JPH0419310A - エンジンの潤滑装置 - Google Patents

エンジンの潤滑装置

Info

Publication number
JPH0419310A
JPH0419310A JP12370090A JP12370090A JPH0419310A JP H0419310 A JPH0419310 A JP H0419310A JP 12370090 A JP12370090 A JP 12370090A JP 12370090 A JP12370090 A JP 12370090A JP H0419310 A JPH0419310 A JP H0419310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
lubricating oil
passage
temperature
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12370090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ushijima
研史 牛嶋
Goji Masuda
剛司 桝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP12370090A priority Critical patent/JPH0419310A/ja
Publication of JPH0419310A publication Critical patent/JPH0419310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/005Controlling temperature of lubricant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/001Heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/002Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2250/00Measuring
    • F16N2250/08Temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンジンの潤滑装置、特に潤滑油の温度を制
御するものに関する。
(従来の技術) クランクシャフトで潤滑が必要となる部位はメインジャ
ーナルとクランクピンであるが、潤滑油の最適な温度と
なると、クランクピンのほうが、コンロッドを介しての
燃焼熱を受けとる分だけ熱くなるので、クランクピンの
ほうにより低温の潤滑油を供給しなければならない。
このため、メインジャーナルとクランクピンの各部位に
温度の相違する潤滑油を供給するようにした装置が提案
されている(実開昭6l−19G10号公報参照)。
これを第15図で説明すると、オイルポンプ113でく
み上げられた潤滑油は、オイルフィルター114を通り
、第1の供給通路111を経てクランクシャフト1のメ
インジャーナル3 A、3 C。
3Eへと圧送される。
一方、第1の供給通路111から分岐された通路(第2
の供給通路)115にはオイルクーラー116が介装さ
れる。このオイルクーラー116は潤滑油とエンジンの
冷却水(あるいは大ス)との間で熱交換を行うものであ
り、エンジンの運転中に各部を潤滑して暖められた潤滑
油は、このオイルクーラー116にて冷却される。
オイルクーラー116にて冷やされた潤滑油は、第2の
供給通路115、メインジャーナル3B。
3D、クランクシャフト1内のオイル通路117A〜1
17Dを経てクランクピン2A〜2Dlこ圧送される。
(発明が解決しようどする課題) ところで、このような装置では、メインジャーナルとク
ランクピンの各部位に異なる温度の潤滑油を供給するこ
とができるものの、運転条件に依存して潤滑油の温度自
体が変化するため、メインジャーナルとクランクピンの
各部位の潤滑油温度を、すべての運転条件において最適
な値(たとえば一定値)に維持することまでできるわけ
ではない このため、運転条件によっては、オイルクーラー116
にて冷えすぎた潤滑油がクランクピンに供給されると、
粘性抵抗の増加による機械的損失を大きくする。こうし
た運転条件に市街地走行があり、市街地走行モード領域
では、機械損失の増大から燃費の向上が期待できないの
である。
また、暖機時は潤滑油温度が低いために特に7リクシヨ
