JPH04206970A - 薄膜半導体装置 - Google Patents

薄膜半導体装置

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JPH04206970A
JPH04206970A JP2338880A JP33888090A JPH04206970A JP H04206970 A JPH04206970 A JP H04206970A JP 2338880 A JP2338880 A JP 2338880A JP 33888090 A JP33888090 A JP 33888090A JP H04206970 A JPH04206970 A JP H04206970A
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尚幸 島田
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俊弘 山下
Yasuhiro Matsushima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薄膜半導体装置に関し、特に液晶表示素子の
駆動に適した薄膜半導体装置に関する。
(従来の技術) 液晶パネル内の各画素に対応する部分に、薄膜トランン
スタ素子(TPT)かスイッチング素子として設けられ
たアクティブマトリクス型液晶表示装置の研究及び実用
化が進められている。
さらに、上述のTPTとともに、それらのTPTを駆動
するための駆動回路(ドライバ)を構成するTPTが、
液晶表示パネルの基板上に直接形成された駆動回路一体
型の表示装置も研究が進められている。
液晶表示装置の駆動回路の最小構成単位はインバータで
ある。CMO5構造を有するインバータ(CM OSイ
ンバータ)は、一対のn型TFT及びp型TFTにより
構成される。
」1記TFTとしては、半導体層が多結晶シリコンで構
成されるTPT(多結晶シリコンTPT)が通常用いら
れる。その理由は、多結晶シリコンは、非晶質シリコン
に比較して、電子及びホールの移動度が高いこと、及び
、n型及びp型の1゛FTを同一のプロセスによって作
成することができるために、CMO3構造を構成し易い
ことである。
このような性質を有する多結晶ンリコンTFTにより構
成されたCMO3は、従って、動作周波数特性や消費電
力の面で優れている。
従来のCMOSインバータの一例を第3図に示す。
端子33がインバータの入力端子、端子34がインバー
タの出力端子である。また、端子31には、2値論理の
うち低い方のレベルの電位(以下、L電位とする)が、
端子32には、高い方のレベルの電位(以下、H電位と
する)が与えられる。
L電位か与えられる端子31はコンタクトホ・−ル39
を通じてn型のTFT35のソースと接続され、n型の
TFT35のドレインはコンタクトホール40を通じて
インバータの出力端子34と接続されている。また、L
I電位か与えられる端子32は、コンタクトホール42
を通じてp型のTFT36のソースと接続され、p型の
TFT36のドレインはコンタクトホール41を通じて
インバータの出力端子34と接続されている。インバー
タの入力端子33は、コンタクトホール43を通じて両
TFT35.36のケート電極37.38に接続されて
いる。
このインバータの出力端子34の電位は、端子31の電
位と端子32の電位との差、及び両TFT35.36の
ソース−トレイン間抵抗の比によって決まる。すなわち
、入力端子33の電位がLの時はn型のTFT35はオ
フの状態であるのに対し、p型のTPTはオン状態であ
り、p型TFT36の抵抗かn型TFT35の抵抗に比
べて十分低い。従って、出力端子34には端子32の電
圧Hか出力される。逆に、入力端子33の電位が1(の
時には、n型TFT35がオン、p型TFT36かオフ
となり、出力端子34にはL電位が出力される。
(発明が解決しようとする課題) アクティブマトリクス型液晶表示装置の駆動回路は、通
常のLSIの動作電圧よりも高い電圧を必要とする。例
えば、表示モードとして現在量も表示特性が良いとされ
ているノーマリホワイトモードを用いる場合、100:
  1以上のコントラスト比を得るためには液晶に7,
