JPH0423895B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423895B2 JPH0423895B2 JP1384187A JP1384187A JPH0423895B2 JP H0423895 B2 JPH0423895 B2 JP H0423895B2 JP 1384187 A JP1384187 A JP 1384187A JP 1384187 A JP1384187 A JP 1384187A JP H0423895 B2 JPH0423895 B2 JP H0423895B2
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- Japan
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- temperature
- mold
- resin
- nozzle
- molten resin
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 35
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 13
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融樹脂を金型のキヤビテイ内に充
填して成形する射出成形機の成形制御方法に関す
る。
填して成形する射出成形機の成形制御方法に関す
る。
特公昭57−59060号公報に示すように、回転駆
動されるスクリユーを射出シリンダで往復動自在
として溶融樹脂をノズルより射出することで金型
のキヤビテイ内に充填する射出成形機が知られて
いる。
動されるスクリユーを射出シリンダで往復動自在
として溶融樹脂をノズルより射出することで金型
のキヤビテイ内に充填する射出成形機が知られて
いる。
このような射出成形機においては、金型温度及
び樹脂温度及び樹脂圧力等を精密かつ正確に制御
することが成形品の精密安定成形を行う上に重要
であることが知られている。
び樹脂温度及び樹脂圧力等を精密かつ正確に制御
することが成形品の精密安定成形を行う上に重要
であることが知られている。
例えば金型温度や樹脂温度が低下すれば金型の
キヤビテイ内に充填した溶融樹脂温度が低下する
ために樹脂比容積が小さくなり、正常な溶融樹脂
温度で射出成形する場合と同一の樹脂圧力で射出
成形すると正常な場合と比較して成形品が大きく
なつてしまう。
キヤビテイ内に充填した溶融樹脂温度が低下する
ために樹脂比容積が小さくなり、正常な溶融樹脂
温度で射出成形する場合と同一の樹脂圧力で射出
成形すると正常な場合と比較して成形品が大きく
なつてしまう。
そこで、金型温度あるいは樹脂温度と樹脂圧力
の相関を予め求め、実際の射出成形中の金型温度
あるいは樹脂温度を検出して樹脂圧力を制御する
ようにした成形制御方法が知られている。例え
ば、金型温度や樹脂温度の低下に見合つた分だけ
樹脂圧力を低下すべく保圧を低下するようにして
いる。
の相関を予め求め、実際の射出成形中の金型温度
あるいは樹脂温度を検出して樹脂圧力を制御する
ようにした成形制御方法が知られている。例え
ば、金型温度や樹脂温度の低下に見合つた分だけ
樹脂圧力を低下すべく保圧を低下するようにして
いる。
かかる成形制御方法は非常に面倒であると共
に、精度も悪く最適なる成形制御方法とはいい難
いものである。特に樹脂圧力を変化させると金型
内に内部応力分布が変化して成形品に不良が発生
することがあつて好ましくない。
に、精度も悪く最適なる成形制御方法とはいい難
いものである。特に樹脂圧力を変化させると金型
内に内部応力分布が変化して成形品に不良が発生
することがあつて好ましくない。
なお、金型温度、樹脂温度が変動した場合には
その温度を補正、例えば金型温度の変動分をスク
リユーのハウジングの温度を制御することによる
樹脂温度で補正することが考えられるが、このよ
うな制御ではハウジングの温度応答速度度が成形
サイクル速度に比較して相当遅いので、このよう
に成形制御することは事実上無埋である。
その温度を補正、例えば金型温度の変動分をスク
リユーのハウジングの温度を制御することによる
樹脂温度で補正することが考えられるが、このよ
うな制御ではハウジングの温度応答速度度が成形
サイクル速度に比較して相当遅いので、このよう
に成形制御することは事実上無埋である。
また、金型温度、樹脂温度を精度良く制御して
変動しないようにすれば安定成形を行うことがで
きるが、金型温度などは外気温度によつて変動す
るので、これを精度良く制御するには射出成形機
を設置した工場内室温を一定に制御せねばなら
ず、コストが非常に高くなつてしまう。
変動しないようにすれば安定成形を行うことがで
きるが、金型温度などは外気温度によつて変動す
るので、これを精度良く制御するには射出成形機
