JPH04312245A - チエーンベルト - Google Patents

チエーンベルト

Info

Publication number
JPH04312245A
JPH04312245A JP4026488A JP2648892A JPH04312245A JP H04312245 A JPH04312245 A JP H04312245A JP 4026488 A JP4026488 A JP 4026488A JP 2648892 A JP2648892 A JP 2648892A JP H04312245 A JPH04312245 A JP H04312245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load block
chain
chain belt
support surface
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4026488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3283560B2 (ja
Inventor
Philip J Mott
フィリップ・ジェイ・モット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
Original Assignee
BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp filed Critical BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
Publication of JPH04312245A publication Critical patent/JPH04312245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283560B2 publication Critical patent/JP3283560B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/18V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプーリ伝動装置、特に連
続可変伝動装置すなわち無段変速機(CVT)のプーリ
を接続するのに特に適した金属チエーンベルトに関し、
そのチエーンベルトは横方向の組として配列された複数
の互いにつながれたリンクで作られ、隣接する組がピボ
ット装置で連結された張力部材すなわちキャリアと、プ
ーリと係合するようにキャリアによって支持された負荷
ブロックとを有している。
【0002】
【従来の技術】複数の重ねられたスチールストリップ及
び複数の金属のVブロックの組立体を備える可撓性動力
伝動装置が知られている。このような構造の一例がH.
G.バン・ドーネ(Van  Doorne)その他に
1973年3月13日に許可された米国特許第3,72
0,113号に示されている。特許された構造において
、ブロックは上縁を有する横案内が設けられ、その横案
内は部品を組立状態に保つようにスチールストリップを
またいでいる。負荷はブロックによって伝達されかつブ
ロックはバンドに沿って滑ることが可能である。
【0003】可撓性動力伝動装置の他の例は、故ビュー
シンク(Beusink)その他に1976年4月13
日に許可された米国特許第3,949,621号に示さ
れ、そこにおいて、金属プレートが金属ストリップの上
に取り付けられ、そのストリップはプレートの横縁の一
つに形成されたスロット内に受けられている。
【0004】リンク、ピン及び複数の接触部材の組立体
を備える他の可撓性動力伝動装置はマウレル(Maur
er)に1963年4月28日に許可された米国特許第
2,038,583号及びサットン(Sutton)に
1949年6月5日に許可された米国特許第2,475
,264号に示されている。
【0005】他の金属伝動ベルトは米国特許第4,64
5,479号に示されている。この例においては一対の
ほぼ平行に隔てられたチエーンがあり、各チエーンは複
数の差し挟まれたリンクの組で作られている。各組はピ
ンによって隣接する組と連結されかつピンは両チエーン
を横切って伸びている。ほぼ台形の負荷ブロックがチエ
ーンの間に配置されかつチエーンを配置するために側部
に切欠きを有している。負荷ブロックは縁がプーリのV
形と合うように形成されかつチエーンの間に配置されて
いる。負荷ブロックはチエーン及びそのピンによって支
持されている。負荷ブロックはチエーンピンによってチ
エーンに関して長手方向に位置決めされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は構造が
簡単で負荷容量の大きなチエーンベルトを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、プ
ーリ変速機のプーリを駆動接続するのに特に適している
無端動力伝達チエーンベルトにおいて、複数の差し挟ま
れたリンクの組の組立体であるチエーンと、隣接するリ
ンクの組を繋げかつ枢動的に接続して無端のチエーンベ
ルトを与えるように前記チエーンを通して伸び、前記チ
エーンのリンクの組を共に保持するピボット装置と、前
記チエーンベルトに接続された複数の第1の負荷ブロッ
クと、前記チエーンベルトに接続された第2の負荷ブロ
ックと、を備え、前記第1の負荷ブロックが、チエーン
に向かう方向に伸びる少なくとも一つの突起を有し、前
記突起が隣接するピボット装置と係合して前記第1の負
荷ブロックを前記チエーンに固定し、前記第1の負荷ブ
ロックが前記チエーンの幅を実質的に横切って伸び、前
記第1の負荷ブロックが前記リンクに隣接して位置決め
される第1の支持面を有し、各第1の負荷ブロックが前
記プーリ変速機の前記プーリと摩擦係合するように形作
られた横縁を有し、前記第2の負荷ブロックが、チエー
ンに向かう方向に伸びる少なくとも一つの突起を有し、
前記突起が隣接するピボット装置と係合して前記第2の
負荷ブロックを前記チエーンに固定し、前記第2の負荷
ブロックが前記リンクに隣接して位置決めされる第2の
支持面を有し、前記第2の支持面が前記第1の負荷ブロ
ックの前記第1の支持面に関して角度を付けて配置され
、それによって前記第2の負荷ブロックは前記第1の支
持面及び第2の支持面が前記リンクと接触しているとき
前記第1の負荷ブロックに関して角度を付けて配置され
かつチエーンの使用中に前記チエーンによって発生され
る騒音が減少され、各第2の負荷ブロックが前記プーリ
