JPH04205523A - ガイダンスシステム - Google Patents

ガイダンスシステム

Info

Publication number
JPH04205523A
JPH04205523A JP2339159A JP33915990A JPH04205523A JP H04205523 A JPH04205523 A JP H04205523A JP 2339159 A JP2339159 A JP 2339159A JP 33915990 A JP33915990 A JP 33915990A JP H04205523 A JPH04205523 A JP H04205523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
guidance
message
level
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2339159A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2756035B2 (ja
Inventor
Chikako Yamamoto
山本 千華子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP2339159A priority Critical patent/JP2756035B2/ja
Publication of JPH04205523A publication Critical patent/JPH04205523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2756035B2 publication Critical patent/JP2756035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ユーザに対して最適な操作方法やその段階で
すべき操作等を指示するガイダンスメッセージを与える
ガイダンスシステムに関し、例えは、ユーザの操作履歴
に応してガイダンスメツセージの出力を自動的に決定す
るシステムに適用して好適なものである。
[従来の技術] ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の情報処
理装置だけでなくビデオテープレコーダやルームエアコ
ン等の電子機器も、最近のものは多数の機能を備えてい
る。しかしながら、ユーザが装置を購入直後にマニュア
ルを読んで全ての機能に対する操作を知得することは実
際上困難である。そのなめ、使用中においても頻繁にマ
ニュアルを利用することになる。しかし、操作している
装置から離れてマニュアルを利用することになり、ユー
ザは繁雑感を抱く。
そこで、ユーザに対して最適な操作方法やその段階です
べき操作等を指示するガイダンスメツセージを与えるガ
イダンスシステムが提供されている。
このようなガイダンスシステムとしては、ユーザがガイ
ダンスメツセージを求めるためのキー(例えばrHEL
PJキー)を押下したときや操作エラーが発生したとき
に、メニュ一方式や索引方式でガイダンスメツセージを
表示するシステムがある。また、ユーザによる操作履歴
を管理して操作履歴からみてカイダンスメツセージをユ
ーザに与える必要がある場合に自動的にガイダンスメツ
セージを表示させる、本特許出願人によって既に提案さ
れているシステム(特願平2−81832号明細書及び
図面)がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のガイダンスシステムは共に、以下
のような問題を有している。
すなわち、ユーザが既に知得している機能や操作に関す
るガイダンスメツセージも表示していた。
そのため、例えば、メニュ一方式等で表示する場合にお
いて所要のガイダンスメツセージをユーザが発見し難い
という問題がある。また、操作履歴を利用したガイダン
スシステムにおいては、知得している機能や操作に関す
るガイタンスメツセージが表示されても、ユーザは一瞬
そのメツセージに目を向けることになり、そのために操
作や思考が一時中断されるという問題がある。
従来のある種のガイダンスシステムの場合、システムの
立上げ時にガイダンスメツセージを表示するための各種
データを2次メモリから所定メモリにロードするのであ
るが、ユーザが既に知得している機能や操作に関するガ
イダンスメツセージについてのデータもロードしている
。また、他のガイダンスシステムの中には、ガイダンス
メツセージやデータをROMに格納しているものもある
が、ユーザが既に知得している機能や操作に関するガイ
ダンスメツセージについてのデータも当然にそのROM
内に残る。そのため、いずれのシステム共に、メモリ容
量を大きくとらなければならない、検索処理等に時間が
とられて処理速度が遅くなるという問題がある。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、ユ
