JPH04179848A - トラクション制御装置の全閉位置学習装置 - Google Patents

トラクション制御装置の全閉位置学習装置

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JPH04179848A
JPH04179848A JP30394790A JP30394790A JPH04179848A JP H04179848 A JPH04179848 A JP H04179848A JP 30394790 A JP30394790 A JP 30394790A JP 30394790 A JP30394790 A JP 30394790A JP H04179848 A JPH04179848 A JP H04179848A
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Takeo Kume
久米 猛夫
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Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、トラクシボン制御装置の全閉位置学習装置に
関する。
〈従来の技術〉 従来、氷結路や積雪路等の低摩擦係数路面での車両の加
速時に車輪がスリップして車両が横方向に振られるのを
防止するため、吸気通路にアクセルペダルと連動する第
1スロットル弁と直列に第2スロットル弁を設け、車輪
のスリップ状態検出時にこの第2スロットル弁を絞って
駆動力を低減させ、スリップを抑制する装置、所謂トラ
クション制御装置を備えたものがある(特開平1−21
8932号公報等参照)。
ところで、かかるトラクション制御装置において、第2
スロットル弁の目標開度は、目標開度相当のデユーティ
信号を全閉〜全開を100%とした時の角度換算にて算
出するようにしている。
従って、トラクション制御の機関出力低減要求信号に応
じて閉弁要求信号を設定し、第2スロットル弁を常時正
確に駆動制御して機関の出力制御精度を向上することを
目的として、機関の電源投入時(イグニションスイッチ
をオフがらオンにした直後)に、第2スロットル弁の開
度に応じた信号を出力するスロットルセンサの出力値か
ら、全開時のスロットルセンサ出力値を学習した後、更
に、第2スロットル弁を一度全閉まで強制的に動作させ
、スロットルセンサの出力値から、全開時のスロツルセ
ンサ出力値を学習するようにしている。
そして、これらの学習値を基礎として閉弁要求信号を設
定するようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる従来の第2スロットル弁の全開学
習の仕方には、次のような問題点かあった。
即ち、イグニションスイッチをオフからオンにすると同
時にスタートスイッチをオンして始動を行った場合、上
述のように第2スロットル弁の全閉位置出力値の学習の
ため、該第2スロットル弁を一時的に全閉状態にするた
め、瞬間的に空気量か低下し、機関に必要な空気量か得
られず、始動性が感化するという問題点があった。
これは、特に、機関温度の低い冷機時に顕著である。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、電
源投入時に、第2スロットル弁の強制的な全閉位置への
駆動制御を省略しつつ、全閉位置を把握することが可能
な構成とすることにより、機関始動時に、空気量不足と
なることを極力防止して、始動性の向上を図るようにし
たトラクション制御装置の全閉位置学習装置を提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、本発明は、第1図に示すよ
うに、 機関の吸気通路にアクセルペダルに連動して開弁される
常閉の第1スロットル弁と直列に設けられ、閉弁要求信
号によって要求開度に閉弁される常開の第2スロットル
弁(a)と、 第2スロットル弁の開度に応じた信号を出力するスロッ
トルセンサ(b)と、 第2スロットル弁の全閉時のスロットルセンサ出力値の
学習値と全開時のスロットルセンサ出力値の学習値とを
基礎として前記閉弁要求信号を設定する閉弁要求信号設
定手段(C)と、を備えてなるトラクション制御装置に
、下記の(d)〜(g)の手段を設ける構成とする。
(dl  アイドル時に所定の条件で第2スロットル弁
を強制的に全閉位置に制御して第2スロットル弁の全閉
時のスロットルセンサ出力値を学習するアイドル時全閉
位置出力値学習手段 (e)  を源投入時に第2スロットル弁の全開時のス
ロットルセンサ出力値を学習する全開位置出力値学習手
段 げ)全開位置出力値学習後に前回と今回の全開位置出力
値を比較する比較手段 (趙 比較手段による比較結果に基づいて前回と今回の
全開位置出力値の学習値がほぼ同一の時に前回の全閉位