変速機の前記プーリと摩擦係合するように形作られた横
縁を有して構成されている。本願の他の発明は、プーリ
変速機のプーリを駆動接続するのに特に適している無端
動力伝達チエーンベルトにおいて、複数の差し挟まれた
リンクの組の組立体であるチエーンであって、前記複数
のリンクが前記チエーンの一方の側部に沿って平らな表
面限定するチエーンと、隣接するリンクの組を繋げかつ
枢動的に接続して無端のチエーンベルトを与えるように
前記チエーンを通して伸び、前記チエーンのリンクの組
を共に保持するピボット装置と、前記チエーンベルトに
接続された複数の第1の負荷ブロックと、前記チエーン
ベルトに接続された第2の負荷ブロックと、を備え、前
記第1の負荷ブロックが、チエーンに向かう方向に伸び
る少なくとも一つの突起を有し、前記突起が前記突起の
両側でほぼ円弧状の溝を限定し、前記溝が隣接するピボ
ット装置と係合して前記第1の負荷ブロックを前記チエ
ーンに固定するように配置され、前記第1の負荷ブロッ
クが前記チエーンの幅を実質的に横切って伸び、前記第
1の負荷ブロックが前記リンクの前記平らな表面に隣接
して位置決めされるほぼ平らな第1の支持面を有し、各
第1の負荷ブロックが前記プーリ変速機の前記プーリと
摩擦係合するように形作られた横縁を有し、前記第2の
負荷ブロックが、チエーンに向かう方向に伸びる少なく
とも一つの突起を有し、前記突起が前記突起の両側にほ
ぼ円弧状の溝を限定し、前記溝が隣接するピボット装置
と係合して前記第2の負荷ブロックを前記チエーンに固
定するように配置され、前記第2の負荷ブロックが前記
リンクの組に隣接して位置決めされるほぼ平らな第2の
支持面を有し、前記第2の支持面が前記第1の負荷ブロ
ックの前記第1の支持面に関して角度を付けて配置され
、それによって前記第2の負荷ブロックは前記第1の支
持面及び第2の支持面が前記リンクの前記平らな表面と
接触しているとき前記第1の負荷ブロックに関して角度
を付けて配置されかつチエーンの使用中に前記チエーン
によって発生される騒音が減少され、各第2の負荷ブロ
ックが前記プーリ変速機の前記プーリと摩擦係合するよ
うに形作られた横縁を有して構成されている。
【0008】
【作用】プーリ変速機のプーリを駆動的に接続するのに
特に適している無端動力伝達チエーンベルトが示される
。チエーンベルトは複数の差し挟まれたリンクの組を有
するチエーンを有する。ピボット装置がチエーンを通し
て伸びて隣接するリンク組を相互に繋げかつ枢動的に接
続して無端チエーンベルトを形成する。チエーンのリン
クの組はピボット装置によって共に保持されている。 複数の第1の負荷ブロックがチエーンベルトに接続され
ている。第1の負荷ブロックはチエーンに向かう方向に
伸びる少なくとも一つの突起を有する。突起は隣接する
ピボット装置と係合して第1の負荷ブロックをチエーン
に固定する。第1の負荷ブロックはチエーンの幅をほぼ
横切って伸びかつリンクに隣接して位置決めされたほぼ
平らな第1の支持面を有している。各第1の負荷ブロッ
クはプーリ変速機のプーリと摩擦係合するように形造ら
れた横縁を有する。複数の第2の負荷ブロックはチエー
ンベルトに接続されている。第2の負荷ブロックはチエ
ーンに向かう方向に伸びる少なくとも一つの突起を有す
る。第2の負荷ブロックはリンクに隣接して位置決めさ
れた第2の支持面を有する。第2の支持面は第1の負荷
ブロックの第1の支持面に関して角度をつけて配置され
ている。第2の負荷ブロックは、第1の支持面及び第2
の支持面がリンクと接触するとき前記第1の負荷ブロッ
クに関して角度をつけて配置されかつ使用中チエーンベ
ルトによって発生される騒音は減少される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1及び図2は連続可変伝動装置すなわち
無段変速機(CVT)を二つの駆動比で概略的に示す。 CVTはそれぞれ軸4及び5に接続された一対のプーリ
2及び3を備えている。一つの軸は被駆動軸でありかつ
他の軸は駆動軸である。プーリ2及び3は一対のフラン
ジ6及び7を有し、少なくとも一方のフランジは円錐形
である。プーリはベルト8によって接続されかつベルト
の側縁9はプーリのフランジと摩擦係合する。各プーリ
の少なくとも一つのフランジは、プーリ間で駆動比を変
えるように、他のフランジに関して軸方向に移動可能で
ある。矢印は異なる駆動比を得るためのフランジの軸方
向の移動を示す。本発明の範囲を越えた装置が一方のフ
ランジを他のフランジに関して軸方向に移動させるため
に設けられ得る。
【0010】図3ないし図8に示されるような本発明の
動力伝動装置は一対の隔てられたチエーン10、12と
複数のほぼ台形の負荷ブロック14とを備え、それらは
無端のチエーンベルト13を形成している。各チエーン
10及び12はそれぞれ差し挟まれたリンク16、18
及び20、22の組を備え、それらはピン24によって
連結されている。第1の負荷ブロック14はプーリのフ
ランジと係合するように配置された傾斜した側面26、
28を有している。各第1の負荷ブロック14は次に隣
接するピン24の間に配置されている。第1の負荷ブロ
ック14は、隔てられたチエーン10と12との間の隙
間16a内に負荷ブロックから伸びる突起15を備えて
いる。突起15は差し挟まれたリンクを共に連結してい
るピン24と係合する。突起は両側に溝17が形成され
ている。溝17はピン24を受けるように配置されかつ
その溝はピンの回転を制限しない形状になっている。溝
17に対する中心点は突起15の反対表面のほぼ同じ点
に位置決めされている。溝は、チエーンの使用中にチエ
ーン10及び12がピン24の回りで関節運動するのを
、許容する。第1の負荷ブロックの底から隔てられた突
起15の端部はフランジ19で終わり、そのフランジは
隣接するピン24の少なくとも部分的に上で伸びている
。ピン24を突起15の溝17内に位置決めすること及
びフランジ19は第1の負荷ブロックをチエーン10、
12に留めるように作用する。突起15が伸びる第1の
負荷ブロック14の表面はほぼ平坦な面21である。第
1の支持面21はチエーン10及び12を形成するリン
クの一方の側面と接触するように配置されている。リン
ク16、18、20、22はほぼ平らな表面31を有し
、その表面に対して第1の支持面が位置決めされる。第
1の負荷ブロック14の第1の支持面21は突起15の
側部11にほぼ垂直となるように通常配置されている。 突起15の側部11は隔てられたチエーン10、12の
外側縁25にほぼ平行である。したがって、第1の支持
面21は隔てられたチエーン10、12の縁にほぼ平行
である。第1の支持面21は、前記隔てられたチエーン
