JPH0416965Y2 - - Google Patents

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JPH0416965Y2
JPH0416965Y2 JP1987011167U JP1116787U JPH0416965Y2 JP H0416965 Y2 JPH0416965 Y2 JP H0416965Y2 JP 1987011167 U JP1987011167 U JP 1987011167U JP 1116787 U JP1116787 U JP 1116787U JP H0416965 Y2 JPH0416965 Y2 JP H0416965Y2
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JP
Japan
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rake
sleeve
nut
handle
bolt
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JP1987011167U
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JPS63119317U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は農芸用レーキに関するもので、更に
詳細には、中空状の長尺柄の中空部に内接挿入さ
れ、略中央部にて斜めに切断されてなる二つ割り
のスリーブナツトと、このスリーブナツトを貫通
するボルトとによつて長尺柄の端面に方形座板を
介して熊手やしろかき等の基部を挟持緊締してな
るレーキの改良に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の農芸用レーキ(以下単にレーキ
と称する)としては、第6図及び第7図に示すよ
うに、中空状の真円パイプが長手方向略中央にて
斜めに切断された二つ割りのスリーブナツト3′,
3″が長尺柄1の中空部に内接挿入され、このス
リーブナツト3′,3″の一方の端面をねじ切が施
された有底とし、ボルト4をスリーブナツト3′,
3″に貫通してねじ結合することによつて熊手や
しろかき(以下単に熊手と称する)8を長尺柄1
の端面に挟持固定する構造のものが知られてい
る。 また、一方のスリーブナツト3″にねじ切を施
す代わりに、ボルト4をねじ結合するナツトを溶
接等により固設するものが知られている(実公昭
56−17390号公報参照)。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、このような従来のレーキにおい
てはレーキの先端に取付けた熊手に相当の荷重が
掛るので、単に真円パイプを中央にて斜めに切断
した二つ割りのスリーブナツト3′,3″によつて
固定しただけでは使用中にボルト4が緩んでスリ
ーブナツト3′,3″が回転し易くひいては柄から
抜け易くなるため使用途時に増締めを行う必要が
あつた。 また、実公昭56−17390号公報に開示されたよ
うにナツトをスリーブナツトに固設するものにあ
つては、溶接等の加工に手間がかかるばかりか、
固設位置がずれているとスリーブナツトが長尺柄
から抜け易いばかりでなく、ボルトの芯がずれて
締付けに無理がかかつたり、真円パイプの斜め切
断面が偏つて合わされ、使用中に再度締め直すこ
とが必要となるという問題がある。 この考案は、上記問題に鑑みなされたもので、
煩雑な加工を要することなく、熊手を柄の先端面
に確実に固定することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の農芸用
レーキは、中空状の長尺柄の中空部に内接挿入さ
れ、略中央部にて斜めに切断されてなる二つ割り
のスリーブナツトと、このスリーブナツトを貫通
するボルトとによつて長尺柄の端面に方形座板を
介して熊手やしろかき等の基部を挟持緊締してな
るレーキにおいて、 上記長尺柄の断面内周を楕円形等の非真円状に
形成し、上記二つ割のスリーブナツトを、その外
周が上記長尺柄の内周と相似形のスリーブ部と、
このスリーブ部を貫通する上記ボルトにねじ結合
するナツトとで構成し、上記熊手等の基部のボル
ト取付面に方形座板の嵌合用凹面を形成し、方形
座板を介して上記長尺柄の中空部内に上記スリー
ブナツトのナツト側より内接挿入することを特徴
とするものである。 この考案において、上記長尺柄及びスリーブナ
ツトの材質は任意のものでよいが、好ましくはア
ルミニウム合金整形材にて形成する方がよい。
【作用】
上記のように構成されるこの考案の農芸用レー
キによれば、柄の断面が楕円形等の非真円状であ
り、スリーブナツトの外周が柄の内周と相似形で
あるため、スリーブナツトが柄の中空部内で回転
不能となり、熊手等の回り止めを確実にするとこ
とができるし、ボルトの芯もずれることがない。
しかも、熊手等の基部のボルト取付面に設けた凹
面に方形座板が嵌合するので、更に強固な固定と
することができる。また、スリーブナツトを構成
する二つのスリーブ部及びナツトは別体であるか
ら、両者を所定の位置関係で固設する等の特別な
加工を施す必要はない。
【実施例】
以下、この考案の実施例について詳細に説明す
る。 第1図ないし第3図において、1はこの考案レ
ーキの長尺柄(以下単に柄という)で、第2図に
示すような断面楕円形のアルミニウム合金製の管
体にて形成され、そして、柄1の外周には長手方
向に突条2が多数本突出されて、握り易い形態と
なつている。 3は柄1の中空部に内接挿入れる二つ割りスリ
ーブナツトで、アルミニウム合金よりなる押出形
材にて形成されるスリーブ部3a、すなわち、そ
の長手方向略中央にて斜めの切断面7を有するよ
うに切断され、後述する熊手8の取付面となる端
面側スリーブ部3′とねじ切ナツト側スリーブ部
3″と、二つ割りされたスリーブ部3′,3″とは
別体のナツト6とで構成されている。このように
構成されるスリーブナツト3の断面は楕円形で、
その外周は柄1の内周と相似形に形成されてい
る。したがつて、スリーブナツト3は柄1に内接
嵌合された状態で楕円形同士の嵌合であるため、
柄1の中空内での回転が不可能となる。なお、ス
リーブナツト3の中心部にはボルト4が貫通可能
