JPH0431500A - 膜構造材料の洗浄液 - Google Patents
膜構造材料の洗浄液Info
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- JPH0431500A JPH0431500A JP13625490A JP13625490A JPH0431500A JP H0431500 A JPH0431500 A JP H0431500A JP 13625490 A JP13625490 A JP 13625490A JP 13625490 A JP13625490 A JP 13625490A JP H0431500 A JPH0431500 A JP H0431500A
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- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- membrane structure
- structure material
- cleaning solution
- membrane
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- Pending
Links
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Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は膜構造材料の表面洗浄に用いる洗浄液に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術）
近年、野球場、体育館等のような建築物の屋根に空気膜
構造やテンション構造を採用する例が増えている。
構造やテンション構造を採用する例が増えている。
これら空気膜構造、テンション構造は下記するような特
徴を有している。
徴を有している。
（ａ）膜屋根重量が小さく大スパン構造が可能となる。
（ｂ）光透過性を有するので昼間の人工照明は不要であ
り、しかも透過光は影のないやわらかなものとなり、戸
外にいるような室内空間を作り出せること。
り、しかも透過光は影のないやわらかなものとなり、戸
外にいるような室内空間を作り出せること。
（ｃ）屋根の施工作業に要する工期短縮が可能であるこ
と。
と。
そして、上記屋根の材料としては、特公昭５５−７１４
８号公報、特開昭６３−２２２８５２号公報等に記載さ
れているように、布状基材にフッ素樹脂を含浸塗布し、
該基材表面にフッ素樹脂層を形成せしめた膜構造材料が
用いられている。
８号公報、特開昭６３−２２２８５２号公報等に記載さ
れているように、布状基材にフッ素樹脂を含浸塗布し、
該基材表面にフッ素樹脂層を形成せしめた膜構造材料が
用いられている。
（発明が解決しようする課題）
この膜構造材料は表面のフン素樹脂層の存在により、汚
染に対する優れた抵抗性（防汚性）を有する。しかしな
がら、膜構造材料による屋根は当然のことながら屋外に
設置され且つ長期使用するものであるので、排気ガス、
工場の煤煙等による汚染が徐々に進行するのは不可避的
である。
染に対する優れた抵抗性（防汚性）を有する。しかしな
がら、膜構造材料による屋根は当然のことながら屋外に
設置され且つ長期使用するものであるので、排気ガス、
工場の煤煙等による汚染が徐々に進行するのは不可避的
である。
そして、汚染の進行に伴い、光透過率の低下を招くので
、その回復のため洗浄するのが好ましい、洗浄を水で行
なった場合、油汚れが除去できない。そこで、有機溶剤
の使用も考えられるが、火災の危険性があり、実用的で
はない。
、その回復のため洗浄するのが好ましい、洗浄を水で行
なった場合、油汚れが除去できない。そこで、有機溶剤
の使用も考えられるが、火災の危険性があり、実用的で
はない。
従って、本発明はかような膜構造材料を容易且つ安全に
洗浄し得る洗浄液を提供することを目的とする。
洗浄し得る洗浄液を提供することを目的とする。
（課題を解決するだめの手段）
本発明者は上記現状に鑑み鋭意検胴の結果、溶媒として
水を用いると共に液の表面張力を特定範囲の数値に設定
することにより、有用な洗浄液が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
水を用いると共に液の表面張力を特定範囲の数値に設定
することにより、有用な洗浄液が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明に係る膜構造材料の洗浄液は、表面張力が
４０〜４５ｄｙｎ／ｃｍであり、且つ溶媒が水であるこ
とを特徴とするものである。
４０〜４５ｄｙｎ／ｃｍであり、且つ溶媒が水であるこ
とを特徴とするものである。
本発明は水を溶媒とし、洗剤を溶解せしめ、その表面張
力を４０〜４５ｄｙｎ／Ｃｍに調整したものである。上
記範囲の表面張力にするために好適な洗剤とし２ては、
中性マイルド石鹸、アルカリ石鹸、アニオン系界面活性
剤、非イオン系界面活性剤等を具体例として挙げること
ができる。そして、これらの濃度が約０．０８〜０．１
重量％になるように水に溶解すると、上記範囲の表面張
力を有する洗浄液が得られる。
力を４０〜４５ｄｙｎ／Ｃｍに調整したものである。上
記範囲の表面張力にするために好適な洗剤とし２ては、
中性マイルド石鹸、アルカリ石鹸、アニオン系界面活性
剤、非イオン系界面活性剤等を具体例として挙げること
ができる。そして、これらの濃度が約０．０８〜０．１
重量％になるように水に溶解すると、上記範囲の表面張
力を有する洗浄液が得られる。
表面張力が４５ｄｙｎ／ｃｍよりも大きいと洗浄効果が
充分でなく、４０ｄｙ／ｃｍよりも小さいとこの液が膜
構造材料の接合部や縫製部から浸透し、この浸透時に汚
れも随伴する結果、膜構造材料内部を汚染することにな
