JPH04223783A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH04223783A
JPH04223783A JP2406449A JP40644990A JPH04223783A JP H04223783 A JPH04223783 A JP H04223783A JP 2406449 A JP2406449 A JP 2406449A JP 40644990 A JP40644990 A JP 40644990A JP H04223783 A JPH04223783 A JP H04223783A
Authority
JP
Japan
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signal
period
signals
recording
time base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2406449A
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English (en)
Inventor
Michiyasu Ishibashi
石橋 通保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の回転ヘツドを用い
て、1フイ─ルドの映像信号を複数のトラツクにチヤン
ネル分割して記録し再生する磁気記録再生装置に関し、
詳しくは垂直ブランキング期間に信号が多重されている
映像信号の記録再生を良好に行えるようにした磁気記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広帯域の映像信号をヘリカル走査
方式磁気記録再生装置(以下「VTR」という)に記録
するに当り、1フイ─ルド分の信号を1トラツクに記録
するのは困難であるため、映像信号をマルチチヤンネル
に分割し、チヤンネル当たりの帯域幅をチヤンネル分の
1に狭くして、各チヤンネルの信号をそれぞれ対応する
トラツクに同時に記録するマルチチヤンネル分割記録方
式が用いられている。
【0003】以下、民生用VTRと同じ構成のヘリカル
走査方式VTRにおいて、1フイ─ルドの映像信号を2
チヤンネルに分割して2本のトラツクに記録する2チヤ
ンネル分割記録を行う場合について説明する。垂直ブラ
ンキング期間に信号が多重されている映像信号を記録す
る場合として、ハイビジヨン放送のために開発された帯
域圧縮方式であるMUSE方式により8.1MHzに帯
域圧縮されたハイビジヨン信号(以下、「MUSE信号
」という)を記録する例が、「帯域圧縮方式ハイビジヨ
ンVTR」National  Technical 
 Report  Vol.32  No.4  Au
g.1986に述べられている。
【0004】図6はMUSE信号の伝送信号形式を示す
図で、垂直ブランキング期間は水平走査線番号3〜46
と565〜608であり、音声/付加情報などが時分割
多重されている。図7は前述の文献に述べられている2
チヤンネル分割記録方式の場合の従来装置の動作原理を
説明するための図で、同図中のMUSE信号の数字は、
図6の水平走査線番号を示している。MUSE信号は1
H(Hは水平走査期間を示す)単位ずつ2Hに時間軸伸
長され、図6(b),(C)に示すCH1とCH2の2
チヤンネルの信号に分割され、チヤンネル当たりの帯域
幅は1/2となる。CH1,CH2の信号の数字は、時
間軸伸長されたそれぞれの水平走査線番号を示す。なお
、2Hに時間軸伸長された水平走査期間をEで表す。 すなわち、E=2Hとなる。このCH1とCH2の信号
がテ─プに同時に記録される。
【0005】図8はフイ─ルドおよびフレ─ム単位でみ
たMUSE信号およびCH1,CH2の信号を示す図で
、MUSE信号の音声/付加情報などが多重されている
垂直ブランキング期間は、図に示すように水平走査線番
号3〜46および565〜608であり、それぞれ44
Hである。CH1の信号の垂直ブランキング期間は、期
間軸伸長された3〜45の奇数番号および565〜60
