JPH04283143A - 産業車両の安全装置 - Google Patents

産業車両の安全装置

Info

Publication number
JPH04283143A
JPH04283143A JP3068841A JP6884191A JPH04283143A JP H04283143 A JPH04283143 A JP H04283143A JP 3068841 A JP3068841 A JP 3068841A JP 6884191 A JP6884191 A JP 6884191A JP H04283143 A JPH04283143 A JP H04283143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
lock
seat bar
seat
cargo handling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3068841A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukazu Iguchi
信和 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP3068841A priority Critical patent/JPH04283143A/ja
Publication of JPH04283143A publication Critical patent/JPH04283143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキッドステアローダ
のような産業車両の安全装置に係り、詳しくは荷役装置
を駆動するための動力装置を荷役ペダル操作により制御
する形式の産業車両の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両前部に乗員の乗降口が設定されてい
るこの種の産業車両においては、乗員の乗降時に前記荷
役ペダルが不用意に操作されるおそれがあることから、
その安全対策として荷役ペダルを動力装置が作動されな
い中立位置にロックするようにしたペダルロック装置を
備えている。また、上記のペダルロック装置のほか、乗
員を運転席に拘束することのできる乗員拘束位置と、乗
員が運転席から離れることを許容し得る乗員解放位置と
の、2つの位置に回動変位可能な乗員拘束部材としての
シートバーを備えたものも知られている。そして、この
シートバーと前記ペダルロック装置とを機械的に連動さ
せ、シートバーを上方の乗員解放位置へ跳ね上げたとき
にペダルロックがなされるようにした安全装置が知られ
ており、その一例として、たとえば特開昭57−143
021号公報を挙げることができる。
【0003】この公報に示された安全装置は、より具体
的には、シートバーと連動して上下動する第1ロッドの
下端部を、ペダルロック解除用の第2ロッドの上端部に
対向するように設置し、そしてシートバーを乗員拘束位
置へ引き下げたときに前記第1ロッドの下端部により解
除用の第2ロッドを押し下げてペダルロックを解除作動
させるようにしたものであって、シートバーを乗員解放
位置へ跳ね上げたときには、第1ロッドが第2ロッドか
ら離れることにより、ペダルロックはそれ自体が持つロ
ックスプリングの作用により荷役ペダルを中立位置にロ
ック作動するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の公報
に示された従来の安全装置は、荷役ペダルの状態如何に
関係なく、つまり荷役ペダルが中立位置になくてもシー
トバーを乗員解放位置へ跳ね上げて降車することででき
る構成である点に問題がある。良く知られているように
、この種の産業車両では、運転席の足元であるフロアに
はリフト用やダンプ用あるいはその他のアタッチメント
用等の各種の荷役用ペダルがフロア全体を占めるような
形で配置されており、そのため乗員の足は常にいずれか
の荷役ペダル上に乗っている。従って、乗降時には荷役
ペダルを踏むことになるため、シートバーをペダルロッ
クの未確認のままに乗員解放位置へ跳ね上げ得ることは
、安全上好ましいものとは言えない。
【0005】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、荷役
ペダルが中立位置にロックされた場合に限り、乗員拘束
部材としてのシートバーを乗員拘束位置から乗員解放位
置に変位できるようにした産業車両の安全装置を提供す
ることを、解決すべき技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわち
、本発明に係る産業車両の安全装置は、動力装置により
駆動される荷役装置と、前記動力装置を制御するための
荷役ペダルと、該荷役ペダルを中立位置にロックするペ
ダルロック装置と、乗員を着座姿勢に拘束する乗員拘束
位置と乗員が離席し得るように解放する乗員解放位置と
に変位可能な乗員拘束部材と、乗員拘束位置へ変位され
た前記乗員拘束部材を該乗員拘束位置にロックする拘束
部材ロック装置とを備え、この拘束部材ロック装置は前
記ペダルロック装置によりペダルロックがなされたとき
にロックを解除する構成としたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明の安全装置にあ
っては、降車時に際しての拘束部材ロック装置のロック
解放作動は、荷役ペダルがペダルロック装置により中立
位置にロックされることを条件としている。すなわち、
荷役ペダルがペダルロック装置によって中立位置にロッ
クされたときに、拘束部材ロック装置が拘束部材のロッ
クを解放するよう作動し、乗員による乗員拘束部材の乗
員解放位置への変位を許容する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、図1〜図6に基づいて実施例1を
説明する。図4は、前側に出入口を有するスキッドステ
アローダの全体を示す概略側面図である。同図において
、1はボデーフレーム、2は乗員保護用としてのヘッド
ガード又はキャビン、3は運転席を示している。スキッ
ドステアローダは、荷役装置としてのリフトアーム4、
バケット5を有するとともに、該荷役装置を作動させる
動力装置としてのアーム作動用のリフトシリンダ6、バ
ケット作動用のダンプシリンダ7を備えている。
【0009】スキッドステアローダは、図2に示すよう
に、前記動力装置の制御装置であるコントロールバルブ
を操作するための少なくともリフトアーム用とバケット
用の複数の荷役ペダル9(図は1つのみ示す)と、該荷
役ペダル9を中立位置にロックするためのペダルロック
装置11とを備えている。各荷役ペダル9は、キャビン
3のフロア8上に並列に配置され、ペダルブラケット1
0に回動操作可能に取り付けられている。
【0010】ペダルロック装置11は、各荷役ペダル9
毎に対応して配設されるロックバー12を主体部とする
もので、ロックバー12は、ペダルブラケット10に回
動自在に設けられた水平な一本の回動軸13上に取り付
けられるとともに、その先端部を各荷役ペダル9の前側
下面に形成されたフック部9aに係合することにより当
該荷役ペダル9を中立位置にロックする。
【0011】また、ロックバー12を作動するアクチュ
エータとしてのプランジャ形ソレノイド14は、ブラケ
ット15を介してボデーの適宜位置に取り付けられると
ともに、そのプランジャが前記回動軸13上に取り付け
られた一本のレバー16に対してリンク17及びロッド
18を介して連結されている。そして、ソレノイド14
の励磁時には各ロックバー12が図示仮想線の如く回動
されてペダルロックを解除し、ソレノイド14の非励磁
時には、ロック用スプリング19の作用によりロックバ
ー12がロック方向に回動されるようになっている。
【0012】また、ペダルロック装置11が荷役ペダル
9を中立位置にロックしたことを確認する手段として、
ペダルロックスイッチ20が設置されている。このペダ
ルロックスイッチ20は、ペダルロック位置に回動され
たロックバー12と当接することでオンとなり、非当接
時にはオフとなる。
【0013】図1は、乗員保護装置の概略を示している
。図示のように、キャビン2に配置される乗員保護用と
してのシートバー21は、棒材により平面形状がほぼコ
字形となるように形成されるとともに、その両端末部が
運転席3の後方においてキャビン2に適宜ブラケット2
1aを介して回動自在に支持されており、乗員を運転席
3に拘束する図示実線の乗員拘束位置と、乗員が離席し
得るように解放する図示仮想線の乗員解放位置とへ変位
可能とされている。
【0014】また、キャビン2には、シートバー21が
乗員拘束位置へ変位されたことを検出する手段として、
シートバースイッチ22が設置されている。このシート
バースイッチ22は、乗員拘束位置へ回動変位されたシ
ートバー22と当接することでオンとなり、非当接時に
はオフとなる。また、キャビン2にはシートバー21を
乗員拘束位置にロックする手段としてのシートバーロッ
ク装置23が設置されている。
【0015】シートバーロック装置23は、図3に示す
ように軸24を介してキャビン2の適宜位置に回動可能
に取り付けたられたほぼ逆L形のロック部材25を主体