ーザが既に知得している機能や操作に関するガイダンス
メツセージの出力をできるだけ押さえることができるガ
イダンスシステムを提供しようとするものである。
また、本発明は、ガイダンスメツセージの出力動作のた
めの各種データがロードされるメモリを有効に利用でき
て処理速度を向上させることができるガイダンスシステ
ムを提供しようとするものである。
し課題を解決するための手段1 かかる課題を解決するため、本発明は、ユーザに対する
ガイダンスメツセージを出力するガイダンスシステムに
おいて、各ガイダンスメツセージに対応付けて、そのガ
イダンスメツセージの出力許可レベルを表すレベルデー
タを格納するレベルデータ格納手段と、ガイダンスメツ
セージを出力しようとする際に、出力しようとするガイ
ダンスメツセージについての上記レベルデータによりそ
のガイダンスメツセージの出力可否を判断し、上記しベ
ルテータが出力可のレベルを表しているときにカイダン
スメツセージを出力するメツセージ出力手段とを備えた
ここで、ガイダンスメツセージに係る機能が利用された
ことを検出したときに、そのガイタンスメツセージに対
するレベルデータを出力禁止側のレベルに更新する第1
のレベル更新手段を設けることが好ましい。
また、ガイダンスメツセージが出力されたことを検出し
たときに、そのガイダンスメツセージに対するレベルデ
ータを出力禁止側のレベルに更新する第2のレベル更新
手段を設けることが好ましい。
さらに、レベルデータ格納手段に格納されているレベル
データが、ガイダンスメツセージの出力を許可している
レベルにあるガイダンスメツセージに関する各種データ
だけを、ガイダンスシステム本体に対してローディング
するローディング手段を設けることが好ましい。
し作用] 本発明は、レベルデータ格納手段に、各ガイタンスメツ
セージに対応付けて、そのカイタンスメツセージの出力
許可レベルを表すレベルデータを格納しておき、メツセ
ージ出力手段か、カイダンスメツセージを出力しようと
する際に、出力しようとするガイダンスメツセージにつ
いての上記レベルデータを参照してそのガイダンスメツ
セージの出力可否を判断し、上記レベルデータが出力可
のレベルを表しているときにガイダンスメツセージを出
力することとし、各機能のガイダンスメツセージの出力
をユーザの知得レベルに応じて制御するようにした。
ここで、第1のレベル更新手段によって、ガイダンスメ
ツセージに係る機能が利用されたときに、そのガイダン
スメツセージに対するレベルデータを出力禁止側のレベ
ルに更新するようにし、ユーザが機能を使用するに従い
(熟知するに従い)、力゛イダンスメッセージの出力を
禁止するようにすることが好ましい。
また、第2のレベル更新手段によって、ガイダンスメツ
セージが出力されたときに、そのガイダンスメツセージ
に対するレベルデータを出力禁止側のレベルに更新する
ようにし、ユーザが機能を知得するに従い、ガイダンス
メツセージの出力を禁止する方向に処理することが好ま
しい。
さらに、ローディング手段が、レベルデータ格納手段に
°格納されているレベルデータが、ガイダンスメツセー
ジの出力を許可しているレベルにあるガイダンスメツセ
ージに関する各種データだけを、ガイダンスシステム本
体に対してローディングすることとし、ガイダンスシス
テム本体のメモリ容量を有効に利用すると共に、処理時
間の短縮化を実現するようにすることが好ましい。
[実施例] 以下、本発明を、ワードプロセッサに対する操作履歴を
利用したガイダンスシステムに適用した一実施例を図面
を参照しながら詳述する。
第1図において、ワードプロセッサ本体10は、周知の
ように、キーホード11と、文書作成編集処理部12と
、デイスプレィ13とから構成されている。そして、ユ
ーザかキーボード11上のキーを操作すると、文書作成
編集処理部12がそのキー人力を解読してそのときのモ
ードに応じた情報処理を行ない、デイスプレィ13の表
示内容を処理結果に応じて可変させる。
ワードプロセッサ本体10に関連してガイダンスシステ
ム本体20が設けられている。ガイダンスシステム本体
20は、処理部として、データ採取部21と、レベル更
新部22と、照合部23と、メツセージ出力部24とを
備えている。これら処理部21〜24は、実際上、1個
又は複数のマイクロコンピュータによって構成されてい
る。
また、ガイダンスシステム本体20は、メモリとして、
データ保存メモリ25と、採取データテーブル26と、
照合パターンテーブル27と、メツセージテーブル28
と、レベルデータメモリ29とを備えている。当該ガイ
ダンスシステム本体20の立上げ時に、採取データテー
ブル26、照合パターンテーブル27及びメツセージテ
ーブル28に所定のデータがローティングされる。
ローディングのための構成としてローダ30が設けられ
ている。また、採取データテーブル26に与えるデータ
を格納している採取データヘース31と、照合パターン
テーブル27に与えるデータを格納している照合パター
