JPH04180733A - 核磁気共鳴装置用表面コイル - Google Patents

核磁気共鳴装置用表面コイル

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JPH04180733A
JPH04180733A JP2308912A JP30891290A JPH04180733A JP H04180733 A JPH04180733 A JP H04180733A JP 2308912 A JP2308912 A JP 2308912A JP 30891290 A JP30891290 A JP 30891290A JP H04180733 A JPH04180733 A JP H04180733A
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JP
Japan
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coil
surface coil
unit surface
magnetic resonance
nuclear magnetic
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JP2308912A
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English (en)
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Yoshikuni Matsunaga
良国 松永
Etsuji Yamamoto
山本 悦治
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Hitachi Ltd
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体中の水素や燐等からの核磁気共鳴(以下
、rNMRJという)信号を測定し、核の密度分布や緩
和時間分布等を映像化する核磁気共鳴装置用表面コイル
に関する。
〔従来の技術〕
従来、核磁気共鳴装置においては、被検体(例えば、人
)の関心部位を取り巻く各種の頭部用コイルや腹部用コ
イル、心臓等の動きの影響を受けにくい表面コイル等を
用い被検体の検査、撮像が行われてきた。
ところで、上記表面コイルは、上記頭部用コイルや上記
腹部用コイルに比べ高感度であるが、視野が制限されて
しまい、を椎等広範囲を検査する際には、上記表面コイ
ルを移動させ、数回撮像せねばならず時間がかかるとい
う問題が発生していた。
これに対して、複数個の表面コイル(それぞれを以下単
位表面コイルと呼ぶ)を各単位表面コイルが隣接する単
位表面コイルと相互結合しないよう適度にオーバラップ
させて配列し、上記各単位表面コイルで受信されたNM
R信号を合成することにより実質的に視野を広くする方
法がある。この方法の原理については、特開平1500
175号。
特公平2−13432号に記載しである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記、従来の表面コイルアレイは、ある1個の単位表面
1コイル(第1の単位表面コイル)で考えた場合、隣接
する第2の単位表面コイルとの間では適度に互いをオー
バラップさせることにより相互結合がなくなるが、第2
の単位表面コイルの次の第3の単位表面コイルとの間の
相互結合はなくならないという問題について、配慮され
ていない。
この問題により、以下のような現象が生ずる。
相互結合かないと上記第1の単位表面コイルの共振特性
は、ある固有の共振周波数J。(水素や燐の共鳴周波数
と同じ値)を持つが、相互結合があると上記第1の単位
表面コイルの共振特性は、相互結合により上記固有の共
振周波数f。とは異なる2つの共振周波数を持つように
なる。この2つの共振周波数の一方(第1共振周波数)
は、上記固有の共振周波数J。より低い値f1 となり
、他方(第2共振周波数)は、上記固有の共振周波数J
。より高い値f2 となる。このような状態においては
、第3の単位表面コイルに受信された雑音が、相互結合
を通して第1の単位表面コイルに雑音を伝播し、該第1
の単位表面コイルの信号対雑音比が低下するという問題
があった。また、その逆に上記第3の単位表面コイルの
信号対雑音比も相互結合を通しての上記第1表面コイル
の雑音伝播により低下するという問題があった。なお、
この雑音の発生源は、コイル自体の損失と生体による損
失と考えられる。
そこで、本発明のひとつの目的は、上記第1の単位表面
コイルと上記第3の単位表面コイルとの間の相互結合を
なくし、各単位表面コイルの共振周波数が、水素や燐等
の共鳴周波数と等しい値のみになるような核磁気共鳴装
置用表面コイルを提供することにある。
