使用する実施例1のポリエーテルカーボネートは、バ
イエル社から名称KU3013で市販されている。他の
ポリエーテルカーボネートは比較的大きい規模で同様に
製造することができる。
【0053】熱昇華プリンターにおいて得られた色素画
像は、高い解像、高い色密度、高い鮮明度およびすぐれ
た長期間の安定性により区別される。
【0054】ポリエーテルカーボネートを含有する色素
受容体層は通常製造される。適当な溶媒は、例えば、塩
化メチレン、クロロベンゼン、テトラヒドロフランまた
はジオキソランである。溶媒は支持体に流延またはナイ
フコーティングにより適用することができる。
【0055】
【実施例】実施例 1、ポリエーテルカーボネート ポリエーテルカーボネートは、ポリエチレンオキシドお
よびビスフェノールAおよびまたホスゲン(過剰量)か
ら、表1に示す重量部で、ドイツ国特許出願(DE−A
)34  08  804号に記載されている方法によ
り製造する。この目的で、ビスフェノールA、ポリエー
テルおよび水酸化ナトリウムを最初に塩化メチレンおよ
び水の混合物中で導入し、その後ホスゲンはビスフェノ
ールAに基づいて150モル%過剰量で導入する。同時
に、水酸化ナトリウムはpH値がpH14の一定に止ま
るような量で導入する。
【0056】
【表1】 2、色素受容体層 実施例1〜3において得られたコポリ縮合物を色素受容
体層の形成のために次のようにして使用した:塩化メチ
レン中の実施例1および2のポリエーテルカーボネート
の5%の溶液および実施例3の生成物の10%の溶液を
調製した。溶液は20μmの湿式フィルム厚さでペーパ
ー上にナイフコーティングし、そのペーパーの両側にポ
リエチレンをライニングし、そしてその1つの側にゼラ
チン層をポリエチレンの上にさらに適用した。ポリエー
テルカーボネート層をその側に適用する。コーティング
を循環空気乾燥キャビネット内で90℃において60分
間乾燥した。次いで、テゴ・グライド(Tego  G
lide)410(Goldschmidt)のエタノ
ール中の0.5%の溶液を24μmの湿式フィルム厚さ
で適用し、そして循環空気乾燥キャビネット内で70℃
において乾燥した。ミツビシCP−100Eビデオプリ
ンターでミツビシCK−100S色素カセットを使用し
て得られた色素受容体要素上に、試験画像を生成した。
【0057】試験画像の純粋なイエロー場のためにマク
ベス(Macbeth)RD919デンシトメーターを
使用して色密度を決定し、そして付着の挙動を表2に示
す。
【0058】
【表2】 実施例4:比較例マクロロン(Makrolon)57
00実施例5:比較例マクロロン(Makrolon)
3100実施例1〜3が示すように、変性したポリカー
ボネートから製造した色素受容体層はより高い色密度お
よびよりよい付着性質(より少ない付着)を有する。
【0059】本発明の主な特徴および態様を示せば、次
の通りである。
【0060】1、支持体および前記支持体上に配置され
たポリカーボネートから本質的に成る色素受容体層から
なり、前記ポリカーボネートは30〜95重量%の式I
【0061】
【化7】 [−O−ジフェン−X−]             
   (I)式中、ジフェンは6〜30個の炭素原子を
有するジフェノールの残基であり、そして  Xは−O
−CO−である、に相当する芳香族カーボネート構造単
位、および70〜5重量%の式II
【0062】
【化8】 [−O−ポリエーテル−X−]           
 (II)式中、ポリエーテルは600〜20,000
の分子量Mnを有する脂肪族ポリエーテルジオールの残
基であり、そしてXは−O−CO−である、に相当する
脂肪族ポリエーテルカーボネートの構造単位を含有し、
そして必要に応じて、式Iの前記ジフェノール成分の約
8重量%まではC2−15アルカンジオールおよび/ま
たはC5もしくはC6シクロアルカンジオールにより置
換されていてもよく、そして必要に応じて、カーボネー
ト基−O−CO−O−の約20モル%までは芳香族およ
び/または(シクロ)脂肪族ジカルボキシレート基によ
り置換されていてもよい、熱昇華プリンティングのため
に色素受容体要素。
