JPH04218276A - アンビリカルコネクタ - Google Patents

アンビリカルコネクタ

Info

Publication number
JPH04218276A
JPH04218276A JP2403251A JP40325190A JPH04218276A JP H04218276 A JPH04218276 A JP H04218276A JP 2403251 A JP2403251 A JP 2403251A JP 40325190 A JP40325190 A JP 40325190A JP H04218276 A JPH04218276 A JP H04218276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receptacle
insulator
plug
contact
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2403251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2875891B2 (ja
Inventor
Osami Satou
佐藤 長未
Yasuhiro Matsumoto
松元 康博
Takashi Yamamoto
傑士 山本
Tatsuo Kano
狩野 辰雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Space Development Agency of Japan
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
National Space Development Agency of Japan
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Space Development Agency of Japan, Japan Aviation Electronics Industry Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical National Space Development Agency of Japan
Priority to JP2403251A priority Critical patent/JP2875891B2/ja
Publication of JPH04218276A publication Critical patent/JPH04218276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2875891B2 publication Critical patent/JP2875891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロケット,宇宙往還機,
航空機,電車等で外部雰囲気に直接曝される箇所に使用
されるアンビリカルコネクタ、特にその嵌合・離脱部機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば宇宙ロケットの打上げに際し、機
体と地上施設との間でインターフェース信号を授受する
中継として、アンビリカルコネクタが使用される。これ
は機体側に設けられたレセプタクルと地上側に設けられ
たプラグとを嵌合することにより、機体内部とそれに対
応して地上施設側に配された多数の電線が、同時にそれ
ぞれ導通するようになっている。そしてまた、レセプタ
クルからプラグを離脱し、ロケットを発射した後は、レ
セプタクルの外面が外部雰囲気に曝され、ゴミ,水分,
氷等が付着しても、ロケット内の電気システムを短絡事
故等から保護するために、ロケットの内外を電気的に完
全に遮断する、いわゆるデッド・フェース機構が、自動
的に作動するようになっている。
【0003】図4はそのような発射前の宇宙ロケットと
その周辺を示す概略図であって、図中(01)がロケッ
ト発射台(02)の上に据えられたロケット本体、(0
3)が地上設備としてのアンビリカルマスト、(010
)がロケット本体(01)に搭載されたレセプタクル、
(030) が同レセプタクル(010) に嵌合する
プラグ、(04)が電気ケーブル、( 05)が燃料タ
ンクである。
【0004】従来のアンビリカルコネクタのデッド・フ
ェース機構としては、後方インシュレータが可動するタ
イプと前方インシュレータが可動するタイプの2種類が
ある。
【0005】図5および図6は従来の後方インシュレー
タ可動タイプコネクタの一例を示す縦断面図で、図5は
プラグ(130) とレセプタクル(110) が離脱
している状態、図6はそれらが嵌合された状態をそれぞ
れ示す。
【0006】まず図5に示されたレセプタクル(110
) において、前方インシュレータ(112) はロケ
ット本体(101) の外面に配され、ボルト(115
) により外筐(111) に固定されている。後方イ
ンシュレータ(114) は前後に移動可能に上記ボル
ト(115)で支持され、スプリング(116) によ
って後方(ロケット内方)に押付けられている。 前方インシュレータ(112) にはソケットコンタク
ト(117)が埋設され、後方インシュレータ(114
) にはピンコンタクト(119) が埋設されている