な通し孔5が開口している。 この場合、ボルト4は六角ボルトでステンレス
製又はアルミニウム合金製等のような耐蝕性能上
好ましい部材にて形成されている。そして、第1
図に示すようにボルト4のシヤンク先端部にはナ
ツト6とねじ結合するめのねじ部4′が設けてあ
る。 8は熊手で、第5図に示すように、基部9と鋸
歯状の先端部10とからなり、基部9の背面は柄
1への取付面となり、基部9の正面にはその上縁
と下縁間に横長の凹面9aが形成されているの
で、後述する座板11が凹面9aに嵌まり込むこ
とにより座板11の回り止めとなつている。な
お、座板11は横長の方形でその中心にはボルト
貫通孔11′が開口している。 次に、熊手8の柄1への取付け方法を第3図と
第1図を参照しながら述べる。先ず、ボルト4の
シヤンクをワツシヤー12、座板11、熊手8の
順にてそれぞれの貫通孔内に差し込んでボルト頭
側へ引き寄せる。次に、二つ割りスリーブ部3′,
3″の通し孔5を貫通した後、別体のナツト6を
ボルト4のねじ部4′にねじ込み、座板11が熊
手基部9の正面の凹面9aに嵌まり込んで当接し
たことを確かめ、熊手8と結合したスリーブナツ
ト3を柄1の中空部に差し込む。そして、熊手8
の垂直線と楕円形をした柄1の長径方向とが一致
したことを確かめた後、ボルト4を増締めすれ
ば、スリーブ部3′,3″が相互に切断面7の剪断
方向にずれるように移動して柄1の内面に圧接す
ることにより、熊手8は座板11とスリーブナツ
ト3との間に確実に緊締される。 なお、柄1の末端には合成樹脂製のキヤツプが
装着されている(第4図参照)。また、熊手8の
基部9の左右端よりと柄1間に取付けられたステ
ー14は熊手の補強部材を示したものであるが、
実施例では座板11として横長材を採用したので
通常荷重では必要がない。
【考案の効果】
以上に説明したようにこの考案によれば、上記
のように構成されているので、以下のような効果
が得られる。 1 長尺柄の内周にスリーブナツトが内接して嵌
合し、その断面形状はいずれも非真円で相似形
であるため、回り止めすることができ、ボルト
の芯もずれることなく熊手等と長尺柄とを強固
に固定することができる。 2 熊手等の基部のボルト取付面に形成された凹
面に方形座板が嵌合するので、方形座板は回転
が阻止された状態でボルトと熊手等の基部との
間に介在されて更に強固な固定構造とすること
ができる。 3 スリーブナツト及び長尺柄はいずれもアルミ
ニウム合成製形材にて形成することができるの
で、多量生産が容易で、加工工数も少なく生産
性が良好で、耐蝕性も極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部の縦断側面図、第2図
は第1図における−視断面図、第3図は熊手
取付前におけるこの考案の説明用分解斜視図、第
4図イはこの考案の平面図、第4図ロは第4図イ
の側面図、第5図は熊手の正面図、第6図は従来
例のスリーブナツトとボルトの一部縦断分解図、
第7図は従来例の組立後における一部縦断説明用
図である。 符号の説明、1……柄、3……スリーブナツ
ト、3a……スリーブ部、3′……熊手取付側ス
リーブ部、3″……ナツト側スリーブ部、4……
ボルト、4′……ねじ部、5……通し孔、6……
ナツト、7……斜め切断面、8……熊手、9……
熊手の基部、9a……凹面、11……座板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空状の長尺柄の中空部に内接挿入され、略
    中央部にて斜めに切断されてなる二つ割りのス
    リーブナツトと、このスリーブナツトを貫通す
    るボルトによつて長尺柄の端面に熊手やしろか
    き等の基部を挟持緊締してなるレーキにおい
    て、 上記長尺柄の断面内周を楕円形等の非真円状
    に形成し、上記二つ割のスリーブナツトを、そ
    の外周が上記長尺柄の内周と相似形のスリーブ
    部と、このスリーブ部を貫通する上記ボルトに
    ねじ結合するナツトとで構成し、上記熊手等の
    基部のボルト取付面に方形座板の嵌合用凹面を
    形成し、方形座板を介して上記長尺柄の中空部
    内に上記スリーブナツトのナツト側より内接挿
    入することを特徴とする農芸用レーキ。 (2) 長尺柄及びスリーブナツトのスリーブ部をア
    ルミニウム合金製形材にて形成してなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の農芸用レーキ。
JP1987011167U 1987-01-28 1987-01-28 Expired JPH0416965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011167U JPH0416965Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011167U JPH0416965Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63119317U JPS63119317U (ja) 1988-08-02
JPH0416965Y2 true JPH0416965Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=30798136

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JP1987011167U Expired JPH0416965Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617390U (ja) * 1979-07-19 1981-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617390U (ja) * 1979-07-19 1981-02-16

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Publication number Publication date
JPS63119317U (ja) 1988-08-02

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