JPH04167961A - 歪み取り機構付きバリ取り装置 - Google Patents
歪み取り機構付きバリ取り装置Info
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- JPH04167961A JPH04167961A JP29627090A JP29627090A JPH04167961A JP H04167961 A JPH04167961 A JP H04167961A JP 29627090 A JP29627090 A JP 29627090A JP 29627090 A JP29627090 A JP 29627090A JP H04167961 A JPH04167961 A JP H04167961A
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Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主としてアルミニウム合金て鈷造1戊形され
た車両用のディスクホイールのバリを切除するとともに
、その歪みを取り除く機能を備えた歪み取り機構付きバ
リ取り装置に関する。
た車両用のディスクホイールのバリを切除するとともに
、その歪みを取り除く機能を備えた歪み取り機構付きバ
リ取り装置に関する。
熱処理時等に発生して、残留している引張歪みを緩和、
除去するためには引張歪み発生部位に、逆に圧縮歪みを
付与することが必要である。
除去するためには引張歪み発生部位に、逆に圧縮歪みを
付与することが必要である。
例えば、アルミニウム合金による鋳造製のディスクホイ
ール(以下アルミディスクホイールと略称する)におい
ては、裏側の補強リブ頂面に残留している引張歪みを緩
和、除去する方法として、アルミディスクホイールの意
匠面の研掃、バリ取りのためのショツトブラストを前記
引張歪み発生部位の反対側(意匠面側)から投射する方
法か行われている。
ール(以下アルミディスクホイールと略称する)におい
ては、裏側の補強リブ頂面に残留している引張歪みを緩
和、除去する方法として、アルミディスクホイールの意
匠面の研掃、バリ取りのためのショツトブラストを前記
引張歪み発生部位の反対側(意匠面側)から投射する方
法か行われている。
これによって、前記補強リブ頂面には、残留している引
張歪みと逆の圧縮歪みが付与されて、アルミディスクホ
イールの研掃、バリ取りと同時に、アルミディスクホイ
ールの引張歪みを緩和、除去することができる。
張歪みと逆の圧縮歪みが付与されて、アルミディスクホ
イールの研掃、バリ取りと同時に、アルミディスクホイ
ールの引張歪みを緩和、除去することができる。
ここで、ショツトブラストとは鋼粒等(ショット)を空
気圧あるいは遠心力で加速して、これを加工面に衝突さ
せて行う吹き付は加工の一秤であり研掃作用を目的とす
る処理をいう。
気圧あるいは遠心力で加速して、これを加工面に衝突さ
せて行う吹き付は加工の一秤であり研掃作用を目的とす
る処理をいう。
しかしながら、上記した残留歪みの緩和、除去方法によ
ると、ショツトブラストを投射した後に、アルミディス
クホイールが1000C以上の温度雰囲気に曝されると
、ショツトブラストによって付与された圧縮歪みが、こ
の熱の影響によって除去されてしまう。
ると、ショツトブラストを投射した後に、アルミディス
クホイールが1000C以上の温度雰囲気に曝されると
、ショツトブラストによって付与された圧縮歪みが、こ
の熱の影響によって除去されてしまう。
例えば、アルミディスクホイールが塗装を施されて焼付
は乾燥が行われたときなどは、温度雰囲気が100°C
以上となり上記問題が発生することになる。
は乾燥が行われたときなどは、温度雰囲気が100°C
以上となり上記問題が発生することになる。
この理由は、前記ショツトブラストによって付与された
圧縮歪みは格子歪みの形で蓄えられているか、100°
Cを超える温度では原子の可動性がかなり大きくなり、
原子は欠陥の無い格子領域に集中するようになる。即ち
、変形した格子を力((くしながら進行する。したかっ
て、格子歪みの形で変形した格子を、原子の規則正しく
配列した格子に戻そうとする動きにより圧縮歪みは緩和
、除去されてしまう。
圧縮歪みは格子歪みの形で蓄えられているか、100°
Cを超える温度では原子の可動性がかなり大きくなり、
原子は欠陥の無い格子領域に集中するようになる。即ち
、変形した格子を力((くしながら進行する。したかっ
て、格子歪みの形で変形した格子を、原子の規則正しく
配列した格子に戻そうとする動きにより圧縮歪みは緩和
、除去されてしまう。
さらに、ショツトブラストにより付与できる圧縮歪みは
表層面より30〜60μm程度の深さまでであり、10
0℃を超える温度雰囲気に短詩間接しただけで緩和、除
去されてしまう。
表層面より30〜60μm程度の深さまでであり、10
0℃を超える温度雰囲気に短詩間接しただけで緩和、除
去されてしまう。
本発明の技術的課題は、上記知見に基づいて、アルミデ
ィスクホイール等のワークに残留している引張歪みを確
実に緩和、除去する機能を付加したバリ取り装置を提供
することにある。
ィスクホイール等のワークに残留している引張歪みを確
実に緩和、除去する機能を付加したバリ取り装置を提供
することにある。
上記の技術的課題は、次に述へる本発明の歪み取り機構