10、12の移動方向を横切る方向に第1の負荷ブロッ
ク14を通して伸びる平面27に方向垂直である。平面
27は第1の負荷ブロック14に対する横中心線に沿っ
て伸びる。チエーン10及び12から隔てられた負荷ブ
ロック14の側部23は負荷ブロックの部分から金属を
除去する形状になっていて、その金属は強度上必要でな
く負荷ブロックの重さを減少する。このように、負荷ブ
ロック14はチエーンのピン24によって長手方向に配
置されかつ負荷ブロックはピン及びチエーンによって支
持される。負荷ブロック14はほぼT形として記載され
てもよい。
【0011】各負荷ブロック14の傾斜した側面26、
28はプーリのフランジ6、7との摩擦係合を強めるた
めに粗くなっている。実際の使用において、組立体は隔
てられたプーリを接続してそれらの間に駆動を与え、プ
ーリはそれらの間の駆動比が技術的に知られているよう
に可変であるように可変の特性を有してもよい。
【0012】図7及び図8はチエーンベルトに使用され
る第2の負荷ブロック34を示す。第2の負荷ブロック
34は第1の負荷ブロック14とほぼ同じに造られてい
る。第1の負荷ブロックと同じ第2の負荷ブロックの細
目について第1の負荷ブロックに使われた参照番号が繰
り返し使用される。更に、簡潔にするため、第1の負荷
ブロック14について既に記載したそれらの特徴と同じ
特徴は記載しない。しかしながら、第2の負荷ブロック
34と第1の負荷ブロック14との間に存在する相違に
ついては記載する。第2の負荷ブロック34は第1の負
荷ブロック14の第1の支持面21に関して角度をつけ
て配置された第2の支持面41を有している。第2の支
持面41はリンク16、18、20、22によって形成
された表面31と係合するように配置されている。第2
の負荷ブロック34の第2の支持面41は、平面47に
垂直に伸びる線46に関して角度Aで配置され、その平
面47は隔てられたチエーン10、12に対する移動方
向を横切る方向に第2の負荷ブロックを通して伸び、そ
こにおいて平面47は第2の負荷ブロック34の横中心
線に沿って伸びる。角度Aは第1の支持面21と第2の
支持面41との間の角度とほぼ同じである。実際、第2
の支持面41が第1の支持面21に関して約1°から約
10°の角度で配置されることが特に望ましいことが分
かっている。
【0013】第2の負荷ブロック34は突起15の両側
に配置された溝37を有する。溝37はピン24を受け
るように配置されかつ溝はピンに関する第2の負荷ブロ
ック34の回転運動を制限しないように形成されている
。溝37はチエーンの使用中にチエーン10、12がピ
ン24の回りで関節運動するのを許容する。第2の負荷
ブロック34の溝37に対する中心点38は線46にほ
ぼ平行である線36に関して角度Bで配置されている。 角度Bは第2の支持面41に対する角度Aと実質的に同
じである。溝37に対する中心点38の位置により、円
弧状の溝37の一つがフランジ19から遠く位置決めさ
れ、そのフランジは第2の負荷ブロック34の突起15
の上部に位置決めされている。円弧状の溝37は第2の
負荷ブロック34の第2の支持面41とほぼ同じ角度で
配置されている。第2の負荷ブロック34の円弧状の溝
37に対する角度Bにより、第2の支持面41は隔てら
れたチエーン10、12のリンク16、18、20、2
2の表面に関してかつそれと接触して位置決めされる。
【0014】第2の負荷ブロック34は、通常、本発明
のチエーンベルト13に不規則に配置されている。第2
の負荷ブロック34は第1の負荷ブロックに関して角度
をつけて配置されかつ第1の負荷ブロック14と異なる
方法でプーリ2及び3のフランジ6及び7と係合する。 第2の負荷ブロック34の不規則な配置によりチエーン
ベルト13がプーリのフランジと係合するときに発生す
る騒音のパターンを壊し、かつチエーンベルト13によ
って発生される騒音を著しく減少する。不規則な配置が
使用中にチエーンベルトによって発生される騒音を減少
するのに最も有効であることが分かった。
【0015】第1の負荷ブロック14及び第2の負荷ブ
ロック34のプーリ接触側面は隔てられたチエーン10
及び12の両側に位置決めされかつこれによりチエーン
10及び12が第1の及び第2の負荷ブロックとほぼ同
様の幅を有するのが許容される。これにより隔てられた
チエーン10及び12を形成するためにより多くのリン
クを使用することが可能であり、これによりチエーンの
引っ張り強さを増加できる。突起15は、突起のために
必要な隙間のために多くのリンクを省くことのないよう
に、比較的薄くなっている。実際、負荷ブロックを有す
る従来の形式のCVTチエーンと比較したとき、本発明
のチエーンにはほぼ40%以上のリンクが使用され得る
【0016】中実の一枚岩のような負荷ブロックは非常
に強くかつプーリのフランジ6及び7と接触するとき遭
遇する力を扱うには非常に有効である。動作において、
第1の負荷ブロック14及び第2の負荷ブロック34は
、第1の支持面21及び第2の支持面41がチエーンの
リンクに対して接触するように、チエーン10、12に
抗して押される。これにより、チエーンベルト13上の
力は第1の及び第2の負荷ブロックの支持面上にかつ隔
てられたチエーン10、12のリンク上に分配される。 これにより、負荷ブロックの突起15とチエーン10及
び12のリンクを共に留めるピン24とによって支持さ
れる負荷が減少される。これにより、突起の基本的役割
が第1の及び第2の負荷ブロックをチエーン10及び1
2に隣接して適所に保持すること及びプーリから第1の
及び第2の負荷ブロック14を分離する助けをすること
であるから、突起の大きさは比較的小さくできる。 したがって、チエーン10及び12は可能な限り大きく
できてチエーンの引っ張り強さを増加できる。
【0017】第1の負荷ブロック14及び第2の負荷ブ
ロック34は鋼又はその他の適当な材料でつくられ、チ
エーンリンクは一般的に板状金属リボンストックから打
ち抜かれかつピンは一般的に金属ストックからプレス加
工される。ピンの両端はリンクの組立体を保持するため
にすえ込み加工(upset)されることが可能であり
、好ましい実施例において、チエーンの外側リンクはリ
ンク及び負荷ブロックの組立中にピンに締まり嵌めされ
、内側リンクはピンに滑り嵌めされる。
【0018】第2の負荷ブロック34もまたチエーンベ
ルト13の回りに配置されるとき180°回転され得る
。回転された第2の負荷ブロックは図3で参照番号35
で与えられる。回転された第2の負荷ブロック35は、
負荷ブロックがチエーンベルトに関して180°回転さ
れているのを除いて第2の負荷ブロック34と同じであ
