JPH04231715A - 調整可能なケーブル端部取付具 - Google Patents

調整可能なケーブル端部取付具

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JPH04231715A
JPH04231715A JP3082442A JP8244291A JPH04231715A JP H04231715 A JPH04231715 A JP H04231715A JP 3082442 A JP3082442 A JP 3082442A JP 8244291 A JP8244291 A JP 8244291A JP H04231715 A JPH04231715 A JP H04231715A
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JP
Japan
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cable
sheath
outer member
inner member
end fitting
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JP3082442A
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English (en)
Inventor
Gene D Dickirson
ジーン ディー.デッカーソン
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/22Adjusting; Compensating length
    • F16C1/226Adjusting; Compensating length by adjusting the effective length of the sheathing
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/26Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
    • F16C1/262End fittings; Attachment thereof to the sheathing or tube

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車またはそれ以外
のもののケーブルに適用する調整可能なケーブル端部取
付具に関する。特に、調整可能なケーブル端部取付具は
制御ケーブルの外側保護おおい(以下、シースと称す)
に取付けられ、ケーブルに対してケーブルシースの端部
の調整配置を可能にする。
【0002】
【従来の技術】力伝達ケーブルは様々な装置の間で機械
的な力を伝達するのに用いられる。これらの制御ケーブ
ルの1つの応用としては、自動車用のエアコンディショ
ナーがある。ケーブルはインストルメントパネルの制御
レバーと空気分配プレナムの温度/モード・機能ドアと
の間で機械的な力を伝達するように用いられる。多くの
場合、力はこれらの構成要素間で湾曲した経路に沿って
伝達される。典型的には、ケーブル又はコンジットは、
支持構造に取付けるようにしたフランジまたは他の機構
を備える開口した端部取付具に取り付けられ、ケーブル
はコンジットおよび端部取付具内で可動に配置される。
【0003】コンジット又はシースは両端において自動
車の支持構造に取付けられて、かつケーブルの一端が制
御すべき要素に取付けられケーブルの他端がインストル
メントパネルのノブまたはレバー等の制御部材に取付け
られるように配設される。通常の力伝達部材はケーブル
であるが、他の力伝達部材も使用可能であり、本発明の
範囲に入る。
【0004】いくつかの公知のシステムにおいて、端部
取付具は通常そのフランジ部分に取付け開口を有してお
り、自動車の支持部材に対してネジ取めまたは他の手段
により取付けられるようになっている。この種のシステ
ムにおいては、ネジが端部取付具を支持部材に取付ける
のに必要であり、従って、余分な工具が端部取付具の取
付けに必要となる。このシステムはケーブルシースのケ
ーブル部材に対する容易で工具不要な自動調整を可能と
するものではない。組み立て取付具、装置や方法によっ
ては、使用者が押し込み、引っぱり、或は回転させてヒ
ーターやエアコンの所望のモードや温度を選択するため
のレバーやノブに対してこれ等のケーブルシステムが不
適切に位置決めされることがあった。
【0005】組立て中に互いの所定の関係を確実にする
ために、ドアやレバーを互いにしっかりと位置決めする
システムが開発されてきた。今日用いられているこの様