付きバリ取り装置によって解決される。
付きバリ取り装置によって解決される。
即ち、歪み取り機構付きバリ取り装置は、アルミディス
クホイール等のワークを基準位置で支持する固定型を有
する。さらに、可動型を有する。
クホイール等のワークを基準位置で支持する固定型を有
する。さらに、可動型を有する。
可動型は固定型に対して予め決められた距離まて接近可
能である。
能である。
さらに、バリ取り型を有する。バリ取り型は可動型に連
結され、可動型と固定型との距離が予め決められた距離
となるまでの間に、ワークのバリを切除する部位に当接
する。
結され、可動型と固定型との距離が予め決められた距離
となるまでの間に、ワークのバリを切除する部位に当接
する。
さらに、歪み取り型を有する。歪み取り型は前記可動型
に連結され、可動型と固定型との距離が予め決められた
距離となったときに、ワークの所定の部位に当接して、
その部位を規定量たけ塑性変形させて、ワークの残留歪
みと逆方向の歪みを付与する。
に連結され、可動型と固定型との距離が予め決められた
距離となったときに、ワークの所定の部位に当接して、
その部位を規定量たけ塑性変形させて、ワークの残留歪
みと逆方向の歪みを付与する。
本発明によると、バリ取り型によってワークのバリを切
除する際に、歪み取り型がワークの所定の部位に当接し
て、その部位を塑性変形させる。
除する際に、歪み取り型がワークの所定の部位に当接し
て、その部位を塑性変形させる。
これによって、バリの切除と同時に残留歪みの除去をす
ることができる。
ることができる。
さらに、残留歪みの除去に際し、可動型と固定型との接
近距離を調整することによって、歪み取り型がワークの
所定の部位を塑性変形させる量を調整することが可能で
ある。このため、ワークの残留歪みに応じた逆方向の歪
みを任意に付与することができ、前記残留歪みを効率的
に除去することができる。
近距離を調整することによって、歪み取り型がワークの
所定の部位を塑性変形させる量を調整することが可能で
ある。このため、ワークの残留歪みに応じた逆方向の歪
みを任意に付与することができ、前記残留歪みを効率的
に除去することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第2図は、自動車用アルミディスクホイール2の断面図
を示している。このアルミディスクホイール2はアルミ
ニウム合金を加圧鋳造することによって成形され、成形
後は所定の熱処理(T13熱処理)、切削加工、塗装工
程を経て製品となる。
を示している。このアルミディスクホイール2はアルミ
ニウム合金を加圧鋳造することによって成形され、成形
後は所定の熱処理(T13熱処理)、切削加工、塗装工
程を経て製品となる。
熱処理はアルミディスクホイール2を5008C〜55
0°Cの温度で数時間保持(溶体化処理)して、合金成
分をアルミマトリックスに固溶せしめたのち水冷(急冷
処理)し、さらに1400cm180°Cの温度で数時
間保持(時効処理)することにより行う。これは合金成
分を固溶体から析出させて強化させるためである。
0°Cの温度で数時間保持(溶体化処理)して、合金成
分をアルミマトリックスに固溶せしめたのち水冷(急冷
処理)し、さらに1400cm180°Cの温度で数時
間保持(時効処理)することにより行う。これは合金成
分を固溶体から析出させて強化させるためである。
しかしながら、溶体化処理の後に急冷処理を行うだめに
、アルミディスクホイール2は約50000の温度から
約20°Cの温度に下げられる。これによって、アルミ
ディスクホイール2には、第2図に矢印で示すような意
匠面の圧縮歪みAあるいは補強リブ頂面の引張歪みBが
発生する。特に、補強リブ頂面に発生する引張歪みBは
JASOC608−75に規定される半径および横方向
疲労強度試験において発生する実働歪みと場所か一致す
るために、アルミディスクホィール2自体の疲労強度を
著しく低下させる。
、アルミディスクホイール2は約50000の温度から
約20°Cの温度に下げられる。これによって、アルミ
ディスクホイール2には、第2図に矢印で示すような意
匠面の圧縮歪みAあるいは補強リブ頂面の引張歪みBが
発生する。特に、補強リブ頂面に発生する引張歪みBは
JASOC608−75に規定される半径および横方向
疲労強度試験において発生する実働歪みと場所か一致す
るために、アルミディスクホィール2自体の疲労強度を
著しく低下させる。
この引張歪みBは時効処理および熱処理後のIJJ削加
工、塗装工程を経ても取除かれずに残留し、その歪み量
は通常500μst〜2000μstにも達する。
工、塗装工程を経ても取除かれずに残留し、その歪み量
は通常500μst〜2000μstにも達する。
また、アルミディスクホイール2の中央ハブ穴部分2a
および意匠面の風穴2bには、加圧鋳造による成形時に
バリが生じるために、通常、トリミングプレスによって
バリ取りが行われる。なお、意匠面の周囲に設けられた
リムフランジ2dは、後記する歪み取りを効率的に行う
ために歪み取り型が当接する部位である。このリムフラ
ンジ2dは、歪み取りが終了した後は切削加工によって
削除されて最終製品には何ら影響を与えない。
および意匠面の風穴2bには、加圧鋳造による成形時に
バリが生じるために、通常、トリミングプレスによって
バリ取りが行われる。なお、意匠面の周囲に設けられた
リムフランジ2dは、後記する歪み取りを効率的に行う
