JPH0427327Y2 - - Google Patents

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JPH0427327Y2
JPH0427327Y2 JP14178684U JP14178684U JPH0427327Y2 JP H0427327 Y2 JPH0427327 Y2 JP H0427327Y2 JP 14178684 U JP14178684 U JP 14178684U JP 14178684 U JP14178684 U JP 14178684U JP H0427327 Y2 JPH0427327 Y2 JP H0427327Y2
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frame
wall panel
panel
door panel
wall
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JP14178684U
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上枠と下枠の間に、固定(嵌め殺し
の意味である。)の壁パネルと縦軸芯周りで揺動
開閉自在の扉パネルとを並設した壁部材に関する
もので、例えば、犬小屋等のペツトハウスや組立
物置の壁面を構成するのに利用される。
〔従来の技術〕
この種の壁部材として従来公知のものにおいて
は、第7図に示すように、壁パネル3の上下寸法
l1が扉パネル5の上下寸法l2よりも長くされてい
た。これは、扉パネル5の上、下端面と上枠1の
下面及び下枠2の上面との間に、扉パネル5の揺
動開閉に必要な隙間S,Sを確保するためであ
る。
従つて、この従来品においては、壁パネル3と
扉パネル5の上、下端面が揃わないため、デザイ
ン的に見苦しいという欠点があつた。また、壁パ
ネル3や扉パネル5を例えば鋼板のプレス加工等
によつて製造するにあたつては、上下寸法l1,l2
が異なるが故に、たとえ両者のデザインが同じ
で、左右寸法が同一であつても、夫々に専用の工
程ないしは装置が必要とされ、同一部材を壁パネ
ル3と扉パネル5に共用できない等、生産性の面
でも欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、扉パネルの
上下に揺動開閉に必要な隙間を確保し乍らも、壁
パネルと扉パネルの上、下端面を揃えて、意匠感
を向上させると共に、製造工程や装置の共通化、
同一部材の共用化等による壁部材の生産性向上を
可能にせんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の課題を解決するために、冒頭
に述べた壁部材において、壁パネルと扉パネルの
上下寸法を等しくすると共に、壁パネルの上、下
端面と対向する上枠の下面及び下枠の上面に、扉
パネルの上、下端面と上枠の下面及び下枠の上面
との間に各々形成された隙間に相当する高さの突
出部を一体成形したことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、犬等を飼うための鋼板製のペツトハ
ウスを示し、このペツトハウスの前面の壁部材に
本考案が適用される。
即ち、第2図、第3図に示す如く、互いに平行
をなす上枠1と下枠2の間に、同一形状の、つま
り、上下寸法や左右寸法が等しく且つ上半部に格
子を有する同一デザインとされた固定(嵌め殺
し)の壁パネル3と蝶番4により縦軸芯周りで揺
動自在に支持された扉パネル5とを並設し、壁パ
ネル3の上、下端面と対向する上枠1の下面及び
下枠2の上面に、扉パネル5の上、下端面と上枠
1の下面及び下枠2の上面との間に各々形成され
た隙間S,Sに相当する高さの突出部6,7をプ
レス加工により一体成形してある。
壁パネル3と上枠1及び下枠2とは、突出部
6,7における適所において溶接により固着さ
れ、扉パネル5は上枠1、下枠2間に位置させて
側壁パネル8の前端から略L型に折曲した前端折
曲部8aに蝶番4にて枢着されている。
突出部6,7は、壁パネル3の左右寸法内にお
いて、左右方向適当間隔おきに複数個ずつ独立的
に設けたものであつてもよいが、この実施例で
は、左右方向に連続した1本のリブ状の細長い形
状にしてある。また、突出部6,7の長手方向両
端近傍位置には、小突起6a……,7a……が膨
出されており、これらの小突起6a……,7a…
…は、壁パネル3の上下の端面板部3a……の左
右方向端部近傍に設けられた小孔3b……に嵌入
している。これは、壁パネル3と上枠1及び下枠
2との溶接に先立つて、小突起6a……,7a…
…と小孔3b……を嵌合し、位置決めを行なうよ
うに工夫したものである。尚、小孔3b……とし
ては、塗装工程において、壁パネル3を吊下げ支
持するために設けた小孔をそのまま利用できる。
前記上枠1は、第3図、第4図に示す如く、前
述した突出部6を形成した板部1aと、その外端
から上方へ折れ曲つた垂直板部1bと、その上端
から内方へ折れ曲つた折曲板部1cと、前記板部
1aの内端から下方へ直角に折れ曲つた垂下り板
部1dと、その下端から内方へ折れ曲つた水平板
部1eと、その内端から上方へ折れ曲つた折曲板
部1fとを有している。
また、前記下枠2は、前述した突出部7を形成
した板部2aと、その外端から下方へ折れ曲つた
垂直板部2bと、その下端から内方へ折れ曲つた
折曲板部2cと、前記板部2aの内端から上方へ
直角に折れ曲つた立上り板部2dと、その上端か
ら内方へ折れ曲つた水平板部2eと、その内端か
ら下方へ折れ曲つた折曲板部2fと、その下端か
ら内方へ折れ曲つた水平板部2gと、その内端か
ら下方へ折れ曲つた折曲板部2hとを有してい
る。
そして、上枠1の前記垂下り板部1d及び下枠
