JPH0424005A

JPH0424005A - ハンガー

Info

Publication number: JPH0424005A
Application number: JP12945890A
Authority: JP
Inventors: Michiharu Tazaki; 田崎　道晴
Original assignee: Kyoei Kogyo Co Ltd
Current assignee: Kyoei Kogyo Co Ltd
Priority date: 1990-05-19
Filing date: 1990-05-19
Publication date: 1992-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、衣服等を掛けるハンガー本体を床面等の上に
起立状に載置できるようにしたハンガーに関する。

衣服用のハンガーは、上方のフック部を掛金やパイプ等
に引掛けて使用するため、そのような掛金等が存在しな
い場所での使用は不可能であった。

また、スポーツ施設、検診センター、娯楽施設そのほか
入場者が着替をするような場所では、着用していた上着
等の他に履物等も履き替えなければならないが、通常、
衣服類はハンガーに掛け、靴等の履物は別のシューズボ
ックス等に収納するようになっているため、ハンガーと
履物が別々になり、収納場所も多く必要となり、不便で
あった。

本発明の目的は、そのような欠点を解消するよう置台に
取付けて床面等に載置しても使用できるようにし、また
置台を利用して衣服類の他に履物等も収納できるように
じたハンガーを提供することである。

本発明によれば、衣服用ハンガー本体と置台もしくは置
台兼用の収納箱を有し、該収納箱の上方にハンガー本体
が起立するよう上記ハンガー本体と置台もしくは収納箱
を支柱で連結したことを特徴とするハンガーが提供され
、上記目的が達成される。

本発明のハンガーは、下方に置台もしくは置台兼用の収
納箱を具備しているので安定状態で床面等に自立させる
ことができ、また衣服類をハンガー本体に掛け、履物類
を収納箱に入れてまとめて収納することができ、場所も
とらず、スポーツ施設等で好適に使用することができる
が、他の形態の置台を使用することもできる。

以下その詳細を図示の実施例について説明する。

図において、ハンガー本体（１）は、懸吊用フック（２
）を上方に有し、衣服類を掛けるよう肩部（３）を形成
し、該肩部には適宜の滑り止め突条（４）を設けである
。また、外側部には、バンド類やネクタイその他を掛止
めるよう外向フック（５）を設けてあり、また内側部に
もやや幅広の内向フック（６）を設けてあり、下部には
横さん（７）が形成されている。上記両側の内向フック
（６）の部分には、ゴム紐或は硬質乃至半硬質合成樹脂
材料もしくは金属材料等からなる可撓性の支持杆（８）
、　　（８）をかけ渡し設けてあり、該支持杆（８）、
（８）には網袋、布袋、合成樹脂製袋等の袋体（９）の
開口端縁（１０）（第３図）を取付けてこの袋体（９）
を支持杆（８）、（８）に支持させ、該開口端縁から衣
服類や小物類を袋体（９）に収納できるようにしである
。横さん（７，）と内向フック（６）、　　（６）は、
横さん（７）を上部に、フック（６）、（６）を下部に
設けてもよい。

上記ハンガー本体（１）の外向フック（５）の下方には
第４図の断面図に示すように、連結部（１１）を介し前
後方向に突出する係止縁（１１’）、（１１’）を有す
る杆状の取付部（１２）を形成してあり、該取付部（１
２）に適合する断面形状の支柱（１３）が該係止縁（１
１’）の下方から挿入嵌合している。取付部（１２）と
支柱（１３）は小径の管もしくは棒と大径の管の組合わ
せにより、入れ子管式に連結するようにしてもよい。図
示しないが連結部にねじ止め部を設けておけば、取付部
（１２）を伸縮してハンガー本体（１）の高さを適当に
調整することができる。