ために歪み取り型が当接する部位である。このリムフラ
ンジ2dは、歪み取りが終了した後は切削加工によって
削除されて最終製品には何ら影響を与えない。
第1図は本発明の一実施例に係る歪み取り機構付きバリ
取り装置1の全体を示している。
取り装置1の全体を示している。
歪み取り機構付きバリ取り装置lは前記アルミディスク
ホイール2のバリ取りと歪み取りとを同時に行うための
装置であり、ベース4の中央上面に固定型8を備えてい
る。
ホイール2のバリ取りと歪み取りとを同時に行うための
装置であり、ベース4の中央上面に固定型8を備えてい
る。
固定型8はアルミディスクホイール2を、その裏側、即
ち、意匠面の反対側から支持して、基準位置に保持する
ためのものであり、固定型本体8aと緩衝部分8bとか
ら構成される。固定型本体8aの上部は切頭円錐形をし
ており、さらに上端面8cはアルミディスクホイール2
の中央ハブ穴部分2aの周辺部に当接して、これを下方
から支持する。
ち、意匠面の反対側から支持して、基準位置に保持する
ためのものであり、固定型本体8aと緩衝部分8bとか
ら構成される。固定型本体8aの上部は切頭円錐形をし
ており、さらに上端面8cはアルミディスクホイール2
の中央ハブ穴部分2aの周辺部に当接して、これを下方
から支持する。
さらに−1固定型本体8aの上端面8cの中央には、円
形の溝8dが設けられている。この溝8dはアルミディ
スクホイール2が固定型8に正しくセットされた状態で
、アルミディスクホイール2の中央ハブ穴部分2aに重
なる。
形の溝8dが設けられている。この溝8dはアルミディ
スクホイール2が固定型8に正しくセットされた状態で
、アルミディスクホイール2の中央ハブ穴部分2aに重
なる。
固定型8の緩衝部分8bは固定型本体8aの切頭円錐形
部分の周方向を覆う弾性部材である。この弾性部材8b
は、アルミディスクホイール2が固定型8にセットされ
た状態でアルミディスクホイール2の内側面部2cに当
接し、アルミディスクホイール2の半径方向(図中左右
方向)の動きを規制する。
部分の周方向を覆う弾性部材である。この弾性部材8b
は、アルミディスクホイール2が固定型8にセットされ
た状態でアルミディスクホイール2の内側面部2cに当
接し、アルミディスクホイール2の半径方向(図中左右
方向)の動きを規制する。
位置検出センサ10は、アルミディスクホイール2が固
定型8に正しくセットされたが否かを検出するためのセ
ンサであり、送信器10aと受信器10bとから構成さ
れている。これらの送信器10aおよび受信器10bは
、ベース4の表面から所定の高さ、即ち、固定型8にア
ルミディスクホイール2がセットされたときのリムフラ
ンジ2dの上端位置で、かつ、平面的には固定型8を挟
んで対向するように配置されている。
定型8に正しくセットされたが否かを検出するためのセ
ンサであり、送信器10aと受信器10bとから構成さ
れている。これらの送信器10aおよび受信器10bは
、ベース4の表面から所定の高さ、即ち、固定型8にア
ルミディスクホイール2がセットされたときのリムフラ
ンジ2dの上端位置で、かつ、平面的には固定型8を挟
んで対向するように配置されている。
アルミディスクホイール2が固定型8にセットされてい
ない状態では、送信器10aと受信W10bとの間には
信号を遮るものがなく、送信器10aからの信号は受信
器10bに入力される。これに対して、アルミディスク
ホイール2が正規にセットされた状態では、送信器10
aがら受信器10bに送られる信号はリムフランジ2d
に遮られて、送信器10aからの信号は受信器10bに
入力されない。したがって、受信器10bの信号受信状
態を確認することによって、ベース4の表面から所定の
高さ位置にアルミディスクホイール2がセットされてい
るか否かが判定できる。
ない状態では、送信器10aと受信W10bとの間には
信号を遮るものがなく、送信器10aからの信号は受信
器10bに入力される。これに対して、アルミディスク
ホイール2が正規にセットされた状態では、送信器10
aがら受信器10bに送られる信号はリムフランジ2d
に遮られて、送信器10aからの信号は受信器10bに
入力されない。したがって、受信器10bの信号受信状
態を確認することによって、ベース4の表面から所定の
高さ位置にアルミディスクホイール2がセットされてい
るか否かが判定できる。
ここで、位置検出センサ10は、ベース4の表面に対し
て垂直に設けられた一対のフレーム6に取付けられてい
る。なお、位置検出センサ10としては、例えば光電セ
ンサー等が好適に使用される。
て垂直に設けられた一対のフレーム6に取付けられてい
る。なお、位置検出センサ10としては、例えば光電セ
ンサー等が好適に使用される。
油圧シリンダ14はその軸芯が固定型8の中心と一致し
ており、端部14aが両フレーム6の上端で支持された
粱7に固定されている。そして、油圧シリンダ14には
、前記固定端部14aとは反対側に延出可能な駆動軸1
6が設けられており、この駆動軸16の先端に両フレー
ム6に沿って移動可能な可動型12が連結されている。
ており、端部14aが両フレーム6の上端で支持された
粱7に固定されている。そして、油圧シリンダ14には
、前記固定端部14aとは反対側に延出可能な駆動軸1
6が設けられており、この駆動軸16の先端に両フレー
ム6に沿って移動可能な可動型12が連結されている。