置出力値の学習値を電源投入時からアイドル時全閉位置
出力値の学習が終了するまでの全閉位置出力値の学習値
とし、同一でない時に今回の全開位置出力値から第2ス
ロットル弁の作動範囲に相当する所定値を減算した値を
電源投入時からアイドル時全閉位置出力値の学習が終了
するまでの全閉位置出力値の学習値とする電源投入時全
閉位置出力値学習手段 〈作用〉 上記の構成によると、 第2スロットル弁の開度の制御のために用いる閉弁要求
信号を設定する基礎となる全開時のスロットルセンサ出
力値の学習値と全開時のスロットルセンサ出力値の学習
値とを設定するにあたり、アイドル時全閉位置出力値学
習手段により、始動後のアイドル時に所定の条件で第2
スロットル弁を強制的に全閉位置に制御して第2スロッ
トル弁の全閉時のスロットルセンサ出力値を学習し、次
の機関始動の際に、全開位置出力値学習手段により、電
源投入時に第2スロットル弁の全開時のスロットルセン
サ出力値を学習し、 比較手段により、全開位置学習後に前回と今回の全開位
置出力値を比較し、 電源投入時全閉位置出力値学習手段により、比較手段に
よる比較結果に基づいて前回と今回の全開位置出力値の
学習値がほぼ同一の時に前回の全閉位置出力値の学習値
を電源投入時からアイドル時全閉位置出力値の学習が終
了するまでの全閉位置出力値の学習値とし、同一でない
時に今回の全開位置出力値から第2スロットル弁の作動
範囲に相当する所定値を減算した値を電源投入時からア
イドル時全閉位置出力値の学習か終了するまでの全閉位
置出力値の学習値とする ことにより設定することができる。
その後は、前述の如く、アイドル時全閉位置出力値学習
手段により、第2スロットル弁の実際の出力値を学習す
る。
これにより、電源投入時に即機関の始動を開始しても、
始動時に、第2スロットル弁を強制的に閉弁することが
ないので、吸入空気量が不足して、始動性が悪化すると
いう事態を回避することができる。
〈実施例〉 以下に、本発明に係る一実施例を第2図〜第4図に基づ
いて説明する。
第2図において、機関1の吸気通路2には、アクセルペ
ダル3に連動する第1スロットル弁4とその下流側に後
述するト、ラクション制御時に電磁式モータ等のアクチ
ュエータ6によって絞り制御される第2スロットル弁5
とが介装されており、第1スロットル弁4には、その開
度を検出する第1スロツトセンサ7Aが連結されている
。また、第2スロットル弁5には、その開度を検出する
第2スロットルセンサ7Bが連結されている。
コントロールユニット11には、第1スロットルセンサ
7A、第2スロットルセンサ7Bからの信号及び車両の
前後左右の車輪それぞれの速度を検出する車輪速センサ
12a〜12dからの信号か入力され、また、エンジン
キースイッチ13による機関への電源投入が検出できる
ようになっている。そして、後述する方法で、スリップ
を検出したとき、これらの信号等に基づいて後述する演
算等を行い、アクチュエータ6に閉弁要求信号を出力し
て、第2スロットル弁5を要求開度に閉弁(トラクショ
ン制御)し、吸入空気量を自動的に減少させて、機関出
力を低下させることにより、スリップを抑制して走行性
を安定させる。
尚、コントロールユニツ+11は、各車輪速センサ12
a−12dからの検出信号に基づいて各車輪速のばらつ
きからスリップ率を算出し、スリップ率が所定値以上で
ある時に、スリップ生じていると判断する。
次に、コントロールユニットII内の制御を第3図及び
第4図のフローチャートに基づいて説明する。
尚、このルーチンは、アイドル時の所定条件、つまり初
回のアイドル状態発生時に行われる。
ステップ1(図中、Slと記す。以下同様)で、第2ス
ロットル弁5を強制的に、例えば30m5間、全閉位置
に制御して、ステップ2でこのときの第2スロットルセ
ンサ7Bの出力値から、全開位置出力値を学習する。尚
、アイドル時は、第1スロットル弁4は閉弁されている
ので、第2スロットル弁5を強制的に閉じても何ら不都
合は生じない。
そして、ステップ3で、後述するステップ11で学習し
た今回の全開位置出力値の学習値から、ステップ2で学
習した今回の全閉位置出力値の学習値を減算して、第2
スロットル弁5の作動範囲を演算する。
最後に、第2スロットル弁を強制全閉の状態から解除し
て、通常の制御状態に開弁して、このルーチンを終了す
る。
第4図に示すルーチンは、エンジンキースイッチ13に
よる機関への電源投入時に実行される。  。
ステップ11で、第2スロットルセンサ7Bの出力値か
ら第2スロットル弁5の全開位置出力値を学習する。
そして、ステップ12て、ステップ11で学習した今回
の全開位置出力値の学習値とステップ11て学習するま
での前回の開弁位置出力値の学習値とを比較して、はぼ
等しいときはステップ13に進み、前回の全閉位置出力
値の学習値を今回の仮の全閉位置出力値の学習値とする
。つまり、前回と今回の全開位置出力値が等しければ、