ンベース32と、メツセージテーブル28に与えるデー
タ(ガイダンスメツセージ)を格納しているメツセージ
ベース33とが設けられている。
なお、データ保存メモリ25、採取データテーブル26
、照合パターンテーブル27及びメツセージテーブル2
8は、1個又は複数の随時書込読出可能なメモリで構成
されており、レベルデータメモリ29は1個又は複数の
随時書込読出可能な不揮発性メモリで構成されており、
採取データベース31、照合パターンベース32及びメ
ツセージベース33は少なくとも読出しが可能な不揮発
性メモリで構成されている。
第2図は、採取データベース31の格納データ構造を示
すものである。第2図に示すように、インテックス欄3
1aと、ガイダンスメツセージの出力を必要とする機能
を格納した機能欄31bと、その機能のガイダンスメツ
セージを出力させるか否かを決定するために採取するこ
とを要するデータを格納している採取データ欄31cと
から構成されている。
採取データ欄31cは、さらに操作履歴データ欄31c
1と操作内容データ欄31C2とからなる。操作履歴デ
ータ欄31C1は、メツセージを出力すべきと判定する
ために必要な操作履歴データを格納している。操作内容
データ欄31C2は、メツセージの出力可否を決定する
際の用いる文字データや画像制御情報等の操作内容デー
タを格納している。
例えば、文字列の移動機能の存在をユーザに教えるため
のガイダンスメツセージ「文章又は文字列を移すときは
「移動機能」が便利です」については、所定のインデッ
クス(例えば[IJ)が付与された機能欄31bに「移
動機能Jが格納され、操作履歴データ欄31C1に[前
削除コマンド、−字削除コマント、削除コマンド、文字
人力(挿入モードによる文字人力)、カーソル移動コマ
ンドjが格納されており、操作内容データ欄31c2に
「削除文字列、挿入文字列」か格納されている。これは
、文字列の削除及び挿入を通じて文字列の移動を実行し
ているユーザ用である。
第3図及び第4図は照合パターンベース32の格納デー
タ構造を示すものであり、第3図は操作履歴データにつ
いての格納データ構造を示し、第4図は操作内容データ
についての格納データ構造を示す。
操作履歴データについての照合パターンのデータ構造は
、第3図に示すように、インデックス欄321aと、ガ
イダンスメツセージの出力を必要とする機能を格納した
機能欄321bと、最新の操作を格納した最新操作デー
タ欄321Cと、この最新の操作がその機能欄321b
に格納された機能のガイダンスメツセージを出力するに
値する操作である場合にその操作によって遷移する状態
を格納した遷移後状態データ欄321dと、最新の操作
によって状態を遷移させるための条件としての前状態を
格納した遷移前データ格納棚321eとからなる。
例えば、インデックスrloIJは、「初期状態]にお
いて、前削除コマンドが与えられた場合は[移動機能J
を文字列の削除及び挿入で実行している可能性がある第
1の状態「移動A」に遷移させることを意味している。
インデックス「105jは、「移動A、の状態において
、カーソル移動コマンドが与えられた場合は「移動機能
」を文字列の削除及び挿入で実行している可能性がある
第2の状態「移動B」に遷移させることを意味している
。インデックスrllOJは、「移動B」の状態におい
て、文字入力があった場合は「移動機能」を文字列の削
除及び挿入で実行している可能性がある第3の状態「移
動C」に遷移させることを意味している。インデックス
rl15Jは、[移動CJの状態において、文字入力以
外の操作があった場合は「移動機能Jを文字列の削除及
び挿入で実行していると操作履歴面からは捕らえられる
ので詳細な判定を行なっても良い「判定状態」に遷移さ
せることを意味する。
操作内容データについての照合パターンのデータ構造は
、第4図に示すように、インデックス欄322aと、ガ
イダンスメツセージの出力を必要とする機能を格納した
機能欄322bと、その機能のガイタンスメツセージを
出力させるか否かを決定するために照合する操作内容デ
ータのパターン(条件等)を格納した照合パターン欄3
22Cからなる。照合パターンベース32のインデック
ス欄322a及び機能欄322bは、採取データベース
31のインデックス欄31a及び機能欄31bに対応し
ている。例えば、上述した「移動機能」の操作内容デー
タについての照合パターンは、「削除文字列と挿入文字
列とが等しい」というパターンである。
第5図は、メツセージベース33の格納データ構造を示
すものである。第5図に示すように、インデックス欄3
3aと、ガイダンスメツセージの出力を必要とする機能
を格納した機能欄33bと、その機能のカイダンスメツ
セージを格納したメ・ソセージjM 33 cからなる
。メツセージベース33のインデックス欄33a及び機
能欄33bも、採取データベース31のインテックス欄
31a及び機能欄31bに対応している。
採取データテーブル26、照合パターンチーフル27及
びメツセージテーブル28もそれぞれ、採取データベー