これによって、油圧シリンダ14の制御部(図示されて
いない)に、演算装置(同じく図示されていない)から
の信号が入力されると、前記信号に応じて駆動軸16の
延出量が決まり、可動型12の位置決めが行われる。即
ち、固定型8に対する可動型12の距離を、調整するこ
とが可能である。
いない)に、演算装置(同じく図示されていない)から
の信号が入力されると、前記信号に応じて駆動軸16の
延出量が決まり、可動型12の位置決めが行われる。即
ち、固定型8に対する可動型12の距離を、調整するこ
とが可能である。
可動型12の固定型8に対向する面には、複数の歪み取
り型20、ハブ大川バリ取り型22および風穴用バリ取
り型24が設けられている。
り型20、ハブ大川バリ取り型22および風穴用バリ取
り型24が設けられている。
歪み取り型20は、可動型12が固定型8に対して予め
決められた距離まで接近したときに、ワークであるアル
ミディスクホイール2のリムフランジ2dに当接して、
リムフランジ2dを第1図の下方向に規定量変位させる
ものである。ここで、歪み取り型20は、リムフランジ
2dの周上に3〜7箇所均等に設置されている。さらに
、歪み取り型20のアルミディスクホイール2と当接す
る側の面には溝20aか設けられており、この溝20a
がリムフランジ2dと係合可能になっている。これによ
って、歪み取り型20の下方向への変位が効率的にリム
フランジ2dに作用する。また、歪み取り型20の溝2
0aを備える面と反対側の面にはシャフト20bが固定
されており、このシャフト20bを介して歪み取り型2
0は可動型12に連結される。
決められた距離まで接近したときに、ワークであるアル
ミディスクホイール2のリムフランジ2dに当接して、
リムフランジ2dを第1図の下方向に規定量変位させる
ものである。ここで、歪み取り型20は、リムフランジ
2dの周上に3〜7箇所均等に設置されている。さらに
、歪み取り型20のアルミディスクホイール2と当接す
る側の面には溝20aか設けられており、この溝20a
がリムフランジ2dと係合可能になっている。これによ
って、歪み取り型20の下方向への変位が効率的にリム
フランジ2dに作用する。また、歪み取り型20の溝2
0aを備える面と反対側の面にはシャフト20bが固定
されており、このシャフト20bを介して歪み取り型2
0は可動型12に連結される。
これによって、歪み取り型20は、可動型I2の動きに
連動する。
連動する。
ハブ大川バリ取り型22は、アルミディスクホイール2
の中央ハブ穴部分2aの内部に張り出したバリを切除す
るための型であり、略円柱形状をして固定型8の中心と
同軸に配置されている。さらに、ハブ大川バリ取り型2
2の先端面中心には突出して設けられた切頭円錐形状の
凸部22aか位置しており、この凸部22aが固定型本
体8aの中央円形の溝8dに係合可能となっている。
の中央ハブ穴部分2aの内部に張り出したバリを切除す
るための型であり、略円柱形状をして固定型8の中心と
同軸に配置されている。さらに、ハブ大川バリ取り型2
2の先端面中心には突出して設けられた切頭円錐形状の
凸部22aか位置しており、この凸部22aが固定型本
体8aの中央円形の溝8dに係合可能となっている。
ハブ大川バリ取り型22の切頭円錐形状の凸部22aを
備える面と反対側の面には、/Sフ穴用ノ\す取り型2
2と同軸に中央シャフト22bの一端が固定されている
。さらに、中央シャフト22bの他端は第1ベースプレ
ート22cの中央に連結されている。第1ベースプレー
ト22cの中央シャフト22bと連結する面と反対側の
面には、中央を挟んで配置された一対のシャツl−22
dの一端が固定されている。そして、このシャフト22
dの他端は、次に述べる構造で可動型12に連結される
。
備える面と反対側の面には、/Sフ穴用ノ\す取り型2
2と同軸に中央シャフト22bの一端が固定されている
。さらに、中央シャフト22bの他端は第1ベースプレ
ート22cの中央に連結されている。第1ベースプレー
ト22cの中央シャフト22bと連結する面と反対側の
面には、中央を挟んで配置された一対のシャツl−22
dの一端が固定されている。そして、このシャフト22
dの他端は、次に述べる構造で可動型12に連結される
。
即ち、一端が第1ベースプレー)22cに連結されたシ
ャフト22dは、可動型12に設けられた貫通孔12d
を貫通した状態で、端部に抜は止め用フランジ22fが
固定される。これによって、シャフト22dは可動型1
2の貫通孔+2dの内部を摺動可能な状態で可動型12
に吊り下げられる。さらに、シャフト22dには可動型
12と第1ベースプレート22cとの間にスプリング受
は部22eが固定されており、このスプリング受は部2
2eと可動型12との間に第1ベースプレート22cを
可動型12から離す方向(図中下方向)に付勢するコイ
ルスプリング22gか介在している。
ャフト22dは、可動型12に設けられた貫通孔12d
を貫通した状態で、端部に抜は止め用フランジ22fが
固定される。これによって、シャフト22dは可動型1
2の貫通孔+2dの内部を摺動可能な状態で可動型12
に吊り下げられる。さらに、シャフト22dには可動型
12と第1ベースプレート22cとの間にスプリング受
は部22eが固定されており、このスプリング受は部2
2eと可動型12との間に第1ベースプレート22cを
可動型12から離す方向(図中下方向)に付勢するコイ
