JPH04290A - 直流モータ定速度制御装置 - Google Patents
直流モータ定速度制御装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
・半自動アーク溶接機のワイヤ送給用モータ、台車用モ
ータ等の定速度制御に好適な装置に関する。
や台車用モータのような直流モータを定速度制御する装
置の一例として、第4図に示すように、モータ速度設定
回路6からのモータ設定速度に対応した基準電圧■、と
直流モータ5に直結されたタコジェネレータ8の出力電
圧■6を士■。
レータ9の出力信号を起動スイッチlOを介してトラン
ジスタチョッパ3、ベース信号増幅器4からなるモータ
駆動回路2に加え、直流モータ5と駆動用直流型#1の
間に接続されたモータ駆動回路2をオン、オフさせるよ
うにしたものがある(以下、チョッパ方式という)。タ
コジェネレータ8の出力電圧■。と基準電圧V1、ヒス
テリシス±VHの関係は第5図のようになり、VGくV
a−VHになったときモータ駆動回路2をオンにしVG
>V、+VHになったときモータ駆動回路2をオフにし
て、vGが抵抗14.15の値により定まる±VHのヒ
ステリシス幅内に収まるように直流モータ5の定速度制
御が行われる。
別の例として、交流電圧のゼロ点におけるモータ誘起電
圧を基準電圧と比較し、その偏差に応じて直流モータと
駆動用交流電源の間に接続したサイリスタの点弧位相を
制御することにより直流モータを定速度制御するものが
知られている(以下、サイリスタ位相制御方式という)
。
0Hz程度迄とれるため、回転速度の脈動(ハツチング
)が小さく、電力効率も良好であるが、タコジェネレー
タを直結するため、モータの構造が複雑で高価になると
ともに、タコジェネレータと制御装置の間を接続する信
号線が2本必要で、溶接機のワイヤ送給用モータや台車
用モータのようにモータを遠隔で制御する場合に、制御
31Nケーブルが重くなるとうい欠点がある。
波数の2倍に抑えられているため、チョッパ方式に比べ
て回転速度の脈動が大きいこと、位相制御によるため力
率が悪く、電源トランスの容量が大きくなることが欠点
である。
することにある。
御装置は、直流モータと駆動用直流電源との間に接続さ
れたモータ駆動回路と、モータ設定速度に対応した基準
電圧を出力するモータ速度設定回路と、モータ端子電圧
を入力とするモータ電圧検出回路と、前記モータ電圧検
出回路の出力電圧と前記基準電圧とを比較して、前記モ
ータ電圧検出回路の出力電圧がヒステリシス幅の下限よ
り低くなったとき、およびヒステリシス幅の上限より高
くなったときに出力の極性が反転し、前記モータ駆動回
路をオン、オフさせるコンパレータとからなり、前記モ
ータ電圧検出回路は、前記モータ駆動回路のオン時にモ
ータ誘起電圧の上昇時定数と同しかそれよりも小さい時
定数で入力電圧を遅らせて出力側に伝達する遅れ要素と
、前記モータ駆動回路のオフ時に、オン時に比べ十分小
さい時定数で出力電圧を入力電圧に追従して変化させる
ための時定数切換手段を有する構成としたものである。
誘起電圧にさからって電流が流れ、トルクを発生するが
、電源電圧が印加されていないときはジェネレータとし
て動作し、回転速度に比例した誘起電圧がモータ端子電
圧となって現われる。
を検出する手段として、次のようなモータ電圧検出回路
により、電源電圧が印加されているときもモータ端子電
圧から誘起電圧に近似して変化する電圧をつくり出すこ
とを考えた。
すなわちモータに電源電圧が印加されているときは、遅
れ要素を介してモータ誘起電圧の上昇時定数と同じかそ
れよりも小さい時定数で入力電圧を遅らせて出力側に伝
達し、またモータ駆動回路がオフで、モータに電源電圧
が印加されていないときは、時定数切換手段により回路
時定数を前記遅れ要素の時定数より十分小さくして、出
力電圧を入力電圧に追従して変化させるように働く。
同じかそれよりも小さいければ、モータ電圧検出回路の
出力電圧をコンパレータの一方の入力とし、他方の入力
である基準電圧と比較することで、原理的には第4図、
第5図に示したちのとほぼ同様にヒステリシス幅内で直
流モータを定速度制御することができるが、もし前記遅
れ要素の時定数がモータ誘起電圧の上昇時定数より大き
いと、モータ駆動回路がオフになったとき、モータ電圧
検出回路の出力電圧をモータ誘起電圧に追従して変化さ
せることができず、ヒステリシス幅内での定速度制御は
不可能である。
誘起電圧の上昇時定数が変化することを考慮して、前記
遅れ要素の時定数が常にモータ誘起電圧の上昇時定数よ
