JPH04270905A - 2次元光点位置検出装置 - Google Patents

2次元光点位置検出装置

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JPH04270905A
JPH04270905A JP3032998A JP3299891A JPH04270905A JP H04270905 A JPH04270905 A JP H04270905A JP 3032998 A JP3032998 A JP 3032998A JP 3299891 A JP3299891 A JP 3299891A JP H04270905 A JPH04270905 A JP H04270905A
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JP
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signal
light
light spot
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signals
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JP3032998A
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English (en)
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Toru Iwane
透 岩根
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元の光点位置を検
出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ2次元位置検出センサー、たと
えば、PSD(Posion−Sensing−Det
ector)は位置に対する特性を持っており、一例と
して図2に示す如く碁盤目を変形させたような特性を有
している。これをそのまま、位置検出に使用するには、
不適当であった。つまり、比較測定で、ある点は別のあ
る点より遠いとか、点のある方向とか、おおよその測定
はできるのであるが、実際にどこにあるかとなると信頼
性に乏しい出力しか得られない。
【0003】また、アナログ2次元位置検出センサーの
分解能が、デジタル2次元位置検出センサーのそれより
も、はるかに高いだけに、この欠点を有することは非常
な残念なことである。ちなみに、デジタル2次元位置検
出センサーであるCCD撮像素子の分解能は、1画素の
大きさで決まり,およそ10ミクロン強であるのに対し
て、アナログ2次元位置検出センサーの分解能は、その
後段の増幅装置さえうまく構成してやれば0.01ミク
ロン以下である。
【0004】光点位置検出の性能をこの両者で比較する
と、光点を精密に2次元位置測定する目的においては、
CCD撮像素子を使えば信頼性の高い位置検出装置が簡
単に構成できるが、余りにも分解能がなさすぎるし、ア
ナログ素子では絶対位置出力とはいえず、信頼に足りな
いといえる。実際、精密な光点位置測定の要請がなされ
たとき、従来のとられる方法はつぎのようなものであっ
た。すなわち、光点を点ではなく、例えば、スリット光
を利用することにより直交する2つの直線の形状として
おき、この光束を2つにわけ、分解能が数ミクロン程度
の1次元CCD素子2つにそれぞれ投射して素子の位置
を検出し、この各1次元データを2次元データとして再
構成するといった手段であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き、従来技術
においては、入射光の形状に制限があって測定装置にこ
れを利用する場合においては、構造的なフレキシビリテ
ィがなさすぎるという問題点があった。また、光点の2
次元位置の検出は、各種の測定において重大な要素とな
り得るにも拘わらず、構造が簡単で、精密な測定が可能
で、機動性に富む光点位置検出装置はなかったのである
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、2次
元位置における光点測定を精度良く行えると共に、構造
簡単な2次元光点位置検出装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的のために本発
明では、被測定物からの測定光を受光面で受光すると共
に、その受光点に対応するそれぞれの信号を出力する複
数の端子を備えた光位置検出センサーと、前記複数端子
からのそれぞれの信号を処理してデジタル信号で出力す
る信号処理手段と、前記光位置検出センサーの特性を補
正するためのデータを格納する補正データ用メモリと、
前記デジタル信号を入力すると共に前記補正するための
データを入力せしめ、前記受光面における前記受光点の
絶対位置を演算する演算手段とを有することを課題解決
の手段とするものである。
【0008】
【作用】本発明においては、アナログ位置検出センサー
によって、光点位置の検出を行い、その後段の信号出力
装置によって検出データの処理をなし、その出力信号を
演算処理装置に出力すると、演算処理装置は出力信号を
受けて予め補正用データが格納されている補正データ用
メモリから補正用データ信号を入力せしめ、このデータ
信号と近傍の前記出力信号の参照ポイントを探し出し、
これを演算することによって光点の絶対位置を検出する
ようにしたので、アナログ2次元センサーの持つ欠点で
ある位置に対する特性を除去することができるので、精
度の高い光点位置の検出ができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1を参照して説明
する。まず光点位置を検出する素子として、PSD1と
呼ばれる素子を使用する。この素子は、受光面における
光点の位置に対応したそれぞれの電気信号を出力する4
端子を備えており、その4端子からの出力電流が発生さ
せることで、生データである光点位置をこの出力電流強
度の比例配分で演算することによって簡単に求めること
ができる。
【0010】(各信号をi1 ,i2 ,i3 ,i4
 とすると、位置x,yは       x=(i1 +i2 )/(i1 +i2
 +i3 +i4 )          1    
  y=(i1 +i3 )/(i1 +i2 +i3
 +i4 )          2で表すことができ
る。)また、光点の形状を正方形に限定してもかまわな
ければ、入手性のよい4分割素子を使用して、その各部
分の信号強度の比例配分からでも同じような位置信号を
検出することができる。この後段に電流電圧変換器およ
び電圧増幅回路2をおいて、信号を処理に適当なおおき
さまで増幅する。この増幅した信号をアナログデジタル
変換装置5を通じてデジタル化するのである。すなわち
、各4端子の出力を一つのアナログデジタル変換装置で
変換する場合には、あらかじめ各信号を市販されている
アナログトラック&ホールド装置3で、光の投射される
タイミングに合わせて同時にホールドする。その後段で
選択スイッチ4によって各端子の出力を選択し、そのア
ナログ信号をアナログデジタル変換装置5でデジタル信
号に変換し、演算処理装置6におくる。また、精密に測
定するためには、光が投射されていないタイミングでも
う一度測定をおこない、先の信号から対応するものを各
々減算すると、回路で発生した誤差と、バックグランド
光の影響を取り除くことができる。
【0011】           ik=ilk−idk     
                         