なシステムの一つは、ピンレバー装置またはJクリップ
システムとして知られている。後段で図面を参照して詳
述するこれらのシステムはケーブルを含み、該ケーブル
がシースの一端に取付けられた固定端取付具を有し、シ
ースの他端は自動車の構造体に取付けられたJクリップ
内で位置決め可能である。これらのシステムを取付ける
には、ドアを操作する機構を固定位置に保持すると共に
取付け前および取付け中にコントロールレバーが固定位
置に保持されなければならない。
【0006】操作者がシースをJクリップに押えつけな
がらケーブルコンジットを誤って押したり引いたりする
ことが可能であるので、このシステムは問題がある。そ
のため、ケーブルが不適切に調整され、温度レバーがそ
の移動の両端まで動かなくなる。また、システムを取付
ける操作者がケーブルシースを完全にJクリップ内へ押
込めない場合もあり、このためJクリップからケーブル
がとび出してレバーやドアが動作しなくなる。
【0007】他のシステムと同様にJクリップシステム
を用いてコントロールレバー位置決め装置がゆがむ場合
もあり、この場合、ケーブルを適切に調整できなくなる
【0008】Jクリップシステムの他の問題点は、操作
者がドアを所定の初期位置にロックする機構を取りはず
さない場合があることである。この場合、コントロール
レバーはドアによりロックされるので作動しないことに
なる。
【0009】別の調整可能なケーブル端部取付具が、本
発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,805,47
9号に開示されている。この調整可能なケーブル端部取
付具は内面に弾性リブ及びリムを備えた第1のチャンネ
ル状部材を有しており、自動車の固定構造体に取付け可
能である。この取付具はまた、ケーブルの外側シースに
取付けるスリーブ状の第2の部材を有し、その外面にリ
ブを有している。スリーブは弾性リムによって、またリ
ブとの連結係合によってチャンネル内に保持される。こ
の保持によりスリーブとチャンネル状部材との間の相対
的な長手方向の移動が防止される。
【0010】この装置は、インストルメントパネルで指
示した設定に対応する位置に制御弁やヒータドアを保持
するようにしたものである。Jクリップ装置の場合と同
様に、この初期位置決め部材が取扱い中や組立て中にゆ
がんでしまい、位置決め部材が取除かれるとケーブルの
誤調整となることがある。
【0011】さらにリムは折返し部分やあご状部分を有
しており、これら部分の目的が組立て後にチャンネル部
からスリーブを取除くことを防止することであるため、
スリーブがチャンネル状部材に組立てられた後に調整は
極めてむずかしくなる。
【0012】この装置はまた、内外部材間の360°の
回転を可能にするものではない。従って、ケーブルやシ
ースが通過するねじれた経路によって発生するシース上
のねじれ力は簡単には取除かれず、これが組立てを困難
にする。
【0013】
【発明が解決すべき課題】上記米国特許はチャンネル部
材からスリーブを除去するのを防止するねらいであるが
、スリーブが組立て中にチャンネル部材から不注意に引
抜かれてしまう場合があることがわかった。このように
、端部取付具に調整機能のある或は調整機能のないケー
ブルを組立てる際に多くの問題が残っている。本発明は
、他のケーブル端部取付具にみられる多くの問題を解決
せんとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の調整可能なケー
ブル端部取付具は、インストルメントパネルのコントロ
ールレバーをヒータードアーと整合させる必要性をなく
し、ケーブルの適切な調整を確保するように設計されて
いる。組立て後、外側部材に取付られたタブがゆがめら
れている場合およびその場合だけ、外側部材に対する内
側部材の長手方向の移動を自由にしている。この構成は
ケーブル端部取付具の段階的調整、従って、ケーブル端
に対するシース端部の段階的調整を可能にする。
【0015】本発明の調整可能なケーブル端部取付具に
よると、組立て後の調整が容易になり、ハンドツールを
用いることなく端部取付具を組立て或は必要な調整を行
なうことができる。
【0016】調整可能な端部取付具の構造は、外側部材
の部分が内側部材の部分を完全に取り囲むようになって
いる。このため、外側取付具を壊さないで外側部材から
内側部材を抜くことが極めてむずかしくなっている。外
側部材と内側部材は丈夫なプラスチック材で作ることが
出来るので、調整可能な端部取付具は組立て動作や通常
の作動力に充分に耐えることが可能である。
【0017】本発明は、内側部材と外側部材とが互いに
完全に回転し外側部材のヒータープレナム組立て体の構