7の奇数番号の水平走査線の期間であり、それぞれ22
E、すなわち44Hである。また、CH2の信号の垂直
ブランキング期間は、時間軸伸長された4〜46の偶数
番号および566〜608の偶数番号の水平走査線の期
間であり、それぞれ22E、すなわち44Hである。 CH1とCH2の垂直ブランキングの期間はMUSE信
号の垂直ブランキング期間と同じである。
【0006】民生用VTRと同じ構成のヘリカル走査方
式VTRでは、磁気テ─プは回転ドラムに180°巻付
けられており、2つの回転ヘツドで交互に1フイ─ルド
の映像信号を1本のトラツクに記録する。2チヤンネル
分割記録方式では、上述のようにチヤンネル当り2つの
回転ヘツドが必要なことから、ヘツド数は4個である。 CH1およびCH2用のそれぞれのヘツドは隣接してお
り、CH1およびCH2用のヘツドはそれぞれCH1お
よびCH2の信号を同時記録する。ここでCH1および
CH2の信号には、上述のように1フイ─ルドの期間に
対し垂直ブランキング期間がMUSE信号と同じ44H
期間あるので、それぞれのチヤンネルのヘツドの切換え
をこの垂直ブランキング期間で行つている。現行の民生
用VTRでも垂直ブランキング期間でヘツド切換えを行
つており、このようにすることによつて記録時と再生時
のテ─プテンシヨンの差によるヘツド切換位置での再生
信号の位相の不連続、いわゆるスキユ─が発生してもそ
の影響を受けないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置では、CH1およびCH2の信号のヘツドの切換えを
垂直ブランキング期間内に行つているため、MUSE信
号の音声/付加情報の記録再生、すなわち垂直ブランキ
ング期間に多重されている信号の記録再生ができないと
いう問題点があり、さらに音声信号の記録再生を行うた
めにテ─プ巻付角度を180°より大きくし、2チヤン
ネル分のPCM音声エンコ─ダ回路およびデコ─ダ回路
や変復調回路を設けなければならないため、高価になる
という問題点があつた。
【0008】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、垂直ブランキング期間に信号が時
分割多重されている1フイ─ルドの映像信号をNチヤン
ネルに分割してN本のトラツクに記録するVTRにおい
て、テ─プ巻付角を増加しなくても記録再生できるVT
Rを得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るチヤンネル
分割方式のVTRは、垂直ブランキング期間に時分割多
重されている信号の時間軸を圧縮して信号が重畳されて
いない無信号期間を形成し、この無信号期間内に回転ヘ
ツドを切換えて磁気テ─プに記録し、再生信号の時間軸
が圧縮されている信号の時間軸を伸長して元の映像信号
に複元するようにした点を特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1はこの実施例によるVTRの記録系、再生系の
信号処理の構成を示す図で、本実施例においては、従来
例と同様に、民生用VTRと同じヘリカル走査方式VT
Rを用いて1フイ─ルドの映像信号を2チヤンネルに分
割し2本のトラツクに記録する2チヤンネル分割記録方
式の場合について述べ、垂直ブランキング期間に信号が
多重されている映像信号の一例としては、従来例と同様
に、図6に示すMUSE信号を取り上げる。
【0011】図1において、1はMUSE信号が入力さ
れる入力端子、2はA/D変換器で、MUSE信号をデ
イジタル処理するためにデイジタル化する。3は圧縮器
で、垂直ブランキング期間に重畳されている音声信号の
時間軸を圧縮する。4は2チヤンネル分割回路で時間軸
圧縮器3の出力信号をCH1とCH2の2チヤンネルに
分割する。5,6はタイムベ─スコレクタ(以下「TB
C」という)用信号付加回路で、それぞれCH1および
CH2の再生信号の時間軸補正を行うための負極水平同
期信号およびバ─スト信号を付加する。7,8はD/A
変換器、9,10はFM変調器、11a,11bはそれ
ぞれCH1用の180°割り出しの二つのヘツド12a
,12bに対応して設けられたCH1用の記録アンプで