【0063】2、支持体および前記支持体上に配置され
たポリカーボネートから本質的に成る色素受容体層から
なり、前記ポリカーボネートは30〜95重量%の量の
式I
【0064】
【化9】 [−O−ジフェン−X−]             
   (I)の反復構造単位、および70〜5重量%の
式II
【0065】
【化10】 [−O−ポリエーテル−X−]           
 (II)の反復構造単位から成り、ここでジフェンは
6〜30個の炭素原子を有するジフェノール化合物の残
基または約92〜100モル%の前記フェノールおよび
0〜約8モル%のC2−15アルカンジオールおよびC
5−6シクロアルカンジオールから成る群より選択され
る少なくとも1種のジオールから成るジオールの混合物
の残基であり、ポリエーテルは600〜20,000の
分子量Mnを有する脂肪族ポリエーテルジオールの残基
であり、Xは100−mモル%の式−O−CO−の反復
構造単位およびmモル%の式−O−CO−R−CO−の
反復構造単位から成り、ここでRは2価の芳香族または
(シクロ)脂肪族基であり、そしてmは0〜20の値で
ある、熱昇華プリンティングのための色素受容体要素。
【0066】3、式IおよびIIにおいて、Xは0〜2
0モル%の式−O−CO−R−CO−の反復構造単位か
ら成り、ここでRはm−および/またはp−フェニレン
である、上記第2項記載の色素受容体要素。
【0067】4、式IおよびIIにおいて、Xは0〜1
0モル%の式−O−CO−R−CO−の反復構造単位か
ら成り、ここでRはC2−15アルキレンおよび/また
はC5もしくはC6シクロアルレンである上記第2項記
載の色素受容体要素。
【0068】5、式IおよびIIにおいて、Xは0〜1
0モル%の式−O−CO−R−CO−の反復構造単位か
ら成り、ここでRはC2−15アルキレンおよび/また
はC5もしくはC6シクロアルレンである上記第3項記
載の色素受容体要素。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体および前記支持体上に配置され
    たポリカーボネートから本質的に成る色素受容体層から
    なり、該ポリカーボネートは30〜95重量%の式I【
    化1】 [−O−ジフェン−X−]             
       (I)式中、ジフェンは6〜30個の炭素原子を
    含有するジフェノールの残基であり、そして  Xは−
    O−CO−である、に相当する芳香族カーボネート構造
    単位、および70〜5重量%の式II 【化2】 [−O−ポリエーテル−X−]           
     (II)式中、ポリエーテルは600〜20,000
    の分子量Mnを有する脂肪族ポリエーテルジオールの残
    基であり、そしてXは−O−CO−である、に相当する
    脂肪族ポリエーテルカーボネートの構造単位を含有し、
    そして必要に応じて、式Iの前記ジフェノール成分の約
    8重量%まではC2−15アルカンジオールおよび/ま
    たはC5もしくはC6シクロアルカンジオールにより置
    換されていてもよく、そして必要に応じて、カーボネー
    ト基−O−CO−O−の約20モル%までは芳香族およ
    び/または(シクロ)脂肪族ジカルボキシレート基によ
    り置換されていてもよい、熱昇華プリンティングのため
    に色素受容体要素。
JP4046376A 1991-02-07 1992-02-03 熱昇華プリンテイングのための色素受容体要素 Pending JPH04319488A (ja)

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US5273952A (en) 1993-12-28
EP0498245A1 (de) 1992-08-12
DE59200376D1 (de) 1994-09-22
DE4103680A1 (de) 1992-08-13
EP0498245B1 (de) 1994-08-17

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