造への取付後に内側部材が外側部材内で360°回転で
きるようになっている。
【0018】内側部材は外側部材内でいつでも自由回転
出来るので、端部取付具が常にねじれ力に逆らわないで
操作者の手と整合するため、組立てが容易となる。この
ため、ねじれ応力がケーブルコンジット内に発生せず、
高い押し/引き力の源を摺動ケーブルから除去できる。
【0019】組立てにおいては、従来必要であったイン
ストルメントパネルレバー用のレバー位置決め装置や、
ダンパー或はプレナムドアを位置決めするピンが不要で
ある。これにより、ケーブルの組立てに要する製造時間
およびコストを低減できる。
【0020】また本発明によると、外側部材がプレナム
への組立て中に容易にスナップ止めされる。このため、
シースをJクリップに挿入する際にケーブルシース上に
押込み或は引張ると言った操作者の失敗し易い従来の工
程とその結果によるケーブルの誤調整とがなくなる。
【0021】異なる色を内側及び外側部材に用いると、
部品が適切に組立てられたことが即座に認識できる。内
側部材は溝を有するリブを備えており、内側及び外側部
材間で可能な段階的調整量を前もって決定することがで
きる。
【0022】本発明の調整可能なケーブル端部取付具は
多くの自動車用途または非自動車用途に適用可能である
が、ここでは理解を容易にするためにヒーター/エアコ
ン用途として説明する。
【0023】
【実施例】図1は、インストルメントパネルのヒータ及
びACコントロールヘッド12に取付けられたコントロ
ールケーブル10,20を有する全体システムを示す。 ケーブル10,20の他端はヒータープレナムアセンブ
リ14に接続されている。
【0024】図2は公知の調整可能なケーブル端部取付
具を示しており、コントロールケーブル20のヒーター
プレナムアセンブリ14への取付けを示す分解図である
。特に、図示した調整可能な端部取付具は、ヒータープ
レナムアセンブリ14の一部18に取付けたJクリップ
16内にあるシース32の端部を有している。
【0025】図3は、インストルメントパネルのコント
ロールヘッド12の裏の制御部と、コントロールレバー
22へのコントロールケーブル20の取付けとを示して
いる。組立ての詳細な方法は後述する。
【0026】図4はインストルメントパネルコントロー
ル12の前面を示し、公知のレバー位置決め装置28に
より初期位置に保持されたコントロールレバー22を示
す。
【0027】図5及び図6は内側可動ケーブル部30と
その一部を囲むシース32を有する公知のコントロール
ケーブルを示している。ケーブル30の一端はピグティ
ル34を有しており、ケーブルの他端はZ状曲げ部36
を有している。シース32は一端において固定の非調整
可能な端部取付具38を取付けている。固定端部取付具
38は、この固定端部取付具38をインストルメントパ
ネルのコントロールヘッド12の構造体に取付けるため
のフレキシブルアーム40,42を有している。
【0028】インストルメントパネルのコントロールヘ
ッド12とヒータープレナムアセンブリ14との準備は
、ケーブル20の取付け前に行なわれなければならない
。この準備は、レバー位置決め装置28を図4に示す様
な位置に置いてコントロールレバー22を予め固定位置
に位置決めすることを含んでいる。同様に、ヒータープ
レナム14はカムを有しており、該カムがケーブル挿入
前に最初に固定されるダンパードアの位置を決定する。 これは、図2に示す様に、コントロールカム54の孔5
2にカム位置決めピン50を置いてヒータープレナムア
センブリ14の固定部58の孔56に通すことにより達
成される。
【0029】従来のコントロールケーブル20の組立て
はこの時点で行うことが出来、図2から図4を参照して
その組立てを説明する。組立ての第1ステップは、図3
に示す様に、Z状曲げ部36をコントロールレバー22
の穴44に位置決めすることである。その後、固定端部
取付具38は、フレキシブルアーム40,42がコント
ロールヘッドブラケットの孔46の縁部にそって変形し
て挿入可能となりそしてその後に広がって固定端部取付
具38の抜けを防止するように、コントロールヘッドブ
ラケット48の孔46にスナップ嵌めされる。
【0030】次のステップは、ピグテール34を図2に
示す様にコントロールアーム54の端部にあるピン60
に取付けることである。コントロールケーブル30はそ
の後に動かされ、コントロールカム54のアーム62の
下に位置する。この処置によって、ピグテール34が下
方にロックされ、ケーブル30の端部がはずれなくなる
。その後、作業者がシース32を把持し、これをJクリ
ップ16内に置く。この設置が達成されると、カム位置
決めピン50を取除いて廃棄し、かつ図4に示すレバー
