JPH04234723A - コンタクトレンズの消毒方法 - Google Patents

コンタクトレンズの消毒方法

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JPH04234723A
JPH04234723A JP25641691A JP25641691A JPH04234723A JP H04234723 A JPH04234723 A JP H04234723A JP 25641691 A JP25641691 A JP 25641691A JP 25641691 A JP25641691 A JP 25641691A JP H04234723 A JPH04234723 A JP H04234723A
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JP
Japan
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chlorine dioxide
lens
aqueous electrolyte
disinfected
current
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JP25641691A
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English (en)
Inventor
Anthony J Dziabo
アンソニー・ジェイ・ジアボ
Paul S Ripley
ポール・エス・リプレー
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Allergan Inc
Original Assignee
Allergan Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ、例えばコンタ
クトレンズの消毒に関する。とりわけ本発明は、コンタ
クトレンズを短時間で効果的に消毒する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズは、装用者の眼を感染
から保護し、装用感を改良するために定期的に消毒すべ
きである。例えば装用者の便宜上、レンズの消毒は短時
間で完了することがしばしば望ましい。しかし、コンタ
クトレンズと共に用いられる従来の速効性消毒剤は、眼
に刺激を起こす可能性が高い。眼の刺激の可能性の軽減
のためには、使用後に容易かつ効果的に消散し得る消毒
剤が有利である。
【0003】米国特許第4202740号およびカナダ
国特許第1156420号には、電気分解に付すことに
より、塩素、および場合によっては次亜塩素酸を生成し
た塩水にコンタクトレンズを浸漬することによるコンタ
クトレンズ消毒方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような物質はレ
ンズの消毒に効果的であるが、溶液中に残留する傾向が
あり、それ故眼の刺激を起こし得る。急速に消散する有
効な消毒剤を用いる新しい消毒方法が明らかに有利であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】物体、例えばレンズ、と
りわけコンタクトレンズを消毒するための新規方法が見
出された。該方法は、電気分解により生成する消毒有効
量の二酸化塩素を利用するものである。二酸化塩素は、
例えばコンタクトレンズに対する非常に有効な消毒剤で
ある。更に、生成した二酸化塩素は、所望の消毒が起こ
った後に急速に消散するので、例えば消毒したコンタク
トレンズを眼に装着した場合に刺激を起こす可能性が軽
減される。
【0006】広義には、本発明は、物体、例えばレンズ
、とりわけコンタクトレンズを消毒する方法を提供する
。消毒する物体を、二酸化塩素前駆物質を含有する電解
液に入れ、好ましくは完全に浸漬する。電解液に電流を
流すことによって、消毒有効量の二酸化塩素を生成する
。そのように生成した二酸化塩素は、好ましく効果的に
物体を消毒する。好ましくは消毒有効量の二酸化塩素の
生成後に、電流を止める。消毒が起こった後、消毒した
物体を電解液から取り出す。例えばコンタクトレンズを
消毒した場合、消毒したコンタクトレンズを電解液から
取り出して、そのまま眼を装着し得る。消毒したレンズ
を塩水で濯ぎ、および/または浸漬してから眼に装着し
てもよい。
【0007】全般的に、本発明の方法は非常に有効かつ
簡便である。このことは、レンズ装用者の頻繁なコンタ
クトレンズの消毒を促進し、その結果、装用感がより高
まり、眼の刺激はより少なくなる。