部としており、このロック部材25は、そのフック部2
5aが乗員拘束位置へ変位されたシートバー21に対し
て上側から係合することにより、該シートバー21をロ
ックする。
【0016】また、ロック部材25を作動するアクチュ
エータとしてのプランジャ形ソレノイド26は、ブラケ
ット27を介してキャビン2の適宜位置に取り付けられ
るとともに、そのプランジャが前記ロック部材25と連
結されている。そして、ソレノイド26の励磁時にはロ
ック部材25が図示実線のように回動されてシートバー
21を乗員拘束位置にロックし、ソレノイド26の非励
磁時にはロック解除用スプリング28の作用によりロッ
ク部材25が図示仮想線の如く回動されてシートバー2
1のロックが解除される。
【0017】なお、シートバーロック装置23は、左右
いずれか一方に設置されていれば足りる。また、シート
バー21は、その回動支点に生ずる摩擦力により乗員解
放位置に保持されるように構成されるが、必要ならばラ
ッチ機構のような保持手段により積極的に保持される構
成とすることも可能である。
【0018】また、図1に示すように、前記運転席3に
はシートベルト29が設けられ、このシートベルト29
は、使用時(接続時)にオン作動され、非接続時にオフ
となるシートベルトスイッチ30を備えている。
【0019】図5は、前記ペダルロック装置11と、シ
ートバーロック装置23の作動回路を示すブロック図で
ある。図示のように、制御手段としてのマイクロコンピ
ータ(CPU)31の入力側には、前記ペダルロックス
イッチ20と、シートバースイッチ22と、シートベル
トスイッチ30とが接続され、またマイクロコンピータ
31の出力側には、前記ペダルロック装置11のソレノ
イド14及びシートバーロック装置23のソレノイド2
6が接続されている。
【0020】本実施例の安全装置は、上述のように構成
したものであり、以下その作用を図6のフローチャート
を参照しながら説明する。今、図1に仮想線で示すよう
に、シートバー21が乗員解放位置へ跳ね上げられ、ま
た図2に実線で示すように、荷役ペダル9がペダルロッ
ク装置11により中立位置にロックされ、乗員が乗降で
きる状態にあるとする。
【0021】この状態において、マイクロコンピュータ
31はシートベルトスイッチ30の入力信号がオンか否
かを判別し(ステップS1)、YESであればステップ
S2に進み、シートバースイッチ22の入力信号がオン
か否かを判別し、NOであればステップS1,S2を繰
り返す。そして、上記両スイッチ30,22の入力信号
が共にオンであれば、シートベルト29が接続されてお
り、また、シートバー21が乗員拘束位置へ回動変位さ
れていると判断する。すなわち、乗員が運転席3に乗り
込んで運転可能な体勢にあると判断し、マイクロコンピ
ュータ31はペダルロック装置11のソレノイド14及
びシートバーロック装置23のソレノイド26をオン作
動させるための駆動信号を出力する(ステップS3)。
【0022】その結果、両ソレノイド14,26が共に
励磁される。従って、ペダルロック装置11にあっては
、図2においてソレノイド14のプランジャの左側への
移動により、ロック用スプリング19に抗してリンク1
7、ロッド18、レバー16及び回動軸13を介してロ
ックバー12が仮想線で示すように右回りに回動され、
荷役ペダル9のフック部9aから抜脱してペダルロック
を解除する。
【0023】また、シートバーロック装置23にあって
は、図3においてソレノイド26のプランジャの左側へ
の移動により、ロック解除用スプリング28に抗してロ
ック部材25が図示実線のように右回りに回動され、そ
のフック部25aをシートバー21に上方から係合して
、これを乗員拘束位置にロックする。かくして、荷役作
業が可能となる。なお、ステップS3の後は、ステップ
S1に戻る。
【0024】つぎに、乗員が降車すべく、シートベルト
29を切り離したときは、シートベルトスイッチ30が
オフとなる。そのため、マイクロコンコュータ31はペ
ダルロック装置11のソレノイド14をオフ作動させる
ための信号を出力する(ステップS4)。従って、ソレ
ノイド14が非励磁となり、ロック用スプリング18の
作用によりロックバー12が前記とは逆方向、つまりペ
ダルロック方向へ回動される。このとき、荷役ペダル9
が中立位置になければ、ロックバー12はロック位置ま
で回動できないが、荷役ペダル9が中立位置にあれば、
ロックバー12は荷役ペダル9のフック部9aに係合し
て該荷役ペダル9を中立位置にロックすることになる。
【0025】つづいて、マイクロコンピュータ31は、
ステップ5において、ペダルロックスイッチ20からの