。ソケットコンタクト(117) とピンコンタクト(
119) は、1組だけしか図示されていないが、実際
は多数(例えば220 組) 設けられる。 ピンコンタクト(119) の後端には、それぞれ電線
(120 )が接続される。後方インシュレータ(11
4) にはシアー組立(121) が固定されている。
【0007】次にプラグ(130) は地上施設に設け
られ、後方インシュレータ(133) がボルト(13
4) により外筐(131)に固定されている。また前
方インシュレータ(132) が、前後に移動可能に上
記ボルト(134) で持され、スプリング(135)
 により前方(レセプタクル側)に押出されている。後
方インシュレータ(133)にはピンコンタクト(13
6) が埋設され、その後端に電線(137) が接続
されている。前方インシュレータ(132) には、上
記ピンコンタクト(136) が挿入される貫通孔(バ
カ穴)(138) が設けられている。プラグ(130
) には結合離脱金具(139) が設けられている。
【0008】このようなプラグ(130) とレセプタ
クル(110) とから構成されるコネクタにおいて、
図5に示される離脱状態からプラグ(130) をレセ
プタクル(110) に接近させ、結合離脱金具(13
9) をシアー組立(121) に係合させた後、プラ
グ側に設けられた図示しないハンドホイル装置により、
レセプタクル(110) の後方インシュレータ(11
4) をプラグ(130) 側に引き寄せる。そうする
と、図6に示されるように、ピンコンタクト(119)
 ,(136) がともにソケットコンタクト(117
) 内に接触状態で挿入され、レセプタクル(110)
 側とプラグ(130) 側の電線(120) ,(1
37) が互いに電気的導通状態になる。
【0009】次に、結合離脱金具(139) とシアー
組立(121) との係合を解き、プラグ(130) 
をレセプタクル(110) から離脱させると、図5に
示される状態に戻り、レセプタクル(110) の後方
インシュレータ(114) はスプリング(116) 
の力によって後方(ロケット内方) へ押付けられる。 そしてピンコンタクト(119) とソケットコンタク
ト(117) とは完全に離れる。この状態でロケット
を発射すれば、レセプタクル(110) の前方インシ
ュレータ(112) の外面にゴミ, 水分, 氷等が
たとえ付着しても、ロケット内の電気システムが短絡事
故等を起こすことはない。
【0010】次に図7および図8は従来の前方インシュ
レータ可動タイプコネクタの一例を示す縦断面図で、図
7はプラグ(230) とレセプタクル(210) が
離脱している状態、図8はそれらが嵌合された状態をそ
れぞれ示す。
【0011】この例においては、レセプタクル(210
) の後方インシュレータ(214) が、外筐(21
1) を介してロケット本体(201) に固定されて
いる。そしてロケット本体(201) の外面に配され
た前方インシュレータ(212) が、前後に移動可能
に支持され、スプリング(216) によって前方(ロ
ケット外面側)に押付けられている。前方インシュレー
タ(212) にはソケットコンタクト(217) が
埋設され、後方インシュレータ(214) にはピンコ
ンタクト(219) が埋設されている。ソケットコン
タクト(217)とピンコンタクト(219) は、1
組だけ図示されているが、実際は多数(例えば200 
組)設けられる。ピンコンタクト(219) の後端に
は、それぞれ電線(220) が接続される。 後方インシュレータ(214) には、ボルト(222
) によりシアー組立(221) が固定されている。
【0012】一方、地上施設側に設けられるプラグ(2
30) においては、前方インシュレータ(232) 
と後方インシュレータ(233)が、ともに前後に移動
可能に、外筐(231) 内に支持されている。後方イ
ンシュレータ(233) にはピンコンタクト(236
) が埋設され、その後端に電線(237) が接続さ
れている。前方インシュレータ(232) には、上記
ピンコンタクト(236) が挿入される貫通孔(23
8) が設けられている。プラグ(230) には結合
離脱金具(239) が設けられている。なお(240
) は後方インシュレータ固定金具である。
【0013】このようなプラグ(230) とレセプタ
クル(210) とから構成されるコネクタにおいて、
図7に示される離脱状態からプラグ(230) をレセ
プタクル(210) に接近させ、結合離脱金具(23
9) をシアー組立(221) に係合させた後、プラ
グ側に設けられた図示しないハンドホイル装置により、
レセプタクル(210) の後方インシュレータ(21
4) をプラグ(230) 側に引き寄せる。そうする
と、レセプタクル(210) の後方インシュレータ(
214) は動かないから、逆にプラグ(230) の
方が前進し、図8に示されるように、レセプタクル(2
10) の前方インシュレータ(212) は後方へ(
ロケット内部へ)押込まれる。そして、ピンコンタクト
(219) ,(236) がともにソケットコンタク
ト(217) 内に接触状態で挿入され、レセプタクル
(210) 側とプラグ(230) 側の電線(220
) ,(237) が互いに電気的導通状態になる。
【0014】結合離脱金具(239) とシアー組立(
