JPH04216489A - 放射線測定装置 - Google Patents

放射線測定装置

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JPH04216489A
JPH04216489A JP40245790A JP40245790A JPH04216489A JP H04216489 A JPH04216489 A JP H04216489A JP 40245790 A JP40245790 A JP 40245790A JP 40245790 A JP40245790 A JP 40245790A JP H04216489 A JPH04216489 A JP H04216489A
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JP
Japan
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radiation
output
circuit
measurement value
change
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Application number
JP40245790A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tajima
但馬 勉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射性同位元素等の
放射線源を扱う原子力施設または研究施設等の放射線監
視または放射線管理のための放射線測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線の計測において、放射線源から放
出される放射線について安定した放射線量が計測される
ことはほとんど無く、常時不規則な放射線量の変動が伴
っている。この変動は、例えば放射線量の表示に針を使
用した計器の場合では、針の触れが定まらず突発的に振
り切れ等をも発生させ、放射線量の計測の支障となる。 従って、その放射線量の表示または記録には、その放射
線量の検出値についてその変動を所定の変動幅に押さえ
る処理を必要とした。
【0003】その処理の一つとして、統計処理があり、
一般に放射線計測装置において、その統計処理の演算を
行う回路を使用したものが知られている。
【0004】例えば図3に示すように、放射線源から放
出される放射線を検出してその放射線量を計測する放射
線検出器1は、変化量算出回路2および統計処理回路3
に接続され、さらにこの変化量算出回路2は統計処理回
路3に接続されている。この統計処理回路3は、加算保
持回路4を介して指示器5に接続されている。
【0005】放射線検出器1において、一定時間Δt毎
に計測されたi番目の放射線計測値mi は、変化量算
出回路2および統計処理回路3に供給され、変化量算出
回路2において、次式に基づいて計測毎に変化量Δmi
 が算出される。 Δmi =mi −mi−1  上式において、mi−1 は放射線検出器1において(
i−1)番目に計測された放射線計測値である。
【0006】計測された放射線計測値mi および変化
量Δmi により統計処理回路3において統計処理を行
い加算保持回路4を介すると、次式に基づいた次の放射
線計測値Obiが算出される。 Obi=Oi−1 +Δmi (1−e−τ)上式にお
いて、Obiは放射線検出器1が計測した放射線計測値
mi に対応して指示計5に出力される次の放射線計測
値、Oi−1 は放射線検出器1が計測した放射線計測
値mi−1 に対応して指示計5に出力された前回の放
射線計測値、eは指数関数、τは時定数で次式から決定
される。 τ=5000/(mi ・σ2 ) 上式においてσは統計変動[%]である。
【0007】この時定数τは、この統計処理による放射
線量の変動幅を決定するもので、放射線計測値mi が
大きくなるとより変動幅を抑えるようになっている。
【0008】加算保持回路4から指示計5に放射線計測
値Obiが供給されると、指示計5は、この放射線計測
値Obiに基づいて表示を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】放射線計測において、
通常の変動とは異なり、過渡現象として放射線量が急激
に上昇または下降してより高いレベルまたはより低いレ
ベルで一定時間保持される現象が知られている。
【0010】通常の場合、この過渡現象の上昇または下
降を統計処理は大きな変動として、その変動を所定の変
動幅に抑えてしまうため、過渡現象に対して迅速な応答
ができず、実際に計測した放射線量との間に差異が生じ
るという問題があった。
【0011】また、特に運動している放射線源の放射線
量測定においても、統計処理では急激な上昇または下降
を所定の変動幅に抑えてしまうので、その最大値の計測
が困難であるという問題があった。
【0012】そこでこの発明の目的は、放射線源が過渡
現象に入ったときの放射線量や運動する放射線源の放射
線量の最大値等の測定において、放射線源の放射線量の
急激な上昇または下降に対して、迅速な対応ができる放
射線測定装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、放射線源か
ら放出される放射線を検出してその放射線量を計測し、
その計測値を一定時間毎に出力する放射線量計測手段と
、放射線計測手段から出力された放射線計測値の変化量
を算出する変化量算出手段と、この変化量算出手段から
出力された変化量を所定の変動幅に抑える統計処理を施
す統計処理手段と、変化量算出手段から出力された変化
量を予め設定された設定値と比較し、設定値以上と判定
したときには過渡現象発生信号を出力する比較手段と、
この比較手段から出力された過渡現象発生信号により変
化量算出手段から出力された変化量を累積して、その平