あり、これらの記録アンプ11a,11bの出力がそれ
ぞれヘツド12a,12bに供給される。13a,13
bはそれぞれCH2用の180°割り出しの二つのヘツ
ド14a,14bに対応して設けられたCH2用の記録
アンプであり、これらの記録アンプ13a,13bの出
力がそれぞれヘツド14a,14bに供給される。
【0012】また、再生系において、15a,15bは
それぞれヘツド12a,12bの再生信号を増幅するC
H1用の再生アンプ、17はこの再生アンプ15a,1
5bからの出力をテ─プ上のヘツド位置に応じて切り換
えるスイツチヤ、16a,16bはそれぞれヘツド14
a,14bの再生信号を増幅するCH2用の再生アンプ
、18はこの再生アンプ16a,16bからの出力をテ
─プ上のヘツド位置に応じて切換えるスイツチヤ、19
,20はFM復調器、21,22はA/D変換器、23
,24はTBC回路、25は2チヤンネルに分割された
CH1とCH2の信号を合成するチヤンネル合成回路、
26は垂直ブランキング期間の時間軸圧縮された多重信
号の時間軸を伸長して元に戻す時間軸伸長器、27はD
/A変換器、28は再生MUSE信号を出力する出力端
子である。
【0013】次に動作について説明する。図2および図
3は図1に示した実施例の記録系の動作を説明するため
のフレ─ム単位および水平走査期間単位の信号波形図で
ある。図において1Hおよび1Eは、1水平走査期間お
よび2水平走査期間(2H)に時間軸伸長された期間を
示す。入力端子1に加えられた図2(a)に示すMUS
E信号aは、A/D変換器2でデイジタル化された後、
時間軸圧縮器3に加えられる。MUSE信号aは、図6
に示すように、垂直ブランキング期間に、フレ─ムパル
ス信号、コントロ─ル信号、クランプレベル信号、VI
T信号、音声/付加情報(以下「音声信号」という)お
よび4水平走査線分の色c信号が多重されている。
【0014】MUSE信号aの40Hの第1フイ─ルド
および第2フイ─ルドの音声信号はそれぞれ図6の水平
走査線番号3〜42および565〜604の音声信号部
分を示しており、図2(b)はこの40Hの音声信号b
を正極同期信号と共に示している。音声信号bはよく知
られているように3値信号となっている。時間軸圧縮器
3に入力されたMUSE信号aは図2(c)に示すよう
に40Hの音声信号が34Hに時間軸圧縮され、6Hの
音声信号が重畳されていない期間(以下、「無信号期間
」という)Bが形成される。この時、正極同期信号は圧
縮されず元のままである。図2(d)は音声信号が時間
軸圧縮されたこのMUSE信号dを示しており、下部に
付された1〜1125の数字は、第1フイ─ルドの6H
の無信号期間Bの最初の1HをMUSE信号dの1番目
の水平走査線番号として、1フレ─ム分の1125まで
の水平走査線の番号を示しており、無信号期間Bは1〜
6および563〜568の水平走査線番号の期間となり
、時間軸が圧縮された音声信号(以下、「圧縮音声信号
」という)は7〜40および569〜602の水平走査
線番号の期間となり、映像信号の期間は41〜562お
よび603〜1125の水平走査線番号の期間となる。
【0015】図2(e)はMUSE信号dを水平走査線
単位で表した図で、時間軸圧縮器3から出力されたMU
SE信号dはチヤンネル分割回路4に加えられ、図7で
述べた従来例と同様に1H単位ずつ2H(=1E)に時
間軸伸長され、CH1およびCH2の2チヤンネルの信
号f,gに分割され、チヤンネル当りの帯域幅は1/2
になる。図2(f),(g)はこのCH1とCH2の信
号を示しており、図中のCH1の信号f,CH2の信号
gに付された数字は、時間軸伸長されたMUSE信号d
(図2(e)参照)の水平走査線番号を示している。
【0016】上述のようにMUSE信号dの無信号期間
Bは1〜6および563〜568の水平走査線番号の期
間であり、6Hである。この1〜6および563〜56
8の無信号期間Bは、CH1の信号fおよびCH2の信
号gの同番号の時間軸伸長された水平走査線の期間に変
換されている。以下この無信号期間をCH1の信号fお
よびCH2の信号gの無信号期間Bという。この無信号
