JPH04230207A - 化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】技術分野 本発明は、ファウンデーション、頬紅、口紅、アイシャ
ドウ、又はその他の化粧用途として有用な化粧料組成物
を目的とする。

【０００２】発明の背景 メーキャップ、アイシャドウ又は瞼塗り、頬紅、下塗り
又は被覆化粧料、口紅などのような顔用の化粧料組成物
は、顔、目、又は唇に彫りの深さを与え、そして使用者
の好みに合った肌の水分と色を加えることによって顔の
美観を改善する。

【０００３】肌に塗ったり及び／又は色を着けることを
目的とする化粧用のメーキャップ組成物は、一般に次の
三つの範疇のいずれか一つに入る。即ち、乾燥粉末；無
水脂肪酸系；又は水中，油滴型エマルションである。

【０００４】乾燥粉末は、通常は粉末状、ケーキ状、又
はコンパクト状で用いられる。乾燥粉末の機能は、顔の
皮膚に滑らかな仕上がりを与え、目に見える僅かな欠点
や日焼けを隠蔽することである。

【０００５】無水の脂肪酸系、例えば、オイルやワック
スは固体、ペースト、又は液体の型になっている。一般
に、乾燥粉末と無水の脂肪酸系は皮膚に湿り気を与えな
い。

【０００６】他方、水中油型のエマルションは、一般に
クリーム又はローションの型をしている。クリームやロ
ーションは、皮膚に湿り気を与えるのが目的であるが、
塗っている最中に蒸発して、又は塗った直後に組成物が
にじんだりすると可成りの湿り気の損失が起こる。

【０００７】このような訳で、肌に十分な湿り気を与え
、尚且つ、肌にとても滑らかで、絹のような、粉末の感
触を与えるような顔のメーキャップ用組成物に対する要
望がある。

【０００８】発明の要約 本発明は、約３０．０〜６０．０％の軽質油、１．０〜
１０．０％の化粧料用ワックス、並びに球状シリカ、微
粒子ナイロン、球状粉末からなる３０〜６０％の粉体相
を含み、全組成物の中で該球状成分が０．１〜６０重量
％を占めるような化粧料組成物に関する。

【０００９】詳細な記述 本発明の化粧料組成物は優れたファウンデーション型の
メーキャップを提供する。顔に塗る前は、組成物は非常
にソフトで軽いクリーム状の稠度を有する。顔に塗ると
、高含量の球体相の存在が組成物を急速にエモリエント
効果のある絹状粉末の仕上がりに変化する。

【００１０】同じくまた組成物は、適当な成分を加える
と、頬紅、口紅、白粉、アイシャドウ、ローション、日
焼け防止剤などにも使える。

【００１１】本発明の組成物には５種類の必須成分が含
まれている。約３０．０〜６０．０％の軽質油が組成物
中に見出だされる。軽質油とは、３５０ｃｓ以下のジメ
チコーン（ジメチル　ポリシロキサン）、パルミチン酸
オクチル、パルミチン酸イソステアリル、ＰＥＧ‐４　
ジヘプタノエート、グリセロールトリオクタノエート、
ネオペンチル　グリコール　ジイソオクタノエート、又
は、これらの油と同じ範囲内の分子量を持つ他の油のよ
うな低分子量の油を意味する。軽質油は本発明の必須成
分である化粧料用ワックスを可溶化するのを助ける。し
かしながら、本発明の好ましい具体例では、ジメチコー
ンが軽質油として用いられる。ジメチコーンは化粧料用
ワックスの中に溶解しないから、ワックスの中で溶ける
他の軽質油を化粧料用ワックスの中でのジメチコーンの
溶解性を高める為に添加する。換言すれば、特に若しも
ジメチコーンを用いるならば軽質油の混合物が最も効果
的である。

【００１２】大凡そ１．０〜１０．０％の範囲内で存在
する化粧料用ワックスは本組成物の化粧料用ワックス部
分を構成する。化粧料用ワックスとは、化粧料の処方の
中で従来から用いられてきたワックスのことであり、例
えば、カンデリラ臘、マイクロクリスタラインワックス
、カルナバ臘、蜜臘、パラフィン、鯨臘、ペトロラタム
（特に、ワセリンのこと）、トリベヘン酸グリセリル、
ベヘン酸イソステアリル等である。