ス31、照合パターンベース32及びメツセージベース
33と同様なデータ構造をしているが、後述するように
、ローダ30が各ベース内の機能を選択してこれらテー
ブルに転送しているので、その分、データ量が少なくな
っている。
第6図は、レベルデータメモリ29の格納データ構造を
示すものである。第6図に示すように、インデックス欄
29aと、ガイダンスメツセージの出力を必要とする機
能を格納した機能欄29bと、その機能のガイダンスメ
ツセージを出力すべきか否かを表す出力許可レベルのデ
ータを格納したレベルデータ欄29cからなる。レベル
データメモリ29のインデックス欄29a及び機能欄2
9bも、採取データベース31のインデックス欄31a
及び機能欄31b等に対応している。
レベルデータは例えば数値データでなり、所定値以上が
メツセージの出力禁止を意味し、それより小さい値がメ
ツセージの出力許可を意味し、機能が使われたり、メツ
セージの出力が実行されたりしたときに値が出力禁止側
に更新されるものである。
上述したレベル更新部22は、所定機能がユーザによっ
て使用されたことやガイダンスメツセージが出力された
ことを検出して、レベルデータメモリ29内のレベルデ
ータを出力禁止側に更新するものである。
データ採取部21は、文書作成編集処理部12から、こ
の処理部12が解読したキー情報(コマンドデータや文
字データ)や画面制御情報(カーソル位置情報や表示画
面の頁情報等)を採取するものである。
照合部23は、照合パターンテーブル27の操作履歴デ
ータについての照合パターンに基ついて、操作履歴から
みてガイダンスメツセージを出力すべき該当する機能が
あるか否かを検出するものである。また、操作履歴から
みてガイダンスメツセージを出力すべき該当する機能が
ある場合に、照合パターンテーブル27の操作内容デー
タについての照合パターンに基づいて、その機能につい
て、ガイダンスメツセージを出力すべきか否かを決定す
るものである。
メツセージ出力部21は、照合部23によってガイダン
スメツセージを出力すべきと指示された機能について、
レベルデータメモリ29のレベルデータに基づいて出力
すべきレベルの機能であるか否かを検出するものであり
、出力すべきレベルの機能である場合にメツセージテー
ブル28からその機能に対するガイダンスメツセージを
取り出してデイスプレィ13に与えるものである。また
、メツセージを出力した場合に、その旨のデータをレベ
ル更新部22に与えるものである。
次に、以上の構成を有するガイタンスシステムの処理を
、ローディング処理、レベル更新処理、メツセージ出力
制御処理の順に説明する。
第7図は、ロータ30が実行するローディング処理を示
すフローチャートである。
ローダ30は、ガイダンスシステムの立上げ時に第7図
に示す処理を開始し、まず、レベルデータメモリ29を
検索して、ガイタンスメツセージの出力の必要性が残っ
ている機能のインデックスをピックアップする(ステッ
プ5PI)。そして、インデックスをピックアップした
全ての機能についての項目データを採取データベース3
1から取り出して採取テ゛−タテ−プル26にロードし
、同様に、インデックスをピックアップした全ての機能
についての項目データを照合パターンベース32から取
り出して照合パターンテーブル27にロードし、また、
インデックスをピックアップした全ての機能についての
項目データをメツセージベース33から取り出してメツ
セージテーブル28にロードする(ステップSP2〜5
P4)。
従って、ユーザが熟知している機能についての採取デー
タ等は、ローティングされない。
このようなローティング後にカイダンスシステム本体2
0か機能する。
第8図は、レベル更新部22によるレベル更新処理を示
すフローチャートである。
このレベル更新部22には、データ採取部21から機能
を指示するコマンド(移動コマンドや削除コマンド等)
が与えられる。データ採取部21は機能を指示するコマ
ンドの他に、文字データや罫線データ等を採取するもの
であるが、上述のように、機能を指示するコマンドをレ
ベル更新部22に与える。また、レベル更新部22には
、上述したようにメツセージ出力部24からメツセージ
を出力した旨のテ“−夕が与えられる。
レベル更新部22は、機能を指示するコマンドやメツセ
ージを出力した旨のデータが与えられたときに、第8図
に示す処理を開始する。そして、まず、そのコマンドや
データに係る機能が、ガイダンスメツセージが用意され
ている機能が否がを判別する(ステップ5PIO)。用
意されていない場合には、直ちに更新処理を終了する。
他方、用意されていると、そのレベルデータの値を収り
出してその値が出力を禁止している値か否かを判断する
(ステップ5PII、5P12>。出力を禁止している
値であると、更新処理を終了し、出力を禁止している値
でない場合には、その値を出力禁止側の値に更新して再
格納する(ステップ5P13.5P14)。
なお、メツセージを出力した場合と、機能を使用した場
合とでレベルデータの更新の仕方を変えるようにしても
