JPH0416126Y2 - - Google Patents

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JPH0416126Y2
JPH0416126Y2 JP1983109850U JP10985083U JPH0416126Y2 JP H0416126 Y2 JPH0416126 Y2 JP H0416126Y2 JP 1983109850 U JP1983109850 U JP 1983109850U JP 10985083 U JP10985083 U JP 10985083U JP H0416126 Y2 JPH0416126 Y2 JP H0416126Y2
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heat exchanger
perimeter
zone
interior
valve
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機に関し、特に、屋内のイ
ンテリアゾーンに設置されるインテリア用熱交換
器とペリメータゾーンに設置されるペリメータ用
熱交換器とからなる室内側熱交換器を備えたもの
において、一方の熱交換器の廃熱を他方の熱交換
器の暖房負荷のために回収する熱回収システムに
関する。 (従来の技術) 従来より、例えばビルデイング等の建物内を空
調するための空気調和システムとして、空気調和
機の室内側熱交換器を、屋内のインテリアゾーン
(中央域)に設置されるインテリア用熱交換器と
ペリメータゾーン(周辺域)に設置されるペリメ
ータ用熱交換器とで構成し、前記インテリア用及
びペリメータ用の各熱交換器をそれぞれ室外側交
換器に並列に接続することにより、インテリアゾ
ーンとペリメータゾーンとを個別に空調するよう
にした個別方式の空気調和システムはよく知られ
ている。 そして、近年、この種ビルデイングの空気調和
システムでは省エネルギー化が要求されており、
また省エネルギー法の制定によつても屋内を外気
に対して断熱することが要求されている。 ところで、オフイスオートメーシヨンの普及に
よつてコンピユータ、ワードプロセツサ等、恒温
度雰囲気を要する機器の使用が一般化するに伴
い、屋内のインテリアゾーンでのエネルギー負荷
が増大する傾向がある。しかも、このエネルギー
負荷は冷房期の全期間にわたりほぼ一定状態で発
生している。一方、ペリメータゾーンにおいて
は、外気変動(例えば昼と夜、或いは7月、8月
の酷暑期に対し6月及び9月〜10月の中間期等)
が激しいので、純然たる冷房期(夏期)以外の中
間期では、ペリメータゾーンの冷暖房状態を逆の
状態にすることが必要な場合がある。 そこで、その場合、エネルギーを有効利用して
省エネルギー化を図る観点から、前記インテリア
用及びペリメータ用の各熱交換器のうち冷房負荷
状態にある一方の熱交換器の廃熱を他方の熱交換
器の暖房負荷のために使用することが考えられ
る。 (考案が解決しようとする課題) しかし、前記従来の個別方式の空気調和システ
ムでは、インテリア用及びペリメータ用の各熱交
換器がそれぞれ室外側熱交換器と並列に接続され
ているために、前記したエネルギーの有効利用を
良好に実現するのが困難であつた。 本考案の目的は、前記の如き屋内のインテリア
ゾーン及びペリメータゾーンを個別に冷暖房しな
がら、各ゾーンに設置されるインテリア用又はペ
リメータ用熱交換器からの廃熱回収及びその有効
利用を実現して、空気調和システムにおける省エ
ネルギー化を図らんとすることにある。 (課題を解決するための手段) 前記目的の達成のために、本考案の解決手段
は、第1図及び第2図に示すように、圧縮機2
と、室外側熱交換器3と、該室外側熱交換器3に
送風する室外フアン24と、冷房用膨張機構15
と、室内側熱交換器と、四路切換弁7とを備えた
ヒートポンプ式空気調和機において、前記室内側
熱交換器は屋内のインテリアゾーンに設置され
るインテリア用熱交換器10と、屋内のペリメー
タゾーンPに設置されるペリメータ用熱交換器1
4とを、インテリア用熱交換器10がペリメータ
用熱交換器14に対して冷房時下流側に位置し、
かつ膨張機構11と第2開閉弁SV2との並列回路