【００１３】組成物は、球状シリカ、微粒子ナイロン及
び球状粉末から構成される粉体相を３０〜６０％含み、
その中で球状成分は全組成物の０．１〜６０％を占める
。

【００１４】“球状成分”と言う言葉は、形が球形また
は球形に近い粉末相のことである。前にも述べた如く、
この化粧料組成物の好ましい品質は球体相に起因する。 このように、本発明の全組成物には必ず形が球形か、又
は球形に近い構成成分を０．１〜６０．０％含有しなけ
ればならない。

【００１５】球状シリカと言う言葉は、本発明では、形
が好ましくは球形または球形に近い２〜２０ミクロンの
粒子サイズを有するシリカのことである。このタイプの
シリカは、ここに参考として本明細書に引用する日本国
公開特許出願第６１ー１７４１０３号明細書に記述され
ている。物質の属性を高めるような表面改質を行なう為
に球形の物質を処理することは当該技術では周知のこと
である。本発明の球形シリカは、当該技術で良く知られ
た方法に従って多種類の物質、例えば、レシチン、ヒア
ルロン酸ナトリウム、シリコーン、テフロン、アミノ酸
、日焼け防止剤、イソプロピルトリイソステアリル　チ
タネート、ポリエチレンのようなポリマー、二酸化チタ
ン、又は他の適当な物質を用いて処理することができる
。組成物は、一般に全組成物の０．１〜１５重量％の球
形シリカを含む。

【００１６】組成物は又、本質的に微粒子ナイロンを含
有する。微粒子ナイロン又は単にナイロンとは平均粒子
サイズが２０ミクロン以下のナイロン粒子を意味する。 微粒子ナイロンは、形が球形か球形に近いもので有り得
る。これらは多くの市場源から容易に入手できる。ナイ
ロンも又、上に述べたのと同じ処理を行なっても良い。 一般には、本発明の組成物は全組成物の０．１〜２０．
０重量％に相当する微粒子ナイロンを含む。

【００１７】本発明の化粧料組成物は粉末相の一部とし
て球状粉末を含む。球状粉末とは、形が球形または球形
に近い粉末タイプの物質を意味し、例えば、タルク、雲
母、ステアリン酸亜鉛、アクリル酸共重合体などである
。これらの物質は未処理のものでも、又は前述したよう
な処理を行なったものでも良い。全組成物はその全重量
の０．１〜６０．０重量％の球体粉末を含む。粉末相は
全組成物の約３０〜６０％を構成することが必要である
。“粉末相”と言う言葉は、集合的に球形シリカ、微粒
子ナイロン、球体粉末、化粧料用着色剤、球体填料を意
味する。全粉末相は全組成物の３０〜６０％に等しく、
そして全化粧料組成物の０．１〜６０重量％が球形でな
ければならない。

【００１８】上述の構成成分に加えて、化粧料組成物に
は、若しも色が必要ならば化粧料用の着色剤と球体填料
を含有させても良い。同じく又、化粧料組成物には紫外
線吸収剤、湿潤剤または防腐剤を含めることもできる。 前にも述べたように、粉末相には化粧料用の着色剤を含
ませても良い。化粧料用の着色剤は未処理のものでも処
理したものでも良い。処理された化粧料用着色剤とは、
化粧料にある種の利点、色の変化または表面張力を減ら
したり、吸着性を増加すると言った他の性質を付加する
為に、前述したような幾つかの他の成分を加えることに
よって表面処理された有機または無機の顔料を意味する
。これらの加工処理は当該技術に熟練した人々にとって
周知のものである。無機の顔料としては、黒、黄色およ
び赤色酸化鉄、ウルトラマリン、酸化クロム、フェロシ
アン酸第二鉄などの各種の色を持つものが適当である。 適当な有機の着色顔料は、総てＦＤＡ（アメリカ合衆国
食品医薬品局）承認のＤ＆Ｃ及びＦＤ＆Ｃ顔料（または
着色料）である。これらの着色料は多くの商業源から入
手することができる。化粧料用着色剤は、全組成物の０
．１〜４５．０重量％を占めることができる。

【００１９】粉末相には同じく又、球体填料を含ませる
ことができる。球体の填料とは、形が球形か、若しくは
球形に近いもので、充填剤として機能するような物質の
ことであって、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛、カオ
リン、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、メチルセ
ルロース、別の酸化鉄、Ｎ‐ラウリル‐Ｌ‐リシン等で
ある。球体填料は未処理のものでも、又は前述のように
処理したものでも良い。一般に、組成物中の球体填料の
含有量は、０．１〜２０．０重量％である。

【００２０】組成物には、随意的に、オクチルメトキシ
シンナメート、ｐａｄｉｍａｔｅ　Ｏ、ベンゾフェノン
、ＰＡＢＡ等のような紫外線吸収剤または日焼け防止剤
を含ませることができる。約０．５〜１０％の紫外線吸
収剤が適当である。

