JPH0417708B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0417708B2 JPH0417708B2 JP23647284A JP23647284A JPH0417708B2 JP H0417708 B2 JPH0417708 B2 JP H0417708B2 JP 23647284 A JP23647284 A JP 23647284A JP 23647284 A JP23647284 A JP 23647284A JP H0417708 B2 JPH0417708 B2 JP H0417708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- furnace
- hot air
- pressure
- treated material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 8
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 24
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 16
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 3
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000003915 liquefied petroleum gas Substances 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、塗料の連続乾燥焼付を行なうため
に使用する塗装オーブンの制御方法に関し、特に
熱風による乾燥焼付を行なう塗装オーブンにおけ
る内圧の制御方法に関するものである。
に使用する塗装オーブンの制御方法に関し、特に
熱風による乾燥焼付を行なう塗装オーブンにおけ
る内圧の制御方法に関するものである。
従来の技術
塗料の加熱硬化や水切り乾燥を行なうオーブン
として熱風循環炉や赤外線炉等の各種の方式のも
のが知られているが、塗装鋼板の乾燥焼付のよう
な量産ラインでは、熱風循環炉が多用されてい
る。
として熱風循環炉や赤外線炉等の各種の方式のも
のが知られているが、塗装鋼板の乾燥焼付のよう
な量産ラインでは、熱風循環炉が多用されてい
る。
ところで塗装オーブンには、熱効率が良いこ
と、塗装面へのダストの付着がないこと、さらに
は溶剤蒸気等の公害上の対策が採られていること
等の要請があり、従来、これらの要請を満す各種
のシステムが提案されている。その代表的な例
は、溶解蒸気を含む炉排ガスをインシネレータ
(燃焼器)に導いて焼却するとともに、その焼却
排ガスの有する熱で清浄空気を加熱し、こうして
得た清浄な高温空気を熱風として炉内に供給する
方法である。
と、塗装面へのダストの付着がないこと、さらに
は溶剤蒸気等の公害上の対策が採られていること
等の要請があり、従来、これらの要請を満す各種
のシステムが提案されている。その代表的な例
は、溶解蒸気を含む炉排ガスをインシネレータ
(燃焼器)に導いて焼却するとともに、その焼却
排ガスの有する熱で清浄空気を加熱し、こうして
得た清浄な高温空気を熱風として炉内に供給する
方法である。
第2図は上記従来の方法を実施するための設備
を示す系統図であつて、乾燥焼付炉1はその内部
が複数の加熱ゾーンに区画されるとともに、ロー
ルコータ2によつて塗料を塗布した処理材(例え
ばストリツプ)3を一方の開口部(すなわち入
口)から他方の開口部(すなわち出口)へ連続的
に通過させるよう構成されている。溶剤蒸気を含
む炉排ガスは、ダンパ4をそれぞれ介装した排気
管5を介してブロア6により各加熱ゾーンから吸
引排気され、さらにその炉排ガスはインシネレー
タ7において燃料8と共に外部空気を導入するこ
となく焼却されて無害化される。インシネレータ
7において生じた高温の焼却排ガスは、大型の熱
交換器9に導いて熱回収を行なつた後、煙突10
から大気中に放散させる。前記熱交換器9の熱交
換コイル11には、清浄な空気をブロア12によ
つて連続的に供給しておき、前記焼却排ガスによ
つてその清浄空気を加熱昇温し、こうして得られ
た清浄な熱風は、各加熱ゾーンごとに設けた循環
用ブロア13を介して各加熱ゾーンに供給する。
を示す系統図であつて、乾燥焼付炉1はその内部
が複数の加熱ゾーンに区画されるとともに、ロー
ルコータ2によつて塗料を塗布した処理材(例え
ばストリツプ)3を一方の開口部(すなわち入
口)から他方の開口部(すなわち出口)へ連続的