ルスプリング22gか介在している。
これによって、ハブ大川バリ取り型22かアルミディス
クホイール2に当接した場合には、アルミディスクホイ
ール2はコイルスプリンタ22gの弾性力およびハブ大
川バリ取り型22等の自重に等しい力で、ハブ大川バリ
取り型22によって押圧される。
クホイール2に当接した場合には、アルミディスクホイ
ール2はコイルスプリンタ22gの弾性力およびハブ大
川バリ取り型22等の自重に等しい力で、ハブ大川バリ
取り型22によって押圧される。
風穴用バリ取り型24は、ハブ大川バリ取り型22の外
周部分を囲むように、同軸に配置された略円筒形状の型
であり、固定型8に対向する先端面にはアルミディスク
ホイール2の風穴2bと係合可能な凸部24aが、前記
風穴2bの配置に対応して設けられている。そして、風
穴用バリ取り型24の前記凸部24aが設けられている
面と反対側の面は、第2ベースプレート24cに連結さ
れている。さらに、第2ベースプレート24cの風穴用
バリ取り型24に連結する面と反対側の面には、中央を
挟んで配置された一対のシャフト24dの一端が固定さ
れている。そして、このノヤフト24dの他端は、前述
したハブ大川バリ取り型22と同様な方法で可動型12
に連結される。
周部分を囲むように、同軸に配置された略円筒形状の型
であり、固定型8に対向する先端面にはアルミディスク
ホイール2の風穴2bと係合可能な凸部24aが、前記
風穴2bの配置に対応して設けられている。そして、風
穴用バリ取り型24の前記凸部24aが設けられている
面と反対側の面は、第2ベースプレート24cに連結さ
れている。さらに、第2ベースプレート24cの風穴用
バリ取り型24に連結する面と反対側の面には、中央を
挟んで配置された一対のシャフト24dの一端が固定さ
れている。そして、このノヤフト24dの他端は、前述
したハブ大川バリ取り型22と同様な方法で可動型12
に連結される。
即ち、一端が第2ベースプレー)24cに固定されたシ
ャフト24dは、可動型12に設けられた貫通孔12e
を貫通した状態で、端部に抜は止め用フランジ24fが
固定される。これによって、シャフト24dは可動型1
2の貫通孔12eの内部を摺動可能な状態で可動型12
に吊り下げられる。さらに、シャフト24dには可動型
12と第2ベースプレート24cとの間にスプリング受
は部24eが固定されており、このスプリング受は部2
4eと可動型12との間に第2ベースプレー124cを
可動型12から離す方向(図中下方向)に付勢するコイ
ルスプリング24gが介在している。
ャフト24dは、可動型12に設けられた貫通孔12e
を貫通した状態で、端部に抜は止め用フランジ24fが
固定される。これによって、シャフト24dは可動型1
2の貫通孔12eの内部を摺動可能な状態で可動型12
に吊り下げられる。さらに、シャフト24dには可動型
12と第2ベースプレート24cとの間にスプリング受
は部24eが固定されており、このスプリング受は部2
4eと可動型12との間に第2ベースプレー124cを
可動型12から離す方向(図中下方向)に付勢するコイ
ルスプリング24gが介在している。
これによって、風穴用バリ取り型24がアルミディスク
ホイール2に当接した場合には、アルミディスクホイー
ル2は、コイルスブリンク24gの弾性力および風穴用
バリ取り型24等の自重に等しい力で風穴用バリ取り型
24によって押圧される。
ホイール2に当接した場合には、アルミディスクホイー
ル2は、コイルスブリンク24gの弾性力および風穴用
バリ取り型24等の自重に等しい力で風穴用バリ取り型
24によって押圧される。
次に、本実施例に係る歪み取り機構付きバリ取り装置1
の作用を説明する。
の作用を説明する。
先ず、アルミディスクホイール2を固定型8にセットす
る。前述のように、アルミディスクホイール2は中央ハ
ブ穴部分2aの周辺部を固定型本体8aの上端面8cに
よって裏面側から支持され、また内側面部2cを緩衝部
分8bによって支持される。
る。前述のように、アルミディスクホイール2は中央ハ
ブ穴部分2aの周辺部を固定型本体8aの上端面8cに
よって裏面側から支持され、また内側面部2cを緩衝部
分8bによって支持される。
アルミディスクホイール2が固定型8に正しくセットさ
れると、アルミディスクホイール2のリムフランジ2d
の上端部が、位置検出センサlOによって検出される。
れると、アルミディスクホイール2のリムフランジ2d
の上端部が、位置検出センサlOによって検出される。
位置検出センサ10は、アルミディスクホイール2のセ
ット状態が正常であることを示す信号を演算装置(図示
されていない)に出力する。
ット状態が正常であることを示す信号を演算装置(図示
されていない)に出力する。
演算装置は位置検出センサ10からのアルミディスクホ
イール2のセット正常信号を受けて、油圧シリンダの制
御部(図示されていない)に駆動信号を出力する。これ
によって、油圧シリンダは演算装置からの信号応じて駆
動軸16を延出し、可動型12をフレーム6に沿って下
降させる。可動型12が下降することによって、可動型
12に連結されている歪み取り型20、ハブ大川バリ取
り型22および風穴用バリ取り型24は、可動型12に
連動して固定型8にセットされているアルミディスクホ
イール2に接近する。
イール2のセット正常信号を受けて、油圧シリンダの制
御部(図示されていない)に駆動信号を出力する。これ
