JPH04316741A - ダイナミックダンパ - Google Patents
ダイナミックダンパInfo
- Publication number
- JPH04316741A JPH04316741A JP11105891A JP11105891A JPH04316741A JP H04316741 A JPH04316741 A JP H04316741A JP 11105891 A JP11105891 A JP 11105891A JP 11105891 A JP11105891 A JP 11105891A JP H04316741 A JPH04316741 A JP H04316741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- support arm
- dynamic damper
- substance
- natural vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
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- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダイナミックダンパに関
し、特に長期使用による特性変化を生じないダイナミッ
クダンパに関する。
し、特に長期使用による特性変化を生じないダイナミッ
クダンパに関する。
【０００２】ダイナミックダンパは所定質量の質量体を
所定バネ定数の弾性体により支持せしめ、これら質量と
バネ定数で決まる固有振動数に一致する振動入力を効果
的に抑制低減するものである。かかるダイナミックダン
パの代表的構造を図３に示し、基板上に一定厚のゴム弾
性体４を成形し、これに矩形の金属質量体１を支持せし
めて質量体１の外表面をゴム弾性体４より続くゴム層４
１で覆ってある。
所定バネ定数の弾性体により支持せしめ、これら質量と
バネ定数で決まる固有振動数に一致する振動入力を効果
的に抑制低減するものである。かかるダイナミックダン
パの代表的構造を図３に示し、基板上に一定厚のゴム弾
性体４を成形し、これに矩形の金属質量体１を支持せし
めて質量体１の外表面をゴム弾性体４より続くゴム層４
１で覆ってある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるダイ
ナミックダンパを車両のエンジンル−ム等の高温雰囲気
中で長時間使用すると劣化して硬化し、バネ定数が変化
して設定された固有振動数がずれて、所望の制振作用が
得られないことがある。
ナミックダンパを車両のエンジンル−ム等の高温雰囲気
中で長時間使用すると劣化して硬化し、バネ定数が変化
して設定された固有振動数がずれて、所望の制振作用が
得られないことがある。
【０００４】本発明はかかる課題を解決するもので、長
期使用によってもバネ定数の変動を生じることがないダ
イナミックダンパを提供することを目的とする。
期使用によってもバネ定数の変動を生じることがないダ
イナミックダンパを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、ダイナミックダンパは、所定質量の質量体１を埋設
した合成樹脂体２を設け、該合成樹脂体２の一部を振動
方向と直交する方向へ支持腕２１として延出せしめて、
該支持腕２１を振動体に固定したものである。
と、ダイナミックダンパは、所定質量の質量体１を埋設
した合成樹脂体２を設け、該合成樹脂体２の一部を振動
方向と直交する方向へ支持腕２１として延出せしめて、
該支持腕２１を振動体に固定したものである。
【０００６】上記構成のダイナミックダンパにおいて、
合成樹脂製の支持腕２１は振動が入力すると湾曲変形し
てバネ力を生じる。しかして、支持腕２１のバネ定数と
質量体１を埋設した合成樹脂体２の質量で決まる所定の
固有振動数で合成樹脂体２が共振し、この振動数に一致
する入力振動を効果的に抑制低減する。合成樹脂は雰囲
気温度が変化しても劣化硬化することはなく、長期間使
用しても固有振動数がずれることはない。
合成樹脂製の支持腕２１は振動が入力すると湾曲変形し
てバネ力を生じる。しかして、支持腕２１のバネ定数と
質量体１を埋設した合成樹脂体２の質量で決まる所定の
固有振動数で合成樹脂体２が共振し、この振動数に一致
する入力振動を効果的に抑制低減する。合成樹脂は雰囲
気温度が変化しても劣化硬化することはなく、長期間使
用しても固有振動数がずれることはない。
【０００７】
【実施例】図１において、基板３は水平部３１と垂直部
３２を有するＬ字形をなし、水平部３１が振動体に固定
される。垂直部３２の板面には一定厚で例えばナイロン
あるいはガラス繊維入りナイロン等の合成樹脂層２２が
形成され、その中間位置で合成樹脂層２２の一部は水平
に延びて一定幅および厚みの支持腕２１となっている。 支持腕２１の先は矩形ブロック状の合成樹脂体２となり
、その内部に所定質量の金属質量体１が埋設してある。 これにより、合成樹脂体２は水平の支持腕２１により弾
性的に支持される。
３２を有するＬ字形をなし、水平部３１が振動体に固定
される。垂直部３２の板面には一定厚で例えばナイロン
あるいはガラス繊維入りナイロン等の合成樹脂層２２が
形成され、その中間位置で合成樹脂層２２の一部は水平
に延びて一定幅および厚みの支持腕２１となっている。 支持腕２１の先は矩形ブロック状の合成樹脂体２となり
、その内部に所定質量の金属質量体１が埋設してある。 これにより、合成樹脂体２は水平の支持腕２１により弾
性的に支持される。
【０００８】上下方向の振動（図中矢印）が入力すると
、合成樹脂体２は支持腕２１のバネ力で支持された状態
で上下動し、支持腕２１のバネ定数と質量体１を含む合
成樹脂体２の質量によって決定される所定の固有振動数
で共振して、この振動数に一致する入力振動を効果的に
抑制低減する。
、合成樹脂体２は支持腕２１のバネ力で支持された状態
で上下動し、支持腕２１のバネ定数と質量体１を含む合
成樹脂体２の質量によって決定される所定の固有振動数
で共振して、この振動数に一致する入力振動を効果的に
抑制低減する。
【０００９】かかる合成樹脂はエンジンル−ム等の高温
雰囲気下で長期に使用しても劣化して硬化することはな
く、初期のバネ定数が維持されて常に良好な振動抑制作
用を発揮する。
雰囲気下で長期に使用しても劣化して硬化することはな
く、初期のバネ定数が維持されて常に良好な振動抑制作
用を発揮する。
【００１０】図２には本発明の他の実施例を示し、合成
樹脂体２の両側面よりそれぞれ支持腕２１Ａ，２１Ｂが
延出するとともに、各支持腕２１Ａ，２１Ｂは途中で下
