JPH04169454A

JPH04169454A - 画像形成装置の給紙搬送装置

Info

Publication number: JPH04169454A
Application number: JP29482190A
Authority: JP
Inventors: Noriyoshi Ishikawa; 典良石川
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-10-31
Filing date: 1990-10-31
Publication date: 1992-06-17
Anticipated expiration: 2014-01-13
Also published as: JP2845382B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、紙、ＯＨＰシート、封筒等の被記録媒体（シ
ート材）に画像形成を行なう複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置に備えられる給紙搬送装置に関
する。

ｃ口）従来の技術第６図（ａ）、第６図（ｂ）、第６図（ｃ）は画像形成
装置として代表的な、電子写真記録手段を用いたレーザ
ービームプリンタを示したものである。

画像形成装置においては、被Ｊ己録媒体の搬送の信頼性
を得る目的から、第６図（ａ）のように、被記録媒体１
００を直線的に搬送する方式かとられている。しかしこ
の方式の場合、画像形成装置本体１０１の入口部と出口
部に、給紙カセット１０２と排紙トレイ１０３とか設置
されるので、その分画像形成装置１０１が搬送方向に大
型化し、画像形成装置の設置スペースを実質的に大きく
してしまう不具合がある。

このようなことから、第６図（ｂ）及び第６図（ｃ）の
ように被記録媒体１００の搬送経路を反転させた０字タ
イプや８字タイプの画像形成装置か開発されている。こ
の種のものでは画像形成装置の実質的な設置面積か小さ
くて済む。

一方、画像形成装置においては、被記録媒体１００を画
像形成装置本体１０１内の画像形成部に正しく送り込ま
なくては画像の歪みなどを生しる。

このようなことから、画像形成装置においては一般に、
被記録媒体１００が搬送経路を搬送されるとき、斜送ロ
ーラによって画像形成装置本体１０１の搬送基準ガイド
に被記録媒体１００の基準側端面を押圧しながら搬送し
、被記録媒体１００の斜行などが生しないようにしてい
る。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかし、被記録媒体１００の搬送経路を０字状やＳ字状
に反転させた画像形成装置（第６図（ｂ）、第６図（Ｃ
））の場合、画像形成装置本体１０１の高さが、搬送経
路を直線的とした画像形成装置（第６図（ａ］）に比べ
て、増してしまう傾向にある０画像形成装置本体１０１
の高さを抑えるには、被記録媒体１００を折り曲げ反転
させる等価的な円弧の半径を小さくすればよいか、円弧
の半径を小さくすると、例えば第６図（ｂ）に示すよう
に、Ａ部において搬送ローラ１０５，１０６の搬送速度
差によりガイド１０７の隙間の中で被記録媒体１００か
つフばたり、たるんたりする可能性があり搬送信頼性に
問題があった。

また、給紙カセット１０２に設けた被記録媒体１００の
搬送基準側端面を規制する端面規制部材の位置と、画像
形成装置本体１０１内の搬送基準ガイドの位置とを完全
に一致させることは装置製作上困難であり、これにより
、被記録媒体１００に損傷を与えることがあった。これ
を第７図（ａ）によって説明すると、端面規制部材１０
９の位置と搬送基準ガイド１１０の位置が一致しておら
ず、両者の闇に隙間△１が生じていると、被記録媒体１
００が斜送ローラ１１１により矢印方向に押圧されなが
ら搬送される際に、Ｂ部において被記録媒体１００の端
面が端面規制部材１０９によって折れたり、パリが生じ
る。

また、第７図（ｂ）に示すように、搬送基準ガイド１１
０が、端面規制部材１０９の位置から内側にΔ２だけ入
り込んだ位置にあると、被記録媒体１００の端面が搬送
ガイド１１０のＣ位置て擦られてパリを生じる不具合か
ある。

そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもの
で、画像形成装置本体の高さを抑えるために、被記録媒
体を折り曲げ反転させる等価的な円弧の半径を小さくし
ても被記録媒体反転部において被記録媒体に搬送信頼性
を損う、つっばりやたるみ等が生ずることかなく、また
、給紙カセット側の端面規制部材の位置と画像形成装置
本体側の搬送基準ガイドの位置とにズレか生じていたと
しても、搬送される被記録媒体に端面規制部材等による
折れやパリ等の損傷か生じることがない、画像形成装置
の給紙搬送装置を提供することを目的とするものである
。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、上記目的を達成するため、例えば第１図及び
第２図を参照して示すと、積載された複数の被記録媒体
（Ｐ）を収納し、該被記録媒体（Ｐ）１枚を分離し、該
被記録媒体（Ｐ）の片側端面を搬送基準として搬送する
画像形成装置の給紙搬送装置に係る。

