JPH04180183A - 画像処理方式 - Google Patents

画像処理方式

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JPH04180183A
JPH04180183A JP30715690A JP30715690A JPH04180183A JP H04180183 A JPH04180183 A JP H04180183A JP 30715690 A JP30715690 A JP 30715690A JP 30715690 A JP30715690 A JP 30715690A JP H04180183 A JPH04180183 A JP H04180183A
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JP
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image
template
contour
similarity
point
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JP30715690A
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English (en)
Inventor
Manabu Hashimoto
学 橋本
Shinjiro Kawato
慎二郎 川戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、画像処理方式に関し、特に例えば平行・回
転ずれのある2枚の画像を位置合わせする目的で、テン
プレートマツチングを行なう場合に、単純な装置構成で
高速な処理を実現する画像処理方式に関するものである
[従来の技術J 従来技術について、「電子情報通信学会春季全国大会予
稿集(1990年3月)第7分冊」記載の「エツジ点列
を用いたテンプレートマツチング法」の内容をもとに説
明する。第11図は、従来の工、ジ点列を用いるテンプ
レートマツチング法の構成図である。
基準画像(111)は画像中のエツジ部分、即ち画像中
対象物の輪郭部分が抽出され、テンプレートとしてのエ
ツジ点列バッファ(112)に格納される。
一方対象画像(113)の方は、エツジが抽出され、対
象エツジ画像(114)としてメモリに一旦格納された
のちにパターンか画像中の全ての位置で一定の幅に膨ら
むような膨張処理か施されて膨張エツジ画像(115)
としてメモリに格納される。エツジ点列バッファ(11
2)に平行方向の位置オフセットをかけて膨張エツジ画
像(115)と重ね合わせ、それらの類似度か位置オフ
セクト範囲全域にわたって評価されて、2次元のマノチ
ングスコアマ、プ(116)が生成され、その最大値を
示すアドレスとして基準両種と対象画像との相対的な平
行位置ずれ量が求められるというものである。
[発明が解決しようとする課題] 従来の手法では、基準画像と対象画像との間に生じた回
転ずれ量を算出てきないという第1の問題点があった。
また、従来の手法では、平行位置ずれ量を算出する場合
に基準画像と対象画像との間に生じた回転ずれ量を許容
できない、即ちそれらの間に回転ずれがあるとスコアマ
ツプの信頼性が著しく劣化し、スコアマツプの誤った点
に最大値が発生する場合が生じるという第2の問題点が
あった。
更に、従来の手法では、対象画像中の輪郭点が画像中の
全ての位置で一定の幅に膨らむような膨張処理が施され
るために、画像撮像部と対象物体との距離変動に起因す
る対象物の大きさの変化を正確に吸収できない、或いは
不必要に膨張してしまう部分が存在してマツチングの信
頼性を劣化させるという第3の問題点があった。
[課題を解決するための手段] この発明の第1の発明は第1の問題点を解決するために
なされたもので、回転ずれを許容した第1のテンプレー
トを設け、第1のテンプレートを用いた第1段階の平行
ずれ算出のためのマツチングと、第1段階のマツチング
の結果得られた少なくとも1点以上の類似度の高い点に
対して第2のテンプレートを用いて回転ずれ量算出を行
なう第2段階のマツチングを行なう。
この発明の第2の発明は第2の問題点を解決するために
なされたもので、テンプレートとして基準iI像から抽
出した対象物の輪郭パターンを予め設定した回転角範囲
内で回転させて得られるパターン軌跡の2次元の論理和
として生成した合成テンプレートを類似度評価に用いる
この発明の第3の発明は第3の問題点を解決するために
