JPH04209878A - ゴム補強用スチールコード - Google Patents
ゴム補強用スチールコードInfo
- Publication number
- JPH04209878A JPH04209878A JP2339195A JP33919590A JPH04209878A JP H04209878 A JPH04209878 A JP H04209878A JP 2339195 A JP2339195 A JP 2339195A JP 33919590 A JP33919590 A JP 33919590A JP H04209878 A JPH04209878 A JP H04209878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- steel cord
- sectional area
- steel
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 29
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 29
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 title claims abstract 3
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 13
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 abstract description 4
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000009661 fatigue test Methods 0.000 description 2
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 2
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 2
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000677 High-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910001566 austenite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001563 bainite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 1
- 229910001567 cementite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- KSOKAHYVTMZFBJ-UHFFFAOYSA-N iron;methane Chemical compound C.[Fe].[Fe].[Fe] KSOKAHYVTMZFBJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/066—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the wires being made from special alloy or special steel composition
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タイヤ、コンヘアベルト等のゴム補強材とし
て用いられるスチールコードに関するものである。
て用いられるスチールコードに関するものである。
従来、この種のゴム補強用スチールコードは、一般に熱
間圧延後、調整冶却した線径5.0〜6゜4mを有する
5WRS72A材相当品以上の非金属介在物の少ない線
材を、伸線加工およびパテンティング処理を繰り返して
伸線し、プラスメツキを施した後、最終伸線によって9
6.5%〜97%の断面積減少率加工を加えてスチール
コード用素線を形成し、これを複数本撚り合わせて形成
されていた。
間圧延後、調整冶却した線径5.0〜6゜4mを有する
5WRS72A材相当品以上の非金属介在物の少ない線
材を、伸線加工およびパテンティング処理を繰り返して
伸線し、プラスメツキを施した後、最終伸線によって9
6.5%〜97%の断面積減少率加工を加えてスチール
コード用素線を形成し、これを複数本撚り合わせて形成
されていた。
そして、上記スチールコートの複数本が平行に引揃えら
れた状態でゴム材により被覆され、タイヤやコンベアベ
ルト等に使用されている。
れた状態でゴム材により被覆され、タイヤやコンベアベ
ルト等に使用されている。
ところで、近年、高速大量輸送の要求が強くなり、タイ
ヤやコンベアベルト等においても過酷な使用条件に耐え
、経済性に合ったものが求められるようになった。この
ため、これらのゴム補強材としてのスチールコートの役
割はますます重要となってきており、特に最近は大巾な
耐久性、長寿命化、軽量化が要求されているのが現状で
ある。
ヤやコンベアベルト等においても過酷な使用条件に耐え
、経済性に合ったものが求められるようになった。この
ため、これらのゴム補強材としてのスチールコートの役
割はますます重要となってきており、特に最近は大巾な
耐久性、長寿命化、軽量化が要求されているのが現状で
ある。
そして、この要求に対して、線材の組成におけるC含有
量を高くしたり、伸線における加工度を大きくとる、即
ち、断面積減少率を大きくして抗張力を高(し、スチー
ルコードの細径化。
量を高くしたり、伸線における加工度を大きくとる、即
ち、断面積減少率を大きくして抗張力を高(し、スチー
ルコードの細径化。
高強力化が勧められている(例えば特公昭63−487
24号公報、特開平2−6]186号公報)。
24号公報、特開平2−6]186号公報)。
(発明が解決しようとする課題〕
最近の従来技術のスチールコードにおいては、強力を高
くすることにより、タイヤ中のスチールコードの本数を
減少することが出来るため、タイヤの軽量化が可能とな
り、自動車の燃費の向上に役立ち、経済性に適したもの
といえる。
くすることにより、タイヤ中のスチールコードの本数を
減少することが出来るため、タイヤの軽量化が可能とな
り、自動車の燃費の向上に役立ち、経済性に適したもの
といえる。
しかしながら逆に靭性の点で、また耐疲労性の点では従
来より劣る傾向にある。
来より劣る傾向にある。
このため、伸線や撚線工程においても、途中断線が多い
のみならず、スチールコードとしても耐久性に劣るもの
であった。
のみならず、スチールコードとしても耐久性に劣るもの
であった。
本発明の目的は、高強度、高靭性で、かつ耐疲労性に優
れたゴム補強用スチールフートを提供することにある。
れたゴム補強用スチールフートを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明者は素線の金属組成お
よび最終伸線における断面積減少率の程度についている
いろ組み合わせて研究を重ねた結果、本発明をなすに至
ったものである。
よび最終伸線における断面積減少率の程度についている
いろ組み合わせて研究を重ねた結果、本発明をなすに至
ったものである。
すなわち本発明のゴム補強用スチールコートは、重量%
テC: 0.84〜1.10%、Sj:0゜45〜1.