そして、本発明は、画像形成装置本体（２３）側には、
被記録媒体（Ｐ）の搬送基準ガイド（２５）と、被記録
媒体（Ｐ）の搬送基準側の一部に接して被記録媒体（Ｐ
）を搬送する搬送ローラ（２１）と、該搬送ローラ（２
１）の外周面上において被記録媒体（Ｐ）の搬送基準端
面（Ｐａ）を前記搬送基準ガイド（２５）に所定圧で押
圧しつつ搬送する圧接手段（２０，２２）とを具備し、
複数の被記録媒体ＣＰ）を積載収納した給紙カセット（
１３）側には、収納された被記録媒体（Ｐ）の前記搬送
基準端面（Ｐａ）をガイドする端面規制部材（３２）と
、積載された複数の被記録媒体（Ｐ）から１枚を分離し
て前記圧接手段（２０，２２）と前記搬送ローラ（２１
）間に供給する給紙手段（１５，１６）とを具備し、前
記端面規制部材（３２）の被記録媒体搬送方向延長面に
対して前記搬送基準ガイド（２５）を同一面、あるいは
隙間（△３）を生じるように配置し、前記給紙カセット
（１３）から１枚分離搬送された被記録媒体（Ｐ）を所
定の曲率（Ｒ）で曲げ搬送した後に前記圧接手段（２０
，２２）と前記搬送ローラ（２１）間に移送することを
特徴とするものである。

また、前記圧接手段（２０，２２）として斜送コロを用
いたことを特徴とするものである。

（ネ）　作用上記構成によれば、給紙カセット（１３）内から給紙さ
れた被記録媒体（Ｐ）は搬送ローラ（２１）と圧接手段
（２０，２２）とによって、その搬送基準端面（Ｐａ）
が画像形成装置本体（２３）の搬送基準ガイド（２５）
に押し付けられながら搬送される。このとき、被記録媒
体（Ｐ）は、所定の曲率（Ｒ）をもちながら搬送ローラ
（２１）と圧接手段（２０，２２）とに挟持されている
。従って、給紙カセット（１３）側の端面規制部材（３
２）の位置と画像形成装置本体（２３）側の搬送基準ガ
イド（２５）の位置がズしていたとしても、被記録媒体
（Ｐ）は曲率（Ｒ）部分においてそのズレを吸収しつつ
搬送される。そして、被記録媒体（Ｐ）は搬送ローラ（
２１）の外周面に沿って搬送ローラ（２１）と圧接手段
（２０，２２）により等速度で反転される。

なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照するだめのも
のであって、何等構成を限定するものではない。

（へ）実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の給紙搬送装置を備えた電子写真手段を
用いたレーザービームプリンタ（ＬＢＰ）の全体構成を
示したものである。

同図において、１はプロセスカートリッジ２内に配置さ
れ、支軸１ａを中心に所定の周速度で回転駆動されるド
ラム型電子写真感光体であり（以下感光ドラムと称す）
、ドラム型基体の外周面に有機あるいは無機の光導電体
層を主体とする感光体を具備させたものである。

感光ドラム１は、その回転過程でプロセスカートリッジ
２内の不図示の一次帯電器により正、または負の所定電
位の均一帯電を受け、次いで露光部３にてレーザスキャ
ナ５によるレーザビーム走査露光して目的画像情報の走
査書き込みを受ける。これにより、感光ドラム１の外周
面に目的画像情報に対応した静電潜像か順次形成される
。

符号６はレーザスキャナ５から出力されたレーザビーム
Ｌを感光トラム１に対する露光部３へ偏向させるための
レーザビーム折り返しミラーである。

潜像の形成された感光ドラム面は次いでプロセスカート
リッジ２内の不図示の現像装置により顕画材（トナー）
の供給を受けてトナーか像として顕像化される。

次いて、そのトナー画像は転写ローラの位置を通過する
過程で該転写ローラ７と感光トラム１との間に給紙機構
８から１枚ずつ給送された転写材（被記録媒体）Ｐ面に
順次転写される。

感光ドラム面から転写材Ｐ面へのトナー画像の転写は転
写材Ｐの裏面に配置された転写ローラ７によりトナー画
像の荷電極性と逆極性の帯電がなされることにより行な
われる。転写ローラフの位置を通過した転写材Ｐは次い
て転写ローラフの下流に配置され、該転写ローラ７と逆
極性の電位を印加した分離除電針９で除電を受けること
により感光ドラム面から分離され、定着装置１０へ導入
され、転写材Ｐに転写されている未定着のトナー画像が
永久固着像として定着される。