を介して直列に接続する一方、前記冷房用膨張機
構15に並列に第1開閉弁SV1の回路を設け、前
記冷房用膨張機構15と室外側熱交換器3との間
に、膨張機構4と第3開閉弁SV3との並列回路を
直列に接続する。 そして、インテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンPを冷房するときには、室外側熱交換器3が
冷媒の凝縮器となるように四路切換弁7を位置付
け、室外フアン24を高速運転させるとともに、
第1開閉弁SV1を閉じ、第2及び第3開閉弁
SV2,SV3を開き、インテリアゾーン及びペリ
メータゾーンPを暖房するときには、室外側熱交
換器3が冷媒の蒸発器となるように四路切換弁7
を位置付け、室外フアン24を高速運転させると
ともに、第1及び第2開閉弁SV1,SV2を開き、
第3開閉弁SV3を閉じ、インテリアゾーンを冷
房し、ペリメータゾーンPを暖房するときには、
室外側熱交換器3が冷媒の凝縮器となるように四
路切換弁7を位置付け、室外フアン24を低速運
転させるとともに、第1及び第3開閉弁SV1
SV3を開き、第2開閉弁SV2を閉じ、インテリア
ゾーンを暖房し、ペリメータゾーンPを冷房す
るときには、室外側熱交換器3が冷媒の蒸発器と
なるように四路切換弁7を位置付け、室外フアン
24を低速運転させるとともに、第1及び第3開
閉弁SV1,SV3を開き、第2開閉弁SV2を閉じる
ように構成したものである。 (作用) このことにより、インテリアゾーン及びペリ
メータゾーンPを共に冷房するときには、室外フ
アン24が高速運転されるとともに、四路切換弁
7が冷房モードに切り換えられ、第1電磁開閉弁
SV1が閉じかつ第2及び第3の電磁開閉弁SV2
SV3が開く。このため、圧縮機2から吐出された
冷媒は室外側熱交換器3で凝縮され、その後、冷
房用膨張機構15で膨張した後、ペリメータ用及
びインテリア用の各熱交換器14,10で蒸発
し、しかる後、圧縮機2に戻る。その結果、イン
テリア用及びペリメータ用の各熱交換器10,1
4は共に蒸発器として作動して、インテリアゾー
ン及びペリメータゾーンPの冷房が行われる。 また、インテリアゾーンIのみを冷房し、ペリ
メータゾーンPを暖房するときは、室外フアン2
4が低速運転され、四路切換弁7が冷房モードの
ままで、第1及び第3の電磁開閉弁SV1,SV3
開きかつ第2電磁開閉弁SV2が閉じる。このこと
で、圧縮機2からの冷媒は室外側熱交換器3及び
ペリメータ用熱交換器14の両方で凝縮され、そ
の後、膨張機構11で膨張した後、インテリア用
熱交換器10で蒸発して圧縮機2に戻る。このた
め、インテリア用熱交換器10は蒸発器として、
ペリメータ用熱交換器14は凝縮器としてそれぞ
れ作動し、インテリアゾーンを冷房し、ペリメ
ータゾーンPを暖房することができる。このと
き、冷房負荷状態にあるインテリア用熱交換器1
0の廃熱を回収して暖房負荷状態にあるペリメー
タ用熱交換器14の負荷に使用可能できる。 逆に、インテリアゾーンを暖房し、ペリメー
タゾーンPを冷房するときには、室外フアン24
が低速運転されるとともに、四路切換弁7が暖房
モードに切り換えられ、第1及び第3の電磁開閉
弁SV1,SV3が開きかつ第2電磁開閉弁SV2が閉
じる。このため、圧縮機2からの冷媒はインテリ
ア用熱交換器10で凝縮され、その後、膨張機構
11で膨張した後、ペリメータ用熱交換器14及
び室外側熱交換器3の両方で蒸発して圧縮機2に
戻る。その結果、インテリア用熱交換器10は凝
縮器として、ペリメータ用熱交換器14は蒸発器
としてそれぞれ作動し、インテリアゾーンを暖
房し、ペリメータゾーンPを冷房することができ
る。このときにも、ペリメータ用熱交換器14か
らの廃熱をインテリア用熱交換器10の暖房用に
回収できる。 さらに、インテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンPを共に暖房するときには、室外フアン24
が高速運転されるとともに、四路切換弁7が暖房
モードのままで、第1及び第2の電磁開閉弁
SV1,SV2が開きかつ第3電磁開閉弁SV3が閉じ
る。このことにより、圧縮機2からの冷媒はイン
テリア用熱交換器10及びペリメータ用熱交換器
