JPH04203421A - 遠心式スーパーチャージャ - Google Patents

遠心式スーパーチャージャ

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JPH04203421A
JPH04203421A JP33646690A JP33646690A JPH04203421A JP H04203421 A JPH04203421 A JP H04203421A JP 33646690 A JP33646690 A JP 33646690A JP 33646690 A JP33646690 A JP 33646690A JP H04203421 A JPH04203421 A JP H04203421A
Authority
JP
Japan
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gear
shaft
input
wheel
pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP33646690A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Masao Tateno
舘野 正夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の[1的] (産業上の利用分野) この発明は、車両用エンジンに装備され、エンジンによ
り直接駆動されて過給作用する遠心式のスーパーチャー
ジャに関する。
(従来の技術) 近年、車両用エンジンの過給機として、排気ターボ式に
代わってエンジンによる直接駆動式のスーパーチャージ
ャが多用される傾向にある。このスーパーチャージャで
は、低速域でもエンジン回転により確実に駆動して過給
することができ、過渡時のターボラグも少ない等の利点
がある。ここで、低速域において充分過給するため、一
般にはルーツブロア等の容積型が採用されているが、こ
の容積型の場合は駆動損失が大きく、非駆動時には吸気
系を完全に遮断する等の不具合がある。
このため、スーパーチャージャの入力端に電磁りラッチ
を設けて加速や高負荷時にのみ駆動して過給するように
制御し、吸気系にスーパーチャージャに対するバイパス
経路を設ける等の手段が必要になり、構造や制御が複雑
になる。
そこで、この機械駆動式に遠心式を採用することが提案
されている。しかし、この遠心式の場合は容積型に比べ
て過給効率が悪いため、回転数を増速しで入力したり、
低速域での過給効率増大対策等を施す必要がある。
従来の遠心式スーパーチャージャとしては、例えば第2
図に示すものがある(西独、特許出願公開第38296
97号明細書参照)。即ち、コンプレッサホイールの駆
動軸の入力側に、プラネタリギヤがビニオン側を固定し
て設けられる。そして、入力軸をプラネタリギヤのリン
グギヤに連結し、プラネタリギヤのサンギヤをホイール
駆動軸に形成し、このプラネタリギヤの増速比でホイー
ルを増速回転するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のスーパーチャージャにあって
は、1組のプラネタリギヤで増速する構成になっている
ので、サンギヤの歯数と共に増速比には限界がある。こ
のため、過給効率にも限界があり、この効率を増大する
にはホイールの形状を大きくする必要があり、全体とし
て大型化を招く。ここで、プラネタリギヤの入力側に更
にもう1組のギヤ列を設けることが考えられるが、この
場合に一対の外接式では、回転方向が逆になって過給不
能になる。また、軸間距離が大きくなり、全体の大型化
を招く等の不具合があり、この点を考慮する必要がある
そこでこの発明は、増速用のプラネタリギヤを有する方
式において、プラネタリギヤの入力側に、回転方向が同
じで軸間距離の小さいギヤ列を追加して2段増速し、過
給効率を向上すると共に小型化することができる遠心式
スーパーチャージャの提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの発明は、コンプレッサハ
ウジングに設けられる遠心式のコンプレッサホイールと
、コンプレッサホイールを有するホイール軸の端部に装
着される増速用のプラネタリギヤと、プーリ側入力軸及
びプラネタリギヤの入力側ギヤ軸の間に装着される増速
用インターナルギヤと、を備えることを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、プーリに人力するエンジン動力が、
先ずインターナルギヤで増速してギヤ軸に伝達し、次い
てプラネタリギヤで更に増速しでホイール軸に伝達する
ことになり、この2段増速によりコンプレッサホイール
を高速回転して充分過給する。従って、かかるホイール
の高速化で過給効率が向上し、全体の構造を小型化する
ことが可能になる。
(実施例) 以下この発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例の断面図であり、エンジン
1のクランク軸2にベルト伝達手段3を介して遠心式ス
ーパーチャージャ10が伝動構成されている。ベルト伝
達手段3はクランク軸2のプーリ4と、スーパーチャー
ジャ10のプーリ5との間にベルト6が巻付けられ、プ
ーリ5はプーリ輔5aと一体の固定プーリ5bに可動プ
ーリ5Cが移動可能に設けられ、無段変速することが可
能になっている。
スーパーチャージャ10はプーリ5の片側に隣接して略
同軸上に配設されるものであり、筒状のメインハウジン
グ11を有し、このメインハウジング11のプーリ5と
反対側にセンタハウジング12、コンプレッサハウジン
グ13が、ロックプレート14とボルト15により共線
めして結合される。また、メインハウジング11のプー
リ5側にはりャカバー16が接合して取付けられる。コ
ンプレッサハウジング13は中心に吸入口17を有し、
コンプレッサハウジング13とセンタハウジング12に
より吸入口17の後部にホイール室18が、ホイール室
18の周囲に渦巻室19がそれぞれ形成される。そして
、ホイール室18の内部にホイール軸20の一端に固定
されたコンブレッサホイール21が収容設置され、この
コンプレッサホイール21の回転により吸入口17がら
空気を吸入し、ホイールの全周から流出する旋回流を渦
巻室19て集合しながら加圧して吐出することで、遠心
