JPH04295874A - 熱定着器 - Google Patents

熱定着器

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Publication number
JPH04295874A
JPH04295874A JP6191791A JP6191791A JPH04295874A JP H04295874 A JPH04295874 A JP H04295874A JP 6191791 A JP6191791 A JP 6191791A JP 6191791 A JP6191791 A JP 6191791A JP H04295874 A JPH04295874 A JP H04295874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
roller
temperature
heat roller
thermistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6191791A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Ito
克之 伊藤
Toshiro Murano
敏郎 村野
Takehiko Okubo
大久保 岳彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6191791A priority Critical patent/JPH04295874A/ja
Publication of JPH04295874A publication Critical patent/JPH04295874A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置に使用さ
れる熱定着器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや複写機などにおいて画
像を形成する場合、一般にカールソン方式による電子写
真記録方法が用いられている。図2はカールソン方式に
よる電子写真記録方法を用いた画像形成装置の概念図で
ある。
【0003】図において、まずコロナ放電器1のコロナ
放電によって帯電された感光体ドラム2が露光装置3に
より露光されると、光学手段によって読み取られた原稿
上の像が静電潜像として形成される。この静電潜像は、
現像装置4によって現像された後、転写装置5によって
記録媒体8上に転写され、定着装置6によって定着され
て画像が形成されるようになっている。この場合、上記
感光体ドラム2を繰り返し使用するため、転写後の残留
トナーはクリーニング装置7によって清掃される。
【0004】上記定着装置6は、通常、ヒートローラと
バックアップローラから成るヒートローラ定着器で構成
される。図3は従来のヒートローラ定着器の概略図であ
る。図において、11はヒートローラであり、中心に熱
源としてハロゲンランプ12を有している。上記ヒート
ローラ11と対向してバックアップローラ13が設けら
れる。該バックアップローラ13は加圧レバー14によ
ってヒートローラ11の方向に押され、両者間に接触幅
すなわち定着ニップ幅を形成している。上記ヒートロー
ラ11の外周はフッ素樹脂によって被覆されており、ま
た外周面の温度は図示しないサーミスタなどの温度検知
素子により検出され、検出された温度に対応してハロゲ
ンランプ12を点滅することにより一定温度に制御され
る。そして、上記ヒートローラ11とバックアップロー
ラ13を回転させ、未定着のトナーを保持する用紙をヒ
ートローラ11に接触させて両ローラ11,13間を通
過させることにより定着が行われる。
【0005】なお、15はヒートローラ定着器内の温度
が異常に上昇した時に作動してヒートローラ定着器を停
止させるための温度ヒューズ、16は定着後の用紙がヒ
ートローラ11に付着しないようにガイドする分離爪で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱定着器においては、ハロゲンランプ12を点灯し
てからヒートローラ11を定着に必要なだけの温度に立
ち上げるまでのウォーミングアップ時間が長くなってし
まう。本発明は、上記従来の熱定着器の問題点を解決し
て、ヒートローラを必要な定着温度に立ち上げるまでの
ウォーミングアップ時間を短くすることができ、ヒート
ローラを一定温度に維持するために温度を検知すること
を不要とする熱定着器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の熱
定着器においては、ヒートローラを回転自在に配設する
とともに、該ヒートローラと対向してバックアップロー
ラを回転自在に配設している。上記ヒートローラとバッ
クアップローラには、両者を相対的に押圧して定着ニッ
プ幅を形成する手段が設けられている。
【0008】上記ヒートローラと対向して、ヒートロー
ラの表面と部分的に接触するように熱源が配設される。 該熱源は正温度係数サーミスタで構成され、熱伝達によ
ってヒートローラの表面を加熱する。
【0009】
【作用】本発明によれば、上記のようにヒートローラを
回転自在に配設するとともに、該ヒートローラと対向し
てバックアップローラを回転自在に配設している。上記
ヒートローラとバックアップローラには、両者を相対的
に押圧して定着ニップ幅を形成する手段が設けられてい
る。
【0010】したがって、ヒートローラとバックアップ
ローラの少なくともいずれかを駆動して回転させると、
両者は互いに反対方向に回転する。そして、両者間にト
ナーが付着した用紙を送ると、両者の回転に伴って用紙
が搬送される。上記ヒートローラと対向して、ヒートロ
ーラの表面と部分的に接触するように熱源が配設される
。ヒートローラは、回転しながら上記熱源からの熱伝達
によって加熱され定着温度まで上昇する。
【0011】上記熱源は正温度係数サーミスタで構成さ
れ、熱伝達によってヒートローラの表面を加熱する。正
温度係数サーミスタは一定電圧が印加されると初期抵抗
に応じた電流が流れ、自己発熱によって温度上昇する。 そして、スイッチング温度に達すると、急激に抵抗値が
増加して温度上昇が停止し、自動的に一定温度を保つ。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す熱
定着器の概略図である。図において、ヒートローラ31
はアルミニウムなどの基材32の上に離型性の良いフッ
素樹脂膜による表面コート層33を被覆して形成してい
る。バックアップローラ34はシリコーンゴムなどで形
成され、ヒートローラ31に対して加圧されており、定
着域として定着ニップ幅を形成している。ヒートローラ
31及びバックアップローラ34は図示しない駆動源に