【００２１】顔料の溶解性を助ける一種又それ以上の湿
潤剤を添加することも望ましい。適当な湿潤剤は、ＨＬ
Ｂが５〜７の界面活性剤であって、例えば、ソルビタン
　トリオレエート、ポリグリセロール　３　ジイソステ
アレート、ソルビタン　セスキオレエート等がある。約
０．１〜１．５％の湿潤剤が適当である。

【００２２】防腐剤は入れることが望ましい。これらの
タイプの組成物に一般的に用いられる防腐剤が適当であ
る。例えば、メチル‐、エチル‐、プロピル‐若しくは
ブチル‐パラベンまたはそれらの混合物のようなパラベ
ン類、フェノキシエタノール、ＢＨＡ、ＥＤＴＡ等が適
当である。適当な添加量の範囲には変動があるが、一般
には０．５〜２％が適当である。

【００２３】本発明の組成物は、総ての乾燥成分を一緒
に混合し、粉末化し、それと別個にオイルとワックスの
各成分を加熱し、ブレンドすることによって調製するこ
とができる。乾燥成分を加熱したオイル、ワックス及び
エモリエント剤と一緒に合わせ、総ての成分の均一な懸
濁液が得られる迄、混合物を攪拌する。組成物を目的と
する容器の中に注ぎ入れてから冷却する。慎重に選ばれ
た成分の故に、これらの組成物は５０℃付近の温度にお
いて安定である。

【００２４】前にも述べたように、化粧料用ワックス成
分はジメチコーンに溶けないから本発明の組成物の中で
ジメチコーンの使用は軽質油混合物の使用を必要とする
。発明の好ましい具体例においてはジメチコーンを使用
するから、その為には組成物中で軽質油混合物が絶対に
必要である。同じく又、組成物が０．１〜４５．０％の
処理した化粧料用着色剤と０．１〜２０．０％の球体填
料を含むのが好ましい。

【００２５】本発明の好ましい具体例では、必須成分の
好ましい配合量の範囲は次の通りである（全組成物に対
する重量％で表示）。

【００２６】２．０〜４．０％　　　　　　球状シリカ
６．０〜８．０％　　　　　　微粒子ナイロン８．０〜
２５．０％　　　　球状粉末 ４３．０〜４６．０％　　軽質油 ６．０〜８．０％　　　　　　化粧料用ワックス更にそ
の他に、好ましい具体例では、２５．０〜３５．０％の
表面処理した顔料、１３．０〜１５．０％の球体填料と
、紫外線吸収剤に加えて湿潤剤と防腐剤を含むのが同じ
く好ましい。勿論、粉末相は全組成物の３０〜６０重量
％であり、全組成物の０．１〜６０重量％は球体である
。好ましい球体粉末相成分は雲母、好ましくは、ポリエ
チレン又はジメチコーンのような物質で処理された雲母
、及びアクリル酸共重合体である。好ましい球体填料は
、タルク、二酸化チタン、Ｎ‐ラウリル　リシンである
。好ましい軽質油は、ネオペンチルグリコール　ジイソ
オクタノエート、ジメチコーン、パルミチン酸オクチル
である。好ましい化粧料用ワックスは、イソステアリル
　ベヘネート、グリセリル　トリベヘネート、又はカン
デリラ臘の中の一種又はそれ以上である。好ましい湿潤
剤は、ソルビタン　トリオレエートであり、好ましい紫
外線吸収剤は、オクチルメトキシシンナメートであり、
好ましい防腐剤は、ＢＨＡ、及びフェノキシエタノール
と併用したメチル／エチル／プロピル／ブチル　パラベ
ンである。この防腐剤は市販されている。

