JPH0430056A

JPH0430056A - 外壁パネルの取付構造

Info

Publication number: JPH0430056A
Application number: JP13661990A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Kobayashi; 芳男小林
Original assignee: Misawa Homes Co Ltd
Current assignee: Misawa Homes Co Ltd
Priority date: 1990-05-25
Filing date: 1990-05-25
Publication date: 1992-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、建築技術に関するもので、さらに詳しくは、
外壁パネルの取付構造に関するものである。

［従来の技術］従来、鉄骨構造の建築において、鉄骨梁に外壁パネルを
取り付けるにあたっては、下記のようにして、鉄骨梁に
外壁パネルを取り付けていた。その取付構造の一例を第
４図を用いて説明する。

第４図には従来の外壁パネルの取付構造の一例が示され
ている。

同図において、符号ｌは床パネル２を支持する鉄骨梁を
指示しており、この鉄骨梁１の天端および下端にそれぞ
れ取り付けられる取付金物３ａ。

３ｂを介して外壁パネル４ａ、４ｂが取り付けられてい
た。

つまり、上側に位置する外壁パネル４ａを鉄骨梁ｌに取
り付けるにあたっては、鉄骨梁１の天端に、外壁パネル
４ａの下部内面に固定されたイナズマ金物５ａに係合可
能でかつ外壁パネル４ａの下端を支持可能な縦断面丁字
形状を呈する取付金物３ａをねじ止め固定するとともに
、この取付金物３ａを上記イナズマ金物５ａに係合させ
ることによって、外壁パネル４ａを鉄骨梁１に固定して
いた。

一方、下側に位置する外壁パネル４ｂを鉄骨梁１に取り
付けるにあたって、鉄骨梁１の下端に、外壁パネル４ｂ
の上部内面に固定されたイナズマ金物５ｂに保合可能な
縦断面り字形状を呈する取付金物３ｂをねじ止め固定す
るととともに、この取付金物３ｂを上記イナズマ金物５
ｂに係合させることによって、外壁パネル４ｂを鉄骨梁
１に固定していた。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来の外壁パネルの取付構造におい
ては次のような問題があった。

即ち、上記従来の外壁パネルの取付構造にあっては、上
下方向で隣接する外壁パネル４ａ、４ｂを、鉄骨梁ｌの
天端および下端にそれぞれねじ止め固定された別個の取
付金物３ａ、３ｂを介してねじ止め固定していたので、
その取付のための部品撚数が多く、取付作業が面倒であ
った。

また、鉄骨梁１の天端に取付金物３ａをねじ止め固定す
る場合にはその取付作業は下向きの作業となるが、一方
、鉄骨梁１の下端に取付金物３ｂをねじ止め固定する場
合にはその取付作業は上向きの作業となり、しかも、取
付金物３ｂは一つが５ｋｇと重く、さらには、その取付
作業はキャタツ上での作業となることから、作業者の労
苦が多く、また、その作業に危険を伴うといった問題が
あった。

本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなされたもので、
容易に外壁パネルを取り付けることができる外壁パネル
の取付構造を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するため、本発明の外壁パネルの取付構
造では、鉄骨梁に対して外壁パネルを取り付ける構造に
おいて、取り付けする外壁パネルの上下端に係止溝を設
け、この係止溝に嵌合する係止片を持つ取付金物を鉄骨
梁の天端にねじ止め固定するとともに、上記係止片を上
記係止溝に嵌合させることにより、上記鉄骨梁に対して
上記外壁パネルを取り付けるようにした。

［作用］上記した外壁パネルの取付構造では、鉄骨梁の天端にね
じ止め固定された取付金物によって、上下方向にて隣接
する２枚の外壁パネルを鉄骨梁に固定するようにしたの
で、その取付作業にあたって、作業者は下向きで作業が
できることになる。

その結果、取付作業における危険性が少なくなる。

また、鉄骨梁の天端にねじ止め固定された取付金物によ
って上下方向にて隣接する２枚の外壁パネルを同時に固
定するようにされているので、取付金物自体の個数が従
来に比べて少なくて済む。

その結果、コスト的にも有利となり、さらには、その取
付作業の負担も低減されることになる。

［実施例コ以下、本発明に係る外壁パネルの取付構造の実施例を図
面に基づいて説明する。

第１図および第２図には実施例の取付構造を示す外壁パ
ネルおよび鉄骨梁近傍の縦断面図が示されている。

同図において、符号１１は床パネル１２を支持する鉄骨
梁を示しており、この鉄骨梁１１には、取付金物１３を
介して、上下方向にて隣接する２枚の外壁パネル１４　
ａ、　　１４　ｂが固定されている。