ンが大きいのであるが、従来装置では暖機時に潤滑油を
積極的に加熱するようにしていないので、暖機が終了す
るまでに時間がががっている。
二の発明はこのような従来の!Illに着目してなされ
たもので、潤滑油の加熱と冷却の各装置を一対設け、各
装置からの潤滑油の混合比を制御することにより、運転
条件が相違してもメインジャーナルとクランクピンの各
部位が最適な温度に維持されるようにはかる装置を提供
することを目的とする。
また、暖機時に積極的に潤滑油を加熱することにより、
暖機終了までの時間短縮をはかる装置を提供することも
目的とする。
(WMを解決するための手段) 第1の発明は、第1図(A)に示すように、オイルポン
プ71からの潤滑油を冷却する装置72と、同じくオイ
ルポンプ71からの潤滑油を加熱する装置73と、この
加熱された潤滑油と前記冷却された潤滑油を混合すると
ともに、その混合比を調整しうる2つの弁74.75と
、一方の混合比調整弁74からクランクシャフトのクラ
ンクピン76へと前記混合された潤滑油を供給する通路
77と、この通路77の温度T1を検出するセンサ78
と、このセンサ検出値TIがクランクピン76に最適な
供給油温としてあらかじめ定めた値TCPと一致するよ
うに前記一方の混合比調整弁74による混合比を制御す
る手段79と、他方の混合比調整弁75からクランクシ
ャフトのメインジャーナル80へと前記混合された潤滑
油を供給する通路81と、この通路の温度T2を検出す
るセンサ82と、このセンサ検出値T2がメインジャー
ナル80に最適な供給油温としてあらかじめ定めた値T
MJと一致するように前記他方の混合比調整弁75によ
る混合比を制御する手段83とを設けた。
第2の発明は、第1図(B)に示すように、オイルポン
プ71からの潤滑油とエンジンの冷却水との間で熱交換
を行うオイルクーラー91と、同じくオイルどンプ71
からの潤滑油とオイルパンに戻される潤滑油との間で熱
交換を行うオイルパン内通路92と、この通路92を出
た潤滑油と前記オイルクーラー91を出た潤滑油を混合
するとともに、その混合比を調整しうる2つの弁74,
75と、一方の混合比調整弁74がらクランクシャフト
のクランクピン76へと前記混合された潤滑油を供給す
る通路77と、他方の混合比調整弁75がらクランクシ
ャフトのメインジャーナル80へと前記混合された潤滑
油を供給する通路81と、前記オイルパン内通路92の
出口温度T6を検出するセンサ93と、前記オイルクー
ラー91の出口温度T7を検出するセンサ94と、両セ
ンサ検出値T6+T7に基づきいずれの側の温度が高い
がを判定する手段95と、この判定結果に基づき温度の
高い側を加熱側、温度の低い側を冷却側として設定する
手段96と、前記クランクピン76への供給通路77の
温度T1を検出するセンサ78と、このセンサ検出値T
1がクランクピン76に最適な供給油温としてあらかじ
め定めた値TCPと一致するように、前記設定手段96
にて設定された結果に基づいて前記一方の混合比調整弁
74による混合比を制御する手段97と、前記メインジ
ャーナル80への供給通路81の温度T2を検出するセ
ンサ82と、このセンサ検出値T2がメインジャーナル
80に最適な供給油温としてあらがじめ定めた値TMJ
と一致するように、前記設定手段96にて設定された結
果に基づいて前記他方の混合比調整弁75による混合比
を制御する手段98とを設けた。
第3の発明は、第1図(C)に示すように、オイルポン
プ71がらの潤滑油とエンジンの冷却水との間で熱交換
を行うオイルクーラー91と、このオイルクーラー91
がらの潤滑油を常時クランクシャフトのクランクピン7
6に供給する通路101と、同じくオイルポンプ7】か
らの潤滑油とオイルパンに戻される潤滑油との間で熱交
換を行うオイルパン内通路92と、この通路92を呂た
潤滑油と前記オイルクーラー91を出た潤滑油を切換え
て流しうる弁102と、この弁102にて切換えられた
側の潤滑油をクランクシャフトのメインジャーナル80
に供給する通路403と、前記オイルパン内通路92の
出口温度T6を検出するセンサ93と、前記オイルクー
ラー91の出口温度T7を検出するセンサ94と、両セ
ンサ検出値T6.T7に基づきいずれの側の温度が高い
がを判定する手段95と、この判定結果に基づいて温度
の高い側の潤滑油が前記メインジャーナル80に供給さ
れるように前記切換弁102を制御する手段104とを
設けた。
(作用) 第1の発明では、オイルポンプ71にて吸い上げられた