221) との係合を解き、プラグ(230) をレセ
プタクル(210) から離脱させると、図7に示され
る状態に戻り、レセプタクル(210) の前方インシ
ュレータ(212) はスプリング(216) の力に
よって前方(ロケット外面側)に押戻される。そしてピ
ンコンタクト(219) とソケットコンタクト(21
7) とは完全に接触を断たれる。この状態でロケット
を発射すれば、レセプタクル(210) の前方インシ
ュレータ(212) の外面にゴミ, 水分, 氷等が
付着しても、ロケット内の電気システムが短絡事故等を
起こすことはない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のアンビリカ
ルコネクタのデッド・フェース機構には、次のような解
決すべき課題があった。
【0016】1)  後方インシュレータ可動タイプの
場合レセプタクルの外筐内を前後に移動する後方インシ
ュレータにロケット側の電線が接続されているので、こ
の電線も可動にする必要がある。そうすると、ワイヤ束
の自由部分が十分無い場合には、ワイヤ束の撓み、曲げ
力に対する反力が後方インシュレータに作用するので、
デッド・フェース機能に作動不良等の悪影響が生じる。 したがって、ワイヤ束の自由度を確保するため、コネク
タの後方(ロケット内方)に十分なスペースが必要とな
る。 その結果製品の大型化や重量増を招く。
【0017】これを図面により敷延する。図3(b) 
は、従来の後方インシュレータ可動タイプのレセプタク
ル(110) を、ロケット本体(101) の燃料タ
ンク(105) の近傍に取付けようとした場合を想定
した図である。後方インシュレータ可動タイプでは、レ
セプタクル(110)の後方で電気ケーブル(106)
 を急に曲げることが構造的にできない。それは、電気
ケーブル(直径約 100 mm )を急に曲げるとそ
の電気ケーブルの曲げモーメントにより、後方インシュ
レータが動かなる可能性があるからである。 したがって、電気ケーブル(106) をレセプタクル
後方へまっすぐ引出す構造とせざるを得ない。そうする
と、図3(b) 図示のように、どうしても電気ケーブ
ル(106) と燃料タンク(105) とが干渉して
しまう。この干渉が生じない位置までレセプタクル(1
10)の取付位置をずらせると、ロケット構造体の長さ
を例えば 700 mm 程度増加させる必要があり、
これによってロケット重量は約 100 kg程度増加
する。これは衛星打上げ能力上許容されない値である。
【0018】後方インシュレータ可動タイプにおいては
更に、ワイヤ束と後方インシュレータ結合可動部にポッ
ティング等の作業が必要であり、そのポッティング材の
漏れによる作動不良等が懸念される。そのため、厳しい
作業工程管理が必要となるので、コストが増大する。
【0019】2)  前方インシュレータ可動タイプの
場合インシュレータと外筐とのシール構造が複雑になり
、またプラグの結合機構も全く異なって、コストが高く
、信頼度も低くなる。すなわち、このタイプは、外部の
風圧等の影響または氷結晶, 塵, 傷等の影響で、デ
ッド・フェース機構が作動不良となる可能性がある。ま
た、コネクタ離脱時、シール部が一瞬ノン・シールとな
るので、氷結等による2次災害が懸念される。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、レセプタクルとプラグとから構成
されるコネクタにおいて、上記レセプタクルは、レセプ
タクル外筐にそれぞれ固定されたレセプタクル前方イン
シュレータおよびレセプタクル後方インシュレータと、
それらレセプタクル前方インシュレータおよびレセプタ
クル後方インシュレータの間に配されて前後に移動でき
る中央インシュレータとを具えると同時に、上記プラグ
は、プラグ外筐に固定されたプラグ後方インシュレータ
と、同プラグ後方インシュレータの外方に配されて前後
に移動できるプラグ前方インシュレータとを具え、かつ
上記レセプタクルと上記プラグとが互いに嵌合された時
、上記レセプタクル後方インシュレータに設けられ内部
電線に結合されたピンコンタクトまたはソケットコンタ
クトと、上記プラグ後方インシュレータに設けられ外部
電線に結合されたピンコンタクトまたはソケットコンタ
クトとが、上記中央インシュレータおよび上記レセプタ
クル前方インシュレータにそれぞれ設けられたピンコン
タクト,ソケットコンタクトまたはピン・ソケットコン
タクトを介して、互いに電気的導通状態になるとともに
、上記レセプタクルと上記プラグとが互いに離脱した時
、上記レセプタクル後方インシュレータに設けられたピ
ンコンタクトまたはソケットコンタクトと、上記レセプ
タクル前方インシュレータに設けられたピンコンタクト
,ソケットコンタクトまたはピン・ソケットコンタクト
とが、互いに電気的非導通状態になるようにしたことを
特徴とするアンビリカルコネクタを提案するものである
【0021】
【作用】本発明においては、レセプタクル内のインシュ
レータとして前方、中央および後方の3個を設け、前方
および後方のインシュレータは外筐にそれぞれ固定する
ことにより、シール性を向上させるとともに後方スペー
スを減少し、中央インシュレータを可動とすることによ
り、デッド・フェース機能を果たす。
【0022】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例を示す縦