る。この回転により、回転された第2の負荷ブロック3
5の第2の支持面41は第1の負荷ブロック14の第1
の支持面21及び第2の負荷ブロック34の第2の支持
面41に関して角度を成して置かれる。図3はチエーン
ベルト13に使用された第1の負荷ブロック14、第2
の負荷ブロック34及び回転された第2の負荷ブロック
35を示すが、単に第2の負荷ブロック34及び回転さ
れた第2の負荷ブロック35のみが使用されることが理
解されるべきである。第2の負荷ブロック34及び回転
される第2の負荷ブロック35は通常チエーンベルトに
不規則に配置されかつプーリ2、3のフランジ6及び7
と異なる位置で係合して使用中にチエーンベルトによっ
て発生される騒音を減少する。
【0019】図9ないし図13は本発明の他の構造を示
し、その構造は無端のチエーンベルト67を形成するよ
うに単一のチエーン61と複数のほぼ台形の第1の負荷
ブロック65及び第2の負荷ブロック85とを使用して
いる。チエーン61はそれぞれ差し挟まれたリンク66
、68の組から形成され、そのリンクの組はピン74に
よって枢動可能に連結されている。第1の負荷ブロック
65はプーリのフランジと係合するように配置された傾
斜した側面76、78を有している。各負荷ブロックは
チエーンベルト67の隣接するピン74の間に配置され
ている。第1の負荷ブロック65はほぼ平らな第1の支
持面71を有し、その支持面はチエーンベルト14に対
して前に記載した第1の負荷ブロック14に使用される
第1の支持面21と実質的に同じ方法及び目的で配置さ
れている。突起75は第1の負荷ブロック65の各端部
から伸びかつ隣接するピン74間で伸びる。突起75は
差し挟まれたリンクを共に接合するピン74と係合する
。突起75はその両側に配置された溝77を有している
。溝77はピン74を受けるために配置されかつその溝
はピンに関する第1の負荷ブロック65の回転を制限し
ないような形になっている。溝77は、チエーンの使用
中、チエーン61がピン74の回りで関節運動するのを
許容する。第1の負荷ブロックの底から隔てられた突起
75の端部はフランジ79で終わり、そのフランジは隣
接するピン74上に少なくとも部分的に伸びている。 突起75の溝77内へピン74を配置すること及びフラ
ンジ79は負荷ブロック65をチエーン61に留めるよ
うに作用する。
【0020】第2の負荷ブロック85は第1の負荷ブロ
ック65とほぼ同じである。しかしながら、第2の負荷
ブロック85はチエーンベルト14に対して前に記載し
たような第2の負荷ブロック34の第2の支持面41及
び溝37と実質的に同じ方法及び同じ目的で配置された
第2の支持面91及び溝97を有している。第2の支持
面91及び溝97はチエーンベルト14の第2の負荷ブ
ロック34の第2の支持面41及び溝37に対して前に
記載したように第1の支持面71に関してある角度で配
置されている。第2の負荷ブロック85はチエーンベル
ト67に不規則に配置されている。したがって、第1の
負荷ブロック65及び第2の負荷ブロック85は前述の
第1の負荷ブロック14及び第2の負荷ブロック34と
構造及び機能が基本的に同じである。顕著な相違はこの
負荷ブロックのための突起が負荷ブロックの中央に代え
て負荷ブロックの各端部に配置されていることである。
【0021】第2の負荷ブロック85はそれがチエーン
ベルト67に配置されるとき180°回転され得る。回
転された第2の負荷ブロック86は、負荷ブロックが1
80°回転されたのを除いて第2の負荷ブロック85と
同じである。この回転は第2の負荷ブロック34に対し
て前に記載したのと同じ目的及び同じ方法で行われる。 第2の負荷ブロック85及び回転された第2の負荷ブロ
ック86は前述のようにチエーンベルト67で独占的に
使用されることが可能であり、これらの負荷ブロックは
チエーンベルト67に不規則に配置される。
【0022】この実施例のチエーンベルト67は前に記
載したチエーンベルト13と基本的に同じ方法で機能す
る。この実施例の一つの利点は、突起75がチエーン6
1の外側縁に配置されかつ突起がリンク66、68をチ
エーン61のそれらの位置に保つように作用できること
である。これにより通常チエーンを共に保持するために
使用されるガイドリンク又は同様の装置が除去される。
【0023】
【発明の効果】
【0019】実際、本発明のチエーンベルトのために使
用された構造は使用中にチエーンベルトによって発生さ
れる騒音を同様の従来技術のチエーンベルトよりも約4
0%ないし約70%減少できる。上記記載は説明のため
である。特許請求の範囲に記載された範囲から外れるこ
となく種々の改良、変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続可変伝動装置(CVT)の概略斜視図であ
る。
【図2】連続可変伝動装置の概略斜視図である。
【図3】本発明のチエーンベルトの一実施例の一部の側
立面図である。
【図4】図3のチエーンベルトの側立面図であって、図
3と異なる状態を示す図である。
【図5】本発明の負荷ブロックの斜視図である。
【図6】図3の線6ー6に沿って切断した横断面図であ
る。
【図7】本発明の他の負荷ブロックの斜視図である。
【図8】図7の負荷ブロックの側立面図である。
【図9】本発明のチエーンベルトの他の実施例の斜視図
である。
【図10】図9の負荷ブロックを使用しているチエーン
ベルトの横断面図である。
【図11】図10のチエーンベルトの側立面図である。
【図12】図9のチエーンベルトに使用されている他の
負荷ブロックの斜視図である。
【図13】図12の負荷ブロックの線13−13に沿っ
て切断した断面図である。
【符号の説明】
1  伝動装置                  
      2、3  プーリ10、12  チエーン
                13  チエーンベ
ルト 14、34  負荷ブロック            
15  突起16、18  リンク         
         20、22  リンク 24  ピボット装置               
   26、28  横縁 36  上面                   
       46  溝47  接触点      
                  61  チエー
ン65  ブロック                
      66、68  リンク 67  チエーンベルト              
  75  ピボット装置

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プーリ変速機(1)のプーリ(2、3
    )を駆動接続するのに特に適している無端動力伝達チエ