によって、油圧シリンダは演算装置からの信号応じて駆
動軸16を延出し、可動型12をフレーム6に沿って下
降させる。可動型12が下降することによって、可動型
12に連結されている歪み取り型20、ハブ大川バリ取
り型22および風穴用バリ取り型24は、可動型12に
連動して固定型8にセットされているアルミディスクホ
イール2に接近する。
先ず、ハブ入用バリ取り型22の先端中心に設けられた
切頭円錐形状の凸部22aが、アルミディスクホイール
2の中央ハブ穴部分2aを通過して、固定型本体8aの
円形の溝8dと係合する。
切頭円錐形状の凸部22aが、アルミディスクホイール
2の中央ハブ穴部分2aを通過して、固定型本体8aの
円形の溝8dと係合する。
そして、ハブ入用バリ取り型22の先端面がアルミディ
スクホイール2の意匠面に当接した状態で、ハブ入用バ
リ取り型22の下降は停止して、ハブ大川バリ取り型2
2の凸部22aと固定型8の円形の溝8dとの係合が終
了する。これによって、アルミディスクホイール2の中
央ハブ穴部分2aのバリが切除されるとともに、アルミ
ディスクホイール2は固定型8の中心に正しく位置決め
される。ここで、前述のように、アルミディスクホイー
ル2の表面はコイルスプリング22gの弾性力およびハ
ブ入用バリ取り型22等の自重に等しい力で、ハブ入用
バリ取り型22によって押圧される。
スクホイール2の意匠面に当接した状態で、ハブ入用バ
リ取り型22の下降は停止して、ハブ大川バリ取り型2
2の凸部22aと固定型8の円形の溝8dとの係合が終
了する。これによって、アルミディスクホイール2の中
央ハブ穴部分2aのバリが切除されるとともに、アルミ
ディスクホイール2は固定型8の中心に正しく位置決め
される。ここで、前述のように、アルミディスクホイー
ル2の表面はコイルスプリング22gの弾性力およびハ
ブ入用バリ取り型22等の自重に等しい力で、ハブ入用
バリ取り型22によって押圧される。
次に、風穴用バリ取り型24の先端面に設けられている
凸部2’4aがアルミディスクホイール2の風穴2bと
係合する。そして、風穴用バリ取り型24の先端面がア
ルミディスクホイール2の意匠面に当接した状態で、ハ
ブ大川バリ取り型22の下降は停止して、風穴用バリ取
り型24の凸部24aとアルミディスクホイール2の風
穴2bとの係合が終了する。これによって、アルミディ
スクホイール2の風穴2bのバリが切除される。ここで
、前述のように、アルミディスクホイール2の表面はコ
イルスプリング24gの弾性力および風穴用バリ取り型
24等の自重に等しい力で風穴用バリ取り型24によっ
て押圧される。
凸部2’4aがアルミディスクホイール2の風穴2bと
係合する。そして、風穴用バリ取り型24の先端面がア
ルミディスクホイール2の意匠面に当接した状態で、ハ
ブ大川バリ取り型22の下降は停止して、風穴用バリ取
り型24の凸部24aとアルミディスクホイール2の風
穴2bとの係合が終了する。これによって、アルミディ
スクホイール2の風穴2bのバリが切除される。ここで
、前述のように、アルミディスクホイール2の表面はコ
イルスプリング24gの弾性力および風穴用バリ取り型
24等の自重に等しい力で風穴用バリ取り型24によっ
て押圧される。
両バリ取り型22.24がアルミディスクホイール2の
意匠面に当接した後も、さらに可動型12は下降し、次
に歪み取り型20がアルミディスクホイール2のリムフ
ランジ2dに当接する。そして、リムフランジ2dを下
方に規定量だけ変位させた状態で、可動型12の下降は
停止し、可動型12と連動する歪み取り型20は、その
位置に保持される。
意匠面に当接した後も、さらに可動型12は下降し、次
に歪み取り型20がアルミディスクホイール2のリムフ
ランジ2dに当接する。そして、リムフランジ2dを下
方に規定量だけ変位させた状態で、可動型12の下降は
停止し、可動型12と連動する歪み取り型20は、その
位置に保持される。
これによって、中央ハブ穴部分2aの周辺を下方から固
定型本体8aの上端面8Cによって支持されているアル
ミディスクホイール2には、引張歪みBとは逆方向の歪
みが付与されて、アルミディスクホイール2に残留して
いる補強リブ頂面の引張歪みBが効率的に除去される。
定型本体8aの上端面8Cによって支持されているアル
ミディスクホイール2には、引張歪みBとは逆方向の歪
みが付与されて、アルミディスクホイール2に残留して
いる補強リブ頂面の引張歪みBが効率的に除去される。
なお、アルミディスクホイール2の内側面部2Cは固定
型8の緩衝部分8bによって支持されているために、ア
ルミディスクホイール2のリムフランジ2dが下方に変
位することにより、内側面部2Cが内側に変形するよう
な衝撃が加わっても、アルミディスクホイール2に傷が
付くことはない。
型8の緩衝部分8bによって支持されているために、ア
ルミディスクホイール2のリムフランジ2dが下方に変
位することにより、内側面部2Cが内側に変形するよう
な衝撃が加わっても、アルミディスクホイール2に傷が
付くことはない。
第3図は、補強リブ頂面の引張歪みBの量と、これを除
去するするためのリムフランジ2dの下方向変位量との
関係を表している。なお、この特性は、種々の実験を繰
り返すことにより得られたものである。
去するするためのリムフランジ2dの下方向変位量との
関係を表している。なお、この特性は、種々の実験を繰
り返すことにより得られたものである。