なされたもので、テンプレートとして基準画像から抽出
した輪郭点を画像上の所定の点から各輪郭点までの距離
に応じて距離が大きくなるほど膨張の度合いが大きくな
るように、前記所定の点を中心とする円の半径方向に膨
張させて生成した膨張テンプレートを類似度評価に用い
る。
この発明の第4の発明は第2の問題点および第3の問題
点を解決するためになされたもので、対象画像から得ら
れた輪郭画像内の輪郭点を画像上の所定の点から該輪郭
点までの距離に応じて距離が大きくなるほど膨張の度合
いが大きくなるように膨張させた後、テンプレートとの
類似度評価を行なう。
[作 用] この発明の第1の発明においては、まず処理の第1段階
として、回転ずれを許容した第1のテンプレートと対象
画像とのマツチングにより生成された2次元スコアマツ
プから平行ずれに対する少なくとも1つ以上のスコア極
大位置候補点か算出され、第2段階として、各スコア極
大候補点において第2のテンプレートより得られた局所
的3次元スコアマツプから回転ずれに対するスコア最大
位置が算出されるように作用する。
この発明の第2の発明においては、テンプレートとして
基準画像から抽出した対象物の輪郭パターンを予め設定
した範囲内で回転させて得られるパターン軌跡の2次元
論理和として生成した合成テンプレートにより、対象画
像に前記設定範囲内の回転ずれが存在していてもそれを
許容した形で類似度が評価され、平行ずれ量が正しく算
出されるように作用する。
この発明の第3の発明においては、基準画像内の輪郭点
を画像上の所定の点から各輪郭点までの距離に応じて距
離が大きくなるほど膨張の度合いが大きくなるように、
前記所定の点を中心とする円の半径方向に膨張させて生
成した膨張テンプレートにより、画像撮像部と対象物と
の距離変動に起因する対象物の大きさの変化があっても
正しい位置を算出することが出来る。
この発明の第4の発明においては、対象画像から得られ
た輪郭画像内の輪郭点を画像上の所定の点から該輪郭点
までの距離に応じて距離が大きくなるほど膨張の度合い
が大きくなるように膨張させる膨張処理により得られた
膨張輪郭画像を類似度評価に用いることにより、対象画
像に許容範囲内の回転ずれが存在していてもそれを許容
した形で類似度が評価され、平行ずれ量が正しく算出さ
れるように作用する。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例について添付した図を用いて
説明する。
第1図はこの発明による画像処理方式で用いられる画像
処理装置の第1実施例を示すブロック図である。図にお
いて、(1)はカメラ(図示せず)から入力された濃淡
画像を基準画像として格納する基準画像メモリ、(2)
は基準画像の輪郭部分を抽出する輪郭抽出部、(3)は
輪郭点列を第2のテンプレートとして登録する第2のテ
ンプレート生成部、(4)は輪郭点列を、回転ずれを許
容した形に再生し、第1のテンプレートとして格納する
第1のテンプレート生成部、(5)はカメラから入力さ
れた対象画像を濃淡画像の形で格納する対象画像メモリ
、(6)は対象画像の輪郭部分を抽出する輪郭抽出部、
(7)は第1又は第2のテンプレートを対象輪郭画像に
対して適当な位置オフセット値を加算して重ね合わせて
類似度を算出する類似度評価部、(8)は類似度の値を
そのオフセット値に対応する位置に格納する3次元スコ
アマツプ、(9)は類似度評価部のオフセット値を制御
したり、3次元スコアマツプ(8)を探索して最大スコ
アの位置を求める等の制御を行う制御部である。
次に本実施例の動作を第2区を参照して説明する。まず
、ステップS21でカメラから入力された濃淡画像であ
る基準画像は−H基準画像メモリ(1)に格納され、ス
テップS22で輪郭抽出部(2)によってその輪郭部分
が抽出され、そのままの輪郭点列が第2のテ〉′プシー
ト生成部(3)によって第2のテンプし一トとして登録
される。また、ステップS23では基準画像から輪郭抽
出部(12)によって抽出された輪郭点列を、回転ずれ
を許容させた形に再生成する第1のテンプレート生成部
(4)に送り、同様に第1のテンプレートとして格納す
る。一方ステップS24でカメラから入力された対象画
像は対象画像メモリ(5〉に格納され、ステップS25
で輪郭抽出部(6)によって輪郭部分が抽出されて対象
輪郭画像となる。次にステップS26では第1段階のマ
ツチングとして前記第1のテンプレートを、1郭抽出部
(6)により生成された対象輪郭画像に対して、適当な