断面図であって、図1はプラグ(30)とレセプタクル
(10)とが互いに離脱している状態、図2はそれらが
嵌合された状態をそれぞれ示す。
【0023】まず図1に示されたレセプタクル(10)
において、前方インシュレータ(12)および後方イン
シュレータ(14)は、いずれもボルト(15)により
、外筐(11)に固定されている。(13)は中央イン
シュレータであって、上記前方インシュレータ(12)
と後方インシュレータ(14)の間に配され、前後に移
動可能に上記ボルト(15)で支持されている。そして
、スプリング(16)によって後方(ロケット内方)に
押付けられている。前方インシュレータ(12)にはピ
ン・ソケットコンタクト(18), 中央インシュレー
タ(13)にはソケットコンタクト(17), 後方イ
ンシュレータ(14)にはピンコンタクト(19)が、
それぞれ埋設されている。ピンコンタクト(19)はソ
ケットコンタクト(17)内に挿入された状態になって
いる。ソケットコンタクト(17), ピンコンタクト
(19)およびピン・ソケットコンタクト(18)は、
1組だけ図示されているが、実際は多数(例えば220
組)設けられる。ピンコンタクト(19)の後端には、
それぞれ電線(20)が接続される。中央インシュレー
タ(13)にはシアー組立(21) が固定されている
。なお(1)はロケット本体を示す。
【0024】一方プラグ(30)においては、後方イン
シュレータ(33)がボルト(34)により外筐(31
)に固定されている。前方インシュレータ(32)は前
後に移動可能に上記ボルト(34)で支持され、スプリ
ング(35)によって前方(レセプタクル側)に押出さ
れている。後方インシュレータ(33)にはピンコンタ
クト(36)が埋設され、その後端に電線(37)が接
続されている。前方インシュレータ(32)には、上記
ピンコンタクト(36)が挿入される貫通孔(38)が
設けられている。プラグ(30)には結合離脱金具(3
9)が設けられている。
【0025】このようなプラグ(30)とレセプタクル
(10)とから構成されるコネクタにおいて、図1に示
される離脱状態からプラグ(30)をレセプタクル(1
0)に接近させ、結合離脱金具(39)をシアー組立(
21)に係合させた後、プラグ側に設けられた図示しな
いハンドホイル装置により、レセプタクル(10)の中
央インシュレータ(13)をプラグ(30)側に引き寄
せる。そうすると、図2に示されるように、ピンコンタ
クト(36)がピン・ソケットコンタクト(18)内に
、ピン・ソケットコンタクト(18)がソケットコンタ
クト(17)内に、それぞれ接触状態で挿入される。 またピンコンタクト(19)はソケットコンタクト(1
7)内から若干抜け出すが、依然として接触状態を保っ
ている。 したがって、レセプタクル(10)側とプラグ(30)
側の電線(20), (37)は互いに電気的導通状態
になる。
【0026】次に、結合離脱金具(39)とシアー組立
(21)との係合を解き、プラグ(30)をレセプタク
ル(10)から離脱させると、図1に示される状態に戻
り、レセプタクル(10)の中央インシュレータ(13
)はスプリング(16)の力によって後方インシュレー
タ(14)に押付けられる。そしてピン・ソケットコン
タクト(18)とソケットコンタクト(17)とは完全
に離れる。この状態でロケットを発射すれば、たとえレ
セプタクル(10)の前方インシュレータ(12)の外
面にゴミ, 水分, 氷等が付着しても、ロケット内の
電気システムが短絡事故等を起こす心配はない。
【0027】本実施例においては、後方インシュレータ
(14)が外筺(11)を介してロケット本体(1)に
固定されているので、これに取付けられた電線(20)
も動かない。したがって、電線を束ねた電気ケーブル(
図3(a) 中の符号(6))の撓み、曲げ力に対する
反力がデッド・フェース機能に及ぼす影響を心配する必
要がなく、レセプタクルの後方に余分なスペースを確保
しなくてすむ。したがってまた、図3(a) に示され
るように、ロケット本体(1) の燃料タンク(5) 
近傍の狭いスペースにも装着することができ、ロケット
全体の大型化や重量増を避けることができる。
【0028】本実施例ではまた、前方インシュレータ(
12)も外筐(11)を介してロケット本体(1) に
固定されているので、従来の前方インシュレータ可動タ
イプに見られた問題点、すなわち外部の風圧や氷, 塵
等の影響を受けず、信頼度が高い。
【0029】本実施例では、レセプタクル(10)の前
方インシュレータ(12)にピン・ソケットコンタクト
(18), 中央インシュレータ(13)にソケットコ
ンタクト(17), 後方インシュレータ(14)にピ
ンコンタクト)19), プラグ(30)の後方インシ
ュレータ(33)にピンコンタクト(36)がそれぞれ
埋設されているが、これらピンコンタクト, ソケット
コンタクト, ピン・ソケットコンタクト等は、互いに
嵌合した時に電気的導通状態になりさえすればよいので
、必ずしも上記組合せである必要はない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0031】1) コネクタ装着部の周囲関連スペース
が縮少化され、関連機器の重量が軽減される。
【0032】2) ポッティング作業が不要なので、管