良い。
このようにしてユーザが機能を知得して使ったり、また
、メツセージを出力して機能の存在を学習させたりした
ときに、レベルデータの値を更新し、熟知したとみなせ
るときにレベルデータの値を出力禁止の値にすることが
できる。
第9図及び第10図は、データ採取部21、照合部23
及びメツセージ出力部24が実行する一連のメツセージ
出力制御処理を示すフローチャートである。なお、第9
図は文書作成編集処理部12か作成編集処理を実行中に
並行して行われる処理を示しており、第10図は文書作
成編集処理部12が作成編集処理を休止している(例え
ばキー人力待ち期間)等に行われる処理を示している。
まず、データ採取部21は、文書作成編集処理部12か
ら、この処理部12が解読したキー情報(コマンドや文
字データ等)や画面制御情報(カソード位置情報や表示
画面の頁情報等)を採取し、操作履歴をとらえるコマン
ドをデータ保存メモリ25の操作履歴データ領域25a
に格納すると共に、文字データや画面制御情報等をデー
タ保存メモリ25の操作内容データ領域25bに格納す
る(ステップ5P20>。
そして、照合部23は、最新の操作に係るコマンドを含
めた操作履歴データ領域25aに格納されている実際の
操作履歴データと、照合パターンテーブル27に格納さ
れている操作履歴データについての照合パターン(第3
図参照)とを照合する(ステップSP21 >。すなわ
ち、最新の操作(第3図符号32Lc)か、データ保存
メモリ25の遷移状態テーク領域25cに格納されてい
る遷移状態データ(第3図符号321e)を次の状態(
第3図符号32Ld)を指示するものに遷移させるもの
であるか否かを判別する。
なお、ユーザが熟知している機能についての操作履歴デ
ータは、上述したようにローディングされていないので
、当然照合はなされない。
このような照合後に操作が操作履歴データについての照
合パターンに一致しているか否かを判断する(ステップ
5P22>。一致していない場合には、状態遷移データ
を初期状態を表すものとした後、最新の採取コマンドに
対する第9図に示した一連の処理を終了する(ステップ
5P23>。
他方、一致している場合には、遷移状態データ領域25
cに格納されている遷移状態データを更新した後(同一
状態に対する遷移を含む)、その遷移状態データが判定
状態を示しているか否かを判別する(ステップ5P24
>。
判定状態でないと、最新の採取コマンドに対する第9図
に示した一連の処理を終了する。判定状態であると、実
際の操作履歴が照合パターンテーブル27に格納された
操作履歴テークについての照合パターンと一致した機能
を指示するインテックスと共に、操作内容データ領域2
5bに格納されている操作内容データをデータ保存メモ
リ25の出力候補領域25dに保存して最新の採取コマ
ンドに対する第9図に示した一連の処理を終了する(ス
テップ5P25>。
例えば、採取データテーブル26にインデックス「1」
の「移動機能」の採取データが格納されている状態(ロ
ーディングが行われた状態)において、1字削除キーか
操作された場合、1字削除コマンドが操作履歴データ領
域25aに格納されると共に、削除文字が操作内容デー
タ領域25bに格納される。この段階で、「移動機能」
の遷移状態データは初期状態を表しており、一致という
照合結果が得られ、遷移状態データを1字削除コマンド
又はカーソル移動コマンド等を待ち受ける「移動A」状
態に更新する。この更新された状態は判定状態でないの
で、出力候補領域25dに対する保存動作は実行されな
い。
1字削除キーの繰返し操作、カーソル移動操作、文字挿
入操作が行われている間は、このような遷移状態データ
を更新しながら(例えば「移動A」、「移動B」、「移
動C」の順に)、判定状態になるのを待ち受ける。そし
て、文字挿入操作の次の操作が実行されると、この「移
動機能」を示すインデックスと共に、削除文字列や挿入
文字列が出力候補領域25dに格納される。
なお、途中で「移動機能」の操作履歴データの照合パタ
ーンと異なる操作コマンドが与えられると、出力候補領
域25dへの格納が実行されることなく、この「移動機
能」についての遷移状態データが初期状態を示すものに
更新される。
照合部23は、上述したように、文書作成編集処理部1
2の処理の休止時に第10図に示す処理を開始する。
まず、データ保存メモリ25の出力候補領域25dに格
納されている出力候補機能があるか否かを判別するくス
テップ5P30)。ない場合にはメツセージ出力部24
に出力指令を与えることなく処理を終了する。他方、出
力候補機能がある場合には、照合パターンテーブル27
に格納されている操作内容データについての照合パター
ンく第4図参照)を取り出して、データ保存メモリ25
の出力候補領域25dに格納されている操作内容テーク
がその照合パターンを満足するか否かを判断する(ステ
ップSP31 )。
例えば、上述した「移動機能コであれば、削除した文字
列と挿入した文字列とが一致しているが否かを判断する
。ユーザが文字列の「移動」を行なう場合以外にも、文