位置オフセット値(dx、dy)を加算して重ね合わせ
て類似度評価部(7)によって類似度M(dx、dy、
dθ)を算出し、3次元スコアマツプ(8)の対応する
位置に値を格納する。この時dθは常に0としておく、
3次元スコアマツプ(8)は第3図に示したようなdx
、dy、dθ の3軸をもつ3次元の空間であるが、d
θ=0と限定するのでこの場合は同図(31〉のように
2次元の空間と考える。
dx、dyを予め設定した領域内で走査して順次嬰似度
Mを計算すればdθ=0の2次元スコアマ・ノブか得ら
れることになる。ステップS27て′制御部(9)によ
り2次元スコアマツプ内の複数のピーク候補位置を算出
する。第4図は3次元スコアマツプ(8)を模式的に表
現したものであるが、本例では例えば複数のピーク候補
として図の(41)。
(42) 、 (43)で示される3つが算出されたと
して説明を続ける。(41)、(42) 、(43)の
各マツプ座標値はそれぞれ(dxl 、dyl 、dθ
1)、(dx2.dy2.dθ2) 、(dx3、d1
3.dθ3)、であり、dθ1=dθ2=dθ1=dθ
3=Oである。
第2段階のマツチングでは、まず最初にステップS28
で前記第1段階のマツチングで得られたスコアマツプの
ピーク候補位置のひとつである第4図の(41)を基準
として、前記第2のテンプレートを予め設定された複数
の回転角度dθn(n・1,2.・・)だけ回転させて
前記対象輪郭画像に対して重ね合わせ、類似度M (d
xl 、clyl 、dθn)を類似度評価部(7)に
より求めて、対応する3次元スコアマツプ(8)に格納
する。(41)を基準とした場合なら例えば第64図(
44)に示されるようにdθ方向にのびた有限区間のス
コアマツプvA域か埋まる。二カ一連力処理(S23)
は同様にピーク候補点(42) 、 (43)に対して
も行なわれ、それぞれ(45) 、 (46)のdθ 
方向の1次元スコアマツプが生成される。即ち第2段階
の処理により、局所的に3次元スコアマ・プ(8)が生
成される。Ik後にステップS29において、前記局所
的3次元スコアマツプ内のスコア最大を示す位置である
例えば第4図の(47)の点(dx4.d74゜dθ4
)が制御部(9)により算出され、スコア7・・lブ全
体のピークと判定される。従って基準画像と対象画像と
の間の位置ずれ量は(dx4.cly4.dθ4)であ
るとわかる。
なお、本実施例て゛は基準画像と対象画像の回転ずれを
許容した第1のテンプレートは第2のテンプレートとは
別に生成して第1段階ので・ノチングに供したが、許容
すべき回転ずれ量が微小であることがわかっている場合
には第2テンプレートをそのまま第1のテンプレートと
して用いても同様の効果が期待できる。
第5図は、この発明による画像処理方式で用いられる画
像処理装置の第2実施例を示すブロック図である。図に
おいて、(1)、(2)、(5)〜(7) 、 (9)
は前記従来装置と全く同一のものである。(51)は抽
出された輪郭部分より合成テンプレート生成部、(52
)は類似度の値をそのオフセット値に対応する位1に格
納する2次元スコアマツプである。次に本実施例の動作
を第6図を参照して説明する。平行位置ずれを補正すべ
き2枚の画像、即ち基準画像と対象画像との間には、わ
ずがながら回転ずれが生じていると想定している。まず
、カメラから入力された濃淡画像である基準画像は一旦
基準画像メモリ(1)に格納され、輪郭抽出部(2)に
よってその輪郭部分が抽出される。抽出された輪郭成分
は第1の実施例で説明した第2のテンプレートに相当す
るものである。第6図(a)および(b)は合成テンプ
レート生成を説明する図である。パターンT3(63)
は輪郭抽出部(2)によって抽出された輪郭点列パター
ンである。第6図では回転の様子も多分に誇張して描い
である。tl(61)、T2(62) 。
T4(64)、T5(65)はそhぞれノfターンT3
(63)を画像中心まわりに・2α、Iα度、−α度、
−2α度口転させたパターンである。二こて′は回転角
度dθは第6図(b)で示されるように回転中心まわり
に反時計まわりを+方向と定義している。2αは、予め
想定される基準画楽に対する対象画像の回転ずれ量をも
とに決定されるが、例えば1度程度である。
また画像中心とはρJえば矩形i!i像の対角線の交点
である。合成テンプレートのパターン5(66)は−合
成テンプレート生成部(51)により、これらTI。
T2.T3.T4.T5の2次元的論理和として定義さ
れる。
式で表現すれば、 5=TIU T2OT3OT2OT5 となる。
