JPH04160703A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用のラジオやカセットデツキ等の電子機器
の操作部の表示を行うための照明装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来の照明装置は、複数のランプを照明片に取付けて照
明片による輝度むらをなくし、カーオーディオ用のラジ
オやデツキ等の操作部の表示部分に種々の表示を行って
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかるに従来の照明装置では、照明片の色むらを安定さ
せるために照明片にローレット加工を施して光を拡散さ
せたり、シルク印刷やペイント等で塗装したりシールを
張り付ける加工が必要となる。更に光を部分的に遮光す
る遮光板等を用いる必要があるため、部品点数が増加し
組立作業性が悪く、品質レベルを安定化することが難し
いｋいう欠点があった。

本発明はこのような従来の照明装置の問題点に鑑みてな
されたものであって、光ファイバを用いて比較的簡単な
構成で被照明部分を照明できるようにすることを技術的
課題とする。

〔課題を解決するための手段］ 本願の請求項１の発明は、複数本の光ファイバを並列に
帯状に配列して構成された導光体と、導光体の端面に設
けられ、導光体を構成する各光ファイバに光を照射する
光源と、を具備し、導光体表面の所定部分に粗面部を形
成して粗面部より光を拡散させ所定の被照明部分を照明
するようにしたことを特徴とするものである。

又本願の請求項２の発明は、導光体を複数本設けると共
に、相異なる色の複数の光源を各導光体に照射し、各導
光体の粗面部を機能グループ毎に分割して機能グループ
毎に異なる色の光源によって照明するように構成したこ
とを特徴とするものである。

更に本願の請求項３の発明では、導光体は、導光体を構
成する各光ファイバの両端が光源に接続されていること
を特徴とするものである。

〔作用〕

このような特徴を有する本発明によれば、光源より導光
体を構成する光ファイバに光が照射される。そして光フ
ァイバの粗面部分から光が拡散することとなって被照明
部分を照明するようにしている。又本願の請求項２の発
明では、異なった機能毎に異なる色彩の光源を導光体に
照射することによって夫々異なった色の光源によって照
明を行えるようにしている。又本願の請求項３の発明で
は、導光体を構成する光ファイバの両端より光を照射す
ることによって光量を大きくして明るく表示できるよう
にしている。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例による照明装置が適用される
カーオーディオ用のラジオ及びカセットデツキの正面図
である。本図においてパネルの前面にはブツシュオン／
オフ型のスイッチ１．ボリューム２．パストレブルボリ
ューム３．フェーダ−ボリューム４．トレブルボリュー
ム５．バランスボリューム６が設けられる。又ラジオの
チューニングダウン、チューニングアップ用の押ボタン
スイッチ７．８．１〜６チヤンネルを指示する押ボタン
スイッチ９〜１４、ＦＭ／ＡＭのバンド切換スイッチ１
５がラジオ用の操作部として設けられ、夫々に図示のよ
うに表示が必要となる。又カセットデツキ用の操作部と
してプレイスイッチ１６、巻戻しスイッチ１７．メモリ
スイッチ１８゜早送りスイッチ１９．頭出し巻戻しスイ
ッチ２０゜ドルビースイッチ２１及び頭出し早送りスイ
ッチ２２等の操作部が設けられている。これらの各部分
は夫々照明を要する部分である。

さてこれらの各部を照明するために本発明による照明装
置は、第１図に示すように複数の光ファイバを平たく配
置し、照明が必要な部分に達するように構成する。第３
図は第１図に一点鎖線で示した部分の拡大図であって、
この光ファイバ３１には図示のように夫々照明を必要と
する部分に点線で示す粗面部３２を設ける。粗面部３２
は光ファイバ３１の表面に傷を付してその部分から光を
外部に露光させるようにした部分であって、前述した各
スイッチやボリューム１〜２２の表示部に相当する部分
にのみ粗面部を形成しておく。さてこの光ファイバ３１
は、第３図（ａ）に拡大図、第３図（ｂ）にそのＡ−Ａ
線断面図、第３図（Ｃ）にＢ−Ｂ線断面図を示すように
、樹脂製又は金属製のシャーシ３３の溝３３ａ部分に巻
付けて構成する。そしてこの光ファイバ３１の端部は第
３図に示すように光源３４に取付ける。光源３４は放熱
用の円筒金属３５中にランプ３６を配置して構成され、
放熱金属３５の先端に筒状の放熱固定部品３７を配置し
、その先端部にカラーフィルタ３８を介して金属リング
３９によって光ファイバ３１を固定する。こうして光源
となるランプ３６を点灯させると、その光が特定のカラ
ーフィルタで着色され、特定の色の光が光ファイバ３１
に照射される。そしてこれらの光が光フアイバ中に透過
する際に第３図（ａ）に示す複数の粗面部３２で光が外
部に露光することとなって、第１図に示した各操作部に
照明が成される。この場合には従来の照明片を用いる場
合に比べて比較的簡単な構成で照明を行うことができる
。