【0008】本発明の系は、すべての種類のレンズ、と
りわけコンタクトレンズを包含する、消毒することが有
益な物体の消毒に適用し得る。適当なレンズは、どのよ
うな材料または材料の組み合わせから製造されていても
よく、どのような適当な形状を有していてもよい。本発
明に従って、ソフトコンタクトレンズを消毒することが
適当である。
【0009】本発明の重要な特色の一つは、電気分解に
よって液中で生成する二酸化塩素を消毒剤として使用す
ることである。電気分解によって二酸化塩素を生成する
ために、二酸化塩素前駆物質を含有する電解液を用いる
。そのような前駆物質は、電解液中で、液に流した電流
に応答して、消毒有効量、とりわけコンタクトレンズの
消毒に有効な量の二酸化塩素を生成する。例えば二酸化
塩素前駆物質ではなく、二酸化塩素自体が主要な、好ま
しくは単独の消毒剤として作用してレンズを消毒する。 本発明において二酸化塩素の消毒有効量とは、3時間ま
たはそれ以内、好ましくは1時間またはそれ以内、より
好ましくは10分間またはそれ以内で、1対数オーダー
で微生物を除去する量を意味する。
【0010】本発明において有用な二酸化塩素前駆物質
は通例、電解液、好ましくは水性電解液中で電流に応答
して二酸化塩素を生成する物質である。
【0011】本発明において有用な好ましい二酸化塩素
前駆物質の例は、安定化した二酸化塩素、亜塩素酸塩成
分およびそれらの混合物である。本発明において、「安
定化した二酸化塩素」とは、1種またはそれ以上の二酸
化塩素含有複合体、および/または1種またはそれ以上
の亜塩素酸塩含有成分、および/または電流に応答して
電解液中で二酸化塩素を生成し得る1種またはそれ以上
の他の物質である。
【0012】前記のような亜塩素酸塩成分の例には、金
属の亜塩素酸塩、とりわけアルカリ金属およびアルカリ
土類金属の亜塩素酸塩が包含される。二酸化塩素前駆物
質として有用な亜塩素酸塩成分の好ましい例は、工業用
亜塩素酸ナトリウムである。二酸化塩素含有複合体の好
ましい例には、二酸化塩素と炭酸塩との複合体、二酸化
塩素と重炭酸塩との複合体、およびそれらの混合物があ
る。多くの二酸化塩素前駆物質、例えば安定化した二酸
化塩素、とりわけ二酸化塩素含有複合体の化学的な組成
は、完全に正確に知ることができない。二酸化塩素前駆
物質の製造は、米国特許第3278447号に記載され
ており、これを引用により本発明の一部とする。有用な
二酸化塩素前駆物質源の好ましい例には、リオ・リンダ
・ケミカル社(Rio  Linda  Chemic
al  Company,Inc.)から市販されてい
る製品デュラ・クロール(Dura  Klor;商標
)、およびインターナショナル・ダイオキサイド社(I
nternational  Dioxide,Inc
.)から市販されている製品アンチウム・ダイオキサイ
ド(Anthium  Dioxide;商標)などが
ある。特に有用な二酸化塩素前駆物質源は、バイオ−サ
イド・インターナショナル社(Bio−Cide  I
nternational,Inc.)から市販されて
いる製品ピュロジーン(Purogene;商標)であ
る。
【0013】二酸化塩素前駆物質は、所定の濃度、例え
ば前駆物質含有電解液に流した電流に応答して消毒有効
量の二酸化塩素を生成するように選択した濃度で電解液
に含めることができる。好ましくは、電解液は、1種ま
たはそれ以上の二酸化塩素前駆物質を含有する電解液の
全重量に対して約0.002〜3重量%、とりわけ約4
0〜1000ppm(重量)の範囲の二酸化塩素の生成
が可能となるように、充分に二酸化塩素前駆物質を含有
する。二酸化塩素は、電解液中の二酸化塩素の最高濃度
が好ましくは少なくとも約2ppm(重量)、より好ま
しくは約2〜100ppm(重量)となるように生成さ
れれば充分である。
【0014】一態様においては、二酸化塩素前駆物質は
、カーボネート、ボレート、スルフェート、ホスフェー
トおよびそれらの混合物から選択される官能基を有する
【0015】用いる電解液は、処理する物体に対して有
害な作用を実質的に示さず、本発明の消毒処理を可能に
し、好ましくは促進するものを選択する。電解液は、通
電を可能にするような充分な導電性を有していなければ
ならない。電解液は水性であることが好ましい。特に有
用な水性液体媒体は、塩水、例えば通常の塩水から誘導
するものである。
【0016】消毒は、電解液を実質的に液状に保つ温度
で行なうことが好ましい。例えば、電解液が水性である
場合、温度は好ましくは約0〜100℃、より好ましく
は約10〜60℃の範囲である。周囲温度またはその程
度の温度で消毒を行なうことが非常に便利であり、有用