5■程度の電圧を加える必要がある。また、液晶に直流
電圧を長時間にわたって印加すると液晶に特性劣化を生
じるため、液晶は交流バイアスにより駆動する必要があ
る。
従って、各絵素部の液晶を駆動するためのTFT(液晶
パネル内のTPT)のゲート電極には、そのTPTがオ
フの時に、ドレイン電位が−7゜5vであっても書き込
んだ映像信号を保持できるだけの電圧を加える必要があ
り、また、そのTPTかオンの時にはドレイン電極に7
.5■の映像信号を書き込むことができるような電圧を
加える必要かある。液晶パネル内の全TPTの閾値電圧
のばらつき等を考慮すると、アクティブマトリクス液晶
表示装置の駆動回路は、Hレベル電位とLレベル電位と
の間の電位差VHLを20V程度にして動作させる必要
かある。
一般に、TFTのソース−ドレイン間の電圧を高くして
ゆくと、TPTをオフにするような電圧を、そのケート
電極に印加していても、TPTのソース−ドレイン間に
電流(リーク電流)が流れるようになる。
第4図に、n型TFT35における、ドレイン−ソース
間の電圧VDSに対するドレイン電流I、の依存性を実
線で示す。ここて、ゲート−ソース間の電圧VGSは、
0■である(n型TFT35はオフ状態となる)。
VDSは、第3図のCM OSインバータにおいて、端
子31の電位をO■としたときの端子34の電位に対応
する。また、rDは、n型TFTかオフ状態のときのn
型TFT35のチャネル領域を流れるリーク電tAtに
対応する。
第4図の実線で示される特性線より、従来のイー6= ンバータ中のn型TFT35に於いては、VDsが15
Vよりも大きくなると、リーク電流(I a)が大きく
増加することかわかる。このような傾向はp型のTPT
よりもn型のTPTにおいて、より顕著に現れる。
また第5図に、VHし一20Vの時の第3図のCMOS
インバータの伝達特性を実線で示す。
入力電圧VINか0V(n型FET35はオフ状態)の
とき、出力電圧V OUTは20Vよりも低い値となる
。これは、第4図に示されるように、VGS=OV (
n型FET35はオフ状態)であっても、VDSが大き
くなるとn型TFT35の抵抗か十分に大きくならず、
p型TFT36の抵抗がn型TFT35の抵抗に比べて
相対的に無視し得えなくなるためである。こうして、V
IN=OVのとき、出力電圧V OUTにp型TFTの
抵抗による電圧降下の影響が顕著に表れ、出力電圧V 
OUTが20Vよりも低い値となる。
一方、VIN=20Vの場合には、出力電圧VOUTは
O■であり、正常な出力を行っている。これは、=7− 前述のn型TFTとp型TFTの特性の違いに起因する
また、伝達特性の出力レヘルは、全体的に低い。
第5図の実線で示されるような、正常でないインバータ
特性では、インバータの動作速度が低くなったり、誤動
作を起こしやすくなる等の問題が生ずる。本発明はこの
ような問題点を解決するためのものであり、その目的と
するところは、上記電位差VHLか大きい場合でも良好
な伝達特性を有するCMOSインバータを備えた薄膜半
導体装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の薄膜半導体装置は、一対のn型及びp型の薄膜
トランジスタ素子によって構成されるCMOSインバー
タを備えた薄膜半導体装置であって、少なくとも一方の
型の薄膜トランジスタ素子のゲート電極か、チャネル長
方向に間隔をもって配された複数のケート電極部分を有
しており、そのことにより、上記目的か達成される。
また、前記複数のゲート電極部分を有する前記薄膜トラ
ンンスタ素子のチャネル領域は、チャネル長方向に間隔
をもって配された複数のチャネル領域部分を有し、該チ
ャネル領域部分の各々は、該薄膜トランジスタ素子のゲ
ート絶縁膜を介して該ゲート電極部分の各々に対向し、
該チャネル領域部分に挟まれた領域は、該薄膜トランジ
スタ素子のソース領域及びドレイン領域と同じ導電型で
あることが好ましい。
(作眉) TPTでは、ゲート電極にオフ電圧を印加したときのソ
ース−ドレイン間抵抗を主に構成するのは、TPTのド
レイン領域とチャネル領域との間の接合部の抵抗である
。しかし、ソース−ドレイン間にあるレベル以上の電圧
