JPH04189374A - ゴルフティ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ティーアップしたゴルフボールを打球すると
き　そのインパクト時の抵抗を滋少させ、スムースな飛
び出しを可能にさせるようにしたゴルフティに関する、 （従来の技術） ゴルフテームに際し、第１打は、確実にインパクトさせ
て十分な飛距離を確保するために、ゴルフホールをゴル
フティによってティーアップした状態で打球することか
多い。そして、そのためには、ティーアップさせるゴル
フティーと、この上にセットされるゴルフポールとの間
では接触抵抗か生じないことか望ましい。

そこで、従来から、ティーアップセントされた状態で接
触抵抗を少なくするように考慮された種々のゴルフティ
か提案されている。例えば、第一のものとして、三叉状
に分岐させた支持アーム上端を尖鋭状にしてその上にゴ
ルフボールを支持させるもの、第二のものとして、ティ
ー支柱を傾斜させることでゴルフホールとの支持接触面
積を小さくしようとするもの、第三のものとして、軟弾
性素材製の円筒状支柱の上下開口縁を複数に分岐させ−
その分岐上端にゴルフポールを強制的に嵌め入れること
で支持させるもの、第四のものとして、ティー頭部周縁
に凹凸面を形成し、この凹凸面特にその突部上端によっ
て支持させるもの等かある。

（発明が解決しようとする課題） ところか、以上のように構成された従来の各種のものに
あっては、その使用に際し、何等かの欠点かあった。

すなわち、第一のものは、３個の支持アームによる実質
的な支持面は極めて小さく、ゴルフボールとの芯合わせ
、すなわちきっちりとした水平な保持状態とするセ・ソ
トか円錐なことが多く、しかも、セット後に僅かな外部
からの振動、風等によって落下する虞れがあった。それ
ばかりでなく、インパクトによる飛び出し時に、尖鋭な
支持アーム先端がゴルフボール周面に引っ掛かることか
あり、インパクトスピードを減殺させることかあった。

第二のものは、ティー支柱が仲斜しているなめに、例え
はティーグランド内での土中に刺し入れるのに支柱の傾
斜に対応させた方向から行なわなければならないから、
面倒な手間が掛かるものであった。第三のものは、分岐
させた開口縁にゴルフボールを強制的に嵌め入れる必要
があるはかりでなく、下端開口縁はティーグランド上に
単に置かれるたけであるから、外部からの振動、風等に
よって倒れる虞れがあった。しかも、その底部の載置面
大きさは、ゴルフボールの支持面大きさとほぼ同様なも
のであるから、−層、安定性に欠けるものであった。第
四のものは、細かい凹凸面によってゴルフボールを支持
するも、ティー顧部内側面にゴルフボールか当接するこ
とかあり、その接触抵抗を確実に減少化するのは円錐で
あった。

また、特公昭６０−４３１３９号公報にあるように、テ
ィー上部のホール載置部を倒伏可能なように弾性部材に
よって支持したものかある。これによれば、ティーショ
・ソト時にティーに衝撃が付加されても、これを回避で
きる反面、弾性部材の内蔵構造は複雑であり、その製造
は極めて面倒である。

更には、特公昭６０−４３１３８号公報、特公昭６３−
１．０６９号公報にあるように、地面に固定されるベー
ス部材に傾斜状のゴルフティを弾性的に支持したものか
ある。これは、ゴルフティに当たるクラブヘッドの衝撃
を緩和し、ボールのスムースな飛び出しを可能にさせて
も、その構造は複雑であり、構成部材も多く、その組立
は極めて面倒であるばかりでなく、取扱いも煩雑である
。

そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑
み創出されたもので、スプリング作用によって持ち上け
ることでゴルフボールとの接触面積を僅少化し、しかも
、あたかも芝生上に浮がんでいるような状態としてイン
パクト時の抵抗を極めて少なくし、また、ティーアップ
時では外部からの振動、風等によっても落下させること
もなく確実に支持できるようにしたゴルフティを提供す
ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上述した目的を達成するなめ、本発明にあっては、地面
にセットされる台座部材１に、この台座部材１外方に傾
斜されて台座部材１中心側に弾椀付勢されたスプリング
作用かある複数の支持アーム２を上方に向けて放射状に
配列したことを特徴とする５ しかして、台座部材１は、ティーアップする地面に直接
に載置されるよう構成される場合、地中に刺し入れられ
る支柱部材３に結合され、地面に固定されるように構成
される場合、また、地面上に載置されるベース部材１１
に起伏自在に支承され、そのベース部材１１に対し起立
状にして＊＋ｔされる場合等がある。