ここで、歪み取り型20のストロークエンドは、位置検
出センサlOの高さ位置を基準にして、この位置から、
第3図に示すリムフランジ2dの下方向変位量とアルミ
ディスクホイール2の高さバラツキとを加味して決定さ
れる。したかって、歪み取り型20のストロークエンド
に合わせて可動型12のストロークエンド、即ち、可動
型12と固定型8との接近距離が決定される。
出センサlOの高さ位置を基準にして、この位置から、
第3図に示すリムフランジ2dの下方向変位量とアルミ
ディスクホイール2の高さバラツキとを加味して決定さ
れる。したかって、歪み取り型20のストロークエンド
に合わせて可動型12のストロークエンド、即ち、可動
型12と固定型8との接近距離が決定される。
このように、本実施例に係る歪み取り機構イ:1きバリ
取り装置1によると、可動型12と固定型8との接近距
離を調整することにより、歪み取り型20がリムフラン
ジ2dの下方向変位量を調整することが可能である。し
たがって、アルミディスクホイール2の補強リブ頂面の
引張歪みBに応して、前記引張歪みBと逆方向に付与さ
れる歪みか調整でき、前記残留歪みを効率的に確実に除
去することができる。
取り装置1によると、可動型12と固定型8との接近距
離を調整することにより、歪み取り型20がリムフラン
ジ2dの下方向変位量を調整することが可能である。し
たがって、アルミディスクホイール2の補強リブ頂面の
引張歪みBに応して、前記引張歪みBと逆方向に付与さ
れる歪みか調整でき、前記残留歪みを効率的に確実に除
去することができる。
さらに、ハブ穴馬バリ取り型22、風穴用バリ取り型2
4によってアルミディスクホイール2のバリを切除する
のと同時に、残留歪みの除去をすることができるために
、歪み除去ための特別の工程が必要なく、時間的な無駄
が生じない。
4によってアルミディスクホイール2のバリを切除する
のと同時に、残留歪みの除去をすることができるために
、歪み除去ための特別の工程が必要なく、時間的な無駄
が生じない。
なお、従来のショツトブラストによる残留歪みの除去方
法によると、残留歪み除去のためのショツト時間だけで
30秒以上必要である。これに対して、本実施例に係る
歪み取り機構付きバリ取り装置lは、このような時間を
必要としない。
法によると、残留歪み除去のためのショツト時間だけで
30秒以上必要である。これに対して、本実施例に係る
歪み取り機構付きバリ取り装置lは、このような時間を
必要としない。
本発明によると、ワークのバリを切除するのと同時に、
このワークに残留した歪み量に応した逆方向の歪みを付
与して、前記残留歪みを効率的に除去することができる
。
このワークに残留した歪み量に応した逆方向の歪みを付
与して、前記残留歪みを効率的に除去することができる
。
また、歪みを除去するための特別の工程か必要なく、時
間的に無駄が生じない。
間的に無駄が生じない。
第1図は、本発明の一実施例に係る歪み取り機構付きバ
リ取り装置lの全体図、第2図は、アルミディスクホイ
ール2の断面図、第3図は、hli強リブ頂面の引張歪
みBの量と、これを除去するするためのリムフランジ2
dの下方向変位量との関係図である。 2 ・・・アルミディスクホイール(ワーク)8 ・・
・固定型 12・・・可動型 20・・・歪み取り型 22・・・ハブ穴馬バリ取り型 24・・・風穴用バリ取り型
リ取り装置lの全体図、第2図は、アルミディスクホイ
ール2の断面図、第3図は、hli強リブ頂面の引張歪
みBの量と、これを除去するするためのリムフランジ2
dの下方向変位量との関係図である。 2 ・・・アルミディスクホイール(ワーク)8 ・・
・固定型 12・・・可動型 20・・・歪み取り型 22・・・ハブ穴馬バリ取り型 24・・・風穴用バリ取り型
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ワークを基準位置で支持する固定型と、 前記固定型に対して予め決められた距離まで接近可能な
可動型と、 前記可動型に連結され、前記可動型と前記固定型との距
離が予め決められた距離となるまでの間に、前記ワーク
のバリを切除する部位に当接するバリ取り型と、 同じく前記可動型に連結され、前記可動型と前記固定型
との距離が予め決められた距離となったときに、前記ワ
ークの所定の部位に当接して、その部位を規定量だけ塑
性変形させて、ワークの残留歪みと逆方向の歪みを付与
する歪み取り型とを有することを特徴とする歪み取り機
構付きバリ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29627090A JPH04167961A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 歪み取り機構付きバリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29627090A JPH04167961A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 歪み取り機構付きバリ取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167961A true