30%、Mn : 0.20〜0.9096、N1
:Q、05〜1.50%を含有し、かつパテンティング
処理後の最終伸線で93%〜96%の断面積減少率をか
けた線径0.20〜0.40 tmの素線を複数本撚り
合わせてなる。
テC: 0.84〜1.10%、Sj:0゜45〜1.
30%、Mn : 0.20〜0.9096、N1
:Q、05〜1.50%を含有し、かつパテンティング
処理後の最終伸線で93%〜96%の断面積減少率をか
けた線径0.20〜0.40 tmの素線を複数本撚り
合わせてなる。
ところで、本発明において断面積減少率とは、伸線加工
において原線径(スターティングサイズ)をd。、仕上
りの線径をdl とすると、で表わされる値である。
において原線径(スターティングサイズ)をd。、仕上
りの線径をdl とすると、で表わされる値である。
ここで最終伸線においてその断面積減少率を93〜96
%に限定した理由は、スチールコード用素線として断面
積減少率を大きくとり、強度を高くする利点と、断面積
減少率を大きくとりすぎることにより高加工度における
塑性変形により靭性の劣化、それに基づく断線の発生、
耐疲労性の低下等の不利益点との調和する最も経済的に
、またスチールコードとしての性能上も見合う境界的な
範囲である。
%に限定した理由は、スチールコード用素線として断面
積減少率を大きくとり、強度を高くする利点と、断面積
減少率を大きくとりすぎることにより高加工度における
塑性変形により靭性の劣化、それに基づく断線の発生、
耐疲労性の低下等の不利益点との調和する最も経済的に
、またスチールコードとしての性能上も見合う境界的な
範囲である。
次に、各添加元素の化学成分を上記のように限定した理
由について詳述する。
由について詳述する。
Cはこの種のスチールコードに要求される強度を確保す
るために重要であり、0.82%以上が必要である。し
かし、C量を高めるほど高強度のスチールコードが得ら
れるが、高くしすぎると伸線時に上記断面積減少率下に
おいても、溶接部やC偏析部において断線が発生し易く
、また熱処理においても初析セメンタイトが発生し、伸
線、撚線に悪影響をもたらすので、1.10%以下が好
ましい。
るために重要であり、0.82%以上が必要である。し
かし、C量を高めるほど高強度のスチールコードが得ら
れるが、高くしすぎると伸線時に上記断面積減少率下に
おいても、溶接部やC偏析部において断線が発生し易く
、また熱処理においても初析セメンタイトが発生し、伸
線、撚線に悪影響をもたらすので、1.10%以下が好
ましい。
S】は鋼の脱酸のため必要であり、またフェライトを固
溶強化するため、パテンティング処理材の引張強さを高
めるのに有効である。従つましい。1.30%を超えて
S】を多量に添加すると、フェライトの靭延性が劣化し
、SjO□径の非延性介在物が生成されるため、伸線時
、撚線時において断線頻度が高(なり好ましくない。
溶強化するため、パテンティング処理材の引張強さを高
めるのに有効である。従つましい。1.30%を超えて
S】を多量に添加すると、フェライトの靭延性が劣化し
、SjO□径の非延性介在物が生成されるため、伸線時
、撚線時において断線頻度が高(なり好ましくない。
MnはSl と同様に脱酸のために必要であるが、同時
に焼入性を向上させ、引張強さを向上させるという効果
がある。この効果を有効に発揮させるためには、Mn含
有量は0.20%以上必要であるが、0.90%を超え
ると成分の偏析傾向が強くなり、靭性及び延性を低下さ
せて好ましくないので、0.20〜0.90%の範囲が
好適である。