また、ゴルフボールＢを支持するアーム部材２は、台座
部材１、ベース部材１１を介してセットされる地面に対
し、地面からの高さが調整されるように、台座部材１と
共にスライド自在にして構成することもできる。

（作用） 本発明に係るゴルフティにあっては、これとの間にゴル
フボールＢを挾み込むようにして土中に刺し入れ、ある
いは地面上に載置されるとき、ゴルフボールＢが当接さ
れる支持アーム５上端は外方へ撓ませられる。

地面上へのセットか完了し、支持アーム２に対する押圧
力が開放されると、支持アーム２上端はこれ自身のスプ
リング作用によって台座部材１中６側への原位置に復帰
し、ゴルフボールＢを支持アーム２夫々の先端によって
持ち上げ支持する。

すなわち、支持アーム２上へのセラ１〜後は、支持アー
ム２上端のみがゴルフポールＢ下面側に僅かに接触して
いるたけてあり、インパクトされたゴルフホールＢは、
その接触抵抗か少ないからスムーズに打ち出される。し
かも、打ち出されたときの支持アーム２上端は、支持ア
ーム２自体のスプリング作用でゴルフボールＢの打ち出
し方向に追随し、その打ち出しに反対する抵抗をほとん
ど生じさせない。

地面へのセットに際し、土中に刺し入れられる支柱部材
３は、その刺し入れ深さによって、ティーアップ高さを
調整させ、また、深く刺し入れることで、ゴルフボール
Ｂの支持安定性を増大する。

一方、地面上に直接に載置させるベース部材１１は、土
中への刺し入れか困難な場所、例えば芝のほとんど無い
硬い土のティーグランド、寒冷時の凍結したティーグラ
ンド、剛性地盤その他の硬質なティーグランドての使用
を可能にし、ゴルフボールＢを安定的に支持する。

更には、地面上に載置されるベース部材１１に起伏自在
に支承されるとき、不使用時は、コンパクトな状態で折
り畳むことかでき、携帯を容易にする。また、使用する
ティーアンプ時は、ベース部材１１に対して起立状態と
し、台座部材１、支持アーム２によってゴルフボールを
持ち上げ支持する。

地面上に載置されるベース部材１１を介してゴルフボー
ルＢを支持するとき、その台座部材１とベース部材１１
との連結部位において台座部材１をスライドさせること
で、ティーアップ高さである支持アーム２の先端高さを
調整できる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

く概要〉 図において示される符号１は台座部材であり、この台座
部材１上部には、スプリング作用かある複数本の支持ア
ーム２か放射状に配列されており、この支持アーム２に
よって、ゴルフボールＢをソフトに浮き上がらせるよう
な状態で支持するようになっている。

〈台座部材〉 台座部材１自体は、これ１を介してティーグランドの地
面に直接に載置されることでゴルフボールＢを支持しな
り、また、支柱部材３あるいはベース部材１１と組合せ
られ、これら３，１１を介して地面とは適当な高さ位置
を保持させてゴルフホールＢを支持したりする。

この台座部材１自体によって直接に載置する場合には、
これか盤状であっても差し支えなく、ただ、後述するよ
うに、支柱部材３あるいはベース部材１１との結合、組
立更にはスライド構成等を考慮すると、台座部材１自体
はドーナツ状であることか望ましい。

く支持アーム〉 支持アーム２は、図示のように、それ自身かスプリング
作用に富むような復原力の高い耐衝撃性のプラスチ・ツ
ク、例えはナイロン系樹脂、ボリアミド系樹脂等によっ
て形成され、台座部材１とは、その１部において一体化
されている。そして、台座部材１に対し、その外方に傾
斜されて台座部材１中心側に弾撓付勢されたスプリング
作用を有しており、台座部材１上方に向けて放射状に配
列され、上方へ向かって伸びている状態は、あたかも放
射線状を呈する。

支持アーム２の本数は、図示のように８本である場合に
限らす３本以上であｔしはよく、なた、この支持アーム
２先端によってゴルフホールＢを支持する関係上、ゴル
フボールＢに対する接触抵抗を考慮すると、可能な限り
少ないほうかよいと考えられる。