字列を削除した後カーソルを移動し、さらに文字列を挿
入する動作を行なうこともある。
照合部23は、操作内容データが照合パターンを満足し
ていない場合には、メツセージ出力部24に出力指令を
与えることなく処理を終了する。
操作内容データが照合パターンを満足している場合には
、メツセージ出力部24に出力指令を与える(ステップ
5P32)。
メツセージ出力部24は、ある機能のガイタンスメツセ
ージの出力を求められると、まず、レベルデータメモリ
29からその機能についてのレベルデータを収り出し、
そのレベルテ′−夕が出力を禁止しているか否かを判断
する(ステ・ンプ5P33)。ユーザが熟知している機
能については、採取チータテ−プル26等に対するロー
ディングは実行されず、そのような機能に対する出力指
令が与えられることは当然にないが、ローティングされ
た機能であってもその後レベル更新部22によってレベ
ルが更新されて出力に値しなくなった機能もあり、その
ため、当該判断ステップを設けている。
メツセージ出力部24は、レベルデータが出力を禁止し
ていると、力゛イダンスメッセージを出力することなく
処理を終了する。他方、レベルデータが出力を禁止して
いない場合には、メツセージテーブル28からその機能
についてのガイダンスメツセージを取り出してデイスプ
レィ13に与えると共にレヘル更新部22に出力した旨
のデータを与えて一連の処理を終了する(ステ・ツブ5
P34)。
このとき、デイスプレィ13はガイタンスメ・ソセージ
を表示する。
従って、上述の実施例によれば、ユーザの知得レベルが
低い機能に対するガイタンスメツセージだけを出力する
ことかできる。その結果、不要な力°イダンスメッセー
ジが出力されることはなく、ユーザが真に欲しているガ
イダンスメツセージだけを与えることができて不要なガ
イダンスメツセージのためにユーザの操作が遅れたり混
乱したりするようなことを防止することができる。しか
も、この実施例の場合、機能の使用に応じてレベルデー
タを更新するようにしなので、ユーザの知得レベルが上
がるに従い、自動的にガイダンスメツセージの出力を禁
止することができる。
例えば、ユーザが「移動機能」を熟知していても1文字
を削除してカーソルを移動し、その後向−の1文字を挿
入するようなことも実際上生じるが、これは文字の移動
をユーザか意識して実行したものでないのに、従来では
「移動機能」についてのカイダンスメツセージが出力さ
れ、かえって不便を与えていた。この実施例ではこのよ
うな不都合は生じない。
また、上述の実施例によれば、カイダンスシステム本体
20に各種データをローディングする際に、ユーザの知
得レベルが高い機能に関する各種データをローディング
しないようにしたので、ガイダンスシステム本体20内
のメモリを有効に利用できると共に、データ採取部21
や照合部23やメツセージ出力部24等が検索処理を短
時間で実行することができる。
なお、上述の実施例においては、ユーザが機能を使用す
るに従ってレベルデータを更新し、ガイダンスメツセー
ジの出力処理やローディング処理を禁止させるものを示
したが、各機能に対して複数レベルのうちのいずれかの
固定レベルを割当てておき、ユーザがキー操作等で申告
したユーザのレベルと固定レベルとを比較してメツセー
ジ出力等を制御するようにしても良い。
また、上述の実施例においては、操作履歴を利用したガ
イダンスシステムに適用したものを示したが、操作履歴
を用いないガイダンスシステムにも適用することかでき
る。要は、ユーザの知得レベルに応じてガイダンスメツ
セージの出力等を制御するものであれば良い。
さらに、本発明のガイダンスシステムの適用対象は、ワ
ードプロセッサに限定されるものでなく、各種の電子機
器に適用することができる。
ガイダンスメツセージの出力方法は、視覚的方法に限定
されるものだけでなく、聴覚的方法等地の感覚に対する
方法であっても良い。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、レベルデータを用いて
、ガイダンスメツセージの出力可否を制御するようにし
たので、ユーザが既に知得している機能や操作に関する
ガイダンスメツセージの出力をできるだけ押さえること
ができるガイダンスシステムを実現することかできる。
また、本発明によれば、レベルデータを用いて、ガイダ
ンスメツセージの出力動作のための各種テークのロープ
インクを制御するようにしたので、ローティングされる
メモリを有効に利用できると共に、処理速度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガイダンスシステムの一実施例を
示すブロック図、第2図は採取データベース31のデー
タ構造を示す説明図、第3図及び第4図は照合パターン
ベース32のデータ構造を示す説明図、第5図はメツセ
ージベース33のデータ構造を示す説明図、第6図はレ
ベルデータメモリ29のデータ構造を示す説明図、第7
図はローダ30による処理を示すフローチャート、第8