本発明の別の目的は、被検体を撮像する視野を容易に変
えることが可能である核磁気共鳴装置用表面コイルを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
」1記目的を達成する基本的な特徴は、相互結合を有す
る2個の単位表面コイルに2個のm位表面コイルとオー
バラップするようなイ」加的コイルを配置し、相互結合
を除去することにある。より具体的に言えば、相互結合
は、2個の単位表面コイルのうちの一方の表面コイルか
ら発生した磁束が他方の表面コイルと鎖交する数で決定
される。よって、上記の付加的コイルで上記一方の単位
表面コイルから発生した磁束の向きを反転させて、」1
記他方の単位表面コイルに鎖交させてやり、」1記他方
の単位表面コイル面内での磁束の総和を打ち消し、相互
結合を除去することにある。
本発明の別の特徴は、実施例の説明にて明かにされる。
〔作用〕
上記付加的コイルは、2個の単位表面コイルが存在する
場合、一方の単位表面コイルから発生した磁束を他方の
噴位表面コイルに向きを反転させて鎖交させる。それに
よって、他方の単位表面コイル面内において一方の即位
表面コイルから発生した磁束がゼロになるので、2個の
単位表面コイル間で相互結合が最小になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、第2図は従
来及び上記実施例の共振特性を示す。表面コイルアレイ
1′は、縦横それぞれL’、T、の長さである単位表面
コイルla、lb、lc <3個とは限らない)を−次
元に配列したものであり、上記単位表面コイル1aと1
b及び1bと10は、各々の相互結合が最小となるよう
な距離りだけ各各オーバラップさせである(L=L’ 
=10σの場合りは、約1c+nなることがしられてい
る)。オ−バラツブ距離りは、」1記表面コイル1の縦
横の長さの比L’ /Lにより微妙に変わることはいう
までもない。
上記各々の単位表面コイル]、a、lb、Icは、単独
の場合、第2図(a)に示すような共振周波数f。(生
体中の水素や燐等の核磁気共鳴周波数とおよそ同じ値)
である共振特性(各々信号取出し点2a、2b、2cで
測定)を持つ。隣の単位表面コイルとの相互結合が最小
となるような距離りたけオーバラップさせた上記表面コ
イル1bの信号取出し点2bでの共振特性は、第2図(
b)に示すようになり、第2図(a)とほぼ同じ特性と
なる。上記単位表面コイルla、lcは、必然的にL−
2Dの距離に配置され、第2図(c)に示すように表面
コイル自身が持つ固有の共振周波数f。の上側と下側に
分裂した共振が現れる共振特性(信号取出し点28また
は2cで測定)となる(従来)。この場合、上記単位表
面コイル1cに受信された雑音が、相互結合を通して上
記単位表面コイル1aに雑音を伝播し、上記単位表面コ
イル1aの信号対雑音比が低下するという問題があった
。また、その逆に上記単位表面コイルICの信号対雑音
比も相互結合による上記表面コイル1aの雑音伝播によ
り低下するという問題があった。
そこで本実施例では、第1図に示すように補正コイル3
を上記単位表面コイルla、lcに距離dだけオーバラ
ップさせて配置する。これにより、上記信号取出し点2
a、2bまたは2Cでの共振特性は、各々第2図(d)
に示すような特性となり、各々の単位表面コイルが相互
結合することなく、単独の表面コイルと同等の信号対雑
音比を有するアレイコイルが得られることになる。
例えば、補正コイル3として一辺が5cmの正方形コイ
ルを用いた場合には、距離dがおよそ4C1l+の時、
相互結合が除去される。なお、この距離dは、表面コイ
ルla、lb、lcと補正コイル3との相対的な位置に
よっても変化することが判明した。
第3図は本発明の別の実施例を示す図である。
(]0) 表面コイルアレイ1′は、−辺の長さがしである正方形
単位表面コイルla、lb、lc、ldを二次元に配列
したものであり、」1記単位表面コイル]。aとlb、
lbとld、1.dと1c及び1cと1aは、各々の相
互結合が最小となるような距離りだけ各々オーバラップ
させである(L=10anの場合りは、約1 clll
なることが知られている)。
」二記各々の単位表面コイルIa、 1b、Ic。
1dは、単独の場合、前記実施例で記載したような共振
周波数f。(生体中の水素や燐等の核磁気共鳴周波数と
およそ同し値)である共振特性を持つ。距離りだけ各々
オーバラップさせた」−記単位表面コイル1aとlb、
lbと1c+、ldと]−c及び1cと1a間では、相
互結合が除去されるが、上記単位表面コイル]−aと1
d及び1bと1a間では、相互結合が除去されず、単独
の単位表面コイルが持つ固有の共振周波数f。の上側と
下側に分裂した共振が現れる共振特性となる。この場合
、上記単位表面コイルld(またはlc)に受信された
雑音が、相互結合を通して上記単位表面コイルla(ま