また、この支持アーム２自体は、その上端か尖鋭な自由
端状に形成することかでき、また、若干でも外方へ反り
返り状に形成されていて、ゴルフボールＢが上方から載
置されたときでのクツション性を考慮しである。そして
、上方からの押圧力か解放された場合には、その先端か
ゴルフボールＢ外側面に接触し、このとき、望ましくは
点状に−１〇　− 接触して支持するようにしである（第２図参照）。

この支持アーム２１端にゴルフホールＢ等の荷重が付与
されていない状態では、支持アーム２か台座部材１中心
軸側に弾撓付勢され、また、上方からのゴルフホールＢ
を介しての押圧力の付与によって外方へ撓み、この押圧
力の解放によって原位置に復帰し、その復原作用に伴な
いゴルフボールＢを上方へ持ち上げて先端によってゴル
フボールＢを支持するものであるう 〈実施例の態様〉 しかして、本発明において、台座部材１を介して直接に
載置させる第１実施例、支柱部材３を介して土中に刺し
入れ、固定される第２実施例、支持アーム２のカイト手
段１０を形成した第３実施例、台座部材１と一体状に形
成されたベース部材１１を介して地面に載置させる第４
実施例、また。

そのときの高さ調整を可能にさせるようにした第５実施
例、地面に載置されるベース部材１１に支持アーム２を
台座部材１を介して起伏自在にした第６実施例、また、
このときの高さ調整を可能にさせる第７実施例等があり
、以下、それらを順次説明する。

なお、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
なく、これらの複合的な形態であることもあり、また、
本発明の技術的思想を逸脱しない範囲での構造、形状の
変更は自由であり、それらも当然ながら、本発明に包含
されるものである。

［第１実施例］ 第１図において、第１実施例が示されており、これは、
台座部材１に多数の支持アーム２を配列構成したもので
あり、図示の台座部材１は、ドーナツ状に形成されてい
る。

この第１実施例において、台座部材１は、ドーナツ状に
形成される場合に限らす、例えは平面で円形を呈する盤
状に形成することもできる。

［第２実施例］ 第２図乃至第５図に示された第２実施例は、土中に刺し
入れられる支柱部材３に、台座部材１を介して結合、一
体止されたものである。

支柱部材３は、下端部分か、例えばティーグラ＝　１２
− ンドの土中に強制的に刺し入れられるように、下端には
錘体状の刺入尖鋭端４を有しており、これの全体は剛性
の素材によって形成される。

また、上端には、ゴルフボールＢが載置されて。

その外周面に当接するよう、ゴルフボールＢ外周面に沿
う湾曲凹面か上面に形成された支持頭部５を有しており
、支柱部材３自体の全体を正面から見ると、従来と同様
に、細身のほぼＴ字形ステインク状を呈する。

この支柱部材３は、内部か中空６にされることで、これ
自体の軽量化を図ると同時に、形成材料の節減化をも図
っている。

なお、図示にあっての支持頭部５は、その上端に至るに
伴ない次第に大径となるよう逆斜体状に形成されている
。これは、支持アーム２か支柱部材３外方へのやや傾斜
状に形成されることを考慮したものであり、支持頭部５
外部に沿って支持アーム２が配列されるようにしである
。

図示例にあっての支持頭部５は、第３図に示すように、
段差かない同一水平面を有する平面から見てドーナツ状
を呈するも、図示を省略したが、これを、周方向で凹部
と突部とを交互に配列して形成するものであってもよく
、このときの突部の平面形態は、平面から見て円形、矩
形その他の適宜形状とされる。

また、この実施例においての支持アーム２は、支柱部材
３上部に嵌め込み結合される台座部材１上に、支柱部材
３上部を囲むようにその周囲に放射状に分岐配列されて
おり、夫々のＬ端が支柱部材３の支持頭部５上方に位置
するよう上方へ向かって伸びていて、あたかも花弁状を
呈する。

〈台座部材と支柱部材との結合構造〉 また、図示にあって、支柱部材３と台座部材１との結合
は、支持頚部５下方における支柱部材３上部外周面に周
方向に沿って凹設した係合溝７に、台座部材１内周面に
周方向に沿って突設した係合突条８を強制的に嵌め入れ
ることで両者１．３を一体化したものである（第２図、
第４図参照）。

これによると、それ自身かスプリング作用に富むような
復原力か高い素材によって形成されている支持アーム２
乃至台座部材１の素材特性を利用して、支柱部材３に強
制的に嵌め入れることで結合でき、組み立て時の作業性
を良好にすることかできる。