りも小さくなるように回路定数を定めれば、ヒステリシ
ス幅内での定速度制御ができることになる。
ジスタチョッパ3とベース信号増幅器4で構成されるモ
ータ駆動回路、5は直流モータ(電機子)、6はモータ
設定速度に対応した基準電圧V、を出力するモータ速度
設定回路、7はモータ電圧検出回路、9は抵抗14.1
5により決定される±VHのヒステリシスをもつコンパ
レータ、10は起動スイッチである。
列回路からなる遅れ要素を有し、モータ端子電圧VMを
入力としてコンデンサ12を抵抗11を通して充電する
とともに、抵抗11に並列に接続したダイオード13を
時定数切換手段として、コンデンサ12の放電は抵抗1
1でなくダイオード13を通して行い、コンデンサ12
の電圧VFIを出力電圧とするように構成されている。
検出回路7の出力電圧VFIが印加され、プラス入力端
子に印加された基準電圧V、と比較される。
電圧VFIIおよびモータ誘起電圧eと基準電圧v1、
ヒステリシス±VHの関係を横軸に時間をとって示した
ものである。
−VHの条件によりコンパレータ9の出力はハイレベル
となり、モータ駆動回路2をオンにしようとするが起動
スイッチlOがオフであるため、モータ駆動回路2は動
作しない。
件によりコンパレータ9の出力はハイレベルとなり、モ
ータ駆動回路2をオンにする。
動用直流電源1の電圧が直接印加されるが、コンデンサ
12は抵抗11を通して充電されるため、コンデンサの
電圧V□の立上りは遅れ、その間モータ駆動回路2のオ
ンの状態が続き、直流モータ5を加速させる。
VWになると、コンパレータ9の出力はハイからロウに
反転し、モータ駆動回路2をオフにする。このとき、抵
抗11とコンデンサ12による遅れ要素の時定数はモー
タ誘起電圧(モータ回転速度)の上昇時定数よりも小さ
く設定されているため、モータ誘起電圧eは未だ低い状
態にある(6<V、 V*)。したがって、モータ駆
動回路2がオフになると同時に、コンデンサ12はダイ
オード13を通して急速に放電する。放電に伴いV□<
V、−VHになると、コンパレータ9の出力はロウから
ハイに反転し、モータ駆動回路2を再度オンにする。し
たがって、コンデンサ12は再度充電を開始し、モータ
誘起電圧eがV、−VH以上になるまで上記と同じ動作
を繰り返す(第2図A点−B点)。
起電圧eがV、−V、より高くなると、モータ駆動回路
2がオフになった時点でコンデンサ12の電圧VFIは
、V、+VHからモータ誘起電圧eまでは急速に低下す
るが、そこでクランプされる(第2図B点)。したがっ
て、■□<VII−V、にはならず、モータ駆動回路2
はすぐにはオンにならない。
低下し、モータ誘起電圧eがV。
の電圧■□もV□<Va−Vイとなるため、コンパレー
タ9の出力がロウからハイに反転し、モータ駆動回路2
をオンにする。以降、上記と同じ動作が繰り返され、モ
ータ誘起電圧eを■1±V□の範囲内に保つように直流
モータ5の定速度制御が行われる(第2図B点以降)。
モータ電圧検出回路の遅れ要素はCR直列回路に限らず
、さらに精密な定速度制御を行うためにリニアicを用
いて遅れ要素を構成することもできる。また、時定数切
換手段として、ダイオード13の代わりにアナログスイ
ッチを用い、このアナログスイッチをモータ駆動回路2
がオフのときのみ閉じるようにコンパレータ9の出力を
利用して制御してもよい。
検出回路の構成例を示す。同図において16.17は演
算増幅器、18〜23は抵抗、24はコンデンサ、25
はダイオードであり、抵抗18は第1図の抵抗11に、
コンデンサ24は第1図のコンデンサ12に、ダイオー
ド25は第1図のコンデンサ13に相当する。演算増幅
器17は前段の演算増幅器16の出力を極性反転してコ
ンパレータ9に加えるためのものである。
からモータ誘起電圧に近似して変化する電圧をつくり出
し、この電圧をコンパレータの被比較人力としてモータ
駆動回路をオン、オフさせるようにしたので、タコジェ
ネレータを使わずに、回転速度の脈動が小さく、かつ電
力効率の良い直流モータの定速度制御を行うことができ
、タコジェネレータを用いた従来のチョッパ方式に比べ
、モータの構造が簡単で安価になり、またモータを遠隔
で制御する場合、制御装置とタコジェネレータとの間を
接続する信号線が不要になることから制御ケーブルを軽
量化できる等の利点がある。
図の実施例の動作説明図、第3図は第1図中のモータ電
圧検出回路の他の例を示す回路図、第4図は直流モータ
定速度制御装置の従来例の回路図、第5図は従来例の動
作説明図である。 1・・・駆動用直流電源、2・・・モータ駆動回路、5