期間Bはそれぞれ6Hすなわち3Eである。
【0017】2チヤンネル分割回路4から出力されたC
H1の信号fおよびCH2の信号gは、それぞれTBC
用信号付加回路5および6に加えられる。正極同期信号
を有するMUSE信号の記録には、通常同期分離が容易
な負極水平同期信号と時間軸変動量を検出するためのバ
─スト信号を付加する。図3はこの信号処理を説明する
ための信号波形図で、図3(a)はCH1の信号fの1
E単位の信号波形を示す図で、CH1の信号fはTBC
用信号付加回路5で図3(b)に示すように1E単位で
時間軸圧縮され、負極同期信号とバ─スト信号が付加さ
れる。図示しないがCH2の信号gについても同様の処
理がなされる。このCH1,CH2の信号は後述するよ
うにFM変調されてテ─プに記録されるので、このCH
1およびCH2用の出力信号をそれぞれCH1の記録信
号jおよびCH2の記録信号kと呼ぶ。このCH1およ
びCH2の記録信号j,kは、水平走査線単位で表示す
ると、それぞれCH1およびCH2の信号f,gと同様
の波形となる。
【0018】CH1の記録信号jおよびCH2の記録信
号kはそれぞれD/A変換器7,8でD/A変換され、
FM変調器9,10でFM変調される。FM変調器9,
10から出力されたCH1,CH2のFM信号(図示せ
ず)は、それぞれCH1用の記録アンプ11a,11b
,CH2用の記録アンプ13a,13bに加えられ、記
録アンプ11a,11bから出力されたCH1のFM信
号はそれぞれヘツド12a,12bにより記録され、記
録アンプ13a,13bから出力されたCH2のFM信
号はそれぞれヘツド14a,14bにより記録される。
【0019】ここで、CH1の記録信号jとCH2の記
録信号kの第1フイ─ルド期間に相当する信号は、互い
に隣接したCH1用ヘツド12aとCH2用ヘツド14
aによりそれぞれ同時に記録される。CH1の記録信号
jとCH2の記録信号kの第2フイ─ルド期間に相当す
る信号は,互いに隣接したCH1用ヘツド12bとCH
2用ヘツド14bによりそれぞれ同時に記録される。以
下、同様の手順を繰り返して記録される。
【0020】図4にCH1の記録信号jとCH2の記録
信号kのテ─プ29上のトラツクパタ─ンを示す。トラ
ツク31a,31eおよび31c,31gには、それぞ
れヘツド12a,12bによりCH1の記録信号jが記
録される。トラツク31b,31fおよび31d,31
hにはそれぞれヘツド14aおよび14bによりCH2
の記録信号kが記録されている。ここで、トラツク31
a,31b,トラツク31c,31d,トラツク31e
,31f,トラツク31g,31hは同時に2トラツク
ずつ順次記録される。
【0021】各トラツクの走査期間は、オ─バラツプ部
を除くと1フイ─ルド期間すなわち281  1/4E
(=562  1/2H)である。図2fに示したCH
1の記録信号jの最初の第1フイ─ルド期間、最初の第
2フイ─ルド期間、2番目の第1フイ─ルド期間、2番
目の第2フイ─ルド期間の信号は、順次それぞれCH1
用のトラツク31a,31c,31e,31gに記録さ
れる。また、図2(g)に示したCH2の記録信号kの
最初の第1フイ─ルド期間、最初の第2フイ─ルド期間
、2番目の第1フイ─ルド期間、2番目の第2フイ─ル
ド期間の信号は順次それぞれCH2用のトラツク31b
,31d,31f,31hに記録される。
【0022】図4中のV1,V2,W1,W2,X1,
X2,Y1,Y2,Z1,Z2はヘツド切換点を示す。 ヘツド切換はCH1の記録信号jとCH2の記録信号k
の斜線部分の3Eのブランキング期間Bで行われる。各
トラツクの前縁および後縁の斜線部分の数字はCH1の
記録信号jとCH2の記録信号kの上記3Eのそれぞれ
のブランキング期間Bの分配を示す。各トラツクの前縁
と後縁の斜線部分にはさまれた279Eの部分は、各ト
ラツクに記録されるCH1の記録信号jおよびCH2の
記録信号kの圧縮音声信号および映像信号の期間を示し
ている。
【0023】このように、この記録方式では、垂直ブラ
ンキング期間の音声信号を時間軸圧縮して無信号期間B
を形成し、CH1,CH2の記録信号j,kにそれぞれ