である。消毒は好ましくは大気圧、またはその程度の圧
力下に行なう。処理する物体を有効に消毒するのに充分
な二酸化塩素が生成する時間の間、二酸化塩素前駆物質
含有電解液に電流を流すことが好ましい。そのような時
間は、約1秒間ないし2分間またはそれ以上、好ましく
は約3〜30秒間であり得る。電流停止後のある時間、
例えば約10秒間またはそれ以下ないし約20分間また
はそれ以上のオーダーの時間も、物体(例えばコンタク
トレンズ)の消毒を完結させるために有用であり得る。
【0017】電解液に流す電流は、線間電圧から、また
は蓄電池から起こすことができる。線間電圧を使用する
場合、安全のため電圧を下げることが好ましい。蓄電池
から電流を起こすことが好ましい。電解液に流す電流は
、好ましくは約2〜500ミリアンペア、より好ましく
は約10〜150ミリアンペアの範囲である。
【0018】消毒中および/またはその後に水性電解液
のpHを所望の範囲内に確実に保つために、水性電解液
は少なくとも1種の緩衝剤成分を含有し得る。いずれの
適当な緩衝剤成分を使用してもよいが、所望の二酸化塩
素の生成に対して実質的に有害に作用しないような成分
を選択することが好ましい。緩衝剤成分は無機物である
ことが好ましい。
【0019】好ましい緩衝剤成分としては、ホスフェー
ト官能基、ボレート官能基、カーボネート官能基および
それらの混合物を有するものが例示される。本発明にお
いては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の緩衝剤
成分を使用することが有利である。緩衝のために塩化ナ
トリウムを使用し得る。水性電解液のpHは、とりわけ
電解液への通電の終了後に、約6〜8の範囲に保つこと
が好ましい。
【0020】物体の消毒の完了後、消毒した物体を電解
液から取り出し、更に処理した後、または処理なしに使
用する。例えばコンタクトレンズを本発明に従って処理
する場合、消毒したレンズを電解液から取り出し、眼に
直接装着して、安全かつ快適に装用することができる。 消毒したコンタクトレンズを眼に装着する前に、塩水に
よる濯ぎおよび/または浸漬を行なってもよい。
【0021】電気分解には、いずれの適当な装置を用い
てもよい。本発明の方法を行なうのに特に有用な装置を
図面に示し、それについて次に説明する。
【0022】電解装置10は、シーム14に沿って結合
された上方部材すなわち第1の部分12および下方部材
すなわち第2の部分13を有するボディすなわちケース
11を含んでなる。第1の部分12および第2の部分1
3は、ポリスチレンのような適当な材料から射出成形の
ような既知の技術により形成され、シーム14に沿って
結合または他の適当な方法により取り付けられている。
【0023】それらは一体となって、運搬ケースとレン
ズ消毒装置の便利な組み合わせとして手に持つのに適合
した大きさおよび形状を有する長いケース11を形成す
る。図示の態様の装置は、長さ18cm、幅4cm、厚
さ2cmであるが、この大きさは限定的ではない。
【0024】第1の部分12は、安定化した二酸化塩素
、例えばバイオ−サイド・インターナショナル社から市
販されている製品ピュロジーン(商標)を0.005重
量%(生成し得る二酸化塩素換算)含有する緩衝した水
溶液中の一対のコンタクトレンズを含む第1コンパート
メントすなわちレンズウェル15(図3、4および6)
を規定する。第2の部分13は、電力供給装置19を含
む前方部分18、中間部分17および後方部分16を含
む(図6)第2コンパートメントすなわち電力供給装置
コンパートメントを規定する。電力供給装置19は、レ
ンズウェル15に供給される電流を発生するために既知
の技術により後方部分、中間部分および前方部分16〜
18に配される薄膜回路板19A(図5および6)を用
いる。
【0025】押しボタンスイッチ20(図1)を押すこ
とにより、ある時間、好ましくは約1秒間ないし2分間
、より好ましくは約3〜30秒間の間、電力供給装置1
9が起動される。それにより、例えば約2〜500、好
ましくは約10〜150、とりわけ約80ミリアンペア
の電流が生じ、これがレンズウェル15内の溶液中に流
れて二酸化塩素が生成され、レンズウェル内のレンズが
消毒される。第1の指示部材21は消毒サイクルが行わ
れていることを示し、第2の指示部材はバッテリーの弱
化状態を示す。
【0026】レンズウェル15を覆うためにヒンジ止め
カバー部材またはカバー23が使用される(図2)。こ
れは、ケース11のはめあいリセス24および25(図
2)に嵌まり込むカバー23(図示せず)から延びてい
る突起物のような適当な手段によりケースに取り付けら
れる。 カバー23は、図2に示すような開放位置と、レンズウ