    ーンベルト(13)において、複数の差し挟まれたリン
    クの組(16、18、20、22)の組立体であるチエ
    ーン(10、12)と、隣接するリンクの組(16、1
    8、20、22)を繋げかつ枢動的に接続して無端のチ
    エーンベルト(13)を与えるように前記チエーン(1
    0、12)を通して伸び、前記チエーン(10、12)
    のリンクの組(16、18、20、22)を共に保持す
    るピボット装置(24)と、前記チエーンベルト(13
    )に接続された複数の第1の負荷ブロック(14、34
    、35)と、前記チエーンベルト(13)に接続された
    第2の負荷ブロック(14、34、35)と、を備え、
    前記第1の負荷ブロック(14、34、35)が、チエ
    ーン(10、12)に向かう方向に伸びる少なくとも一
    つの突起(15)を有し、前記突起(15)が隣接する
    ピボット装置(24)と係合して前記第1の負荷ブロッ
    ク(14、34、35)を前記チエーン(10、12)
    に固定し、前記第1の負荷ブロック(14、34、35
    )が前記チエーン(10、12)の幅を実質的に横切っ
    て伸び、前記第1の負荷ブロック(14、34、35)
    が前記リンク(16、18、20、22)に隣接して位
    置決めされる第1の支持面(21、41)を有し、各第
    1の負荷ブロック(14、34、35)が前記プーリ変
    速機(1)の前記プーリ(2、3)と摩擦係合するよう
    に形作られた横縁(26、28)を有し、前記第2の負
    荷ブロック(14、34、35)が、チエーン(10、
    12)に向かう方向に伸びる少なくとも一つの突起(1
    5)を有し、前記突起(15)が隣接するピボット装置
    (24)と係合して前記第2の負荷ブロック(14、3
    4、35)を前記チエーン(10、12)に固定し、前
    記第2の負荷ブロック(14、34、35)が前記リン
    ク(16、18、20、22)に隣接して位置決めされ
    る第2の支持面(21、41)を有し、前記第2の支持
    面(21、41)が前記第1の負荷ブロック(14、3
    4、35)の前記第1の支持面(21、41)に関して
    角度を付けて配置され、それによって前記第2の負荷ブ
    ロック(14、34、35)は前記第1の支持面(21
    、41)及び第2の支持面(21、41)が前記リンク
    (16、18、20、22)と接触しているとき前記第
    1の負荷ブロック(14、34、35)に関して角度を
    付けて配置されかつチエーンの使用中に前記チエーンに
    よって発生される騒音が減少され、各第2の負荷ブロッ
    ク(14、34、35)が前記プーリ変速機(1)の前
    記プーリ(2、3)と摩擦係合するように形作られた横
    縁(26、28)を有するチエーンベルト。
  2. 【請求項2】  請求項1によるチエーンベルト(13
    )において、前記第1の負荷ブロック(14、34、3
    5)の前記突起(15)及び前記第2の負荷ブロック(
    14、34、35)の前記突起(15)が前記隣接する
    ピボット装置(24)と係合するためのほぼ円弧状の溝
    (17、37)を有するチエーンベルト。
  3. 【請求項3】  請求項2によるチエーンベルト(13
    )において、前記突起(15)が隣接するピボット装置
    (24)上で伸びるフランジ(19)で終わっているチ
    エーンベルト。
  4. 【請求項4】  請求項3によるチエーンベルト(13
    )において、前記第1の負荷ブロック(14、34、3
    5)及び前記第2の負荷ブロック(14、34、35)
    が一体構造であるチエーンベルト。
  5. 【請求項5】  請求項2によるチエーンベルト(13
    )において、前記第1の負荷ブロック(14、34、3
    5)の第1の支持面(21、41)及び前記第2の負荷
    ブロック(14、34、35)の第2の支持面(21、
    41)ほぼ平らな表面であり、その表面は前記負荷ブロ
    ック(14、34、35)上の負荷を前記チエーン(1
    0、12)の幅にわたって分散するように前記リンクの
    組(16、18、20、22)に隣接して配置されてい
    るリンクベルト。
  6. 【請求項6】  請求項5によるリンクベルト(13)
    において、前記リンク(16、18、20、22)が前
    記第1の支持面(21、41)及び前記第2の支持面(
    21、41)と接触して配置されたほぼ平らな表面(3
    1)を有するチエーンベルト。
  7. 【請求項7】  請求項1によるチエーンベルト(13
    )において、前記第1の支持面(21)が前記チエーン
    (10、12)に対する前記移動方向を横切る方向に前
    記第1の負荷ブロック(14)を通して伸びる平面にほ
    ぼ垂直に配置され、前記平面が前記第1の負荷ブロック
    (14)に対する横中心線に沿って伸びているチエーン
    ベルト。
  8. 【請求項8】  請求項7によるチエーンベルト(13
    )において、前記第2の支持面(41)が、前記第1の
    支持面(21)に関してかつ前記チエーン(10、12
    )に対する前記移動方向を横切る方向に前記第2の負荷
    ブロック(34、35)を通して伸びる平面に垂直に伸
    びる線に関して約1°から約10°の角度で配置され、
    前記平面が前記第2の負荷ブロック(34、35)に対
    する横中心線に沿って伸びているチエーンベルト。
  9. 【請求項9】  請求項8によるチエーンベルト(13
    )において、前記第2の負荷ブロック(34、35)の
    前記円弧状の溝(37)が角度を付けて配置され、その
    角度において前記円弧状の溝(37)の一つが前記第2
    の負荷ブロックの前記突起(15)の前記フランジ(1
    9)から離れて配置されて前記第2の支持面(41)が
    前記リンク(16、18、20、22)と接触できるチ
    エーンベルト。
  10. 【請求項10】  請求項9によるチエーンベルト(1
    3)において、前記第2の負荷ブロック(34、35)
    の前記円弧状の溝(37)が前記第2の支持面(41)
    とほぼ同じ角度で配置されているチエーンベルト。
  11. 【請求項11】  請求項1によるチエーンベルト(1
    3)において、前記チエーンが第1のチエーン(10)