に通過させるよう構成されている。溶剤蒸気を含
む炉排ガスは、ダンパ4をそれぞれ介装した排気
管5を介してブロア6により各加熱ゾーンから吸
引排気され、さらにその炉排ガスはインシネレー
タ7において燃料8と共に外部空気を導入するこ
となく焼却されて無害化される。インシネレータ
7において生じた高温の焼却排ガスは、大型の熱
交換器9に導いて熱回収を行なつた後、煙突10
から大気中に放散させる。前記熱交換器9の熱交
換コイル11には、清浄な空気をブロア12によ
つて連続的に供給しておき、前記焼却排ガスによ
つてその清浄空気を加熱昇温し、こうして得られ
た清浄な熱風は、各加熱ゾーンごとに設けた循環
用ブロア13を介して各加熱ゾーンに供給する。
したがつて上述した方法では、溶剤蒸気を焼却
して熱エネルギとして回収するから、省エネルギ
化および公害の防止を図ることができ、また清浄
空気を加熱用の熱風とするから、塗装面へのダス
トの付着を有効に防止できる。
して熱エネルギとして回収するから、省エネルギ
化および公害の防止を図ることができ、また清浄
空気を加熱用の熱風とするから、塗装面へのダス
トの付着を有効に防止できる。
ところで、上述した方法を実施する場合、定常
状態においては、熱風として炉内に供給する熱量
すなわち投入熱量と、塗料の乾燥焼付のために消
費される熱量すなわち必要熱量とがバランスし、
炉内温度を目標とする焼付温度に維持できるか
ら、投入熱量の制御は特に必要としない。しかし
ながら、処理材3の寸法が変わつた場合や塗布す
る溶剤量が変わつた場合、あるいは処理材3の速
度が変更された場合には、必要熱量が変動するた
めに、このような変更点において2〜3分間、投
入熱量と必要熱量とのバランスが崩れ、その結果
目標とする焼付温度が得られなくなつて不良品が
発生する場合がある。
状態においては、熱風として炉内に供給する熱量
すなわち投入熱量と、塗料の乾燥焼付のために消
費される熱量すなわち必要熱量とがバランスし、
炉内温度を目標とする焼付温度に維持できるか
ら、投入熱量の制御は特に必要としない。しかし
ながら、処理材3の寸法が変わつた場合や塗布す
る溶剤量が変わつた場合、あるいは処理材3の速
度が変更された場合には、必要熱量が変動するた
めに、このような変更点において2〜3分間、投
入熱量と必要熱量とのバランスが崩れ、その結果
目標とする焼付温度が得られなくなつて不良品が
発生する場合がある。
そこで従来、上記の不都合を解消するために、
投入熱量が過少の場合には、前記熱交換コイル1
1から循環用ブロア13に到る熱風配管14に、
液化石油ガス(LPG)やコークス炉ガス等の気
体燃料を直接吹き込んで燃焼させる方法が考えら
れている。また逆に、投入熱量が過多の場合に
は、循環用ブロア13の吐出側の熱風温度を温度
計15によつて検出するとともに、その検出値に
基づいて温度指示調節装置(TIC)16を動作さ
せ、希釈空気取入口のダンパ17を開くと同時に
前記熱風配管14のダンパ18を絞るよう制御し
ている。
投入熱量が過少の場合には、前記熱交換コイル1
1から循環用ブロア13に到る熱風配管14に、
液化石油ガス(LPG)やコークス炉ガス等の気
体燃料を直接吹き込んで燃焼させる方法が考えら
れている。また逆に、投入熱量が過多の場合に
は、循環用ブロア13の吐出側の熱風温度を温度
計15によつて検出するとともに、その検出値に
基づいて温度指示調節装置(TIC)16を動作さ
せ、希釈空気取入口のダンパ17を開くと同時に
前記熱風配管14のダンパ18を絞るよう制御し
ている。
発明が解決しようとする問題点
上述した熱風循環タイプの乾燥焼付炉において
は、炉内での溶剤蒸気濃度が高くなるから、炉排
ガスが開口部から炉外に漏洩することを防ぐた
め、通常炉内を負圧に維持して操業を行なつてい
る。しかしながら従来の方法では、投入熱量と必
要熱量とのアンバランスが生じた際の熱量の制御
を、前述したように熱風の温度と併せて熱風量あ
るいは希釈空気量を変化させることにより行なつ
ているから、炉内の圧力が一時的に大気圧以上と
なつて、炉排ガスが処理材3の入口あるいは出口
等の開口部から吹き出す問題があつた。
は、炉内での溶剤蒸気濃度が高くなるから、炉排
ガスが開口部から炉外に漏洩することを防ぐた
め、通常炉内を負圧に維持して操業を行なつてい
る。しかしながら従来の方法では、投入熱量と必
要熱量とのアンバランスが生じた際の熱量の制御
を、前述したように熱風の温度と併せて熱風量あ
るいは希釈空気量を変化させることにより行なつ
ているから、炉内の圧力が一時的に大気圧以上と
なつて、炉排ガスが処理材3の入口あるいは出口
等の開口部から吹き出す問題があつた。
この発明は上記の事情に鑑み、炉排ガスの吹き