14の両方で凝縮され、その後、暖房用膨張機構
4で膨張したのち室外側熱交換器3で蒸発して圧
縮器2に戻る。その結果、インテリア用及びペリ
メータ用の各熱交換器10,14は共に凝縮器と
して作動し、インテリアゾーン及びペリメータ
ゾーンPを共に暖房することができる。 したがつて、この場合、四路切換弁7及び3つ
の電磁弁SV1〜SV3の切換えにより、インテリア
ゾーン及びペリメータゾーンPを必要に応じて
個別に冷房又は暖房することができる。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図は本考案の第1実施例に係るヒートポン
プ式空気調和機Aの冷媒回路を示し、該空気調和
機Aは例えば第3図に示すようにビルデイング等
建物Bの屋上(屋外)に設置された室外ユニツト
1と、例えば電算機室等屋内の中央域たるインテ
リアゾーンに設置されたインテリア用室内ユニ
ツト9と、屋内の窓B1際等の周辺域たるペリメ
ータゾーンPに設置されたペリメータ用室内ユニ
ツト13とからなる。 前記室外ユニツト1は圧縮機2と室外側熱交換
器3と暖房用膨張機構4とレシーバ5とアキユレ
ムレータ6と四路切換弁7とを備え、これら各機
器は冷媒配管8によつて接続されている。また、
前記インテリア用室内ユニツト9はインテリア用
熱交換器10と膨張機構11とを備え、これら機
器は冷媒配管12によつて接続されている。さら
に、前記ペリメータ用室内ユニツト13はペリメ
ータ用熱交換器14と冷房用膨張機構15とを備
え、これら各機器は冷媒配管16によつて接続さ
れている。そして、前記室外ユニツト1と両室内
ユニツト9,13とは連絡配管17,18,19
を介して直列に連結されている。すなわち、この
ことにより、インテリア用室内ユニツト9内のイ
ンテリア用熱交換器10とペリメータ用室内ユニ
ツト13内のペリメータ用熱交換器14とはイン
テリア用熱交換器10がペリメータ用熱交換器1
4に対して冷房時下流側に位置するように直列に
接続されている。 また、前記ペリメータ用室内ユニツト13の冷
房用膨張機構15には該膨張機構15をバイパス
するバイパス配管20が並列に接続され、該バイ
パス配管20には可逆流可能な第1電磁開閉弁
SV1が介設されている。また、インテリア用室内
ユニツト9の膨張機構11には該膨張機構11を
バイパスするバイパス配管21が並列に接続さ
れ、該バイパス配管21には可逆流可能な第2電
磁開閉弁SV2が介設されている。さらに、室外ユ
ニツト1の暖房用膨張機構4には同じくバイパス
配管22が並列に接続され、該バイパス配管22
には可逆流可能な第3電磁開閉弁SV3が介設され
ており、第1及び第2電磁開閉弁SV1,SV2の開
閉切換えによつて各膨張機構15,11,4への
冷媒流通を許容、阻止することにより、インテリ
ア用熱交換器10とペリメータ用熱交換器14と
を凝縮器或いは蒸発器として作用させるように構
成されている。 第1図中、24は室外フアン、25はインテリ
ア用室内フアン、26はペリメータ用室内フアン
である。 そして、インテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンPを冷房するときには、室外側熱交換器3が
冷媒の凝縮器となるように四路切換弁7を位置付
け、室外フアン24を高速運転させるとともに、
第1開閉弁SV1を閉じ、第2及び第3開閉弁
SV2,SV3を開く。インテリアゾーン及びペリ
メータゾーンPを暖房するときには、室外側熱交
換器3が冷媒の蒸発器となるように四路切換弁7
を位置付け、室外フアン24を高速運転させると
ともに、第1及び第2開閉弁SV1,SV2を開き、
第3開閉弁SV3を閉じる。インテリアゾーンを
冷房し、ペリメータゾーンPを暖房するときに
は、室外側熱交換器3が冷媒の凝縮器となるよう
に四路切換弁7を位置付け、室外フアン24を低
速運転させるとともに、第1及び第3開閉弁
SV1,SV3を開き、第2開閉弁SV2を閉じる。さ
らに、インテリアゾーンを暖房し、ペリメータ
ゾーンPを冷房するときには、室外側熱交換器3
が冷媒の蒸発器となるように四路切換弁7を位置
付け、室外フアン24を低速運転させるととも
に、第1及び第3開閉弁SV1,SV3を開き、第2