    及び第2のチエーン(12)を備え、前記第1及び第2
    のチエーン(10、12)がほぼ平行に隔てて配置され
    ているチエーンベルト。
  12. 【請求項12】  請求項11によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の負荷ブロック(14、34
    、35)の前記突起及び前記第2の負荷ブロック(14
    、34、35)の前記突起が前記第1のチエーン(10
    、12)と第2のチエーン(10、12)との間で伸び
    ているチエーンベルト。
  13. 【請求項13】  請求項1によるチエーンベルト(6
    7)において、突起(75)が前記第1の負荷ブロック
    (65、85、86)の各端部に配置されかつ突起(7
    5)が前記第2の負荷ブロック(65、85、86)の
    各端部に配置され、前記突起(75)が前記隣接するピ
    ボット装置(74)と係合して前記第1の負荷ブロック
    (65、85、86)及び第2の負荷ブロック(65、
    85、86)をチエーン(61)に固定するチエーンベ
    ルト。
  14. 【請求項14】  請求項1によるチエーンベルト(1
    3)において、前記第1の負荷ブロック(14、34、
    35)及び前記第2の負荷ブロック(14、34、35
    )が前記チエーンベルト(13)に不規則に配置されて
    いるチエーンベルト。
  15. 【請求項15】  請求項1によるチエーンベルト(1
    3)において、前記第1の支持面(41)が、前記チエ
    ーン(10、12)に対する前記移動方向を横切る方向
    に前記第1の負荷ブロック(34)を通して伸びる平面
    に垂直に伸びる線に関して約1°から約10°の角度で
    配置され、前記平面が前記第1の負荷ブロック(34)
    に対する横中心線に沿って伸びているチエーンベルト。
  16. 【請求項16】  請求項15によるチエーンベルト(
    13)において、前記第2の負荷ブロック(35)が前
    記チエーン(10、12)上で180°回転された第1
    の負荷ブロック(34)であり、その結果、前記第2の
    支持面(41)が前記第1の支持面(41)に関して角
    度を付けて配置されているチエーンベルト。
  17. 【請求項17】  プーリ変速機(1)のプーリ(2、
    3)を駆動接続するのに特に適している無端動力伝達チ
    エーンベルト(13)において、複数の差し挟まれたリ
    ンクの組(16、18、20、22)の組立体であるチ
    エーン(10、12)であって、前記複数のリンク(1
    6、18、20、22)が前記チエーン(10、12)
    の一方の側部に沿って平らな表面(31)限定するチエ
    ーンと、隣接するリンクの組(16、18、20、22
    )を繋げかつ枢動的に接続して無端のチエーンベルト(
    13)を与えるように前記チエーン(10、12)を通
    して伸び、前記チエーン(10、12)のリンクの組(
    16、18、20、22)を共に保持するピボット装置
    (24)と、前記チエーンベルト(13)に接続された
    複数の第1の負荷ブロック(14、34、35)と、前
    記チエーンベルト(13)に接続された第2の負荷ブロ
    ック(14、34、35)と、を備え、前記第1の負荷
    ブロック(14、34、35)が、チエーン(10、1
    2)に向かう方向に伸びる少なくとも一つの突起(15
    )を有し、前記突起(15)が前記突起(15)の両側
    でほぼ円弧状の溝(17、37)を限定し、前記溝(1
    7、37)が隣接するピボット装置(24)と係合して
    前記第1の負荷ブロック(14、34、35)を前記チ
    エーン(10、12)に固定するように配置され、前記
    第1の負荷ブロック(14、34、35)が前記チエー
    ン(10、12)の幅を実質的に横切って伸び、前記第
    1の負荷ブロック(14、34、35)が前記リンク(
    16、18、20、22)の前記平らな表面(31)に
    隣接して位置決めされるほぼ平らな第1の支持面(21
    、41)を有し、各第1の負荷ブロック(14、34、
    35)が前記プーリ変速機(1)の前記プーリ(2、3
    )と摩擦係合するように形作られた横縁(26、28)
    を有し、前記第2の負荷ブロック(14、34、35)
    が、チエーン(10、12)に向かう方向に伸びる少な
    くとも一つの突起(15)を有し、前記突起(15)が
    前記突起(15)の両側にほぼ円弧状の溝(17、37
    )を限定し、前記溝(17、37)が隣接するピボット
    装置(24)と係合して前記第2の負荷ブロック(14
    、34、35)を前記チエーン(10、12)に固定す
    るように配置され、前記第2の負荷ブロック(14、3
    4、35)が前記リンク(16、18、20、22)の
    組に隣接して位置決めされるほぼ平らな第2の支持面(
    21、41)を有し、前記第2の支持面(21、41)
    が前記第1の負荷ブロック(14、34、35)の前記
    第1の支持面(21、41)に関して角度を付けて配置
    され、それによって前記第2の負荷ブロック(14、3
    4、35)は前記第1の支持面(21、41)及び第2
    の支持面(21、41)が前記リンク(16、18、2
    0、22)の前記平らな表面(31)と接触していると
    き前記第1の負荷ブロック(14、34、35)に関し
    て角度を付けて配置されかつチエーンの使用中に前記チ
    エーンによって発生される騒音が減少され、各第2の負
    荷ブロック(14、34、35)が前記プーリ変速機(
    1)の前記プーリ(2、3)と摩擦係合するように形作
    られた横縁(26、28)を有するチエーンベルト。
  18. 【請求項18】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記突起(15)が隣接するピボット
    装置(24)上で伸びるフランジ(19)で終わってい
    るチエーンベルト。
  19. 【請求項19】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の負荷ブロック(14、34
    、35)及び前記第2の負荷ブロック(14、34、3
    5)が一体構造であるチエーンベルト。