を設置した工場内室温を一定に制御せねばなら
ず、コストが非常に高くなつてしまう。
そこで、本発明は金型温度を精度良く設定温度
に制御しなくとも成形品品質を安定値に保つこと
のできる射出成形機の成形制御方法を提供するこ
とを目的とする。
に制御しなくとも成形品品質を安定値に保つこと
のできる射出成形機の成形制御方法を提供するこ
とを目的とする。
ノズルの開口面積を金型温度の変化によつて増
減制御してノズルを流通する溶融樹脂の摩擦熱を
変化してその温度を制御することで成形品品質を
一定に保つことができると共に、制御が容易でし
かも金型内部応力変化がなく、コストも安くでき
るようにしたものである。
減制御してノズルを流通する溶融樹脂の摩擦熱を
変化してその温度を制御することで成形品品質を
一定に保つことができると共に、制御が容易でし
かも金型内部応力変化がなく、コストも安くでき
るようにしたものである。
第１図に示すように、筒状のハウジング１内に
スクリユー２が摺動及び回転自在に挿入されてホ
ツパー３内の樹脂を溶融してノズル４より金型５
のキヤビテイ６内に充填するようにしてあると共
に、スクリユー２は射出シリンダ７のピストン杆
８に連結され、そのピストン杆８には油圧モータ
９で回転される駆動軸１０がスプライン嵌合して
いる。
スクリユー２が摺動及び回転自在に挿入されてホ
ツパー３内の樹脂を溶融してノズル４より金型５
のキヤビテイ６内に充填するようにしてあると共
に、スクリユー２は射出シリンダ７のピストン杆
８に連結され、そのピストン杆８には油圧モータ
９で回転される駆動軸１０がスプライン嵌合して
いる。
前記ノズル４には、その開口面積を制御する流
量制御機構、例えばノズルバルブ１１が設けら
れ、該ノズルバルブ１１はレバー１２、ロツド１
３を介してノズルバルブ駆動機構、例えば比例ソ
レノイド１４に連結し、比例ソレノイド１４に供
給する電流を制御することでノズルバルブ１１の
開度を変更でき、それによつてノズル４の開口面
積を制御するようにしてある。
量制御機構、例えばノズルバルブ１１が設けら
れ、該ノズルバルブ１１はレバー１２、ロツド１
３を介してノズルバルブ駆動機構、例えば比例ソ
レノイド１４に連結し、比例ソレノイド１４に供
給する電流を制御することでノズルバルブ１１の
開度を変更でき、それによつてノズル４の開口面
積を制御するようにしてある。
前記金型５には金型温度検出器１５が設けら
れ、この検出温度Ｔはコントローラ１６の比較器
１７に送られて基準金型温度設定器１８で設定し
た基準温度T0と比較され、その偏差値εを補正
演算器１９に送つて修正係数設定器２０に設定し
た修正係数ｋ及びノズルバルブ開度設定器２１の
設定開度Vsとによつて補正値を演算し、その補
正値が制御器２２に送られて制御電流を比例ソレ
ノイド１４に送つてノズルバルブ１１の開度を変
更するようにしてある。
れ、この検出温度Ｔはコントローラ１６の比較器
１７に送られて基準金型温度設定器１８で設定し
た基準温度T0と比較され、その偏差値εを補正
演算器１９に送つて修正係数設定器２０に設定し
た修正係数ｋ及びノズルバルブ開度設定器２１の
設定開度Vsとによつて補正値を演算し、その補
正値が制御器２２に送られて制御電流を比例ソレ
ノイド１４に送つてノズルバルブ１１の開度を変
更するようにしてある。
以下成形制御方法を説明すると、まず金型５の
温度は内蔵されたヒータなどにより設定した温度
に加熱されていると共に、ノズルバルブ１１はノ
ズルバルブ開度設定器２１で設定した設定開度
Vsとなるように制御され、射出シリンダ７の伸
長室７ａに圧油を供給し前進してスクリユー先端
部溶融樹脂を圧縮してノズル４及びノズルバルブ
１１を通つて金型５のキヤビテイ６内に射出され
るようにして通常の成形を行なう。
温度は内蔵されたヒータなどにより設定した温度
に加熱されていると共に、ノズルバルブ１１はノ
ズルバルブ開度設定器２１で設定した設定開度
Vsとなるように制御され、射出シリンダ７の伸
長室７ａに圧油を供給し前進してスクリユー先端
部溶融樹脂を圧縮してノズル４及びノズルバルブ
１１を通つて金型５のキヤビテイ６内に射出され
るようにして通常の成形を行なう。
この時、金型５の温度を金型温度検出器１５で
検出し、その検出温度Ｔが基準温度T0と等しい
時には偏差量εがゼロであるからノズルバルブ開
度は設定開度Vsとなり、検出温度Ｔが基準温度
T0より低い時には偏差量εが生じ、それによつ
て修正係数ｋにより設定開度Vsを小さくする補
正値を演算して制御量２２より比例ソレノイド１
４に開度を小さくする制御電流を送り、ノズルバ
ルブ１１の開度を小さくする。
検出し、その検出温度Ｔが基準温度T0と等しい
時には偏差量εがゼロであるからノズルバルブ開
度は設定開度Vsとなり、検出温度Ｔが基準温度
T0より低い時には偏差量εが生じ、それによつ
て修正係数ｋにより設定開度Vsを小さくする補
正値を演算して制御量２２より比例ソレノイド１
４に開度を小さくする制御電流を送り、ノズルバ