図はレベル更新部22の処理を示すフローチャート、第
9図及び第10図は上記実施例の一連のメツセージ出力
制御処理を示すフローチャートである。 10・・ワードプロセッサ本体、20・・・カイダンス
システム本体、21・・チータ採取部、22・レベル更
新部、23・・・照合部、24・・・メツセージ出力部
、25・・・データ保存メモリ、26・・・採取データ
テーブル、27・・・照合パターンテーブル、28・・
・メツセージテーブル、29・・・レベルデータメモリ
、30・・・ローダ、31・・・採取テータヘース、3
2・・・照合パターンベース、33・・・メツセージベ
ース。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ユーザに対するガイダンスメッセージを出力する
    ガイダンスシステムにおいて、 各ガイダンスメッセージに対応付けて、そのガイダンス
    メッセージの出力許可レベルを表すレベルデータを格納
    するレベルデータ格納手段と、ガイダンスメッセージを
    出力しようとする際に、出力しようとするガイダンスメ
    ッセージについての上記レベルデータによりそのガイダ
    ンスメッセージの出力可否を判断し、上記レベルデータ
    が出力可のレベルを表しているときにガイダンスメッセ
    ージを出力するメッセージ出力手段とを備えたことを特
    徴とするガイダンスシステム。
  2. (2)ガイダンスメッセージに係る機能が利用されたこ
    とを検出したときに、そのガイダンスメッセージに対す
    るレベルデータを出力禁止側のレベルに更新する第1の
    レベル更新手段を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のガイダンスシステム。
  3. (3)ガイダンスメッセージが出力されたことを検出し
    たときに、そのガイダンスメッセージに対するレベルデ
    ータを出力禁止側のレベルに更新する第2のレベル更新
    手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ガイダンスシステム。
  4. (4)上記レベルデータ格納手段に格納されているレベ
    ルデータが、ガイダンスメッセージの出力を許可してい
    るレベルにあるガイダンスメッセージに関する各種デー
    タだけを、ガイダンスシステム本体に対してローディン
    グするローディング手段を設けたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のガイダンスシステム。
JP2339159A 1990-11-30 1990-11-30 ガイダンスシステム Expired - Lifetime JP2756035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2339159A JP2756035B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガイダンスシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2339159A JP2756035B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガイダンスシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04205523A true JPH04205523A (ja) 1992-07-27
JP2756035B2 JP2756035B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=18324802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2339159A Expired - Lifetime JP2756035B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガイダンスシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2756035B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863316A (ja) * 1994-08-24 1996-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器操作支援方法、およびその装置
JPH08166866A (ja) * 1994-10-14 1996-06-25 Hitachi Ltd 対話型インターフェースを具備した編集支援システム
JP2000112604A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Toshiba Corp 携帯型情報機器およびガイド情報の表示制御方法