  20. 【請求項20】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の支持面(21)が前記チエ
    ーン(10、12)に対する前記移動方向を横切る方向
    に前記第1の負荷ブロック(14)を通して伸びる平面
    にほぼ垂直に配置され、前記平面が前記第1の負荷ブロ
    ック(14)に対する横中心線に沿って伸びているチエ
    ーンベルト。
  21. 【請求項21】  請求項20によるチエーンベルト(
    13)において、前記第2の支持面(41)が、前記第
    1の支持面(21)に関してかつ前記チエーン(10、
    12)に対する前記移動方向を横切る方向に前記第2の
    負荷ブロック(34)を通して伸びる平面に垂直に伸び
    る線に関して約1°から約10°の角度で配置され、前
    記平面が前記第2の負荷ブロック(34)に対する横中
    心線に沿って伸びているチエーンベルト。
  22. 【請求項22】  請求項20によるチエーンベルト(
    13)において、前記第2の負荷ブロック(34)の前
    記円弧状の溝(37)が角度を付けて配置され、その角
    度において前記円弧状の溝(37)の一つが前記第2の
    負荷ブロック(34)の前記突起(15)の前記フラン
    ジ(19)から離れて配置されて前記第2の支持面(4
    1)が前記リンク(16、18、20、22)の前記平
    らな表面(31)と接触できるチエーンベルト。
  23. 【請求項23】  請求項22によるチエーンベルト(
    13)において、前記第2の負荷ブロック(34)の前
    記円弧状の溝(37)が前記第2の支持面(41)とほ
    ぼ同じ角度で配置されているチエーンベルト。
  24. 【請求項24】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記チエーンが第1のチエーン(10
    )及び第2のチエーン(12)を備え、前記第1のチエ
    ーン(10)及び第2のチエーン(12)がほぼ平行に
    隔てて配置されているチエーンベルト。
  25. 【請求項25】  請求項24によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の負荷ブロック(14、34
    、35)の前記突起及び前記第2の負荷ブロック(14
    、34、35)の前記突起(15)が前記第1のチエー
    ン(10、12)と第2のチエーン(10、12)との
    間で伸びているチエーンベルト。
  26. 【請求項26】  請求項17によるチエーンベルト(
    67)において、突起(75)が前記第1の負荷ブロッ
    ク(65、85、86)の各端部に配置されかつ突起(
    75)が前記第2の負荷ブロック(65、85、86)
    の各端部に配置され、前記突起(75)が前記隣接する
    ピボット装置(74)と係合して前記第1の負荷ブロッ
    ク(65、85、86)及び第2の負荷ブロック(65
    、85、86)をチエーン(61)に固定するチエーン
    ベルト。
  27. 【請求項27】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の負荷ブロック(14、34
    、35)及び前記第2の負荷ブロック(14、34、3
    5)が前記チエーンベルト(13)に不規則に配置され
    ているチエーンベルト。
  28. 【請求項28】  請求項17によるチエーンベルト(
    13)において、前記第1の支持面(41)が、前記チ
    エーン(10、12)に対する前記移動方向を横切る方
    向に前記第1の負荷ブロック(34)を通して伸びる平
    面に垂直に伸びる線に関して約1°から約10°の角度
    で配置され、前記平面が前記第1の負荷ブロック(34
    )に対する横中心線に沿って伸びているチエーンベルト
  29. 【請求項29】  請求項28によるチエーンベルト(
    13)において、前記第2の負荷ブロック(35)が前
    記チエーン(10、12)上で180°回転された第1
    の負荷ブロック(34)であり、その結果、前記第2の
    支持面(41)が前記第1の支持面(41)に関して角
    度を付けて配置されているチエーンベルト。
JP02648892A 1991-02-15 1992-02-13 チエーンベルト Expired - Fee Related JP3283560B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US657141 1991-02-15
US07/657,141 US5131892A (en) 1990-03-20 1991-02-15 Chain-belt

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04312245A true JPH04312245A (ja) 1992-11-04
JP3283560B2 JP3283560B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=24635997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02648892A Expired - Fee Related JP3283560B2 (ja) 1991-02-15 1992-02-13 チエーンベルト

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5131892A (ja)
EP (1) EP0499385B1 (ja)
JP (1) JP3283560B2 (ja)
KR (1) KR100258669B1 (ja)
CA (1) CA2059755C (ja)
DE (1) DE69205025T2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832412B2 (ja) * 1993-04-09 1998-12-09 トヨタ自動車株式会社 チェーンベルト
JPH06300089A (ja) * 1993-04-09 1994-10-25 Toyota Motor Corp チェーンベルト
US5409424A (en) * 1993-04-09 1995-04-25 Borg-Warner Automotive, Inc. Chain belt with two parallel chains having means for inhibiting relative movements of the chains