位置決め装置28も取除いて捨てることが出来る。ピン
50及びレバー位置決め装置28が取除かれると、組立
て作業が完了する。
【0031】このシステムについては多くの誤動作が考
えられる。まず、作業者がケーブルシース32をJクリ
ップ16に押し込む際に、ケーブルシース32を誤って
押したり引いたりすることが出来る。これはケーブルの
誤調整となり、また、ケーブル30がシース32から不
適切な長さで突き出していてシース32が同ケーブル3
0と適切な関係にないので、温度レバーがその移動両端
まで移動できなくなる。
【0032】また、作業者がケーブルシース32をJク
リップ16内へ充分に押し込まないことも考えられる。 このためケーブル20がJクリップ16から飛び出し、
ドアを非作動としてしまう。
【0033】レバー位置決め装置28が取扱いまたは組
立作業中にひずんだりずれたりすることも考えられる。 これによりコントロールレバー22が誤って位置決めさ
れ、ピグティル34をシース32に対し誤って位置決め
し、組立後にケーブルが不適切に調整されてしまう。
【0034】加えて、作業者がカム位置決めピン50を
除去廃棄しそこない、コントロールカム54がロックさ
れ、ダンパードアが初期位置に固定されてしまうことも
ある。
【0035】以下、図7から図12に関連して本発明を
説明する。すでに説明した部材と同様な部材は、前に用
いた参照番号の前に“1”を加えた参照番号で示される
。図7及び図8は内側ケーブル130を有するコントロ
ールケーブル120を示し、該内側ケーブルはシース1
32で部分的に囲まれている。前段で説明したケーブル
と同様に、ケーブル130の一端にピグティル134が
、他端にZ状曲げ部136が有る。また、図3に示すよ
うにコントロールヘッドブラケットの孔46に挿入され
るフレキシブルアーム140および142を備えた固定
端部取付具138が有る。
【0036】本発明は、シース132の他端に取付けた
調整可能な端部取付具170を含むものである。調整可
能な端部取付具170は、固定端部取付具138に用い
られたアームと同様なフレキシブルアーム172及び1
74を有している。
【0037】図10から図12に示す様に、調整可能な
端部取付具170は外側部材176及び内側部材178
を含むものである。内側部材178はほぼ円筒状であり
、リブ180と溝182がその外面に形成されている。 内側部材178は、該内側部材がシース132の端部に
対して固定されるように任意の公知の方法でシース13
2に取付けられている。シース132は内側部材178
を完全に通って延在する必要はなく、実際には、シース
132が組立てないし操作力に耐える距離だけ内側部材
178内に延びていることが必要なのである。
【0038】外側部材176は、作業者の指になじんで
調整可能な端部取付具170をヒータープレナムアセン
ブリの構造へ容易に挿入可能にする様に、ほぼ曲がった
上面184を有している。
【0039】外側部材176も、該部材の残りの部分に
対して相対的に移動可能な部分186を有している。こ
の部分186は外側部材176の内面上にタブないし突
起188を有している。タブ188は内側部材178の
溝182に係合し、内側部材178に対する外側部材1
76の長手方向への移動を防止している。
【0040】ケーブルピグティル134の端部に対する
端部取付具170の調整は、作業者が動かすたわみ可能
なレバー190によって行われる。たわみ可能なレバー
190は相対的に移動可能な部分186に取付けられ、
該部分の上部が図12に示す様に上方へ回転され得るよ
うにしている。これにより、タブ188は内側部材17
8に形成された溝から持ち上げられることが可能である
。その後、作業者は外側部材176に対して内側部材1
78を摺動させてこれ等2つの部材の長手方向の相対位
置を段階的に調整することができる。段階的調整がなさ
れると、作業者はたわみ可能なレバー190への力を解
放し、タブ188が新たな溝182に入る。
【0041】本発明は、従来のJクリップ及び他の調整
機構の問題点に鑑みて、これらJクリップ及び他の調整
機構を代えようとするものである。また、ケーブルの初
期位置決め用のカム位置決めピンとレバー位置決め装置
も代えようとするものである。
【0042】内側部材178は、インサート成形または
スピン溶接等の従来の製造方法を用いてケーブルシース
132に取付けられる。外側部材176は、レバー19
0を偏向させ外側部材176を内側部材178上で摺動
させることにより、内側部材178に取付けられる。2
つの取付具の端部がそろうと、レバー190がはなされ
、外側部材176の内面のタブ188が内側部材178
の中央溝192にすべり込む。内側部材178と外側部
材176は例えば赤白等の対照をなす色に成形され、2