方へ直角に屈曲して合成樹脂製の水平の基部２２の両端
に連続している。ダイナミックダンパは基部２２により
振動体に固定され、上下振動に対して支持腕２１Ａ，２
１Ｂの水平部２１１が湾曲してバネ力を生じ、水平振動
に対しては支持腕２１Ａ，２１Ｂの垂直部２１２が湾曲
振動してバネ力を生じる。かくして、水平、垂直の二方
向の入力振動に対して効果的な振動抑制作用を発揮する
。かかる実施例によれば部品点数の削減も実現される。
樹脂体２の両側面よりそれぞれ支持腕２１Ａ，２１Ｂが
延出するとともに、各支持腕２１Ａ，２１Ｂは途中で下
方へ直角に屈曲して合成樹脂製の水平の基部２２の両端
に連続している。ダイナミックダンパは基部２２により
振動体に固定され、上下振動に対して支持腕２１Ａ，２
１Ｂの水平部２１１が湾曲してバネ力を生じ、水平振動
に対しては支持腕２１Ａ，２１Ｂの垂直部２１２が湾曲
振動してバネ力を生じる。かくして、水平、垂直の二方
向の入力振動に対して効果的な振動抑制作用を発揮する
。かかる実施例によれば部品点数の削減も実現される。
【００１１】
【発明の効果】以上の如く、本発明のダイナミックダン
パによれば、長期の使用によっても固有振動数がずれる
不具合は生じず、常に良好な振動抑制作用が実現される
。
パによれば、長期の使用によっても固有振動数がずれる
不具合は生じず、常に良好な振動抑制作用が実現される
。
【図１】本発明の一実施例におけるダイナミックダンパ
の断面図である。
の断面図である。
【図２】本発明の他の実施例におけるダイナミックダン
パの断面図である。
パの断面図である。
【図３】従来例を示すダイナミックダンパの断面図であ
る。
る。
１ 質量体
２ 合成樹脂体
２１，２１Ａ，２１Ｂ 支持腕
２１１ 水平部
２１２ 垂直部
３ 基板
Claims (1)
- 【請求項１】 所定質量の質量体を埋設した合成樹脂
体を設け、該合成樹脂体の一部を振動方向と直交する方
向へ支持腕として延出せしめて、該支持腕を振動体に固
定したことを特徴とするダイナミックダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105891A JPH04316741A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ダイナミックダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105891A JPH04316741A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ダイナミックダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316741A true JPH04316741A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=14551339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11105891A Pending JPH04316741A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ダイナミックダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04316741A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996007036A1 (fr) * | 1994-08-29 | 1996-03-07 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Amortisseur dynamique, materiau de moulage et procede de fabrication de l'amortisseur |
| DE19537462A1 (de) * | 1995-10-07 | 1997-04-10 | Freudenberg Carl Fa | Aggregatelager |
| DE19547270A1 (de) * | 1995-12-19 | 1997-06-26 | Freudenberg Carl Fa | Schwingungstilger |
| JP2007279472A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Nec Access Technica Ltd | 動吸振器の原理を用いた音声出力による共振振動の低減構造及び低減方法 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP11105891A patent/JPH04316741A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996007036A1 (fr) * | 1994-08-29 | 1996-03-07 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Amortisseur dynamique, materiau de moulage et procede de fabrication de l'amortisseur |
| DE19537462A1 (de) * | 1995-10-07 | 1997-04-10 | Freudenberg Carl Fa | Aggregatelager |
| DE19537462C2 (de) * | 1995-10-07 | 2003-10-16 | Freudenberg Carl Kg | Aggregatelager |
| DE19547270A1 (de) * | 1995-12-19 | 1997-06-26 | Freudenberg Carl Fa | Schwingungstilger |
| DE19547270C2 (de) * | 1995-12-19 | 2003-10-09 | Freudenberg Carl Kg | Schwingungstilger |
| JP2007279472A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Nec Access Technica Ltd | 動吸振器の原理を用いた音声出力による共振振動の低減構造及び低減方法 |
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