式に過給するようになっている。
コンプレッサホイール21のホイール軸20は、センタ
ハウジング12の軸受22で回転自在に支持されており
、この軸受22の周囲には潤滑通路23やオイルシール
24等が設けである。
また、メインハウジング11の内部には増速用の1組の
プラネタリギヤ30が収容され、リヤカバー16の内部
に同様の1組のインターナルギヤ40が収容されている
。プラネタリギヤ30はホイール軸20に形成される小
径のサンギヤ31に、比較的径の大きいピニオンギヤ3
2を介し大径のリングギヤ33が噛合って成る。そして
、センタハウジング12に固定されるピニオン軸34に
ピニオンギヤ32が軸受35を介し回転自在に支持され
、このギヤ構成により所定の大きい増速比e1を得るよ
うになっている。リングギヤ33と一体のギヤ軸25は
、メインハウジング11の壁部11aのボス部11bで
軸受26により回転自在に支持され、且つリヤカバー側
に延設されている。
スーパーチャージャ側プーリ5のプーリ軸5aは比較的
大径に形成されており、このプーリ軸5aに凹部5dが
形成されて、四部5dにリヤカバ−16端部のボス部1
6aが挿入して組付けられる。プーリ軸5aには小径の
入力軸27が固着され、この入力軸27がリヤカバーボ
ス部16aの軸受43で回転自在に支持され、ギヤ軸2
5に対して小さい軸間距離りで平行に配置される。そし
て、インターナルギヤ40の大径のアウタギヤ41が入
力軸27に一体形成され、このアウタギヤ41に噛合う
インナギヤ42がギヤ軸25に固着される。こうして、
上記2つの軸25,27の間に、人、出力回転方向が同
一で、アウタとインナのギヤ41.42により所定の増
進比e2を有するインターナルギヤ4oが設けられる。
ここで、インターナルギヤ4oのアウタギヤ41は、リ
ヤカバー16に対し軸受44を介して支持され、同心回
転を保つようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
先ず、エンジン運転時にその動力が、ベルト伝達手段3
を介してスーパーチャージャ10側のプーリ5に伝達し
、更に入力軸27を介してインターナルギヤ40のアウ
タギヤ41に入力する。そして、このインターナルギヤ
40で増速された動力が、インナギヤ42から同一回転
方向でギヤ軸25を介しプラネタリギヤ30のリングギ
ヤ33に入力する。そこで、このプラネタリギヤ30に
より上記インターナルギヤ40の出力動力が、更に2段
増速してサンギヤ31からホイール軸20に出力される
ことになる。このため、コンプレッサハウジング13の
コンプレッサホイール21は、低速域でも上記ギヤ30
.40の2段の増速比el+  e2により失速回転し
、多量の空気を吸入口17から吸入し、且つ遠心式に加
圧して吐出すことになり、こうして充分に過給作用する
ようになる。
また、上記動力伝達時にプーリ5、それと一体的な入力
軸27、アウタギヤ41が、リヤカバー16の中心側と
外側の軸受43,44により確実に支持され、円滑に回
転する。
尚、この発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
い。
[発明の効果] 以上より明らかなように、この発明によれば、遠心式ス
ーパーチャージャにおいて、増速用のプラネタリギヤの
入力側に更にインターナルギヤが設置されて、増速費を
増大するように構成されるので、スーパーチャージャの
過給効率が向上する。
2段増速するので、プラネタリギヤを大型化する必要が
なくなり、コンプレッサホイールの高速化でその形状を
小型化できるため、全体の構造が大幅に小型になる。イ
ンターナルギヤが追加されるので、回転方向を調整する
ことが不要であり、ホイール軸との軸間距離を短縮でき
る。プーリとインターナルギヤのアウタギヤが一体的に
、リヤカバー側で軸支されるので、支持強度が向上する
インターナルギヤの追加により、スリムでコンプレッサ
側とプーリ側の重量配分が均一化し、安定性、装着性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる断面図、第2図は
従来例の断面図である。 5・・・プーリ 10・・・スーパーチャージャ 13・・・コンブレツサノ\ウジング 20・・・ホイール軸 21・・・コンプレッサホイール 25・・・ギヤ軸 27・・・人ノj軸 30・・・プラネタリギヤ 40・・・インターナルギヤ 代理人 弁理士  三 好 秀 和 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンプレッサハウジングに設けられる遠心式のコ
    ンプレッサホイールと、コンプレッサホイールを有する
    ホイール軸の端部に装着される増速用のプラネタリギヤ
    と、プーリ側入力軸及びプラネタリギヤの入力側ギヤ軸
    の間に装着される増速用インターナルギヤと、を備える
    ことを特徴とする遠心式スーパーチャージャ。
  2. (2)インターナルギヤは、プーリ側入力軸にアウタギ
    ヤを一体形成し、このアウタギヤに内接するインナギヤ
    をギヤ軸に固着して構成することを特徴とする請求項(
    1)記載の遠心式スーパーチャージャ。
  3. (3)プーリに入力軸を介して一体結合されるインター
    ナルギヤにおけるアウタギヤの、入力軸とアウタギヤの
    部分を、リヤカバー側で軸支することを特徴とする請求
    項(1)記載の遠心式スーパーチャージャ。
JP33646690A 1990-11-30 1990-11-30 遠心式スーパーチャージャ Pending JPH04203421A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1323909A2 (en) 2001-12-27 2003-07-02 Hks Co., Ltd. Supercharger
US6994531B2 (en) 2002-04-23 2006-02-07 Nsk Ltd. High-speed fluidic device
US7055507B2 (en) * 2004-03-29 2006-06-06 Borgwarner Inc. Continuously variable drive for superchargers

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