出しを確実に防止する塗装オーブンの圧力制御方
法を提供することを目的とするものである。
出しを確実に防止する塗装オーブンの圧力制御方
法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この発明は、上記の目的を達成するために、塗
料を塗布した処理材を連続的に通過させるととも
に、熱風によりその処理材を乾燥焼付し、かつ排
ガスを燃焼処理するとともに、高温の燃焼排ガス
によつて清浄空気を加熱昇温し、その清浄空気を
前記熱風として処理材の乾燥焼付に用いる塗装オ
ーブンにおいて、処理材を導入および送り出すた
めの開口部近傍の内圧を検出するとともに、その
検出値に基づいて前記開口部近傍から燃焼処理す
べく排出させる排ガス流量を制御することを特徴
とする方法である。
料を塗布した処理材を連続的に通過させるととも
に、熱風によりその処理材を乾燥焼付し、かつ排
ガスを燃焼処理するとともに、高温の燃焼排ガス
によつて清浄空気を加熱昇温し、その清浄空気を
前記熱風として処理材の乾燥焼付に用いる塗装オ
ーブンにおいて、処理材を導入および送り出すた
めの開口部近傍の内圧を検出するとともに、その
検出値に基づいて前記開口部近傍から燃焼処理す
べく排出させる排ガス流量を制御することを特徴
とする方法である。
実施例
以下、この発明の方法を実施例に基づいて説明
する。まず、この発明の方法を実施するための設
備について第1図を参照して説明する。なお、第
1図に示す構成のうち、既に説明した第2図の構
成と同一の部材、部分には、第2図における符号
と同一の符号を付してその説明を省略する。
する。まず、この発明の方法を実施するための設
備について第1図を参照して説明する。なお、第
1図に示す構成のうち、既に説明した第2図の構
成と同一の部材、部分には、第2図における符号
と同一の符号を付してその説明を省略する。
第1図において、乾燥焼付炉1内に区画形成さ
れた加熱ゾーン1a,1b,1c,1d,1eの
うち、処理材3の導入口19を有する第1番目の
加熱ゾーン1aと、処理材3の送り出し口20を
有する最終段の加熱ゾーン1eとの各々に、圧力
指示調節装置(PIC)21がそれぞれ設けられて
おり、また各圧ィァ指示調節装置21は、各々に
対応する加熱ゾーン1a,1eに連通する排気管
5におけるダンパ4に接続されている。そして各
圧力指示調節装置21は、加熱ゾーン1a,1e
の内圧が正圧すなわち大気圧以上の圧力になつた
際に開信号を出力する構成であり、またダンパ4
は、定常状態において加熱ゾーンの内圧が負圧に
なるよう、加熱ゾーンに供給される熱風量に対し
炉排ガス流量がほぼ同じか、もしくは若干多くな
るよう設定されるとともに、圧力指示調節装置2
1からの開信号を受けて炉排ガス流量を増加させ
るべく開動作するよう構成されている。
れた加熱ゾーン1a,1b,1c,1d,1eの
うち、処理材3の導入口19を有する第1番目の
加熱ゾーン1aと、処理材3の送り出し口20を
有する最終段の加熱ゾーン1eとの各々に、圧力
指示調節装置(PIC)21がそれぞれ設けられて
おり、また各圧ィァ指示調節装置21は、各々に
対応する加熱ゾーン1a,1eに連通する排気管
5におけるダンパ4に接続されている。そして各
圧力指示調節装置21は、加熱ゾーン1a,1e
の内圧が正圧すなわち大気圧以上の圧力になつた
際に開信号を出力する構成であり、またダンパ4
は、定常状態において加熱ゾーンの内圧が負圧に
なるよう、加熱ゾーンに供給される熱風量に対し
炉排ガス流量がほぼ同じか、もしくは若干多くな
るよう設定されるとともに、圧力指示調節装置2
1からの開信号を受けて炉排ガス流量を増加させ
るべく開動作するよう構成されている。
上記の設備における定常的な運転時には、炉排
ガス流量が熱風流量と同一か、もしくは若干多く
設定されていることにより、炉の内圧が負圧に維
持されている。そして、溶剤を含む炉排ガスはブ
ロア6によつてインシネレータ7に送られ、ここ
で燃焼処理されて無害化される。インシネレータ
7において生じた高温の燃焼排ガスは、熱交換器
9において清浄空気を加熱昇温して熱風とした
後、煙突10から大気中に放散される。他方、炉
内には前記熱風が循環用ブロア13を介して供給
されて、処理材3の乾燥焼付が行なわれる。すな
わち定常状態では炉の内圧が負圧に維持されるた
め、前記導入口19や送り出し口20等の開口部
から溶剤蒸気を含む炉排ガスが吹き出すことはな
い。
ガス流量が熱風流量と同一か、もしくは若干多く
設定されていることにより、炉の内圧が負圧に維
持されている。そして、溶剤を含む炉排ガスはブ
ロア6によつてインシネレータ7に送られ、ここ
で燃焼処理されて無害化される。インシネレータ