つの部材が端部で適切に整合されたことが容易に認識で
きるようになっている。
【0043】Z状曲げ部136とピグティル134は、
従来の方法によりケーブル130の端部に形成される。
【0044】以下の3つの変動要素がコントロールレバ
ー22の位置に対するドアの位置に影響する。
【0045】1)  固定端部取付具138をスナップ
嵌めするためのコントロールブラケット48の孔46に
対するコントロールレバー22のZ状曲げ用の穴44の
位置。これは図3にX′で示されている。本発明は、J
クリップシステムに関連して上述したものと同じコント
ロールレバーシステムとコントロールヘッドブラケット
を用いている。
【0046】2)  調整可能な端部取付具をスナップ
嵌めするためのプレナム114の孔194に対する温度
コントロールカム154のピン160の位置。これは図
9にY′で示されている。
【0047】3)  調整可能な端部取付具170の中
間点とピグティル134の間の距離として図8に示され
るケーブル組立体の寸法Y。寸法Xはゲージ寸法であり
固定であるので、寸法Yは可変である。
【0048】従って、図3に示すX′に図8に示すケー
ブル上の寸法Xが一致しかつ図9に示す寸法Y′にケー
ブル上の寸法Yが一致することを確実にすることにより
、コントロールケーブルシステムは組立て後に正確な調
整状態となろう。寸法を一致させて維持することは、当
業者に知られた方法を用いる統計的プロセス制御により
達成される。
【0049】寸法X,X′,Y,Y′のうち少なくとも
1つが通常の統計的値から外れると、レバーとドアの関
係が正しくなくなる。これは、ケーブルの誤調整につな
がる。従って、ケーブルが取付けられた後にケーブルの
寸法Yを調整変更し得ることが望ましい。これは本発明
においては、たわみ可能レバー190を持上げて内側部
材178を必要なだけ1つまたは2つの溝ぶん左右に摺
動させ、その後にレバー190の力を解放することによ
って達成される。
【0050】上述の寸法は、少なくとも以下の4つの理
由によって、通常の青焼き図面上の設計許容範囲外にあ
る。第1の理由は、プレナム内に位置している図示され
ていないドアの発泡シールが歪められ得ることである。 第2の理由は、コントロールアーム22の端部が曲げら
れると、X′が不正確な値になることである。第3の理
由は、ケーブルシース120が短かすぎると、寸法Yが
長くなりすぎることである。第4の理由は、プレナム内
のドアがゆがみ得ることである。現在のJクリップ設計
にてこれらのいずれかの状況が生ずると、作業者或は後
の時点でサービスマンがシース32をJクリップ16か
らはずしてこのシースを違う位置でJクリップに位置決
めしなければならない。Jクリップ設計では、外にも失
敗を招く状況があり、これは組立て時にケーブルシース
32がJクリップへ押し込まれる際に押されたり引かれ
たりすると発生する。
【0051】図8に示す寸法Aは2つの端部取付具13
8と170の距離であり、利用する特定な用途によって
は固定である。寸法Aは、シース132とケーブル端1
34の間の調整にとっては重要でない。
【0052】本発明の好適な実施例では、外側部材の上
面はフィン198を有している。フィン198は、一様
な壁厚さを得かつ外側部材176の上面に重い壁が形成
されることを避けるために設けられている。これは、重
い壁がプラスチックの成形硬化工程間に生ずる不均一な
内部ストレスによってひずみを生ずることがあるからで
ある。フィン198の形状は精密に作られて、組立て作
業者に押圧用の快適な親指パッドを供している。このパ
ッドはまた、作業者が孔194にフレキシブルアーム1
72,174を整合させ易くしている。
【0053】溝182は、幾つかの位置にわたって段階
的な調整を可能とするに足るだけ細くなる様な距離で内
側部材に設けられる。リブ180は、システムに作用す
る通常の操作力に耐えて長手方向の移動を防ぐに足る厚
さに設計される。約1mmの溝間の寸法がこの目的に適
うことが判っている。
【0054】調整可能な端部取付具を備えたケーブルの
組立ては以下のように行われる。手順は、Jクリップに
ケーブルシースを取付けるかわりに端部取付具170が
ブラケット196の孔194にスナップ嵌め出来ること
を除いて、上述のJクリップシステムのケーブルの取付
けと同じである。コントロールレバー22をコントロー
ルカム54に対して精密に整合保持する必要はない。さ
らに調整が必要な場合には、上述の内側部材178に対
する外側部材176の調整手順を行なえばよい。
【0055】この装置は上述のレバー位置決め装置28
ないしカム位置決めピン50を必要としない。本発明に
よると、最小限の労力で端部取付具に対するケーブルシ