無信号期間Bと同じ無信号期間を作り、この無信号期間
B内にヘツド切換を行つている。
【0024】次に再生時の動作について説明する。再生
時においては、記録時にCH1用のヘツド12a,12
bにより記録されたトラツクは、それぞれ同一のヘツド
12a,12bにより再生される。また、CH2のヘツ
ド14a,14bにより記録されたトラツクはそれぞれ
同一のヘツド14a,14bにより再生される。ヘツド
12a,12bの出力はそれぞれ再生アンプ15a,1
5bを通りCH1用のスイツチヤ17に加えられ、ヘツ
ド14a,14bの出力はそれぞれ再生アンプ16a,
16bを通りCH2用のスイツチヤ18に加えられる。 スイツチヤ17,18はよく知られているように、その
時点で再生信号を再生しているヘツドの出力を選ぶよう
にヘツド切換動作を行いそれぞれCH1とCH2の連続
したヘツド出力が得られる。なお、このヘツド切換は、
CH1とCH2の記録信号j,kの無信号期間B内に行
うので、ヘツド切換位置で再生信号に発生するスキユ─
の影響は受けない。
【0025】CH1,CH2のヘツド出力はそれぞれF
M復調器19,20に加えられ復調される。FM復調器
19,20からそれぞれ図2に示したCH1の記録信号
jとCH2の記録信号kが再生されて出力されてそれぞ
れA/D変換器21,22に加えられ、デイジタル化さ
れた後、TBC回路23,24に加えられる。TBC回
路23では、再生されたCH1の記録信号jの負極水平
同期信号とバ─スト信号(図3(b)参照)から時間軸
変動量を検出して時間軸の補正を行うとともに、再生さ
れたCH1の記録信号jを1E単位で時間軸伸長し、負
極水平同期信号とバ─スト信号を除去して図3(a)に
示す1E単位のCH1の信号を複元する。すなわちTB
C回路23から、CH1の信号fが複元され、同様にし
てTBC回路24からCH2の信号gが複元される。
【0026】複元されたCH1の信号fとCH2の信号
gとはチヤンネル合成回路25に加えられて合成され、
音声信号が時間軸圧縮されたMUSE信号、すなわちM
USE信号dが再生される。図5(a)にこの再生され
たMUSE信号dを示す。再生されたMUSE信号dは
時間軸伸長器26に加えられ、垂直ブランキング期間の
圧縮音声信号に対し記録時と逆の時間軸伸長が施されて
34Hの圧縮音声信号は40Hの元の音声信号に戻され
る。すなわち、図2(a)に示した入力MUSE信号a
と同じ再生MUSE信号a(図5(b)図示)が出力さ
れる。この再生MUSE信号aはD/A変換器27でア
ナログ信号に変換され、出力端子28から元のMUSE
信号aが出力される。
【0027】なお、上記実施例では、記録側のデイジタ
ル信号処理による時間軸圧縮器3、2チヤンネル分割回
路4、TBC用信号付加回路5、6および再生側のTB
C回路23,24、チヤンネル合成回路25、時間軸伸
長器26はそれぞれ個別の構成としたが、この記録例お
よび再生側の信号処理はそれぞれ一つのデイジタルメモ
リで行う構成としてもよい。
【0028】また、上記実施例では、MUSE信号の垂
直ブランキング期間の音声信号を時間軸圧縮して無信号
期間Bを形成し、CH1とCH2の記録信号にそれぞれ
上記無信号期間Bと同じ無信号期間Bを形成するように
構成したが、MUSE信号の垂直ブランキング期間の音
声信号の時間軸を圧縮せずにそのまま2チヤンネル分割
回路4に入力し、MUSE信号を1H単位ずつ2H(=
1E)に時間軸伸長してCH1,CH2の信号に分離す
る際にCH1,CH2のそせぞれの垂直ブランキング期
間の音声信号を時間軸圧縮して無信号期間Bを設けたC
H1,CH2の記録信号f,gを作成し、この無信号期
間B内にヘツドの切換えを行い、再生側では逆の処理を
行う構成にしても同様の効果を奏することはいうまでも
ない。
【0029】また、上記実施例では、MUSE信号の垂
直ブランキング期間の前部に無信号期間Bを設けたが、
垂直ブランキング期間の後部に無信号期間Bを設けても
同様の効果を奏する。
【0030】また、上記実施例では、MUSE信号を記
録再生する場合について述べたが、垂直ブランキング期
間に信号が時分割多重されている映像信号に適用しても
、同様の効果を奏することはいうまでもない。
【0031】また、上記実施例では2チヤンネル分割記
録方式の場合について述べたが、Nチヤンネル分割記録
方式(NはN≧3なる整数)においても、上記実施例と
同様にしてNチヤンネルに分割された各信号に無信号期
間Bを設け、この無信号期間B内にヘツドの切り換えを
行うように構成しても同様の効果を奏する。
【0032】さらに、上記実施例では負極水平同期信号
とバ─スト信号を挿入して記録しているが、これに限定
するものでなく、負極水平同期信号とバ─スト信号を挿
入せずに記録しても同様の効果を奏する。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
垂直ブランキング期間に信号が時分割多重されている映
像信号をN倍に時間軸伸長して、さらにNチヤンネルに
分割して記録する際に、Nチヤンネルに分割された各チ
ヤンネルの記録信号のうち、N倍の周期に変換された水
平同期信号はそのままで、時分割多重信号は時間軸圧縮
してすなわち時分割多重信号の時間軸伸長をN倍より小
さくして無信号期間Bを形成し、無信号期間B内にヘツ
ド切り換えを行つてNチヤンネルに分割された各チヤン
ネルの時分割多重信号の記録再生を行う構成としたので
、垂直ブランキング期間に信号が時分割多重されている
映像信号をテ─プ巻付角を180°より大きくすること
なく、また音声信号の記録再生のための回路を設けるこ
となく多チヤンネル方式で記録再生できる磁気記録再生
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置のブロツ
ク回路図である。
【図2】図1の実施例の各部の信号波形図である。
【図3】図1の実施例におけるTBC用信号付加回路の
入出力信号波形を示す図である。
【図4】図1の実施例の磁気テ─プ上のトラツクパタ─
ンを示す図である。
【図5】図1の実施例の再生されたミユ─ズ信号を示す
図である。
【図6】MUSE信号の伝送信号形式を示す図である。
【図7】従来の多チヤンネル記録方式の磁気記録再生装
置の動作原理を説明するための走査線単位で示した信号
波形図である。
【図8】図7の従来例のフイ─ルド単位で示した信号波
形図である。
【符号の説明】
1,21,22  A/D変換器 3  時間軸圧縮器 4  2チヤンネル分割回路 5,6  TBC用信号付加回路 7,8,27  D/A変換器 9,10  FM変調器 11a,11b,13a,13b  記録アンプ12a
,12b,14a,14b  記録再生ヘツド15a,
15b,16a,16b  再生アンプ17,18  
スイツチヤ 19,20  FM復調器 23,24  TBC回路 25  チヤンネル合成回路 26  時間軸伸長器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  垂直ブランキング期間に信号が時分割
    多重された映像信号を1水平走査期間ごとに時間軸をN
    倍に伸長し、Nチヤンネルに分割して記録・再生を行う
    ように構成された磁気記録再生装置において、上記垂直
    ブランキング期間に重畳されている信号の時間軸を圧縮
    して信号が重畳されていない無信号期間を形成する手段
    と、この無信号期間内に回転ヘツドを切り換えて磁気テ
    ─プに記録・再生を行う手段と、再生された信号のうち
    上記時間軸が圧縮された信号を元の時間軸に伸長する手
    段とを備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP2406449A 1990-12-26 1990-12-26 磁気記録再生装置 Pending JPH04223783A (ja)

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JP2406449A JPH04223783A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 磁気記録再生装置

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