JPH04220790A - コイン搬送ダクト - Google Patents
コイン搬送ダクトInfo
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- JPH04220790A JPH04220790A JP2417960A JP41796090A JPH04220790A JP H04220790 A JPH04220790 A JP H04220790A JP 2417960 A JP2417960 A JP 2417960A JP 41796090 A JP41796090 A JP 41796090A JP H04220790 A JPH04220790 A JP H04220790A
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- coin
- coins
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D9/00—Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機、自動支払
機、両替機、ゲーム機等に用いられている硬貨、メダル
等（本明細書では「コイン」と総称する。）をホッパー
内から１枚宛送出するコイン送出装置に連結されるコイ
ンエスカレータ、コインの研磨・補給・回収・計数等に
用いるコイン搬送ライン、その他同様のコイン搬送ダク
トに関するものである。
機、両替機、ゲーム機等に用いられている硬貨、メダル
等（本明細書では「コイン」と総称する。）をホッパー
内から１枚宛送出するコイン送出装置に連結されるコイ
ンエスカレータ、コインの研磨・補給・回収・計数等に
用いるコイン搬送ライン、その他同様のコイン搬送ダク
トに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、特公昭６２−４５５８８号公報に
開示の形式のコイン送出装置は、第１１図に示すように
、多数のコインＡをばら状態で収容するホッパー１内に
コイン送り円盤２を水平に対して傾斜した平面内で回転
されるように設け、コイン送り円盤２上に中心円形台部
３と円板外周部分に円周方向に離間した位置で円板表面
から突出する複数個のコイン送り片４とによって複数個
のコインポケットを画成し、コイン送り円盤２の回転に
より各ポケットがホッパー下部からコインを拾い上げて
上方に送り、コイン送出装置のコイン出口部を経てコイ
ン送り片４の押し出し力によってコインを１枚宛送り出
すように構成されている。
開示の形式のコイン送出装置は、第１１図に示すように
、多数のコインＡをばら状態で収容するホッパー１内に
コイン送り円盤２を水平に対して傾斜した平面内で回転
されるように設け、コイン送り円盤２上に中心円形台部
３と円板外周部分に円周方向に離間した位置で円板表面
から突出する複数個のコイン送り片４とによって複数個
のコインポケットを画成し、コイン送り円盤２の回転に
より各ポケットがホッパー下部からコインを拾い上げて
上方に送り、コイン送出装置のコイン出口部を経てコイ
ン送り片４の押し出し力によってコインを１枚宛送り出
すように構成されている。
【０００３】この形式のコイン送出装置は、例えば、両
替機、ゲーム機等では、機内の底部に取り付けられ、図
１１に示すように、コイン出口部５にコインエスカレー
タ６を連結してコイン出口部からコインエスカレータ６
の湾曲人口部６ａを経てエスカレータ６内に押し込んで
上昇させ、上方位置にあるコイン払出口（図示せず）や
コイン搬送ライン７（図１０）などにコインを送出する
ようにしている。
替機、ゲーム機等では、機内の底部に取り付けられ、図
１１に示すように、コイン出口部５にコインエスカレー
タ６を連結してコイン出口部からコインエスカレータ６
の湾曲人口部６ａを経てエスカレータ６内に押し込んで
上昇させ、上方位置にあるコイン払出口（図示せず）や
コイン搬送ライン７（図１０）などにコインを送出する
ようにしている。
【０００４】上述のコインエスカレータ６やコイン搬送
ライン７などはコイン搬送ダクトの一例であるが、これ
らは、前後側板８および９と、これらの側板８、９を移
送すべきコインの厚さに対応する所定の間隔で離間させ
るスペーサ１０とによって画成されたコイン通路１１を
有している。なお、これらの側板７、８およびスペーサ
９は、必ずしもそれぞれがすべて独立したものでなけれ
ばならないものではなく、例えば、後側板８とスペーサ
９が、また、前後側板７、８およびスペーサ ９全体
があらかじめ一体に形成されたものであっても、上記と
同様であることは言うまでもない。このコイン通路１１
は、図１１に示すように、コイン通路１１の少なくとも
幅方向両側端にあっては、密閉状態となっている。この
ため、コイン通路内に逃げ場のないごみや研磨剤などが
付着したり、異形・大径コインの混入等により、コイン
の搬送作用にしばしば不都合が生じる。
ライン７などはコイン搬送ダクトの一例であるが、これ
らは、前後側板８および９と、これらの側板８、９を移
送すべきコインの厚さに対応する所定の間隔で離間させ
るスペーサ１０とによって画成されたコイン通路１１を
有している。なお、これらの側板７、８およびスペーサ
９は、必ずしもそれぞれがすべて独立したものでなけれ
ばならないものではなく、例えば、後側板８とスペーサ
９が、また、前後側板７、８およびスペーサ ９全体
があらかじめ一体に形成されたものであっても、上記と
同様であることは言うまでもない。このコイン通路１１
は、図１１に示すように、コイン通路１１の少なくとも
幅方向両側端にあっては、密閉状態となっている。この
ため、コイン通路内に逃げ場のないごみや研磨剤などが
付着したり、異形・大径コインの混入等により、コイン
の搬送作用にしばしば不都合が生じる。
【０００５】また、これらの前後側板とスペーサとは、
一般に互いにねじで緊締固定されているので、上記ごみ
の清掃や異形コインの排除または正常コインの回収等を
行うためには、これらのねじを外し、側板を取り外して
コイン通路１１を開放させなければならない。ところが
、この作業は甚だ面倒であるばかりでなく、装置内の作
業スペースの制限の問題などから、作業が困難となる場
合もある。
一般に互いにねじで緊締固定されているので、上記ごみ
の清掃や異形コインの排除または正常コインの回収等を
行うためには、これらのねじを外し、側板を取り外して
コイン通路１１を開放させなければならない。ところが
、この作業は甚だ面倒であるばかりでなく、装置内の作
業スペースの制限の問題などから、作業が困難となる場
合もある。
【０００６】このようなごみ付着を防ぐために、コイン
搬送ダクトの側板等にごみ排出孔を設けることが提案さ
れている（図示せず）。しかしながら、この方法では、
ごみの排除が十分に行われないことが経験的に認められ
、またコイン詰まりを解除する作業の不便さがいまだ解
消されていない。
搬送ダクトの側板等にごみ排出孔を設けることが提案さ
れている（図示せず）。しかしながら、この方法では、
ごみの排除が十分に行われないことが経験的に認められ
、またコイン詰まりを解除する作業の不便さがいまだ解
消されていない。
【０００７】一方、上述したように、コインエスカレー
タ６は水平に対して傾斜した平面内でコインを送出する
コイン送出装置のコイン出口部５に湾曲入口部６ｄを介
して連結されて上方に延長され、例えばゲーム機では２
ｍ以上の高さに達する場合もある。したがって、その奥
行寸法を小さくするためコインエスカレータ６は水平に
対して傾斜した下端部６ａから湾曲部６ｃを経て６ｂで
示すように垂直に延長されている。
タ６は水平に対して傾斜した平面内でコインを送出する
コイン送出装置のコイン出口部５に湾曲入口部６ｄを介
して連結されて上方に延長され、例えばゲーム機では２
ｍ以上の高さに達する場合もある。したがって、その奥
行寸法を小さくするためコインエスカレータ６は水平に
対して傾斜した下端部６ａから湾曲部６ｃを経て６ｂで
示すように垂直に延長されている。
【０００８】このようにコインエスカレータ６の方向を
変えるために湾曲部６ｃを設ける場合、例えば、第１２
図に示すように湾曲部６ｃの曲率半径を大きくする場合
には、直線部分６ａ、６ｂにおけると同様に前後側板８
、９間の間隔をコインの厚みに０．２〜０．５ｍｍを加
えた程度とすることによっても湾曲部６ｃでのコインの
かみ込みの間題が生じないが、この結果としてＤ−１で
示すように方向転換のため、大きな空間が必要となると
いう問題があり、特に、コイン搬送ダクト等において移
送方向を直角に変える場合には湾曲部の占める空間が大
となる問題がある。
変えるために湾曲部６ｃを設ける場合、例えば、第１２
図に示すように湾曲部６ｃの曲率半径を大きくする場合
には、直線部分６ａ、６ｂにおけると同様に前後側板８
、９間の間隔をコインの厚みに０．２〜０．５ｍｍを加
えた程度とすることによっても湾曲部６ｃでのコインの
かみ込みの間題が生じないが、この結果としてＤ−１で
示すように方向転換のため、大きな空間が必要となると
いう問題があり、特に、コイン搬送ダクト等において移
送方向を直角に変える場合には湾曲部の占める空間が大
となる問題がある。
【０００９】この湾曲部のための空間を小さくするため
、湾曲部６ｃの曲率半径を小さくする場合には、第１３
図に示すように湾曲部６ｃにおける前後側板８、９間の
間隔をｄで示すように大きくする必要があり、この結果
としてコインがかみ込んでしまい動きが取れなくなると
いう問題が生じる。
、湾曲部６ｃの曲率半径を小さくする場合には、第１３
図に示すように湾曲部６ｃにおける前後側板８、９間の
間隔をｄで示すように大きくする必要があり、この結果
としてコインがかみ込んでしまい動きが取れなくなると
いう問題が生じる。
【００１０】このような問題を解決する手段として、図
１４に示すように板バネ１２によって湾曲部６ｃにおけ
るコインを側板９に対して押しつけることが提案されて
いる。しかしながら、この方法では、コインＡは板バネ
１２によって十分押えつけることができるが、コインＢ
はコインＡほど十分に押さえることができず。したがっ
てコインＢをも十分押えつけるためにバネ圧を強くする
と下からコインを押し上げる負担が大きくなるばかりで
なく、コインの傷がつき易くなるという問題や、長期間
の使用により板バネ力が低下し易いという問題がある。
１４に示すように板バネ１２によって湾曲部６ｃにおけ
るコインを側板９に対して押しつけることが提案されて
いる。しかしながら、この方法では、コインＡは板バネ
１２によって十分押えつけることができるが、コインＢ
はコインＡほど十分に押さえることができず。したがっ
てコインＢをも十分押えつけるためにバネ圧を強くする
と下からコインを押し上げる負担が大きくなるばかりで
なく、コインの傷がつき易くなるという問題や、長期間
の使用により板バネ力が低下し易いという問題がある。
【００１１】さらに、コイン搬送ダクトは、そのコイン
通路１１の幅が移送されるべきコインの直径に応じて限
定されるので、複数種類の異径コイン（例えば、１００
円硬貨と５００円硬貨）を同時に通過させたり、一種類
のエスカレータで複数種類の異径コインに対応させるよ
うなことはできないという不便がある。
通路１１の幅が移送されるべきコインの直径に応じて限
定されるので、複数種類の異径コイン（例えば、１００
円硬貨と５００円硬貨）を同時に通過させたり、一種類
のエスカレータで複数種類の異径コインに対応させるよ
うなことはできないという不便がある。
【００１２】このような異径コインを同時に移送するた
めにベルトコンベア方式が採用されているが、この方式
ではベルト上にコインを載置して移送する構造上、コイ
ン面を水平にして移送しなければならない。したがって
、コインを垂直にして移送することができるダクト方式
に比べ設置スペースを広く確保しなければならないとい
う問題がある。
めにベルトコンベア方式が採用されているが、この方式
ではベルト上にコインを載置して移送する構造上、コイ
ン面を水平にして移送しなければならない。したがって
、コインを垂直にして移送することができるダクト方式
に比べ設置スペースを広く確保しなければならないとい
う問題がある。
【００１３】本発明の目的は、コイン搬送ダクトのコイ
ン通路内のごみの付着を軽減し、このコイン搬送ダクト
の側板を取り外ずすことなくコイン通路内の清掃や異形
コインの排除または正常コインの回収等を行うことを可
能とし、コインの移送方向を自在とするとともに、異な
るコインサイズに対応する併用タイプであって広い設置
スペースを不要とするコイン搬送ダクトを提供しようと
するものである。
ン通路内のごみの付着を軽減し、このコイン搬送ダクト
の側板を取り外ずすことなくコイン通路内の清掃や異形
コインの排除または正常コインの回収等を行うことを可
能とし、コインの移送方向を自在とするとともに、異な
るコインサイズに対応する併用タイプであって広い設置
スペースを不要とするコイン搬送ダクトを提供しようと
するものである。
【００１４】本発明によれば、前後側板と、これらの側
板を所定の間隔で離間させるスペーサとによって画成さ
れたコイン通路を有するコイン搬送ダクトにおいて、コ
イン搬送ダクトの前側板を少なくとも部分的になくし、
この代わりに少なくとも１個の左右一対のテーパーロー
ラをコイン通路の両側に回転自在に設け、これらの端板
とテーパーローラとの間を通過するコインの外周縁に接
触し得る下向きテーパー面を各テーパーローラに設け、
テーパーローラをスプリングにより負荷して下向きテー
パー面に接触するコイン外周縁に押圧力を作用させるよ
うにしたことを特徴とする。
板を所定の間隔で離間させるスペーサとによって画成さ
れたコイン通路を有するコイン搬送ダクトにおいて、コ
イン搬送ダクトの前側板を少なくとも部分的になくし、
この代わりに少なくとも１個の左右一対のテーパーロー
ラをコイン通路の両側に回転自在に設け、これらの端板
とテーパーローラとの間を通過するコインの外周縁に接
触し得る下向きテーパー面を各テーパーローラに設け、
テーパーローラをスプリングにより負荷して下向きテー
パー面に接触するコイン外周縁に押圧力を作用させるよ
うにしたことを特徴とする。
【００１５】本発明によれば、上述の構成によって、コ
イン搬送ダクトの１例であるコインエスカレータ内に、
これに接続された硬貨投出装置の投出作用によって押入
されたコインは、左右一対のテーパーローラー間にスプ
リングのバネ力に抗して進入し、これらの下向きテーパ
ー面によって後側板に対して押しつけられながら、コイ
ンエスカレータのコイン通路内を通過する。
イン搬送ダクトの１例であるコインエスカレータ内に、
これに接続された硬貨投出装置の投出作用によって押入
されたコインは、左右一対のテーパーローラー間にスプ
リングのバネ力に抗して進入し、これらの下向きテーパ
ー面によって後側板に対して押しつけられながら、コイ
ンエスカレータのコイン通路内を通過する。
【００１６】このように、テーパーローラはその下向き
テーパー面によってコインの浮き上がりを防止し、コイ
ンはテーパーローラとの転がり接触によって軽い押入力
で直線または湾曲したいづれのコイン通路においても所
望方向に向かって円滑に通過することができる。
テーパー面によってコインの浮き上がりを防止し、コイ
ンはテーパーローラとの転がり接触によって軽い押入力
で直線または湾曲したいづれのコイン通路においても所
望方向に向かって円滑に通過することができる。
【００１７】さらに、前側板に代わって各テーパーロー
ラが設けられているので、従来のコイン搬送ダクトと異
なり、通過コイン等によって運ばれたごみは各テーパー
ローラ間の隙間より排泄され、ごみがコイン通路内に付
着するのを軽減することができる。
ラが設けられているので、従来のコイン搬送ダクトと異
なり、通過コイン等によって運ばれたごみは各テーパー
ローラ間の隙間より排泄され、ごみがコイン通路内に付
着するのを軽減することができる。
【００１８】また、図４のごとき構成によれば、各テー
パーローラ６はコイン通路１１の幅方向に摺動可能に設
けられているので、コイン通路内の清掃、異径コインの
排除、正常コインの回収等の必要が生じた場合は、従来
のコイン搬送ダクトと異なり、側板を取り外すことなく
、図７に示すようにテーパーローラの位置をスプリング
に抗してコイン通路１１の幅方向にずらすことによりコ
イン通路が開放され、かかる清掃等の作業を容易かつ確
実に行うことができる。
パーローラ６はコイン通路１１の幅方向に摺動可能に設
けられているので、コイン通路内の清掃、異径コインの
排除、正常コインの回収等の必要が生じた場合は、従来
のコイン搬送ダクトと異なり、側板を取り外すことなく
、図７に示すようにテーパーローラの位置をスプリング
に抗してコイン通路１１の幅方向にずらすことによりコ
イン通路が開放され、かかる清掃等の作業を容易かつ確
実に行うことができる。
【００１９】一方、コイン通路１１内を異なる直径のコ
インが通過するときは、コイン径に対応してそのコイン
を通過させるに十分な通路幅がテーパーローラの摺動に
よって画成され、コインが通過した後はスプリングの引
っ張り力によってテーパーローラが元の位置ないし後続
するコインの外周縁に対応する位置まで引き戻される。 この繰り返しによって、エスカレータは下向きテーパー
面の押圧力を減ずることなく異なる直径のコインを同時
に移送することが可能となり、また、各種のコインに対
応する汎用タイプのものとして用いることができる。
インが通過するときは、コイン径に対応してそのコイン
を通過させるに十分な通路幅がテーパーローラの摺動に
よって画成され、コインが通過した後はスプリングの引
っ張り力によってテーパーローラが元の位置ないし後続
するコインの外周縁に対応する位置まで引き戻される。 この繰り返しによって、エスカレータは下向きテーパー
面の押圧力を減ずることなく異なる直径のコインを同時
に移送することが可能となり、また、各種のコインに対
応する汎用タイプのものとして用いることができる。
【００２０】図１は、本発明の１実施例を示し、図示の
コインエスカレータ６は、後側板９を有する。この後側
板９は水平に対して傾斜した下端部６ａと、垂直に延び
る上方部分６ｂと、これら部分間の湾曲部６ｃとを有す
る。
コインエスカレータ６は、後側板９を有する。この後側
板９は水平に対して傾斜した下端部６ａと、垂直に延び
る上方部分６ｂと、これら部分間の湾曲部６ｃとを有す
る。
【００２１】直線部６ａ、６ｃおよび湾曲部６ｃには、
部分的または全面的に前側板８をなくし、この代わりに
左右１対のテーパーローラ１３をコイン通路１１の両側
にコイン通路の長さ方向に適宜の間隔で互いに離間して
配置している。
部分的または全面的に前側板８をなくし、この代わりに
左右１対のテーパーローラ１３をコイン通路１１の両側
にコイン通路の長さ方向に適宜の間隔で互いに離間して
配置している。
【００２２】テーパーローラ１３は、図３に示すように
、下向きテーパ面１４を有する独楽形状に形成されてお
り、その中心孔１５に中心軸１６を貫通し、この中心軸
１６の一端側の回りにテーパーローラ１３を回転自在と
している。
、下向きテーパ面１４を有する独楽形状に形成されてお
り、その中心孔１５に中心軸１６を貫通し、この中心軸
１６の一端側の回りにテーパーローラ１３を回転自在と
している。
【００２３】中心軸１６の他端側を図４に示すように、
後側板９にあけた案内溝孔１７に貫通し、中心軸１６の
軸端に摺動シュー１８を取りつけてテーパーローラ１３
がコイン通路１１の幅方向に移動しえるようにしてある
。
後側板９にあけた案内溝孔１７に貫通し、中心軸１６の
軸端に摺動シュー１８を取りつけてテーパーローラ１３
がコイン通路１１の幅方向に移動しえるようにしてある
。
【００２４】このように構成することにより、左右一対
のテーパーローラ１３の摺動シュー１８をコイルスプリ
ング１９によって互いに引き寄せる方向にバネ力を作用
させ、このバネ力に抗してコインが左右のテーパーロー
ラ１３間に押し入ることによってコインを下向きテーパ
面１４の作用によって後側板９に対して押しつけ、コイ
ンの浮き上がりを防止している。
のテーパーローラ１３の摺動シュー１８をコイルスプリ
ング１９によって互いに引き寄せる方向にバネ力を作用
させ、このバネ力に抗してコインが左右のテーパーロー
ラ１３間に押し入ることによってコインを下向きテーパ
面１４の作用によって後側板９に対して押しつけ、コイ
ンの浮き上がりを防止している。
【００２５】また、テーパーローラ１３が案内溝孔１７
に沿ってコイン通路１１の幅方向に移動しえるので、コ
イン通路１３の通路幅が移送されるべきコインの直径に
応じて広くなったり、狭くなったりする。これにより、
エスカレータ内を複数種類の異径コイン（例えば、１０
０円硬貨と５００円硬貨）を同時に通過させたり、一種
類のエスカレータで複数種類の異径コインに対応させる
ことが可能となる。
に沿ってコイン通路１１の幅方向に移動しえるので、コ
イン通路１３の通路幅が移送されるべきコインの直径に
応じて広くなったり、狭くなったりする。これにより、
エスカレータ内を複数種類の異径コイン（例えば、１０
０円硬貨と５００円硬貨）を同時に通過させたり、一種
類のエスカレータで複数種類の異径コインに対応させる
ことが可能となる。
【００２６】図５の実施例は、上述した例と同様の下向
きテーパ面１４を有するテーパーローラ１３を用い、後
側板９あけた取付孔２０に中心軸１６を貫通し、円錐形
のスパイラルスプリング２１をその大径端２２を後側板
９の裏面にあてて中心軸１６の軸遊端に取りつけたスプ
リング受板２３と後側板９との間に介挿している。
きテーパ面１４を有するテーパーローラ１３を用い、後
側板９あけた取付孔２０に中心軸１６を貫通し、円錐形
のスパイラルスプリング２１をその大径端２２を後側板
９の裏面にあてて中心軸１６の軸遊端に取りつけたスプ
リング受板２３と後側板９との間に介挿している。
【００２７】このように構成することにより、上述同様
に、バネ力に抗して押入されたコインは、コインの外周
縁が左右のテーパーローラ１３間に押し入ることによっ
てコインを下向きテーパ面１４の作用によって後側板９
に対して押しつけ、コインの浮き上がりを防止している
。
に、バネ力に抗して押入されたコインは、コインの外周
縁が左右のテーパーローラ１３間に押し入ることによっ
てコインを下向きテーパ面１４の作用によって後側板９
に対して押しつけ、コインの浮き上がりを防止している
。
【００２８】図６の実施例は、コイン搬送ダクトの前側
板を全面的または部分的になくし、この代わりにコイン
通路１１の一側に位置する案内軌道２４を有する端板２
５をその軌道面２６を後側板９に対して傾斜して固定し
、この端板２５に対向するコイン通路の他側に少なくと
も１個のテーパーローラ１３を回転自在に設け、これら
の端板２５とテーパーローラ１３との間を通過するコイ
ンの外周縁に接触し得る下向きテーパー面１４を各テー
パーローラ１３に設け、テーパーローラ１３を図８また
は図９に示すように、それぞれコイルスプリング１９ま
たはスパイラルスプリング２１により負荷して下向きテ
ーパー面１４に接触するコイン外周縁に押圧力を作用さ
せるようにしたものである。
板を全面的または部分的になくし、この代わりにコイン
通路１１の一側に位置する案内軌道２４を有する端板２
５をその軌道面２６を後側板９に対して傾斜して固定し
、この端板２５に対向するコイン通路の他側に少なくと
も１個のテーパーローラ１３を回転自在に設け、これら
の端板２５とテーパーローラ１３との間を通過するコイ
ンの外周縁に接触し得る下向きテーパー面１４を各テー
パーローラ１３に設け、テーパーローラ１３を図８また
は図９に示すように、それぞれコイルスプリング１９ま
たはスパイラルスプリング２１により負荷して下向きテ
ーパー面１４に接触するコイン外周縁に押圧力を作用さ
せるようにしたものである。
【００２９】このように構成することにより、バネ力に
抗して押入されたコインは、コインの外周縁が端板２５
とテーパーローラ１３の間に押し入ることによつてコイ
ンを端板２５の傾斜軌道面２６と下向きテーパ面１４の
作用によって後側板９に対して押しつけ、コインの浮き
上がりを防止している。
抗して押入されたコインは、コインの外周縁が端板２５
とテーパーローラ１３の間に押し入ることによつてコイ
ンを端板２５の傾斜軌道面２６と下向きテーパ面１４の
作用によって後側板９に対して押しつけ、コインの浮き
上がりを防止している。
【００３０】また、上述のテーパーローラ１３に対向す
る部分は、端板２５の代わりに、所望のコイン脱落防止
部材（図示せず）で被覆してもよい。
る部分は、端板２５の代わりに、所望のコイン脱落防止
部材（図示せず）で被覆してもよい。
【００３１】上述の実施例は、コイン投出装置によって
投出されたコインを低い位置から上方へ持ち上げるコイ
ン搬送ダクトを示しているが、図１０示すように他のコ
イン投出手段２９によって投出されたコインを上方へ送
ることはもとより、例えば水平湾曲部２７を介して水平
方向に方向変換させ、さらにカーブ湾曲部訪２８によっ
てコインの厚み方向に湾曲させてコインを他の場所へ移
動させるコイン搬送ラインにも好適に用いることができ
る。
投出されたコインを低い位置から上方へ持ち上げるコイ
ン搬送ダクトを示しているが、図１０示すように他のコ
イン投出手段２９によって投出されたコインを上方へ送
ることはもとより、例えば水平湾曲部２７を介して水平
方向に方向変換させ、さらにカーブ湾曲部訪２８によっ
てコインの厚み方向に湾曲させてコインを他の場所へ移
動させるコイン搬送ラインにも好適に用いることができ
る。
【００３２】以上説明したように本発明のコイン搬送ダ
クトは、コイン搬送ダクトのコイン通路内のごみの付着
を軽減し、このコイン搬送ダクトの側板を取り外ずすこ
となくコイン通路内の清掃や異形コインの排除または正
常コインの回収等を行うことを可能とし、コインの移送
方向を自在とするとともに、異なるコインサイズに対応
する併用タイプであって広い設置スペースを不要とする
。
クトは、コイン搬送ダクトのコイン通路内のごみの付着
を軽減し、このコイン搬送ダクトの側板を取り外ずすこ
となくコイン通路内の清掃や異形コインの排除または正
常コインの回収等を行うことを可能とし、コインの移送
方向を自在とするとともに、異なるコインサイズに対応
する併用タイプであって広い設置スペースを不要とする
。
【図１】本発明による第１実施例のコイン搬送ダクトの
斜視図
斜視図
【図２】図１のコイン搬送ダクトの部分拡大図
【図３】
図２のＩ一Ｉ線上の断面図
図２のＩ一Ｉ線上の断面図
【図４】図２のＩＩ一ＩＩ線上の拡大断面図
【図５】図
４の変形例
４の変形例
【図６】本発明による第２実施例のコイン搬送ダクトの
斜視図
斜視図
【図７】図６の部分拡大図
【図８】図７のＩＩＩ―ＩＩＩ線上の拡大図
【図９】図
８の変形例
８の変形例
【図１０】コイン搬送ラインの一実施例
【図１１】従来
のコインエスカレータの斜視図
のコインエスカレータの斜視図
【図１２】従来技術によ
るコインエスカレータの湾曲部を示す略線図
るコインエスカレータの湾曲部を示す略線図
【図１３】従来技術によるコインエスカレータの湾曲部
を示す略線図
を示す略線図
【図１４】従来技術によるコインエスカレータの湾曲部
を示す略線図
を示す略線図
１ ホッパー
２ コイン送り円盤
３ 中心円形台部
４ コイン送り片
５ コイン出口部
６ コインエスカレータ
６ａ 下端部
６ｂ 直線部
６ｃ 湾曲部
６ｄ 湾曲入口部
７ コイン搬送ライン
８ 前側板
９ 後側板
１０ スペーサ
１１ コイン通路
１２ 板バネ
１３ テーパローラ
１４ 下向きテーパ面
１５ 中心孔
１６ 中心軸
１７ 案内溝孔
１８ 摺動シュー
１９ コイルスプリング
２０ 取付孔
２１ スパイラルスプリング
２２ スプリング受板
２３ 大径端
２４ 案内軌道
２５ 端板
２６ 軌道面
２７ 水平湾曲部
２８ カーブ湾曲部
２９ コイン投出手段
Claims (3)
- 【請求項１】 前後側板と、これらの側板を所定の間
隔で離間させるスペーサとによって画成されたコイン通
路を有するコイン搬送ダクトにおいて、コイン搬送ダク
トの前側板を少なくとも部分的になくし、この代わりに
少なくとも左右一対のテーパーローラをコイン通路の両
側に回転自在に設け、これらの端板とテーパーローラと
の間を通過するコインの外周縁に接触し得る下向きテー
パー面を各テーパーローラに設け、テーパーローラをス
プリングにより負荷して下向きテーパー面に接触するコ
イン外周縁に押圧力を作用させるようにしたことを特徴
とするコイン搬送ダクト。 - 【請求項２】 前後側板と、これらの側板を所定の間
隔で離間させるスペーサとによって画成されたコイン通
路を有するコイン搬送ダクトにおいて、コイン搬送ダク
トの前側板を少なくとも部分的になくし、この代わりに
コイン通路の一側に位置する案内軌道を有する端板がそ
の軌道面を後側板に対して傾斜して固定され、この端板
に対向するコイン通路の他側に少なくとも１個のテーパ
ーローラを回転自在に設け、これらの端板とテーパーロ
ーラとの間を通過するコインの外周縁に接触し得る下向
きテーパー面を各テーパーローラに設け、テーパーロー
ラをスプリングにより負荷して下向きテーパー面に接触
するコイン外周縁に押圧力を作用させるようにしたこと
を特徴とするコイン搬送ダクト。 - 【請求項３】 前後側板と、これらの側板を所定の間
隔で離間させるスペーサとによって画成されたコイン通
路を有するコイン搬送ダクトにおいて、コイン搬送ダク
トの前側板を少なくとも部分的になくし、この代わりに
脱落防止用側板をコイン通路の一側に設け、この脱落防
止用側板に対向するコイン通路の他側に少なくとも１個
のテーパーローラを回転自在に設け、これらの脱落防止
用側板とテーパーローラとの間を通過するコインの外周
縁に接触し得る下向きテーパー面を各テーパーローラに
設け、テーパーローラをスプリングにより負荷して下向
きテーパー面に接触するコイン外周縁に押圧力を作用さ
せるようにしたことを特徴とするコイン搬送ダクト。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417960A JPH0792847B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | コイン搬送ダクト |
| US07/737,343 US5170874A (en) | 1990-08-02 | 1991-07-29 | Coin conveyor for successively transporting coins |
| KR1019910020653A KR950003204B1 (ko) | 1990-12-20 | 1991-11-20 | 경화 반송 덕트 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417960A JPH0792847B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | コイン搬送ダクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04220790A true JPH04220790A (ja) | 1992-08-11 |
| JPH0792847B2 JPH0792847B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=18525951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417960A Expired - Fee Related JPH0792847B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-12-20 | コイン搬送ダクト |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792847B2 (ja) |
| KR (1) | KR950003204B1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002208057A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 硬貨払出装置 |
| JP2010046177A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Copcom Co Ltd | メダル投出装置およびそれを用いたメダルゲーム機 |
| JP2010218488A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Juki Corp | メダル投出装置 |
| JP2013109462A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 硬貨取扱い装置 |
| JP2013109463A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 硬貨取扱い装置 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP2417960A patent/JPH0792847B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-20 KR KR1019910020653A patent/KR950003204B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002208057A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 硬貨払出装置 |
| JP2010046177A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Copcom Co Ltd | メダル投出装置およびそれを用いたメダルゲーム機 |
| JP2010218488A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Juki Corp | メダル投出装置 |
| JP2013109462A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 硬貨取扱い装置 |
| JP2013109463A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 硬貨取扱い装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0792847B2 (ja) | 1995-10-09 |
| KR950003204B1 (ko) | 1995-04-04 |
| KR920013205A (ko) | 1992-07-28 |
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