たはlb)に雑音を伝播し、上記単位表面コイルla(
またはlb)の信号対雑音比を低下させてしまう。また
、その逆に上記単位表面コイルld(またはlc)の信
号対雑音比も相互結合による上記表面コイル1−a(ま
たはlb)の雑音伝播により低下してしまう。
そこで本実施例では、各々の補正コイル3a。
3bを各々上記単位表面コイル1.a、ldとlb。
1cに各々距離dだけオーバラップさせて配置する。こ
れにより、上記単位表面コイルla、ld及びlb、I
c間の相互結合が除去され、単独の単位表面コイルが持
つ固有の共振周波数f。のみの共振特性となり、各々の
単位表面コイルは、単独の表面コイルと同等の信号対雑
音比を有することになる。
第4図は本発明の更に別の実施例を示す図である。表面
コイルアレイ1′は、−辺の長さがL、である正方形単
位表面コイルla、lb、lcを曲面状に配列したもの
であり、上記単位表面コイル1aと1b及び1bと10
は、各々の相互結合が最小となるような距離りだけ各々
オーバラップさせである。
距離りだけ各々オーバラップさせた上記単位表面コイル
1aと1b及び1bと1a間では、相互結合が除去され
るが、」−記単位表面コイル1aと1a間では、相互結
合が除去されず、単独の表面コイルが持つ固有の共振周
波数f。の上側と下側に分裂した共振が現れる共振特性
となる。この場合、前記実施例で述べたように」1記表
面コイルla、lcの信号対雑音比が低下してしまう。
そこで本実施例では、曲面状の補正コイル3を上記単位
表面コイルla、lcに各々距離dだけオーバラップさ
せて配置する。これにより、−に記単位表面コイルla
、lc間の相互結合が除去され、単独の表面コイルが持
つ固有の共振周波数!、のみの共振特性となり、各々の
表面コイルは、単独の表面コイルと同等の信号対雑音比
を有することになる。
第5図は本発明の更に別の実施例を示す図であり、第6
図は」1記実施例の共振特性を示す。ある間隔D(本例
では約8cm)をもって−平面」二に配置された単位表
面コイルla、lb (本例では正方形で一辺が10c
m)があり、上記単位表面コイルla、lbと各々距離
dだけオーバラップする補正コイル3を具備する。上記
各表面コイルla。
1bの共振特性は、前記実施例と同じものとする。
上記補正コイル3がない場合の信号取出し点2a、又は
2bでの共振特性は、第6図(a)に示すように単位表
面コイル自身が持つ固有の共振周波数f。の上側と下側
に分裂した共振が現れる特性となる。上側の共振と下側
の共振の共振周波数の差をΔfとすると、共振周波数の
差Δfは、上記単位表面コイルia、lbの間隔りの大
きさによって変わる。この場合、上記単位表面コイル1
bに受信された雑音が、相互結合を通して上記単位表面
コイル1aに雑音を伝播し、上記単位表面コイル1aの
信号対雑音比を低下させてしまう。
また、その逆に上記単位表面コイル1bの信号対雑音比
も相互結合による上記単位表面コイル1aの雑音伝播に
より低下してしまう。
だが、補正コイル3がある場合、信号取出し点2a、又
は2bでの共振特性は、第6図(b)に示すような特性
になり、各々の単位表面コイルは相互結合することなく
、単独の表面コイルと同等の信号対雑音比を有すること
になる。
例えば、補正コイル3として一辺が5cmの正方形コイ
ルを用いた場合には、距離dがおよそ4. cmの時、
相互結合が除去される。なお、この距離dは、tli位
表面コイルla、lbの形状や間隔りによって変化する
ことが分かっており、間隔りは、限りなくゼロまで狭く
することができる。
また、上記実施例の表面コイル1はキャパシタで分割さ
れた共振回路であり、補正コイル3と共に電気的に絶縁
され、被検体の撮像位置を選択。
固定可能になっていることもいうまでもない。
第7図に本発明の主要部である補正コイル3の別の実施
例を示す。補正コイル3は、導電性の線材(銅線等)や
導電性の板(銅板等)で作成したものであり、2個の単
位表面コイルが有る場合、一方の単位表面コイルから発
生した磁束の向きを反転させて、他方の単位表面コイル
に鎖交させてやり、上記他方の単位表面コイル面内での
磁束の総和を打ち消し、相互結合を除去する。第7図(
a)は、単位表面コイルとオーバラップさせる部分が円
形のものであり、第7図(b)はキャパシタ4で分割さ
れた共振系であり、動作的には全く同じである。
第8図に本発明の主要部である補正コイル3の更に別の
実施例を示す。本実施例は、補正コイル3にキャパシタ
30.インダクタ31.ダイオード32からなる並列共
振回路を具備したもので、無線周波数(以下、rRFJ
という)の照射時には、上記補正コイル3が開放状態に
なるものである。上記キャパシタ30.インダクタ31
.ダイオード32からなる並列共振回路の動作について
以下説明する。
RFの照射時には、上記補正コイル3の信号が大きいた
め上記ダイオード32がオンし、上記キャパシタ30.