そして、像定着のなされた転写材Ｐは排紙ローラ対１１
に搬送されて排紙トレイ１２に排紙される。

一方、トナー画、像転写後の感光ドラム面は、プロセス
カートリッジ２内の不図示のクリーニング装置によって
転写残りトナーなどの付着物の除去を受けて、繰返して
画像形成に使用される。

次に、第２図により本発明の給紙搬送装置について説明
する。

給紙カセット１３に積載収納された転写材Ｐは給紙ロー
ラ１５の回転により積載された転写材Ｐの最上紙のみが
搬送力を与えられ、分離ヅメ１６によって最上紙１枚の
み分離されａ方向へ搬送される。このとき、中板１７と
加圧バネ１９の協働により転写材Ｐと給紙ローラ１５と
の間に所定の圧接力を与えている。

分離された転写材Ｐは給紙カセット１３の円弧状ガイド
１３ａに沿って搬送され、第１斜送コロ２０と搬送ロー
ラ２１との間に送られ、転写材Ｐは不図示の駆動源から
の回転速度に同期して搬送され、第２斜送コロ２２と搬
送ローラ２１の間を通って、感光ドラム１と転写ローラ
７との間の画像形成部に到達する。転写材Ｐは搬送ロー
ラ２１の外周面上を搬送されるとき、搬送ローラ２１の
半径で反転する。このとき、転写材Ｐの他の部分は反転
ガイド３１によってガイドされる。

第１、第２斜送コロ２０，２２は転写材Ｐの搬送基準端
面Ｐａをプリンタ本体（画像形成装置本体）２３側の搬
送基準ガイド２５に押し付ける方向にそれぞれθ１＝１
°、θｔ＝４’（第３図）の斜送角度をもっており、第
１斜送アーム２６、第２斜送アーム２７と押し圧ハネ３
０（第１図）との協働により所定の圧力で搬送ローラ２
１に圧接されている。

本実施例の場合、プリンタ本体２３側の搬送基準ガイド
２５の位置と、給紙カセット１３側の端面規制部材３２
の位置は、第３図に示す如く隙間Δ、＝１．５ｍ■をも
って配置されている。

以上の構成にある本実施例の給紙搬送装置においては、
プリンタ本体２３ＷＩの搬送基準ガイド２５と給紙カセ
ット１３側の端面規制部材３２との間に隙間Δ、があっ
ても転写材Ｐに折れやパリ等の損傷を与えることはない
、なぜならば、第４図に示す如＜　Ｐ　ｓ位置で第１斜
送コロ２０と搬送ローラ２１により転写材Ｐか挟み込ま
れて拘束されたとしても、転写材ＰがＲで示すような曲
率をもっているため、このＲ部分で隙間Δ３を吸収する
ことが可能となり、給紙カセット１３内の端面規制部材
３２によって転写材Ｐの端面に与えられる力Ｆは小さく
て済むからである。もし、直線上に転写材Ｐを伸ばして
Ｐ２位置で転写材Ｐが拘束されたとすると転写材Ｐの剛
性は強いものとなり力Ｆは転写材Ｐの端面に損傷を与え
るに十分な力となり、転写材Ｐの端面１２にパリや折れ
が生じることとなる。

また、本実施例の構成ではプリンタ本体２３側の搬送基
準ガイド２５と給紙カセット１３ｇ！の端面規制部材３
２とか、第７図（ｂ）のような位置関係にならないため
、０部において転写材Ｐの先端に折れなどが発生するこ
ともない。

また、本実施例の場合、転写材Ｐの反転を１個の搬送ロ
ーラ２１の外周面上で行なうのて、反転中における搬送
速度は等速である。このため、転写材Ｐにひっばりゃた
るみが生しない。

なお、本実施例では、給紙搬送部にツメ分離方式を採用
したが、他の分離方式を採用することか可能であること
は言うまてもない。

また、転写材Ｐを斜送させる押圧手段として斜送コロ２
０，２２を用いたか、この斜送コロ２０．２２に第５図
に示す如くスパイラル状の７１１３５を形成することも
ある。この溝３５は搬送ローラ２１に形成してもよい。

また、押圧手段である斜送コロ２０，２２の個数も２個
に限定されるものではない。そして、転写材Ｐの搬送力
を搬送ローラ２１ではなくこの斜送コロ２０，２２に与
えるようにしてもよい。

