JPH0424807B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0424807B2
JPH0424807B2 JP15937384A JP15937384A JPH0424807B2 JP H0424807 B2 JPH0424807 B2 JP H0424807B2 JP 15937384 A JP15937384 A JP 15937384A JP 15937384 A JP15937384 A JP 15937384A JP H0424807 B2 JPH0424807 B2 JP H0424807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
corrugated
manufacturing
metal sheet
seam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15937384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6139420A (ja
Inventor
Yoshihisa Asada
Tsutomu Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP15937384A priority Critical patent/JPS6139420A/ja
Publication of JPS6139420A publication Critical patent/JPS6139420A/ja
Publication of JPH0424807B2 publication Critical patent/JPH0424807B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、可撓性を有する管路気中ケーブルの
製造方法に係り、特にシース溶接時に生じる粉塵
のケーブル内への侵入防止技術に関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
大電力送電用ケーブルとして、撚線導体を波付
き導体内に収納し、その外周に穴あき円盤状の絶
縁スペーサを介して波付きシースを被せ、その波
付きシース内に絶縁性ガスを封入してなるフレキ
シブル管路気中ケーブルが公知である。
従来、このようなフレキシブル管路気中ケーブ
ルを製造するには、まず撚線導体を収納した長尺
の波付き導体を製造し、その波付き導体上に二つ
割の円盤状絶縁スペーサを所定間隔毎に取り付
け、しかる後その外周にアルミニウムまたはステ
ンレス等の金属シートを縦沿えしてフオーミング
装置で円筒形に丸め成形し、この合わせ目を気密
に溶接してから、波付け加工して波付きシースを
形成するようにしている。
しかしこのような製造方法では、シース溶接時
に生じる溶接スパツタ等の粉塵がシース内に侵入
し、これが絶縁性能に悪影響を及ぼすという問題
がある。また、シース溶接のためのアークが絶縁
スペーサに触れて絶縁スペーサを溶損し、絶縁ス
ペーサの機能を劣化させるという問題もある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解
決するため、長尺の波付き導体上に所定間隔毎に
絶縁スペーサを取り付け、その外周に金属シート
をその合わせ目が上になるように縦沿え丸め成形
し、その合わせ目を溶接した後、波付け加工して
波付きシースを形成するフレキシブル管路気中ケ
ーブルの製造方法において、上記合わせ目の下
に、溶接部から生じる粉塵を受ける粉塵受けを設
置したことを特徴とするものである。
このようにすると、溶接時に発生する粉塵は粉
塵受けで受け止められるため、シース内に侵入す
ることがなくなり、また溶接アークもこの粉塵受
けに遮られて絶縁スペーサに達することがなくな
る。
〔実施例〕
第1図およ第2図は本発明の製造方法の一実施
例を示す。
図において、11は長尺の波付き導体で、その
中には撚線導体(図示せず)が収納され、またそ
の外周には長手方向に所定間隔毎に円盤状の絶縁
スペーサ12が取り付けられている。この絶縁ス
ペーサ12は二つ割型で、波付き導体11を挟み
付けるようにして取り付けられる。このような絶
縁スペーサ12付き波付き導体11と共に、その
下側にはシース用の金属シート13が縦沿え供給
される。この金属シート13はフオーミング装置
14に入り、そこで絶縁スペーサ12のまわりに
円筒形に丸め成形される。丸め成形された金属シ
ート13はその合わせ目Aを溶接トーチ15によ
つて溶接され、筒体16となる。この筒体16は
波付け機17に入り、そこで波付け加工されて波
付きシース18となる。以上で絶縁性ガスの封入
前のフレキシブル管路気中ケーブルが出来上が
る。
本発明は、このようなフレキシブル管路気中ケ
ーブルの製造方法において、金属シート13の合
わせ目Aの下側に、粉塵受け19を設置し、溶接
によつて生じる粉塵20が筒体16内に入らない
ようにしたものである。筒体16の直径は、波付
け加工する都合上、絶縁スペーサ13の外径より
かなり大きくなつているため、合わせ目Aの下側
には粉塵受け19を設置できる程度の十分な空隙
がある。粉塵受け19はこの空隙内にフオーミン
グ装置14側から差し込むことにより設置され
る。この粉塵受け19は樋形をしており、その両
側縁には、丸め成形された金属シート13の内面
に接するシール材21が取り付けられている。シ
ール材21は溶接スパツタ等の粉塵20の飛散を
より確実に防止するためのものである。粉塵受け
19は金属または耐熱性プラスチツク等で作成