インダクタ3]の並列共振(RFと並列共振の共振周波
数は同じ)によりインピーダンスが増加する。これによ
り、上記補正コイル3は、高インピーダンスであるため
実質的に開放状態となり、表面コイルに影響を与えない
。被検体のNMRによる高周波信号の受信時には、」−
記補正コイル3に受信される信号が小さいため上記ダイ
オ−1く32がオンせず、上記キャパシタ30のみとな
り、」1記補正コイル3が相互結合を除去する動作に影
響を与えない。
なお、上記並列共振回路のキャパシタ30とインダクタ
31を入れ替えても動作に変わりはない。
第9図に本発明の主要部である補正コイル3の更に別の
実施例を示す。本実施例は、補正コイル3に可変抵抗3
3を具備したもので、上記補正コイル3のオーバラップ
距ば[を調整しなくても、」1記可変抵抗33の値を変
えることにより相互結合を除去するものである。具体的
な動作について以下説明する。
2個の単位表面コイルが有る場合、一方の単位表面コイ
ルから発生した磁束が上記補正コイル3と鎖交すること
により、上記補正コイル3には、上記磁束の鎖交数に従
った電流が流れる。上記補正コイル3は、途中で交差さ
せであるので他方の単位表面コイルには、逆向きの磁束
が鎖交する。
この上記逆向きの磁束は、上記補正コイル3に流れる電
流の大きさによるので、電流を上記可変抵抗33にて調
整してやり、上記他方の単位表面コイル面内での磁束の
総和を打ち消し、相互結合を除去させる。
なお、上記表面コイルがフレキシブルなものであっても
上記補正コイル3は、同様の動作により相互結合を除去
させる。
また、上記補正コイル3に流れる電流の調整を行う方法
としては、上記可変抵抗33のみでなく、ダイオードを
上記可変抵抗33の替わりに挿入し、上記ダイオードの
電流を電気的に外部から調整しても同様におこなえる。
第10図に第1図実施例の使用状態を示す。相互結合が
最小になるように一次元上に配置された表面コイルアレ
イ1′と補正コイル3は、被検体の撮像したい部位に絶
縁され、固定される。例えば、を椎を撮像したい場合、
頚椎から腰椎にかけて表面コイルが一次元上に配置され
る。
第11図に第5図実施例の使用状態を示す。第11図(
a)は、補正コイル3によって相互結合が除去された単
位表面コ、イル]、a、lbを乳ガン等の検査の為に乳
房の間隔に合わせて胸の上に配置したものである。この
使用状態では、左右の乳房に対して高感度で心臓の動き
等の影響を受けない好適な画像を得ることができる。
第11図(b)は、補正コイル3によって相互結合が除
去された単位表面コイルla、lbを眼球の検査の為に
両目の間隔に合わせて瞼の上に配置したものである。こ
の使用状態では、左右の眼球に対して高感度、高分解能
の画像を同時に得ることができる。
」1記各単位表面コイル、及び上記補正コイルは、Mi
されて互いに固定されており、被検体に巻きつけたり、
台や眼鏡のようなものを利用して被検体と固定できるよ
うな形態であることはいうまでもない。
(]9) 第12図に本発明の一実施例を用いた回路のブロック図
を示す。互いのオーバラップと補正コイル3により各々
の相互結合が除去され、−次元に配列された表面コイル
アレイ1′の各単位表面コイルla、lb、lcの信号
取出し点には、それぞれインピダンス整合回路を有する
プリアンプ25が接続され、上記プリアンプ25の出力
端は選択回路26(装置使用者によって任意に選択)を
介して加算器27に導かれ、位相敏感検波器10へ接続
される。なお、必要に応じてプリアンプ25の出力にフ
ェーズシフタを追加し、位相ずれを調整することも可能
である。
実際の検査では、例えばを椎の検査の場合、広い撮像視
野が要求されるので、上記表面コイルアレイ1′を用い
実質的に単位表面コイル3個分と等価な視野で撮像を行
う。この場合、上記表面コイルla、lb、lcで受信
された被検体からのNMR信号は、それぞれ上記プリア
ンプ25で増幅され(必要に応じてはフェーズシフタに
て位相ずれを調整)、上記選択回路26を通過し上記前