JP2014230044A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器および表示プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60263256A (ja) * 1984-06-11 1985-12-26 Toshiba Corp 習熟度機能付き計算機
JPH01102614A (ja) * 1987-10-06 1989-04-20 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ヘルプ・ダイアログ情報表示方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60263256A (ja) * 1984-06-11 1985-12-26 Toshiba Corp 習熟度機能付き計算機
JPH01102614A (ja) * 1987-10-06 1989-04-20 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ヘルプ・ダイアログ情報表示方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863316A (ja) * 1994-08-24 1996-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器操作支援方法、およびその装置
JPH08166866A (ja) * 1994-10-14 1996-06-25 Hitachi Ltd 対話型インターフェースを具備した編集支援システム
JP2000112604A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Toshiba Corp 携帯型情報機器およびガイド情報の表示制御方法
JP2014230044A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器および表示プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2756035B2 (ja) 1998-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0120771B2 (ja)
JPH04205523A (ja) ガイダンスシステム
JPH06342361A (ja) アイコン表示制御装置
JP6965535B2 (ja) 学習支援装置、学習支援方法及びプログラム
WO2021227562A1 (zh) 一种内存优化的方法和设备
US5479383A (en) Retrieval apparatus with repeated retrieval of inputted characters
JP4277858B2 (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP4534557B2 (ja) 情報表示制御装置および情報表示制御処理プログラム
JP6824927B2 (ja) データ変換装置、データ変換方法、及びプログラム、
JP2004227221A (ja) データ管理決定方法、データ管理決定装置、データ管理決定プログラム、およびデータ管理決定プログラムを記録した記録媒体
KR102086844B1 (ko) 언어 학습 장치 및 언어 학습 방법
JPH0535562A (ja) 情報処理システムの文書管理装置
JP5115564B2 (ja) 電子機器との通信機能を有する電子辞書及び電子辞書制御プログラムを記録した記録媒体
US5978321A (en) Retrieval method with repeated retrieval of inputted characters and medium storing implementing software
JP3498635B2 (ja) 情報検索方法及びその装置並びにコンピュータ可読記録媒体
JP5843029B2 (ja) 辞書を搭載した辞書端末との通信機能を有する電子機器及び電子機器制御プログラムを記録した記録媒体
JP3111081B2 (ja) データ検索装置
JP4576553B2 (ja) 電子辞書装置、および電子辞書制御プログラム
JP2672899B2 (ja) 画面プログラムの作成処理方式
JPH0734181B2 (ja) ガイド機能付き計算機
JP2016170219A (ja) 情報表示装置およびプログラム
JP2588210B2 (ja) ヘルプガイド方式
JP2010123147A (ja) 電子辞書との通信機能を有する電子機器及び電子機器制御プログラムを記録した記録媒体
JPH11232295A (ja) 電子書籍装置及び電子書籍プログラムを記録した記録媒体
JPH08329094A (ja) 文書検索装置