開閉弁SV2を閉じるように構成されている。 次に、前記実施例の作動について説明する。 先ず、インテリアゾーン及びペリメータゾー
ンPを共に冷房する冷房モードのときには、四路
切換弁7を冷房位置に位置付け、室外フアン24
を高速運転させるとともに、第1電磁開閉弁SV1
を閉じかつ第2及び第3の電磁開閉弁SV2,SV3
を開くと、圧縮機2から吐出された冷媒は図で実
線矢印に示すように流れて室外側熱交換器3で凝
縮され、その後、冷房用膨張機構15で膨張した
後、ペリメータ用及びインテリア用の各熱交換器
14,10で蒸発し、しかる後、圧縮機2に戻
る。その結果、インテリア用及びペリメータ用の
各熱交換器10,14は共に蒸発器として作動す
ることになり、このことによつてインテリアゾー
ン及びペリメータゾーンPの冷房が行われる。 また、インテリアゾーンのみを冷房し、ペリ
メータゾーンPを暖房するモードIc−Phのとき
は、四路切換弁7を冷房位置に位置付け、室外フ
アン24を低速運転させるとともに第1及び第3
の電磁開閉弁SV1,SV3を開きかつ第2電磁開閉
弁SV2を閉じると、圧縮機2からの冷媒は実線矢
印に示すように流れて室外側熱交換器3及びペリ
メータ用熱交換器14の両方で凝縮され、その
後、膨張機構11で膨張した後、インテリア用熱
交換器10で蒸発して圧縮器2に戻る。その結
果、インテリア用熱交換器10は蒸発器として、
ペリメータ用熱交換器14は凝縮器としてそれぞ
れ作動することになり、このことによつてインテ
リアゾーンを冷房し、ペリメータゾーンPを暖
房することができる。 逆に、インテリアゾーンを暖房し、ペリメー
タゾーンPを冷房するモードIh−Pcのときには、
四路切換弁7を暖房位置に位置付け、室外フアン
24を低速運転させるとともに、第1及び第3の
電磁開閉弁SV1,SV3を開きかつ第2電磁開閉弁
SV2を閉じると、圧縮機2からの冷媒は破線矢印
に示すように流れてインテリア用熱交換機10で
凝縮され、その後、膨張機構11で膨張した後、
ペリメータ用熱交換機14及び室外側熱交換器3
の両方で蒸発して圧縮機2に戻る。その結果、イ
ンテリア用熱交換器10は凝縮器として、ペリメ
ータ用熱交換器14は蒸発器としてそれぞれ作動
することになり、このことによつてインテリアゾ
ーンを暖房し、ペリメータゾーンPを冷房する
ことができる。 さらに、インテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンPを共に暖房する暖房モードのときには、四
路切換弁7を暖房位置に位置付け、室外フアン2
4を高速運転させるとともに、第1及び第2の電
磁開閉弁SV1,SV2を開きかつ第3電磁開閉弁
SV3を閉じると、圧縮機2からの冷媒は破線矢印
に示すように流れてインテリア用熱交換器10及
びペリメータ用熱交換器14の両方で凝縮され、
その後、暖房用膨張機構4で膨張したのち室外側
熱交換器3で蒸発して圧縮器2に戻る。その結
果、インテリア用及びペリメータ用の各熱交換器
10,14は共に凝縮器として作動することにな
り、このことによつてインテリアゾーン及びペ
リメータゾーンPを共に暖房することができる。
以上で説明した運転モードと各機器の動作との関
係をまとめると以下の表1のようになる。
【表】 したがつて、この場合、インテリア用及びペリ
メータ用の2つの室内側熱交換器10,14が、
インテリア用熱交換器10がペリメータ用熱交換
器14に対し冷房時下流側に位置するように直列
に接続されているので、前記Ic−Phモードでの
運転時には、蒸発器として作動するインテリア用
熱交換器10から放出された廃熱を回収して凝縮
器として作動するペリメータ用熱交換器14の暖
房負荷に使用でき、よつて空気調和機Aにおける
エネルギー消費量を低減することができる。 また、Ih−Pcモードの運転時の場合には、ペ
リメータ用熱交換機14からの廃熱をインテリア
用熱交換機10の暖房用に回収できる。このよう
に、暖房時にペリメータ用熱交換機14を蒸発器
として作用させるのは、冬期においても外気が非
常に高い場合等の時期があるからである。 第2図は第2実施例を示し、ペリメータ用室内
ユニツト13に例えば1000〜1500Kcal/h程度
の小容量の複数(図では2個)のペリメータ用熱
交換器14,14,……を並列に配設したもので