もとより、両者１，３を凹凸の嵌め入れ手段によって結
合させるに際し、いずれに係合溝７、係合突条８を形成
するもよく、また、両者１．３の一体化は、この結合手
段に限定されるものではなく、適宜な変更が可能である
のは勿論である。

このとき、支持アーム２と支柱部材３−上部に結合され
る台座部材１とを軟弾性素材によって一体状とさせであ
ると、支柱部材３か剛性素材によって形成されていても
、これとの組み立て結合に際する嵌め入れ等を容易にし
、組み立て作業を簡素化する利点かある。

くストッパ一部〉 また、第４図には、これの変形実施例が示されており、
それは、支持アーム２の高さ位置はぼ半ばに対応する支
柱頭部５位置あるいは支柱部材３上部位置には、支持ア
ーム２の支柱部材３中心側への弾撥復帰を規制するスト
ッパ一部９を形成しであるものである。

このストッパ一部９は、例えは支持頭部５の周囲にドー
ナツ突粂状に突設形成してあり、支柱部材３中心側への
弾撥作用によって支持アーム２が復帰するとき、支持ア
ーム２内側面が当接し、支持アーム２自身の上部におけ
るスプリング作用を確実に発揮させるようにしである。

このように、ストッパ一部９を形成することで、支持ア
ーム２か、それ自身のスプリング作用で台座部材１中心
側へ弾挑復帰するとき、その高さほぼ半ば位置で停止さ
せる。そのなめ、支持アーム２の上部において、支柱部
材３上部位置あるいは支持頭部５周囲と所定の間隙を生
じさせ、支持アーム２上部のスプリング作用を確実に発
揮させ、そのソフトな支持性と打ち出し時の円滑な追随
性とを一層確保する。

なお、この第２実施例において、図示を省略したが、支
柱部材３上部の支持頭部５部分と、支持アーム２、台座
部材１とを一体状に形成して、これと、支柱部材３本体
とを適宜に結合して組み立てることもできる。更には、
支柱部材３、支持アーム２等を一体に形成することもで
き、このとき、剛性部分の支柱部材３と軟弾性部分の支
持アーム２とは適度な硬度の選択によって夫々か構成さ
れるう 図示例にあって、支柱部材３の上部に支持頭５３を形成
しであるが、この支持頭部５は、ゴルフボールＢと共に
土中に刺し入れられるときのゴルフボールＢを介しての
土中への刺し入れ力を刺入尖鋭端２に伝達する。したが
って、刺し入れ後に、ゴルフボールＢを支持アーム２上
端に置かれるものとするとき、この支持頭部５は、必す
しも、構成されないこともある（図示省略）。

更には、支柱部材３上部における台座部材１との結合に
際し、台座部材１外径を支柱部材３径に比し大きくして
段部状になるようにするも５両者３．１の外形が直線状
に連続されるように形成するもよく、これらは任意に選
定できる。

この第２実施例によれば、支柱部材３上部に形成した支
持頭部５は、これの周囲に支持アーム２か配列され、支
持アーム２の上部が支持頭部５上方に伸び、位置されて
いることで、第５図に示すように、手指等との間でゴル
フホールＢを挾むようにして土中に刺し入れるときは、
その押圧力によって支持アーム２か外方に回避され、ゴ
ルフボールＢを直接に支持頭部５上面に当接させ、支柱
１下端における刺入尖鋭端４を介しての土中への差し入
れ作業を容易にする。

［第３実施例コ また、第６図には、第３実施例が示されており。

それは、前記の第２実施例においての支柱部材３上部の
支持頭部５周囲に、支持アーム２か挿入されてスライド
する清秋のカイト手段〕０を形成したものである。

すなわち、ゴルフボールＢを介しての支持アーム２に対
する押圧、この押圧力の解放に伴なう復原に際し、支持
アーム２自体の支柱部材３に対する中心方向に沿う進退
動作をスムーズにし、また、支持アーム２夫々か平均し
てゴルフボールＢを持−１８＝ ち上げるようになるから、安定したゴルフボールＢの支
持を確実にする。

［第４実施例］ 第７図に示された第４実施例は、地面に直接に載置され
る截頭錘体状のベース部材１１を台座部材１下端に配設
したちのてあり、ベース部材】１は、下端が大径で上部
に至るに伴ない次第に小径になるように形成され、地面
に載置したときの安定性の向上が図られるようにしであ
る。