7において生じた高温の燃焼排ガスは、熱交換器
9において清浄空気を加熱昇温して熱風とした
後、煙突10から大気中に放散される。他方、炉
内には前記熱風が循環用ブロア13を介して供給
されて、処理材3の乾燥焼付が行なわれる。すな
わち定常状態では炉の内圧が負圧に維持されるた
め、前記導入口19や送り出し口20等の開口部
から溶剤蒸気を含む炉排ガスが吹き出すことはな
い。
ところで処理材3の寸法変更やラインスピード
の変更等に伴つて溶剤蒸気発生量に変動を来たす
場合、上気のような変更を行なう直前に、新たな
操業条件下での炉の内圧が負圧になるよう各排気
管5におけるダンパ4の開度調整を行なう。その
場合、前述したように、投入熱量と必要熱量との
熱バランスが崩れることに伴う気体燃料の供給や
希釈空気を導入を一時的に行ない、炉の内圧が一
時的に正圧となることがあるが、このような圧力
上昇が生じると、前記圧力指示調節装置21が正
圧を検出して開信号を出力し、その結果ダンパ4
の開度が増大して炉排ガス量が増加する。すなわ
ち炉の内圧の上昇に伴い、導入口19および送り
出し口20を有する各加熱ゾーン1a,1eから
の炉排ガス流量が増大し、これらの加熱ゾーン1
a,1eでの内圧が、直ちに負圧に下げられ、し
たがつて溶剤蒸気を含む炉排ガスの開口部からの
吹き出しが防止される。なお、熱的なアンバラン
スに伴う圧力の上昇は一時的であり、炉の内圧が
所定の負圧に下がることによりダンパ4は操業条
件に応じて設定した開度に復帰する。
の変更等に伴つて溶剤蒸気発生量に変動を来たす
場合、上気のような変更を行なう直前に、新たな
操業条件下での炉の内圧が負圧になるよう各排気
管5におけるダンパ4の開度調整を行なう。その
場合、前述したように、投入熱量と必要熱量との
熱バランスが崩れることに伴う気体燃料の供給や
希釈空気を導入を一時的に行ない、炉の内圧が一
時的に正圧となることがあるが、このような圧力
上昇が生じると、前記圧力指示調節装置21が正
圧を検出して開信号を出力し、その結果ダンパ4
の開度が増大して炉排ガス量が増加する。すなわ
ち炉の内圧の上昇に伴い、導入口19および送り
出し口20を有する各加熱ゾーン1a,1eから
の炉排ガス流量が増大し、これらの加熱ゾーン1
a,1eでの内圧が、直ちに負圧に下げられ、し
たがつて溶剤蒸気を含む炉排ガスの開口部からの
吹き出しが防止される。なお、熱的なアンバラン
スに伴う圧力の上昇は一時的であり、炉の内圧が
所定の負圧に下がることによりダンパ4は操業条
件に応じて設定した開度に復帰する。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明の方法
によれば、処理材の導入口の開口部の近傍での圧
力を負圧に維持することができるから、塗料の乾
燥焼付に伴つて生じた溶剤蒸気を含む炉排ガスの
吹き出しを確実に防止することがき、したがつて
作業環境の保全や省エネルギ化を有効に図ること
ができる。
によれば、処理材の導入口の開口部の近傍での圧
力を負圧に維持することができるから、塗料の乾
燥焼付に伴つて生じた溶剤蒸気を含む炉排ガスの
吹き出しを確実に防止することがき、したがつて
作業環境の保全や省エネルギ化を有効に図ること
ができる。
第1図はこの発明の方法を実施するための設備
の一例を示す系統図、第2図は従来の方法を実施
するための設備の一例を示す系統図である。 1……乾燥焼付炉、3……処理材、4……ダン
パ、5……排気管、7……インシネレータ、9…
…熱交換器、14……熱風配管、19……導入
口、20……送り出し口、21……圧力指示調節
装置。
の一例を示す系統図、第2図は従来の方法を実施
するための設備の一例を示す系統図である。 1……乾燥焼付炉、3……処理材、4……ダン
パ、5……排気管、7……インシネレータ、9…
…熱交換器、14……熱風配管、19……導入
口、20……送り出し口、21……圧力指示調節
装置。
Claims (1)
- 1 塗料を塗布した処理材を連続的に通過させる
とともに、熱風によりその処理材を乾燥焼付し、
かつ排ガスを燃焼処理するとともに、高温の燃焼
排ガスによつて清浄空気を加熱昇温し、その清浄
空気を前記熱風として処理材の乾燥焼付に用いる
塗装オーブンにおいて、前記処理材を導入および
送り出すための開口部近傍の内圧を検出するとと
もに、その検出値に基づいて前記開口部近傍から
燃焼処理すべく排出させる排ガス流量を制御する