算機27にて合成され、上記位相敏感検波器10へと送
られ去状及び冠状断層像を得る。
また、上記去状及び冠状断層像から特定の部位に着目し
て、上記部位に対応した表面コイル(例えば、上記表面
コイルlb)のみで限られた視野の撮像を行う。この場
合、被検体の特定の部位からのN M R信号は、上記
単位表面コイル1 a rlb、lcて各々受信され、
」1記プリアンプ25にて各々増幅され(必要に応じて
はフェーズシフタにて位相ずれを調整)上記選択回路2
6へ導かれる。上記選択回路26へ導かれたNMR信号
は、上記単位表面コイル1bで受信されたもののみが後
段へ送られ、上記表面コイルla、lcで受信されたも
のは遮断される。これらの動作により、被検体の特定の
部位の去状及び冠状断層像が得られる。つまり、撮像視
野を任意に設定できる。これにより、フェースエンコー
I−で決められる視野よりも広い感度分布を有すること
から生じる折り返し現象を防ぐことができる。勿論、単
位表面コイル1bだけに限らず、単位表面コイル1aと
lb、laと1cなど種々の単位表面コイルを組み合わ
せることが可能である。
第13図は、本発明の上記実施例を用いたNMR装置の
構成図である。
コイル18は、電源19から供給される電流によりその
内部の空間に一定強度、一定方向(Z軸方向)の静磁場
を発生する。一方3組の傾斜コイル12,13.14は
、それぞれ傾斜コイルドライバ15,16.17により
駆動され、上記静磁場の強度にそれぞれZ方向、及びこ
れに直交するX方向、X方向に沿った傾斜をつける。こ
れらのコイルの内部には、円筒上のボビンに形成された
高周波プローブ8が設置される。支持台23の上に移動
可能なベツド22が装着され、被検体21と表面コイル
20は上記ベツド22に載せられて上記高周波プローブ
8の中に挿入される。高周波パルス発生器6の出力は、
送信用増幅器7で増幅されて上記高周波プローブ8に与
えられ、もって高周波磁場が発生する。制御装置5は、
プログラムされたシーケンスに従い、各傾斜コイルの駆
動、及び高周波磁場の発生のタイミングを制御し、もっ
て被検体の核スピンを励起する。被検体・のNMRによ
る高周波信号は、表1■コイル20で受信され、受信用
増幅器99位相敏感検波器10を介して信−シ処理装置
1−1に榔かれる。上記信号−処理装置11は、サンプ
リングした受信データに処理をほどこし、モニタ24に
画像を写し出す。
なお、上述した高周波磁場の発生と高周波信号の受信を
別々のコイルでおこなうクロス方式の他に、高周波磁場
の発生と高周波信号の受信を同一のコイルでおこなうシ
ングル方式もあるのは既によく知られたことである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、核磁気共鳴装置におけるアレイ状ある
いはある間隔をもって配置された表面コイルにおいて、
各表面コイル間の相互結合が除去されるので、他人面コ
イルからの雑音の伝播を受けず、信号対雑音比が低下す
ることなく視野を拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は従来及び
第1図実施例の共振特性図、第3図は別の実施例を示す
図、第4図は更に別の実施例を示す図、第5図は更に別
の実施例を示す図、第6図は第5図実施例の共振特性図
、第7図は本発明の主要部の別の実施例を示す図、第8
図は本発明の主要部の更に別の実施例を示す図、第9図
は本発明の主要部の更に別の実施例を示す図、第10図
は第1図実施例の使用状態を示す図、第11図は第5図
実施例の使用状態を示す図、第12図は本発明の一実施
例を用いた回路のブロック図、第13図は上記実施例を
用いた装置の構成図である。 1・・・単位表面コイル、1′・・・表面コイルアレイ
、2・・・信号取出し点、3・・補正コイル、4・・・
キャパシタ、5・・・制御装置、6・・・高周波パルス
発生器、7・・送信用増幅器、8・・・高周波プローブ
、9・・・受信用増幅器、10・・・位相敏感検波器、
11 信号処理装置、12,13.14・・傾斜コイル