また、第８図においては、この第４実施例の変形例か示
されており、これは、台座部材１底面に平面ドーナツ盤
状のベース部材１１を連設し、このベース部材】１底面
に地面に係合する係合突起１２を配設したものである。

この変形例によると、係合突起１２が地面にやや食い込
み状に圧入され、セット時の安定性を増大させ、ゴルフ
ポールＢをしっかりと支持する。

［第５実施例］ 第９図に示された第５実施例は、地面に直接に載置され
る截頭錘体状のベース部材１１上部に柱状のカイト支柱
１３を立設し、このカイト支柱１３に上下にスライド自
在で、位置決め固定できるようにして、支持アーム２と
一体状の台座部材１を嵌め込み結合したものである。

６座部材１自体のスライド、固定は、図示のように、ガ
イド支柱１３外周面に適数、例えば　３条の係止突条１
４を、カイト支柱の上下方向に沿って所定間隔毎に突設
し、この係止突条１４に台座部材１下面か係止されるよ
うにしたものであり、台座部材１自体のスライドは、係
止突条１４の係止作用に抗して、また、素材の弾力性を
利用して強制的に行なわれるようにしである。

これによると、地面上にベース部材１１を介して安定し
た状態で載置できると共に、台座部材１と係止突条１４
との強制係止によって、支持アーム２上端の高さを自在
に調整できるものである。

［第６実施例］ 更に、第１０図、第１１図には第６実施例か示されてい
る。この第６実施例は、地面上に載置されるベース部材
１１に、台座部材１を揺動可能に支承することで支持ア
ーム２を起伏自在に構成したものであり、地面トに載置
されるベース部材１１に対し台座部材１を介して支持ア
ーム２を起立させることで使用される。

この第６実施例におけるベース部材１１は、図示のよう
に、平面から見てループ状に形成されていて、支持アー
ム２部分を内包するようなほぼ円形状の収納部１１Ａと
、台座部材１部分を支承するほぼ矩形状の支承部１１Ｂ
とを一体に連設してなり、平面から見た全体は、はぼ電
球外形状を呈する。そして、支承部１１Ａにおける軸受
１１Ｃは、支承部１１Ａ上部に突設されており、この軸
受１１．　Ｃによって揺動支持されている台座部材１が
起立されたときは、台座部材１底面が地面に当接される
ものとして、使用時での安定性が図れるようにしである
。

この第６実施例によると−ゴルフボールＢを支持する台
座部材１、支持アーム２が、不使用時では倒伏されてベ
ース部材１１の収納部１１Ａに内包され、全体がコンパ
クトになり、携帯を容易にする。

［第７実施例］ 第１２図に示された第７実施例は、第６実施例において
、ベース部材１１に揺動支承したガイド支柱１３に、上
下にスライド自在で、位置決め固定できるようにして、
支持アーム２と一体状の台座部材１を嵌め込み結合した
ものである。

台座部材１自体のスライド、固定は、前記した第５実施
例のものと同様であり、同一構造部分には、同一符号か
付されることで、その構造の詳細は省略される。

この第７実旅例によると、台座部材１、支持アーム２か
、不使用時では倒伏されてベース部材１１の収納部１１
Ａに内包され、全体がコンパクトになり、携帯を容易に
すると共に、ティーアップ高さを自在に調整できるもの
である。

く使用の一例〉 本発明の実施例は、以上のように構成されており、次に
その使用の一例を説明するに、従来のこの種ゴルフティ
と同様に使用される。

例えは、第２実施例、第３実施例のものであると、第５
図に示すように、プレーヤーの手指等によって本発明ゴ
ルフティと共にゴルフボールＢを挾み込むようにして、
ティーグランドの土中に刺し入れられる。

このとき、ゴルフボールＢは、支持アーム２上端に当接
してこれを外方へ撓まぜ、支持頭部５上面に当接するも
のとなり（第２図、第４図における一点鎖線参照）、そ
の刺し込み力は支柱部材３下端の刺入尖鋭端４に伝達さ
れて支柱部材３自体を土中に刺し入れさせる。

刺し入れ後は、その押圧刺し入れ力を解放すると、支持
アーム２上端はこれ自身のスプリング作用によって原位
置に復帰し、ゴルフボールＢを支持頭部５上面から離反
させて持ち上げ支持する（第２図、第４図における実線
参照）。