理費を含む作業工数が低減され信頼性が向上する。
【0033】3) シール性が向上するので2次災害の
発生する確率が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例において、プラグとレ
セプタクルとが互いに離脱している状態を示す縦断面図
である。
【図2】図2は上記実施例においてプラグとレセプタク
ルとが嵌合された状態を示す縦断面図である。
【図3】図3は上記実施例と従来の後方インシュレータ
可動タイプのレセプタクルを、ロケット本体の燃料タン
クの近傍に取付けようとした場合を想定した図である。
【図4】図4は発射前の宇宙ロケットとその周辺を示す
概略図である。
【図5】図5は従来の後方インシュレー可動タイプコネ
クタの一例において、プラグとレセプタクルが離脱して
いる状態を示す縦断面図である。
【図6】図6は上記従来の例においてプラグとレセプタ
ルが嵌合された状態を示す縦断面図である。
【図7】図7は従来の前方インシュレータ可動タイプコ
ネクタの一例においてプラグとレセプタクルが離脱して
いる状態を示す縦断面図である。
【図8】図8は上記の従来の前方インシュレータ可動タ
イプコネクタにおいてプラグとレセプタクルが嵌合され
た状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
(01)  (1) (101)(201)  ロケッ
ト本体(02)                  
ロケット発射台(03)              
    アンビリカルマスト(04)        
          電気ケーブル(05)  (5)
 (105)       燃料タンク(6) (10
6)       電気ケーブル(010) (10)
(110)(210)  レセプタクル(11)(11
1)(211)  外筐(12)(112)(212)
  前方インシュレータ(13)          
  中央インシュレータ(14)(114)(214)
  後方インシュレータ(15)(115)     
  ボルト(16)(116)(216)  スプリン
グ(17)(117)(217)  ソケットコンタク
ト(18)            ピン・ソケットコ
ンタクト(19)(119)(219)  ピンコンタ
クト(20)(120)(220)  電線(21)(
121)(220)  シアー組立(222)  ボル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レセプタクルとプラグとから構成され
    るコネクタにおいて、上記レセプタクルは、レセプタク
    ル外筐にそれぞれ固定されたレセプタクル前方インシュ
    レータおよびレセプタクル後方インシュレータと、それ
    らレセプタクル前方インシュレータおよびレセプタクル
    後方インシュレータの間に配されて前後に移動できる中
    央インシュレータとを具えると同時に、上記プラグは、
    プラグ外筐に固定されたプラグ後方インシュレータと、
    同プラグ後方インシュレータの外方に配されて前後に移
    動できるプラグ前方インシュレータとを具え、かつ上記
    レセプタクルと上記プラグとが互いに嵌合された時、上
    記レセプタクル後方インシュレータに設けられ内部電線
    に結合されたピンコンタクトまたはソケットコンタクト
    と、上記プラグ後方インシュレータに設けられ外部電線
    に結合されたピンコンタクトまたはソケットコンタクト
    とが、上記中央インシュレータおよび上記レセプタクル
    前方インシュレータにそれぞれ設けられたピンコンタク
    ト,ソケットコンタクトまたはピン・ソケットコンタク
    トを介して、互いに電気的導通状態になるとともに、上
    記レセプタクルと上記プラグとが互いに離脱した時、上
    記レセプタクル後方インシュレータに設けられたピンコ
    ンタクトまたはソケットコンタクトと、上記レセプタク
    ル前方インシュレータに設けられたピンコンタクト,ソ
    ケットコンタクトまたはピン・ソケットコンタクトとが
    、互いに電気的非導通状態になるようにしたことを特徴
    とするアンビリカルコネクタ。
JP2403251A 1990-12-18 1990-12-18 アンビリカルコネクタ Expired - Lifetime JP2875891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403251A JP2875891B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 アンビリカルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403251A JP2875891B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 アンビリカルコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04218276A true JPH04218276A (ja) 1992-08-07