均変化量を算出する平均処理手段と、比較手段から過渡
現象発生信号が出力されたときには平均処理手段の出力
を選択し、比較手段から過渡現象発生信号が出力されな
いときには、統計処理手段の出力を選択する選択手段と
、この選択手段により選択された出力を入力して、その
出力値を前回の放射線計測値に加算して保持すると共に
、その加算された放射線計測値をそれに基づいて表示ま
たは記録する表示記録手段に供給する加算保持手段とか
らなるものである。
【0014】
【作用】このような構成の本発明において、放射線量計
測手段により放射性源から放出される放射線を検出して
その放射線量が計測され、その放射線計測値が一定時間
毎に変化量算出手段に出力される。
【0015】変化量算出手段によりその放射線計測値の
変化量が算出され、その変化量が統計処理回路、比較手
段および平均処理手段に出力される。
【0016】統計処理手段によりその変化量に統計処理
が施される。
【0017】比較手段によりその変化量は設定値と比較
され、その変化量が設定値以上と判定されたときには、
過渡現象発生信号が平均処理手段および選択手段に出力
される。
【0018】平均処理手段においては、比較手段からの
過渡現象発生信号によりその変化量を累積して、その累
積された変化量から平均変化量が算出される。
【0019】比較手段から過渡現象発生信号が出力され
たときには、選択手段により平均処理手段の出力を選択
し、平均処理手段からの出力値が加算保持手段に入力さ
れ、この出力値である平均変化量は、加算保持手段によ
り前回の放射線計測値に加算され、保持されると共に表
示記録手段に供給される。
【0020】表示記録手段により、この放射線計測値に
基づいて表示または記録される。
【0021】また比較手段から過渡現象発生信号が出力
されないときは、選択手段により統計処理手段の出力を
選択し、統計処理手段からの出力値が加算保持手段に入
力され、この出力値である統計処理が施された変化量は
、加算保持手段により前回の放射線計測値に加算され、
保持されると共に表示記録手段に供給される。
【0022】表示記録手段によりこの放射線計測値に基
づいて表示または記録される。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
を説明する。
【0024】図1において、11は放射線量計測手段と
しての放射線検出器である。この放射線検出器11によ
り一定時間Δt毎にi番目に計測された放射線計測値m
i は、変化量算出回路12および統計処理回路13に
供給されるようになっている。
【0025】変化量算出回路12は統計処理回路13、
平均処理回路14および比較回路15に接続されている
【0026】16は選択手段としての3端子のスイッチ
であり、その共通接点は加算保持回路17に接続されて
おり、その他の2端子はそれぞれ統計処理回路13およ
び平均処理回路14に接続されている。
【0027】比較回路15は平均処理回路14に接続さ
れると共に、スイッチ16の切換えを行うようになって
いる。
【0028】18は、表示記録手段としての指示計であ
り、加算保持回路17から供給される放射線計測値に基
づいて表示または記録されるようになっている。
【0029】変化量算出回路12において放射線計測値
mi について計測毎の変化量Δmi が次の式1に基
づいて算出される。 Δmi =mi −mi−1   …  式1上式にお
いて、mi−1 は放射線検出器11において(i−1
)番目に計測された放射線計測値である。
【0030】比較回路15は、次の式2に基づいて予め
設定された設定値Cとこの変化量Δmi とを比較する
。 Δmi ≧C、または、−C≧Δmi 、ただし、C≧
0  …式2 上式の設定値Cは、過渡現象における上昇または下降の
最低の変化量に設定されている。
【0031】比較回路15において式2が成立するとき
には、過渡現象発生信号を平均処理回路14およびスイ
ッチ16に出力するようになっている。
【0032】スイッチ16は、この過渡現象発生信号が
入力されたときは平均処理回路14を加算保持回路17
に接続し、過渡現象発生信号が入力されないときには統
計処理回路13を加算保持回路17に接続するようにな
っている。
【0033】統計処理回路13においては、放射線計測
値mi および変化量Δmi により加算保持回路17
を介して次の式3に基づいて統計処理を行う。 Obi=Oi−1 +Δmi (1−e−τ)…  式
3上式において、Obiは統計処理回路13からi番目
に出力する放射線計測値、Oi−1 は(i−1)番目
に指示計18に供給された放射線計測値、eは指数関数
、τは時定数で次の式4から決定される。 τ=5000/(mi ・σ2 )  …  式4上式
においてσは統計変動[%]である。
【0034】平均処理回路14は比較回路15からの過
渡現象発生信号を入力し、入力している間の放射線計測
値の変化量Δmi の累積Δni を次の式5に基づい
て算出する。 Δni =Δmh +…+Δmi   …  式5上式
において、Δmh は、比較回路15から過渡現象発生
信号を入力開始した時の変化量である。
【0035】平均処理回路14は、この変化量Δni 
により加算保持回路17を介して次の式6に基づいて処
理を行う。 Oai=Oi−1 +(Δni /(i−h+1))…
  式6上式においてOaiは、平均処理回路14から
i番目に出力される放射線計測値である。なお、式6の
第2項は一定時間Δt当たりの変化量であり、その分母
i−h+1は、比較回路15から過渡現象発生信号が入
力開始されたときからの経過時間Δti により次式で
表される。 i−h+1=(Δt+Δti )/Δtこのような構成
の本実施例において、放射性源から放出される放射線の
放射線量は、放射線検出器11において一定時間Δt毎
に計測され、i番目の放射線計測値mi として変化量
算出回路12および統計処理回路13に供給される。
【0036】変化量算出回路12により、放射線計測値