るので、いずれも好ましくない。
充分でなく、４０ｄｙ／ｃｍよりも小さいとこの液が膜
構造材料の接合部や縫製部から浸透し、この浸透時に汚
れも随伴する結果、膜構造材料内部を汚染することにな
るので、いずれも好ましくない。
本発明の洗浄液を用いて膜面を洗浄するには、例えば、
（イ）布を洗浄液に浸漬し、軽く絞った状態とし、これ
で膜面を拭き取る方法、（ロ）膜面に洗浄液を散布した
後、■り面を布やモ・ンブで拭き取る方法、（ハ）膜面
に洗浄液を散布した後、水を散布し、汚れを洗浄液と共
に洗い流す方法、を採用できる。
（イ）布を洗浄液に浸漬し、軽く絞った状態とし、これ
で膜面を拭き取る方法、（ロ）膜面に洗浄液を散布した
後、■り面を布やモ・ンブで拭き取る方法、（ハ）膜面
に洗浄液を散布した後、水を散布し、汚れを洗浄液と共
に洗い流す方法、を採用できる。
（発明の効果）
本発明は上記のように構成されており、溶媒として水を
使用しているので、安全であり、しかもフッ素樹脂表面
に対する洗浄効果が優れているという利点がある。
使用しているので、安全であり、しかもフッ素樹脂表面
に対する洗浄効果が優れているという利点がある。
（実施例）
以下、実施例Ｑこより、本発明を更に詳細に説明する。
実施例
約５０゛Ｃに加温した水１５Ａに市販の中性マイルド石
Ｍ１５ｇ（濃度０． １重量％）を溶解した後、室温（
約２３°Ｃ）まで冷却し、表面張力が４０ｄｙｎ／ｃｍ
の洗浄液を得る。なお、表面張力はデ１ヌー・イ氏精密
表面張力計によって測定した。
Ｍ１５ｇ（濃度０． １重量％）を溶解した後、室温（
約２３°Ｃ）まで冷却し、表面張力が４０ｄｙｎ／ｃｍ
の洗浄液を得る。なお、表面張力はデ１ヌー・イ氏精密
表面張力計によって測定した。
この洗浄液を布に含ませて、設置後約１年経過した体育
館の屋根（表面としてのフッ素樹脂層を有する膜構造材
料から成る）を拭いたところ、汚れがとれたことが目視
により、観察できた。
館の屋根（表面としてのフッ素樹脂層を有する膜構造材
料から成る）を拭いたところ、汚れがとれたことが目視
により、観察できた。
また、波長５５０ｎｍの光線透過率を測定したところ、
洗浄前の値９．５％が、洗浄後には１２％に改善された
。洗浄後の値は屋根設置直後の値とほぼ同じであった。
洗浄前の値９．５％が、洗浄後には１２％に改善された
。洗浄後の値は屋根設置直後の値とほぼ同じであった。
比較例
石＃Ｘｅ！、度を０．０７重量％オヨび０．１２重量％
にすること以外は実施例と同様にして、表面張力５５
ｄ ｙ ｎ ／ ＣＨｌおよび３４ｄｙｎ／ｃｍの２種
類の液を得た。
にすること以外は実施例と同様にして、表面張力５５
ｄ ｙ ｎ ／ ＣＨｌおよび３４ｄｙｎ／ｃｍの２種
類の液を得た。
これらの液を用いて実施例と同様にして膜構造材料から
成る屋根を拭いたところ、前者の場合は汚れが落ちず、
後者の場合は液が接合部、縫製部から浸透し、この浸透
時に汚染物質が同時に浸透し該材料内部が汚れてしまっ
た。
成る屋根を拭いたところ、前者の場合は汚れが落ちず、
後者の場合は液が接合部、縫製部から浸透し、この浸透
時に汚染物質が同時に浸透し該材料内部が汚れてしまっ
た。
また、洗浄作業後の光透過率を測定したところ、前者の
場合は９．７％であり、洗浄効果が殆どないことが確認
された。
場合は９．７％であり、洗浄効果が殆どないことが確認
された。
Claims (1)
- 表面張力が４０〜４５ｄｙｎ／ｃｍであり、且つ溶媒が
水である膜構造材料の洗浄液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13625490A JPH0431500A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 膜構造材料の洗浄液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13625490A JPH0431500A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 膜構造材料の洗浄液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0431500A true JPH0431500A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15170886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13625490A Pending JPH0431500A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 膜構造材料の洗浄液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431500A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57203423A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-13 | Unilever Nv | Wiping article |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP13625490A patent/JPH0431500A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57203423A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-13 | Unilever Nv | Wiping article |
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