JPH04314568A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、外部から入力される印
字情報を電子写真プロセスに基づいてページ単位で処理
する印刷装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の電子写真プロセスによる印刷装置
においては、印字動作開始の指示を受けてから安定動作
するまでに、かなりの時間を必要とする。また、入力さ
れる印字情報をページ単位に処理し、さらに処理した一
連の印字情報中の１ページ目をドット情報としてプリン
タエンジン部へ送る際に、初めてプリンタエンジン部に
対し、印字動作開始の指示を与える処理を行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、最初のページをプリンタエンジン部に送る直
前に印字動作開始の指示を与えるため、最初のページの
印字出力処理完了時間（以下、ファーストプリントタイ
ムという）が長くなるという問題点があった。

【０００４】本発明は、ファーストプリントタイムを短
くすることができる印刷装置を提案することを目的とす
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、電子プロセス
によって記録媒体に印字するプリンタエンジン部と、外
部より入力される印字情報をページ単位で解析するデー
タ解析手段と、このデータ解析手段により解析されたペ
ージ単位の印字情報に基づいてドット情報を前記プリン
タエンジン部へ送る出力機能部とを有する印刷装置にお
いて、電源投入時に前記プリンタエンジン部を起動する
とともに、一定時間ホストからのデータ受信がなければ
、プリンタエンジン部を停止するエンジン駆動手段を有
することにより、電源投入時よりエンジン部を駆動させ
、最初のページの入力前に電子写真プロセスを安定動作
させ、ファーストプリントタイムを短くする。

【０００６】

【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。

【０００７】ホストコンピュータ１は、本実施例による
印刷装置の外部に接続され、少なくとも文字コードおよ
びこの文字コードを編集または出力制御するための制御
コードを含む印字データ（印字情報）を印刷装置へ出力
する。

【０００８】一方、印刷装置は、プリンタコントローラ
部とプリンタエンジン部８と電源９とから構成されてい
る。プリンタコントローラ部には、入力バッファメモリ
２、ページバッファメモリ４、画像バッファメモリ６、
プリンタＩ／Ｆ部７、ＣＰＵ１０、ＲＯＭ１１およびエ
ンジン駆動手段１２を有している。また、ＣＰＵ１０に
は、データ解析機能部３と出力処理機能部５が設けられ
ている。

【０００９】入力バッファメモリ２は、ホストコンピュ
ータ１から送られる印字データを一時的に蓄える回路で
あり、データ解析機能部３は、入力バッファメモリ２に
蓄えた印字データを解析する回路である。

【００１０】また、ページバッファメモリ４は、解析後
の印字データをページ単位で記憶する回路であり、出力
処理機能部５は、ページバッファメモリ４の情報を、そ
れに対応するドットパターンに変更して画像バッファメ
モリ６に展開する。

【００１１】さらに、プリンタＩ／Ｆ部７は、画像バッ
ファメモリ６のドットパターン情報をプリンタエンジン
部８に転送する。

【００１２】プリンタエンジン部８は、公知の記録媒体
搬送機構を有するとともに、レーザーユニット、感光ド
ラム、現像ユニット、定着ユニット、ドラムクリーニン
グユニットおよび分離ユニット等からなる電子写真プロ
セスを具備したものである。また、電源９は、プリンタ
コントローラ部への電源供給を制御する。

【００１３】なお、上記出力処理機能部５の動作は、Ｒ
ＯＭ１１に記憶された後述する制御プログラムをＣＰＵ
１０が実行することにより制御される。

【００１４】次に、動作について説明すると、まず、電
源９をオンし、コントローラ部に電源を供給すると、Ｒ
ＯＭ１１に記憶された制御プログラムによってエンジン
駆動手段１２がプリンタＩ／Ｆ部７に予備動作開始の指
示を行う。これによりプリンタＩ／Ｆ部７は、エンジン
部８を駆動させるよう指示する。