潤滑油が、分岐して冷却装置72と加熱装置73に向が
い、冷却装置72では潤滑油が冷却され、加熱装置73
では潤滑油が加熱される。
冷却装置72で冷やされた潤滑油と加熱装置73で暖め
られた潤滑油とは一対の混合比調整弁74.75に流入
し、混合される。
この場合、混合比調整弁74.75の各出口温度TI+
T2はこれらに対応する温度センサ78,82にて検出
されており、混合比制御手段79,83において、これ
ら温度検出値TI+T2がクランクピン76とメインジ
ャーナル80のおのおのに最適な供給温度T CP+ 
T vJと一致するように、調整弁74.75に与える
混合比が制御されると、はぼすべての運転条件で、クラ
ンクピン76に供給される潤滑油は比較的低い温度(た
とえば100℃)に、かつメインジャーナル80に供給
される潤滑油はそれより高い温度(たとえば130℃)
に維持される。
第2の発明は、第1図(A)の冷却装置72と加熱装置
73をそれぞれオイルクーラー91とオイルパン内通路
92で構成したもので、暖機後は第1の発明と同様に作
用する。
ただし、始動時には、オイルパンへの戻り潤滑油よりも
オイルクーラー91内の冷却水のほうが早く温度上昇し
、オイルクー−7−91を出た潤滑油の温度のほうがオ
イルパン内通路92を出た潤滑油よりも高くなるので、
この場合にはオイルクーラー91のほうが加熱側として
、オイルパン内通路92のほうが冷却側として機能する
この場合には、判定手段95にてオイルクーラー91の
ほうが高温側であると判断され、設定手段96ではオイ
ルクーラー91のほうが加熱側として設定される。
一対の混合比制御手段97.98では、オイルクーラー
91のほうを加熱側として、混合比調整弁74.75に
与える混合比が制御される。
第3の発明では、@機時などオイルクーラー91を流れ
るエンジン冷却水の温度がオイルパン内通路92を流れ
る潤滑油より先に上昇した場合は、メインジャーナル8
0.クランクピン76のいずれの部位ともオイルクーラ
ー91にて暖められた潤滑油が供給されることになって
、暖機時には低温の潤滑油が積極的に加熱される。
(実施例) 第2図は第1の発明の一実施例のシステム図、第3図は
クランクシャフトの中央に位置するメインジャーナル部
の断面図で、直列4気筒エンジンに適用したものである
第2図において、クランクシャフト1は、コンロッド大
端部が軸受メタル(図示せず)を介して連結されるクラ
ンクピン2A〜2Dと、シリングブロック6に軸受メタ
ル4A〜4Eを介して支持されるメインジャーナル3A
〜3Eなどから構成されている。
シリングブロック6には各メインジャーナル3A〜3E
に供給通路11からの潤滑油を導く分岐通路12A〜1
2Fが形成される。
中央に位置するメインジャーナル部では、第3図に示す
ように、軸受メタル4Cに対面するシリングブロック6
に半環状のオイル溝17.18が、また軸受メタル4C
に複数のオイル孔19.20が形成され、2本の分岐通
路12C,12Dは、これらオイル溝17.18および
オイル孔19,20を介してメインジャーナル3Cの軸
受部に連通する。第2図に示す他の分岐通路12A、1
2B。
12E、12Fについても同様である。
一方、軸受メタル4Cに単一のオイル孔22が、また軸
受メタル4Cの内周に環状のオイル溝23が形成され、
メインジャーナル3Cを図で下方から支持するベアリン
グビーム7に形成されたオイル通路8は、これらオイル
孔22.オイル溝23と、メインジャーナル3Cを貫通
するオイル孔25、クランクシャフト1の内部に形成さ
れるオイル通路24および各クランクピン2A〜2Dを
貫通するオイル孔26〜29を介してクランクピン2A
〜2Dの各軸受部に連通する。
オイルポンプ32の下流で分岐された一方の通路33に
はオイルクーラー(冷却装置)34が介装される。この
オイルクーラー34はこれを通過する潤滑油とエンジン
の冷却水との間で熱交換を行い、暖機後は潤滑油の熱を
冷却水へと放出するものである。
一方の分岐通路33は、オイルクーラー34の下流でメ
インジャーナルへの供給通路35とクランクピンへの供
給通路36に分岐され、それぞれ混合比調整弁37.3
8に接続される。
オイルポンプ32の下流で分岐する他方の通路39には
、つオータジャケット内に設けた通路41と三方弁42
からなる加熱装置40が介装される。三方弁42はつオ
ータジャケット内通路41を潤滑油が流れるか流れない
かを切換えるものである。
他方の分岐通路39も三方弁42の下流でメインジャー
ナルへの供給通路43とクランクピンへの供給通路44