入力信号がオンか否かを判別し、オン信号が入力される
までこれを繰り返す。そして、オン信号が入力されたと
きは、ペダルロック装置11が正規に作動し、荷役ペダ
ル9が中立位置にロックされたと判断し、シートバーロ
ック装置23のソレノイド26にオフ作動させるための
信号を出力する(ステップS6)。
【0026】従って、ソレノイド26が非励磁となり、
ロック解除用スプリング28の作用によりロック部材2
5が仮想線で示すように左回りに回動され、フック部2
5aがシートバー21から外れ、該シートバー21のロ
ックを解除する。すなわち、乗員は、シートバー21を
乗員解放位置へ跳ね上げて降車することができるが、こ
のときは前述したように荷役ペダル9が中立位置にロッ
クされているので、降車時(次回の乗車時)に荷役ペダ
ル9を踏んでも荷役装置の動力装置が作動されるおそれ
はない。なお、ステップ6の後はステップ1に戻る。
【0027】つぎに、本発明の実施例2を図7〜図10
に基づいて説明する。この実施例は、シートベルト29
のシートベルトスイッチ30を入力信号として用いない
方式としたものであり、従って、図9に示すように、マ
イクロコンピユータ31の入力側にはシートバースイッ
チ22とペダルロックスイッチ20とが接続された構成
となっている。
【0028】また、この実施例では、図7に示すように
、伸長方向に力を作用する少なくとも一本のガスダンパ
ー32により常にシートバー21を乗員解放位置側と乗
員拘束位置との両位置に付勢(保持)し得るように構成
している。すなわち、ガスダンパー32は、上端がキャ
ビン2上部のブラケット33に枢着され、下端がシート
バー21と一体のレバー34に枢着されており、そして
図示のように、前記両位置間のほぼ中間部を思案点O(
ガスダンパー32の回動支点とシートバー21の回動支
点とを結ぶ直線に対してレバー34とガスダンパー32
との連結点が交差する点)として上向きと下向きとの両
方向にその付勢力が作用するよう設定されている。
【0029】一方、シートバー21を乗員拘束位置にロ
ックするためのシートバーロック装置23は、図8に示
すように、シートバー21をその乗員拘束位置よりもや
や上寄りの位置でロックするような遊びを有する構成と
なっている。すなわち、乗員拘束位置に変位されたシー
トバー21は、前記ガスダンパー32の下向きの付勢力
によりシートバーロック装置23の実際のロック位置よ
りも下側の位置、つまりロック部材25のフック部25
aに対して僅かな間隙C(シートバースイッチ22をオ
フし得るに必要な隙間)を置いた下降端に保持され、そ
してその位置においてシートバースイッチ22に当接し
てこれをオン作動させるように設定されている。なお、
その他については前述した実施例1と同様に構成されて
いる。
【0030】つぎに、上記のように構成された実施例2
の作用を図10のフローチャートを参照して説明する。 今、シートバー21が乗員解放位置へ跳ね上げられ、荷
役ペダル9がペダルロック装置11により中立位置にロ
ックされ、乗員が乗降できる状態において、マイクロコ
ンピュータ31はシートバースイッチ22の入力信号が
オンか否かを判別(ステップS1)する。そして、上記
スイッチ22の信号がオンであれば、シートバー21が
乗員拘束位置へ回動変位されていると判断する。すなわ
ち、乗員が運転席3に乗り込んで運転可能な体勢にある
と判断し、マイクロコンピュータ31はペダルロック装
置11のソレノイド14及びシートバーロック装置23
のソレノイド26をオン作動させるための駆動信号を出
力する(ステップS2)。なお、このとき、乗員拘束位
置へ変位されているシートバー21は、上述したように
ガスダンパー32によりシートバースイッチ22をオン
作動させる位置に保持される。
【0031】その結果、両ソレノイド14,26が共に
励磁され、前述の実施例1と同様にペダルロック装置1
1のロックバー12が荷役ペダル9のフック部9aから
抜脱してペダルロックを解除し、また、シートバーロッ
ク装置23のロック部材25がそのフック部25aをシ
ートバー21に対して隙間Cを置いて対向するロック位
置まで回動する。かくして、荷役作業が可能となる。な
お、ステップS2の後は、ステップS1に戻る。
【0032】つぎに、乗員が降車するためにシートバー
21を図8に仮想線で示すように前記ロック部材25の
フック部25aに当たるまで、つまり隙間C分だけ持ち
上げた場合、シートバースイッチ22がオフとなる。こ
のときは、マイクロコンコュータ31は、ステップ3に
おいて、シートバースイッチ22から入力されるオフ信
号が一定時間継続しているか否かを判別するが、これは
、走行時の車両振動によるシートバー21の跳ね上がり