前回と今回の全閉位置出力値も等しいであろうとの仮定
に基づいている。
また、ステップ12の比較において、等しくないときは
、ステップ14て、今回の全開位置出力値の学習値から
ステップ3にて演算した第2スロットル弁5の作動範囲
に相当する所定値を減算して、今回の仮の全閉位置出力
値の学習値としてこのルーチンを終了する。つまり、電
源投入時に第2スロットル弁5を閉じることなく、仮の
全閉位置出力値の学習値を設定できる。
ステップ13及びステップ14て学習した仮の学習値は
、初回のアイドル時に実行されるルーチンのステップ2
にて、実際の第2スロットルセンサ7Bの出力値により
学習し直されまでの間使用される。
ここで、ステップ1.2がアイドル時全閉位置出力値学
習手段に相当し、ステップ11か全開位置出力値学習手
段に相当し、ステップ12か比較手段に相当し、ステッ
プ13.14が電源投入時全閉位置出力値学習手段に相
当する。
第3図及び第4図のフローチャートに示したルーチンを
実行することにより、第2スロットル弁の全開時の第2
スロットルセンサ出力値の学習値と全開時のスロットル
センサ出力値の学習値を得て、これらを基礎として、コ
ントロールユニット11内の閉弁要求信号設定手段とし
ての別ルーチンで、比例計算にて、第2スロットル弁5
を閉弁制御するアクチュエータ6へ出力する閉弁要求信
号を設定して、トラクション制御が可能となる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、機関へ電源投入
時に、スロットルセンサの全閉位置出力値の学習のため
に、第2スロットル弁を強制的に閉弁することがないの
で、電源投入直後に即機関の始動させようとした場合に
、従来のような吸入空気量の不足で始動性が悪化すると
いう事態は、全く生じず、もって、従来のものに較べて
始動性の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の実施例を示すシステム図、第3図及び第4図は
制御内容を示すフローチャートである。 1・・・機関  2・・・吸気通路  3・・・アクセ
ルペダル  4・・・第1スロットル弁  5・・・第
2スロットル弁 6・・・アクチュエータ  7B・・
・第2スロットルセンサ  11・・・コントロールユ
ニット13・・・エンジンキースイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機関の吸気通路にアクセルペダルに連動して開弁される
    常閉の第1スロットル弁と直列に設けられ、閉弁要求信
    号によって要求開度に閉弁される常開の第2スロットル
    弁と、 第2スロットル弁の開度に応じた信号を出力するスロッ
    トルセンサと、 第2スロットル弁の全閉時のスロットルセンサ出力値の
    学習値と全開時のスロットルセンサ出力値の学習値とを
    基礎として前記閉弁要求信号を設定する閉弁要求信号設
    定手段と、 を備えてなるトラクション制御装置において、アイドル
    時に所定の条件で第2スロットル弁を強制的に全閉位置
    に制御して第2スロットル弁の全閉時のスロットルセン
    サ出力値を学習するアイドル時全閉位置出力値学習手段
    と、 電源投入時に第2スロットル弁の全開時のスロットルセ
    ンサ出力値を学習する全開位置出力値学習手段と、 全開位置出力値学習後に前回と今回の全開位置出力値を
    比較する比較手段と、 比較手段による比較結果に基づいて前回と今回の全開位
    置出力値の学習値がほぼ同一の時に前回の全閉位置出力
    値の学習値を電源投入時からアイドル時全閉位置出力値
    の学習が終了するまでの全閉位置出力値の学習値とし、
    同一でない時に今回の全開位置出力値から第2スロット
    ル弁の作動範囲に相当する所定値を減算した値を電源投
    入時からアイドル時全閉位置出力値の学習が終了するま
    での全閉位置出力値の学習値とする電源投入時全閉位置
    出力値学習手段と、 を設けたことを特徴とするトラクション制御装置の全閉
    位置学習装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106193A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Honda Motor Co Ltd エンジンの制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003106193A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Honda Motor Co Ltd エンジンの制御装置

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