に分岐され、それぞれ混合比調整弁37 + 38に接
続される。
各混合比1111整弁37,38では、オイルクーラー
34にて冷やされた潤滑油と加熱装置40にて暖められ
た潤滑油が混合されるとともに、その混合比が後述する
コントロールユニット51からの制御信号に応じて調整
される。混合比l!!整弁37゜38を出た潤滑油は各
供給通路11f9に供給される。
なお、クランクピンへの供給通路9からは分岐通路13
を介して、シリンダヘッドの潤滑系14に分流されてい
る。
混合比調整弁37.38の各出口部の供給通路11.9
と、つす−タジャケット内通路41人口部のオイル通路
39およびつオータジャケット内通路41に、これら通
路位置での温度(油温)を検出するセンサ45〜48が
配設され、これら温度センサ45〜48からの信号は第
4図で示すコントロールユニット51に入力される。
マイクロコンピュータからなるコントロールユニット5
1では、これら温度センサ45〜48からの信号に基づ
き、第5図に示すところにしたがって、三方弁42の切
換制御を行うとともに、混合比調整弁37.38をフィ
ードバッタ制御する。
第5図において、5l−33は三方弁42を切換制御す
る部分である。
Slでは温度センサ47にて検出されたつオータジャケ
ット内通路41の入口温度T3と、温度センサ48にて
検出されたつオータノヤケット内通路41の温度T4を
比較し、”r3<”r4であれば、通路41を流れる潤
滑油が、つ才−タノヤケ7トを流れる暖かい冷却水にて
加熱されると判断して、S2に進む。
S2では、通路39に分岐した潤滑油がつオータノヤケ
ット内通路41を経由して流れるように、三方弁42を
設定する。
SlでT3≧T4であれば、通路41を経由させても潤
滑油が加熱されないと判断してS3に進み、ここで通路
41を経由しないように、三方弁42を設定する。
84〜87は第1図(A)の一方の混合比制御手段83
の機能を果たす部分、S8は他方の混合比制御子fj7
9の機能を果たす部分である。ただし、制御の内容はい
ずれも同様であるので、第5図ではメインジャーナル側
についてだけ詳細に示している。
S4と85では、温度センサ45にて検出された混合比
調整弁37の出口温度T、とあらかじめ定めた値Tki
Jを比較することにより大きいかどうかをみて、”rl
>”r、、であればS6に進み、この逆にTl<TIJ
JであればS7に進む。このTMJは、メインジャーナ
ルに対する最適な供給温度(たとえば130 ’Cの一
定値)を与えるものであり、TI〉T1.IJであれば
高過ぎるので、出口温度T1を下げなければならず、T
l<TV、であればこの逆に出口温度T1を上げなけれ
ばならない。
S6ではオイルクーラー34にて冷やされた潤滑油の混
じる割合が一定値だけ増えるように、またS7ではつオ
ータノヤケ7ト内通路41にて暖められた潤滑油の混じ
る割合が一定値だけ増すように、混合比調整弁37に与
える混合比(流量比)を決定する。この決定した値は制
御信号に変換してコントロールユニット51のインター
フェースから混合比調整弁37に8力する。
S8では、同様にして温度センサ46にて検出された混
合比調整弁38の出口温度T2が、クランクピンに最適
な供給温度としてあらかじめ定めた値T cp(たとえ
ば100℃の一定値)と一致するように、混合比調整弁
38に与える混合比をフィードバック制御する。
なお、つオータノヤケット内通路41とオイルクーラー
34の各容量は、はぼすべての運転条件において、メイ
ンジャーナル、クランクピンの各部位に最適な供給温度
T MJ r T CPが得られるように定めるものと
する。
ここで、この例の作用を説明する。
オイルポンプ32にてくみ上げられたオイルパン31内
の潤滑油は、分岐して加熱装置40とオイルクーラー3
4に向かう。
このうち、オイルクーラー34では、各部の潤滑により
暖まった潤滑油の温度がエンジンの冷却水よりも高くな
ると、熱を冷却水に放出して、潤滑油の温度を下げる。
一方、つオータノヤケット内通路41の潤滑油は、始動
時にフオータノヤケット内の冷却水と同じ低温の状態に
あるが、暖機中に冷却水温度が上昇してくると、この熱
をもらって加熱される。
潤滑油の加熱されることがコントロールユニット51に
わかると、三方弁42が切換えられ、つオータジャケッ
ト内通路41を潤滑油が経由して流れる。
クォータジャケット内通路41で暖められた潤滑油は分
岐通路43.44を介して、またオイルクーラー34に