からくる誤操作を回避するための処理である。
【0033】しかして、シートバースイッチ22から入
力されるオフ信号が一定時間継続している場合は、乗員
の降車のための操作であると判断し、ペダルロック装置
11のソレノイド14をオフ作動させるための信号を出
力する(ステップS4)。従って、ソレノイド14が非
励磁となり、ロックバー12が実施例1の場合と同様に
荷役ペダル9を中立位置にロックするように作動する。
【0034】つづいて、マイクロコンピュータ31は、
ステップ5において、ペダルロックスイッチ20からの
入力信号がオンか否かを判別し、オン信号が入力される
までこれを繰り返し、そして、オン信号が入力されれば
、ペダルロック装置11が正規に作動し、荷役ペダル9
が中立位置にロックされたと判断し、シートバーロック
装置23のソレノイド26にオフ作動させるための信号
を出力する(ステップS6)。
【0035】従って、ソレノイド26が非励磁となり、
ロック解除用スプリング28の作用によりロック部材2
5がフック部25aをシートバー21から外して該シー
トバー21のロックを解除する。かくして、乗員はシー
トバー21を乗員解放位置へ跳ね上げて降車することが
できる。このときは、前述したように荷役ペダル9が中
立位置にロックされているので、降車時(次回の乗車時
)に荷役ペダル9を踏んでも荷役装置の動力装置が作動
されるおそれはない。なお、ステップ6の後はステップ
1に戻る。
【0036】なお、図示の実施例では、シートバー21
を運転席3の後部上方を支点として乗員拘束位置と乗員
解放位置とへ回動変位する構成としたが、その回動支点
をキャビン2の前側上部に設定しても差し支えない。ま
た、ペダルロック装置11及びシートバーロック装置2
3の制御手段としてマイクロコンピュータ31を利用し
た場合で説明しているが、とくに実施例2の場合であれ
ば、マイクロコンピュータ31に代えて、リレーを利用
して制御回路を構成することも可能である。さらには、
ペダルロック装置11及びシートバーロック装置23の
ロックを検出する手段は、図示のリミットスイッチに限
定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は乗員拘束
位置と乗員解放位置とへ変位可能な乗員拘束部材を、乗
員拘束位置においてロックするようにし、そして荷役ペ
ダルが中立位置にロックされた場合に限り、そのロック
が解除されるようにしたものであり、このため、荷役ペ
ダルが中立位置にロックされないままに乗降するような
事態が回避され、乗降時の安全性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る産業車両の安全装置を
示す概略側面図である。
【図2】荷役ペダルとペダルロック装置を示す側面図で
ある。
【図3】シートバーロック装置を示す正面図である。
【図4】スキッドステアローダの全体を示す概略側面図
である。
【図5】ペダルロック装置及びシートバーロック装置の
作動回路を示すブロック図である。
【図6】ペダルロック装置とシートバーロック装置のロ
ック作動及び解除作動を説明するフローチャートである
【図7】本発明の実施例2に係る産業車両の安全装置を
示す概略側面図である。
【図8】シートバーロック装置を示す側面図である。
【図9】ペダルロック装置及びシートバーロック装置の
作動回路を示すブロック図である。
【図10】ペダルロック装置とシートバーロック装置の
ロック作動及び解除作動を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3…運転席                    
    4…リフトアーム5…バケット       
               6…リフトシリンダ 7…ダンプシリンダ                
9…荷役ペダル11…ペダルロック装置       
     14…ソレノイド20…ペダルロックスイッ
チ        21…シートバー22…シートバー
スイッチ          23…シートバーロック
装置 26…ソレノイド                 
 30…シートベルトスイッチ 31…マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  動力装置により駆動される荷役装置と
    、前記動力装置を制御するための荷役ペダルと、該荷役
    ペダルを中立位置にロックするペダルロック装置と、乗
    員を着座姿勢に拘束する乗員拘束位置と乗員が離席し得
    るように解放する乗員解放位置とに変位可能な乗員拘束
