JPH0428847Y2 - - Google Patents

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JPH0428847Y2
JPH0428847Y2 JP5687187U JP5687187U JPH0428847Y2 JP H0428847 Y2 JPH0428847 Y2 JP H0428847Y2 JP 5687187 U JP5687187 U JP 5687187U JP 5687187 U JP5687187 U JP 5687187U JP H0428847 Y2 JPH0428847 Y2 JP H0428847Y2
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JP5687187U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダンプ車の荷台降し忘れ防止装置に
関する。更に詳しくは荷台を傾斜させたまま走行
することを禁止する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のダンプ車は荷台がシヤシフレームから浮
き上がつて離れると、リミツトスイツチが作動し
て運転席のブザーを鳴らしたり、ランプを点灯さ
せて運転手に警報する装置を装備している。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の装置はあくまでも運転手に注意
を促すに過ぎず、運転手が警報を無視すれば、や
はり荷台を傾斜させたまま走行することができ、
改善すべき余地が残されていた。
本考案の目的は、荷役作業完了後の荷台を傾斜
したままの走行を禁止するダンプ車の荷台降し忘
れ防止装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のダンプ車
の荷台降し忘れ防止装置は、第1図に示すように
ダンプ車1の荷台2がシヤシフレーム3から上昇
して離れたことを検出するリミツトスイツチのよ
うな検出スイツチ4と、この検出スイツチ4が荷
台2の上昇を検出したときから一定時間経過後に
接点が動作するオンデイレタイマ5と、このオン
デイレタイマ5の接点動作時に検出スイツチ4が
荷台2の上昇を検出するときダンプ車1のアクセ
ルペダルのような推進装置6をロツクするシリン
ダ、ソレノイド等のようなアクチユエータ7を備
えたものである。
なお、アクチユエータ7の駆動時にロツク表示
ランプ8を点灯させるようにすることが好まし
い。
[作用] 検出スイツチ4が荷台2の上昇を検出すると、
タイマ5に電圧が印加されて一定時間後に接点が
閉じる。この時点で荷台2が未だ上昇したままで
あれば、ロツク表示ランプ8を点灯させ、かつア
クチユエータ7を駆動して、推進装置6をロツク
してダンプ車1を走行できないようにする。荷台
2が下降すれば推進装置6のロツクは解除されラ
ンプ8は消灯する。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図及び第2図に示すように、ダンプ車1の
シヤシフレーム3にはリミツトスイツチ4が設け
られる。このスイツチ4は荷台2をシヤシフレー
ム3に降したときにオフ状態になり、荷台2がシ
ヤシフレーム3から離れるとオン状態になるスイ
ツチである。
ダンプ車1の運転席には、常閉の手動解除スイ
ツチ9と常開の作動チエツクスイツチ10とタイ
マ作動表示ランプ11とオンデイレタイマ5とロ
ツク表示ランプ8とアクチユエータ7が設けられ
る。オンデイレタイマ5はタイマ回路12と連動
スイツチ13及び14により構成される。タイマ
回路12のタイマ設定時間はダンプ車1の荷役作
業時間に相応して適宜可変に決められる。アクチ
ユエータ7はこの例では電動シリンダであつて、
モータ16とマイクロスイツチ17とプランジヤ
18とを備える。
第3図はアクチユエータ7の詳細図である。第
3図に示すように、モータ16の軸20はカツプ
リング21によりネジ22に接続される。ネジ2
2は雌ネジが切られた軸受23及びプランジヤ1
8内に固着したナツト24に螺合してシリンダ本
体25に支持される。26はすべり軸受である。
軸受23にはピン27が立設し、マイクロスイツ
チ17の作動片28に接触する。
プランジヤ18の先端にはケーブル30の一端
が接続する。このケーブル30は途中でホルダ3
1により保持され、その他端は第4図〜第6図に
示すようにケーブル取付具30aに接続される。
この取付具30aはアクセルペダル6をロツクす
るロツクプレート32の下端に枢着される。ロツ
クプレート32は運転席のフロア33に立設され
た支持板34及びこの支持板34に一体的に形成
された支持板35に架設したピン36に回動可能
に支持される。このロツクプレート32は突出部
32aを備える。
第5図に示すようにケーブル30が前述のプラ
ンジヤ18により引つ張られないときには、突出
部32aはアクセルペダル6のペダルアーム38
の移動を妨げない。一方、第6図に示すようにケ
ーブル30が前述のプランジヤ18により引つ張
られたときには、突出部32aはペダルアーム3
8の踏込みを規制することは勿論、踏込み状態の
ペダルアーム38(第5図二点鎖線)を上昇させ
てロツクする。アクセルペダル6はロツクプレー
ト32によりロツクされると、エンジン回転をア
イドリング状態に維持するように構成される。3
9は保持プレートであつて、ペダルアーム38を
揺動可能に保持する。
このように構成された装置の動作を第7図のタ
イムチヤートに基づいて説明する。第7図におい
て各符号は第2図の×印で示した箇所の電気信号
波形である。
通常走行状態(t1〜t2) 荷台2をシヤシフレーム3に降した状態ではリ
ミツトスイツチ4が開いたままで、オンデイレタ
イマ5に電圧は印加されず、タイマ動作表示ラン
プ11及びロツク表示ランプ8は点灯せず、モー
タ16は回転しない。第5図に示すようにロツク
プレート32の突出部32aはアクセルペダル6
のペダルアーム38から外れる位置にあり、アク
セルペダル6はロツクされず、ダンプ車1は通常
に走行することができる。
荷台上げ状態(t2〜t3) 荷台2を上昇すると、リミツトスイツチ4が閉
じ、オンデイレタイマ5に電圧が印加され、タイ