    3ik :k番目の端子のバックグランドを除
いた信号出力ilk:k番目の端子の光を入れたときの
信号idk:k番目の端子のバックグランド信号こうし
て減算して得られたデータを1、2式に示された演算を
、演算処理装置6でおこなってやれば、生の分解能の高
い位置データを得ることができる。
【0012】さて、この様に生のデータが得られたら、
このデータの補正をおこなう。光点検出素子(PSD)
の補正をするためのデータは図3に示す如く、幅dでN
×Nメッシュに対応するカラム点のデータとして補正メ
モリにあらかじめ入っている。これについては後で述べ
る。補正データはメモリ上に配列されていて、生データ
をこれと比較しながらどのカラムに入っているかを調べ
る。まずx方向について調べる。配列上X0mからX1
mとx軸に沿って、y軸についてセンサーの中央の位置
でデータを比較し、まずxについて、仮のカラム番号を
決める。mはセンサーの中央線とする。これで定まった
x方向にj番目であることを代入して、yj0からyj
1と順番にy方向を走査しカラムを決める。さらに、も
う一度x方向についてyの値を代入しておこない。xの
正解値を探る。こうした走査をxyについて収束するま
でおこなう。これでカラムが決まる。カラムが決まった
ら、カラムの中で位置を比例等の方法で決める。演算装
置が十分に高速であれば、配列をスプライン関数で補完
して、これから、絶対位置を求めれば最善である。演算
速度に限界があり、簡単な演算が求められている場合に
は、次のような演算法が考えられる。図4で示すように
光点位置がi、j番目の配列で求められたとき、これは
pij,pi+1j,pij+1,pi+1j+1のポ
イントで囲まれたカラムの中に存在することになる。光
点をpとして、次のように比例の値を出す。これらの要
素の座標をxyで表して、          s1 
=(x−xij)/(xi+1j−xij)     
         4          s2 =(
x−xij+1)/(xi+1j+1−xij+1) 
       5          t1 =(y−
yij)/(yij+1−yij)         
     6          t2 =(y−yi
+1j)/(yi+1j+1−yi+1j)     
   7以上で示したような比例の値をとる。これから
さらに比例配分をとって           s=t1 s2 +(1−t1 
)s1                     8
          t=st2 +(1−s)t1 
                        9
をえる。
【0013】こうすれば、2次の微小数に近いところま
で誤差を減らした、s,tが得られる。カラムの大きさ
をdとすると、絶対位置X,Yは次の式でもとめられる
。           X=(i+s)d       
                         