ある。その他は前記第1実施例と同様の構成であ
る。 したがつて、本実施例でも前記第1実施例と同
様の作用効果を奏することができ、さらに、複数
のペリメータ用熱交換器14,14が設けられて
いるため、インテリアゾーンはゾーン空調を行
うがペリメータゾーンPでは建物の各壁毎に室内
ユニツトを設置するという一般的な空調方式に良
好に対処することができる利点がある。 (考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、空気調
和機におけるインテリア用又はペリメータ用の熱
交換器の冷房廃熱がペリメータ用又はインテリア
用の熱交換器の暖房負荷に有効に利用されるの
で、その分、冷暖房負荷に要する全体のエネルギ
ーが少なくて済み、よつて空気調和機の省エネル
ギー化を図ることができる。また、四路切換弁及
び3つの電磁弁の切換えにより、4つの運転モー
ドを選択してインテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンを個別に冷房又は暖房することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第1実施例を示す冷媒回路図、第2図は第2実施
例を示す冷媒回路図、第3図は建物に対する各空
調ユニツトの設置位置を示す模式説明図である。 A,A′……空気調和機、2……圧縮機、3…
…室外側熱交換器、4……暖房用膨張機構、10
……インテリア用熱交換器、11……膨張機構、
14……ペリメータ用熱交換器、15……冷房用
膨張機構、SV1〜SV2……電磁開閉弁、……イ
ンテリアゾーン、P……ペリメータゾーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧縮機2と、室外側熱交換器3と、該室外側熱
    交換器3に送風する室外フアン24と、冷房用膨
    張機構15と、室内側熱交換器と、四路切換弁7
    とを備えたヒートポンプ式空気調和機であつて、 前記室内側熱交換器は屋内のインテリアゾーン
    に設置されるインテリア用熱交換器10と、屋
    内のペリメータゾーンPに設置されるペリメータ
    用熱交換器14とを、インテリア用熱交換器10
    がペリメータ用熱交換器14に対して冷房時下流
    側に位置し、かつ膨張機構11と第2開閉弁SV2
    との並列回路を介して直列に接続する一方、 前記冷房用膨張機構15に並列に第1開閉弁
    SV1の回路を設け、 前記冷房用膨張機構15と室外側熱交換器3と
    の間に、膨張機構4と第3開閉弁SV3との並列回
    路を直列に接続し、 インテリアゾーン及びペリメータゾーンPの
    冷房時は、室外側熱交換器3が冷媒の凝縮器とな
    るように四路切換弁7を位置付け、室外フアン2
    4を高速運転させるとともに、第1開閉弁SV1
    閉じ、第2及び第3開閉弁SV2,SV3を開き、 インテリアゾーン及びペリメータゾーンPの
    暖房時は、室外側熱交換器3が冷媒の蒸発器とな
    るように四路切換弁7を位置付け、室外フアン2
    4を高速運転させるとともに、第1及び第2開閉
    弁SV1,SV2を開き、第3開閉弁SV3を閉じ、 インテリアゾーンを冷房し、ペリメータゾー
    ンPを暖房するときには、室外側熱交換器3が冷
    媒の凝縮器となるように四路切換弁7を位置付
    け、室外フアン24を低速運転させるとともに、
    第1及び第3開閉弁SV1,SV3を開き、第2開閉
    弁SV2を閉じ、 インテリアゾーンを暖房し、ペリメータゾー
    ンPを冷房するときには、室外側熱交換器3が冷
    媒の蒸発器となるように四路切換弁7を位置付
    け、室外フアン24を低速運転させるとともに、
    第1及び第3開閉弁SV1,SV3を開き、第2開閉
    弁SV2を閉じるように構成したことを特徴とする
    空気調和機。
JP10985083U 1983-07-14 1983-07-14 空気調和機 Granted JPS6018465U (ja)

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