が加わると、その接合部を大きなリーク電流が流れるよ
うになるため、接合部の抵抗は低くなる。
本発明の薄膜半導体装置の薄膜トランジスタ素子は、ゲ
ート電極及びチャネル領域が、そのチャネル長方向に沿
って、間隔をもって配された部分を有しているため、ソ
ース−ドレイン間に印加された電圧か、ソース−ドレイ
ン間に形成された複数の接合によって分担されることに
なる。例えば、ゲート電極及びチャネル領域を、2つの
部分に分割することにより、ソース−ドレイン間の電圧
は、2つの接合でそれぞれ約1/2つつ負担される。
この場合、1つの接合に印加される電圧は半減するため
、接合を流れるリーク電流は低下する。こうして、接合
部の抵抗低下か防がれることになる。
従って、全体として、大きなオフ抵抗を保つことができ
るようになる。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
本実施例の薄膜半導体装置が有するCMOSインバータ
の平面構造の一例を第1図に示す。
このCMOSインバータが、第3図に示す従来のCMO
Sインバータと構造上界なる主要な点は、本実施例のn
型TFT5のケート電極7が2本に分割されている点で
ある。ケート電極7の分割された部分(ゲート電極部分
7i及び7b)は、チャネル長方向に、間隔をもって配
されている。
第1図の線A−A’ に沿った断面の構造が、第2図に
示されている。
以下、第2図を参照しながら、製造工程に即して、本実
施例におけるCMOSインバータの構成を説明する。
最初に、ガラス、石英等の透明の絶縁性基板15上の全
面に、CVD法によって多結晶シリコン薄膜を80nm
の厚みで形成した。この多結晶シリコン薄膜は、後にn
型TFT5のチャネル領域16、ソース領域(ソース電
極)25、ドレイン領域(ドレイン電極)26、チャネ
ル層16の間のドーピングされた部分29、及びp型T
FT6のチャネル領域30、ソース領域(ソース電極)
28、ドレイン領域(ドレイン電極)27となるもので
ある。
この多結晶シリコン薄膜にSt+イオンを注入して非晶
質化した後、窒素雰囲気中でアニールすることにより、
大きな結晶粒径を有する多結晶ンリコン薄膜を得た。
なお、基板としては、上記の絶縁性透明基板以−11= 外にも、半導体基板上に絶縁膜を形成したものも用いる
ことができる。
次に、上記多結晶/リコン薄膜を、第1図に示されるよ
うな矩形形状を有する多結晶シリコン薄膜50及び60
にパターニングした。n型TFT5及びp型TFT6の
チャネル幅は、CMOSインバータに要求される駆動能
力を勘案して決められる。本実施例では、とちらも20
μmとした。
その後、CVD法によって、ゲート絶縁膜となる酸化膜
17を1100nの厚みで形成した。酸化膜17の形成
は、スパッタリング法による堆積、あるいは上記多結晶
シリコン薄膜50及び60の上面を熱酸化することによ
っても形成することができる。
更にその上に、CVD法により多結晶ンリコン薄膜を形
成し、拡散法によって不純物(ドーパント)のドーピン
グを行って低抵抗化した。このドーピングはイオン注入
法によって行うことも可能である。本実施例では、この
多結晶シリコン薄膜の厚さを450nmとした。
この多結晶シリコン薄膜をパターニングすることにより
、両TFT5.6のゲート電極7.8を形成した。n型
TFT5のゲート電極7は、2本のゲート電極部分7a
及び7bを有する形状にパターニングした。2つのゲー
ト電極部分7a及び7bは、チャネル長方向に間隔をも
って配された。
各デー1−電極部分7a又は7bの幅(チャネル長方向
の長さ)を各々4μm(合計8μm)とした。
なお、p型TFT6のゲート電極の幅は8μmとした。
n型TFT5の2つのゲート電極部分7a及び7bには
、共に等しい電圧が印加されるように、入力端子3から
延びるゲートill極7が途中で、枝わかれしている(
第1図参P、)。しかし、ゲート電極7の形状は、必ず
しも、枝状に分割されている必要はなく、各々の枝状の
ゲート電極部分7a及び7bの先端が、チャネル領域の
外で、互いに接続された形状であってもよい。また、ケ
ート電極7は、独立したケート電極部分7a及び7bに
完全に分割され、その上に絶縁膜を介して形成さ=13