て冷やされた潤滑油は分岐通路35.36を介して一対
の混合比調整弁37.38に流入し、混合される。
この場合、混合比ll整弁37,38の各出口温度T1
.T2はこれらに対応する温度センサ45,46にて検
出されており、コントロールユニット51において、こ
れら温度検出値TI+72がメインジャーナルとクラン
クビ、ンのおのおのに最適な供給温度TゆJ+TCPと
一致するように、調整弁37゜38に与える混合比が制
御される。
この温度検出値TltT2に基づくフィードバンク制御
により、はぼすべての運転条件で、クランクピンに供給
される潤滑油は比較的低い一定温度(この例では100
’C)に、かつメインジャーナルに供給される潤滑油は
それより高い一定温度(この例では130°C)に維持
される。これにてエンジンが円滑に作動するとともに、
作動の信頼性が向上する。
特に市街地走行では、オイルクーラー34により冷えす
ぎた潤滑油が供給されるということがなくなるので、機
械的損失を増大させずに済み、燃費が向上する。
また、メインジャーナルとクランクピンの各部位の温度
が一定値に維持される場合には、軸受メタルの熱的条件
の範囲が狭くても良くなるので、軸受メタルの設計が容
易になる。
第6図と第7図は他の実施例を示し、第6図では排出〃
スを導くヒートパイプ(加熱装置)55に、また第7図
では電気ヒーター(加熱装置)56に通路39の一部を
通すようにしたものである。これらの例では、いずれも
通路39に分岐した潤滑油が高温の排出〃スや電電の熱
で直ぐに暖められるので、第2図で示した三方弁42お
よびその制御系が不要となる。
なお、第7図では電気ヒーター56の出口温度T5を検
出するセンサ57が設けられ、第8図のフントロールユ
ニット58において、このセンサ検出値T5に基づき電
気ヒーター56の発熱量を所定値以下に制限することで
、潤滑油の過熱を防いでいる。
第9図は第2の発明の一実施例で、この実施例は、通路
39の一部をオイルパン31の油面近くを通過させ、こ
のオイルパン内通路61を流れる潤滑油を、高温の戻り
潤滑油で加熱するようにしたものである。
ただし、エンジンの冷却水とのあいだで熱交換を行うオ
イルクーラー34では、始動時に、戻り潤滑油よりもオ
イルクーラー34内の冷却水のほうが早く温度上昇する
ので、この場合にはオイルクーラー34を出た潤滑油の
温度のほうがオイルパン内通路61を出た潤滑油よりも
商くなる。つまり、始動時に限っては、オイルクーラー
34のほうが加熱側として、オイルパン内通路61のほ
うが冷却側として機能することになるので、いずれの側
の潤滑油が高温にあるかを判断し、その結果に応じて混
合比調整弁37.38を制御することが必要となる。
このため、オイルパン内通路61の出口温度T6とオイ
ルクーラー34の出口温度T7を検出するセンサ62,
63を設け、第10図のコントロールユニット64にお
いて、第11図にしたがった制御を行わせる。
Sllでは、温度センサ62にて検出されたオイルパン
内通路61の出口温度T6と、温度センサ63にて検出
されたオイルクーラー34の出口温度T7を比較し、T
6〈T7である場合にはS12に進み、オイルクーラー
34のほうを加熱側として設定する。この逆に、T6≧
T7であればS13でオイルパン内通路61のほうを加
熱側として設定する。
814〜S18については、第5図と同様である。
なお、第1図(B)と対応させると、Sllが高温側判
定手段95、S12.S13が加熱側、冷却側設定手段
96、S14〜S17が一方の混合比制御手段98.8
18が他方の混合比制御手段97の各11j!能を果た
している。
第12図は第3の発明の一実施例である。
この実施例は第9図で示した実施例の温度制御部を単純
化したものに相当する。
クランクピンへの供給通路9には、エンジンの冷却水と
の間で熱交換を行うオイルクーラー34がらの潤滑油を
常時供給する。メインジャーナルへの供給通路11には
、第13図のコントロールユニット66により、第14
図にしたがって三方弁(切換弁)65を切換制御して、
オイルクーラー34からの潤滑油とオイルパン内通路6
1がらの潤滑油のうち温度の高いほうの潤滑油を供給す
る。
この実施例では、暖機時などオイルクーラー34を流れ
るエンジン冷却水の温度が通路61を流れる潤滑油より
先に上昇した場合は、メインジャーナル、クランクピン
のいずれの部位ともオイルクーラー34にて暖められた
潤滑油が供給される。
つまり、暖機時には低温の潤滑油が積極的に加熱される
ので、暖機時の大きな7リクシaンを低減することがで