第４図はラジオモードとデツキモードの各操作部毎に照
明を切換えることができるようにしたものである。この
場合には複数の光源４０．４１を設けて夫々の光源にラ
ジオモード用の操作部、デツキモード用の操作部に夫々
光源４０．４１より同色の照明を行えるようにしている
。各光源４１゜４２の構成については第１実施例と同様
である。

又第５図は本発明の第３実施例による照明装置の構成を
示す図である。本実施例では光源４２゜４３を設け、異
なった機能グループ、例えばラジオ、デツキ又はＣＤ等
のグループ毎に異なった色のカラーフィルタ４４．４５
又は透過用色付ランプゴムのゴムキャップを設けて異な
った発光を行うようにしたものである。光源４２．４３
の他の部分は第１実施例と同様である。こうすれば機能
グループ毎に異なった発光色で操作部を表示することが
でき、スイッチを兼用している場合にも操作を誤る恐れ
がなくなるという効果が得られる。

尚本実施例は光ファイバの一端を光源に接続して光源か
らの光を光ファイバに入射するようにしているが、光フ
ァイバの両面を光源に接続し両面から光を入射するよう
に構成することも可能である。

又本実施例は光源に特定の色を着色するためにカラーフ
ィルタを用いているが、ランプに直接透過用の色付ラン
プゴムを被せてこれに代えることもできる。又本発明は
カーオーディオ用のラジオ及びカセットデツキについて
適用した例を示しているが、他の種々の電子機器の照明
等に適用することができることはいうまでもない。

〔発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によれば、光ファイバ
を用いて電子機器の操作部を照明することによって照明
片の加工や印刷等が必要でなく、部品点数が少なくなり
組立作業性を大幅に向上させることができる。又複数の
操作部分を同時に発光することができ、同一の機能グル
ープ毎に異なった発光や発光色で表示を行えるという効
果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の照明装置の一実施例による表示部分の
全体構成を示す概略図、第２図は本発明の一実施例によ
るカーオーディオ用のラジオ／デツキ兼用器の正面図、
第３図はその照明片の主要部を示す図、第４図及び第５
図は本発明の異なった実施例による表示部分の全体構成
を示す概略図である。 ３１−−−−−一光ファイバ、　３２−−−−−−一粗
面部、　　３４゜４０、　４１．　４２．　４３−−−
一光源、　３６・・−・−ランプ、　　３　Ｂ、　　４
４．　４５−−−−−−一力う−フィルタ。 特許出願人　松下電器産業株式会社

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数本の光ファイバを並列に帯状に配列して構成
   された導光体と、 前記導光体の端面に設けられ、前記導光体を構成する各
   光ファイバに光を照射する光源と、を具備し、前記導光
   体表面の所定部分に粗面部を形成して粗面部より光を拡
   散させ所定の被照明部分を照明するようにしたことを特
   徴とする照明装置。
2. （２）前記導光体を複数本設けると共に、相異なる色の
   複数の光源を前記各導光体に照射し、前記各導光体の粗
   面部を機能グループ毎に分割して機能グループ毎に異な
   る色の光源によって照明するように構成したことを特徴
   とする請求項１記載の照明装置。
3. （３）前記導光体は、導光体を構成する各光ファイバの
   両端が前記光源に接続されていることを特徴とする請求
   項１又は２記載の照明装置。