一方、入力された対象画像は一旦対象画像メモリ(5)
に格納され、輪郭抽出部(6)によって輪郭部分が抽出
される。類似度評価部(7)では、合成テンプレート生
成部(51)により生成された合成テンプレート5(6
6)に適当な位置オフセット値(dx 。
dy)を加算し、輪郭抽出部(6)により抽出された対
象輪郭画像に重ね合わせて類似度評価部(7)によって
類似度M(dx、dy)を算出し、2次元スフアマツブ
(52)上に対応する位置に書き込む。dx、 dyを
予め設定した範囲内で走査した後に、制御部(9)によ
りスコアマツプ(52)の最大値を示す位置を読み出す
ことによって、基準画像の平行位置ずれ量かわかる。
なお、本実施例では回転ずれの生じている基準画像と対
象画像との間の平行ずれ位置合わせに関して、回転ずれ
を許容することで、回転ずれがスコアマツプの信頼性に
及ぼす悪影響を少なくして実現する例として説明したが
、前記合成テンプレートをそのまま第1の実施例で説明
した回転ずれを許容した第1のテンプレートとして用い
ることも可能である。また、本実施例では合成テンプレ
ートを得るのに0.5度 ピッチで回転させたTI、 
T2゜T3. T4. T5の5つのパターンを用いた
が、位置合わせしたい対象によってはさらにより多くの
パターンをより細かいピッチで回転させた複数のパター
ンを合成しても効果がある。また、テンプレートを合成
する際に、テンプし一ト中の各屯を、所定の画1象中心
とテンプし一1〜中の各点との距離に応にて、距離が大
きくなるなと′膨張の度合いが大きくなるように前記画
像中心まわりの円周方向に膨張させて得た膨張テンプレ
ートを用いてら同様の効果がある。
第7図は、二の発明による画像処理方式て′用いられる
画像処理装置の第3実施例を示すプロ/り図である。図
において、(1)、(2)、(5)〜(7) 、 (9
) 。
(52)は前記従来装置と全く同一のものである。
(71)は各輪郭点テンブレー1〜中心を中心とする円
の半径方向に膨張する膨張テンプし一ト生成部である。
次に本実施例の動作を第8図を参照して説明する。基準
画像と対象画像との間には画像撮像時の撮像部と対象物
体との距離の違いに起因するずれが生じていると仮定し
ている。まず、カメラから入力された濃淡画像である基
準画像は一旦基準画像メモリ(1)に格納され、輪郭抽
出部(2)によってその輪郭部分か抽出され、輪郭画像
メモリ(図示せず)に−旦格納される。第8図は輪郭画
像メモリの模式図て゛あるが、図中の黒点(81)は輪
郭点列を示している。膨張テンプし一ト生成部(71)
では、各輪郭点は画1!fI中に設定された所定のテン
プレート中心からの距M1−に対してf(「)で定義さ
れる大きさで前記テンプし一ト中心を中心とする円の半
径方向に膨張される。テンプレート中心は画像上の撮像
光学系の光軸に対応する点が選ばれる。膨張が画像中の
全輪郭点列に対して施された後に、膨張テンプレートと
して格納される。
一方、入力された対象画像は−H対象画像メモリ(5)
に格納され、輪郭抽出部(6)によって輪郭部分が抽出
される。
類似度評価部(7)では、前記膨張テンプレートに適当
な位置オフセット値(dx、dy)を加算し、対象画像
の輪郭抽出部(6)から出力された対象輪郭画像中の輪
郭点列に重ね合わせて類似度M(dx。
dy)を算出し52次元のスコアマツプ(52)上の対
応する位置に1き込む。dx、dyを予め設定し範囲内
で走査した後に、制御部(9)によりスコアマツプ(5
2)の最大値を示す位置を読み出すことによって、基準
画像と対応画像の平行位置ずれ量かわかる。
第9図は、この発明による画像処理方式で用いられる画
像処理装置の第4実施例を示すブロック図である。図に
おいて、(1)、 (2)、 (5)〜(7)、 (9
)。
(52)は前記従来装置と全く同一のものである。
(9I)は輪郭点列をテンプレートとして登録するテン
プレート生成部、(92)は輪郭抽出部(6)の出力を
もとに輪郭画像の膨張処理を行い、膨張輪郭画像を生成
する膨張部、(921)、 (922)は輪郭画像メモ
リである。次に本実施例の動作を第10図を参照して説
明する。平行位置ずれを補正すべき2枚の画像、即ちi
#=画像と対象画像との間には、わずかなから回転ずれ
か生じていると仮定している。
まず、カメラから入力された濃淡画像である基準画像は
一旦基準画像メモIJ(1)に格納され、輪郭抽出部(
2)によってその輪郭部分が抽出され、テンフレート生
成部(91)でテンプレートとして登Bされる。一方、