更に、プリンタ本体２３側の搬送基準ガイド２５と給紙
カセット１３側の端面規制部材３２の隙間△３を１．５
１と設定したか、例えばＯ〜８■の間て設定しても転写
材Ｐに折れやバリ“等か生ずることなく搬送できる。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明の画像形成装置の給紙搬送装
置は、画像形成装置本体側には、被記録媒体の搬送基準
ガイドと、被記録媒体の搬送基準側の一部に接して被記
録媒体を搬送する搬送ローラと、該搬送ローラの外周面
上において被記録媒体の搬送基準面を前記搬送基準ガイ
ドに所定圧て押圧しつつ搬送する圧接手段とを具備し、
複数の被記録媒体を積載収納した給紙カセット側には、
収納された被記録媒体の前記搬送基準端面をガイドする
端面規制部材と、積載された複数の被記録媒体から１枚
を分離して前記圧接手段と前記搬送ローラ間に供給する
給紙手段とを具備し、前記端面規制部材の被記録媒体搬
送方向延長面に対して前記搬送基準ガイドを同一面、あ
るいは隙間を生じるように配置し、前記給紙カセットか
ら１枚分離搬送された被記録媒体を所定の曲率て曲げ搬
送した後に前記圧接手段と前記搬送ローラ間に移送する
ようにしだものである。

従って、画像形成装置本体の高さを抑えるために、被記
録媒体を折り曲げ反転させる等価的な円弧の半径を小さ
くしても被記録媒体反転部において被記録媒体に搬送信
頼性を損う、つっばりやたるみ等が生ずることかない。

また、給紙カセット側の端面規制部材の位置と画像形成
装置本体側の搬送基準ガイドの位置とにズレか生じてい
たとしても、搬送される被記録媒体に端面規制部材等に
よる折れやパリ等の損傷が生じることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による給紙搬送装置を備えたレーザービ
ームプリンタの全体構成を示す縦断正面図、第２図は同
給紙搬送装置の拡大斜視図、第３図は同給紙搬送装置の
拡大平面図、第４図は同給紙搬送装置により給紙搬送さ
れる転写材の給紙状態を示す斜視図、第５図は同給紙搬
送装置に使用された斜送コロの変形構造例を示す斜視図
、第６図ｆａ）〜第６図（Ｃ）はそれぞれ従来の画像形
成装置としてのレーザービームプリンタを示す縦断正面
図、第７図（ａ）及び第７図（ｂ）はそれぞれ従来の給
紙搬送装置て被記録媒体が給紙搬送されるときの状態を
示す平面図である。１３・・・給紙カセット　、　　１５・・・給紙ローラ
、１６・・・分離ヅメ　、　２０・・・第１斜送コロ（
圧接手段）　、　　２１・・・搬送ローラ　、　２２・
・・第２斜送コロ（圧接手段）　、　２３・・・プリン
タ本体（画像形成装置本体）　、　２５・・・搬送基準
ガイド　、　３２・・・端面規制部材°　、Ｐ・・・転
写材（被記録媒体）　　、　　Ｐａ・・・搬送基準端面
　、　Ｒ・・・転写材の曲率　、　△３・・・搬送基準
ガイドと端面規制部材との間の隙間　。

Claims

【特許請求の範囲】１、積載された複数の被記録媒体を収納し、該被記録媒
体１枚を分離し、該被記録媒体の片側端面を搬送基準と
して搬送する画像形成装置の給紙搬送装置において、画像形成装置本体側には、被記録媒体の搬送基準ガイド
と、被記録媒体の搬送基準側の一部に接して被記録媒体
を搬送する搬送ローラと、該搬送ローラの外周面上にお
いて被記録媒体の搬送基準端面を前記搬送基準ガイドに
所定圧で押圧しつつ搬送する圧接手段とを具備し、複数の被記録媒体を積載収納した給紙カセット側には、
収納された被記録媒体の前記搬送基準端面をガイドする
端面規制部材と、積載された複数の被記録媒体から１枚
を分離して前記圧接手段と前記搬送ローラ間に供給する
給紙手段とを具備し、前記端面規制部材の被記録媒体搬送方向延長面に対して
前記搬送基準ガイドを同一面、あるいは隙間を生じるよ
うに配置し、前記給紙カセットから１枚分離搬送された被記録媒体を
所定の曲率で曲げ搬送した後に前記圧接手段と前記搬送
ローラ間に移送することを特徴とする画像形成装置の給
紙搬送装置。２、前記圧接手段として斜送コロを用いたことを特徴と
する請求項１記載の画像形成装置の給紙搬送装置。