【００２７】

【実施例】以下に、実施例と関連して本発明を更に具体
的に記述するが、これらの実施例は単に例示として記述
するものである。

【００２８】（実施例　１） 肌の被覆用の化粧料組成物を下記の配合成分を組み合わ
せることによって調製した： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　重量／重量％ベヘン酸イソステアリル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　３．００グリセリル・三ベ
ヘン酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　３．５０カンデリラ
臘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．４０パルミチン酸オクチル　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１５．１０ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　２５．００ネオペンチルグリコール　
ジイソオクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　
　　５．６０ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　０．１０オクチルメト
キシ桂皮酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．００ＢＨＡ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．０５メチル／エチル／プロピル／ブチル／
パラベンとフェノキシエタノール１）　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　１．４０アクリル酸共重合体　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　１．００黄色酸化鉄　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．０３黒色
酸化鉄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　０．０１赤色酸化鉄　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　０．０３雲母、ポリエチレン
、ジメチコーン２）　　　　　　　　　　▲▼　　　　
　　　　　　　　１０．００二酸化チタン　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　１９．１８ナイロン　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　７．００タルク　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　０．０５球状シリカ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３．００
Ｎ‐ラウリル　Ｌ‐リシン　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　２．００雲母、オキシ塩化ビスマス、二酸化チタン３
）　　　　　　　　　　▲▼　　　　　　　　１．００
注） １）“Ｐｈｅｎｏｎｉｐ”と言う商標名で市販されてい
るもの２）ポリエチレンとジメチコーンで被覆した雲母
３）オキシ塩化ビスマスと二酸化チタンで被覆した雲母

【００２９】（実施例　２） 本発明の化粧料組成物を用いてアイシャドウを調製した
。

【００３０】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　重量／重量％ ベヘン酸イソステアリル　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３．００グリセリル・三ベヘン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　３．５０カンデリラ臘　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　０．４０パルミチン
酸オクチル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５．１０
ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２５．００ネオペンチル　グリコール　ジイソ
オクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５．６０ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１０オクチル
メトキシ桂皮酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．０
０ＥＤＴＡ・３Ｎａ塩　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　０．０５ＢＨＡ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．０５メチル
／エチル／プロピル／ブチル／パラベンとフェノキシエ
タノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．４０
アクリル酸共重合体　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１．００ウルトラマリンブルー　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　０．９０黄色酸化鉄　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．２０黒
色酸化鉄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　０．０５赤色酸化鉄　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．２０ポリエチ
レンとジメチコーンで表面処理した雲母　　　　　　　
　　　　　　　　　１０．００二酸化チタン　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１．００ナイ
ロン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　７．００タルク　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６．９５球状
シリカ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　３．００Ｎ‐ラウリル　Ｌ‐リシン　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　２．００オキシ塩化ビスマス
と二酸化チタンで表面処理した雲母　　　　　　　　　
　　　１．００

【００３１】（実施例　３） ファウンデーションを調製するのに本発明の化粧料組成
物を用いた： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　重量／重量％ ベヘン酸イソステアリル　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３．００グリセリル・三ベヘン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　３．５０カンデリラ臘　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　０．４０パルミチン
酸オクチル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５．１０
ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２５．００ネオペンチル　グリコール　ジイソ
オクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５．６０ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１０オクチル
メトキシ桂皮酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．０
０ＥＤＴＡ・３Ｎａ塩　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　０．０５ＢＨＡ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．０５メチル
／エチル／プロピル／ブチル／パラベンとフェノキシエ
タノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．４０
アクリル酸共重合体　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１．００黄色酸化鉄　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　１．９３黒色酸化鉄　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
０．２６赤色酸化鉄　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　０．７３ポリエチレンとジメチ
コーンで表面処理した雲母　　　　　　　　　　　　　
　　　１０．００二酸化チタン　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　１１．００ナイロン　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
７．００タルク　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　５．３８球状シリカ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３
．００Ｎ‐ラウリル　Ｌ‐リシン　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　２．００オキシ塩化ビスマスと二酸化チタ
ンで表面処理した雲母　　　　　　　　　　　　１．０
０

【００３２】（実施例　４） 前述のモイスチャライザーを調製する為に本発明の化粧
料組成物を用いた： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　重量／重量％ ベヘン酸イソステアリル　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３．００グリセリル・三ベヘン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　３．５０カンデリラ臘　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　０．４０パルミチン
酸オクチル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５．１０
ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２５．００ネオペンチル　グリコール　ジイソ
オクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５．６０ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１０オクチル
メトキシ桂皮酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．０
０ＥＤＴＡ・３Ｎａ塩　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　０．０５ＢＨＡ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．０５メチル
／エチル／プロピル／ブチル／パラベンとフェノキシエ
タノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．４０
アクリル酸共重合体　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１．００ポリエチレンとジメチコーンで表面処理
した雲母　　　　　　　　　　　　　　　　１３．９２
ナイロン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　７．００タルク　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５．３８
球状シリカ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　３．００Ｎ‐ラウリル　Ｌ‐リシン　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　２．００オキシ塩化ビス
マスと二酸化チタンで表面処理した雲母　　　　　　　
　　　　　１．００