よって回転される。
【0013】上記構成のヒートローラ31に対向して正
温度係数サーミスタ(PTCサーミスタ)35が配設さ
れ、ヒートローラ31の表面の一部に接触させられる。 上記PTCサーミスタ35は電源36に接続され、電気
エネルギを受けて熱エネルギに変換する。上記PTCサ
ーミスタ35はチタン酸バリウムを主成分とした半導体
セラミックで構成され、スイッチング温度を有し、該ス
イッチング温度において電気抵抗が急激に増加する。ま
た、PTCサーミスタ35は一定電圧が印加されると初
期抵抗に応じた電流が流れ、自己発熱により温度上昇す
る。次に、上記スイッチング温度に達すると急激に抵抗
値が増加して電流が減少し、温度上昇が停止し、自動的
に一定温度を保つ。すなわち、自己温度制御作用が行わ
れる。上記PTCサーミスタ35の幅は用紙幅相当にす
る。フィルム37はポリイミドなどの耐熱性を有する物
質から成り、PTCサーミスタ35の発熱部とヒートロ
ーラ31との間に配設され、ヒートローラ31の表面コ
ート層33を傷つけないようにする。
【0014】上記構成の熱定着器において、ヒートロー
ラ31とバックアップローラ34を回転させると、ヒー
トローラ31の表面はPTCサーミスタ35によって接
触部分を介して部分的に加熱され、定着に必要な熱エネ
ルギがヒートローラ31に供給される。そして、未定着
のトナー39を保持する用紙40がヒートローラ31と
バックアップローラ34との間に送られ、そこでヒート
ローラ31から熱エネルギが与えられ加熱されるとトナ
ー39の定着が行われる。
【0015】ヒートローラ31の表面温度が上昇して定
着するのに十分な温度に達すると、PTCサーミスタ3
5もスイッチング温度に達し、自己温度制御作用でヒー
トローラ31の温度を一定に保つ。ヒートローラ31は
、定着の際に用紙40に熱を供給することによって表面
温度が低下するが、回転してPTCサーミスタ35に至
り、該PTCサーミスタ35によって一定温度になるま
で加熱される。
【0016】なお、ヒートローラ31はトナー39や紙
粉などで汚れる場合があるので、一般に知られているフ
ューザパッドやフューザクリーナブレードなどをヒート
ローラ31に対向して設置することによりフィルム37
に汚れが付着することを防止する。また、PTCサーミ
スタ35はヒートローラ31に対して板ばねなどにより
一定圧力で押し付けられて設置される。さらに、PTC
サーミスタ35は、ブロック状に複数個並べて配設する
ことも可能である。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、上記ヒートローラと対向して、ヒートローラの表
面と部分的に接触するように熱源が配設され、ヒートロ
ーラを熱伝達によって加熱するので、ヒートローラの表
面が定着温度に上昇する前に定着を開始することができ
る。すなわち、ヒートローラ全体が定着温度に達する前
に定着を開始することが可能となり、ウォーミングアッ
プ時間を短縮することができる。また、温度検知用のサ
ーミスタが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す熱定着器の概略図である
【図2】カールソン方式による電子写真記録方法を用い
た画像形成装置の概念図である。
【図3】従来のヒートローラ定着器の概略図である。
【符号の説明】
31    ヒートローラ 32    基材 33    表面コート層 34    バックアップローラ 35    PTCサーミスタ(正温度係数サーミスタ
)36    電源 37    フィルム 39    トナー 40    用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)回転自在に配設されたヒートロ
    ーラと、(b)該ヒートローラと対向して回転自在に配
    設されたバックアップローラと、(c)上記ヒートロー
    ラとバックアップローラを相対的に押圧して定着ニップ
    幅を形成する手段と、(d)上記ヒートローラと対向し
    て配設され、ヒートローラの表面と部分的に接触し、熱
    伝達によってヒートローラの表面を加熱する熱源を有す
    ることを特徴とする熱定着器。
  2. 【請求項2】  上記熱源が正温度係数サーミスタであ
    る請求項1記載の熱定着器。
JP6191791A 1991-03-26 1991-03-26 熱定着器 Withdrawn JPH04295874A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6191791A JPH04295874A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着器

Applications Claiming Priority (1)

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JP6191791A JPH04295874A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着器

Publications (1)

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JPH04295874A true JPH04295874A (ja) 1992-10-20

Family

ID=13184997

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6191791A Withdrawn JPH04295874A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着器

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JP (1) JPH04295874A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516628A (ja) * 1974-07-08 1976-01-20 Hitachi Ltd
JPS63104579A (ja) * 1986-10-21 1988-05-10 Fujitsu Ltd フアクシミリ装置
JPS6419449A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Hitachi Ltd Ciphering and protecting system for file data

Patent Citations (3)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514