2の前記立上り板部2bは、扉パネル5の内方へ
の揺動を制限する戸当りとしての役目と、前記突
出部6,7が壁パネル3の全幅にわたつて連続し
ていなくても、壁パネル3の端面板部3a……と
上枠1及び下枠2の板部1a,2aとの間から内
方が見えないように目隠しする役目とを果たすよ
うに構成されている。また、下枠2の前記水平板
部2gは、すの子状をなす木製の床板10の前縁
部を支持すべく構成されている。
前記上枠1と側壁パネル8の前端折曲部8aと
は、上枠1の板部1a及び垂直板部1bを前端折
曲部8aの上端に設けた切欠11aに挿通載置さ
せた状態で、前記垂直板部1bの背面にカシメ止
め等の手段により固着されているナツト12にボ
ルト13をねじ込むことにより連結されている。
また、下枠2と側壁パネル8の前端折曲部8a
とは、下枠2の板部2a、垂直板部2b、折曲板
部2cを前端折曲部8aの下端近傍部に設けた切
欠11bに挿通載置させた状態で、前記垂直板部
2bの裏面に同様な手段にて固着されたナツト1
4にボルト15をねじ込むことにより連結されて
いる。尚、第4図では左側のみ図示したが、上、
上枠1,2と側壁パネル8の前端折曲部8aとの
連結部は左右共に同一構造である。
そして、側壁パネル8の内面の適当位置には、
第3図、第5図に示す如く、断面略〓形の支持板
16a……が溶接にて固着され、これらの支持板
16aで下枠2の前記折曲板部2hを支持してい
る。これは、床板10から下枠2の水平板部2g
に加わる鉛直荷重を、ボルト15や切欠11bの
縁部だけでなく、支持板16aによつても分散し
て支持することにより、下枠2の変形を防止でき
るように工夫したものである。9は屋根である。
尚、第3図、第5図に示すように、背壁パネル
17の下端に断面略コ字状の屈曲部17aを形成
してこの屈曲部17aにて前記床板10の後縁部
を支持すべく構成すると共に、側壁パネル8の内
面の後端近傍位置にも前記支持板16aと同様な
支持板16bを溶接固着して、これらにより前記
屈曲部17aの両端部を支持すべく構成されてい
る。図示の支持板16a,16bは、いずれも下
縁を側壁パネル8の下縁と合致させて、荷重を直
接地面に伝え得るように構成されているが、支持
板16a,16bの下縁を側壁パネル8の下縁よ
りも上方に配置して、荷重が支持板16a,16
bから側壁パネル8を経て地面に伝わるように構
成してもよい。前記実施例においては、壁パネル
3と上枠1及び下枠2とを溶接により固着してい
るが、ビス等の固定具を介して固着するようにす
れば、メーカー、ユーザーのいずれにも簡単に組
み立てることができ、且つ、この場合には材料と
して塗装鋼板を用いることができる。
また、上記の実施例では、壁パネル3と扉パネ
ル5とを、それらの側端面同士が直接対向した状
態に並設したが、第6図に示す如く、間柱18を
はさんで相対向する状態に並設してもよい。図示
しないが、壁パネル3の左右両側に間柱18又は
間柱18と隅柱等とが位置する場合、壁パネル3
はこれらの柱に溶接・ビス止め等にて固着し、上
枠1及び下枠2に対しては単に当接させるだけで
もよい。また、扉パネル5は、上枠1、下枠2に
ピボツトヒンジ等を用いて枢着してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなり、壁パネルと
扉パネルの上下寸法を等しくすると共に、壁パネ
ルの上、下端面と対向する上枠の下面及び下枠の
上面に、扉パネルの上、下端面と上枠の下面及び
下枠の上面との間に形成される隙間に相当する高
さの突出部を一体成形してあるため、扉パネルの
上下に揺動開閉に必要な隙間を確保し乍らも、壁
パネルと扉パネルの上、下端面を揃えることがで
き、意匠感を向上し得るのである。
しかも、壁パネルと扉パネルの上下寸法が等し
いため、製造工程ないしは、製造装置の共通化が
可能であり、殊に、実施例の様に壁パネル及び扉
パネルを同一形状、同一デザインとすることによ
つて、同一部材を壁パネルと扉パネルに共用でき
ることになり、生産性の向上を図り得るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る壁部材を用いたペツトハ
ウスの斜視図、第2図は要部の正面図、第3図は
要部の一部切欠縦断側面図、第4図及び第5図は
要部の一部切欠斜視図、第6図は本考案の別実施
例を示す正面図である。第7図は従来例の説明図
である。 1……上枠、2……下枠、3……壁パネル、5
……扉パネル、6,7……突出部、S……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枠と下枠の間に、固定の壁パネルと縦軸芯周
    りで揺動開閉自材な扉パネルとを並設した壁部材
    において、壁パネルと扉パネルの上下寸法を等し
    くすると共に、壁パネルの上、下端面と対向する
    上枠の下面及び下枠の上面に、扉パネルの上、下
    端面と上枠の下面及び下枠の上面との間に各々形
    成された隙間に相当する高さの突出部を一体成形
    したことを特徴とする壁部材。
JP14178684U 1984-09-18 1984-09-18 Expired JPH0427327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14178684U JPH0427327Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6156404U JPS6156404U (ja) 1986-04-16
JPH0427327Y2 true JPH0427327Y2 (ja) 1992-06-30

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