ルブ１１の開度を小さくする。
これにより、ノズル４の開口面積が減少して溶
融樹脂の流通抵抗が大きくなり、摩擦熱が大とな
つて溶融樹脂の温度が高くなり、キヤビテイ内６
の樹脂比容積が大きくなる。
融樹脂の流通抵抗が大きくなり、摩擦熱が大とな
つて溶融樹脂の温度が高くなり、キヤビテイ内６
の樹脂比容積が大きくなる。
また、検出温度が基準温度よりも高い場合には
前述と同様にしてノズルバルブ１１の開度を大き
くしてノズル４の開口面積を大きくし、溶融樹脂
の流通抵抗を小さくすることで摩擦熱を小さくし
てキヤビテイ６内の樹脂比容積を小さくする。
前述と同様にしてノズルバルブ１１の開度を大き
くしてノズル４の開口面積を大きくし、溶融樹脂
の流通抵抗を小さくすることで摩擦熱を小さくし
てキヤビテイ６内の樹脂比容積を小さくする。
金型温度の変化によつてノズル４の開口面積を
増減して溶融樹脂の摩擦熱を変化することで溶融
樹脂の温度を制御し、それによつて樹脂比容積を
一定に保とうとするので、成形品品質の連続安定
性を伴つて精密安定成形を行なうことができると
共に、溶融樹脂の圧力を制御しないから金型内部
応力分布が変化することがなく成形品不良が発生
することがなく、しかもノズル４の開口面積を変
更するだけで良いから制御が容易であると共に、
工場内室温を一定に制御する必要もないからコス
トが安いものとなる。
増減して溶融樹脂の摩擦熱を変化することで溶融
樹脂の温度を制御し、それによつて樹脂比容積を
一定に保とうとするので、成形品品質の連続安定
性を伴つて精密安定成形を行なうことができると
共に、溶融樹脂の圧力を制御しないから金型内部
応力分布が変化することがなく成形品不良が発生
することがなく、しかもノズル４の開口面積を変
更するだけで良いから制御が容易であると共に、
工場内室温を一定に制御する必要もないからコス
トが安いものとなる。
第１図に本発明の実施例を示す説明図である。
２はスクリユー、４はノズル、５は金型、６は
キヤビテイ。
キヤビテイ。
Claims (1)
- １ スクリユー２を回転しながら移動してノズル
４より溶融樹脂を金型５のキヤビテイ６内に充填
する射出成形機において、金型５の温度が予じめ
設定した基準温度より低い時にはノズル４の開口
面積を減少し、高い時には増大してノズル４を流
通する溶融樹脂の摩擦熱を制御するようにしたこ
とを特徴とする射出成形機の成形制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1384187A JPS63182126A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 射出成形機の成形制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1384187A JPS63182126A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 射出成形機の成形制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182126A JPS63182126A (ja) | 1988-07-27 |
| JPH0423895B2 true JPH0423895B2 (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=11844500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1384187A Granted JPS63182126A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 射出成形機の成形制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63182126A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63249613A (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-17 | Komatsu Ltd | 射出成形機における射出工程制御方法 |
| JPH05429A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 発泡体の製造方法 |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP1384187A patent/JPS63182126A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182126A (ja) | 1988-07-27 |
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