JP2875891B2 JP2875891B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=18512999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2403251A Expired - Lifetime JP2875891B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 アンビリカルコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2875891B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144400A (ja) * 1992-11-16 1994-05-24 Nissan Motor Co Ltd アンビリカル接続装置
CN111082258A (zh) * 2019-11-13 2020-04-28 杭州航天电子技术有限公司 一种防水防短路三层密封分离电连接器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101195864B1 (ko) 2011-04-13 2012-10-30 국방과학연구소 2단 분리형 배꼽 연결기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144400A (ja) * 1992-11-16 1994-05-24 Nissan Motor Co Ltd アンビリカル接続装置
CN111082258A (zh) * 2019-11-13 2020-04-28 杭州航天电子技术有限公司 一种防水防短路三层密封分离电连接器
CN111082258B (zh) * 2019-11-13 2021-06-04 杭州航天电子技术有限公司 一种防水防短路三层密封分离电连接器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2875891B2 (ja) 1999-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0825686B1 (en) Hermaphroditic electrical connector
US4624472A (en) Coupling mechanism for coupling fluid and electrical lines between adjacent vehicles
US4846714A (en) Quick disconnect connector
US3793610A (en) Axially mating positive locking connector
US3994552A (en) Submersible pipe electrical cable assembly
US4402566A (en) Field repairable electrical connector
US9438000B2 (en) Shield connector for a shield cable
CN101971433A (zh) 连接器
GB1445154A (en) Cable coupling manufacture of supplementary feed compositions for ruminants
CN108352665A (zh) 多极连接器
US3843853A (en) Electrical connector with switch and latch means therefore
US5427542A (en) Breakaway connector
US5707250A (en) Apparatus and method for storage battery cable connector
JPH04218276A (ja) アンビリカルコネクタ
EP3598587B1 (en) Vehicle-mounted electric connecting device and vehicle-mounted connecting apparatus for rail train
CN101595605B (zh) 连接bnc同轴插座的同轴插头
US4898541A (en) Multiple connection device
CN212605901U (zh) 卫星座充系统
JPH05508257A (ja) 電力コネクタ
CN217691761U (zh) 电连接装置及电动汽车
CN113161799B (zh) 一种电动车充电座
CN109301581B (zh) 能够实现可视化操作的电连接器插拔机构及插拔方法
CN113871974A (zh) 一种自短路连接器
CN210016027U (zh) 一种多尘环境下实现稳定信号传输端面接触电连接器
RU2784626C1 (ru) Способ передачи электрических сигналов из электросистемы пусковой установки в электросистему отделяемого объекта

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981215

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term