= れたA1等の配線により互いに電気的に接続される構造
を有していてもよい。
次に、多結晶シリコン薄膜50において、n型TFT5
のソース領域25、ドレイン領域26、及び2つのケー
ト電極部分7a及び7bに挟まれた領域29に、イオン
注入法によってn型不純物をドーピングした。このイオ
ン注入は、ゲート電極部分7a及び7bをマスクとして
行われた。このイオン注入によって、n型TFT5のチ
ャネル領域16は、チャネル長方向に間隔をもって配さ
れた2つのチャネル領域部分16a及び16bに分割さ
れた。また、ソース領域25及びドレイン領域26の形
成と同様にして、領域29が自己整合的に形成されたた
め、チャネル領域部分16a及び16bの各々は、ゲー
ト絶縁膜17を介してゲート電極部分7a及び7bの各
々に対向するように配置している。
このようにして形成された領域29は、ソース領域25
及びドレイン領域26と同じ導電型である。一方、チャ
ネル領域部分]、 6 a及び16bとはn型不純物は
ドープされていないため、領域29とチャネル領域部分
16a及び16bとの間には、接合が形成された。
次に、多結晶シリコン薄膜60に於いて、p型TFT6
のソース領域28及びドレイン領域27に、ゲート電極
8をマスクしてイオン注入を行うことにより、n型不純
物をドーピングした。
なお、n型TFT5のソースドレインを形成するための
イオン注入を行うときは、p型TFT6が形成されるべ
き部分を覆うレジストが注入マスクとして形成され、p
型TFT6のソースドレインを形成するためのイオン注
入を行うときは、n型TFT5が形成されるべき部分を
覆うレジストが注入マスクとして形成された。
基板」二の全面にCVT)法によってンリコン酸化膜又
はシリコン窒化膜を700nmの厚みで形成し、絶縁層
20とした。
次に、第1図に示す位置にコンタクトホール9.10.
11.12及び13を形成した。第2図に示すように、
フンタクトホール9.10.11及び12は、絶縁層2
0及び前述のゲート絶縁膜17を貫通してゲート電極7
及び8に達するように形成された。また、入力端子のコ
ンタクトホール13は、絶縁層20を貫通して形成され
た。
次に、L電位供給端子1、H電位供給端子2、入力端子
3及び出力端子4を、A1等の低抵抗金属膜により形成
した。端子1はコンタクトホール9を通じてn型TFT
5のソース領域25に接続された。端子2はコンタクト
ホール12を通じてp型TFT6のソース領域28に接
続され、端子3はコンタクトホール13を通じてn型及
びp型TFT5.6のゲート電極7.8に接続された。
また、端子4はコンタクトホール10.11を通じてI
l型及びp型のTPTのドレイン領域26.27に1妾
続された。
上記CMOSインバータを構成するn型TFT5につい
て、オフ時のリーク電流を測定した結果を第4図に点線
で示す。
従来のn型TFT35ては(実線)、vnsか15V以
上になるとリーク電流か大きく増加し、■os= 20
 Vでは約10 μA (10−6A)の電流か流れて
いるのに対し、本実施例のインバータのn型TFT5で
はVDSか20Vのときてもリーク電流は十分低いレベ
ルに抑えられている。これは、本発明のTPTではVO
Sか2つの接合により分割して負担されるため、接合リ
ーク電流が低減され、TPTのオフ抵抗が全体として低
下しないためである。
また、Voし一20Vのときの伝達特性を第5図に点線
で示す。第3図に示す従来のインバータでは入力電圧V
INがo■のときの出力電圧VOIJTの値は20V以
下でしかなかった(実線)のに対し、本実施例のインバ
ータでは正しく 20Vの値が出力され、正常なインバ
ータ特性を示している。これは、本実施例ではVDS=
 20 Vのときのn型TFT5を流れるリーク電流が
低く、オフ抵抗が十分に大きいためである。
本実施例においては、CMOSインバータを構成する一
対のn型及びp型TFT5.6のチャネル幅を等しく(
20μm)設定したが、n型TFT5とp型TFT6の
特性か対称でない場合には、チャネル幅を変えることに
よって両者間の駆動能力のアンバランスを調整すること
も可能である。
また、本実施例においては両TFT5.6のチャネル基
も同じ値(8μm)に設定しているが、これも変えるこ