    部材と、乗員拘束位置へ変位された前記乗員拘束部材を
    該乗員拘束位置にロックする拘束部材ロック装置とを備
    え、この拘束部材ロック装置は前記ペダルロック装置に
    よりペダルロックがなされたときにロックを解除する構
    成とした産業車両の安全装置。
JP3068841A 1991-03-08 1991-03-08 産業車両の安全装置 Pending JPH04283143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068841A JPH04283143A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 産業車両の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068841A JPH04283143A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 産業車両の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04283143A true JPH04283143A (ja) 1992-10-08

Family

ID=13385323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3068841A Pending JPH04283143A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 産業車両の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04283143A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999005006A1 (en) * 1997-07-21 1999-02-04 John Marshall Passenger safety restraint apparatus
US7757806B2 (en) * 2005-12-22 2010-07-20 Caterpillar Sarl Adjustable operator interface

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999005006A1 (en) * 1997-07-21 1999-02-04 John Marshall Passenger safety restraint apparatus
US7757806B2 (en) * 2005-12-22 2010-07-20 Caterpillar Sarl Adjustable operator interface

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2560922B2 (ja) 荷役車両における踏み込みペダルのロック装置
JP4624297B2 (ja) 車両用シート装置
JP6255631B2 (ja) 自動車ドアの閉鎖装置
JP6213927B2 (ja) 自動車両ドアロック
US7198307B2 (en) Inertia locking mechanism
JPH0462906B2 (ja)
JPS62227857A (ja) チルトステアリング装置
JP2004352466A (ja) 自走式産業機械の機械制御装置、及び、それの機械制御方法
JPH04283143A (ja) 産業車両の安全装置
JP2603000B2 (ja) 車両系建設機械の安全装置
KR20210067214A (ko) 차량용 시트의 워크인 안전 장치
JP3761309B2 (ja) 跳上げシートのロック解除機構
JPH10266270A (ja) 油圧ショベルの操縦装置
JP3627312B2 (ja) ドアロック制御装置
CN114555897B (zh) 机动车锁、特别是机动车门锁
JP2009091107A (ja) 作業機械
JP3963887B2 (ja) 建設機械のゲートロック装置
JP4039624B2 (ja) フォークリフト
JPH0521567Y2 (ja)
JP2632556B2 (ja) 建設機械の盗難防止用スイッチ装置
JPH0551945A (ja) 作業車の操作装置
JPH04274931A (ja) 自動変速機のシフトロック解除装置
JPS61233134A (ja) シヨベルロ−ダの荷役ペダルロツク装置
JPH0274426A (ja) 自動車用フロントシートの回転装置
JPS5921065Y2 (ja) ダンプ車