ことを特徴とする塗装オーブンにおける圧力制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23647284A JPS61114776A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 塗装オ−ブンにおける圧力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23647284A JPS61114776A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 塗装オ−ブンにおける圧力制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114776A JPS61114776A (ja) | 1986-06-02 |
JPH0417708B2 true JPH0417708B2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=17001242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23647284A Granted JPS61114776A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 塗装オ−ブンにおける圧力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61114776A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0659442B2 (ja) * | 1988-10-26 | 1994-08-10 | 井上金属工業株式会社 | ダンパー制御器付き乾燥装置 |
JP4547961B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-09-22 | マツダ株式会社 | 塗装乾燥炉の臭気ガス処理装置 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23647284A patent/JPS61114776A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61114776A (ja) | 1986-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4255132A (en) | Incinerator-heater system | |
US4140467A (en) | Convection oven and method of drying solvents | |
WO1997012690A1 (fr) | Etuve de sechage de peinture | |
US4198764A (en) | Radiant heating apparatus for curing coated strip material | |
US4206553A (en) | Method of curing strip coating | |
US4094627A (en) | Oven system | |
JPH0417708B2 (ja) | ||
JP3030614B2 (ja) | ごみ層厚指標の推定方法及びこれを利用したごみ焼却炉の燃焼制御方式 | |
CN109737435A (zh) | 蓄热式焚烧炉超温处理工艺及装置 | |
JP3188389B2 (ja) | 塗料の連続乾燥焼付方法 | |
JPS6327809Y2 (ja) | ||
JP2638490B2 (ja) | 乾燥・焼付用オーブンの操業方法 | |
JPS61129066A (ja) | 塗料の連続乾燥焼付装置の制御方法 | |
JPS61138563A (ja) | 塗料の連続乾燥焼付装置の制御方法 | |
US5286459A (en) | Multiple chamber fume incinerator with heat recovery | |
JPS5926232Y2 (ja) | 塗装乾燥炉 | |
JPS6253770A (ja) | 塗装用乾燥炉 | |
JPS595023B2 (ja) | 塗装ラインにおける脱臭方法及びその装置 | |
JPS63107773A (ja) | 塗装鋼板乾燥炉の操業方法 | |
JP2909589B2 (ja) | 塗料の乾燥焼付装置 | |
JPS60175574A (ja) | 塗料の連続乾燥焼付方法 | |
JPS6150672A (ja) | 塗料の連続乾燥焼付炉の操業方法 | |
JPH03196874A (ja) | 塗料の連続乾燥焼付炉の操業方法 | |
JPS5858589B2 (ja) | 乾燥システム | |
JPH0566194B2 (ja) |