JPH04268134A - 室内プール施設の空調システム及び排気装置 - Google Patents

室内プール施設の空調システム及び排気装置

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JPH04268134A
JPH04268134A JP2706291A JP2706291A JPH04268134A JP H04268134 A JPH04268134 A JP H04268134A JP 2706291 A JP2706291 A JP 2706291A JP 2706291 A JP2706291 A JP 2706291A JP H04268134 A JPH04268134 A JP H04268134A
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JP
Japan
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pool
exhaust
air
indoor
facility
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JP2706291A
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Makoto Izawa
伊沢 信
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Hazama Ando Corp
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Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内プール施設におけ
る適切な室内環境を維持するための室内プール施設の空
調システム及び排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の室内プール施設では、室内環境条
件を適切にするために、例えば室内の設定温度を30℃
前後として、室内空調が計画管理されている。このよう
な空調システムでは、外気を取り入れる給気手段と、取
り入れた外気を加温するための暖房手段と、室内換気を
行うための排気手段とを備え、冬期では取り入れた新鮮
空気を暖房手段により加熱、送風するとともに排気手段
で排気し、一方、夏期では給気手段と排気手段とによる
換気のみを行ない、室温は外気そのものを利用すること
により室内空調を行う。
【0003】図3はこのような室内プール施設の空調シ
ステムの従来例を示す。これによれば、冬期では、外気
Aを給気ファン1により吸い込み、これを暖房手段であ
る加熱用コイル2で加熱した後室内3に送出し、さらに
排気ファン4によって室外に排気している。一方、夏期
では、給気ファン1および排気ファン4による換気のみ
が行われる。
【0004】また、図4は空調システムの他の従来例を
示し、これが給気ファン1および加熱用コイル2を有す
る空調機5と、この空調機5が室内3へ送出した空気を
再び空調機の入口側へ戻すリターンダクト6とを備えて
いる。これによれば、空調機5へ外気を取り入れ、冬期
はこれを加熱コイル2で加熱し、リターンダクト6にて
その加熱した空気の過半分をプール表面からの水蒸気を
伴って還流させ、残る一部の空気は排気ファン4により
室外へ放出している。また、夏期は給気ファン1のみを
作動して、室内へ送風のみを行い、リターンダクト6に
て過半分の空気を還流させ、残る一部は排気ファン4に
より室外へ排気させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
室内プール施設の空調システムは以上のように構成され
、室外から取り入れられる外気の湿度の制御及びプール
表面からの水蒸気の除去について特別の配慮が全くなさ
れていないため、室温は保持されるものの室内は高温多
湿状態となり、このため、室内の壁面に結露が発生し、
この結露によりかびが発生して不衛生になるほか、施設
の維持管理上好ましくないなどの課題があった。また、
プールからの蒸発水により室内にはプール滅菌用の塩素
臭その他の臭気が発生し、使用者に不快感を与えるとい
う課題があった。さらに、室内が高温多湿なため、他の
娯楽施設、例えば、レストランや居間等をプールサイド
に設けて、これらを併存させることはできなかった。
【0006】そこで、本発明は上記のような従来の課題
に着目してなされたものであり、室温のみならず室内の
湿度をも制御することにより、快適で衛生的な室内環境
を確保できるとともに、施設の維持管理が容易な室内プ
ール施設の空調システムを提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、プール表面からの水蒸気
を効率良く除去することのできる室内プール施設の排気
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨は、所定の湿度を有
する外気を、プールサイド床面より上方に設置した吹出
手段からプール周囲に向けて吹き出すことにより室内に
導入し、さらに、導入した前記外気を、プールからの蒸
発水とともにプール周囲に設けた排気手段により排出す
ることからなる室内プール施設の空調システムにある。
【0009】また、本発明の他の要旨は、プール外周の
オーバーフロー溝において開口する排気口と排気ダクト
を介して前記排気口と連通する排気ファンとを備えたこ
とを特徴とする室内プール施設の排気装置にある。
【0010】ここで、プールサイド床面より上方に設置
した吹出手段とは、例えば、室内の側壁、仕切壁、柱、
天井等に設けた吹き出し口をいう。
【0011】また、プール周囲とは、プールの表面及び
外周の他、例えばプールサイドやプールサイド床面から
突出配置した各種設備等を含む領域をいう。
【0012】
【作用】本発明の室内プール施設の空調システムで、取
り込む外気の湿度を制御し、これを、例えば室内プール
施設の側壁に設けた吹出手段からプール表面に向けて吹
き出す。吹き出された外気は、上昇することなくプール
の外周やプールサイド床面等に設けた排気手段に向って
流れるとともに、プール表面から蒸発する水蒸気を伴っ
て、前記排気手段から排出される。
【0013】また、本発明の室内プール施設の排気装置
は、プール周囲のオーバーフロー溝に設けた排気口から
、プール表面から蒸発する水蒸気を上昇させることなく
排気ファンにより強制排出する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、Aは外気、11は外気Aを取り入れ