きるとともに、それに伴って暖機時間を短縮することが
できるのである。
なお、こうした暖機の促進は第9図の例でも実行させる
ことができる。たとえば、温度検出値T6、T7に基づ
いて、いずれのほうが温度が^い側であるかを判定し、
高温側の潤滑油が供給通路11.9に100%流れるよ
うに、混合比調整弁の混合比を設定するのである。
一方、l1ifi後は、クランクピンに対してオイルク
ーラー34で冷却された潤滑油が、またメインジャーナ
ルに対して戻り潤滑油で加熱された潤滑油がそれぞれ供
給され、はぼ最適な供給温度で運転される。
なお、第14図において、第1図(C)との対応を示す
と、S21が高温側判定手段95、S23とS24が制
御手段104の機能を果たすことになる。
(発明の効果) 第1と第2の各発明では、クランクピンとメインジャー
ナルの各部位に供給する潤滑油の温度を最適な値に維持
できるようにしたため、運転条件が変化しても、エンジ
ンを円滑に作動することができるとともに、特に市街地
走行において潤滑油が冷やされ過ぎることを防いで燃費
を向上することができる。
第3の発明では、エンジンの冷却水との間で熱交換を行
うオイルクーラーと、オイルパンへの戻り潤滑油との間
で熱交換を行うオイルパン内通路を設け、クランクピン
にオイルクーラーからの潤滑油を常時供給するともに、
メインジャーナルに対しては、オイルクーラーを出た潤
滑油とオイルパン内通路を呂だ潤滑油のうちいずれが温
度の高いほうの潤滑油を供給するようにしたため、@機
時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜第1図(C)は各発明のクレーム対応図
、第2図は第1の発明の一実施例のシステム図、第3図
はこの実施例の一部拡大断面図、第4図はこの実施例の
制御系のブロック図、第5図はこの実施例の制御内容を
説明するための流れ図、第6図と第7図は他の実施例の
システム図、第8図は第7図に対する制御系のブロック
図である。 第9図1よ第2の発明の一実施例のシステム図、第10
図はこの実施例の制御系のブロック図、第11図はこの
実施例の制御内容を説明するための流れ図、第12図は
第3の発明の一実施例のシステム図、第13図はこの実
施例の制御系のブロック図、第14図はこの実施例のM
IN内容を説明するための流れ図である。 第15図は従来例のシステム図である。 1・・・クランクシャフト、2A〜2D・・・クランク
ピン、3A〜3E・・・メインジャーナル、4A〜4E
・・・軸受メタル、6・・・シリングブロック、9・・
・供給通路、11・・・供給通路、31・・・オイルパ
ン、32・・・オイルポンプ、34・・・オイルクーラ
ー(冷却装置)、37.38・・・混合比!R整弁、4
0・・−加熱装置、41・・・ウォータノヤケット内通
路、42・・・三方弁、45〜48・・・温度センサ、
51・・・コントロールユニット、55・・・ヒートバ
イブ(加熱装置)、56・・・電気ヒーター(加熱装置
)、57・・・温度セン+l−158・・・コントロー
ルユニット、61・・・オイルパン内通路、62.63
・・・温度センサ、64・・・フントロールユニット、
65・−・三方弁(切換弁)、66・・・コントロール
ユニット、71・・・オイルポンプ、72・・・冷却装
置、73・・・加熱装置、74.75・・・混合比調整
弁、76・・・クランクピン、77・・・供給通路、7
8・・・温度センサ、79・・・混合比制御手段、80
・・・メインジャーナル、81・・・供給通路、82・
・・温度センサ、83・・・混合比制御手段、91・・
・オイルクーラー 92・・・オイルパン内通路、93
゜94・・・温度センサ、95・・・高温側判定手段、
96・・・加熱II、冷却側設定手段、97.98・・
・混合比制御手段、 1・・・供給通路、 O2・・・切換弁、 03・・・供給通路、 4・・・制御手段。 第1 図 (C) 第3図 第4図 第8図 J@10図 筑11 前 jllB図 第1411

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オイルポンプからの潤滑油を冷却する装置と、同じ
    くオイルポンプからの潤滑油を加熱する装置と、この加
    熱された潤滑油と前記冷却された潤滑油を混合するとと
    もに、その混合比を調整しうる2つの弁と、一方の混合
    比調整弁からクランクシャフトのクランクピンへと前記
    混合された潤滑油を供給する通路と、この通路の温度を