し、シール材21はフエルト等で作成するとよ
い。
第3図は本発明の他の実施例を示す。この実施
例では、樋形の粉塵受け19の両側縁にローラー
22を取り付けて、丸め成形された金属シート1
3との接触抵抗を少なくしている。ローラー22
の外側にはそれぞれシール材21が設けられてい
るが、このシール材21は弾性のあるシートを湾
曲させて金属シート13の内面に軽く接触するよ
うにしたものである。なお、シール材21の内面
に粘着剤を塗布しておけば、そこに粉塵が粘着す
るようになるので、粉塵の飛散防止効果が高ま
る。
第4図は本発明のさらに他の実施例を示す。こ
の実施例では、粉塵受け19が管状体により構成
されており、この管状体は溶接位置に対向する部
分に開口23を形成し先端を封止したものであ
る。この粉塵受け19はその基部を位置調節装置
24に支持されており、前後、左右、上下方向の
位置調整が可能になつている。また、この粉塵受
け19は吸引ポンプ25に接続されており、開口
23から常に大気を吸い込むことにより、粉塵の
飛散を防止するようにしている。その他は、第1
図の実施例と同じであるので、同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、丸め成形
した金属シートの合わせ目の下側に粉塵受けを設
置したので、溶接部から生じる溶接スパツタ等の
粉塵がシース内に侵入するのを防止することがで
きると共に、溶接アークが粉塵受けによつて遮断
され絶縁スペーサの溶損も防止できる。したがつ
て絶縁信頼性の高いフレキシブル管路気中ケーブ
ルを製造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の一実施例を示す側
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は本発明の他の実施例を示す要部の横断面図、第
4図は本発明のさらに他の実施例を示す要部の一
部切開斜視図である。 11〜波付き導体、12〜絶縁スペーサ、13
〜金属シート、14〜フオーミング装置、15〜
溶接トーチ、17〜波付け機、18〜波付きシー
ス、19〜粉塵受け、20〜粉塵、21〜シール
材、23〜開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長尺の波付き導体上に所定間隔毎に絶縁スペ
    ーサを取り付け、その外周に金属シートをその合
    わせ目が上になるように縦沿え丸め成形し、その
    合わせ目を溶接した後、波付け加工して波付きシ
    ースを形成するフレキシブル管路気中ケーブルの
    製造方法において、上記合わせ目の下に、溶接部
    から生じる粉塵を受ける粉塵受けを設置したこと
    を特徴とするフレキシブル管路気中ケーブルの製
    造方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の製造方法であつ
    て、上記粉塵受けは樋形であり、その両側縁には
    丸め成形された金属シートの内面に接するシール
    材が取り付けられているもの。 3 特許請求の範囲第1項記載の製造方法であつ
    て、上記粉塵受けは管状体であり、上記溶接部に
    対向する開口を有するもの。
JP15937384A 1984-07-31 1984-07-31 フレキシブル管路気中ケ−ブルの製造方法 Granted JPS6139420A (ja)

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JP15937384A JPS6139420A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 フレキシブル管路気中ケ−ブルの製造方法

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JP15937384A JPS6139420A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 フレキシブル管路気中ケ−ブルの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6139420A JPS6139420A (ja) 1986-02-25
JPH0424807B2 true JPH0424807B2 (ja) 1992-04-28

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JP15937384A Granted JPS6139420A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 フレキシブル管路気中ケ−ブルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102004021394B4 (de) * 2004-04-30 2006-09-28 Wacker Construction Equipment Ag Ölstandsüberwachungssystem für Verbrennungsmotor

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Publication number Publication date
JPS6139420A (ja) 1986-02-25

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