て空調用に処理する外気処理空調機、12は外気Aを取
り入れる給気ファン、13は外気の除湿を行う除湿コイ
ル、14は外気を加熱する加熱コイルである。15は室
内プール施設の壁面または壁内などに配置されたサプラ
イダクトで、一端が外気処理空調機11の加熱コイル1
4下流に接続され、他端部は側壁等に沿って配設され、
プールサイド16の上方において分岐して例えば側壁か
ら室内に臨み、その先端には吹出しノズル17が取り付
けられている。このとき、この吹出しノズル17は室内
プール18の水面19側に指向されている。20はプー
ルサイド16の床面に設置された複数の排気口で、この
排気口20には排気ダクト21を介して排気ファン22
が接続されている。23は室内プール外周に、例えば2
mの間隔で設けられた複数の排気口で、これらの排気口
23には排気ダクト24を介して排気ファン25が接続
されている。また、この排気口23は、図2に示すよう
に、室内プール18の周囲に設けられたオーバフロー溝
26の内部に設けられ、また、オーバフローする水が排
気口23に流入し、これが排気ダクト24及び排気ファ
ン25に流れるのを防止するために、排気口23の下部
に水抜きパイプ27が接続されている。
【0015】次に動作について説明する。まず、外気処
理空調機11は、給気ファン12によって外気Aを吸入
し、この吸入した外気を必要に応じて除湿コイル13に
より除湿し、一定値、例えば60%以下の一定の湿度に
する。次に、この除湿した外気を加熱コイル14により
、例えば30〜33℃に加熱昇温し、サプライダクト1
5へ送出する。さらに、この送出された適温の除湿空気
を、吹出しノズル17から室内プール18の室内へ、例
えば吹出速度6〜8m/sで吹出す。この空気の吹出し
方向は室内プール18の水面に向かう方向であり、室内
の全体(居住域)を除湿した空気で空調するとともに、
水面から蒸発する水蒸気を室内の上方へ上昇させずに、
プールサイド16付近や水面付近に滞留させる。一方、
そのプールサイド16の床面および室内プール18周囲
のオーバフロー溝26内には排気口20,23が臨んで
おり、各排気ファン22,25による排気吸引力が作用
しているので、上記床面および水面付近に滞留した水蒸
気はその排気口20,23から各排気ダクト21,24
を通じて室外へ強制排出される。この結果、室内プール
施設が、所定温度、所定湿度の快適な室内環境条件を保
持する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の室内プール施設
の空調システムによれば、所定の湿度を有する外気を、
プール周囲に設けた排気手段によりプール表面から蒸発
する水蒸気とともに、該水蒸気を上昇させることなく排
出するので、室内プール施設を所定温度、所定湿度に保
つことにより、室内を快適かつ衛生的な環境に保持でき
るとともに、室内プール施設の維持管理が容易になる。
【0017】また、従来の室内プール施設の湿度が高か
ったため、併存させることができなかったレストランや
居間等の他の居住施設をプールサイド等に併存させるこ
とにより、より快適な娯楽空間を提供することができる
【0018】さらに、本発明の室内プール施設の排気装
置では、プール表面の近傍に排気口が設けられるので、
プール表面からの水蒸気を効率良く除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室内プール施設の空調システムの一例
を示す構成図である。
【図2】本発明の室内プール施設の排気装置の一例を示
す概略断面図である。
【図3】従来の室内プール施設の空調システムを示す構
成図である。
【図4】室内プール施設の空調システムの、他の従来例
を示す構成図である。
【符号の説明】
11  外気処理空調機 13  除湿手段 14  加熱手段 16  プールサイド 17  吹出しノズル 18  室内プール 20  排気口 22  排気ファン 23  排気口 25  排気ファン 26  オーバフロー溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の湿度を有する外気を、プールサ
    イド床面より上方に設置した吹出手段からプール周囲に
    向けて吹き出すことにより室内に導入し、さらに、導入
    した前記外気を、プールからの蒸発水とともにプール周
    囲に設けた排気手段により排出することからなる室内プ
    ール施設の空調システム。
  2. 【請求項2】  プール外周のオーバーフロー溝におい
    て開口する排気口と排気ダクトを介して前記排気口と連
    通する排気ファンとを備えたことを特徴とする室内プー
    ル施設の排気装置。
JP2706291A 1991-02-21 1991-02-21 室内プール施設の空調システム及び排気装置 Expired - Lifetime JPH07117253B2 (ja)

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JPH04268134A true JPH04268134A (ja) 1992-09-24
JPH07117253B2 JPH07117253B2 (ja) 1995-12-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002013787A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Yamaha Motor Co Ltd プール施設及びその温度調節システム
JP2014114584A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Kajima Corp アシカ等のショー施設とコンサートステージを兼ね備える多目的施設

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002013787A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Yamaha Motor Co Ltd プール施設及びその温度調節システム
JP2014114584A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Kajima Corp アシカ等のショー施設とコンサートステージを兼ね備える多目的施設

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