ェル15を覆う閉鎖位置の間を動くことができる。すな
わち、一つのカバーのみを取り扱えばよく、操作が比較
的容易である。
【0027】更に操作を容易にする為、装置10は、カ
バー部材23を閉鎖位置に保持するために、滑動可能な
保持部材すなわちスリーブ26を含む。スリーブ26は
、この目的のために、図1の矢印27の方向に沿って前
後に滑ることができるように、ケースの外側形状に合致
するように適合された大きさおよび形状を有する。もち
ろん、他の構造をとることもできる。
【0028】スリーブ26は、所望の構造に射出成形さ
れた適当な熱可塑性組成物から形成することができる。 図示の態様は、ケース11と異なる弾性ポリアセテート
組成を使用し、それによりケース11とスリーブ26間
の摩擦係数が低くなって、スリーブ26がより容易に操
作される。スリーブ26は指または手に挟まれ、レンズ
ウェル15に接近することのできる図2に示す第1の位
置と、カバー部材23が閉鎖位置に維持される図1に示
す第2の位置の間を滑動する。
【0029】レンズウェル15を更に詳細に説明すると
、それは左セクション15Lと右セクション15Rを有
する(図4)上側開放コンパートメントまたはチャンバ
ーである。セクション15Lおよび15Rの各々は、所
定量の溶液および溶液に沈められた一枚のレンズを含む
形状および大きさである。大きさとしては、セクション
15Lおよび15Rは各々、直径約27mm、深さ約1
2mmの円筒物をなし、二つが一緒になって一つの図示
する8の字型のレンズウェル15を形成する。すなわち
、溶液は、より効果的な消毒のために二つのセクション
の間を妨害されずに自由に循環することができる。
【0030】レンズウェル15は、下方部分30からリ
ップ31に延びている。リップ31はレンズウェル15
を取り囲んでカバー23に面する表面を提供する。リッ
プ31は、医療級シリコーンラバーのような適当な材料
からなる弾性封止部材33を受容するグルーブ32によ
り取り囲まれる。カバー23は、複数のリブ34を有し
、リブ34は、カバー23が閉鎖状態にある時にレンズ
ウェル内に下方に延びるように配置されている。リブ3
4は、レンズ(図示せず)をレンズウェル15内のレン
ズバスケット35内にて溶液に沈めて維持するように機
能する。
【0031】レンズは、電気分解中に生じる泡により浮
かばないように緩く維持される。しかしながら、レンズ
はバスケット35に強くは維持されない。バスケット3
5は、医療級ポリスチレンのような適当な組成物から形
成される。
【0032】カバー23を閉鎖位置に動かしたとき、カ
バー23から下方向に延びているリッジ36が、高圧封
止様式で封止部材33に接触する。これにより、カバー
23を閉鎖したときに溶液がレンズウェルから漏れ出す
のが防止される。カバー23の穴39内に配されたフィ
ルター要素38を含むカバー23の換気口37が、溶液
の通過を防止しつつレンズウェル15からガスを排出さ
せる機能を果す。フィルター要素38は、ゲルマン・サ
イエンシズ・オブ・アン・アーバー・ミシガン(Gel
man Sciences of Ann Arbor
 Michigan)により製造された0.22ミクロ
ンの疎水性フィルターであってよい。 このフィルター要素は、30lb/in2以下の圧力下
にガスは通過させるが、液体は通過させない。
【0033】一対の電極がレンズウェル15内に配置さ
れる。それらは、第1の電極、および第1の電極を取り
囲む第2の電極42を含む。第1の電極41は陽極とし
て作用し、電気分解が起こる陽極の表面積を大きくする
ために比較的広いプレートとして提供される。第2の電
極42は陰極として作用する。電極41および42は、
電極が埋め込まれている底部44の一部である非導電性
の絶縁リング43により分離されている。第1の電極4
1の組成は、厚さ約1ミクロンのプラチナ類の金属酸化
物(とりわけ二酸化ルテニウム)の黒い表面被膜を有す
るチタンである。第2の電極42は、チタンまたはステ
ンレススチールのような耐腐食性電極材料からなってい
てよい。他の材料、例えば金属、金属酸化物なども、そ
れが電気的に適合性であり、本発明の系に有効であり、
置かれる環境に対して実質的に耐久性であり、消毒方法
または消毒する物体(例えばコンタクトレンズ)に対し
て実質的に有害に作用しなければ、第1の電極41およ
び/または第2の電極42に使用し得る。そのような他
の材料は、例えば炭素、ニッケル、銀、金などを包含す
る。
【0034】第1の電極41の8の字型は、それぞれの
輪の直径が約15mmである。これにより面積が大きく
なり、絶縁リング43を越えて電極41と42の間に電
流が流れるのが防止される。このことは、電気分解が進