10          Y=(j+t)d     
                         
  11さて,ここで述べておかねばならないのは補正
データである。図5に示す如く、このデータは信号入出
力装置8もしくは信号処理装置9を加えた装置全体13
をXYステージ14に載置し、前記装置13のPSD1
2に光源を含む光学系11によって光点の照射がなされ
る。この状態でXYステージ14をXY方向に送りなが
ら、このデータをとってゆく。これを指定された配列に
並べ、メモリに格納する。格納するメモリとしては、R
OMを考えるのもよい。これに書き込んだ上で、演算処
理装置9に載せ替えれば、測定の系を補正データ入力系
とわけて独立の装置とすることができる。
【0014】次に上述の如く、構成された装置の動作に
ついて、まとめの説明をする。光がPSD1に投射され
ると、この素子は、その各端子から、投射された位置に
対応する信号を出力する。この信号は、電流電圧変換器
、電圧増幅回路を通して、処理可能な強さのアナログ電
圧信号となる。このアナログ電圧信号は、アナログトラ
ック&ホールド装置3、各端子の選択スイッチ4を介し
てアナログデジタル変換装置によって演算処理装置6で
処理可能なようにデジタル信号とされる。この信号は信
号処理装置9に送られる。
【0015】さて、この信号を絶対位置データに変換す
る過程を述べる前に、前段階処理として、補正用データ
を得ておくことを述べる必要がある。図5に示す如く、
信号入出力装置8もしくは信号処理装置9を加えた装置
全体13をXYステージ14等の位置を正確に規定でき
る装置の上に載置して、PSD12上の所望の位置に光
点が投射されるように光源を含む光学系1を配置する。 この移動装置を動かし、ある参照点に光を持ってくる。 ここで信号入出力装置8からの信号を得て、メモリへ格
納する。この操作を光センサー上に想定したN×Nない
しはN×Mの矩形のメッシュで規定された各点(メッシ
ュの交点)についておこなう。この各点に対応するN2
 または、NM個の、XY方向のデータを、信号入出力
装置8から出力させ、信号処理装置9の補正データ用メ
モリ7内へ補正データとして格納する。この操作は本発
明の装置を組立てる前におこなっておく。ここで、ふた
たび光点出力の作用を述べる。信号入出力装置8から信
号を得た信号処理装置9は、補正データ用メモリ7から
入力された信号と近傍する前記デジタル信号の参照ポイ
ントを探しだし、これを演算することによって光点の絶
対位置を検出する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光点位置
を、高精度にかつ正確に2次元で決めることができる。 光学式の測定器は、光の位置的な変化を見て計測する装
置がもっとも、一般的なものということができるから、
構造を単純化した計測装置を製作する事が容易となる利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明による装置の一実施例のブロック図
【図2】  アナログ光点位置検出装置の特性の一例
を示す図、
【図3】  PSD上のメッシュを説明する図、
【図4
】  比例計算のための光点が入っているカラムを説明
する図、
【図5】  補正データ入力装置を説明する概略斜視図
である。
【主要部品の符号の説明】
1:PSD 2:電流電圧変換器及び電圧増幅回路 3:アナログトラック&ホールド装置 4:選択スイッチ 5:アナログデジタル変換装置 6:演算処理装置 7:補正データ用メモリ 8:信号入出力装置 9:信号処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物からの測定光を受光面で受光する
    と共に、その受光点に対応するそれぞれの信号を出力す
    る複数の端子を備えた光位置検出センサーと、前記複数
    端子からのそれぞれの信号を処理してデジタル信号で出
    力する信号処理手段と、前記光位置検出センサーの特性
    を補正するためのデータを格納する補正データ用メモリ
    と、前記デジタル信号を入力すると共に前記補正するた
    めのデータを入力せしめ、前記受光面における前記受光
    点の絶対位置を演算する演算手段とを有することを特徴
    とする2次元光点位置検出装置。
JP3032998A 1991-02-27 1991-02-27 2次元光点位置検出装置 Pending JPH04270905A (ja)

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JP3032998A JPH04270905A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 2次元光点位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3032998A JPH04270905A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 2次元光点位置検出装置

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JPH04270905A true JPH04270905A (ja) 1992-09-28

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ID=12374523

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JP3032998A Pending JPH04270905A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 2次元光点位置検出装置

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