【００３３】（実施例　５） 発明の組成物を頬紅の調製に使用した。

【００３４】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　重量／重量％ ベヘン酸イソステアリル　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３．５０グリセリル・三ベヘン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　４．００カンデリラ臘　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　０．５０パルミチン
酸オクチル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５．５０
ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２６．００ネオペンチル　グリコール　ジイソ
オクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５．００ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１０ＥＤＴＡ
・３Ｎａ塩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
０．０５ＢＨＡ　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　０．０５メチル／エチル／
プロピル／ブチル／パラベンとフェノキシエタノール　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　１．４０アクリル酸
共重合体　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．
００赤色酸化鉄　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　０．６７ポリエチレンとジメチコー
ンで表面処理した雲母　　　　　　　　　　　　　　　
　１０．００二酸化チタン　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　１０．００ナイロン　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７．
００タルク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　９．６０球状シリカ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．５
０Ｎ‐ラウリル　Ｌ‐リシン　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２．００ＦＤ＆Ｃイエロー＃５　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　０．１８Ｄ＆Ｃレッド＃７　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．４５

【００
３５】（実施例　６） 本発明の化粧料組成物を用いて口紅を調製した。

【００３６】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　重量／重量％ ベヘン酸イソステアリル　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　３．００グリセリル・三ベヘン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　３．５０カンデリラ臘　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　０．４０パルミチン
酸オクチル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５．１０
ジメチコーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　２５．００ネオペンチル　グリコール　ジイソ
オクタノエート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５．６０ソルビタン・三オレイン酸　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　０．５０芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１０オクチル
メトキシ桂皮酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．０
０ＥＤＴＡ・３Ｎａ塩　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　０．０５ＢＨＡ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．０５メチル
／エチル／プロピル／ブチル／パラベンとフェノキシエ
タノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．４０
アクリル酸共重合体　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１．００Ｄ＆Ｃレッド＃７　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　５．００Ｄ＆Ｃレッド＃３０　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．５０Ｄ＆Ｃ
イエロー＃１０　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．５０ポリエチレンとジメチコーンで表面処理した雲母
　　　　　　　　　　　　　　　　１０．００二酸化チ
タン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　５．００ナイロン　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　７．００タルク　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　８．３０球状シリカ　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　３．００Ｎ‐ラウリル　Ｌ
‐リシン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．００オ
キシ塩化ビスマスと二酸化チタンで表面処理した雲母　
　　　　　　　　　　　１．００

【００３７】好ましい
具体例に関連して本発明を記述してきたが、その意図す
る処は本発明の範囲をそこに示された特定の形に限定す
るものではなく、寧ろそれとは逆に特許請求の範囲によ
って限定されるように本発明の精神と範囲の内に包含さ
れるような総ての変法、修正法、および均等物をカバー
することにある。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　３０．０〜６０．０％の軽質オイル、
   １．０〜１０．０％の化粧料用ワックス、並びに球状シ
   リカ、微粒子状ナイロン及び球状粉末から構成される３
   ０〜６０％の粉体相、からなる化粧料組成物であり、該
   球状成分が全組成物の０．１〜６０重量％を占めること
   を特徴とする前記化粧料組成物。
2. 【請求項２】　　粉体相が更に球状填料を含む請求項１
   記載の組成物。
3. 【請求項３】　　粉体相が更に化粧料用着色剤を含む請
   求項２記載の組成物。
4. 【請求項４】　　全組成物の０．１〜１５．０重量％の
   球状シリカを含む請求項１記載の組成物。
5. 【請求項５】　　全組成物の０．１〜２０．０重量％の
   微粒子状ナイロンを含む請求項４記載の組成物。
6. 【請求項６】　　全組成物の０．１〜６０．０重量％の
   球状粉末を含む請求項５記載の組成物。
7. 【請求項７】　　更にその他に、全組成物の０．１〜２
   ０．０重量％の球状填料を含む請求項６記載の組成物。
8. 【請求項８】　　全組成物の０．１〜４５重量％の化粧
   料用着色剤を更に含む請求項７記載の組成物。
9. 【請求項９】　　全組成物の重量を基準として、２．０
   〜４．０％の球状シリカ ６．０〜８．０％の微粒子状ナイロン ８．０〜２５．０％の球状粉末 ４３．０〜４６．０％の軽質オイル ６．０〜８．０％の化粧料用ワックス を含む請求項８記載の組成物。
10. 【請求項１０】　　全組成物の重量を基準として１３．
    ０〜１５．０％の球状填料 ２５．０〜３５．０％の化粧料用着色剤を更に含む請求
    項９記載の組成物。
11. 【請求項１１】　　防腐剤、湿潤剤、又は紫外線吸収剤
    の一種又はそれ以上を更に含む請求項１０記載の組成物
    。