に焼入性を向上させ、引張強さを向上させるという効果
がある。この効果を有効に発揮させるためには、Mn含
有量は0.20%以上必要であるが、0.90%を超え
ると成分の偏析傾向が強くなり、靭性及び延性を低下さ
せて好ましくないので、0.20〜0.90%の範囲が
好適である。
N1はSl と同様、フェライト中に固溶し、僅かにパ
テンティング処理材の引張強さを高める効果がある。本
発明者は、N】を適当量添加した鋼について伸線実験を
行なった結果、N1がC’lPNによる時効を遅らせ、
鋼線の靭延性を低下させることなく、高強度極細線を製
造できることを見出したのである。上記時効を遅らせる
Niの効果は、断面積減少率が92〜96%の範囲にお
いて、捻回試験における縦割れ発生を抑制するばかりで
な(、一定の極細線の引張強さのものにおいてでも、従
来の高炭素鋼線に比べて高い絞りを示すため、伸線時、
撚線時の断線度合を低減することができる。
テンティング処理材の引張強さを高める効果がある。本
発明者は、N】を適当量添加した鋼について伸線実験を
行なった結果、N1がC’lPNによる時効を遅らせ、
鋼線の靭延性を低下させることなく、高強度極細線を製
造できることを見出したのである。上記時効を遅らせる
Niの効果は、断面積減少率が92〜96%の範囲にお
いて、捻回試験における縦割れ発生を抑制するばかりで
な(、一定の極細線の引張強さのものにおいてでも、従
来の高炭素鋼線に比べて高い絞りを示すため、伸線時、
撚線時の断線度合を低減することができる。
しかし、Niは鋼線の焼入性を上げるため、1.50%
を超えた添加すると、鉛パテンテイング時に完全なパー
ライト組織が得られず、マルテンサイトやベーナイト組
織が発生し、伸線加工、撚線加工が困難となる。また、
N1はM。
を超えた添加すると、鉛パテンテイング時に完全なパー
ライト組織が得られず、マルテンサイトやベーナイト組
織が発生し、伸線加工、撚線加工が困難となる。また、
N1はM。
、!、。
恋を下げるため、多量に添加すると、組織中の残留オー
ステナイト量が増加し、伸線時、撚線時にこれらがマル
テンサイトに変態するので、伸線、撚線ができ難くなる
。よってN1含有量は0.05〜1.50%の範囲が好
ましい。
ステナイト量が増加し、伸線時、撚線時にこれらがマル
テンサイトに変態するので、伸線、撚線ができ難くなる
。よってN1含有量は0.05〜1.50%の範囲が好
ましい。
ところで上記スチールコートは、一般的に表面にプラス
メツキ、ブロンズメツキ、亜鉛メツキ等のメツキ処理を
施し、撚りピッチが5.0〜20、0 mで撚り合わせ
たものが用いられている。
メツキ、ブロンズメツキ、亜鉛メツキ等のメツキ処理を
施し、撚りピッチが5.0〜20、0 mで撚り合わせ
たものが用いられている。
以下、本発明の一実施例を従来例および比較例とともに
示す。
示す。
第 1 表
線径5.5 mの線材を伸縮加工、鉛パテンテイング処
理を繰り返し、プラスメツキ処理を施した後、最終伸線
加工によって素線径(L25mの素線に仕上げ、その素
線を5本撚り合わせ、S撚、撚りピッチIOαのスチー
ルコードを得た。
理を繰り返し、プラスメツキ処理を施した後、最終伸線
加工によって素線径(L25mの素線に仕上げ、その素
線を5本撚り合わせ、S撚、撚りピッチIOαのスチー
ルコードを得た。
第1表において、線材記号Aは従来使用中の線材であり
、Bは従来線材においてC含有量を多くした比較用線材
である。C,D、Eは本発明に用いる改良材である。こ
れら各種線材を用いて、最終伸線における原線径が0.