この状態で、ゴルフクラブによってインパクトされると
、ゴルフボールＢ下面側では支持アーム２上端が僅かに
接触しているたけで、その接触抵抗か少ないことと相俟
ち、ゴルフボールＢはスム−スに打ち出される。しかも
、ゴルフボールＢ外周面に接触している支持アーム２−
ヒ端は、支持アーム２自体のスプリング作用てゴルフボ
ールＢの打ち出し方向に追随し、その打ち出しに反対す
る抵抗をほとんど生じさせない。

なお、土中への刺し入れに際し、予め、ゴルフボールＢ
と別に行なうもよく、この場合、支持頭部５は必すしも
構成されている必要はなく、刺し入れ後に、支持アーム
２上にゴルフボールＢのみか静かに置かれればよい。

また、第４実施例乃至第７実施例にあるように、地面−
ヒにベース部材１１を介して載置される場合には、その
載置後に、上方に向けて起立状になっている支持アーム
２上端上にゴルフボールＢを静かに置けばよい。そうす
ると、支持アーム２は、自身のスプリング作用によって
ゴルフボールＢをソフトな状態で支持し、前述したのと
同様にゴルフホールＢを抵抗なく打ち出させる。

また、第５実施例、第７実施例において、台座部材１の
カイト支柱１３に対するスライド、固定を行なうことで
ティーアップ高さを調整でき、ケーム者か必要とするゴ
ルフボールＢ位置高さとする。

（発明の効果） 本発明は以上のように構成されており、これかなめ、テ
ィーアップされたときでは、あたかも、芝生上に載置さ
れたソフ１〜な状態になってゴルフボールＢか支持され
るため、その支持面積は極めて僅少なものとなり、イン
パクト時の打ち出し抵抗をほとんど生じさせることなく
、スムーズに打ち出され、十分な飛距離を確保できる。

これは、本発明ゴルフティにおいて、地面にセットされ
る台座部材１には、これの外方に傾斜されて台座部材１
中心側に弾椀付勢されたスプリング作用かある複数の支
持アーム２を放射状に配列しであるからであり、支持ア
ーム２のスプリング作用かゴルフボールＢをソフトに支
持するからである。

すなわち、地面にセットされた状態で、その支持アーム
２上にゴルフボールＢを載置した後、ゴルフボールＢへ
の押圧力を解放した場合には、支持アーム２か自身のス
プリング作用で原位置に復帰し、復帰状態ではゴルフボ
ールＢをソフ１〜な状態で持ち上げて支持する。そのた
めに、ゴルフホールＢに対するインパクト時では、打ち
出し時でのゴルフボールＢに対する接触抵抗かほとんど
なくなり、打ち出し方向に支持アーム５か追随すること
と相俟ち、スムーズな打ち出しを行なわせ、インパクト
力を減殺させず、飛距離を大幅にアップさせるのである
。

以り説明したように、本発明によれば、第−打であるテ
ィーアップ時のゴルフボールの打ち出しをほとんど抵抗
のない状態で行なうことかでき、例えば女性や非力なプ
レーヤーであっても飛距離を大幅にアップできる等の優
れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の詳細な説明するもので５第１図は第１実
施例における斜視図、第２図は第２実施例における一部
切欠要部正面図、第３図はその平面図、第４図はその変
形実施例における一部切大要部正面図、第５図はそのゴ
ルフポールのセット時における正面図、第６図は第３実
施例における平面図、第７図は第４実施例における正面
図、第８図はその変形実施例における正面図、第９図は
第５実施例における一部切欠正面図、第１０図は第６実
施例における斜視図、第１１図はその使用状態の一部切
欠正面図、第１２図は第７実施例における使用状態の一
部切欠正面図である。 Ｂ・・・ゴルフボール、 １・・・台座部材、２・・・支持アーム、３・・・支柱
部材。 ４・・・刺入尖鋭端、５・・・支持頭部、６・・・中空
、７・・・係合端、８・・・係合突条、９・・・ストッ
パ一部、１０・・・カイト手段、１１・・・ベース部材
、１１．Ａ・・・収納部、１．１　Ｂ・・・支承部、Ｉ
ＩＣ・・・軸受、１２・・・係合突起、１３・・・カイ
ト支柱、１４・・・係止突条。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、地面にセットされる台座部材に、この台座部材外方
   に傾斜されて台座部材中心側に弾撥付勢されたスプリン
   グ作用がある複数の支持アームを上方に向けて放射状に
   配列したことを特徴とするゴルフテイ。