JPH0423606Y2 - - Google Patents

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JPH0423606Y2
JPH0423606Y2 JP1984110553U JP11055384U JPH0423606Y2 JP H0423606 Y2 JPH0423606 Y2 JP H0423606Y2 JP 1984110553 U JP1984110553 U JP 1984110553U JP 11055384 U JP11055384 U JP 11055384U JP H0423606 Y2 JPH0423606 Y2 JP H0423606Y2
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JP
Japan
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bamboo
board
shaped
bamboo material
press
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JP1984110553U
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は床板、縁甲板、内装用壁板、階段用板
材及び家具用材等として用いる建築用板材に関す
るものであり、特に、床板、縁甲板及び壁板等の
縁に竹材を組み込んだ建築用板材に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の建築用板材、特に造作用建材にあつて
は、南洋材を原料とした合板の表面に模様及び柄
入りのフイルム又は繊維等のシートを合成樹脂等
により貼着し、該貼着面にウレタン系の塗料等を
塗布してフアツシヨン化した新建材が造作用建材
の主流となつている。又、特開昭53−109905号公
報に板材の端部を切り取り、この切り取られた部
分に別個に設けた飾り板を貼着して製造した化粧
板が開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 戦後植栽した国産の杉及び桧等は既に間伐ある
いは適正伐期を迎え、建築用板材においては、現
在これらの国産杉桧等が国内需要を充分にまかな
い得る成長蓄積を有し、しかも年々供給量が増大
して需要と供給とのバランスが崩れ、市況が低迷
の一途を辿つているのが実情である。
合板の原料である南洋材は国産杉桧材に比べて
経級が極めて大きく、合板とは太径の南洋材の丸
太を外周から剥離して成型した広い板を積層集成
したものであり、該合板の表面に模様及び柄入り
のフイルム又は繊維を貼着する等のフアツシヨン
化は極めて容易である。
反面、国産の杉桧材は経級が極めて小さく、積
層集成等の加工性あるいは合板の如きフアツシヨ
ン化にはおのずと限界があり、合板に比べての立
ち遅れが目立ち、純木材としての良さが見失われ
て商品価値の評価が低くなつている。又、特開昭
53−109905号公報の化粧板において、飾り板を竹
材にしたとしても接着剤で貼着する際に3〜4時
間の加圧が必要なため量産化できにくく且つ高価
となるという問題点がある。これを解消すべく板
材に溝を穿設し、これに竹材を嵌入接着するとし
ても、板材の縁に溝を形成すること自体ができな
いものであるから直ちに採用できるものではなか
つた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、量産化が容易でコスト安く製造
でき、しかも純木材の天然性に竹のもつ優美さを
組み合わせてフアツシヨン性を持たせた建築用板
材の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する本考案の要旨は、板材1
表面の適所に形溝2を穿設し、前記形溝2よ
りやや大きく且つ内面に糸面を施して成形した〓
形の竹材3を接着剤を塗布した形溝2に圧入
し、竹材3圧入して充分に接着した後の板材1を
前記竹材3に沿つて切削加工して、板材1を竹材
3によつて縁取る如く成形した竹材3を組み込ん
だ建築用板材4にある。
〔作用〕
木材と竹材とを接着させるには、接着面1cm2
り10Kgの圧力を接続して3時間乃至4時間かけて
接着することが一般的である。ところが上述の方
法ではコストが高く量産化が困難である。
本考案では形溝2を穿設した板材1に形溝
2よりやや大きめに成形した〓形の竹材3をロー
ルプレスで圧入することにより、上記の一般的な
圧着方法を充分に満たし、一挙にしかも簡便で正
確、そしてローコストで圧着加工ができる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであり、図中5はメラミン系の接着剤であり、
形溝2に塗布される。
第1図に示す如く竹材3は板材1の形溝2に
圧入された後に切削加工されて第2図のの如き建
築用板材4となる。なお、形溝2にはメラミン
系の接着剤が塗布されており、前記形溝2に圧
入した竹材3の離脱を防止する。
この場合〓形の竹材3に、例えば160℃に熱し
た釜の中で蒸して赤褐色に炭化着色する等の処理
を施せば、完成した建築用板材4はより一層フア
ツシヨン性を有するものとなる。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によれば、純木材の天然性に
竹のもつ優美さを組み合わせてフアツシヨン性を
持たせることができ、国産杉桧材の商品価値の向
上ひいては需要の振興を図ることができる。又、
接着剤を塗布した溝に竹材を嵌入するので、特別
に加圧装置を必要とせずに竹材を板材に取付けら
れ、その後に竹材に沿つて切削加工して縁取り成
形するものであるので、量産し易くコスト安に製
造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による竹材を組み込んだ建築用
板材の製作工程を示す説明図、第2図は本考案の
一実施例を示す斜視図、第3図は切削加工前の
形溝部の拡大断面図、第4図は切削加工後の形
溝部の拡大断面図である。 1……板材、2……形溝、3……竹材、4…
…建築用板材、5……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材表面の適所に形溝を穿設し、前記形溝
    よりやや大きく且つ内面に糸面を施して成形した
    形の竹材を接着剤を塗布した形溝に圧入し、
    竹材圧入して充分に接着した後の板材を前記竹材
    に沿つて切削加工して、板材を竹材によつて縁取
    る如く成形したことを特徴とする竹材を組み込ん
    だ建築用板材。
JP11055384U 1984-07-20 1984-07-20 竹材を組み込んだ建築用板材 Granted JPS6125422U (ja)

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JPS6125422U JPS6125422U (ja) 1986-02-15
JPH0423606Y2 true JPH0423606Y2 (ja) 1992-06-02

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109905A (en) * 1977-03-07 1978-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of decorative plate
JPS588493U (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 株式会社東芝 乾燥機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109905A (en) * 1977-03-07 1978-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of decorative plate
JPS588493U (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 株式会社東芝 乾燥機

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JPS6125422U (ja) 1986-02-15

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