91〜1.42■の線材を作った。この各種線材92.
5〜96.9%の断面積減少率をかけた伸線加工を加え
て線径0.25mの素線を得、これを5本撚り合わせて
] X 5 X ’0.25 mのスチールコードとし
た。このスチールコード19種についての素線を引張強
さ、絞り、捻回値、伸線加工性およびスチールコードの
強カ、耐疲労性9撚り加工性を調べ第2表の結果を得た
。
、Bは従来線材においてC含有量を多くした比較用線材
である。C,D、Eは本発明に用いる改良材である。こ
れら各種線材を用いて、最終伸線における原線径が0.
91〜1.42■の線材を作った。この各種線材92.
5〜96.9%の断面積減少率をかけた伸線加工を加え
て線径0.25mの素線を得、これを5本撚り合わせて
] X 5 X ’0.25 mのスチールコードとし
た。このスチールコード19種についての素線を引張強
さ、絞り、捻回値、伸線加工性およびスチールコードの
強カ、耐疲労性9撚り加工性を調べ第2表の結果を得た
。
第 2 表
第2表において、伸線材(いわゆる素線)特性の捻回試
験におるチャック間隔は素線径の100倍とした。
験におるチャック間隔は素線径の100倍とした。
伸線加工性とは、最終伸線における断線の発生回数、メ
ツキの脱落率、ダイスの摩耗度合等により判定した。
ツキの脱落率、ダイスの摩耗度合等により判定した。
スチールコート特性の耐疲労性は、三点プーリー式曲げ
疲労試験における破断までの繰り返し回数をもって判断
し、従来品(試験NcLl)を100として指数表示で
示す。
疲労試験における破断までの繰り返し回数をもって判断
し、従来品(試験NcLl)を100として指数表示で
示す。
撚り加工性とは、撚り線における断線9発生回数、撚り
不良発生回数、キンクの変化度合等により判定した。試
験嵐6.7.8. +1.12. +3゜16、17.
18が本発明である。
不良発生回数、キンクの変化度合等により判定した。試
験嵐6.7.8. +1.12. +3゜16、17.
18が本発明である。
なお、表中、◎は非常に良い、○は普通、△は劣る、×
は不適であることを示す。
は不適であることを示す。
この表から明らかなように、従来の5WR372A材相
当品(線材記号穴)では、強力が得られず、断面積減少
率を大きくとると靭性、耐疲労性に劣り、伸線加工性、
撚り加工性(こ劣る(試験覧1.2.)。また、5WR
382A材相当品でも同様の結果となる(試験& 3.
4 )。
当品(線材記号穴)では、強力が得られず、断面積減少
率を大きくとると靭性、耐疲労性に劣り、伸線加工性、
撚り加工性(こ劣る(試験覧1.2.)。また、5WR
382A材相当品でも同様の結果となる(試験& 3.