    検出するセンサと、このセンサ検出値がクランクピンに
    最適な供給油温としてあらかじめ定めた値と一致するよ
    うに前記一方の混合比調整弁による混合比を制御する手
    段と、他方の混合比調整弁からクランクシャフトのメイ
    ンジャーナルへと前記混合された潤滑油を供給する通路
    と、この通路の温度を検出するセンサと、このセンサ検
    出値がメインジャーナルに最適な供給油温としてあらか
    じめ定めた値と一致するように前記他方の混合比調整弁
    による混合比を制御する手段とを設けたことを特徴とす
    るエンジンの潤滑装置。 2、オイルポンプからの潤滑油とエンジンの冷却水との
    間で熱交換を行うオイルクーラーと、同じくオイルポン
    プからの潤滑油とオイルパンに戻される潤滑油との間で
    熱交換を行うオイルパン内通路と、この通路を出た潤滑
    油と前記オイルクーラーを出た潤滑油を混合するととも
    に、その混合比を調整しうる2つの弁と、一方の混合比
    調整弁からクランクシャフトのクランクピンへと前記混
    合された潤滑油を供給する通路と、他方の混合比調整弁
    からクランクシャフトのメインジャーナルへと前記混合
    された潤滑油を供給する通路と、前記オイルパン内通路
    の出口温度を検出するセンサと、前記オイルクーラーの
    出口温度を検出するセンサと、両センサ検出値に基づき
    いずれの側の温度が高いかを判定する手段と、この判定
    結果に基づき温度の高い側を加熱側、温度の低い側を冷
    却側として設定する手段と、前記クランクピンへの供給
    通路の温度を検出するセンサと、このセンサ検出値がク
    ランクピンに最適な供給油温としてあらかじめ定めた値
    と一致するように、前記設定手段にて設定された結果に
    基づいて前記一方の混合比調整弁による混合比を制御す
    る手段と、前記メインジャーナルへの供給通路の温度を
    検出するセンサと、このセンサ検出値がメインジャーナ
    ルに最適な供給油温としてあらかじめ定めた値と一致す
    るように、前記設定手段にて設定された結果に基づいて
    前記他方の混合比調整弁による混合比を制御する手段と
    を設けたことを特徴とするエンジンの潤滑装置。 3、オイルポンプからの潤滑油とエンジンの冷却水との
    間で熱交換を行うオイルクーラーと、このオイルクーラ
    ーからの潤滑油を常時クランクシャフトのクランクピン
    に供給する通路と、同じくオイルポンプからの潤滑油と
    オイルパンに戻される潤滑油との間で熱交換を行うオイ
    ルパン内通路と、この通路を出た潤滑油と前記オイルク
    ーラーを出た潤滑油を切換えて流しうる弁と、この弁に
    て切換えられた側の潤滑油をクランクシャフトのメイン
    ジャーナルに供給する通路と、前記オイルパン内通路の
    出口温度を検出するセンサと、前記オイルクーラーの出
    口温度を検出するセンサと、両センサ検出値に基づきい
    ずれの側の温度が高いかを判定する手段と、この判定結
    果に基づいて温度の高い側の潤滑油が前記メインジャー
    ナルに供給されるように前記切換弁を制御する手段とを
    設けたことを特徴とするエンジンの潤滑装置。
JP12370090A 1990-05-14 1990-05-14 エンジンの潤滑装置 Pending JPH0419310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370090A JPH0419310A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 エンジンの潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370090A JPH0419310A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 エンジンの潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0419310A true JPH0419310A (ja) 1992-01-23

Family