入力された対象画像は−H対象画像メモリ(5)に格納
され、輪郭抽出部(6)によって輪郭部分が抽出される
。膨張部(92)では、輪郭抽出部(61)の出力をも
とに輪郭画像の膨張処理を行ない、膨張輪郭画像を生成
する。第10図は膨張部(92)の処理内容を説明する
模式図である。図中の黒い点列(101)は輪郭抽出部
(6)により抽出された輪郭点列であり、図のように2
次元の輪郭画像メモリA(921)に格納されている。
また(’ 103 )は予め定義したパターン中心であ
り、例えば矩形画像の対角線の交点である。輪郭画像メ
モリA(921)は、ラスター走査され、輪郭点列(1
01)は各点とパターン中心(103)との距離rに応
して、パターン中心を中心として前記各点を通る円の円
周方向に円弧状に膨張されて、処理の結果として生成さ
れる膨張画像(102)が輪郭画像メモ’JB(922
)に書き込まれる。膨張の度合い、即ち前記円弧状の長
さf (r)が大きくなるほど大きくなるように定義さ
れている。輪郭画像メモリA(921)全域に対するラ
スタ走査が終了すると、輪郭画像メモIJB(922)
には膨張輪郭点列が格納されていることになる類似度評
価部(7)では、テンプレート(3)生成部(91)か
らのテンプレートに適当な位置オフセット値(dx、 
dy)を加算し、膨張部(92)により膨張された輪郭
画像メモIJB(922)に格納された膨張輪郭点列に
重ね合わせて類似度M (dx、dy)を算出し、2次
元のスコアマツプ(52)上の対応する位置に書き込む
。dx、 dyを予め設定し範囲内で走査した後に、制
御部り9)によりスコアマツプ(52)の最大値を示す
位置を読み出すことによって、基準画像と対象画像の平
行位置ずれ量がわかる。
なお、本実施例では膨張処理として円弧状に、即ちパタ
ーン中心まわりの円周方向に膨張を行なう場合について
説明したか、例えば画像中心を中心とする円の半径方向
にパターン各点を膨張させれば前述の第3の問題点を解
決する効果かある。
また、輪郭点をパターン中心からの距離に応じて全周囲
方向に膨張させても同様の効果がある。
なお、以上の説明では各実施例について別々に説明した
が、これらはほぼ同一構成の装置に実現可能なため、予
めこれらの全機能を合わせもつ画像処理装置を構成し、
相対的に回転ずれを有する基準画像と対象画像の位置合
わせに於て、例えば基準画像を予め撮像して計算機内部
にはテンプレートを只1つ持ち、対象画像を次々と撮像
しつつ平行ずれ位置合わせを行なう場合には第2の実施
例のように動作させ、例えば基準画像と対象画像の両方
を次々と撮像しつつ平行ずれ位置合わせを行なう場合に
は第4の実施例のように動作させ、例えば平行ずれ位置
合わせを行なうのみならず回転ずれ量をも算出したい場
合には、第1の実施例を、第2の実施例と組み合わせて
動作させ、また相対的に対象物の大きさにずれを有する
基準画像と対象画像の位置合わせに於ては第3の実施例
のように動作させるというように選択的に動作モードを
変化させて実行することも可能である。
また上述の説明では、回転ずれを許容する目的を達成す
る第1.第2および第4の実施例と、画像中の対象物の
大きさのずれを許容する目的を達成する第3の実施例を
分けて説明したか、これらのずれをか複合的に生じてい
る画像の位置合わせ問題に対しても、容易に想像できる
とおり、例えば第1.第2.第3の実施例を統合させた
画像処理装置を構成する二とで解決することが可能で・
ある。
更に上記第2.第3及び第4の実施例ではスコアマツプ
として2次元のものを用いる場合に付いて説明したが 
3次元のものを用いてもよい6[発明の効果] 以上説明した通り、この発明の第1の発明によれば、テ
ンプレートとして第1のテンプレートと第2のテンプレ
ートを持ち2前記第1のテ〉′ブレー)〜と対象画像と
を縦横に平行にずらせつつ重ね合わせてj@次類似度評
価を行なって、類似度の高い少なくとも1点以上の位置
候補点を算出し、各位置候補点において前記第2のテン
プレートを回転方向にずらせつつ前記対象画像との類似
度評価と行ない、類似度の最大値を示す位置と回転角を
算出するようにしたので、回転ずれを含む2枚の画像間
の平行ずれおよび回転ずれ量の算出および補正が高速に
実行できる。また、この発明の第2の発明または第4の
発明によれば、テンプレートとして対象物の輪郭パター
ンを予め設定した回転角範囲内で回転させて得られるパ
ターン軌跡め2次元的論理和として生成した合成テンプ
レートを用いるかまたは、対象画像を輪郭画像に変換し