4 )。
断線はカッピーによる破断が主であった。
本発明に用いる改良材の場合、強力は断面積減少率を9
3%以上にすれば、はぼ満足する値が得られるが、96
%以上であると前述と同じく靭性、耐疲労性に劣る結果
となる(試験魔5〜19)。
3%以上にすれば、はぼ満足する値が得られるが、96
%以上であると前述と同じく靭性、耐疲労性に劣る結果
となる(試験魔5〜19)。
これらのスチールコードにゴム被覆をして同じように疲
労試験を行なった。さらに乗用車タイヤのベルト部に補
強材として用い走行テストを行なったところ、いずれも
第2表に示す結果とほぼ同じようになった。
労試験を行なった。さらに乗用車タイヤのベルト部に補
強材として用い走行テストを行なったところ、いずれも
第2表に示す結果とほぼ同じようになった。
以上述べたように、本発明はC含有量、Si含有量、N
1含有量を増した改良材を使用し、最終伸線における断
面積減少率を適当な範囲に設定したので、伸線、撚線時
における塑性加工性を低下させず、高度の靭性と強度を
有し、耐疲労性(こ優れる等の効果を奏する。
1含有量を増した改良材を使用し、最終伸線における断
面積減少率を適当な範囲に設定したので、伸線、撚線時
における塑性加工性を低下させず、高度の靭性と強度を
有し、耐疲労性(こ優れる等の効果を奏する。
Claims (1)
- 重量%で、C:0.84〜1.10%、Si:0.45
〜1.30%、Mn:0.20〜0.90%、Ni:0
.05〜1.50%を含有し、かつパテンティング処理
後の最終伸線で93%〜96%の断面積減少率をかけた
線径0.20〜0.40mmの素線を複数本撚り合わせ
てなるゴム補強用スチールコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339195A JPH04209878A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム補強用スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339195A JPH04209878A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム補強用スチールコード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209878A true JPH04209878A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18325138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339195A Pending JPH04209878A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム補強用スチールコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04209878A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339195A patent/JPH04209878A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02210078A (ja) | 釣糸 | |
EP1069199A1 (en) | Wire for high-fatigue-strength steel wire, steel wire and production method therefor | |
JPH08311788A (ja) | ゴム補強用超高強度スチールワイヤおよびスチールコード | |
JP3246210B2 (ja) | 高強度高靭性溶融めっき鋼線およびその製造方法 | |
JP3283332B2 (ja) | 撚り線加工性の優れた高強度極細鋼線およびその製造方法 | |
JP2920474B2 (ja) | ゴム補強用超高強度スチールワイヤおよびスチールコード | |
JP3001572B1 (ja) | 高強度高延性極細鋼線及び撚り線並びにその製造方法 | |
JP3439329B2 (ja) | ゴム補強用スチールコード | |
JP3061918B2 (ja) | 疲労特性の優れたスチールコードの製造方法 | |
JP3267833B2 (ja) | 疲労特性の優れた高強度極細鋼線およびその製造方法 | |
JPH04209878A (ja) | ゴム補強用スチールコード | |
JP3684186B2 (ja) | 高強度pcストランド、その製造方法、それを用いたpc床版、コンクリート構造物 | |
JP2862206B2 (ja) | 高強度pc鋼より線およびその製造方法 | |
JP3299857B2 (ja) | 疲労特性の優れた高強度極細鋼線およびその製造方法 | |
JPS6277418A (ja) | 高強度・高延性鋼線の製造法 | |
JP3101757B2 (ja) | ゴム補強用スチールコード及びラジアルタイヤ | |
JPH0718101B2 (ja) | スチールコードおよびタイヤ | |
JPH0261185A (ja) | スチールコードおよびタイヤ | |
JP3340233B2 (ja) | 捻回特性の優れた高強度鋼線およびその製造方法 | |
JPH11229088A (ja) | 捻回値の優れた高張力線材あるいは鋼線およびその製造方法 | |
JPH076145B2 (ja) | スチールコードおよびタイヤ | |
JP3340232B2 (ja) | 高張力鋼線の製造方法 | |
JPH08260097A (ja) | ゴム補強用極超高強度スチールワイヤおよびスチールコード | |
JP3157500B2 (ja) | 疲労特性の優れた熱間圧延線材および鋼線 | |
JP2906035B2 (ja) | ゴム補強用高強度スチールコード及びラジアルタイヤ |