US5453058A (en) * 1994-04-29 1995-09-26 Borg-Warner Automotive, Inc. High capacity phased chain for use in continuously variable transmission with V-pulleys
JPH08114253A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Borg Warner Automot Kk 動力伝達用チェーンベルト
USD426841S (en) * 1999-09-01 2000-06-20 Fenner, Inc. Transmission belt
IL141094A0 (en) * 2001-01-25 2002-02-10 Ran Siman Tov Continuous variable transmission
JP4946050B2 (ja) * 2003-10-29 2012-06-06 株式会社ジェイテクト 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
DE112015000933A5 (de) * 2014-02-24 2016-11-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Laschenkette

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2038583A (en) * 1933-03-16 1936-04-28 P J V Ketten & Getriebe G M B Power transmitting chain
US2475264A (en) * 1944-03-20 1949-07-05 Sk Wellman Co Flexible belt
US3720113A (en) * 1971-04-06 1973-03-13 Doorne H Van Flexible continuous power transmission means
NL152969C (nl) * 1973-08-31 1983-04-18 Volvo Car Bv Drijfband met een trapeziumvormig profiel, bestaande uit een metalen trekband en verschuifbaar daarop aangebrachte metalen dwarselementen.
US4645479A (en) * 1980-04-21 1987-02-24 Borg-Warner Corporation Metal transmission belt
US4545779A (en) * 1983-01-25 1985-10-08 Aisin Warner Kabushiki Kaisha Power transmission endless belt
EP0135710B1 (en) * 1983-07-29 1987-09-09 Bando Chemical Industries, Ltd. V belt
JPS6179044A (ja) * 1984-09-26 1986-04-22 Aisin Warner Ltd 伝動用無端ベルト
US4650445A (en) * 1985-02-20 1987-03-17 Borg-Warner Automotive, Inc. Chain-belt
US4764158A (en) * 1985-11-27 1988-08-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Power transmission chain
US4993999A (en) * 1990-03-20 1991-02-19 Borg-Warner Automotive, Inc. Chain-belt

Also Published As

Publication number Publication date
CA2059755A1 (en) 1992-08-16
KR100258669B1 (ko) 2000-08-01
US5131892A (en) 1992-07-21
DE69205025D1 (de) 1995-11-02
DE69205025T2 (de) 1996-03-07
EP0499385B1 (en) 1995-09-27
JP3283560B2 (ja) 2002-05-20
CA2059755C (en) 2003-06-17
EP0499385A1 (en) 1992-08-19
KR920016744A (ko) 1992-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4080841A (en) Push element for transmission belt
JPH0229902B2 (ja)
JP3283560B2 (ja) チエーンベルト
GB2088517A (en) Metal belt
JP3076611B2 (ja) チエーンベルト
JP3155021B2 (ja) チエーンベルト
US4427401A (en) Composite driving belt with transverse and intermediate elements
JP3076610B2 (ja) チエーンベルト
JP4301811B2 (ja) 連続可変伝達装置用の駆動ベルトのトランスバース要素
CA2062532C (en) Chain belt
JP3112299B2 (ja) チエーンベルト
CA1163466A (en) Metal transmission belt
JPS633182B2 (ja)
JPH031537B2 (ja)
JPH0326342Y2 (ja)
JP2005114133A (ja) 動力伝達チェーン及びそれを用いた動力伝達装置
JPS6324183B2 (ja)
JPS6321055B2 (ja)
US20030069100A1 (en) Fixed ratio power transmission system
JPS6152442A (ja) 伝導ベルト
JPS6134571B2 (ja)
JPS5926643A (ja) Vベルト伝動装置
JPS6134570B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees