JPH04220529A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH04220529A
JPH04220529A JP40451890A JP40451890A JPH04220529A JP H04220529 A JPH04220529 A JP H04220529A JP 40451890 A JP40451890 A JP 40451890A JP 40451890 A JP40451890 A JP 40451890A JP H04220529 A JPH04220529 A JP H04220529A
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JP
Japan
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sensor
sensor tube
tubes
mass flow
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP40451890A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sawamoto
澤本 幸治
Yuji Fujinuma
藤沼 勇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は質量流量計に係り、特に
被測流体が流れるセンサチューブの異常を監視するよう
構成した質量流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】被測流体の質量流量を直接計測する質量
流量計の一つとして、振動するセンサチューブ内に流体
を流したときに生ずるコリオリの力を利用して質量流量
を計測する流量計がある。
【0003】この種の質量流量計においては、一対のセ
ンサチューブに流体を流し、加振器(励磁コイル)の駆
動力により一対のセンサチューブを互いに近接、離間す
る方向に振動させる構成とされている。コリオリの力は
センサチューブの振動方向に働き、かつ入口側と出口側
とで逆向きであるのでセンサチューブに捩れが生じ、こ
の捩れ角は質量流量に比例する。
【0004】従って、一対のセンサチューブの入口側及
び出口側夫々の捩れる位置に振動を検出するピックアッ
プ(振動センサ)を設け、両センサの出力検出信号の時
間差を計測して上記センサチューブの捩れ、つまり質量
流量を計測している。
【0005】又、上記構成とされた質量流量計において
は、センサチューブ、ピックアップ及び加振器等を保護
するための箱状のカバーが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記質量流量計ではセ
ンサチューブを共振状態に振動させているので、長期間
使用するとセンサチューブのつけ根部分あるいは溶接部
分に応力が作用してセンサチューブにひび割れが生ずる
ことがある。その場合、センサチューブ内の流体がカバ
ー内に流出するとともにセンサチューブの振動が安定し
なくなる。
【0007】ところが、センサチューブはカバー内に収
納されているので外観から確認することができないため
、従来はセンサチューブの共振状態を監視することによ
り異常発生を検知するようにしていた。
【0008】しかしながら流体中に混入した気泡がセン
サチューブ内で滞溜した場合にもセンサチューブの共振
状態が変化するため、センサチューブでひび割れが生じ
たのか、あるいはセンサチューブ内に気体が滞溜したの
かを判断できなかった。
【0009】そのため、質量流量計でセンサチューブの
振動の異常発生を検知しても作業員がカバーを外して調
べるまでその原因が確認できず、異常発生時の処置が遅
れたり、適切な対応策がとられていないといった課題が
あった。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した質量
流量計を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測流体が通
過するセンサチューブを振動させ、被測流体の流量に応
じて発生するコリオリ力によるセンサチューブの変位を
検出して流量を計測する質量流量計において、前記セン
サチューブの破損とともに断線する細線状の導電体を前
記センサチューブに設け、前記導電体に微小電流を通電
して該微小電流又は電圧の変化により前記センサチュー
ブの破損を検出する検出手段を備えてなる。
【0012】
【作用】センサチューブが破損すると、センサチューブ
に設けられた細線状の導電体が断線するため、導電体を
流れる電流又は電圧がゼロになる。検出手段により導電
体の電流値又は電圧値を監視し、センサチューブが破損
して流体が漏れていることを直接検出できる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に本発明になる質量流量計の一
実施例を示す。
【0014】両図中、質量流量計1は配管2の途中にポ
ンプ3、元弁4と併せて設けてあり、箱状の密閉構造と
されたカバー(筺体)1A内に被測流体が流れる一対の
センサチューブ5,6を収納してなる。
【0015】この質量流量計1は共振状態で振動する一
対のセンサチューブ5,6に流体を流したときに生ずる
コリオリ力によるセンサチューブ5,6の変位を検出し
て流量を計測するコリオリ式の流量計である。そのため
、センサチューブ5,6はカバー1Aにより結露、塵埃
あるいは外力等から保護されている。
【0016】センサチューブ5,6は、側面図上はU字
状に、平面図上はJ字状に屈曲されて、管7に対して対
称に取り付けてある。
【0017】8,9は加振器であり、自励発振回路13
により夫々センサチューブ5,6を矢印X方向に振動さ
せる。
【0018】10,11はピックアップであり、センサ
チューブ5,6の矢印X方向の振動を検出する。
【0019】上流側配管(図示せず)を通って供給され
た流体は、質量流量計1内を矢印■で示すように分岐し
て夫々センサチューブ5,6内を矢印■で示すように流
れ、矢印■で示すように合流されて管7内に入り、管7
内を矢印■で示すように流れて下流側配管12に到る。
【0020】流体が振動しているセンサチューブ5,6
内を流れるときコリオリの力が生じ、これにより、セン
サチューブ5,6の振動に時間差を生じる。
【0021】センサチューブ5,6の振動がピックアッ
プ10,11により検出され、この振動の時間差が、時
間差−電圧変換回路(図示せず)により電圧に変換され
、更にはV−F変換回路(図示せず)により周波数に変
換され、次段の流量演算回路(図示せず)を経て、流量
信号となる。
【0022】センサチューブ5,6の外周には図2に示
す如く、センサチューブ5,6の破損(ひび割れ、切断
等)を検出するための信号線14,15が螺旋状に巻き
付けられている。この信号線14,15は直径がおよそ
10μm程度の細線であり強度的に弱くセンサチューブ
5,6が破損するとともに断線するようにつくられてい
る。
【0023】尚、信号線14,15は夫々図3に示す如
くフィルム状の接着テープ16により、センサチューブ
5,6の外周に密着するように固定される。又、この接
着テープ16自体も薄くセンサチューブ5,6の破損に
より切断しやすい材質により形成されている。
【0024】センサチューブ5に巻き付けられた信号線
14は、一端がセンサチューブ5の流入側端部より引き
出され、他端がセンサチューブ5の流出側端部より引き
出されて第1の断線検出器17に接続されている。
【0025】又、センサチユーブ6に巻き付けられた信
号線15は、一端がセンサチューブ6の流入側端部より
引き出され、他端がセンサチューブ6の流出側より引き
出されて第2の断線検出器18に接続されている。
【0026】上記断線検出器17,18は、信号線14
,15に微小電流を通電し、信号線14,15の電流値
又は電圧値を監視している。
【0027】信号線14,15には微小電流が流されて
いるだけなのでセンサチューブ破損検出用に使用される
消費電力が少なくて済み、例えば質量流量計1が現場設
置形でバッテリ駆動式の場合でも、長時間センサチュー
ブ5,6の破損を監視することができる。
【0028】センサチューブ5,6が破損し信号線14
,15が断線したとき、断線検出器17,18は制御回
路19にセンサチューブ破損検出信号を出力する。
【0029】制御回路19は断線検出器17,18から
の信号があると、警報装置20より警報を発し、同時に
元弁4を閉弁させる。これにより、作業者は質量流量計
1のセンサチューブ5,6が破損したことを直ちに知る
ことができる。又、元弁4が閉弁することにより、セン
サチューブ5,6への流体供給が停止し、それ以上破損
箇所から流体が漏れることが防止される。
【0030】さらに、制御回路19は断線検出器17,
18からの信号に応じて、表示部21に破損したセンサ
チューブ5,6を表示する。すなわち、表示部21には
どのセンサチューブ5,6が破損したのか表示されるた
め、作業者は表示部21により修理すべきセンサチュー
ブを確認することができる。よって、作業者は質量流量
計1の設置場所へ行く前にセンサチューブ5,6の破損
状況がわかり、破損状況に応じた処置を速やかに講ずる
ことができる。
【0031】尚、信号線14,15は図3に示すものに
限らず、信号線14,15の代わりに例えば図4に示す
ような絶縁性フイルムよりなる接着テープ22内に導電
パターン23を印刷した信号線24を使用しても良い。
【0032】又、信号線14,15は、上記のようにセ
ンサチューブ5,6の外周に螺旋状に巻き付けても良い
が、これ以外にも例えば図5に示すようにセンサチュー
ブ5,6の長手方向に延在するようにセンサチューブ5
,6の外周に複数本平行に設けるようにしても良い。
【0033】上記実施例の変形例として、上記質量流量
計1の被測流体が流れる接液部分のうち、少なくともセ
ンサチューブ5,6を合成樹脂により成形する。この場
合、センサチューブ5,6の材質としては例えば耐食性
に優れた四ふっ化エチレン樹脂が使用される。
【0034】そのため、被測流体が腐食性流体であって
も、通常の流体と同様流量計測することができる。又、
センサチューブ5,6が合成樹脂により成形されるため
、センサチューブ5,6を複雑な形状に成形することも
可能であり、図1に示すようなJ字状に曲げられた形状
でも金属パイプを曲げ加工する場合よりも容易に成形す
ることができ、しかも肉厚及び形状寸法を高精度に保つ
ことができる。従って、センサチューブ5,6の寸法形
状のバラツキが少ないので量産性に優れ流量計測特性の
安定化が図れる。
【0035】このように、センサチューブ5,6を合成
樹脂により一体成形する際、図6に示すようにセンサチ
ューブ5,6自体に上記信号線14,15の代わりに導
電線25をインサート成形することができる。そのため
、上記実施例のように信号線14,15をセンサチュー
ブ5,6の外周に接着するといった作業が不要になる。
【0036】尚、上記実施例ではJ字状に曲げられたセ
ンサチューブを例に挙げて説明したが、本発明はこれ以
外の形状とされたセンサチューブを有する質量流量計に
も適用することができる。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる質量流量計は
、センサチューブに細線状の導電体を設けてなるため、
センサチューブの破損状態を直接監視することができ、
センサチューブが破損してひび割れ又は切断すると、導
電体が断線し、これにより検出手段がセンサチューブの
破損を検出することができる。しかも、箱状のカバー内
に収納されたセンサチューブを見なくともセンサチュー
ブの破損を知ることができるので、センサチューブ内に
気泡が滞溜したか、あるいはセンサチューブが破損した
のか迷うことがなく、修理作業を速やかに行え、センサ
チューブから漏れた流体がカバー内に充満し、カバーが
流体圧力で破れ、流体が外部に流出するといった事故を
防止することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる質量流量計の一実施例の斜視図で
ある。
【図2】センサチューブに巻き付けられた信号線を拡大
して示す斜視図である。
【図3】信号線を拡大して示す斜視図である。
【図4】信号線の変形例を示す斜視図である。
【図5】信号線の接着パターンの変形例を示す斜視図で
ある。
【図6】センサチューブを合成樹脂により成形した場合
の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  質量流量計 4  元弁 5,6  センサチューブ 8,9  加振器 10,11  ピックアップ 14,15  信号線 16,22  接着テープ 17,18  断線検出器 19  制御回路 20  警報装置 21  表示部 22  導電パターン 25  導電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測流体が通過するセンサチューブを
    振動させ、被測流体の流量に応じて発生するコリオリ力
    によるセンサチューブの変位を検出して流量を計測する
    質量流量計において、前記センサチューブの破損ととも
    に断線する細線状の導電体を前記センサチューブに設け
    、前記導電体に微小電流を通電して該微小電流又は電圧
    の変化により前記センサチューブの破損を検出する検出
    手段を備えてなることを特徴とする質量流量計。
JP40451890A 1990-12-20 1990-12-20 質量流量計 Pending JPH04220529A (ja)

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JP40451890A JPH04220529A (ja) 1990-12-20 1990-12-20 質量流量計

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JP40451890A JPH04220529A (ja) 1990-12-20 1990-12-20 質量流量計

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ID=18514183

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JP40451890A Pending JPH04220529A (ja) 1990-12-20 1990-12-20 質量流量計

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JP (1) JPH04220529A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990023590A (ko) * 1997-08-16 1999-03-25 클라우스 포스, 게오르그 뮐러 질량 유동 센서
JP2008502900A (ja) * 2004-06-14 2008-01-31 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド ケーブル配線並びに第1及び第2のピックオフ・センサでの信号差を決定するコリオリ流量計及び方法
WO2022128419A1 (de) * 2020-12-16 2022-06-23 Endress+Hauser Flowtec Ag Magnetisch-induktives durchflussmessgerät

Cited By (4)

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JP2008502900A (ja) * 2004-06-14 2008-01-31 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド ケーブル配線並びに第1及び第2のピックオフ・センサでの信号差を決定するコリオリ流量計及び方法
JP4739333B2 (ja) * 2004-06-14 2011-08-03 マイクロ・モーション・インコーポレーテッド ケーブル配線並びに第1及び第2のピックオフ・センサでの信号差を決定するコリオリ流量計及び方法
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