とができる。このように、n型TFT5とp型TFT6
のチャネル基及びチャネル幅をそれぞれ独立に適切な値
に決めることにより、インバータ特性を更に改善するこ
とができる。
また本実施例においては、n型TFT5のゲート電極7
を2つのゲート電極部分7a及び7bに分割した構造と
したか、更に多数のケート電極部分に分割してもよい。
この場合、ソース−ドレイン間に加えられた電圧か、よ
り多くの接合に分割して負担されることになる。このた
め、ソース−ドレイン間の耐圧か更に向上し、より高い
電圧でも正常な動作を行うことのできるCMOSインバ
ータを得ることかできる。
本実施例においてはCMOSインバータを構成する一対
のTPTのうち、n型のTPT5のゲ一ト電極7のみを
分割形状にしたが、p型TFT6の方のゲート電極8を
分割形状にすることもできる。この場合、p型TFT6
においてもソース、ドレイン間の耐圧特性が向上し、い
っそう良好なインバータ特性を得ることができる。
なお、TPTの構造としては、ケート電極7及び8が多
結晶ンリコン薄膜50及び60の下方(基板側)に設け
られた構造であってもよい。ただし、この場合、ソース
領域25及び28、ドレイン領域26及び27等の形成
は、ケート電極7又は8をマスクとして自己整合的に行
うことができないため、マスクパターンを形成して行う
必要がある。
(発明の効果) 本発明の薄膜半導体装置は、高いソース−ドレイン間電
圧に対しても、リーク電流が抑えられ、大きなオフ抵抗
を保つことかできる薄膜トランジスタを有している。こ
れにより、誤動作を起こすことのない、伝達特性に優れ
たインバータ機能が発揮される。
一19= 従って、本発明の薄膜半導体装置は、特にアクティブマ
) IJクス型液晶表示装置の比較的高い電圧が印加さ
れる駆動回路に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の薄膜半導体装置を示す平面図
、第2図は第1図中のA−A’線断面図、第3図は従来
の薄膜半導体装置を示す平面図、第4図は薄膜トランジ
スタのTD−Vns特性(Vas=OV)を示すグラフ
、第5図は実施例のCMOSインバータ(点線)及び従
来のCMOSインバータ(実線)のVuc=20Vにお
ける伝達特性を示すグラフである。 1.31・・・CMOSインバータのLレベル電位の端
子、2.32・・・Hレベル電位の端子、3.33・・
・入力端子、4.34・・・出力端子、5.35・・・
n型TFT、6.36 ・p型TFT、7.37 ・・
・n型TFTのゲート電極、7a、7b・・・ゲート電
極部分、8.38・・・p型TFTのゲート電極、9〜
13.39〜43・・・フンタクトホール、14・・・
p型TFTのチャネル領域、15・・・基板、16・・
・n型TFTのチャネル領域、16a、16b・・・チ
ャネル領域部分、17・・・ゲート絶縁膜、20・・・
層間絶縁膜、25・・・n型TFTのソース領域(電極
)、26・・・n型TFTのドレイン領域(電極)、2
7・・・p型TFTのドレイン領域(電極)、28・・
・p型TFTのソース領域(電極)、50及び60・・
・多結晶シリコン薄膜。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対のn型及びp型の薄膜トランジスタ素子によっ
    て構成されるCMOSインバータを備えた薄膜半導体装
    置であって、 少なくとも一方の型の薄膜トランジスタ素子のゲート電
    極が、チャネル長方向に間隔をもって配された複数のゲ
    ート電極部分を有する薄膜半導体装置。 2、前記複数のゲート電極部分を有する前記薄膜トラン
    ジスタ素子のチャネル領域は、チャネル長方向に間隔を
    もって配された複数のチャネル領域部分を有し、 該チャネル領域部分の各々は、該薄膜トランジスタ素子
    のゲート絶縁膜を介して該ゲート電極部分の各々に対向
    し、 該チャネル領域部分に挟まれた領域は、該薄膜トランジ
    スタ素子のソース領域及びドレイン領域と同じ導電型で
    ある請求項1に記載の薄膜半導体装置。
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