み得る速度を上昇させる。各々の電極41および42は
、薄膜回路板19A上の一対の導電性端子41Aおよび
42A(図5)のような適当な手段により電力供給装置
19に電気的に接続されている。
【0035】電力供給装置19は、電力源として電力供
給装置19に9Vのバッテリーが接続されるバッテリー
コネクター50を含む。バッテリー51は中間部分17
に配され、ヒンジ止めされたバッテリーコンパートメン
トリッド52がバッテリーを所定の位置に固定するため
に閉鎖される。
【0036】電力供給装置19において用いられる回路
を図7の概略回路図に示す。薄膜回路板19Aが図6に
示すように第2コンパートメント部分16〜18を通過
するように設置され、スイッチ20、指示部材21およ
び22、および電極41および42が薄膜回路板19A
に電気的に接続される。これらの素子およびバッテリー
コネクター50を、その位置を強調するために図7にお
いて破線で囲んで示す。
【0037】スイッチ20を押すと、9Vバッテリー5
1から電力が供給される。スイッチ20は、瞬間接触型
のものであり、それを押すことにより単安定マルチバイ
ブレーターとして取り付けられたタイマー集積回路U2
に電流が供給される。U2の設走時間は、抵抗R11お
よびコンデンサC2の値による。これらは、適当な消毒
時間に対して選択され、その値は図示した装置10にお
いて555型タイマーICを用いて10メグオーム(抵
抗R11)および10マイクロファラッド(コンデンサ
C2)である。
【0038】スイッチ20を押してSW1を閉じること
によりタイマーU2をトリガーすると、NPNトランジ
スターQ2のベースがタイマーU2の出力により高くバ
イアスされる。これによりトランジスターQ2がオンに
される。この動作により、PNPトランジスターQ1の
ベースが低くバイアスされ、スイッチがオンになりSW
1を開放した後にタイマーに電力が供給される。
【0039】トランジスターQ2は複数の機能を果たす
スイッチとして機能する。第1に、他の回路素子の操作
を可能にするバッテリー51への電流帰還路を提供する
。第2に、消毒サイクルLEDインディケーターDS2
、DS3およびDS4(第1の指示部材21)を発光す
る。第3に、レンズウェル15に電流を流し、レンズウ
ェル中の安定化した二酸化塩素から二酸化塩素を生成す
る。第4に、電圧コンパレーターU1の反転入力に約5
.6ボルトの基準電圧を提供する1N752ツェナーダ
イオードを備えた電圧コンパレーターとして接続された
311型コンパレーターIC U1を作動させる。
【0040】バッテリー51からの正電圧は、コネクタ
ー50の正端子を介して抵抗R1およびR2からなる抵
抗分圧器を通して電圧コンパレーターU1の非反転入力
に接続される。コンパレーターU1は、約7.5ボルト
より低いバッテリー電圧によりトリガーされる。これに
より、コンパレーターU1のピン1の出力がアース電位
に落ち、低バッテリーLEDインディケーターDS1(
第2インディケーター22)を発光させる。
【0041】第1の電極41につながる端子41Aとつ
ながっている電流制限抵抗R12は、レンズウェル15
への電流を制限する。抵抗R8およびR7は、LEDイ
ンディケーターとつながっている電流制限抵抗である。
【0042】本発明の電気化学システムは、好ましくは
、安定化した二酸化塩素0.005重量%を含有する緩
衝したNaCl水溶液中において、第1の電極41と第
2の電極42の間に、比較的高い電流、より好ましくは
約10〜150、更に好ましくは約50〜150ミリア
ンペアの範囲ような電流として、約2.1〜6.5ボル
トDCの範囲のような低い電圧を適用することにより、
二酸化塩素および水素を生成する。二酸化塩素の生成中
に溶液のpHを約6〜8の範囲に保つのに充分な緩衝剤
が存在する。
【0043】所望により、消毒サイクル中に電流水準を
低下させることにより、消毒サイクルを延長することが
できる。
【0044】亜塩素酸塩成分から二酸化塩素を生成する
電気化学的反応を説明する。陽極で以下の酸化半反応が
起こり: ClO2−    →    ClO2  +  e−
  陰極で以下の還元半反応が起こる:2H2O  +
  2e−    →    H2  +  2OH−
【0045】操作上は、消毒すべきレンズを最初にレン
ズクリーナー、例えば酵素レンズクリーナーで清浄する
【0046】特に有用な態様において、コンタクトレン
ズからの付着物(debris)の除去に効果的な少な
くとも一種の酵素の作用にコンタクトレンズを付するこ
とができる。通常の使用中にコンタクトレンズの表面に
形成される種類の付着物は、タンパク質系付着物、ムチ