二こで、外壁パネル１４　ａ、　　１４　ｂには、従来
と異なり、その内面にイナズマ金物は取り付けられては
おらず、その代わりに、外壁パネル１４ａ。

１４ｂの上下端には、その幅方向に延びる一条の係合溝
１５ａ、１５ｂがそれぞれ形成されている。

一方、取付金物１３は鉄骨梁１１の天端にねじ止めされ
るようになっており、その自由端側には上下に延びる係
止片１３ａ、１３ｂが設けられている。そして、この係
止片１３ａ、１３ｂは、上記係合溝１４　ａ、　　１４
　ｂにそれぞれ嵌合できるようにされている。したがっ
て、−の取付金物１３によって上下２枚の外壁パネル１
４の一端が同時に固定できるようにされている。

また、この取付金物１３によって外壁パネル１４を鉄骨
梁１１に取り付けるにあたって、実施例の構造では、第
３図に示すように、鉄骨梁１１の天端側のフランジｌｌ
ａに該鉄骨梁１１の延在方向と直交する方向に延びる長
孔’１１　ｃを形成し、一方、取付金物１３の基部には
鉄骨梁１１の延在方向の延びる長孔１３ｃを形成してい
る。そして、この同長孔１１ｃ、１３Ｃを通したボルト
１６をウェルドナツト１６に先ず仮螺合した状態で、外
壁パネル１４　ａ、　　１４　ｂの係止溝１５ａ、１５
ｂを取付金具１３の係止片１３ａ、１３ｂに嵌合させ、
その後位置調整を行った上、ボルト１６を本締めするこ
とによって外壁パネル１１を鉄骨梁１１に固定するよう
になっている。

以上のように構成された外壁パネルの取付構造によれば
下記のような効果を得ることができる。

即ち、上記した外壁パネルの取付構造によれば、鉄骨梁
１１の天端にねじ止め固定された取付金物１３によって
、上下方向にて隣接する２枚の外壁パネル１４　ａ、　
　１４　ｂを固定するようにしたので、その取付作業に
あたって、作業者は下向きで作業ができることになり、
作業者の危険が低減される。

また、鉄骨梁１１の天端にねじ止め固定された取付金物
１３によって上下方向にて隣接する２枚の外壁パネル１
４ａ、１４ｂを同時に位置決め固定するようにされてい
るので、取付金物自体の個数が従来に比べて少なくてす
む。したがって、コスト的にも有利であり、さらには、
その取付作業の負担も低減されることになる。

［発明の効果コ以上の説明からも明らかなように、本発明の取付構造で
は、鉄骨梁に対して外壁パネルを取り付ける構造におい
て、取り付けする外壁パネルの上下端に係止溝を設け、
この係止溝に嵌合する係止片を持つ取付金物を鉄骨梁に
ねじ止め固定するとともに、上記係止片を上記係止溝に
嵌合させることにより、上記鉄骨梁に対して上記外壁パ
ネルを固定するようにしたので、その取付作業にあたっ
て、作業者は下向きで作業ができることになり、作業者
の危険が低減されることになる。

また、鉄骨梁の天端にねじ止め固定された取付金物によ
って上下の外壁パネルを同時に位置決め固定するように
されているので、取付金物自体の個数が従来に比べて少
なくて済み、ひいては、コスト的に有利となり、さらに
は、その取付作業の負担も低減されることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る外壁パネルの取付構造を示す外壁
パネルおよび鉄骨梁近傍の縦断面図、第２図は外壁パネ
ルおよび鉄骨梁近傍を拡大して示す縦断面図、第３図は第１図に示す外壁パネルの取付構造に用いられ
る取付金物と鉄骨梁の斜視図、第４図は従来の外壁パネ
ルの取付構造を示す外壁パネルおよび鉄骨梁近傍の縦断
面図である。１１・・・・鉄骨梁、１３・・・・取付金物、１４ａ。１４ｂ・・・・外壁パネル。！守

Claims

【特許請求の範囲】

鉄骨梁に対して外壁パネルを取り付けるにあたり、取り
付けすべき外壁パネルの上下端面に係止溝を設け、この
係止溝に嵌合する係止片を持つ取付金物を鉄骨梁の天端
にねじ止め固定するとともに、上記係止片を上記係止溝
に嵌合させることにより、上記鉄骨梁に対して上記外壁
パネルを固定するようにしたことを特徴とする外壁パネ
ルの取付構造。