【００１５】また、これとは独立してホストコンピュー
タ１は、作成した印字データを入力バッファメモリ２に
送る。するとデータ解析機能部３は、印字データを解析
し、解析後の印字データをページバッファ４にページ単
位で記憶させる。

【００１６】ここで、電源９をオンしてからエンジン部
８を駆動させるまでの時間を、データ解析機能部３で最
初のデータを解析する時間より短くすれば、待ち時間な
しでプリンタ動作を行うことができる。また、一定時間
ホスト１からのデータ受信が行われなければ、データ解
析機能部３よりエンジン駆動手段１２へエンジン停止指
示を出し、プリンタＩ／Ｆ部７を介してエンジン部８を
停止させる。

【００１７】図２は、このような印刷装置における印字
情報処理手順の一例を説明するフローチャートである。 なお、ここでは、電源９が投入されてからホストコンピ
ュータ１より受信する例で示してある。

【００１８】まず、電源が投入されるとエンジン駆動命
令が送られる（Ｓ２）。そして、ホストコンピュータ１
より受信したが（Ｓ３）、印字終了でないことを確認し
て（Ｓ４）、データ解析を行い（Ｓ５）、ページバッフ
ァメモリ２へ印字データを書き込む（Ｓ６）。

【００１９】そして、印字データが１ページ分終了した
かどうか判断し（Ｓ７）、未だ終了でない場合には、Ｓ
３からＳ７までの動作を繰り返す。また、印字データが
１ページ分終了した場合には、画像バッファメモリ６へ
ドット展開する（Ｓ８）。その後、プリンタエンジン部
８に対しドット情報の転送を行ない（Ｓ９）、Ｓ３へ戻
る。

【００２０】そして、ホストコンピュータ１より受信す
る印字データが終了したときには（Ｓ４）、ページ作成
が終了したかどうか判断し（Ｓ１０）、未だ終了してな
い場合には、書き込まれてあるデータを、Ｓ８、Ｓ９に
て処理する。そして、ページ作成が終了していれば、タ
イマカウントし（Ｓ１１）、一定時間内にデータ受信が
あれば（Ｓ１２、Ｓ１３）、Ｓ２へ戻り、一定時間デー
タ受信がなければ、エンジン停止命令を送り（Ｓ１４）
、タイマカウントをクリアして終了する（Ｓ１５）。

【００２１】なお、上述の説明では、ＣＰＵ１０を１個
としているが、別にＣＰＵを設けて出力処理機能部５を
実現するようにしても良い。また、印字データの発生源
をホストコンピュータ１としているが、その他の磁気テ
ープ装置やディスク装置であっても良い。

【００２２】

【発明の効果】本発明によれば、電源の投入時から、デ
ータ受信が一定時間行われなくなるまで、プリンタエン
ジンを駆動する制御を行うことにより、ファーストプリ
ントタイムを短くできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】上記実施例の動作を示すフローチャートである
。

【符号の説明】

１…ホストコンピュータ、 ２…入力バッファメモリ、 ３…データ解析機能部、 ４…ページバッファメモリ、 ５…出力処理機能部、 ６…画像バッファメモリ、 ７…プリンタＩ／Ｆ部、 ８…プリンタエンジン部、 ９…電源、 １０…ＣＰＵ、 １１…ＲＯＭ、 １２…エンジン駆動手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　電子プロセスによって記録媒体に印字
   するプリンタエンジン部と、外部より入力される印字情
   報をページ単位で解析するデータ解析手段と、このデー
   タ解析手段により解析されたページ単位の印字情報に基
   づいてドット情報を前記プリンタエンジン部へ送る出力
   機能部とを有する印刷装置において、電源投入時に前記
   プリンタエンジン部を起動するとともに、一定時間ホス
   トからのデータ受信がなければ、プリンタエンジン部を
   停止するエンジン駆動手段を有することを特徴とする印
   刷装置。