ン系付着物、脂質系付着物および炭水化物系付着物であ
る。一種またはそれ以上の付着物が一つのコンタクトレ
ンズ表面に存在し得る。
【0047】使用する酵素は、コンタクトレンズの酵素
的清浄化において一般的に用いられる酵素から選択する
ことができる。例えば、米国再発行特許32,672お
よび米国特許第3,910,296号に記載の多くの酵
素が本発明において有用である。有用な酵素は、タンパ
ク質分解酵素、リパーゼ、炭水化物活性酵素、例えば炭
水化物分解酵素、およびそれらの混合物から選択される
【0048】好ましいタンパク質分解酵素は、実質的に
スルフヒドリル基またはジスルフィド結合を有さない酵
素である。カルシウム、マグネシウムまたは亜鉛のよう
な2価金属イオンがタンパク質に結合している酵素であ
るメタロ−プロテアーゼを使用してもよい。
【0049】タンパク質分解酵素のより好ましい群は、
セリンプロテアーゼ、特にバチルスおよびストレプトミ
セス並びにアスペルギルス属から誘導されるセリンプロ
テアーゼである。この群において、より好ましい酵素は
、通例ズブチリシン酵素と呼ばれるアルカリ性プロテア
ーゼである。デイル,エル(Deayl,L.)、モサ
ー,ピー・ダブリュー(Moser,P.W.)および
ウィルディ, ビー・エス(Wildi,B.S.)、
「プロテアーゼズ・オブ・ザ・ジーナス・バチルス.I
I  アルカライン・プロテアーゼズ(Proteas
es  of  the  Genus  Bacil
lus.II  AlkalineProteases
)」、バイオテクノロジー・アンド・バイオエンジニア
リング(Biotechnology  and  B
ilengineering)、第XII巻、213〜
249頁(1970)、並びにケイ,エル(Keay,
L.)およびモサー,ピー・ダブリュー、「ディファレ
ンシエイション・オブ・アルカリン・プロテアーゼズ・
フォーム・バチルス・スピーシーズ(Differen
tiation  of  Alkaline Pro
teases  form  BacillusSpe
cies)」、バイオケミカル・アンド・バイオフィジ
カル・リサーチ・コミュニケーションズ(Bioche
mical  and  Biophysical  
Research  Comm.)、第34巻、第5号
、600〜604頁(1969)参照。
【0050】ズブチリシン酵素は、2種のサブクラス(
ズブチリシンAおよびズブチリシンB)に分類される。 ズブチリシンAに分類される酵素は、枯草菌、バチルス
・リヘニフォルミス(licheniformis)お
よびバチルス・プミリス(pumillis)のような
種から誘導される酵素である。このサブクラスの微生物
は、中性のプロテアーゼまたはアミラーゼをあまり、ま
たは全く産生しない。ズブチリシンBサブクラスは、枯
草菌、枯草菌変異アミロサッカリチクス(amylos
acchariticus)、バチルス・アミロリキフ
ァシエンス(amyloliquefaciens)お
よび枯草菌NRRL B3411のような微生物に由来
する酵素から成る。これらの微生物は、そのアルカリ性
プロテアーゼ産生にほぼ匹敵するレベルで、中性プロテ
アーゼおよびアミラーゼを産生する。ズブチリシンAサ
ブクラスから選択する1種またはそれ以上の酵素が特に
有用である。
【0051】更に、他の好ましい酵素は、例えば、パン
クレアチン、トリプシン、コラゲナーゼ、ケラチナーゼ
、カルボキシラーゼ、アミノペプチダーゼ、エラスター
ゼ並びにアルペルギロ−ペプチダーゼAおよびB、プロ
ナーゼ(pronase)E(ストレプトミセス・グリ
セウス(griseus)由来)並びにディスパーゼ(
dispase)(バチルス・ポリミキサ(polym
yxa)由来)である。
【0052】前記のような1種またはそれ以上の酵素を
使用する場合、それを有効量で使用することが好ましい
。このような量は、適当な時間(例えば一晩)で、正常
な装用による汚れの少なくとも1種を実質的にすべてレ
ンズから除去するのに有効な量である。この標準は、正
常な汚れ付着パターンを示してきたコンタクトレンズ装
用者に関して当てはまり、これまで汚れ沈積速度が非常
に大きく、毎日または2〜3日毎の洗浄を勧められたこ
とのあるような非常に少数の装用者には適用できない。
【0053】効果的なクリーナーを製造するのに必要な
酵素の量は、酵素の固有の活性、および、酵素と過酸化
水素との相互作用の程度を包含する複数の因子を考慮し
て決める。
【0054】基本的な基準として、使用溶液は、レンズ
1枚の処理につき、約0.001〜3、好ましくは約0
.01〜1アンソン(Anson)単位の活性を提供す