置台兼用の収納箱（１４）は、上記ハンガー本体（１）
に衣服類を掛けても転倒しないよう安定した形状に形成
されている。図において、該収納箱（１４）は、第３図
に示すように適宜形状に形成した凹部（１５）を上面に
有する上段容器（１６）と、該上段容器（１６）の下方
に連設された下段箱部（１７）で構成されている。該下
段箱部（１７）は、履物等を挿入し易いよう前後に開口
部（１８）、　　（１８）を形成してあり、下面には多
数の通孔（１９）・・・が設けられている。必要に応じ
、収納箱（１４）を１体の密閉した箱体に形成し、上面
に施錠可能の開閉蓋を設けるようにしてもよい。上記支
柱（１３）は、該収納箱（１４）の両側に形成した受部
（２０）の受孔（２１）に差し込まれ、適宜の止着具（
２２）で着脱可能に固定される。その際、上段容器（１
６）と下段箱部（１７）も共に連結される。支柱（１３
）を取外した場合などでは、必要に応じ別個連結杆で連
結するようにしてもよい。第５図は、止着具（２２）と
して押さえねじを形成した実施例であるが、該ねじの先
端にビン（２３）を設け、支柱（１３）の側面に形成し
た係止孔（２４）に係合させるようにしてもよい（第６
図）。

上記実施例において、支柱（１３）は２本設けであるが
、３本以上設けてもよく、また１本、の丈夫な支柱を中
央部等適宜の個所に設けてもよい。

なお、１本の支柱の場合には、該支柱を中心としてハン
ガー本体を回転可能に設けることもできる（図示路）。

該支柱（１３）は、種々の断面形状に形成することがで
き、板状もしくは円管状等に形成したり、上述の如く伸
縮可能に連結することもできる。

このハンガーは、−ｈ配置台兼用の収納箱（１４）に履
物等を入れて床面に起立させて使用したり、第２図鎖線
で示すようにロッカー（２５）に収納したり、支柱（１
３）を外してパイプ（２６）にハンガー本体（１）だけ
を吊下げたりすることができる。この置台兼用の収納箱
（１４）はキャスターにより容易に移動できるようにし
てもよい。

本発明は以上のように構成されているので、床面に起立
させたり、ハンガー本体（１）だけを外してパイプ等に
吊下げたり、種々の態様で使用することができ、収納場
所もとらず、また収納箱（１４）を使用した場合は履物
と衣服類等をまとめて収容でき、また不使用時は支柱を
外してそれぞれをまとめて保管することもできる等の利
点を有している。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は側面図、第３図は拡大縦断面図、第４図は第１図のＡ
−Ａ線拡大断面図、第５図および第６図はそれぞれ支柱
の受部の拡大横断面図である。（１）・・・ハンガー本体、（９）・・・袋体、（１３
）・・支柱、（１４）・・・置台。つ ′）第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハンガー本体（１）に取付部（１２）を設け、こ
の取付部（１２）を支柱（１３）を介し置台（１４）に
連結して上記ハンガー本体（１）を該置台（１４）上に
起立せしめるようにしてなるハンガー。
（２）ハンガー本体（１）と、置台兼用の収納箱（１４
）を有し、該収納箱（１４）の上方にハンガー本体（１
）が起立するよう該ハンガー本体（１）と収納箱（１４
）を支柱（１３）で連結したことを特徴とするハンガー
。
（３）上記ハンガー本体（１）と収納箱（１４）の少く
とも一方が上記支柱（１３）に着脱可能に連結されてい
る請求項２に記載のハンガー。
（４）上記収納箱（１４）が上面に凹部（１５）を有す
る上段容器（１６）と、上段容器（１６）に連設され、
履物等を収納できる下段箱部（１７）を含む請求項２に
記載のハンガー。
（５）ハンガー本体（１）の下部両側に取付部（１２）
、（１２）を設け、この取付部（１２）、（１２）の適
当個所に支持杆（８）、（８）をかけ渡し設け、これに
袋体（９）の開口縁（１０）を取付けて該袋体（９）を
上記支持杆（８）、（８）に支持せしめ、上記取付部（
１２）、（１２）を支柱（１３）を介し置台（１４）に
連結して上記ハンガー本体（１）を該置台（１４）上に
起立せしめるようにしてなるハンガー。