・・・直流モータ、6・・・モータ速度設定回路、7・
・・モータ電圧検出回路、9・・・コンパレータ、11
.18・・・遅れ要素の抵抗、12.24・・・遅れ要
素のコンデンサ、13、25・・・時定数切換用ダイオ
ード。 第 1 図
Claims (1)
- 1、直流モータと駆動用直流電源との間に接続されたモ
ータ駆動回路と、モータ設定速度に対応した基準電圧を
出力するモータ速度設定回路と、モータ端子電圧を入力
とするモータ電圧検出回路と、前記モータ電圧検出回路
の出力電圧と前記基準電圧とを比較して、前記モータ電
圧検出回路の出力電圧がヒステリシス幅の下限より低く
なったとき、およびヒステリシス幅の上限より高くなっ
たときに出力の極性が反転し、前記モータ駆動回路をオ
ン、オフさせるコンパレータとからなり、前記モータ電
圧検出回路は、前記モータ駆動回路のオン時にモータ誘
起電圧の上昇時定数と同じかそれよりも小さい時定数で
入力電圧を遅らせて出力側に伝達する遅れ要素と、前記
モータ駆動回路のオフ時に、オン時に比べ十分小さい時
定数で出力電圧を入力電圧に追従して変化させるための
時定数切換手段を有することを特徴とする直流モータ定
速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097697A JP2843411B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 直流モータ定速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097697A JP2843411B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 直流モータ定速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290A true JPH04290A (ja) | 1992-01-06 |
JP2843411B2 JP2843411B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=14199128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2097697A Expired - Lifetime JP2843411B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 直流モータ定速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843411B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6485797B1 (en) | 1997-10-10 | 2002-11-26 | Aventis Research & Technologies Gmbh & Co. Kg | 5-Arylindane derivatives and ferroelectric liquid crystal mixture containing same |
JP2011055632A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Yazaki Corp | 電動ファンの制御装置 |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP2097697A patent/JP2843411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6485797B1 (en) | 1997-10-10 | 2002-11-26 | Aventis Research & Technologies Gmbh & Co. Kg | 5-Arylindane derivatives and ferroelectric liquid crystal mixture containing same |
JP2011055632A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Yazaki Corp | 電動ファンの制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2843411B2 (ja) | 1999-01-06 |
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