るのに充分な酵素を含有すべきである。それよりも高い
、または低い量で使用してもよい。
【0055】酵素活性はpH依存性であり、いずれの酵
素についても酵素が最も良く機能する特定のpH範囲が
ある。そのような範囲の決定は、既知の方法によって容
易に行い得る。
【0056】洗浄後、レンズを食塩水で濯いで残留する
酵素を除去し、その後、緩衝した食塩水約8mlと共に
レンズウェルに入れる。カバーを閉じ、ケースに沿って
リテイナーをスライドさせて扉を留める。
【0057】消毒サイクルを作動させて、所望の電流を
電解液に所望の時間流し、所望量の二酸化塩素を生成し
て、レンズを有効に消毒する。サイクルの終了後、レン
ズを電解セルから取り出し得る。次いで、レンズを好ま
しくは適当な塩水で濯いで、装着できる。
【0058】
【発明の効果】本発明の消毒方法は、簡単かつ安全に短
時間で行うことのできるコンタクトレンズの消毒を提供
する。電気分解によって生成する二酸化塩素は、非常に
有効なコンタクトレンズ消毒剤である。コンタクトレン
ズの消毒における二酸化塩素の使用は、例えば、塩水の
電気分解によって生成する塩素および次亜塩素酸と比較
すると、有効性、安全性および易消散性に関して実質的
に有利である。二酸化塩素前駆物質、とりわけ安定化し
た二酸化塩素の使用は、「生成可能な」二酸化塩素を電
解セルに供給するのに非常に有効な方法である。消毒後
、生成した二酸化塩素は短時間で消散するので、消毒し
たレンズの後処理、例えば濯ぎおよび/または浸漬の必
要が少ないか、または無く、消毒したレンズを安全かつ
快適に装用することができる。
【0059】本発明を種々の例および態様に関して説明
したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、本
発明の範囲内で変更して実施し得るものであると理解す
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明を実施するのに有用な電解装置の斜
視図である。
【図2】  図1の装置のレンズコンパートメントの細
部を示す部分分解斜視図である。
【図3】  図1の3−3線における拡大断面図である
【図4】  レンズコンパートメントの底部の電極を示
すためにカバーが開けられた図1の装置の一部の拡大平
面図である。
【図5】  図1の装置のケース内に配された薄膜回路
板の斜視図である(疑似線で示す)。
【図6】  図2の6−6線における拡大断面図である
【図7】  図1の装置に用いられる電力供給装置の概
略回路図である。
【符号の説明】
10……装置                   
   11……ケース12……第1の部分      
          13……第2の部分 14……シーム                  
  15……レンズウェル 16……後方部分                 
 17……中間部分18……前方部分        
          19……電力供給装置 19A……薄膜回路板              2
0……スイッチ21……第1指示部材        
      22……第2指示部材 23……カバー部材                
26……スリーブ30……下方部分         
         31……リップ32……グルーブ 
                 33……弾性封止
部材 34……リブ                   
   36……リッジ37……換気口        
            38……フィルター要素 39……穴                    
    41……導電性プレート(第1電極) 41A……ターミナル              4
2……導電性リング(第2電極) 42A……ターミナル              4
3……絶縁リング 44……底部                   
   50……バッテリーコネクター

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  物体の消毒方法であって、二酸化塩素
    前駆物質を含有する電解液に消毒する物体を入れ、消毒
    する物体を入れた電解液に電流を流すことにより、該電
    解液中で消毒有効量の二酸化塩素を生成することを含ん
    で成る方法。
  2. 【請求項2】  二酸化塩素前駆物質は、安定化した二
    酸化塩素、亜塩素酸塩成分およびそれらの混合物から成
    る群から選択したものである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  電解液は水性である請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】  水性電解液は少なくとも1種の緩衝剤