ースの調整が可能となり、調整作業が容易となる。
【0056】上述の内容から当業者にとっては多くの変
更例が可能である。本発明の真の範囲に該当するその様
な変更例は添付請求の範囲にあるものと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントのパネルコントロールヘッド
とヒータープレナム組立体とに接続されたコントロール
ケーブルを示す従来の全体システムの斜視図。
【図2】従来のJクリップシステムを示し、プレナムダ
ンパーコントロールに接続されたカム位置決め装置を示
す図1の一部の拡大図。
【図3】従来の調整不能ケーブル端部取付具とコントロ
ールレバーとの間の接続を示すインストルメントパネル
コントロールヘッドの後ろ側の拡大斜視図。
【図4】コントロールケーブル組立体の前に従来のレバ
ー位置決め装置を位置決めしたインストルメントパネル
コントロールヘッドの拡大斜視図。
【図5】調整不能なスナップ式端部取付具を含む一端と
Jクリップ装置内に設置可能な他端とを備えた従来のケ
ーブルシース構造の上面図。
【図6】調整不能なスナップ式端部取付具を含む一端と
Jクリップ装置内に設置可能な他端とを備えた従来のケ
ーブルシース構造の上面図。
【図7】本発明の好適な実施例による調整可能端部取付
具を有するコントロールケーブルの上面図。
【図8】図7に示したコントロールケーブルの側面図。
【図9】本発明による調整可能な端部取付具の設置を示
す図2と同様な斜視図。
【図10】本発明による取付具を示す図7の線10−1
0に沿った断面図。
【図11】本発明による取付具を示す図7の線11−1
1に沿った断面図。
【図12】ケーブルの端部に対してケーブルシースの長
手方向の調整ができるようにした外側部材の位置を示す
、図11と同様な断面図。
【符号の説明】
130  ケーブル 132  シース 176  外側部材 178  内側部材 182  不規則面 188  面突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ケーブルと、前記ケーブルの一部のま
    わりに配置されたシースと、前記シースに取付けられた
    内側部材と、前記内側部材の少なくとも一部のまわりに
    配置された外側部材と、前記内側部材と外側部材の長手
    方向の段階的な調整を可能としかつ前記内側部材と外側
    部材の完全な回転移動を可能とする装置とを有する調整
    装置。
  2. 【請求項2】  ケーブルと、前記ケーブルの一部のま
    わりに配置されたシースと、調整可能な端部取付具であ
    って、前記シースに取付けられた内側部材、前記内側部
    材の一部を取り囲む外側部材、及び前記内側部材に対し
    て前記外側部材の長手方向位置を段階的に調整する装置
    を有する調整可能な端部取付具を備えた調整装置。
  3. 【請求項3】  ケーブルと、前記ケーブルの一部のま
    わりに配置されたシースと、前記シースに取付けられ不
    規則な表面を有する内側部材と、前記内側部材の一部の
    まわりに配置された外側部材であって、前記内側部材の
    長手方向の位置を該外側部材に対して段階的に調整可能
    とする装置を含む外側部材とを備えており、前記調整可
    能とする装置が、前記外側部材の残りの部分に対して移
    動可能な該外側部材の一部と、前記不規則な表面に係合
    する前記相対移動可能な部分の内面に位置する面突起と
    を有していることを特徴とする調整装置。
  4. 【請求項4】  不規則な表面を有しシースに接続され
    るようにした内側部材と、前記内側部材の一部を包囲す
    る外側部材であって、該外側部材に対して前記内側部材
    の長手方向位置の段階的な調整をする装置を含む外側部
    材とを備えており、前記調整装置が、前記外側部材の残
    りの部分に対して相対的に移動可能な前記外側部材の一
    部と、前記不規則な表面に係合する前記相対的に移動可
    能な部分の内面に形成された面突起を有することを特徴
    とする調整可能な取付具。
JP3082442A 1990-06-08 1991-04-15 調整可能なケーブル端部取付具 Pending JPH04231715A (ja)

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EP0460839B1 (en) 1994-11-09
EP0460839A1 (en) 1991-12-11
CA2039117A1 (en) 1991-12-09

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