JPH04167961A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17831400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29627090A Pending JPH04167961A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 歪み取り機構付きバリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04167961A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039114A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-12 | Meiwa Kogyo Kk | 有底筒体部材の歪み取り装置 |
KR100818939B1 (ko) * | 2002-10-23 | 2008-04-04 | 주식회사 만도 | 감쇠력 가변 댐퍼의 튜브 제조용 버링장치 |
JP2008246565A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Asahi Tec Corp | プレス装置およびプレス方法 |
CN103418849A (zh) * | 2013-09-04 | 2013-12-04 | 江苏天宏机械科技有限公司 | 轮毂毛边去除机 |
KR101474707B1 (ko) * | 2014-05-26 | 2014-12-22 | 주식회사 신영기업 | 맨홀용 라이너의 형상 교정기 |
CN105817526A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-03 | 山东小鸭精工机械有限公司 | 轮辐一次性冲风孔模 |
JP2016198816A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | トヨタ自動車株式会社 | 鋳物の加工処理方法 |
CN106424271A (zh) * | 2016-10-26 | 2017-02-22 | 大亚车轮制造有限公司 | 轮毂去毛刺装置 |
CN107138715A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-09-08 | 芜湖仅机械有限公司 | 一种方向盘压铸件全自动去浇口机的垂直压紧装置 |
CN111923305A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-11-13 | 深圳市粤东成科技有限公司 | 一种非晶态硅酸凝胶制品生产用压膜设备 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29627090A patent/JPH04167961A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039114A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-12 | Meiwa Kogyo Kk | 有底筒体部材の歪み取り装置 |
JP4689894B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2011-05-25 | 明和工業株式会社 | 有底筒体部材の歪み取り装置 |
KR100818939B1 (ko) * | 2002-10-23 | 2008-04-04 | 주식회사 만도 | 감쇠력 가변 댐퍼의 튜브 제조용 버링장치 |
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KR101474707B1 (ko) * | 2014-05-26 | 2014-12-22 | 주식회사 신영기업 | 맨홀용 라이너의 형상 교정기 |
JP2016198816A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | トヨタ自動車株式会社 | 鋳物の加工処理方法 |
CN105817526A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-03 | 山东小鸭精工机械有限公司 | 轮辐一次性冲风孔模 |
CN106424271A (zh) * | 2016-10-26 | 2017-02-22 | 大亚车轮制造有限公司 | 轮毂去毛刺装置 |
CN107138715A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-09-08 | 芜湖仅机械有限公司 | 一种方向盘压铸件全自动去浇口机的垂直压紧装置 |
CN111923305A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-11-13 | 深圳市粤东成科技有限公司 | 一种非晶态硅酸凝胶制品生产用压膜设备 |
CN111923305B (zh) * | 2020-07-10 | 2021-02-05 | 深圳市粤东成科技有限公司 | 一种非晶态硅酸凝胶制品生产用压膜设备 |
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