、該輪郭画像の輪郭点と画像上の所定の点から各輪郭点
までの距離に応して距離が大きくなるほど膨張の度合い
が大きくなるように膨張させる膨張処理部により得られ
た膨張輪郭画像を類似度評価に用いるので、予め設定さ
れた範囲内の回転ずれが存在してもその影響なく2枚の
画像の平行値1合わせか高速に実行できる効果がある。
また、この発明の第3の発明よれば、テンプレートとし
て基準画像内の輪郭部を画像上の所定の点から各輪郭点
までの距離に応じて距離が大きくなるほど膨張の度合い
が大きくなるように、前記所定の点を中心とする円の半
径方向に膨張させて生成したv3張テンプレートを用い
るので撮像路間の違いにより生じた画像中の対象物の大
きさのずれと許容して平行位置合わせを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明で用いられる画像処理装置の一実施例
を示すブロック図、第2図はこの発明の一実施例の処理
流れを示すフローチャート、第3図は一般的な3次元ス
コアマツプの模式図、第4図はこの発明の一実施例に於
ける局所的な3次元スフアマノブの模式図、第5図はこ
の発明で用いられる画像処理装置の他の実施例を示すブ
ロック図、第6図は複数の点列パターンを合成して合成
テンプレートを生成する処理を説明するための模式図、
第7図はこの発明で用いられる画像処理装置の他の実施
例を示すプロ、り図、第8図はテンプレートのパターン
を画像中の所定の点を中心として半径方向に膨張させる
手法を説明する模式図、第9図は第2の発明で用いられ
る画像処理装置の他の実施例を示すブロック図、第1θ
図は対象輪郭画像の点列パターンを膨張させる手法を説
明するための模式図、第11図は従来例における画像処
理装置の構成図である。 図において、(1)は基準画像メモリ、(2)、 (6
)は輪郭抽出部、(3)は第2のテンプレート生成部、
(4)は第1のテンプレート生成部、(5)は対象画像
メモリ、(7)は類似度評価部、(8)は3次元スコア
マツプ、(9)は制御部、(51)は合成テンプレート
生成部、(52)は2次元スコアマツプ、(71)は膨
張テンプレート生成部、(9I)はテンプレート生成部
、(92)は膨張部である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代  理  人     曾  我  道  照島2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テンプレートとの類似度を評価することで画像中
    の対象物の位置を算出する画像処理装置に於て、 テンプレートとして第1のテンプレートと第2のテンプ
    レートを持ち、前記第1のテンプレートと対象画像とを
    縦横に平行にずらせつつ重ね合わせて順次類似度評価を
    行なって、類似度の高い少なくとも1点以上の位置候補
    点を算出し、 各位置候補点において前記第2のテンプレートを回転方
    向にずらせつつ前記対象画像との類似度評価を行ない、
    類似度の最大値を示す位置と回転角を算出することを特
    徴とする画像処理方式。
  2. (2)テンプレートとの類似度を評価することで画像中
    の対象物の位置を算出する画像処理装置に於て、 テンプレートとして対象物の輪郭パターンを予め設定し
    た回転角範囲内で回転させて得られるパターン軌跡の2
    次元的論理和として生成した合成テンプレートを用いる
    ことを特徴とする画像処理方式。
  3. (3)テンプレートとの類似度を評価することで画像中
    の対象物の位置を算出する画像処理装置に於て、 テンプレートとして基準画像内の輪郭点を画像上の所定
    の点から各輪郭点までの距離に応じて距離が大きくなる
    ほど膨張の度合いが大きくなるように、前記所定の点を
    中心とする円の半径方向に膨張させて生成した膨張テン
    プレートを用いることを特徴とする画像処理方式。
  4. (4)テンプレートとの類似度を評価することで画像中
    の対象物の位置を算出する画像処理装置に於て、 対象画像を輪郭画像に変換し、 該輪郭画像の輪郭点を画像上の所定の点から各輪郭点ま
    での距離に応じて距離が大きくなるほど膨張の度合いが
    大きくなるように膨張させる膨張処理部により得られた
    膨張輪郭画像を類似度評価に用いることを特徴とする画
    像処理方式。
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