マ作動表示ランプ11が点灯する。この状態では
ロツク表示ランプ8は点灯せず、モータ16は回
転しない。従つてアクセルペダル6はロツクされ
ない。
ロツク作動状態(t3〜t4) オンデイレタイマ5に電圧が印加されてから一
定時間Tが経過すると、タイマ回路12からスイ
ツチ切換信号が送出され、連動スイツチ13及び
14が図の破線に示す位置に切換わる。これによ
りタイマ作動表示ランプ11とともにロツク表示
ランプ8が点灯し、同時にモータ16が正転して
アクチユエータ7のプランジヤ18を実線矢印の
方向に縮める。これによりケーブル30が引つ張
られ、第6図に示すようにロツクプレート32の
突出部32aがペダルアーム38に係止し、アク
セルペダル6をロツクする。アクセルペダル6が
既に踏込まれていても(第5図二点鎖線)、突出
部32aがペダルアーム38をすくい上げて、ア
クセルペダル6をロツクする。
ロツク保持状態(t4〜t5) モータ16が正転を続けると、第3図の軸受2
3が実線矢印の方向に移動し続け、ピン27が作
動片28を押すため、マイクロスイツチ17の接
点が第2図の破線で示すように切換わり、モータ
16はその状態で停止する。これによりアクセル
ペダル6のロツク状態が保持される。タイマ作動
表示ランプ11及びロツク表示ランプ8は点灯し
続ける。
ロツク解除状態(t5〜t6) 荷台2をシヤシフレーム3に降せば、リミツト
スイツチ4が開き、タイマ作動表示ランプ11が
消灯するとともに、オンデイレタイマ5に電圧は
印加されなくなり、連動スイツチ13及び14が
実線位置に復帰する。これによりロツク表示ラン
プ8は消灯し、モータ16が逆転してプランジヤ
18を破線矢印の方向に伸長させる。ロツクプレ
ート32は第5図に示す位置に戻つてペダルアー
ム38から外れ、アクセルペダル6のロツクが解
除される。同時にピン27が破線矢印の方向に移
動して作動片28を押付けなくなり、マイクロス
イツチ17の接点が第2図の実線で示す位置に復
帰し、モータ16は停止する。
なお、作動チエツクスイツチ10を閉じれば、
荷台2を上昇してリミツトスイツチ4をオン状態
にしなくても、上記装置の作動を確認することが
できる。また、のロツク保持状態において緊急
事態が発生した場合には、手動解除スイツチ9を
開くことにより、オンデイレタイマ5に電圧が印
加されなくなり、と同様にモータ16が逆転し
てアクセルペダル6のロツクを解除することがで
きる(第7図破線)。
また、の荷台上げ状態において、タイマ設定
時間Tが経過する前に荷台2を降してリミツトス
イツチ4をオフ状態にすれば、タイマ回路12は
キヤンセルされ、モータ16は回転せず、の通
常走行状態に戻る。
また、上記例ではアクチユエータとして電動シ
リンダの例を示したが、流体シリンダ、ソレノイ
ド等でもよい。
また、検出スイツチとしてリミツトスイツチの
例を示したが、近接スイツチ、光電スイツチ等他
のスイツチでもよい。
また、ダンプ車の推進装置としてアクセルペダ
ルの例を示したが、燃料噴射ポンプガバナのロー
ドコントロールレバー等でもよい。
更に、推進装置のロツク機構及び電気回路は一
例であつて、本考案はこれに限るものではない。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、所定の荷
役作業中は荷台が傾斜していても通常に走行で
き、荷役作業後に荷台が上昇しているときには推
進装置をロツクするように構成したことにより、
荷役作業完了後の荷台の降し忘れを完全に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例ダンプ車の荷台降し忘れ
防止装置の構成図。第2図はその電気回路構成
図。第3図はそのアクチユエータの要部破断斜視
図。第4図はその推進装置がロツクされた状態を
示す第6図のBB線断面図。第5図はその推進装
置がロツクされない状態を示す断面図。第6図は
その推進装置がロツクされた状態を示す第4図の
AA線断面図。第7図は本実施例ダンプ車の荷台
降し忘れ防止装置のタイムチヤート。 1……ダンプ車、2……荷台、3……シヤシフ
レーム、4……リミツトスイツチ(検出スイツ
チ)、5……オンデイレタイマ、6……アクセル
ペダル(推進装置)、7……アクチユエータ、8
……ロツク表示ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダンプ車の荷台のシヤシフレームからの上昇を
    検出する検出スイツチと、この検出スイツチが上
    記荷台の上昇を検出したときから一定時間経過後
    に接点が動作するオンデイレタイマと、このオン
    デイレタイマの接点動作時に上記検出スイツチが
    上記荷台の上昇を検出するとき上記ダンプ車の推
    進装置をロツクするアクチユエータとを備えたダ
    ンプ車の荷台降し忘れ防止装置。
JP5687187U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0428847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5687187U JPH0428847Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JP5687187U JPH0428847Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63162658U JPS63162658U (ja) 1988-10-24
JPH0428847Y2 true JPH0428847Y2 (ja) 1992-07-14

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ID=30886066

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JP5687187U Expired JPH0428847Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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