ID=14867179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12370090A Pending JPH0419310A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 エンジンの潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419310A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405345B1 (ko) * 2000-12-19 2003-11-12 기아자동차주식회사 디젤차량의 크랭크 저널 윤활장치
FR2930966A3 (fr) * 2008-05-06 2009-11-13 Renault Sas Systeme de lubrification multi temperatures
JP2012117456A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Mazda Motor Corp エンジンの給油装置
WO2017162652A1 (de) * 2016-03-21 2017-09-28 Ift Gmbh Ölversorgungssystem

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405345B1 (ko) * 2000-12-19 2003-11-12 기아자동차주식회사 디젤차량의 크랭크 저널 윤활장치
FR2930966A3 (fr) * 2008-05-06 2009-11-13 Renault Sas Systeme de lubrification multi temperatures
JP2012117456A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Mazda Motor Corp エンジンの給油装置
WO2017162652A1 (de) * 2016-03-21 2017-09-28 Ift Gmbh Ölversorgungssystem
CN109154217A (zh) * 2016-03-21 2019-01-04 Ift有限责任公司 机油供应系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100227551B1 (ko) 수냉식 엔진의 냉각장치
US4325219A (en) Two loop engine coolant system
US8205443B2 (en) Heat exchanging systems for motor vehicles
US8978596B2 (en) Powertrain cooling system with cooling flow modes
JPS5853172B2 (ja) 内燃機関の装入空気用熱交換設備
CN101384805B (zh) 用于调节内燃机温度的方法和设备
JPS6239251B2 (ja)
JP6504213B2 (ja) エンジンの冷却装置
CN102197205A (zh) 用于独立于其它消耗件对发动机进行热调节的冷却回路
JP2005299592A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JPH0419310A (ja) エンジンの潤滑装置
KR20030044149A (ko) 엔진 냉각 시스템 및 방법
DE60020800T2 (de) System zur Steuerung der Temperatur einer Motorzylinderwand
CN107636274A (zh) 具有分流式冷却系统的内燃机
JP6600407B2 (ja) 内燃機関冷却システム
CA1143618A (en) Apparatus and method of heating cold engine
CN114991932B (zh) 车辆及其发动机
JPH11182222A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP2002138835A (ja) 液冷式内燃熱機関の冷却システム
JP2797778B2 (ja) 内燃機関の潤滑装置
JPH10288022A (ja) エンジンの潤滑装置
KR100227552B1 (ko) 강제 순환식 수냉 엔진의 냉각장치
JPH051536A (ja) エンジンの油冷装置
CN114991929B (zh) 车辆及其发动机
JPS62288308A (ja) エンジンの冷却装置