、15゜16.17・・傾斜コイルドライバ、18・・
コイル、19・・・電源、21・被検体、22・・・ベ
ツド、23・・・支持台、24・・モニタ、25・プリ
アンプ、26・選択回路、27 ・加算器、30・・キ
ャパシタ、3トインダクタ、32・・ダイオード、33
第 10 (の            (め ((、)              (d)3  オ
串止コうIン 3 孝小正コイル cの(−へ4 η ℃rつ町 ℃ 〉 \(Nη寸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の空間に第1の方向に沿った磁場を形成し、上
    記空間内に置かれた被検体の核スピンを高周波磁場によ
    り励起するとともに上記核スピンによる高周波信号を検
    出する核磁気共鳴装置用表面コイルにおいて、 複数個の単位表面コイルを各単位表面コイルが隣接する
    単位表面コイルと最小の相互結合となるよう相互をオー
    バラップさせて配列してなる表面コイルアレイを有し、 該表面コイルアレイ内の単位表面コイルが隣接する次の
    単位表面コイルとの相互結合を除去するよう上記表面コ
    イルアレイと適度にオーバラップする付加的コイルを設
    けたことを特徴とする核磁気共鳴装置用表面コイル。 2、前記付加的コイルが実質的に一平面上で前記表面コ
    イルアレイとオーバラップすることを特徴とする請求項
    1に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル。 3、前記表面コイルアレイ及び前記付加的コイルが実質
    的に一曲面上でオーバラップすることを特徴とする請求
    項1に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル。 4、前記付加的コイルが共振系からなるコイルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の核磁気共鳴装置用表面
    コイル。 5、前記付加的コイルが無線周波数の照射時に開放状態
    となることを特徴とする請求項1に記載の核磁気共鳴装
    置用表面コイル。 6、前記付加的コイルが電流調整可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル。 7、所定の空間に第1の方向に沿った磁場を形成し、上
    記空間内に置かれた被検体の核スピンを高周波磁場によ
    り励起するとともに上記核スピンによる高周波信号を検
    出する核磁気共鳴装置用表面コイルにおいて、 第1、第2の単位表面コイルが調整可能なある間隔をも
    って配置され、 該第1、第2の単位表面コイルの相互結合を除去するよ
    う上記第1、第2の単位表面コイルと適度にオーバラッ
    プする第3のコイルを設けたことを特徴とする核磁気共
    鳴装置用表面コイル。 8、前記第3のコイルが実質的に一平面上で前記第1、
    第2の単位表面コイルとオーバラップすることを特徴と
    する請求項7に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル。 9、前記表面コイルがフレキシブルであることを特徴と
    する請求項7に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル。 10、前記第3のコイルが共振系からなるコイルである
    ことを特徴とする請求項7に記載の核磁気共鳴装置用表
    面コイル。 11、前記第3のコイルが無線周波数の照射時に開放状
    態となることを特徴とする請求項7に記載の核磁気共鳴
    装置用表面コイル。 12、前記第3のコイルが電流調整可能であることを特
    徴とする請求項7に記載の核磁気共鳴装置用表面コイル
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