mi の変化量Δmi を式1に基づいて算出し、比較
回路15により式2に基づいてこの変化量Δmi を設
定値と比較する。
【0037】通常の場合、式2が成立しないため比較回
路15から過渡現象発生信号が出力されず、スイッチ1
6により統計処理回路13が加算保持回路17に接続さ
れ、統計処理回路13から加算保持回路17を介して放
射線計測値Obiが指示計18に供給され、指示計18
はこの放射線計測値Obiに基づいて表示を行う。
【0038】放射線源が過渡現象に入ったり、運動して
いる場合、この式2が成立するので比較回路15から過
渡現象発生信号が出力され、スイッチ16により平均処
理回路14が加算保持回路17に接続され、平均処理回
路14から加算保持回路17を介して放射線計測値Oa
iが指示計18に供給され、指示計18はこの放射線計
測値Oaiに基づいて表示を行う。
【0039】このようにこの実施例によれば、通常の状
態においては、統計処理回路13により統計処理を施し
た変化量が加算された放射線計測値が表示される。その
ため、放射線計測値の変動は所定の変動幅に押さえられ
、その放射線量の計測が容易になる。
【0040】過渡現象が発生したときや運動する放射線
源の放射線計測値の最大値を計測するときは、その急激
な上昇を比較回路15により検出されて、平均処理回路
14による単に平均化された変化量を加算した放射線計
測値が表示される。そのため、その急激な上昇に対して
迅速に対応して実際の放射線計測値とほとんど差異なく
指示計18に表示させることができる。
【0041】図2に放射線検出器11による計測値のグ
ラフ(a)とこの発明を使用した放射線計測装置の指示
計に示された放射線計測値のグラフ(b)と共に、従来
の統計処理のみの放射線計測装置による指示計に示され
た放射線計測値のグラフ(c)を示す。
【0042】明らかに放射線検出器11によるグラフ(
a)が急激に上昇しているところでは、従来のグラフ(
c)はグラフ(a)とは大きく差異が生じているのに対
して、この発明のグラフは(b)のようにほとんど差異
なく追従している。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
放射線源が過渡現象に入ったときの放射線量や運動する
放射線源の放射線量の最大値等の測定において、放射線
源の放射線量の急激な上昇または下降に対して、迅速な
対応ができる放射線測定装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す要部構成のブロック
図。
【図2】同実施例と従来例の処理を行った計測値を実測
値との比較のグラフの図。
【図3】従来例を示す要部構成のブロック図。
【符号の説明】
11…放射線検出器,12…比較回路,13…統計処理
回路,14…平均処理回路,15…スイッチ,16…加
算保持回路,17…指示計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  放射線源から放出される放射線を検出
    してその放射線量を計測し、その計測値を一定時間毎に
    出力する放射線量計測手段と、前記放射線計測手段から
    出力された放射線計測値の変化量を算出する変化量算出
    手段と、この変化量算出手段から出力された変化量を所
    定の変動幅に抑える統計処理を施す統計処理手段と、前
    記変化量算出手段から出力された変化量を予め設定され
    た設定値と比較し、設定値以上と判定したときには過渡
    現象発生信号を出力する比較手段と、この比較手段から
    出力された過渡現象発生信号により前記変化量算出手段
    から出力された変化量を累積して、その平均変化量を算
    出する平均処理手段と、前記比較手段から過渡現象発生
    信号が出力されたときには前記平均処理手段の出力を選
    択し、前記比較手段から過渡現象発生信号が出力されな
    いときには、前記統計処理手段の出力を選択する選択手
    段と、この選択手段により選択された出力を入力して、
    その出力値を前回の放射線計測値に加算して保持すると
    共に、その加算された放射線計測値をそれに基づいて表
    示または記録する表示記録手段に供給する加算保持手段
    とからなることを特徴とする放射線計測装置。
JP40245790A 1990-12-14 1990-12-14 放射線測定装置 Pending JPH04216489A (ja)

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JP40245790A JPH04216489A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 放射線測定装置

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JPH04216489A true JPH04216489A (ja) 1992-08-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012191A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 日立アロカメディカル株式会社 放射線測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012191A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 日立アロカメディカル株式会社 放射線測定装置
JP2015021939A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 日立アロカメディカル株式会社 放射線測定装置

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