    成分を含有する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】  緩衝剤成分は、水性電解液のpHを、
    二酸化塩素生成工程中に約6〜8の範囲に保つのに有効
    な量で存在する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】  物体はレンズである請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】  物体はコンタクトレンズである請求項
    1記載の方法。
  8. 【請求項8】  二酸化塩素前駆物質は、消毒する物体
    を入れた電解液中に、生成可能な二酸化塩素換算で約0
    .002〜3重量%の量で最初に存在する請求項1記載
    の方法。
  9. 【請求項9】  二酸化塩素前駆物質は、亜塩素酸塩成
    分およびその混合物から成る群から選択したものである
    請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】  二酸化塩素前駆物質は、二酸化塩素
    含有複合体およびその混合物から成る群から選択したも
    のである請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】  電流は約2〜500ミリアンペアの
    範囲である請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】  電流は約1秒間ないし2分間の間流
    す請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】  電流を約3〜30秒間の間流す請求
    項12記載の方法。
  14. 【請求項14】  レンズの消毒方法であって、安定化
    した二酸化塩素、亜塩素酸塩成分およびそれらの混合物
    から成る群から選択した二酸化塩素前駆物質を含有する
    水性電解液に、消毒するレンズを入れ、消毒するレンズ
    を入れた水性電解液に、ある時間電流を流すことにより
    、該水性電解液中で消毒有効量の二酸化塩素を生成する
    ことを含んで成る方法。
  15. 【請求項15】  レンズはコンタクトレンズである請
    求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】  二酸化塩素前駆物質は、消毒するレ
    ンズを入れた水性電解液中に、生成可能な二酸化塩素換
    算で約40〜1000ppm(重量)の範囲の量で最初
    に存在する請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】  水性電解液は少なくとも1種の緩衝
    剤成分を含有する請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】  緩衝剤成分は、水性電解液のpHを
    、二酸化塩素生成工程中に約6〜8の範囲に保つのに有
    効な量で存在する請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】  電流は約10〜150ミリアンペア
    の範囲である請求項14記載の方法。
  20. 【請求項20】  電流は約3〜30秒間の間流す請求
    項14記載の方法。
  21. 【請求項21】  コンタクトレンズの消毒方法であっ
    て、安定化した二酸化塩素、亜塩素酸塩成分およびそれ
    らの混合物から成る群から選択され、生成可能な二酸化
    塩素換算で約50〜1000ppm(重量)の範囲の量
    で存在する二酸化塩素前駆物質と、緩衝剤成分とを含有
    する水性電解液に、消毒するコンタクトレンズを入れ、
    コンタクトレンズを有効に消毒するのに充分な量の二酸
    化塩素を水性電解液中で生成するのに有効な条件および
    時間で、水性電解液に電流を流すことを含んで成る方法
  22. 【請求項22】  電流は、約10〜150ミリアンペ
    アの範囲で、約3〜30秒間流す請求項21記載の方法
  23. 【請求項23】  緩衝剤成分は、水性電解液のpHを
    、二酸化塩素生成工程中に約6〜8の範囲に保つのに有
    効な量で存在する請求項21記載の方法。
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